JP2013170419A - 建設機械のバッテリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力を蓄電するバッテリを適切に冷却できる建設機械のバッテリ装置を提供する。
【解決手段】外部から導入される空気が通過する吸気口(111)と、吸気口(111)から導入された空気を外部へと排出する複数の排気口(112a、112b)と、を有するケース(110)と、ケース(110)に収装され、吸気口(111)から排気口(112a、112b)へと空気が通過する隙間(121)が複数形成されたバッテリ(120)と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、電力を蓄電するバッテリを備える建設機械のバッテリ装置に関するものである。
建設機械には、電力の蓄電及び供給を目的としてバッテリを搭載したものがある。また近年では、エンジンの駆動力により発電機を作動させてバッテリを充電して、充電された電力を用いてエンジンやアクチュエータ等の動力をアシストするハイブリッド方式の建設機械も知られている。
建設機械において、バッテリは、塵埃の影響を防ぐためバッテリ室に収容され、充放電によってバッテリから発生する熱は冷却ファン等により冷却されるように構成されている(特許文献1参照)。
特開2011−149157号公報
従来技術には、バッテリが収容されるバッテリ室(ケース)は、吸気口と排気口とが設けられ、冷却ファンによってバッテリが冷却される建設機械が開示されている。
このような構造では、収容されるバッテリのサイズや数が増加すると、ケースに収容されているバッテリに対する冷却風にばらつきが発生して、バッテリの冷却が適切に行われ難くなるという虞がある。バッテリの冷却が適切に行われないと、バッテリの寿命や充放電性能が低下する可能性がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、バッテリを適切に冷却して、バッテリの性能を維持できる建設機械のバッテリ装置を提供することを目的とする。
本発明は、駆動力源により駆動される建設機械に搭載され、駆動力源によって発電された電力を蓄電する建設機械のバッテリ装置であって、外部から導入される空気が通過する吸気口と、吸気口から導入された空気を外部へと排出する複数の排気口と、を有するケースと、前記ケースに収装され、吸気口から排気口へと空気が通過する隙間が複数形成されたバッテリと、を備えることを特徴とする。
本発明では、バッテリを収容するケースに吸気口と複数の排気口とが形成され、バッテリに複数の隙間が形成されているので、吸気口から導入される空気が、バッテリの隙間を通過して複数の排気口へと排出される。このような構成によって、バッテリの周囲及び隙間に空気を十分に通過させることができるので、バッテリを適切に冷却することが可能となる。
本発明の実施形態の建設機械の説明図である。 本発明の実施形態のバッテリ装置のケースの斜視図である。 本発明の実施形態のバッテリ装置のケースにバッテリが収装されている状態の斜視図である。 本発明の実施形態の制御装置の動作のフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態の建設機械10の説明図である。
建設機械10は、車体12に回動自在に取付けられるブーム13と、ブーム13の先端部に設けられ、ブーム13に対して回動自在に取付けられるアーム14と、アーム14の先端部に設けられ、アーム14に対して回動自在に取付けられるバケット15と、車体12を前後進させるクローラ16と、を備える。
ブーム13、アーム14及びバケット15は、それぞれ、アクチュエータ21、22及び23により駆動される。アクチュエータ21は、ブーム13を上下動作する。アクチュエータ22は、アーム14を前後動作する。アクチュエータ23は、バケット15を回転動作する。これらアクチュエータ21、22及び23は、例えば油圧により動作する油圧シリンダによって構成される。制御装置50は、例えば油圧制御回路を備え、アクチュエータ21、22及び23に供給する油圧をそれぞれ制御することによってアクチュエータ21、22及び23の動作を制御する。
車体12には、オペレータ(操縦者)が搭乗する運転室11が備えられる。運転室11には、オペレータが建設機械10に動作を指示するマニピュレータ40、制御装置50、空調装置60が備えられる。
車体12には、バッテリ装置20が搭載されている。バッテリ装置20には、図2及び図3で後述するようにバッテリ120と冷却ファン220とが収容されている。
車体12には、建設機械10の駆動力源としてのエンジン70が備えられている。エンジン70の動作は、制御装置50によって制御される。エンジン70の動力は、発電機80を発電することにより回生され、発電された電力によってバッテリ装置20が充電される。バッテリ装置20に充電された電力は、モータ等の駆動装置によってエンジン70や油圧回路等の動力をアシストすることができる。
次に、本実施形態のバッテリ装置20の構成を説明する。
図2及び図3は、本実施形態のバッテリ装置20の構造を示す説明図である。図2はバッテリ装置20のケース110の斜視図であり、図3はケース110にバッテリ120が収容されている状態を示す斜視図である。なお、図2及び図3では、ケース110の上面は省略している。
バッテリ装置20は、粉塵や風雨の影響を防ぐために、図2に示すような箱型のケース110の内部に、図3で示すようにバッテリ120が収容されて構成される。
バッテリ装置20は、ケース110と、ケース110に収容されるバッテリ120と、バッテリ120に空気を流通させる冷却ファン220と、を備える。
ケース110には、一つの吸気口111と、二つの排気口112a、112bとが形成される。吸気口111は、ケース110110の周囲を構成する壁部のうちの一方の壁部110aの長手方向の中心でやや下側にオフセットして形成される。排気口112a及び排気口112bは、壁部110aに向かい合う位置の壁部110bに、壁部110bの中心から互いに距離を隔てて形成されている。
吸気口111は、吸気ダクト210が接続される。吸気ダクト210は、図1に示すように運転室11に連結しており、後述するように運転室11の内部の空気をバッテリ装置20内に導く。また、吸気口111には、フィルタ151が備えられている。フィルタ151は、吸気ダクト210を介して吸気口111からケース110の内部に流入する空気に含まれる粉塵等を除去する。
排気口112a、112bは、それぞれ冷却ファン220a、220bを備える。冷却ファン220a、220bは、制御装置50によってその動作が制御される。冷却ファン220a、220bが動作したときに、排気口112a、112bからケース110内部の空気を排出する。これにより、運転室11内部からの空気が吸気口111を介して、ケース110内に導入される。
冷却ファン220a、220bと排気口112a、112bとの間には、それぞれフィルタ152a、152bが備えられる。フィルタ152a、152bは、例えば冷却ファン220a、220bが停止しているときに排気口112a、112bから粉塵等がケース110の内部に進入することを防止する。
図3に示すように、バッテリ装置20には、バッテリ120が収容されている。バッテリ120は、複数のバッテリセル122によって構成される。バッテリセル122は、略平板状の形状を有しており、図3に示すように、複数のバッテリセル122がケース110において吸気口111側の壁部110aから排気口側の壁部110bへと向かう方向に平板の長手方向が配向するように、整列して配置される。
バッテリ120において、バッテリセル122は、壁部110a及び壁部110bから一定の距離を隔てて収容される。また、個々のバッテリセル122は、隣り合うバッテリセル122とは一定の隙間を置いて配置され、この隙間が、バッテリ120に空気が流通するスリット121を形成する。このようにバッテリ120にスリット121が形成されていることにより、吸気口111から流入した空気が、バッテリ120に形成されたスリット121を通過した後、排気口112a及び112bに設けられた冷却ファン220a及び22bによってケース110の外部に排出される。
特に、ケース110において、吸気口111から導入された空気は、バッテリ120に形成されたスリット121の方向に対して斜め方向の先に存在する排気口112a、112bへと向かう。これにより、吸気口111から導入された空気は、バッテリ120に形成された各スリット121に満遍なく向かうようになるので、バッテリ120に均一に空気が通過する。なお、図3に示すような直線形状のスリット121に限られず、吸気口111から排気口112a、112bへと空気が流通するように、バッテリ120に隙間が形成されていれば、どのような形状であってもよい。
なお、バッテリ120には、バッテリセル122それぞれの温度を検出する温度センサ130が備えられている。制御装置50は、それぞれのバッテリセル122に電気的に接続され、それぞれの温度センサ130が検出した温度を取得する。
次に、制御装置50によるバッテリ装置20の制御について説明する。
制御装置50は、バッテリ120の温度に基づいて、冷却ファン220の動作を制御する。
バッテリ120は、充電放電を行うことにより温度が上昇する。一方で、バッテリ120は、充放電効率や寿命を低下させないため、規定の温度領域以内で運転されることが望ましい。制御装置50は、バッテリ120の温度が温度領域の上端又は下端に近づいた場合は、冷却ファン220を動作させてバッテリ120に運転室11から空気を導入して、バッテリ120の温度が規定の温度領域を超えて上昇又は下降しないように制御する。
運転室11には、前述のように空調装置60が備えられている。空調装置60は、オペレータの要求により運転室11の内部の温度が適温(例えば10〜30℃)となるように制御する。制御装置50は、この運転室11の空気をバッテリ装置20に導入することで、バッテリ120の温度が規定の温度領域を超えて上昇又は下降することを防止する。
なお、本実施形態では、バッテリ120の規定の温度領域が0℃〜60℃である例を説明する。
図4は、制御装置50が実行する制御を示すフローチャートである。
制御装置50は、この図5に示すフローチャートを周期的に実行している。
まず、制御装置50は、バッテリ120の温度を取得する(ステップS10)。制御装置50は、バッテリ120のバッテリセル122のそれぞれから、温度センサ130が検出した温度を取得する。
なお、このステップS10で取得する温度は、それぞれのバッテリセル122の温度センサ130が検出した温度の平均値であってもよいし、バッテリ120のそれぞれのバッテリセル122の温度センサ130が検出した温度のうち、最も高い温度や最も低い温度を取得してもよい。また、ケース110の内部に別の温度センサを備えて、この別の温度センサから検出した温度を用いてもよい。
次に、制御装置50は、ステップS10で取得した温度が上限温度以上であるか否かを判定する(ステップS20)。
なお、ステップS20における上限温度は、前述のバッテリ120の温度領域の上側の値である60℃に余裕分を持たせた値(例えば50℃)が予め設定されている。制御装置50は、この値を予め記憶している。
ステップS20において、取得した温度が上限温度以上であると判定した場合は、制御装置50は、冷却ファン220を動作させる信号を出力して、冷却ファン220を動作させる(ステップS30)。
ステップS20において、取得した温度が上限温度未満であると判定した場合は、制御装置50は、冷却ファン220に、その動作を停止させる信号を出力して、冷却ファン220の動作を停止させる(ステップS40)。
これらステップS20からS40の制御により、制御装置50は、取得した温度が上限温度以上となった場合に冷却ファン220を動作させてバッテリ装置20に運転室11からの空気を導入して、バッテリ120の温度が上限温度を超えて上昇しないように制御する。運転室11には、前述のように空調装置60により適温(例えば10〜30℃)に制御されているので、バッテリ装置20に運転室11の空気を導入することにより、バッテリ120の温度を上限温度よりも下げることができる。また、取得した温度が上限温度未満となった場合に冷却ファン220の動作を停止させてバッテリ装置20に運転室11からの空気が導入されないようにして、バッテリ120の温度が低下しないように制御する。
ステップS30又はステップS40の制御の後、制御装置50は、ステップS10で取得した温度が下限温度以下であるか否かを判定する(ステップS50)。
なお、ステップS50における下限温度は、前述のバッテリ120の温度領域の下側の値である0℃に余裕分を持たせた値(例えば10℃)が予め設定されている。制御装置50は、この値を予め記憶している。
ステップS50において、取得した温度が下限温度以下であると判定した場合は、制御装置50は、冷却ファン220を動作させる信号を出力して、冷却ファン220を動作させる(ステップS60)。
ステップS50において、取得した温度が下限温度よりも大きいと判定した場合は、制御装置50は、冷却ファン220の動作を停止させる信号を出力して、冷却ファン220の動作を停止させる(ステップS70)。
これらステップS50からS60の制御により、制御装置50は、取得した温度が下限温度以下となった場合に冷却ファン220を動作させてバッテリ装置20に運転室11からの空気を導入して、バッテリ120の温度が下限温度をよりも下降しないように制御する。運転室11には、前述のように空調装置60により適温(例えば10〜30℃)に制御されているので、バッテリ装置20に運転室11の空気を導入することにより、バッテリ120の温度を上限温度よりも下げることができる。また、取得した温度が下限温度よりも大きい場合に冷却ファン220の動作を停止させてバッテリ装置20に運転室11からの空気が導入されないようにして、バッテリ120の温度が上昇しないように制御する。
これらステップS10からS70の処理によって、制御装置50は、バッテリ120の温度が規定の温度範囲を超えて上昇または下降しないように、冷却ファンを制御する。
次に、制御装置50は、ステップS30で冷却ファン220の動作を開始してから一定時間経過後に、ステップS10と同様に、それぞれのバッテリセル122の温度センサ130から温度を取得する。そして、取得した温度が上限温度以上であるか否かを判定する(ステップS80)。取得した温度が上限温度以下である場合にはステップS90に移行する。取得した温度が上限温度よりも小さい場合は、ステップS90に移行することなくステップS100に移行する。
バッテリ120の温度が上限温度以上となって冷却ファン220の動作を開始してから一定時間経過後の温度が上限温度以上であると判定した場合は、制御装置50は、バッテリ装置20に何らかの異常があると判定し、バッテリの充放電を停止させる動作を行う(ステップS90)。
具体的には、バッテリ120の温度が上限温度以上となって冷却ファン220を動作させた後、所定時間経過後もなおバッテリ120の温度が下がらない場合は、次のような問題が発生していると判定する。すなわち、バッテリ120の温度が温度領域を超えて上昇しようとしている、冷却ファン220が正常に動作していない、吸気ダクト210の詰まりが発生している、等のバッテリ装置20の関する問題が発生している可能性がある。そこで、制御装置50は、バッテリ装置20に異常が発生している旨の警報を運転室11に出力して、オペレータに報知する。また、制御装置50は、バッテリ装置20に対する充放電を停止する。
また、制御装置50は、ステップS60で冷却ファン220の動作を開始してから一定時間経過後に、ステップS10と同様に、それぞれのバッテリセル122の温度センサ130から温度を取得する。そして、取得した温度が下限温度以下であるか否かを判定する(ステップS100)。下限温度以下である場合にはステップS110に移行する。下限温度よりも大きい場合は、ステップS110に移行することなく、本フローチャートを抜ける。
バッテリ120の温度が下限温度以下となって冷却ファン220の動作を開始してから一定時間経過後の温度が下限温度以下であると判定した場合は、運転室11からの空気をバッテリ装置20内に流通することによっては、バッテリ装置20の温度を上昇させることができないと判断する。そこで、制御装置50は、冷却ファン220の動作を停止させる(ステップS110)。
このステップS110の制御においては、冷却ファン220の動作によってバッテリ120の温度が下限温度からさらに下降してしまう状況である。具体的には、運転室11の内部の温度が下限温度よりも低く、運転室11からの低い温度をバッテリ装置20内に導入することによってバッテリ120の温度がさらに下降する場合が考えられる。このような状況では冷却ファン220によって空気を導入するよりも、バッテリ120の充放電による発熱に任せてバッテリ120の温度を上昇させた方がバッテリ120の効率がよくなる。従って、冷却ファン220の動作を開始してから一定時間経過後の温度が下限温度以下であると判定した場合は、制御装置50は、冷却ファン220の動作を停止させる。
このステップS100またはステップS110の処理の後、制御装置50は図4に示すフローチャートを一端完了して、他の処理を実行する。
この図4に示す制御によって、制御装置50は、バッテリ装置20のバッテリ120が所定の温度領域を超えないように制御することができる。
以上のように本発明の実施形態のバッテリ装置20は、駆動力源としてのエンジン70と発電機80とによって発電された電力を蓄電する建設機械のバッテリ装置20であって、外部から導入される空気が通過する吸気口111と、吸気口111から導入された空気を外部へと排出する複数の排気口112a、112bとを有するケース110と、ケース110に収容されるバッテリ120と、吸気口111から排気口112a、112bへと空気が通過するスリット121が複数形成されたバッテリ120とを備える構成となっている。
本発明の実施形態では、このような構成によって、吸気口111から導入された空気が、バッテリ120の周囲及びスリット121を経て、複数の排気口112a、112bと流れるので。バッテリ120の周囲及びスリット121に空気を十分に通過させることができ、バッテリ120を適切な温度に抑えることが可能となる。
また、吸気口111には、運転室11に連通する吸気ダクト210が接続され、運転室11の室内の空気が吸気口111を通過してケース110内に導入されるので、空調装置60によって適温に調節された運転室11の空気をバッテリ装置20内に導入することにより、バッテリ120の温度が規定の温度範囲を超えて上昇または下降することを抑えることができる。また、運転室11は密閉されており、建設機械10の外部と比較して粉塵が少ないので、バッテリ装置20に導入される空気に粉塵等が混入することを防止して、バッテリ120の不具合を予防することができる。
また、制御装置50は、バッテリ120の各バッテリセル122に備えられる温度センサ130から温度を検出して、検出した温度が上限温度以上、または下限温度以下であるときに冷却ファン220を動作させるので、バッテリ120の温度をこれら上限温度及び下限温度の範囲とすることができる。
またさらに、制御装置50は、冷却ファン220の動作を開始してから所定時間が経過した後に計測した温度が、なお上限温度以上である場合は、バッテリ120に異常が発生したと判断して、運転室11に警報を通知すると共に、バッテリ120への蓄電を停止する。これにより、バッテリ120に異常が発生したときにバッテリ120に動作を安全に停止することができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなしうるさまざまな変更、改良が含まれることは言うまでもない。
10 建設機械
11 運転室
12 車体
20 バッテリ装置
50 制御装置
60 空調装置
110 ケース
111 吸気口
112a、112b 排気口
120 バッテリ
121 スリット
122 バッテリセル
210 吸気ダクト
220a、220b 冷却ファン

Claims (5)

  1. 駆動力源により駆動される建設機械に搭載され、前記駆動力源によって発電された電力を蓄電する建設機械のバッテリ装置であって、
    外部から導入される空気が通過する吸気口と、前記吸気口から導入された空気を外部へと排出する複数の排気口と、を有するケースと、
    前記ケースに収装され、前記吸気口から前記排気口へと空気が通過する隙間が複数形成されたバッテリと、
    を備えることを特徴とする建設機械のバッテリ装置。
  2. 前記吸気口には、操縦者が搭乗する運転室に連通する吸気ダクトが接続され、前記運転室の空気が前記吸気口から前記ケース内に導入されることを特徴とする請求項1に記載の建設機械のバッテリ装置。
  3. 前記排気口に設けられ、前記吸気口から導入された空気を前記排気口から前記ケースの外部へと排出するファンと、
    前記ファンの動作を制御する制御装置と、
    前記バッテリの温度を検出する温度検出部と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記温度検出部によって検出された前記バッテリの温度が予め設定された温度範囲を超えて上昇または下降した場合に、前記ファンの動作を開始して、前記吸入口から吸気された空気を前記排気口から前記ケースの外部へと排出することを特徴とする請求項1または2に記載の建設機械のバッテリ装置。
  4. 前記制御装置は、
    上限温度と、前記上限温度よりも小さい下限温度とを記憶しており、
    前記温度検出部によって検出された前記バッテリの温度が、前記上限温度以上である場合、または、前記下限温度以下である場合に、前記ファンの動作を開始することを特徴とする請求項3に記載の建設機械のバッテリ装置。
  5. 前記制御装置は、前記温度検出部によって検出された前記バッテリの温度が前記上限温度以上となって前記ファンの動作を開始してから所定時間が経過後に、前記温度検出部によって検出された前記バッテリの温度が前記上限温度以上である場合は、前記運転室に警報を通知すると共に、前記バッテリへの蓄電を中止することを特徴とする請求項4に記載の建設機械のバッテリ装置。
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