JP2017008625A - 型枠支持具および型枠支持具を用いたスラブ施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリートが固化した後に型枠および支持手段を回収する際に、フランジの下方に位置する各部材を取り外して回収することができ、容易にかつ安定して梁に固定する型枠支持具を提供する。【解決手段】型枠支持具1は、角材Lの上面の一部がフランジB2の下面に圧接されるように角材Lを下から支持するとともに角材Lの上面の他部分に載置された型枠Dを角材Lを介して支持する支持台2と、角材LがフランジB2に圧接された状態において梁Bの一部分に圧接される圧接体8と、支持台2に着脱可能に取り付けられるとともにフランジB2の孔B3に挿通されて先端部分がフランジB2の上面側に突出するように梁Bに取り付けられる連結具3と、連結具3におけるフランジB2の上面側から突出した先端部分を被覆する被覆部材7とを備え、被覆部材7を連結具3の先端部分に着脱可能に取り付けることにより梁Bに固定される構成とした。【選択図】図1

Description

本発明は、建築物の床や天井として機能するコンクリートスラブを施工する際に用いられる型枠支持具および型枠支持具を用いたスラブ施工方法に関する。
従来より鉄骨構造建築物の床や天井等として機能するコンクリートスラブの施工方法として、コンクリートスラブの形成予定領域にデッキプレートやフラットデッキ等の鋼製型枠を配置し、この型枠によって形成された前記予定領域にコンクリートを流し込んで(打設して)固化させる方法が多用されている。この鋼製型枠は、型枠支持のために既設の下層階から型枠の配置位置に到達するように立設される支柱(支保工)を不要とすることができ、また梁間のスパンが長い場合であっても支保工の数を大幅に減らすことが可能であり、工期短縮と経費節減を図ることができる。一方、この鋼製型枠を鉄骨構造などH型鋼等の梁を有する建造物に適用する場合には、崩落防止の観点から型枠を梁に溶接して肯定することが一般的であり、コンクリートが固まりスラブ形成が済んだ後も、フライトデッキ等の鋼製型枠を取り外すことはできず、建造物の一部としてそのまま取り残されることになる。このため、鋼製型枠の資材等の再利用ができず、また残った鋼製型枠の発錆による外観不良を生ずる等の問題もあった。
そこで、上下に対向して配置される一対のフランジを有するH型鋼等によって構成される梁の当該一対のフランジに取り付けた型枠支持具をもって型枠を支持し、この型枠によって形成されたスラブ形成予定領域にコンクリートを流し込んで固化させることが行われている(特許文献1)。この特許文献1に記載の型枠支持具(デッキプレート支持具)は、梁のフランジに固定される固定手段が一対の挟持部を有し側面視がコ字状に形成されており、コ字状の内部にフランジの端縁を挿入して梁に固定されるようになっている。そして、フランジの下側に配置される挟持部の下面に、上部にデッキプレート載置面が設けられた支持手段が着脱可能に取り付けられるようになっている。特許文献1に記載の型枠支持具によれば、支持手段のデッキプレート載置面に載置されたデッキプレートの上面にコンクリートを流し込んだ際に、支持手段がコンクリートに接触することはなく、かつデッキプレートの下面側にコンクリートが回り込むことがないので、固化したコンクリート中に支持手段とデッキプレートが取り込まれるおそれがない。このため、固化したコンクリートからデッキプレートを容易に分離して回収することができ、スラブの施工後に、デッキプレートを傷の少ない状態で回収して再利用することができる。
国際公開第2014/103392号パンフレット
しかし、前記特許文献1に記載のデッキプレート支持具によれば、固定手段はコ字状の内部にフランジの端縁を挿入して梁に固定されるので、デッキプレートの上面にコンクリートを流し込んだ際に、フランジより上方に位置する固定手段の一部がコンクリートに埋め込まれてしまい、固化したコンクリートから固定手段を取り外すことができなかった。このため、コンクリートが固化した後、デッキプレートや、さらには角材等の支持手段を回収した後にも、フランジの下方に固定手段が残ってしまっていた。また、前記特許文献1に記載のデッキプレート支持具によれば、梁に対する固定が不安定であり、支持手段のデッキプレート載置面にデッキプレートを載置して、コンクリートを流し込んだ際に、デッキプレート支持具がずれてしまうおそれがあった。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、コンクリートが固化した後に型枠および支持手段を回収する際に、フランジの下方に位置する各部材を取り外して回収することができるとともに、容易にかつ安定して梁に固定することが可能な型枠支持具および型枠支持具を用いたスラブ施工方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る型枠支持具の特徴は、支柱および前記支柱に形成されたフランジを有する梁に、支持部材を用いて型枠を支持する型枠支持具であって、支持部材の上面の一部がフランジの下面に圧接されるように前記支持部材を下から支持するとともに、前記支持部材の上面の他部分に載置された型枠を前記支持部材を介して支持する支持台と、前記支持台に固定して設けられているとともに前記支持部材が前記フランジに圧接された状態において梁の一部分に圧接される圧接体と、前記支持台に着脱可能に取り付けられるとともに前記フランジに形成された孔に挿通されて先端部分が前記フランジの上面側に突出するように前記梁に取り付けられて、前記フランジに前記支持台を支持するように連結する連結具と、前記連結具における前記フランジの上面側から突出した先端部分を被覆しながら、前記先端部分に着脱可能に取り付けられる被覆部材とを備え、前記被覆部材を前記連結具の先端部分に取り付けることにより前記梁に固定される点にある。
本発明に係る型枠支持具によれば、フランジの孔に挿通された連結具の先端部分に、フランジの上方から被覆部材を被覆させながら着脱可能に取り付けることによって、型枠支持具が梁に固定され、コンクリートを、型枠支持具における梁におけるフランジの下方に配置される連結具や支持台に接触させることなくスラブ形成予定領域に打設することができる。このため、スラブを形成し、コンクリートが乾燥・固化した後には、連結具を被覆部材から取り外すことにより、型枠支持具における梁におけるフランジの下方に配置されている支持台や連結具を梁から取り外して回収することができる。
また、本発明に係る型枠支持具によれば、型枠支持具が梁に固定される際、圧接体が梁の一部に圧接されることにより、支持部材の上面に型枠が載置され、さらにはこの型枠によって形成されたスラブ形成予定領域にコンクリートを流し込まれた際に、上方から加えられる重さによって支持台が奥側にずれないように圧接体によって支持台を支持することができる。これにより、型枠支持具を梁に対して安定して固定させることができ、この型枠支持具に支持されている支持部材を介して型枠を安定して支持することができる。
さらに、本発明に係る型枠支持具によれば、梁の上から被覆部材を連結具の先端部分に取り付けることによって型枠支持具を梁に固定することができるので、型枠支持具の梁への取り付け作業の容易化を図ることができる。
また、前記本発明に係る型枠支持具において、前記被覆部材が、前記フランジの上面から突出した前記連結具の先端部分に螺合されることにより、前記梁に固定されるとよい。これにより、被覆部材を連結部材に容易かつ確実に取り付けることができ、梁への取り付け作業の容易かつ確実化を図ることができる。
また、前記本発明に係る型枠支持具において、前記支持台に貫通して固着され前記連結具が挿通される筒状の保持体と、前記支持台の下側に設けられているとともに前記保持体に連結されている補強体とを有するとよい。これにより、型枠支持具は、連結具を支持台に固着された保持体に挿通させることによってより安定して支持台に取り付けることができるとともに、補強体によって支持台の強度および支持台と保持体との連結強度を向上させることができ、より安定して支持部材を介して型枠を支持することができる。
また、前記本発明に係る型枠支持具において、前記被覆部材と前記フランジとの間に封止材が介装されるとよい。これにより、打設されたコンクリートが被覆部材とフランジとの間を介して連結具に流れ込むことを確実に防止することができ、コンクリートの乾燥・固化後、連結具を確実に被覆部材から取り外して回収することができる。
また、前記本発明に係る型枠支持具において、前記支持台における両側縁部が下方に屈曲されているとよい。このような構成により、支持台の強度を向上させることができる。
また、前記本発明に係る型枠支持具において、前記圧接体が、前記梁の前記フランジに圧接されるとよい。圧接体が梁におけるフランジに圧接されるタイプの型枠支持具は、同一寸法の型枠支持具をフランジの突出長さ寸法が異なる各梁に同様にして取り付けることが可能である。
さらに、前記本発明に係る型枠支持具において、前記圧接体が、前記梁の前記支柱に圧接されてもよい。圧接体が梁における支柱に圧接されるタイプの型枠支持具は、圧接体が型枠支持具の奥側に配置されている支柱に圧接されるので、上方から加えられる重さによって支持台が奥側にずれることをより確実に防止することができ、梁に対して安定して固定されることとなる。
また、本発明に係る型枠支持具を用いたスラブ施工方法の特徴は、支柱および前記支柱の上部にフランジを有する梁に型枠支持具を用いて支持部材を固定し、前記支持部材の上面に型枠を載置して形成したスラブの形成予定領域にコンクリートを打設し、前記コンクリートを固化させてスラブを形成するスラブ施工方法であって、前述の本発明に記載の型枠支持具を用いて、前記支持台の上面に載置された前記支持部材の上面の一部を前記フランジの下面に当接させながら、前記連結具の先端部分を前記フランジの孔に挿通させ、前記連結具における前記フランジの上面に突出した先端部分に前記被覆部材を着脱可能に取り付けることにより、前記支持台によって前記支持部材を前記フランジに圧接させるとともに前記圧接体を前記梁の一部分に圧接させて前記型枠支持具を前記梁に固定し、前記支持部材の上面の他部分に前記型枠を載置してスラブを形成した後に、前記型枠支持具における前記梁におけるフランジの下方に位置する各部材を前記梁におけるフランジの下方から取り外す点にある。
本発明に係る型枠支持具を用いたスラブ施工方法によれば、フランジの孔に挿通された連結具の先端部分に、フランジの上方から被覆部材を被覆させながら着脱可能に取り付けることによって、型枠支持具および支持部材を梁に固定させ、スラブを形成した後に、型枠支持具における梁におけるフランジの下方に配置されている支持台や連結具を梁から取り外して回収し、これらの各部材を再利用することができる。また、本発明に係る型枠支持具を用いたスラブ施工方法によれば、型枠支持具が梁に固定される際、圧接体を梁の一部に圧接させることにより、支持部材の上面に型枠が載置され、さらにはこの型枠によって形成されたスラブ形成予定領域にコンクリートを流し込まれた際に、上方から加えられる重さによって支持台が奥側にずれないように圧接体によって支持台を支持することができる。これにより、梁に対して安定して固定させることができ、この型枠支持具に支持されている支持部材を介して型枠を安定して支持することができる。さらに、本発明に係る型枠支持具を用いたスラブ施工方法によれば、梁の上から被覆部材を連結具の先端部分に取り付けることによって型枠支持具を梁に固定することができるので、型枠支持具の梁への取り付け作業の容易化を図ることができる。
以上述べたように、本発明に係る型枠支持具および型枠支持具を用いたスラブ施工方法によれば、コンクリートを、型枠支持具における梁におけるフランジの下方に配置される連結具や支持台に接触させることなくスラブ形成予定領域に打設することができるので、スラブの形成後に、フランジの下方に位置する各部材を取り外して回収することができ、これにより各部材を再利用することができる。また、圧接体を梁の一部に圧接させることにより、支持部材が載置される支持台が奥側にずれてしまうことを防止することができ、梁に対して安定して固定させることができ、これにより、型枠を安定して支持することができる。
本発明の一実施形態に係る型枠支持具のスラブ施工状態を示す側面図 図1の型枠支持具を示す正面図 図1の型枠支持具を示す底面図 図1の型枠支持具の変形例のスラブ施工状態を示す側面図 図4の型枠支持具を示す側面斜視図 図4の型枠支持具を示す正面図 本発明の他の実施形態に係る型枠支持具を示す側面図 図7の型枠支持具を示す側面斜視図
以下、本発明に係る型枠支持具の一実施形態を図1から図8を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る型枠支持具のスラブ施工状態を示す側面図、図2は、図1に示す型枠支持具の正面図、図3は、図1に示す型枠支持具の底面図である。
図1においては、本実施形態に係る型枠支持具1および支持部材としての角材Lを用い、支柱(ウェブ)B1および支柱B1に形成されたフランジB2を有する梁Bに対して型枠Dを架設した状態を示している。ここで、本実施形態においては、型枠支持具1を梁Bに取り付けた状態において、梁BにおけるフランジB2の突出した端縁側を手前側とし、支柱B1側を奥側として説明する。型枠Dとしては、建築物の床および屋根のスラブなどのコンクリート打設時に使用される板厚0.8〜1.6mm程度の薄鋼板製のデッキプレートを用いることができ、デッキプレートとしては、フラットデッキやスライドデッキ等が用いられる。フラットデッキは、仮設床面となるデッキ上面が平らなタイプのデッキプレートであり、スライドデッキは、2枚のプレートを一部重なるように組み合わせて長さを調節可能としたデッキプレートである。また、例えば型枠Dとしては、図示しないが、並列配置される複数の鋼材と、各鋼材の端部にそれぞれ取り付けられ、角材Lを介して鋼材を型枠支持具1に係止させる係止具と、各鋼材の上面に配置されるプレートを備えた型枠Dを用いてもよい。さらに、支持部材は、本実施形態においては枕木等の角材Lを用いているが、上面の一部分に型枠Dを載置可能な形状であって型枠Dを支持可能な剛性を有するものであればよい。さらに、梁Bは、H型鋼、T型鋼等の支柱B1にフランジB2が形成されたものであり、以下の本実施形態においては、H型鋼の支柱B1の上部に形成されたフランジB2に型枠支持具1を取り付ける場合を用いて説明する。
図1から図3に示すように、本実施形態に係る型枠支持具1は、角材Lの上面の一部がフランジB2の下面に圧接されるように角材Lを下から支持する支持台2を有している。本実施形態において支持台2は、図2および図3に示すように、支持台2を手前側から視認したときに横方向に隣位して連結された2つの平板状のプレート2aにより構成されている。両プレート2aの対向する側縁は下方に屈曲して形成されており、この下方に屈曲した部分を貼り合わせることにより連結されているとともに、この下方に屈曲して貼り合わせた部分は、両プレート2aを下方から支持する補強体6とされている。また、両プレート2aにおける手前側の端縁は、上方に屈曲して形成されて、角材Lの落下を防止するストッパ2bとされている。支持台2の上面に角材Lを載置して型枠支持具1を梁Bに取り付けた状態において、角材Lの上面における手前側の他部分には、型枠Dの一端部が載置されるようになっており、支持台2は、上面の他部分に型枠Dが載置された角材Lを介して、型枠Dを支持するようになっている。なお、角材Lの上面における他部分に型枠Dを載置するにあたり、型枠Dの上面と梁BにおけるフランジB2の上面とを面一とするために、図1に示すように型枠Dと角材Lとの間に高さ調整部材Aを介装させてもよい。
さらに、両プレート2aにおける補強体6が形成された側縁と反対側の側縁も、下方に屈曲されて補強部2cとされており、これにより支持台2の強度を向上させることができる。
また、支持台2における各ストッパ2bには、固定部材用孔2dがそれぞれ貫通して形成されている。そして、型枠支持具1においては、ストッパ2bの外面側から固定部材用孔2dを介して、釘などにより構成される固定部材Fが両プレート2a上に載置される角材Lに打ち込まれることにより、角材Lが両プレート2a上に固定されるようになっており、これにより角材Lが支持台2から落下してしまうことを防止するようになっている。なお、固定部材用孔2dが形成される位置や形状、数については、両プレート2a上に載置される角材Lに支持台2を介して固定部材Fを打ち込むことにより角材Lを支持台2に固定することが可能な位置であれば、本実施形態における固定部材用孔2dの形成位置、形状、数に限定されるものではなく、例えば、固定部材用孔2dを、ストッパ2bとプレート2aとの境界部分に形成してもよい。
また、本実施形態に係る型枠支持具1は、フランジB2に形成された孔B3に挿通されて先端部分がフランジB2の上面側に突出するように梁Bに取り付けられてフランジB2に支持台2を支持するように連結する連結具3を有しており、この連結具3は、支持台2における奥側の端縁部分に着脱可能に取り付けられるようになっている。本実施形態において連結具3は、円柱部材3aを有しており、円柱部材3aの下端部には平板プレート3bが固着され、円柱部材3aの上端部分には、雄ネジ3cが形成されている。図3に示すように、平板プレート3bは、径方向の外側に突出した3つの突出部3dが、周方向に等間隔に配置して形成されており、円柱部材3aの下端部にボルトヘッド部3eを用いて着脱可能に固定されている。平板プレート3bのこのような形状により、平板プレート3bは、支持台2の下方から平面方向における外側に突出しないように配置可能な大きさに形成されている。これにより、複数の型枠支持具1を収納する際に、隣位して配置される各型枠支持具1の平板プレート3bがそれぞれぶつかってしまうことを防止することができ、コンパクトに収納して運ぶことができるようになっている。
支持台2における奥側の端縁部分には、連結具3が着脱可能に挿通される円筒状の保持体5が支持台2に貫通して配置され固着されている。保持体5における支持台2の下方における手前側側面は、補強体6の奥側端縁と固着されて連結されており、これにより補強体6は、支持台2を補強するとともに支持台2と保持体5との連結を補強するようになっている。これにより、本実施形態に係る型枠支持具1によれば、連結具3を支持台2に固着された保持体5に挿通させることによって、より安定して支持台2に取り付けることができるとともに、補強体6によって支持台2の強度および支持台2と保持体5との連結強度を向上させることができる。また、保持体5は、保持体5の下端縁が補強体6の下端縁よりも下方に位置するように配置されている。
連結具3は、支持台2の下側から保持体5に挿入されて支持台2に取り付けられるようになっており、円柱部材3eが保持体5の中で軸方向まわりに回転でき、上下方向にも移動可能となっている。また、連結具3の平板プレート3bによって保持体5を下から支持することにより、支持台2が連結具3から外れてしまうことを防止するようになっている。そして、平板プレート3bまたはボルトヘッド3eをもって円柱部材3eを回転させることにより、後述するように連結具3と支持台2との固定や固定の解除すなわち着脱ができるようになっている。さらに、連結具3は、その先端部分がフランジB2に貫通して形成された孔B3に挿通されてフランジB2の上面側に突出して配置されるようになっている。
円柱部材3aにおける保持体5から露出した部分には、保持体5の内径寸法より大きい外形寸法のナット3fが雄ネジ3cに螺合して取り付けられており、このナット3fは、円柱部材3aが保持体5から抜け落ちてしまうことを防止するようになっている。
連結具3におけるフランジB2の上面から突出した先端部分には、先端部分を被覆する被覆部材7が、先端部分に対して着脱可能に取り付けられるようになっている。本実施形態において被覆部材7は、高ナット7aと、高ナット7aの一方の開口端縁を封止する樹脂キャップ7bとにより構成されている。高ナット7aの他方の開口端縁に、フランジB2の上面との間を封止する封止材7cが取り付けられている。そして、被覆部材7は、高ナット7aを連結具3の雄ネジ3cに螺合させて、支持台2を持ち上げることにより、角材Lの上面の奥側の一部がフランジB2の下面に圧接されるようにしながら型枠支持具1を梁Bに固定するようになっている。また、本実施形態のように、被覆部材7における連結具3を介して梁Bに型枠支持具1を固定する部材として高ナット7aを用いることにより、フランジB2の厚みが薄いために円柱部材3aの雄ネジ3cの先端部におけるフランジB2の上面から露出する突出部分が長くなってしまう場合であっても、円柱部材3aにおける雄ネジ3cの突出部分を高ナット7aの高さ内に収容することによって完全に被覆することができ、フランジB2の厚みに対応することができるようになっている。なお、円柱部材3aにおけるフランジB2の上面から露出する突出部分を保持して、連結具3を介して梁Bに型枠支持具1を固定することができるとともに、円柱部材3aの突出部分を被覆することができる部材であれば、高ナット7aに限定されるものではない。
支持台2の奥側には、角材LがフランジB2の下面に圧接された状態において梁Bの一部分(本実施形態においてはフランジB2の下面)に圧接されることにより支持台2を支持する圧接体8が設けられている。本実施形態において圧接体8は、対向して配置される一対の板状部材8aを有し、両板状部材8aの対向する一端縁が連結部材8bによって連結された平面視においてコ字状の部材により構成されている。圧接体8は、両板状部材8aによって保持体5の奥側の側面を挟むように配置されて保持体5に固着されているとともに、支持台2に固着されることにより支持台2に固定して設けられている。また、圧接体8は、圧接体8の上端縁が保持体5の上端縁よりも上方に位置し、かつ角材LがフランジB2の下面に圧接された状態において、フランジB2の下面に圧接される長さに形成されている。さらに、圧接体8は、圧接体8の下端縁が保持体5の下端縁よりも上方に位置するように配置されている。そして、圧接体8は、その上端縁がフランジB2の下面に圧接されることにより、角材Lの上面に型枠Dが載置され、さらにはこの型枠Dによって形成されたスラブ形成予定領域Sにコンクリートを流し込んだ際に、上方から加えられる重さによって支持台2が奥側にずれないように(本実施形態においては、図1において孔B3を中心として時計回りに回転しないように)、支持台2を支持するようになっている。
そして、本実施形態の型枠支持具1は、円柱部材3aの先端部分に対する被覆部材7の高ナット7aとの螺合を緩める方向に平板プレート3bを回転させることにより、被覆部材7と円柱部材3aとの螺合を緩めて被覆部材7から連結具3を取り外すことができるようになっている。このように、平板プレート3bは、前述のような支持台2を下方から支持して支持台2が連結具3から外れてしまうことを防止するための機能の他、連結具3を被覆部材7から取り外す際に連結具3を容易に回転させるためのハンドルとして機能するようになっている。さらに、レンチ等を用いてボルトヘッド部3eを介して円柱部材3aの先端部分に対する被覆部材7の高ナット7aとの螺合を緩める方向に円柱部材3aを回転させることによっても、被覆部材7と円柱部材3aとの螺合を緩めて被覆部材7から連結具3を取り外すことができるようになっている。
型枠支持具1を構成する支持台2、連結具3、保持体5、補強体6、被覆部材7の高ナット7a、圧接体8といった各部材は、ステンレス等の金属の他、剛性の高いプラスチックや木材等により構成することができる。
次に、本実施形態に係る型枠Dを用いたスラブの施工方法について説明する。
まず、型枠支持具1における支持台2の上面に載置された角材Lの上面の一部を、梁Bにおける上側のフランジB2の下面に当接させながら、連結具3の先端部分をフランジB2の孔B3に挿通させた状態に保持する。続いて、梁Bの上方から、連結具3におけるフランジB2の上面に突出した先端部分に被覆部材7の高ナット7aを螺合させて、連結具3の先端部分に被覆部材7を緊締する。これにより、支持台2の上面とフランジB2の下面とに挟持されている角材Lの上面の奥側の一部をフランジB2の下面に圧接させるとともに、圧接体8の上端縁をフランジB2の下面に圧接させながら、型枠支持具1を梁Bに固定する。このとき、被覆部材7とフランジB2との間に封止材7cが介装されることとなる。このとき、支持台2におけるストッパ2bの外面側から固定部材用孔2dを介して角材Lに固定部材Fを打ち込むことにより、角材Lを支持台2の上面に固定する。
続いて、対面する一対の梁Bにそれぞれ取り付けられた型枠支持具1によってそれぞれ支持されている一対の角材Lの上面における手前側の他部分に、型枠Dの両端縁をそれぞれ載置することにより、一対の梁B間に型枠Dを掛け渡し、多数の型枠Dによってスラブの形成予定領域を形成する。そして、スラブの形成予定領域にコンクリートを打設して、乾燥・固化させることにより、スラブを形成する。
コンクリートの乾燥・固化後、梁Bの下方から連結具3の先端部分に対する被覆部材7の高ナット7aとの螺合を緩める方向に連結具3の平板プレート3bを回転させ、被覆部材7と連結具3との螺合を緩めて被覆部材7から連結具3を取り外す。これにより、角材LとフランジB2との圧接状態を解除するとともに、圧接体8とフランジB2との圧接状態を解除して、型枠支持具1における被覆部材7を除く梁BにおけるフランジB2の下方に配置された各部材を梁Bから取り外すとともに、型枠Dおよび角材Lをスラブから分離して取り外して回収する。取り外して回収した型枠支持具1における各部材や型枠Dおよび角材Lは、他の現場において再利用される。
このように、本実施形態に係る型枠支持具1によれば、フランジB2の孔B3に挿通された連結具3の先端部分に、フランジB2の上方から被覆部材7を被覆させながら着脱可能に取り付けることによって、型枠支持具1および角材Lが梁Bに固定され、コンクリートを、型枠支持具1における連結具3や支持台2に接触させることなくスラブ形成予定領域Sに打設することができる。このため、スラブを形成し、コンクリートが乾燥・固化した後には、連結具3を被覆部材7から取り外すことにより、型枠支持具1における梁BにおけるフランジB2の下方に配置されている支持台2や連結具3を梁Bから取り外して回収し、型枠Dおよび角材Lと同様に型枠支持具1の各部材を再利用することができる。また、被覆部材7とフランジB2との間に封止材を介装させることにより、打設されたコンクリートが被覆部材7とフランジB2との間を介して連結具3側に流れ込むことを確実に防止することができ、コンクリートの乾燥・固化後に、連結具3を確実に被覆部材7から取り外して回収することができる。
また、本実施形態に係る型枠支持具1によれば、型枠支持具1が梁Bに固定される際、圧接体8の上端縁がフランジB2の下面に圧接される。このため、角材Lの上面に型枠Dが載置され、さらにはこの型枠Dによって形成されたスラブ形成予定領域Sにコンクリートが流し込まれた際に、上方から加えられる重さによって支持台2が奥側にずれないように、支持台2を支持することができるので、安定して梁Bに固定させることができる。これにより、本実施形態に係る型枠支持具1によれば、安定して角材Lを介して型枠Dを支持することができる。また、このように圧接体8の上端縁がフランジB2の下面に圧接されるタイプの型枠支持具1は、同一寸法の型枠支持具1をフランジB2の支柱B1からの突出長さ寸法が異なる各梁Bに同様にして取り付けることが可能である。
また、本実施形態に係る型枠支持具1によれば、梁Bの上から被覆部材7を連結具3の先端部分に取り付けることによって型枠支持具1を梁Bに固定することができるので、型枠支持具1の梁Bへの取り付け作業の容易化を図ることができる。
また、本実施形態に係る型枠支持具1は、支持台2における奥側の端縁部分に、連結具3が着脱可能に挿通される円筒状の保持体5が支持台2に貫通して固着され、さらに支持台2の下側に、支持台2自体および支持台2と保持体5との連結を補強する板状の補強体6が設けられ、補強体6の上端縁が支持台2の下面に固着されているとともに、奥側端縁を保持体5の側面に固着されている。このため、型枠支持具1は、連結具3を支持台2に固着された保持体5に挿通させることによってより安定して支持台2に取り付けることができるとともに、補強体6によって支持台2の強度および支持台2と保持体5との連結強度を向上させることができる。これにより本実施形態に係る型枠支持具1によれば、より安定して角材Lを介して型枠Dを支持することができる。また、保持体5によって連結具3を保持することにより、角材Lが直接連結具3に当接してしまうことを防止して、連結具3を保護することができる。さらに、保持体5を、保持体5の下端縁が補強体6および圧接体8の下端縁よりも下方に位置するように配置することにより、平板プレート3bを回転させる際などに、平板プレート3bが圧接体8や補強体6にぶつかってしまうことを防止することができる。
図4から図6は、前述の第1の実施形態における型枠支持具1のような圧接体8が梁BのフランジB2における下面に圧接されることにより支持台2を支持するタイプの型枠支持具1における他の例を示している。
図4から図6の第1実施形態の他の例に示すように、第1の実施形態における型枠支持具1において、支持台2を、上面に角材Lが載置される平板状の1枚のプレート2aにより構成してもよい。このような構成により、支持台2の構成部材の数を減らしたり、支持台2の製造工程を少なくすることができ、型枠支持具1の製造コストの低廉化を図ることができる。また、支持台2および圧接体8が、角材Lを介して型枠Dやスラブを支持するのに十分な強度を有するものであれば、支持台2に補強部2cを形成しなくてもよい。このような構成により、支持台2の製造工程を少なくすることができ、型枠支持具1の製造コストの低廉化を図ることができるとともに、型枠支持具1の軽量化を図ることができる。さらに、このように支持台2を1枚のプレート2aによって構成する場合には、支持台2の下側に、支持台2自体および支持台2と保持体5との連結を補強する板状の補強体6を、その上端縁を支持台2の下面に固着し、奥側端縁を保持体5の側面に固着して連結して設けてもよい。
また、連結具3の平板プレート3bは、前述の第1の実施形態のような形状に限定されるものではなく、例えば、略十字形の平板プレート3bにより構成してもよい。さらに、連結具3が保持体5から抜け落ちてしまうことを防止するために円柱部材3aに取り付けられるナット3fを省略することにより、型枠支持具1の軽量化を図ることができる。さらにまた、高ナット7aを円柱部材3aの先端部に螺合させることにより、被覆部材7とフランジB2との間を密封することができれば、封止材7cを省略することもできる。
続いて、本発明に係る型枠支持具1の第2の実施形態について、図7および図8を用いて説明する。図7および図8は、本発明に係る型枠支持具1の第2の実施形態を示す側面斜視図および側面図であり、支持台2を構成する両プレート2aはそれぞれ連結具3の取り付け位置よりも奥側に延設されており、この両プレート2aが奥側に延設された部分が、支持台2に載置された角材LがフランジB2に圧接された状態において梁Bの支柱B1の側面に圧接される圧接体8とされている。これにより、圧接体8は、支持台2と一体形成されることにより支持台2に固定して設けられている。
第2の実施形態に係る型枠支持具1を用いたスラブ施行方法は、第1の実施形態におけるスラブ施行方法とほぼ同様であり、角材Lの上面の奥側の一部をフランジB2の下面に圧接させるとともに、圧接体8の奥側端縁を梁Bにおける支柱B1の側面に圧接させながら、連結具3に被覆部材7を緊締することにより型枠支持具1を梁Bに固定し、一対の梁Bの角材L間に型枠Dを掛け渡し、スラブの形成予定領域にコンクリートを打設して、乾燥・固化させることによりスラブを形成する。そして、コンクリートの乾燥・固化後に、第1の実施形態と同様にして梁Bから型枠支持具1における梁BにおけるフランジB2の下方に配置された各部材並びに型枠Dおよび角材Lを取り外して回収する。
第2の実施形態に係る型枠支持具1によれば、第1の実施形態と同様に、コンクリートを、型枠支持具1における連結具3や支持台2に接触させることなくスラブ形成予定領域Sに打設することができるので、スラブ施工し、コンクリートが乾燥・固化した後に、連結具3を被覆部材7から取り外すことにより、型枠支持具1における梁BにおけるフランジB2の下方に配置されている支持台2や連結具3を梁Bから取り外して回収して、型枠支持具1の各部材を再利用することができる。
また、第2の実施形態に係る型枠支持具1によれば、型枠支持具1が梁Bに固定される際、圧接体8の奥側端縁が、型枠支持具1の奥側に位置する支柱B1の側面に圧接される。このため、角材Lの上面に型枠Dが載置され、さらにはこの型枠Dによって形成されたスラブ形成予定領域Sにコンクリートを流し込まれた際に、上方から加えられる重さによって支持台2が奥側にずれることをより確実に防止することができ、安定して支持台2を支持し、梁Bに固定させることができる。なお、このように圧接体8の奥側端縁が梁Bにおける支柱B1の側面に圧接されるタイプの型枠支持具1は、圧接体8の連結具3から奥側への延出長さ寸法をフランジB2の支柱B1からの突出長さ寸法に応じて形成することが必要となる。
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
例えば、圧接体8は、第1の実施形態においては支持台2に固着されることにより支持台2に固定して設けられ、第2の実施形態においては支持台2と一体に形成されることにより支持台2に固定して設けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、型枠支持具1が梁Bに取り付けられて圧接体8が支持台2を支持する際に、支持台2に固定して設けられていればよい。特に、第2の実施形態のように圧接体8の奥側端縁が梁Bにおける支柱B1の側面に圧接されるタイプの型枠支持具1においては、圧接体8の支柱B1までの長さ寸法をフランジB2の支柱B1からの突出長さ寸法に対応させるために、圧接体8の長さ寸法を調節可能に圧接体8を支持台2に取り付け、型枠支持具1が梁Bに取り付けられて支持台2が支持部材を支持する際に支持台2に固定して設けられるようにしてもよい。さらに、圧接体8の長さ寸法の調節は、圧接体8を支持台2と別体とし、予め長さ寸法の異なる圧接体8を数種類用意しておき、施工時に梁Bの寸法に合わせて適切なものを選択し支持台2と組み合わせることでも可能である。
1 型枠支持具
2 支持台
2a プレート
2b ストッパ
2c 補強部
3 連結具
3a 円柱部材
3b 平板プレート
3c 雄ネジ
3d 突出部
3e ボルトヘッド部
3f ナット
5 保持体
6 補強体
7 被覆部材
7a 高ナット
7b 樹脂キャップ
7c 封止材
8 圧接体
8a 板状部材
8b 連結部材
L 角材
B 梁
B1 支柱
B2 フランジ
B3 孔
D 型枠
A 高さ調整部材
S スラブ形成予定領域

Claims (8)

  1. 支柱および前記支柱に形成されたフランジを有する梁に、支持部材を用いて型枠を支持する型枠支持具であって、
    支持部材の上面の一部がフランジの下面に圧接されるように前記支持部材を下から支持するとともに、前記支持部材の上面の他部分に載置された型枠を前記支持部材を介して支持する支持台と、
    前記支持台に固定して設けられているとともに前記支持部材が前記フランジに圧接された状態において梁の一部分に圧接される圧接体と、
    前記支持台に着脱可能に取り付けられるとともに前記フランジに形成された孔に挿通されて先端部分が前記フランジの上面側に突出するように前記梁に取り付けられて、前記フランジに前記支持台を支持するように連結する連結具と、
    前記連結具における前記フランジの上面側から突出した先端部分を被覆しながら、前記先端部分に着脱可能に取り付けられる被覆部材と
    を備え、前記被覆部材を前記連結具の先端部分に取り付けることにより前記梁に固定されることを特徴とする型枠支持具。
  2. 前記被覆部材が、前記フランジの上面から突出した前記連結具の先端部分に螺合されることにより、前記梁に固定されることを特徴とする請求項1に記載の型枠支持具。
  3. 前記支持台に貫通して固着され前記連結具が挿通される筒状の保持体と、前記支持台の下側に設けられているとともに前記保持体に連結されている補強体とを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の型枠支持具。
  4. 前記被覆部材と前記フランジとの間に封止材が介装されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の型枠支持具。
  5. 前記支持台における両側縁部が下方に屈曲されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の型枠支持具。
  6. 前記圧接体が、前記梁の前記フランジに圧接されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の型枠支持具。
  7. 前記圧接体が、前記梁の前記支柱に圧接されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の型枠支持具。
  8. 支柱および前記支柱の上部にフランジを有する梁に型枠支持具を用いて支持部材を固定し、前記支持部材の上面に型枠を載置して形成したスラブの形成予定領域にコンクリートを打設し、前記コンクリートを固化させてスラブを形成するスラブ施工方法であって、
    請求項1から請求項7の何れか1項に記載の型枠支持具を用いて、前記支持台の上面に載置された前記支持部材の上面の一部を前記フランジの下面に当接させながら、前記連結具の先端部分を前記フランジの孔に挿通させ、前記連結具における前記フランジの上面に突出した先端部分に前記被覆部材を着脱可能に取り付けることにより、前記支持台によって前記支持部材を前記フランジに圧接させるとともに前記圧接体を前記梁の一部分に圧接させて前記型枠支持具を前記梁に固定し、前記支持部材の上面の他部分に前記型枠を載置してスラブを形成した後に、前記型枠支持具における前記梁におけるフランジの下方に位置する各部材を前記梁から取り外すことを特徴とする型枠支持具を用いたスラブ施工方法。
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