JP2017007834A - バケット及び該バケットを備えたアンローダ - Google Patents

バケット及び該バケットを備えたアンローダ Download PDF

Info

Publication number
JP2017007834A
JP2017007834A JP2015126426A JP2015126426A JP2017007834A JP 2017007834 A JP2017007834 A JP 2017007834A JP 2015126426 A JP2015126426 A JP 2015126426A JP 2015126426 A JP2015126426 A JP 2015126426A JP 2017007834 A JP2017007834 A JP 2017007834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
unloader
fiber reinforced
reinforced plastic
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015126426A
Other languages
English (en)
Inventor
泰造 石野
Taizo Ishino
泰造 石野
卓司 西本
Takuji Nishimoto
卓司 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Transport Machinery Co Ltd
Original Assignee
IHI Transport Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Transport Machinery Co Ltd filed Critical IHI Transport Machinery Co Ltd
Priority to JP2015126426A priority Critical patent/JP2017007834A/ja
Publication of JP2017007834A publication Critical patent/JP2017007834A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Chain Conveyers (AREA)
  • Ship Loading And Unloading (AREA)

Abstract

【課題】重量増加を抑え、耐摩耗性並びに耐腐食性に優れて酸化による劣化の心配がなく、長寿命化を図り得るバケット及び該バケットを備えたアンローダを提供する。【解決手段】船倉の内部のバラ物を掻き取って船倉の外部に搬出するアンローダのバケットエレベータに設けられるバケット19を繊維強化プラスチック(FRP:Fiber Reinforced Plastics)によって形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、バケット及び該バケットを備えたアンローダに関するものである。
一般に、荷役運搬機械としての連続式アンローダは、図3に示す如く、岸壁1に敷設されたレール2上を走行自在な走行フレーム3上に、傾動自在なブーム4を備えた旋回フレーム5を設け、前記ブーム4先端に、船倉6の内部の石炭や鉄鉱石等のバラ物7を掻き取って船倉6の外部に搬出するバケットエレベータ8を吊り下げてなる構成を有している。前記ブーム4の内部には、前記バケットエレベータ8で掻き取ったバラ物7をブーム4基端側へ搬送するブームコンベヤ9が配設されている。又、前記走行フレーム3には、前記ブームコンベヤ9からシュート11を介して送給されるバラ物7を走行フレーム3の外部に搬出する搬出コンベヤ10が配設されている。
前記バケットエレベータ8は、図3及び図4に示す如く、前記ブーム4先端に上下方向へ延びる本体フレーム12を枢着して構成されている。該本体フレーム12の下端部には、端面を開放した外枠フレーム13に対し入れ子状となるよう内枠フレーム14を伸縮自在に配設してなる掻き取り部フレーム15が、昇降フレーム23を介し略水平に取り付けられている。前記掻き取り部フレーム15の外枠フレーム13の基端と内枠フレーム14の先端にはスプロケット16,17が設けられ、該スプロケット16,17と前記本体フレーム12上部に設けられたスプロケット18には、多数のバラ物7掻き取り用のバケット19を取り付けた無端状のチェーン20が掛け回されている。
前記外枠フレーム13に対する内枠フレーム14の伸縮は、シリンダ21の伸縮作動によって行われるようになっている。又、前記内枠フレーム14の伸縮に伴いチェーン20の張力変化が生じることをなくすために、前記外枠フレーム13は、本体フレーム12に対しシリンダ22の伸縮作動により昇降自在な昇降フレーム23に連結されている。図4中、実線で示すように前記シリンダ21が伸張して内枠フレーム14が外枠フレーム13に対して伸びるときには、前記シリンダ21の作動と連動してシリンダ22が伸張し昇降フレーム23を介して外枠フレーム13が本体フレーム12側に引き寄せられる形で上昇するようになっている。一方、図4中、仮想線で示すように前記シリンダ21が収縮して内枠フレーム14が外枠フレーム13に対して縮むときには、前記シリンダ21の作動と連動してシリンダ22が収縮し昇降フレーム23を介して外枠フレーム13が本体フレーム12側から離される形で下降し、これによりチェーン20の張力が常に一定に保持されるようになっている。
尚、図3中、24は旋回フレーム5の頂部に俯仰自在に設けられたバランシングレバーであり、該バランシングレバー24の先端部に前記バケットエレベータ8の本体フレーム12がトップフレーム25を介して取り付けられ、前記ブーム4とバランシングレバー24と旋回フレーム5とトップフレーム25とによって平行四辺形リンク機構が形成されている。又、前記バランシングレバー24の後端部にはカウンタウェイト26が取り付けられている。
そして、前記アンローダにおいて、船倉6の内部のバラ物7は、バケットエレベータ8のバケット19によって掻き取られて船倉6の外部に積み出され、ブームコンベヤ9によってブーム4の先端側から基端側へ搬送され、シュート11を介して搬出コンベヤ10上に落下し、該搬出コンベヤ10により走行フレーム3の外部へ搬出されるようになっている。
従来、前記バケット19は鋼製であるが、石炭や鉄鉱石等のバラ物7との摩耗により減肉するため、バラ物7との接触部の板厚を摩耗分を予め見込んだ厚さにしたり、耐摩耗鋼板を採用したりすることが行われていた。
又、前記バケット19は、腐食により減肉するため、腐食対策として、塗装等の表面処理を施したり、耐候性鋼板を採用したりすることも行われていた。
尚、前記アンローダと関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2014−84190号公報
しかしながら、従来のバケット19のように、摩耗分を予め見込んで板厚を厚くするのでは、バケット19一個当たりの重量増加が避けられなかった。このようにバケット19一個当たりの重量が増加すると、アンローダの先端側における重量が増加するため、アンローダの後端側に設けられるカウンタウェイト26の重量も増やさざるを得ず、アンローダ全体の重量増加につながっていた。
又、前記バケット19に塗装等の表面処理を施しても、石炭や鉄鉱石等のバラ物7を掻き取る際に表面処理部分が摩耗して剥げてしまい、そのまま使用を継続した場合、バケット19が酸化し劣化してしまう虞があった。
更に又、前記バケット19を耐候性鋼板としても、長期間使用すると金属疲労の問題が生じるため、使用される環境や頻度にもよるが、通常、四年程度で交換が必要となっていた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、重量増加を抑え、耐摩耗性並びに耐腐食性に優れて酸化による劣化の心配がなく、長寿命化を図り得るバケット及び該バケットを備えたアンローダを提供しようとするものである。
本発明は、船倉の内部のバラ物を掻き取って船倉の外部に搬出するアンローダのバケットエレベータに設けられるバケットにおいて、
繊維強化プラスチックによって形成されることを特徴とするバケットにかかるものである。
前記バケットは、前記バケットエレベータのスプロケットに無端状に掛け回されるチェーンに対し、繊維強化プラスチックによって形成されるリンクを介して取り付けられることが好ましい。
前記繊維強化プラスチックは、ガラス繊維強化プラスチックであることが好ましい。
前記繊維強化プラスチックは、炭素繊維強化プラスチックであることが好ましい。
又、本発明は、前記バケットを備えたアンローダにかかるものである。
本発明のバケット及び該バケットを備えたアンローダによれば、重量増加を抑え、耐摩耗性並びに耐腐食性に優れて酸化による劣化の心配がなく、長寿命化を図り得るという優れた効果を奏し得る。
本発明のバケットの実施例を示す側面図である。 本発明のバケットを備えたアンローダの実施例を示す概要構成図である。 従来のバケットを備えたアンローダを示す概要構成図である。 図3のIV部詳細図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明のバケット及び該バケットを備えたアンローダの実施例であって、図中、図3及び図4と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図3及び図4に示す従来のものと同様である。
本実施例の特徴とするところは、バケット19を繊維強化プラスチック(FRP:Fiber Reinforced Plastics)によって形成した点にある。
前記バケット19は、図1に示す如く、チェーン20に対しリンク27,28を介して取り付けられているが、該リンク27,28も繊維強化プラスチックによって形成してある。前記チェーン20は、図2及び図4に示す如く、前記バケットエレベータ8のスプロケット16,17,18に無端状に掛け回されている。尚、図1中、29は前記バケット19の上部にガイドレール(図示せず)に沿って転動自在となるよう設けられたバケット19姿勢保持用のガイドローラ、30は前記バケット19の上部後方に前記ガイドレールの下面に沿って転動自在となるよう設けられたバケット19の浮き上がり防止用の補助ローラである。運転時に前記バケット19がバラ物7の掻き取りを行う際には、前記ガイドローラ29によって前記バケット19の姿勢が保持されると共に、前記補助ローラ30によって前記バケット19の浮き上がりが防止されるようになっている。
前記繊維強化プラスチックとしては、例えば、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP:Glass Fiber Reinforced Plastics)、或いは炭素繊維強化プラスチック(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastics)を採用することができる。
次に、上記実施例の作用を説明する。
本実施例のようにバケット19を繊維強化プラスチックによって形成すると、バケット19の耐摩耗性が向上するため、従来のバケット19のように、摩耗分を予め見込んで板厚を厚くしなくて済み、バケット19一個当たりの重量増加が避けられる。このようにバケット19一個当たりの重量が増加しなくなると、アンローダの先端側における重量が軽減されるため、図2に示す如く、アンローダの後端側に設けられるカウンタウェイト26は、図3に示される従来のカウンタウェイト26と比べ小型化してその重量も増やさなくて済み、アンローダ全体の重量を抑えることが可能となる。
又、繊維強化プラスチック製の前記バケット19は、塗装等の表面処理を施す必要がないため、石炭や鉄鉱石等のバラ物7を掻き取る際に表面処理部分が摩耗して剥げてしまうようなことはなく、使用を継続しても、バケット19が酸化し劣化してしまう心配もない。
更に又、繊維強化プラスチック製の前記バケット19は、長期間使用しても、鋼製のバケット19のような金属疲労の問題が生じることはないため、使用される環境や頻度にもよるが、長寿命化が可能となり、交換頻度も少なくて済む。
こうして、重量増加を抑え、耐摩耗性並びに耐腐食性に優れて酸化による劣化の心配がなく、長寿命化を図り得る。
又、前記バケットエレベータ8のスプロケット16,17,18に無端状に掛け回されるチェーン20に対して前記バケット19を取り付けるためのリンク27,28を、繊維強化プラスチックによって形成すると、アンローダの先端側における重量が更に軽減されるため、アンローダの後端側に設けられるカウンタウェイト26を更に小型化して軽量化でき、アンローダ全体の重量を更に抑える上で有効となる。
更に又、前記繊維強化プラスチックとして、ガラス繊維強化プラスチックや炭素繊維強化プラスチックを採用すると、軽量で且つ強度の高いバケット19が得られ、アンローダの製造に関しコスト面でも有利となる。
尚、本発明のバケット及び該バケットを備えたアンローダは、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
6 船倉
7 バラ物
8 バケットエレベータ
19 バケット
20 チェーン
26 カウンタウェイト
27 リンク
28 リンク

Claims (5)

  1. 船倉の内部のバラ物を掻き取って船倉の外部に搬出するアンローダのバケットエレベータに設けられるバケットにおいて、
    繊維強化プラスチックによって形成されることを特徴とするバケット。
  2. 前記バケットエレベータのスプロケットに無端状に掛け回されるチェーンに対し、繊維強化プラスチックによって形成されるリンクを介して取り付けられる請求項1記載のバケット。
  3. 前記繊維強化プラスチックは、ガラス繊維強化プラスチックである請求項1又は2記載のバケット。
  4. 前記繊維強化プラスチックは、炭素繊維強化プラスチックである請求項1又は2記載のバケット。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のバケットを備えたアンローダ。
JP2015126426A 2015-06-24 2015-06-24 バケット及び該バケットを備えたアンローダ Pending JP2017007834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015126426A JP2017007834A (ja) 2015-06-24 2015-06-24 バケット及び該バケットを備えたアンローダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015126426A JP2017007834A (ja) 2015-06-24 2015-06-24 バケット及び該バケットを備えたアンローダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017007834A true JP2017007834A (ja) 2017-01-12

Family

ID=57761182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015126426A Pending JP2017007834A (ja) 2015-06-24 2015-06-24 バケット及び該バケットを備えたアンローダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017007834A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58212505A (ja) * 1982-05-31 1983-12-10 V I V Eng Kk バケツトエレベ−タ
JPS60218236A (ja) * 1984-04-11 1985-10-31 Sumitomo Heavy Ind Ltd 連続式アンロ−ダ
JPH10181824A (ja) * 1996-12-25 1998-07-07 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd アンローダ用バケットの取付構造
JP2002104062A (ja) * 2000-10-02 2002-04-09 Nippon Butsuryu Kk 粉粒体輸送用複合輸送車
JP2013199341A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Ohbayashi Corp 建設工事用の運搬容器、及びその補修方法
JP2014084182A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd 連続アンローダ
JP2015071486A (ja) * 2013-10-04 2015-04-16 株式会社エヌエス工研 シュータ及びホッパー装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58212505A (ja) * 1982-05-31 1983-12-10 V I V Eng Kk バケツトエレベ−タ
JPS60218236A (ja) * 1984-04-11 1985-10-31 Sumitomo Heavy Ind Ltd 連続式アンロ−ダ
JPH10181824A (ja) * 1996-12-25 1998-07-07 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd アンローダ用バケットの取付構造
JP2002104062A (ja) * 2000-10-02 2002-04-09 Nippon Butsuryu Kk 粉粒体輸送用複合輸送車
JP2013199341A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Ohbayashi Corp 建設工事用の運搬容器、及びその補修方法
JP2014084182A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd 連続アンローダ
JP2015071486A (ja) * 2013-10-04 2015-04-16 株式会社エヌエス工研 シュータ及びホッパー装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017007834A (ja) バケット及び該バケットを備えたアンローダ
CN105346932A (zh) 一种刮板取料机及其刮板
FI75538B (fi) Toemningsanordning foer bulkgods.
US3756375A (en) Material handling apparatus
JP2570702Y2 (ja) バケットエレベータ形連続式アンローダのバケット構造
KR101176005B1 (ko) 연속하역기의 급수장치
JP2017087166A (ja) 非粘着性物質による表面処理方法
KR101167130B1 (ko) 연속식 하역장치
JP2019006548A (ja) リクレーマとその点検方法
KR20160036429A (ko) 연속하역장비용 낙광 제거장치
JP6677353B1 (ja) エスカレーターの機器の運搬装置
JP2017081705A (ja) バケット及び該バケットを備えたバケットエレベータ並びに連続式アンローダ
CN211690349U (zh) 一种水上精准抛设施工船
JP2001122444A (ja) 連続アンローダ
JP2976727B2 (ja) 連続式アンローダのバケットエレベータ
JP2017186108A (ja) 連続アンローダの荷役運転支援装置
JP2017030885A (ja) グラブバケットおよびこのグラブバケットを備えるアンローダ
JP2016216152A (ja) 連続アンローダ
US3847270A (en) Material digging and transporting apparatus
JP2016216153A (ja) 連続アンローダ
JP2024014206A (ja) バラ物掻取用バケット
KR101399859B1 (ko) 연속식 하역기
KR101368935B1 (ko) 연속하역장비
CN215854696U (zh) 自动卸料装置
KR101498901B1 (ko) 연속식 하역장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190604