JP2017186108A - 連続アンローダの荷役運転支援装置 - Google Patents

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【課題】バラ物の搬出の高効率化を図り得ると共に、過剰な負荷が掛かることを回避して装置全体の長寿命化を図り得る連続アンローダの荷役運転支援装置を提供する。
【解決手段】荷役運転中の瞬間荷役量を計測する第一計測器30と、荷役運転中の各部作動状況を計測する第二計測器31と、第一計測器30で計測された瞬間荷役量に基づき単位時間当りの平均荷役量を算出し、平均荷役量を予め設定された定格荷役量と比較し、平均荷役量を定格荷役量に合致させるために必要となる各部作動修正要求を第二計測器31で計測された各部作動状況に基づいて求める演算器32と、演算器32で算出された平均荷役量及び各部作動修正要求を表示する表示器33とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、連続アンローダの荷役運転支援装置に関するものである。
一般に、荷役運搬機械としての連続アンローダは、図2に示す如く、桟橋1に敷設されたレール2上を走行自在な走行フレーム3上に、傾動自在なブーム4を備えた旋回フレーム5を設け、前記ブーム4先端に、船舶Sの船倉6の内部の石炭や鉄鉱石等のバラ物7を掻き取って船倉6の外部に搬出するバケットエレベータ8を吊り下げてなる構成を有している。前記ブーム4の内部には、前記バケットエレベータ8で掻き取って引き上げテーブルフィーダ8a上に落下させたバラ物7をブーム4基端側へ搬送するブームコンベヤ9が配設されている。又、前記走行フレーム3には、前記ブームコンベヤ9からシュート11を介して送給されるバラ物7を走行フレーム3の外部に搬出する搬出コンベヤ10が配設されている。
前記バケットエレベータ8は、図2及び図3に示す如く、前記ブーム4先端に上下方向へ延びる本体フレーム12を枢着して構成されている。該本体フレーム12の下端部には、端面を開放した外枠フレーム13に対し入れ子状となるよう内枠フレーム14を伸縮自在に配設してなる掻き取り部フレーム15が、昇降フレーム23を介し略水平に取り付けられている。前記掻き取り部フレーム15の外枠フレーム13の基端と内枠フレーム14の先端にはスプロケット16,17が設けられ、該スプロケット16,17と前記本体フレーム12上部に設けられたスプロケット18には、多数のバラ物7掻き取り用のバケット19を取り付けた無端状のチェーン20が掛け回されている。
前記外枠フレーム13に対する内枠フレーム14の伸縮は、シリンダ21の伸縮作動によって行われるようになっている。又、前記内枠フレーム14の伸縮に伴いチェーン20の張力変化が生じることをなくすために、前記外枠フレーム13は、本体フレーム12に対しシリンダ22の伸縮作動により昇降自在な昇降フレーム23に連結されている。図3中、実線で示すように前記シリンダ21が伸張して内枠フレーム14が外枠フレーム13に対して伸びるときには、前記シリンダ21の作動と連動してシリンダ22が伸張し昇降フレーム23を介して外枠フレーム13が本体フレーム12側に引き寄せられる形で上昇するようになっている。一方、図3中、仮想線で示すように前記シリンダ21が収縮して内枠フレーム14が外枠フレーム13に対して縮むときには、前記シリンダ21の作動と連動してシリンダ22が収縮し昇降フレーム23を介して外枠フレーム13が本体フレーム12側から離される形で下降し、これによりチェーン20の張力が常に一定に保持されるようになっている。
前記旋回フレーム5の頂部には、図2に示されるように、バランシングレバー24が枢着され、該バランシングレバー24の先端部に前記バケットエレベータ8の本体フレーム12がトップフレーム25を介して取り付けられ、前記ブーム4とバランシングレバー24と旋回フレーム5とトップフレーム25とによって平行四辺形リンク機構が形成されている。前記バランシングレバー24の後端部にはカウンタウェイト26が取り付けられている。
尚、前記旋回フレーム5は、旋回駆動装置27を構成する図示していないインバータによって制御される旋回モータにより旋回するようになっている。又、前記平行四辺形リンク機構を形成するブーム4及びバランシングレバー24は、起伏駆動装置28を構成する油圧装置(図示せず)によって駆動される起伏シリンダ28aの伸縮により起伏するようになっている。更に又、図中、29は運転室であって、該運転室29にオペレータが搭乗して連続アンローダを操作するようになっている。
そして、前記連続アンローダにおいて、船倉6の内部のバラ物7は、バケットエレベータ8のバケット19によって掻き取られて船倉6の外部に積み出され、ブームコンベヤ9によってブーム4の先端側から基端側へ搬送され、シュート11を介して搬出コンベヤ10上に落下し、該搬出コンベヤ10により走行フレーム3の外部へ搬出されるようになっている。
尚、前記連続アンローダの荷役運転と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開平10−250850号公報
ところで、前述の如き連続アンローダでは、定格荷役量でのバラ物7の搬出が最も効率の良い運転となる。
しかしながら、従来の連続アンローダの場合、現在実際に行われている荷役が効率的であるか否かについては、オペレータには判断がつきにくかった。
又、オペレータの感覚に任せて荷役が行われるため、オペレータが異なると荷役にばらつきが生じ、掻取時間が安定しなくなるという欠点を有していた。因みに、掻取時間が安定しないと、スケジュールを立てにくくなり、船舶Sの港における停泊日数を余分に設定しなければならず、費用が嵩む要因となるため、改善が望まれていた。
更に又、無理な運転により過剰な負荷が連続アンローダに掛けられた場合、機器の故障や部品の損耗が激しくなり、装置全体の寿命が短くなる虞もあった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、バラ物の搬出の高効率化を図り得ると共に、過剰な負荷が掛かることを回避して装置全体の長寿命化を図り得る連続アンローダの荷役運転支援装置を提供しようとするものである。
本発明は、船倉の内部のバラ物をバケットエレベータで掻き取ってブームコンベヤにより外部へ搬出する連続アンローダの荷役運転支援装置であって、
荷役運転中の瞬間荷役量を計測する第一計測器と、
荷役運転中の各部作動状況を計測する第二計測器と、
前記第一計測器で計測された瞬間荷役量に基づき単位時間当りの平均荷役量を算出し、該平均荷役量を予め設定された定格荷役量と比較し、前記平均荷役量を定格荷役量に合致させるために必要となる各部作動修正要求を前記第二計測器で計測された各部作動状況に基づいて求める演算器と、
該演算器で算出された平均荷役量及び前記各部作動修正要求を表示する表示器と
を備えたことを特徴とする連続アンローダの荷役運転支援装置にかかるものである。
前記連続アンローダの荷役運転支援装置において、前記表示器には、前記船倉の平面視に対応させてその内周部領域を分割する形で複数のブロックが表示され、各ブロックに前記平均荷役量が表示されるようにしても良い。
前記第一計測器は、前記バケットエレベータのテーブルフィーダの負荷に基づいて前記瞬間荷役量を計測するテーブルフィーダスケール、及び前記ブームコンベヤの負荷に基づいて前記瞬間荷役量を計測するコンベヤスケールの少なくとも一方によって構成されるようにしても良い。
前記第二計測器は、前記各部作動状況として連続アンローダのバケットエレベータトルクを計測するバケットエレベータトルク計と、前記各部作動状況として連続アンローダの走行速度を計測する走行速度計と、前記各部作動状況として連続アンローダのブーム旋回速度を計測するブーム旋回速度計と、前記各部作動状況として連続アンローダのバケットエレベータ旋回速度を計測するバケットエレベータ旋回速度計とによって構成されるようにしても良い。
前記各部作動修正要求は、前記バケットエレベータのバラ物に対する切込量の増減、前記連続アンローダの走行速度の増減、前記連続アンローダのブーム旋回速度の増減、及び前記連続アンローダのバケットエレベータ旋回速度の増減の少なくとも一つであるようにしても良い。
本発明の連続アンローダの荷役運転支援装置によれば、バラ物の搬出の高効率化を図り得ると共に、過剰な負荷が掛かることを回避して装置全体の長寿命化を図り得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の連続アンローダの荷役運転支援装置の実施例を示すブロック図である。 従来の連続アンローダを示す概要構成図である。 図2のIII部詳細図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の連続アンローダの荷役運転支援装置の実施例であって、図中、図2及び図3と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
本実施例においては、第一計測器30と、第二計測器31と、演算器32と、表示器33とを備えた点を特徴としている。
前記第一計測器30は、荷役運転中の瞬間荷役量を計測するためのものである。本実施例の場合、前記第一計測器30には、バケットエレベータ8のテーブルフィーダ8aの負荷に基づいて前記瞬間荷役量を計測するロードセル等のテーブルフィーダスケール30aと、ブームコンベヤ9の負荷に基づいて前記瞬間荷役量を計測するロードセル等のコンベヤスケール30bとが用いられている。但し、前記テーブルフィーダスケール30aとコンベヤスケール30bの両方を必ずしも用いる必要はなく、前記テーブルフィーダスケール30aとコンベヤスケール30bの少なくとも一方によって第一計測器30を構成しても良い。
前記第二計測器31は、荷役運転中の各部作動状況を計測するためのものである。本実施例の場合、前記第二計測器31には、前記各部作動状況として連続アンローダのバケットエレベータトルクを計測する電流計等のバケットエレベータトルク計31aと、前記各部作動状況として連続アンローダの走行速度を計測する走行速度計31bと、前記各部作動状況として連続アンローダのブーム旋回速度を計測するブーム旋回速度計31cと、前記各部作動状況として連続アンローダのバケットエレベータ旋回速度を計測するバケットエレベータ旋回速度計31dとが用いられている。
前記演算器32は、前記第一計測器30で計測された瞬間荷役量に基づき単位時間当りの平均荷役量を算出し、該平均荷役量を予め設定された定格荷役量と比較し、前記平均荷役量を定格荷役量に合致させるために必要となる各部作動修正要求を前記第二計測器31で計測された各部作動状況に基づいて求めるようになっている。
前記表示器33は、連続アンローダの運転室29に設けられ、前記演算器32で算出された平均荷役量及び前記各部作動修正要求を表示するようになっている。
前記各部作動修正要求としては、前記バケットエレベータ8のバラ物7に対する切込量の増減、前記連続アンローダの走行速度の増減、前記連続アンローダのブーム旋回速度の増減、及び前記連続アンローダのバケットエレベータ旋回速度の増減の少なくとも一つが前記表示器33に表示されるようになっている。尚、前記各部作動修正要求がない場合、前記表示器33には、「平均荷役量は安定しています。」というメッセージを表示するようになっている。
更に、前記表示器33は、船倉6の平面視に対応させてその内周部領域を分割する形で複数のブロックを表示し、各ブロックに前記平均荷役量を表示するようになっている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
連続アンローダの運転時には、第一計測器30としてのテーブルフィーダスケール30aにより、バケットエレベータ8のテーブルフィーダ8aの負荷が計測されると共に、第一計測器30としてのコンベヤスケール30bにより、ブームコンベヤ9の負荷が計測される。前記バケットエレベータ8のテーブルフィーダ8aの負荷並びに前記ブームコンベヤ9の負荷に基づいて瞬間荷役量が計測され、演算器32へ入力される。
同時に、第二計測器31としてのバケットエレベータトルク計31aにより、各部作動状況として連続アンローダのバケットエレベータトルクが計測され、第二計測器31としての走行速度計31bにより、各部作動状況として連続アンローダの走行速度が計測される。更に、第二計測器31としてのブーム旋回速度計31cにより、各部作動状況として連続アンローダのブーム旋回速度が計測され、第二計測器31としてのバケットエレベータ旋回速度計31dにより、各部作動状況として連続アンローダのバケットエレベータ旋回速度が計測され、前記演算器32へ入力される。
前記演算器32においては、前記第一計測器30(テーブルフィーダスケール30a、コンベヤスケール30b)で計測された瞬間荷役量に基づき単位時間当りの平均荷役量が算出される。更に、前記演算器32においては、前記平均荷役量が予め設定された定格荷役量と比較され、前記平均荷役量を定格荷役量に合致させるために必要となる各部作動修正要求が、前記第二計測器31(バケットエレベータトルク計31a、走行速度計31b、ブーム旋回速度計31c、バケットエレベータ旋回速度計31d)で計測された各部作動状況に基づいて求められる。
前記演算器32で算出された平均荷役量及び各部作動修正要求は、連続アンローダの運転室29に設けられた表示器33に表示される。
ここで、例えば、前記バケットエレベータトルクが小さく、バケットエレベータ8のバラ物7に対する切込量が不足していると判断された場合、各部作動修正要求として「切込量を増加して下さい。」というメッセージが前記表示器33に表示される。一方、前記バケットエレベータトルクが大きく、前記バケットエレベータ8のバラ物7に対する切込量が過剰であると判断された場合、各部作動修正要求として「切込量を減少して下さい。」というメッセージが前記表示器33に表示される。
又、例えば、連続アンローダの走行速度が不足していると判断された場合、各部作動修正要求として「走行速度を増加して下さい。」というメッセージが前記表示器33に表示される。一方、前記連続アンローダの走行速度が過剰であると判断された場合、各部作動修正要求として「走行速度を減少して下さい。」というメッセージが前記表示器33に表示される。
又、例えば、連続アンローダのブーム旋回速度が不足していると判断された場合、各部作動修正要求として「ブーム旋回速度を増加して下さい。」というメッセージが前記表示器33に表示される。一方、前記連続アンローダのブーム旋回速度が過剰であると判断された場合、各部作動修正要求として「ブーム旋回速度を減少して下さい。」というメッセージが前記表示器33に表示される。
更に又、例えば、連続アンローダのバケットエレベータ旋回速度が不足していると判断された場合、各部作動修正要求として「バケットエレベータ旋回速度を増加して下さい。」というメッセージが前記表示器33に表示される。一方、前記連続アンローダのバケットエレベータ旋回速度が過剰であると判断された場合、各部作動修正要求として「バケットエレベータ旋回速度を減少して下さい。」というメッセージが前記表示器33に表示される。
尚、前記各部作動修正要求がない場合、前記表示器33には、「平均荷役量は安定しています。」というメッセージが表示される。
更に、前記表示器33には、船倉6の平面視に対応させてその内周部領域を分割する形で複数のブロックが表示され、各ブロックに前記平均荷役量が表示される。これにより、どのブロックの平均荷役量が他のブロックと比べて少ないかといった点を把握しやすくなり、今後の運転の参考とすることが可能となる。
この結果、本実施例の場合、現在実際に行われている荷役が効率的であるか否かについて、オペレータが判断できるようになり、前記表示器33に表示された各部作動修正要求に従ってオペレータが操作を行うことにより、定格荷役量に近づける形でバラ物7の搬出を行うことが可能となる。
又、オペレータの感覚に任せて荷役が行われるようなことがなくなるため、異なるオペレータであっても荷役にばらつきが生じず、掻取時間が安定する。掻取時間が安定すると、スケジュールを立てやすくなり、船舶Sの港における停泊日数を余分に設定しなくて済み、費用が嵩むことも避けられる。
更に又、無理な運転により過剰な負荷が連続アンローダに掛かることも避けられるため、機器の故障や部品の損耗が最小限に抑えられ、装置全体の寿命も延長可能となる。
こうして、バラ物7の搬出の高効率化を図り得ると共に、過剰な負荷が掛かることを回避して装置全体の長寿命化を図り得る。
そして、本実施例の場合、前記表示器33には、前記船倉6の平面視に対応させてその内周部領域を分割する形で複数のブロックが表示され、各ブロックに前記平均荷役量が表示されるようにしてある。このように構成すると、各ブロックの平均荷役量の比較が一目瞭然となり、運転の参考とする上で有効となる。
又、前記第一計測器30は、前記バケットエレベータ8のテーブルフィーダ8aの負荷に基づいて前記瞬間荷役量を計測するテーブルフィーダスケール30a、及び前記ブームコンベヤ9の負荷に基づいて前記瞬間荷役量を計測するコンベヤスケール30bの少なくとも一方によって構成されるようにしてある。このように構成すると、瞬間荷役量の計測を精度良く行うことができる。
又、前記第二計測器31は、前記各部作動状況として連続アンローダのバケットエレベータトルクを計測するバケットエレベータトルク計31aと、前記各部作動状況として連続アンローダの走行速度を計測する走行速度計31bと、前記各部作動状況として連続アンローダのブーム旋回速度を計測するブーム旋回速度計31cと、前記各部作動状況として連続アンローダのバケットエレベータ旋回速度を計測するバケットエレベータ旋回速度計31dとによって構成されるようにしてある。このように構成すると、各部作動状況の計測を精度良く行うことができる。
更に又、前記各部作動修正要求は、前記バケットエレベータ8のバラ物7に対する切込量の増減、前記連続アンローダの走行速度の増減、前記連続アンローダのブーム旋回速度の増減、及び前記連続アンローダのバケットエレベータ旋回速度の増減の少なくとも一つとしてある。このように構成すると、バケットエレベータ8のバラ物7に対する切込量と、連続アンローダの走行速度と、連続アンローダのブーム旋回速度と、連続アンローダのバケットエレベータ旋回速度の何れかを必要に応じて修正することにより、運転を効率良く行うことができる。
尚、本発明の連続アンローダの荷役運転支援装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
6 船倉
7 バラ物
8 バケットエレベータ
8a テーブルフィーダ
9 ブームコンベヤ
30 第一計測器
30a テーブルフィーダスケール
30b コンベヤスケール
31 第二計測器
31a バケットエレベータトルク計
31b 走行速度計
31c ブーム旋回速度計
31d バケットエレベータ旋回速度計
32 演算器
33 表示器
S 船舶

Claims (5)

  1. 船倉の内部のバラ物をバケットエレベータで掻き取ってブームコンベヤにより外部へ搬出する連続アンローダの荷役運転支援装置であって、
    荷役運転中の瞬間荷役量を計測する第一計測器と、
    荷役運転中の各部作動状況を計測する第二計測器と、
    前記第一計測器で計測された瞬間荷役量に基づき単位時間当りの平均荷役量を算出し、該平均荷役量を予め設定された定格荷役量と比較し、前記平均荷役量を定格荷役量に合致させるために必要となる各部作動修正要求を前記第二計測器で計測された各部作動状況に基づいて求める演算器と、
    該演算器で算出された平均荷役量及び前記各部作動修正要求を表示する表示器と
    を備えたことを特徴とする連続アンローダの荷役運転支援装置。
  2. 前記表示器には、前記船倉の平面視に対応させてその内周部領域を分割する形で複数のブロックが表示され、各ブロックに前記平均荷役量が表示される請求項1記載の連続アンローダの荷役運転支援装置。
  3. 前記第一計測器は、前記バケットエレベータのテーブルフィーダの負荷に基づいて前記瞬間荷役量を計測するテーブルフィーダスケール、及び前記ブームコンベヤの負荷に基づいて前記瞬間荷役量を計測するコンベヤスケールの少なくとも一方によって構成される請求項1又は2記載の連続アンローダの荷役運転支援装置。
  4. 前記第二計測器は、前記各部作動状況として連続アンローダのバケットエレベータトルクを計測するバケットエレベータトルク計と、前記各部作動状況として連続アンローダの走行速度を計測する走行速度計と、前記各部作動状況として連続アンローダのブーム旋回速度を計測するブーム旋回速度計と、前記各部作動状況として連続アンローダのバケットエレベータ旋回速度を計測するバケットエレベータ旋回速度計とによって構成される請求項1〜3の何れか一項に記載の連続アンローダの荷役運転支援装置。
  5. 前記各部作動修正要求は、前記バケットエレベータのバラ物に対する切込量の増減、前記連続アンローダの走行速度の増減、前記連続アンローダのブーム旋回速度の増減、及び前記連続アンローダのバケットエレベータ旋回速度の増減の少なくとも一つである請求項1〜4の何れか一項に記載の連続アンローダの荷役運転支援装置。
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