JP2017007759A - エレベータ装置及びエレベータ装置の制御方法 - Google Patents

エレベータ装置及びエレベータ装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】乗り場に入場した利用者が、何等かの理由で乗り場から退場することによる無駄な停止を抑制して運行効率の向上を図る。
【解決手段】本発明のエレベータ装置は、情報読取端末装置読み取った利用者のID情報を照合し、事前に登録されているID情報か否かを判定する登録ID管理処理部、乗り場へ入場する利用者の判定処理部、乗り場から退場する利用者の判定処理部、及びサービス要求をエレベータ側へ送信するサービス要求送信部を有するセキュリティシステムを備える。サービス要求に対して、複数台のエレベータの中から最適なエレベータを選択し、エレベータの運行管理を実施する群管理制御部は、サービス要求送信部によって送信される行き先階登録情報に基づいて出発階/行き先階別に利用者の人数を集計し、利用者人数が0となったときに行き先階の登録またはその呼び登録をキャンセルする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベータ装置及びエレベータ装置の制御方法に関し、特にセキュリティシステムを備えた群管理エレベータ装置及びその制御方法に関する。
複数台のエレベータを一括管理する群管理エレベータ装置において、乗り場の出入口にゲートを設け、当該ゲートを通過する利用者を認証するセキュリティシステムが導入されている。そして、セキュリティシステムを備えた群管理エレベータ装置では、セキュリティシステムによって認証された利用者に固有の個人IDを含む照合情報に基づいてエレベータの行き先階呼び登録が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、「利用者を認証する第1の個人認証装置と、利用者に固有の個人IDを含む照合情報に基づいてエレベータの行き先階呼び登録を行う乗り場呼び登録装置本体と、利用者が行き先階呼び登録の行き先階の変更及びキャンセルのうち少なくともいずれか一方を行うための操作を受け付ける行き先階変更装置と、を備える。乗り場呼び登録装置本体は、行き先階変更装置への操作内容に基づいて、操作が第1の個人認証装置において認証された利用者によるものであると判断される場合に、行き先階呼び登録の行き先階の変更やキャンセルを行う。」と記載されている。
国際公開第2012/008024号
ところで、乗り場近傍の構成が多様化すると、行き先階登録を行った後に、一度、乗り場に入場した利用者が、何等かの理由で乗り場から退場する場合がある。このとき、乗り場から退場した利用者が行き先階の変更操作を行わないと、実際には利用者がいない行き先呼びが登録されることになる。そして、他に利用者がいない場合には、エレベータの無駄な停止が発生して運行効率が低下することになる。特許文献1に記載の群管理エレベータ装置では、乗り場に入場した利用者が、何等かの理由で乗り場から退場してしまった場合については考慮されていない。
本発明は、乗り場に入場した利用者が、何等かの理由で乗り場から退場することが原因で発生する無駄な停止を抑制して運行効率の向上を図ることができるエレベータ装置及びエレベータ装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、
利用者のID情報を読み取る情報読取端末装置と、
情報読取端末装置によって読み取られたID情報を照合し、事前に登録されているID情報か否かを判定する登録ID管理処理部、乗り場へ入場する利用者を判定する入場者判定処理部、乗り場から退場する利用者を判定する退場者判定処理部、及びID情報を基に行き先階登録情報及び利用者の入場/退場情報を含むサービス要求をエレベータ側へ送信するサービス要求送信部を有するセキュリティシステムと、
サービス要求に対して、複数台のエレベータの中から最適なエレベータを選択し、エレベータの運行管理を実施する群管理制御部と、
を備える。そして、群管理制御部は、
サービス要求送信部によって送信される行き先階登録情報に基づいて出発階/行き先階別に利用者の人数を集計し、入場/退場情報に基づいて、入場者と判定した場合は利用者人数分加算し、退場者と判定した場合は利用者人数分減算する利用人数統計処理部と、
利用人数統計処理部により出発階または行き先階に関する利用者人数が0となったときに当該行き先階の登録またはその呼び登録をキャンセルする行き先呼びキャンセル対象判定処理部と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、乗り場に入場した利用者が、何等かの理由で乗り場から退場した場合であっても、エレベータの無駄な停止を抑制して運行効率の向上を図ることができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る群管理エレベータ装置のシステム構成の概略を示すブロック図の例である。 利用者の入場時の場合のエレベータ乗り場の構成の一例を示す概略平面図の例である。 利用者の退場時の場合のエレベータ乗り場の構成の一例を示す概略平面図の例である。 エレベータ乗り場と同じフロアに会議室が存在する場合のエレベータ乗り場周辺の構成の一例を示す概略平面図の例である。の例である。 運行管理制御系におけるキャンセル処理の流れの一例を示すフローチャートの例である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と記述する)について図面を用いて詳細に説明する。本発明は実施形態に限定されるものではなく、実施形態における種々の数値等は例示である。本明細書及び図面において、同一の構成要素又は実質的に同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付することとし、重複する説明は省略する。
<本発明の一実施形態に係る群管理エレベータ装置>
本発明の一実施形態に係る群管理エレベータ装置は、複数台のエレベータを一括管理する群管理システムの構成を採るとともに、乗り場の出入口にゲートを設け、当該ゲートを通過する利用者を認証するセキュリティシステムを備えている。
[システム構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る群管理エレベータ装置のシステム構成の概略を示すブロック図の例である。本実施形態に係る群管理エレベータ装置10は、乗り場行き先階登録装置1と、情報読取端末装置2と、乗り場行き先階読取部3と、ゲート制御部4と、セキュリティシステム5と、エレベータ部6と、エレベータ制御部7と、群管理制御部8と、入出力制御部9と、を備えるシステム構成となっている。以下では、エレベータ部6の個々のエレベータを「号機」と呼ぶ場合がある。
(乗り場行き先階登録装置)
乗り場行き先階登録装置1は、エレベータ乗り場(以下、単に「乗り場」と記述する場合がある)にて利用者が行き先階呼び登録を行うための装置である。より具体的には、乗り場行き先階登録装置1は、例えば液晶パネル付のテンキー装置や、タッチパネル式の登録装置等からなり、乗り場に配置される。乗り場行き先階登録装置1は、乗り場から利用者が行き先階を入力することで、群管理制御部8に対してエレベータのサービス要求を送信する。
乗り場行き先階登録装置1における登録方式としては、ID情報のみを取得し、セキュリティシステム5と連携することで、事前に登録されたID情報に基づいて行き先階を登録する方式を例示することができる。更に、情報媒体自体にID情報及び行き先階情報を記憶させておき、その行き先階情報を読み取り、登録する方式を例示することができる。本実施形態においては、ID情報は、セキュリティシステム5における入退出管理にのみ使用される。
(情報読取端末装置)
情報読取端末装置2は、利用者が所持しているICタグやカードなどの情報媒体から予め登録したID情報を読み取る(読み込む)装置である。情報読取端末装置2は、後述するゲートに設置されており、利用者が所持している情報媒体から予め登録したID情報を読み込んだとき、利用者がゲートを通過してエレベータ乗降口へと進むことができるようにするための機能を有している。
情報読取端末装置2としては、例えばカードリーダや、NFC(Near Field Communication)リーダーによって利用者が持ち込んだIDカードや携帯端末より直接情報を取得する構成のものを例示することができる。更に、Wi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)機器やBluetooth(登録商標)を通じて携帯端末より情報を取得する構成のものを例示することができる。
(乗り場行き先階読取部)
乗り場行き先階読取部3は、情報読取部31及び報知部32などを有し、乗り場行き先階登録装置1及び情報読取端末装置2に接続されている。情報読取部31は、情報読取端末装置2が読み取った情報媒体に記憶されている情報を取り込む。乗り場行き先階読取部3は、情報読取部31が取り込んだ情報を入出力制御部9へ送信する。報知部32は、群管理制御部8から入出力制御部9を介して割当て号機情報を受け取ったとき、利用者にそれを告知(通知)するためのものである。
例えば、2階設置の乗り場行き先階登録装置1において、利用者が5階の行き先階を入力すると、情報読取部31が出発階が2階、行き先階が5階という情報を読み取り、報知部32が入力された行き先階を表示する。報知部32は、液晶表示装置や有機EL(Electro Luminescence)表示装置等のディスプレイによって構成され、5階と入力された場合、例えば“5”と出力する。また、報知部32は、群管理制御部8において割当て号機が例えば1号機に決定された場合、その割当て号機情報に基づいて“1”との表記を行う。
(ゲート制御部)
ゲート制御部4は、情報読取部41、ゲート開閉部42及び表示灯制御部43などを備えている。情報読取部41は、エレベータ乗り場に至る後述するゲートを通過する利用者のID情報を情報読取端末装置2が読み取ったとき、その読み取った利用者のID情報を情報読取端末装置2から受け取る。ゲート開閉部42は、情報読取部41が利用者のID情報を受け取ったとき、エレベータ乗降口(エレベータ乗り場)に至るゲートを開くように制御する。表示灯制御部43は、利用者を案内する表示灯を制御する。
本実施形態では、乗り場行き先階読取部3の情報読取部31と、ゲート制御部4の情報読取部41とを別構成として説明したが、同一構成とすることも可能である。
(セキュリティシステム)
セキュリティシステム5は、入力情報受信処理部51、入場者判定処理部52、退場者判定処理部53、登録ID管理処理部54、エレベータ情報送信処理部55及びゲート制御処理部56を備えており、入出力制御部9との間で信号の授受を行う。
入力情報受信処理部51は、セキュリティに関連する信号(例えば、ID情報)を入出力制御部9から受信する。入場者判定処理部52は、後述するゲートに設置されている情報読取端末装置2からの信号により入場者を検出する。退場者判定処理部53は、ゲートに設置されている情報読取端末装置2からの信号により退場者を検出する。ゲートにおける入場者/退場者の詳細については後述する。登録ID管理処理部54は、情報読取端末装置2で読み取った利用者のID情報が予め登録されているID情報であるときに、そのID情報と出発階と行き先階と利用者属性などの登録情報を抽出する。利用者属性としては、性別や車椅子利用者などを例示することができる。
エレベータ情報送信処理部55は、情報読取端末装置2で読み取った利用者のID情報を基に行き先登録情報及び利用者の入場/退場情報を含むサービス要求をエレベータ側へ送信するサービス要求送信部である。具体的には、エレベータ情報送信処理部55は、登録ID管理処理部54で抽出した登録情報に入場者または退場者の判別情報を付加して群管理制御部8へ送信する。ゲート制御処理部56は、入場者判定処理部52または退場者判定処理部53で検出があったとき、入出力制御部9を介してゲート制御部4にゲート開閉信号を与える。
上述したセキュリティシステム5の各機能部(51〜56)については、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することにより、ソフトウェアで実現することができる。このとき、機能部(51〜56)の各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、またはICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に記録することができる。また、上記のセキュリティシステム5の各機能部(51〜56)については、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によって、ハードウェアで実現することも可能である。
(エレベータ部)
エレベータ部6は、N台のエレベータ6_1,・・・,6_nを有する。エレベータ部6のN台のエレベータ6_1,・・・,6_nは、群管理制御部8による制御の下に、一括管理され、待ち時間等の観点から利用者に最適な号機(エレベータ)の割当てが行われる。エレベータ部6の各エレベータ6_1,・・・,6_nは、例えば、昇降路内に設置された乗りかご61と釣合い錘62とが主ロープ(主索)63の両端に結合され、当該主ロープ63が巻上機の綱車64やプーリ65に巻き掛けられた周知の構成となっている。
(エレベータ制御部)
エレベータ制御部7は、エレベータ6_1,・・・,6_nの各々に対応して設けられた号機制御部71_1,・・・,71_nから構成されている。エレベータ制御部7の号機制御部71_1,・・・,71_nは、各エレベータ6_1,・・・,6_nの運行を制御する。より具体的には、号機制御部71_1,・・・,71_nは、主に、昇降路内に設置された乗りかご61に対して、各階への走行指令や戸開閉指令により各エレベータ6_1,・・・,6_nの運行を制御する。
(群管理制御部)
群管理制御部8は、運行管理制御系(運行管理制御部)81、学習系82及び知能系83を有する構成となっている。運行管理制御系81は、エレベータ部6の複数台(N台)のエレベータ6_1,・・・,6_nの運行管理を行う。学習系82は、日々の運行管理によって収集した情報からどの運転プログラムが最適であるかを判断する、あるいは、日々の階床別運行状況を学習することで、各出発階毎に混雑する行先階を学習し、高需要階を算出する。知能系83は、学習系82によって収集された情報よりシミュレーションを行って、最適な運転プログラムを自動生成する。
群管理制御部8において、運行管理制御系81は、入力受信処理部81_1と、退場者情報判定処理部81_2と、利用人数統計処理部81_3と、行き先呼びキャンセル対象判定処理部81_4と、割当て指令処理部81_5と、の各機能部を有する。図1では、群管理制御部8における運行管理制御系81の各機能部81_1〜81_5、学習系82及び知能系83について、機能ブロックとして図示している。
群管理制御部8において、入力受信処理部81_1は、乗り場行き先階読取部3、ゲート制御部4及びセキュリティシステム5から、入出力制御部9を介して各種の信号を受信する。退場者情報判定処理部81_2は、入力受信処理部81_1で受信したセキュリティシステム5からの信号の中に、同じIDの入場者信号/退場者信号が含まれているか否かによってキャンセル対象か登録対象かを判定する。
利用人数統計処理部81_3は、出発階及び行き先階別の利用人数を集計する。具体的には、退場者情報判定処理部81_2による判定結果が登録対象者であった場合、利用人数統計処理部81_3は、受信した出発階及び行き先階情報に基づいて利用者情報を「+1」として統計データを更新する。一方、退場者情報判定処理部81_2による判定結果が退場対象者であった場合、利用人数統計処理部81_3は、受信した出発階及び行き先階情報に基づいて利用者情報を「−1」として統計データを更新する。
行き先呼びキャンセル対象判定処理部81_4は、利用人数統計処理部81_3における統計更新によって利用者が「0」となった場合、行き先呼びをキャンセルする。割当て指令処理部81_5は、エレベータ部6の各エレベータ6_1,・・・,6_nの割当てに関する処理を行う。
上述した群管理制御部8における運行管理制御系81の各機能部81_1〜81_5、学習系82及び知能系83については、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することにより、ソフトウェアで実現することができる。このとき、機能部81_1〜81_5の各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD等の記録装置、またはICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に記録することができる。また、上記の運行管理制御系81の各機能部81_1〜81_5、学習系82及び知能系83については、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によって、ハードウェアで実現することも可能である。
(入出力制御部の機能)
入出力制御部9は、入出力インターフェースである乗り場行き先階読取部3、ゲート制御部4及びセキュリティシステム5と群管理制御部8との間でのデータ送受信の補助の役割を担う。
(エレベータ乗り場の構成)
図2は、利用者の入場時の場合のエレベータ乗り場の構成の一例を示す概略平面図の例である。図3は、利用者の退場時の場合のエレベータ乗り場の構成の一例を示す概略平面図の例である。
各号機(エレベータ)6_1,・・・,6_nの乗降口に至る乗り場には、利用者が通過して行く複数台、例えば4台のゲート44_1〜44_4が配置されている。各ゲート44_1〜44_4の入場側には、近づいてきた利用者(入場者)M1が所持している情報媒体からID情報を読み込む入場用個人情報読取端末装置2Aが設けられている。また、各ゲート44_1〜44_4の退場側には、近づいてきた利用者(退場者)M2が所持している情報媒体からID情報を読み込む退場用個人情報読取端末装置2Bが設けられている。入場用個人情報読取端末装置2A及び退場用個人情報読取端末装置2Bは、図1の情報読取端末装置2に属する。
[各部の処理動作]
次に、各部の処理動作について説明する。
図1において、乗り場行き先階登録装置1及び情報読取端末装置2は、利用者がエレベータ乗り場に到着する検出を行っている。そして、図2に示すように、例えばゲート44_1に利用者M1が近づいてくると、入場用個人情報読取端末装置2Aによって利用者M1が所持する情報媒体からID情報の読み込みが行われる。このID情報は、乗り場行き先階読取部3からセキュリティシステム5の入力情報受信処理部51を通して入場者判定処理部52に与えられる。
入場者判定処理部52は、入力情報受信処理部51を通して与えられるID情報が、登録ID管理処理部54に登録されているID情報であるか否かを判定する。既に登録されたID情報であった場合、ゲート制御処理部56から入出力制御部9を介してゲート制御部4にゲート開信号が与えられる。これを受けて、ゲート制御部4は、ゲート開閉部42にゲート開信号を与え、ゲート44_1を開状態とする。これにより、図2に示した利用者M1は、開状態のゲート44_1から入場することができる。
一方、セキュリティシステム5の入場者判定処理部52は、ID情報に対応する出発階、行き先階、利用者属性などの登録情報を抽出し、例えば1バイト構成の0x00として、入場者信号に登録情報を付加して、エレベータ情報送信処理部55から入出力制御部9を介して群管理制御部8に送信する。
群管理制御部8は、行き先階の自動登録による周知の号機割当て処理とは別に、セキュリティシステム5からの信号を運行管理制御系81の入力受信処理部81_1が受信して、運行管理制御系81の登録処理を開始する。
また、ゲート44_1を通過してエレベータ乗降口側に向かった利用者M2が、何等かの理由で、図3に示すように、例えば44_1ゲートから退場しようとした場合に、退場用個人情報読取端末装置2Bによって利用者M2が所持する情報媒体からID情報の読み込みが行われる。このID情報は、乗り場行き先階読取部3からセキュリティシステム5の入力情報受信処理部51を通して退場者判定処理部53に与えられる。
このとき、退場者判定処理部53は、既に入場者としてID情報が検出されているためキャンセル対象の退場者と判定し、例えば1バイト構成の0x80として退場者信号に、出発階、行き先階情報を付加して、エレベータ情報送信処理部55から入出力制御部9を介して運行管理制御系81の入力受信処理部81_1に送信する。そして、この信号を入力受信処理部81_1が受信することで、運行管理制御系81において割当て号機のキャンセル処理が開始される。
[エレベータの無駄な停止による運行効率の低下について]
ここで、行き先階登録を行った後に、ゲート44_1〜44_4を通過してエレベータ乗降口側に向かった利用者が、上述したように、何等かの理由でゲート44_1〜44_4から退場してしまうことがある。このとき、ゲート44_1〜44_4を出た利用者が行き先階の変更操作を行わないと、実際には利用者がいない行き先呼びが登録されることになる。そして、他に利用者がいない場合には、エレベータの無駄な停止が発生して運行効率が低下することになる。
何等かの理由としては、ゲート44_1〜44_4を通過してエレベータ乗降口側に向かった利用者が、忘れ物に気付いて引き返したり、近くにあるトイレやコンビニエンスストアーなどへ向かったりする場合などが考えられる。ここでは、何等かの理由でゲート44_1〜44_4から退場してしまった場合のエレベータの無駄な停止による運行効率の低下について説明したが、エレベータの無駄な停止による運行効率の低下は、ゲート44_1〜44_4から退場してしまった場合に限られるものではない。
他の例について、図4を用いて説明する。図4は、エレベータ乗り場と同じフロアに会議室が存在する場合のエレベータ乗り場周辺の構成の一例を示す概略平面図の例である。ここでは、エレベータ乗り場と同じフロアで、エレベータ部(エレベータ室)6の裏側に例えば2つの会議室A,Bが存在する場合を例示する。会議室A,Bの入り口の近傍には、カードリーダ等の入室用個人情報読取端末装置2C,2Dが設置されている。入室用個人情報読取端末装置2C,2Dは、図1の情報読取端末装置2に属する。
他の例としては、図4に示すように、エレベータ乗り場と同じフロアに例えば2つの会議室A,Bが存在する建物において、ゲート44_1〜44_4を通過してエレベータ乗降口側に向かった利用者が例えば会議室Aに入室する場合を例示することができる。この例の場合にも、利用者M1が行き先階の変更操作を行わないと、実際には利用者がいない行き先呼びが登録されることになるため、エレベータの無駄な停止が発生し、運行効率の低下を招くことになる。
会議室Aの入り口近傍に設けられた入室用個人情報読取端末装置2Cは、図4に示すように、例えばゲート44_1を通過した利用者M1が会議室Aに入室しようとするとき、利用者M1が所持する情報媒体からID情報を読み取る。このID情報は、乗り場行き先階読取部3からセキュリティシステム5の入力情報受信処理部51を通して退場者判定処理部53に与えられる。
退場者判定処理部53は、入力情報受信処理部51を通して与えられるID情報が、登録ID管理処理部54に登録されているID情報であるか否かを判定する。既に登録されたID情報であった場合、ゲート制御処理部56から入出力制御部9を介してゲート制御部4にドア開信号が与えられる。ここでは、ゲート制御部4は、ゲート44_1〜44_4の開閉制御のみならず、会議室A,Bのドアの開閉制御も行うものとする。
ゲート制御処理部56からのドア開信号を受けて、ゲート制御部4は、ゲート開閉部42にドア開信号を与え、会議室Aのドアを開状態とする。これにより、図4に示した利用者M1は、会議室Aに入室可能となる。一方、セキュリティシステム5の退場者判定処理部53は、利用者M1がエレベータ6_1,・・・,6_nを利用せず、会議室Aに入室したことで退場者と判定し、利用者M1が会議室Aに入室した情報をエレベータ情報送信処理部55から入出力制御部9を介して群管理制御部8の入力受信処理部81_1に送信する。そして、利用者M1が会議室Aに入室した情報を入力受信処理部81_1が受信することにより、運行管理制御系81において割当て号機のキャンセル処理が開始される。
但し、会議室Aに入室した利用者M1が短時間で会議室Aから退室し、そのままエレベータを利用する場合がある。このような場合を想定して、ゲート44_1〜44_4を通過してエレベータ乗降口側に向かった各利用者を、ゲート44_1〜44_4を通過した時点から所定時間だけ継続して監視する必要がある。この監視により、会議室Aに入室した利用者M1が所定時間内に会議室Aから退室した場合には、キャンセル対象の退場者として扱わないようにする。
また、上述した会議室への入場を検出することにより、乗り場からの退場者を判定する構成以外に、別バンクへのエレベータ乗り場へ入場した場合も検出の対象としても良い。例えば、低層バンクのエレベータ乗り場への入場する際に、低層バンクへ自動登録を実施し、同一階から同一IDによって、高層バンクの入場を検出した場合、先に自動登録を実施した低層バンクの呼び登録をキャンセル対象とする。また、会議室以外の居室でもよく、さらに、お手洗いなどの居室以外に入室用個人情報読取端末装置を設置して、それらの場所への入場を検出しても良い。このように、乗り場以外の場所への入場を検出して、乗り場からの退場と判定して良い。
[運行管理制御系におけるキャンセル処理]
次に、本発明のエレベータ装置の制御方法の一例である、運行管理制御系81におけるキャンセル処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。図5は、運行管理制御系81におけるキャンセル処理の流れの一例を示すフローチャートの例である。以下に説明するキャンセル処理フローは、群管理制御部8において、運行管理制御系81による制御の下に実行される処理フローとなる。
運行管理制御系81において、入力受信処理部81_1は、セキュリティシステム5から送信されるセキュリティ情報を受信する(ステップS1)。ここで、図2に示したゲート44_1を利用者M1が入場した後、図3に示すようにゲート44_1を利用者M2が退場したとする。このとき、入場した利用者M1と退場した利用者M2が同一人物であることも考えられる。例えば、入場した利用者M1が、忘れ物に気付いてすぐに引き返した場合などである。
この退場する利用者M2がゲートゲート44_1に近づくと、退場用個人情報読取端末装置2Bは利用者M2が所持する情報媒体からID情報を読み込む。この読み込まれたID情報は、図1に示した乗り場行き先階読取部3から、入出力制御部9を介してセキュリティシステム5に与えられ、更に入力情報受信処理部51を通して退場者判定処理部53に与えられる。
退場者判定処理部53では、このID情報が登録ID管理処理部54に登録されているID情報であるか否かを判定する。既に登録されたID情報であった場合、ゲート制御処理部56は、入出力制御部9を介してゲート制御部4にゲート開信号を与える。すると、ゲート制御部4は、ゲート開閉部42にゲート開信号を与え、ゲート44_1を開状態とする。これにより、図3に示した利用者M2は、開状態のゲート44_1から退場することができる。
このとき、退場者判定処理部53は、入力情報受信処理部51を通して与えられる信号が、退場用個人情報読取端末装置2Bからの退場者情報であると判定し、当該退場者情報を群管理制御部8へ送信する。なお、セキュリティシステム5から群管理制御部8へ送信する入退場者情報としては、例えば1バイト構成の信号で入場者の場合0x00、退場者の場合0x80の信号である。こうして送信された信号は、群管理制御部8内の運行管理制御系81の入力受信処理部81_1によって受信処理される。
入力受信処理部81_1が入退場者情報を受信すると、退場者情報判定処理部81_2は、その受信した入退場者情報が、退場者情報であるか否か判定する(ステップS2)。退場者情報判定処理部81_2は、キャンセル対象の退場者情報を受信したと判定すると(S2のYES)、利用人数統計処理部81_3は、退場者の出発階及び行き先階をセットし、その出発階及び行き先階情報に基づいて利用者情報を「−1」として統計データを更新する(ステップS3)。キャンセル対象の退場者情報でない場合(S2のNO)、本処理を終了する。
次いで、行き先呼びキャンセル対象判定処理部81_4は、キャンセル対象となった退場者の対象階において、既に登録されている利用者人数が0となるか否かを判定する(ステップS4)。判定の結果、利用者人数が0となる場合(S4のYES)、行き先呼びキャンセル対象判定処理部81_4は、当該行き先階呼びをキャンセル候補とする(ステップS5)。一方、判定の結果、利用人数が0とならない場合(S4のNO)、行き先呼びキャンセル対象判定処理部81_4は、当該出発階及び当該行き先階の利用者人数をそれぞれ一人減らし(ステップS6)、本処理を終了する。
次いで、行き先呼びキャンセル対象判定処理部81_4は、当該行き先階呼びの応答予定号機が既に本呼び(行き先階呼び)に応答中であるか否かを判定する(ステップS7)。その判定の結果、本呼びに応答中であれば(S7のYES)、行き先呼びキャンセル対象判定処理部81_4は、割り当て指令処理部81_5を通して当該行き先階の登録のみをキャンセルし(ステップS8)、本処理を終了する。しかし、その判定の結果、本呼びに応答中でなければ(S7のNO)、行き先呼びキャンセル対象判定処理部81_4は、割り当て指令処理部81_5を通して当該呼び登録そのものをキャンセルし(ステップS9)、本処理を終了する。
入力情報受信処理部51で受信した信号が、退場者判定処理部53で入場用個人情報読取端末装置2Aからの信号であると判定されると、退場者判定処理部53では、一度、ゲート44_1〜44_4を通過してエレベータ乗降口側に移動した各利用者を所定時間だけ継続して監視する。
この退場者判定処理部53による監視処理では、ゲート44_1〜44_4からエレベータ乗降口へ一度入場した利用者が、何等かの理由で、図3に示すように、ゲート44_1〜44_4から退場するかが監視される。このようなことが発生する状況としては、例えば、忘れ物に気付いて引き返したり、近くにあるトイレやコンビニエンスストアーなどへ向かったりすることなどが考えられる。更には、エレベータ乗り場と同じフロアに会議室が存在する場合に、エレベータ乗降口へ一度入場した利用者が、図4に示すように、エレベータを利用せずに会議室を利用したりすることが考えられる。
退場者判定処理部53による監視処理では、継続監視の時間(所定時間)が経過するとキャンセル対象としての退場者の判定は行われない。したがって、エレベータを利用して行き先階へ移動した利用者が、再びエレベータを利用して出発階へ戻り、ゲート44_1〜44_4から出てもキャンセル対象とはならない。
また、ゲート44_1からエレベータ乗降口へ一度入った同じ利用者が、ゲート44_1〜44_4のいずれかを通って退場したことは、入場用個人情報読取端末装置2AによるID情報の読み取り後に、退場用個人情報読取端末装置2BによるID情報の読み取りによって判別している。但し、この方法は一例であり、これに限られるものではない。例えば、情報読取端末装置2を一台だけ設置し、継続監視する所定時間内に再び情報読取端末装置2によって同じID情報が検出されたことによって判別する方法や、その他の方法などを適用することもできる。
以上説明したように、本発明の群管理エレベータ装置10は、セキュリティシステム5に、一度、ゲート44_1〜44_4を通過した同じ利用者がゲート44_1〜44_4から出てキャンセル対象の退場者となったことを検出する退場者判定処理部53を備えている。また、群管理エレベータ装置10は、群管理制御部8に、退場者判定処理部53が検出したキャンセル対象の退場者情報を判定する退場者情報判定処理部81_2を備えている。群管理エレベータ装置10は更に、群管理制御部8に、キャンセル対象の退場者の出発階及び行き先階に関する利用者統計データを更新する利用人数統計処理部81_3と、利用者統計データが0となったときに当該行き先階または当該呼び登録をキャンセルする行き先呼びキャンセル対象判定処理部81_4を備えている。
したがって、本発明の群管理エレベータ装置10によれば、一度、ゲート44_1〜44_4を通過した利用者が、何等かの理由でゲート44_1〜44_4から退場した場合に、キャンセル対象の退場者となったことを検出することができる。そして、割り当てられた号機を利用できないとき、行き先階呼びそのものや行き先階の登録をキャンセルすることができるために、号機(エレベータ)の無駄な停止を抑制して運行効率の向上を図ることができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細したものであり、必ずしも全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、上記した実施形態では、ゲート44_1〜44_4等のセキュリティゲートと連動する構成にて説明したが、ゲートのみならず、カード情報や、利用者が持ち込む携帯端末をフロアの入退出管理システムとエレベータが連動している場合にも応用可能である。すなわち、入退出を判定し、エレベータを利用する乗り場へ入場したか、退場したかを判定可能であれば、フロアの入退出管理システム側に、入場者判定処理部52、退場者判定処理部53、登録ID管理処理部54、及びエレベータ情報送信処理部55の各機能部を備えることで、号機(エレベータ)の無駄な停止を抑制して運行効率の向上を図ることができる。
1…乗り場行き先階登録装置、 2…情報読取端末装置、 2A…入場用個人情報読取端末装置、 2B…退場用個人情報読取端末装置、2C,2D…入室用個人情報読取端末装置、 3…乗り場行き先階読取部、 4…ゲート制御部、 5…セキュリティシステム、 6…エレベータ部、 6_1,・・・,6_n…エレベータ(号機)、 7…エレベータ制御部、 8…群管理制御部、 9…入出力制御部、 10…群管理エレベータ装置、 42…ゲート開閉部、 44_1〜44_4…ゲート、 51…入力情報受信処理部、 52…入場者判定処理部、 53…退場者判定処理部、 54…登録ID管理処理部、 55…エレベータ情報送信処理部、 56…ゲート制御処理部、 81_1…入力受信処理部、 81_2…退場者情報判定処理部、 81_3…利用人数統計処理部、 81_4…行き先呼びキャンセル対象判定処理部、 81_5…割当て指令処理部

Claims (5)

  1. 利用者のID情報を読み取る情報読取端末装置と、
    前記情報読取端末装置によって読み取られた前記ID情報を照合し、事前に登録されているID情報か否かを判定する登録ID管理処理部、乗り場へ入場する利用者を判定する入場者判定処理部、乗り場から退場する利用者を判定する退場者判定処理部、及び前記ID情報を基に行き先階登録情報及び利用者の入場/退場情報を含むサービス要求をエレベータ側へ送信するサービス要求送信部を有するセキュリティシステムと、
    前記サービス要求に対して、複数台のエレベータの中から最適なエレベータを選択し、エレベータの運行管理を実施する群管理制御部と、
    を備えるエレベータ装置であって、
    前記群管理制御部は、
    前記サービス要求送信部によって送信される前記行き先階登録情報に基づいて出発階/行き先階別に利用者の人数を集計し、前記入場/退場情報に基づいて、入場者と判定した場合は利用者人数分加算し、退場者と判定した場合は利用者人数分減算する利用人数統計処理部と、
    前記利用人数統計処理部の処理により前記出発階または前記行き先階に関する前記利用者人数が0となったときに、当該行き先階の登録またはその呼び登録をキャンセルする行き先呼びキャンセル対象判定処理部と、
    を有することを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記行き先呼びキャンセル対象判定処理部は、前記呼び登録に対して割り当てられたエレベータが行き先階呼びの出発階へ応答中であるとき、前記行き先階の登録をキャンセルする
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記行き先呼びキャンセル対象判定処理部は、前記呼び登録に対して割り当てられたエレベータが行き先階呼びの出発階へ応答中でないとき、前記呼び登録をキャンセルする
    ことを特徴とする請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記情報読取端末装置は、前記乗り場と同じフロアに設けられている前記乗り場以外の場所の入り口近傍に配置されており、
    前記退場者判定処理部は、前記乗り場以外の場所へ入場する利用者を前記乗り場からの退場者として判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエレベータ装置。
  5. 利用者のID情報を読み取る情報読取端末装置、前記情報読取端末装置によって読み取られた前記ID情報を照合し、事前に登録されているID情報か否かを判定する登録ID管理処理部、乗り場へ入場する利用者を判定する入場者判定処理部、乗り場から退場する利用者を判定する退場者判定処理部、及び前記ID情報を基に行き先階登録情報及び利用者の入場/退場情報を含むサービス要求をエレベータ側へ送信するサービス要求送信部を有するセキュリティシステムと、
    前記サービス要求に対して、複数台のエレベータの中から最適なエレベータを選択し、エレベータの運行管理を実施する群管理制御部と、
    を備えるエレベータ装置の制御方法であって、
    前記サービス要求送信部によって送信される前記行き先階登録情報に基づいて出発階/行き先階別に利用者の人数を集計し、前記入場/退場情報に基づいて、入場者と判定した場合は利用者人数分加算し、退場者と判定した場合は利用者人数分減算する利用人数統計処理と、
    前記利用人数統計処理により前記出発階または前記行き先階に関する前記利用者人数が0となったときに当該行き先階の登録またはその呼び登録をキャンセルする行き先呼びキャンセル対象判定処理と、
    を実行することを特徴とするエレベータ装置の制御方法。
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