JP2017006874A - 血液処理器に用いられる膜モジュールのシール材用ポリウレタン樹脂形成性組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
血液処理器用膜モジュールのシール材用ポリウレタン樹脂形成性組成物に使用される場合、非常に精度のあるウレタン化反応速度の制御が必要とされる。しかし、特許文献1に記載のポリウレタン樹脂形成性組成物を血液処理器用膜モジュールに使用した場合、ウレタン反応速度の制御が困難な場合があり、膜モジュールの成型性に影響を与えるという問題がある。
(1)前記有機ポリイソシアネート成分(A)が、数平均分子量が300以上のヒマシ油系ポリオール(b11)と有機ポリイソシアネート(a11)とを反応させて得られるイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(a2)を含有する;
(2)前記ポリオール成分(B)が、数平均分子量が300以上のヒマシ油系ポリオール(b12)とアミンポリオール(b4)を含有するか、又は上記(b12)と有機ポリイソシアネート(a12)とを反応させて得られる水酸基を有するウレタンプレポリマー(b2)と上記(b4)を含有する。
;前記シール材を用いてなる膜モジュールのシール材;前記シール材を用いてなる膜モジュール;前記膜モジュールを用いてなる中空糸型血液処理器である。
(1)前記有機ポリイソシアネート成分(A)が、数平均分子量が300以上のヒマシ油系ポリオール(b11)と有機ポリイソシアネート(a11)とを反応させて得られるイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(a2)を含有する。
(2)前記ポリオール成分(B)が、数平均分子量が300以上のヒマシ油系ポリオール(b12)とアミンポリオール(b4)を含有するか、又は上記(b12)と有機ポリイソシアネート(a12)とを反応させて得られる水酸基を有するウレタンプレポリマー(b2)と上記(b4)を含有する。
これらの中で、末端水酸基の1級化率が70%以上のポリエーテルポリオール(b321)が好ましい。(b321)は、触媒としてトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを使用して製造するか、又は「プライムポールシリーズ」として三洋化成工業(株)から市販されている。
ヒマシ油脂肪酸の含有量を所望の値に調整する方法としては、例えば原料であるヒマシ油系ポリオール中のヒマシ油脂肪酸を水蒸気蒸留法(特開昭62−256894号公報に記載の方法等)で取り除く方法が挙げられる。尚、水蒸気蒸留法による場合、その処理時間等を調整してヒマシ油脂肪酸の含有量が所望の値のものを直接得ることもできるし、ヒマシ油脂肪酸の含有量が非常に低いものを得た後、ヒマシ油脂肪酸を添加してその量を調節することもできる。また、ポリエーテルポリオール(b321)と混合することで、その量を調整することもできる。
カルボジイミド化触媒としては、炭素数3〜24のトリアルキルリン酸エステル(トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリオクチルホスフェート等)、炭素数4〜18のホスホレンオキシド系化合物(3−メチル−1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシド、1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシド、1−エチル−3−メチル−2−ホスホレン−1−オキシド及び3−メチル−1−フェニル−1−ホスファ−3−シクロペンテン−1−オキシド等)、炭素数4〜18のホスホレンスルフィド系化合物(1−フェニル−2−ホスホレン−1−スルフィド等)、炭素数3〜21のホスフィンオキシド系化合物(トリフェニルホスフィンオキシド及びトリトリルホスフィンオキシド)及び炭素数3〜30のホスフィン系化合物[ビス(オキサジフェニルホスフィノ)エタン等]等が挙げられる。
・「サンニックスPK−1000」;PPG[三洋化成工業(株)製、水酸基価=112mgKOH/g、Mn=1,000]
・「ミリオネートMT」;4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート[東ソー(株)製]
・「デュラネート50M」;HDI[旭化成ケミカルズ(株)製]
・「ミリオネートMTL」;ジフェニルメタンジイソシアネートのカルボジイミド変性体[東ソー(株)製、イソシアネート基含有量=29.0%]
・「ルプラネートMI」;2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートと4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートとの混合物[BASFイノアックポリウレタン(株)製]
・「ルプラネートMM−103」;4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートのカルボジイミド変性体[BASF INOACポリウレタン(株)製、NCO含量29.5%]
・「デュラネート24A−100」;HDIのビウレット変性体[旭化成ケミカルズ(株)製、イソシアネート基含有量=23.5%]
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、「ミリオネートMT」100部と触媒として3−メチル−1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシド0.50部を仕込み窒素気流下攪拌しながら80〜90℃に加熱し、5時間反応させた。この反応液にジクロルジフェニルシラン0.25部を加えて反応を停止させて、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートのカルボジイミド変性体を得た。このカルボジイミド変性体のイソシアネート基含有量は26.5%、粘度は100mPa・s/25℃であった。
ヒマシ油工1[伊藤製油(株)製:遊離のヒマシ油脂肪酸含有量=15403ppm]を用いて、特開昭62−256894号公報に記載の水蒸気蒸留法にて遊離のヒマシ油脂肪酸の除去を行った。一定時間毎にサンプリングを行い、それぞれ遊離のヒマシ油脂肪酸含有量の異なるヒマシ油(b1−1)〜(b1−3)を得た。尚、遊離のヒマシ油脂肪酸含有量は後述の方法により測定した。
ヒマシ油(b1−1);遊離のヒマシ油脂肪酸含有量は5664ppm、水酸基価は161mgKOH/g、Mnは940であった。
ヒマシ油(b1−2);遊離のヒマシ油脂肪酸含有量は938ppm、水酸基価は161mgKOH/g、Mnは940であった。
ヒマシ油(b1−3);遊離のヒマシ油脂肪酸含有量は123ppm、水酸基価は161mgKOH/g、Mnは940であった。
撹拌装置、温度制御装置、凝縮設備としての熱交換器、原料供給ライン及び排気ラインを備えた容量2500mlのステンレス製オートクレーブに、プロピレングリコールを150gとトリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン0.09gを仕込んだ後、POを反応温度が70〜80℃を保つように制御しながら連続的に液相に投入した。オートクレーブ内液量が2000mlとなった時点でPOの投入を停止し、70℃で4時間熟成したあと、水200g加え130〜140℃で1時間加熱した。1時間加熱後、水を2時間かけて常圧留去したのち、引き続いてスチームを通入しながら圧力を4〜7kPaに保ちながら3時間かけて残りの水及び低沸点化合物を減圧留去した。その後30gの合成珪酸塩[協和化学工業(株)製;「キョーワード600」]と水40gを加えて60℃で3時間処理し、オートクレーブから取り出した後、1ミクロンのフィルターで濾過した後脱水し、ポリエーテルポリオール(b32−1)を得た。ポリエーテルポリオール(b32−1)の水酸基価は112、粘度は150mPa・s/25℃であった。末端水酸基の1級化率は72%であった。
製造例3と同様のオートクレーブに、プロピレンプロピレングリコールを150gと水酸化カリウム4.0部を仕込んだ後、原料供給ラインを通じてPOを反応温度が90〜100℃を保つように制御しながら連続的に液相に投入した。オートクレーブ内液量が2000mlとなった時点でPOの投入を停止し、100℃で3時間熟成した。その後30gの合成珪酸塩[協和化学工業(株)製;「キョーワード600」]と水40gを加えて60℃で3時間処理し、オートクレーブから取り出した後、1ミクロンのフィルターで濾過した後脱水し、ポリエーテルポリオール(b32−2)を得た。ポリエーテルポリオール(b32−2)の水酸基価は112、粘度は150mPa・s/25℃であった。末端水酸基の1級化率は2%であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、「サンニックスPK−1000」35部、「ミリオネートMT」25部及び「ルプラネートMI」15部を仕込み窒素気流下攪拌しながら70〜80℃に加熱し、4時間反応させて末端イソシアネート基ウレタンプレポリマーを得た。反応後、「ルプラネートMM−103」25部を加え、30分間攪拌し均一に混合し、有機ポリイソシアネート成分(A−1)を得た。(A−1)のイソシアネート基含有量は17.9%、粘度は700mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、製造例2で得たヒマシ油(b1−3)20部及び「ミリオネートMT」44部を仕込み窒素気流下攪拌しながら70〜80℃に加熱し、4時間反応させて末端イソシアネート基ウレタンプレポリマーを得た。反応後、「デュラネート24A−100」36部を加え、30分間攪拌し均一に混合し、有機ポリイソシアネート成分(A−2)を得た。(A−2)のイソシアネート基含有量は20.8%、粘度は2,000mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、製造例2で得たヒマシ油(b1−3)33部及び「ミリオネートMT」26部を仕込み窒素気流下攪拌しながら70〜80℃に加熱し、4時間反応させて、末端イソシアネート基ウレタンプレポリマーを得た。反応後、「ミリオネートMTL」23部及び「ルプラネートMI」18部を加え、30分間攪拌し均一に混合し、有機イソシアネート成分(A−3)を得た。(A−3)のイソシアネート基含有量は17.5%、粘度は770mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、「サンニックスPK−1000」35部、「ルプラネートMI」10部及び「ミリオネートMT」15部を仕込み、窒素気流下攪拌しながら70〜80℃に加熱し、4時間反応させて末端イソシアネート基ウレタンプレポリマーを得た。反応後、製造例1で得た4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートのカルボジイミド変性体40部を加え、30分間攪拌し均一に混合し、有機ポリイソシアネート成分(A−4)を得た。(A−4)のイソシアネート基含有量は16.1%、粘度は1,000mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、製造例2で得たヒマシ油(b1−2)80部とN,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン20部を仕込み、窒素気流下40〜50℃で1時間攪拌混合し、ポリオール(B−1)を得た。(B−1)の水酸基価は280mgKOH/g、粘度は1,100mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、製造例2で得たヒマシ油(b1−2)75部、製造例3で得たポリエーテルポリオール(b32−1)5部、及びN,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン20部を仕込み、窒素気流下40〜50℃で1時間攪拌混合し、ポリオール成分(B−2)を得た。(B−2)の水酸基価は277mgKOH/g、粘度は950mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、製造例2で得たヒマシ油(b1−2)25部、製造例3で得たポリエーテルポリオール55部、及びN,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン20部を仕込み、窒素気流下40〜50℃で1時間攪拌混合し、ポリオール成分(B−3)を得た。(B−3)の水酸基価は253mgKOH/g、粘度は800mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、製造例2で得たヒマシ油(b1−2)75部及び「デュラネート50M」5部を仕込み窒素気流下攪拌しながら80〜90℃に加熱し、6時間反応させて水酸基末端ウレタンプレポリマーを得た。反応後、製造例3で得たポリエーテルポリオール5部、及びN,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン15部を仕込み、1時間攪拌混合し、ポリオール成分(B−4)を得た。(B−4)の水酸基価は236mgKOH/g、粘度は1,400mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、「ヒマシ油工1」60部及び製造例2で得たヒマシ油(b1−2)25部とN,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン15部を仕込み、窒素気流下40〜50℃で1時間攪拌混合し、ポリオール成分(B−5)を得た。(B−5)の水酸基価は250mgKOH/g、粘度は950mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、製造例2で得たヒマシ油(b1−2)75部、製造例3で得たポリエーテルポリオール(b32−1)5部、及びN,N,N’,N”,N”−ペンタキス(2−ヒドロキシプロピル)ジエチレントリアミン20部を仕込み、窒素気流下40〜50℃で1時間攪拌混合し、ポリオール成分(B−6)を得た。(B−6)の水酸基価は266mgKOH/g、粘度は1,200mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、製造例2で得たヒマシ油(b1−2)25部、製造例4で得たポリエーテルポリオール(b32−2)55部、及びN,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン20部を仕込み、窒素気流下40〜50℃で1時間攪拌混合し、ポリオール成分(B−7)を得た。(B−7)の水酸基価は253mgKOH/g、粘度は800mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、製造例2で得たヒマシ油(b1−2)25部、製造例4で得たポリエーテルポリオール(b32−1)50部、及びN,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン25部を仕込み、窒素気流下40〜50℃で1時間攪拌混合し、ポリオール成分(B−8)を得た。(B−8)の水酸基価は285mgKOH/g、粘度は900mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、製造例2で得たヒマシ油(b1−3)75部、製造例3で得たポリエーテルポリオール(b32−1)5部、及びN,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン20部を仕込み、窒素気流下40〜50℃で1時間攪拌混合し、ポリオール成分(B’−9)を得た。(B’−9)の水酸基価は277mgKOH/g、粘度は950mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、「ヒマシ油工1」75部、製造例3で得たポリエーテルポリオール(b32−1)5部、及びN,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン20部を仕込み、窒素気流下40〜50℃で1時間攪拌混合し、ポリオール成分(B’−10)を得た。(B’−10)の水酸基価は277mgKOH/g、粘度は950mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、製造例2で得たヒマシ油(b1−3)25部、製造例3で得たポリエーテルポリオール(b32−1)55部、及びN,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン20部を仕込み、窒素気流下40〜50℃で1時間攪拌混合し、ポリオール成分(B’−11)を得た。(B’−11)の水酸基価は253mgKOH/g、粘度は800mPa・s/25℃であった。
攪拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に、「ヒマシ油工1」85部とN,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン15部を仕込み、窒素気流下40〜50℃で1時間攪拌混合し、ポリオール成分(B’−12)を得た。(B’−12)の水酸基価は250mgKOH/g、粘度は950mPa・s/25℃であった。
表3に示す種類及び部数の有機ポリイソシアネート成分(A)とポリオール成分(B)をそれぞれ実施例1〜8及び比較例1〜4の主剤及び硬化剤とした。
<装置条件>
・装置 :質量分析計LCMS−8030(島津製作所製)
・測定モード :SIM(定量モード)
・イオン化方法 :ESI(−)(ネガティブ)
・測定質量(m/z):255.40(パルミチン酸)、279.40(リノール酸)、
281.40(オレイン酸)、283.40(ステアリン酸)、
297.40(リシノール酸)、277.30(リノレン酸)
<試薬等>
・パルミチン酸 :試薬[東京化成工業(株)製]
・リノール酸 :試薬[和光純薬工業(株)製]
・オレイン酸 :試薬[東京化成工業(株)製]
・ステアリン酸 :試薬[東京化成工業(株)製]
・リシノール酸 :試薬[和光純薬工業(株)製]
・リノレン酸 :試薬[和光純薬工業(株)製]
・メタノール :LC/MS測定用グレード[和光純薬工業(株)製]
・アセトニトリル:LC/MS測定用グレード[和光純薬工業(株)製]
<検量線サンプル調整>
パルミチン酸、リノール酸、オレイン酸、ステアリン酸、リシノール酸及びリノレン酸をそれぞれ適当な濃度となるようにメタノール又はアセトニトリルで希釈し、0.45μmのシリンジフィルタでろ過し、バイアル瓶に充填し、検量線サンプルとする。
<測定サンプル調整>
サンプル濃度が1.0wt%となるようにメタノール又はアセトニトリルで希釈し、0.45μmのシリンジフィルタでろ過し、バイアル瓶に充填し、測定サンプルとする。
<測定方法>
測定のLC条件、イオン化条件等を決定するため、スキャン測定を行う。スキャン測定後に検量線サンプル及び測定サンプルの測定を行う。それぞれの検量線サンプルのピーク面積からパルミチン酸、リノール酸、オレイン酸、ステアリン酸、リシノール酸及びリノレン酸の検量線を作成する。この検量線に基づき、測定サンプルのパルミチン酸、リノール酸、オレイン酸、ステアリン酸、リシノール酸及びリノレン酸の含有量を計算し、それぞれの含有量を合計したものを遊離のヒマシ油脂肪酸含有量とする。
<計算方法>
表3の「遊離のヒマシ油脂肪酸含量(ppm)」をppmから%に換算し、アミンポリオール(b4)含量(重量%)で割った値に100を乗じた値を記載した。尚、アミンポリオール(b4)含量は、「JIS K7237:エポキシ樹脂のアミン系硬化剤の全アミン価試験方法」に準じて測定した硬化剤(Y)及びアミンポリオール(b4)の全アミン価をもとに含有量を計算する。
<全アミン価測定方法>
試料を適量(数グラム程度)はかりとり、酢酸に均一に溶解させた後、0.1mol/l過塩素酢酸滴定溶液を用いて滴定する。(電滴法、指示試薬法どちらでも測定可能)全アミン価の計算式は、以下の通りである。
(全アミン価)=(A×f×5.611)÷S
A:0.1mol/l過塩素酢酸滴定溶液の滴下量(ml)
f:0.1mol/l過塩素酢酸滴定溶液の力価
S:試料採取量(g)
<装置条件>
・装置 :ICP−AES730−ES
(アジレント・テクノロジー(株)製)
・繰返測定時間 :3.00s
・繰返測定回数 :3回
<試薬等>
・コノスタンS−21+K :XSTC−622(米国SPEX製)
・キシレン :試薬1級(ヤマキ商事(株)製)
<検量線サンプル調整>
コノスタンS−21+Kを適当な濃度となるようにキシレンで希釈したものを、検量線サンプルとする。
<測定サンプル調整>
サンプル濃度が1.0wt%となるようにキシレンで希釈したものを、測定サンプルとする。
<測定方法>
装置暖機後、検量線サンプルの測定を行い、リン元素について検量線を作成する。続いて測定サンプルの測定を行い作成された検量線から、リン元素の含有量を計算する。
混合を終了して60秒後の粘度(mPa・s)を回転式粘度計(B型粘度計)で測定した。
混合終了後、混合液の粘度が50Pa・sに到達するまでの時間を測定した。
混合終了後、遠心脱泡し、ポリプロピレン製のカップに混合液を30部秤り取り、50℃で3日間養生した後、更に25℃で2時間温調して、高分子計器(株)製のショアーD硬度計を用いて硬度(ショアーD:瞬間値)を測定した。瞬間値は、硬度計の針を樹脂に押し付けた直後の値である。
混合終了後、遠心脱泡し、約8cm×約11cmのポリスチレン製のケースに樹脂厚みが約2mmとなるように混合液を秤り取り、50℃で3日間養生後、硬化した樹脂をポリスチレン製のケースから取り出し、1cm角の大きさに切断した。裁断した樹脂10gを蓋付きのガラス瓶(70ml)中に密閉し、60℃で1時間温調した後、モニター10人に臭気を確認してもらい、特異な臭気がしたと判断した人の人数を記載した。
(7)と同様に作製した硬化樹脂を1cm角の大きさに切断し、切断した樹脂15gと水道水150mLを容積300mLの三角フラスコにとり、70℃で1時間加温した。冷却後、内溶液をろ過し、ろ液に水道水を加えて150mLとし、これを試験液とした。試験液5mLを共栓付試験管(内径約15mm、長さ約20mm)に入れ、3分間激しく振り混ぜた後、試験管立てに静置した。生じた泡が、静置開始から消失するまでの時間を測定した。
混合液100部を、ポリスルホン中空糸10000本を装填した膜モジュール用ポリカーボネート円筒容器(内径40mm、長さ300mm)に投入し、遠心成型機を用いて成型した。遠心成型して10分後に成型品を成型機から取り出した。当該試験用に膜モジュールを15本作成した。ポリウレタン樹脂で中空糸が結束された部分を観察し、樹脂中の気泡残存及び樹脂とハウジングとの剥離を確認した。膜モジュールの成型性は下記の基準で評価した。
<気泡残存>
◎:15本いずれも気泡なし
○:1〜2本で気泡あり
△:2〜5本で気泡あり
×:6〜15本で気泡あり
<樹脂とハウジングとの剥離>
◎:15本いずれも剥離なし
○:1〜2本で剥離あり
△:2〜5本で剥離あり
×:6〜15本で剥離あり
Claims (8)
- 有機ポリイソシアネート成分(A)を含有する主剤(X)と、ポリオール成分(B)を含有する硬化剤(Y)とから構成されるポリウレタン樹脂形成性組成物であって、以下の(1)及び(2)の内の少なくとも一方を満たし、かつ前記主剤(X)中のヒマシ油脂肪酸と硬化剤(Y)中のヒマシ油脂肪酸の合計含有量がポリウレタン樹脂形成性組成物の重量を基準として100〜5000ppmであることを特徴とする中空糸型血液処理器用膜モジュールのシール材用ポリウレタン樹脂形成性組成物(E)。
(1)前記有機ポリイソシアネート成分(A)が、数平均分子量が300以上のヒマシ油系ポリオール(b11)と有機ポリイソシアネート(a11)とを反応させて得られるイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(a2)を含有する。
(2)前記ポリオール成分(B)が、数平均分子量が300以上のヒマシ油系ポリオール(b12)とアミンポリオール(b4)を含有するか、又は上記(b12)と有機ポリイソシアネート(a12)とを反応させて得られる水酸基を有するウレタンプレポリマー(b2)と上記(b4)を含有する。 - 以下の(3)及び(4)の内の少なくとも一方を満たす請求項1に記載の組成物(E)。
(3)前記有機ポリイソシアネート成分(A)が、前記数平均分子量が300以上のヒマシ油系ポリオール(b11)とポリエーテルポリオール(b321)の混合物と有機ポリイソシアネート(a11)とを反応させて得られるイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(a2)を含有する。
(4)前記ポリオール成分(B)が、数平均分子量が300以上のヒマシ油系ポリオール(b12)と上記(b321)とアミンポリオール(b4)を含有するか、又は上記(b12)と上記(b321)の混合物と有機ポリイソシアネート(a12)とを反応させて得られる水酸基を有するウレタンプレポリマー(b2)と上記(b4)を含有する。 - アミンポリオール(b4)の重量に対してヒマシ油脂肪酸の重量%が0.1〜6%である請求項1又は2に記載の組成物(E)。
- アミンポリオール(b4)が、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン又はN,N,N’,N”,N”−ペンタキス(2−ヒドロキシプロピル)ジエチレントリアミンである請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物(E)。
- 前記主剤(X)中のリン元素と、硬化剤(Y)中のリン元素の合計含有量がポリウレタン樹脂形成性組成物の重量を基準として100ppm以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物(E)。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の中空糸型血液処理器用膜モジュールのシール材用ポリウレタン樹脂形成性組成物(E)を用いてなる中空糸型血液処理器用膜モジュールのシール材。
- 請求項6に記載の中空糸型血液処理器用膜モジュールのシール材を用いてなる中空糸型血液処理器用膜モジュール。
- 請求項7に記載の中空糸型血液処理器用膜モジュールを用いてなる中空糸型血液処理器。
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