JP2017006085A - 脱穀装置 - Google Patents

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釘宮 啓
Hiroshi Kugimiya
釘宮  啓
土居原 純二
Junji Doihara
純二 土居原
岩本 浩
Hiroshi Iwamoto
岩本  浩
五島 一実
Kazumi Goto
一実 五島
和哉 奥村
Kazuya Okumura
和哉 奥村
岡崎 秀範
Hidenori Okazaki
秀範 岡崎
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】 本発明の課題は、唐箕とプレファンから、揺動選別棚への送風作用を効果的にならしめ、風選効果を向上させることを目的とする。【解決手段】 本発明は、扱室(2)の前部下方に設けた唐箕(20)の上方及び後方にわたって移送棚部(12)とシーブ部を有した揺動選別棚(11)を設け、前記唐箕(20)の前方には、プレ風路(26)を通じて揺動選別棚(11)の移送棚部(12)後部と、前記シーブ部に設けたファーストシーブ部(13)に吹き上げ送風し、且つ、前記唐箕(20)のケーシング(24)の一部をガイドとするプレファン(19)を設け、前記ファーストシーブ部(13)を所定の第1傾斜角度(θ1)で後下がりに配置する。【選択図】 図1

Description

この発明は、コンバイン等に搭載され、刈取穀稈を脱穀する脱穀装置に関する。
従来、扱室の始端部(前部)下方に主選別風路に選別風を送る唐箕を設け、該唐箕の上方及び後方に位置して移送棚部と移送棚部の後側に設けたシーブ等を有した揺動選別棚を設け、移送棚部と唐箕との間のプレ風路を通じてシーブに送風するプレファンを設けた構成は知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−244942号公報
しかしながら、従来例では、揺動選別棚の開口部が上下方向に開口しているため、プレファンからのの送風が後方に流れにくく、風選効果が低下する課題があった。
また、移送棚部から移送されたワラ屑等がシーブの各フイン間に詰ると、その処理に時間がかかる課題があった。
本発明の課題は、唐箕とプレファンから、揺動選別棚への送風作用を効果的にして、風選効果を向上させることを目的とする。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、扱室(2)の前部下方に設けた唐箕(20)の上方及び後方にわたって移送棚部(12)とシーブ部を有した揺動選別棚(11)を設け、前記唐箕(20)の前方には、プレ風路(26)を通じて揺動選別棚(11)の移送棚部(12)後部と、前記シーブ部に設けたファーストシーブ部(13)に吹き上げ送風し、且つ、前記唐箕(20)のケーシング(24)の一部をガイドとするプレファン(19)を設け、前記ファーストシーブ部(13)を所定の第1傾斜角度(θ1)で後下がりに配置してある脱穀装置とする。
請求項2記載の発明は、前記揺動選別棚(11)における前記ファーストシーブ部(13)よりも後方の部位に配置したチャフシーブ部(14)は、所定の第2傾斜角度(θ2)で後下がりに配置してある請求項1記載の脱穀装置とする。
請求項3記載の発明は、前記ファーストシーブ部(13)の第1傾斜角度(θ1)を、前記チャフシーブ部(14)の第2傾斜角度(θ2)よりも大きく設定してある請求項2記載の脱穀装置とする。
請求項1記載の発明によれば、扱室(2)から漏下する脱穀処理物は、揺動選別棚(11)上に落下するが、扱室(2)始端側から落下する処理物は、移送棚部(12)上に落下してファーストシーブ部(13)上へ移送され、移送棚部(12)後部からファーストシーブ部(13)に移送されるときに、プレファン(19)から吹き抜ける風によって風選され、また、プレ風路(26)は唐箕のケーシング(24)の一部をガイドとしているため、構成は簡単化できる。
しかも、ファーストシーブ部(13)は後下がりの第1傾斜角度(θ1)で配置することで、プレファン(19)からの選別風が均等に各シーブ部に導かれて選別効果を高めることができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、チャフシーブ部(14)は前側のファーストシーブ部(13)と同様に後下がり傾斜であるため、チャフシーブ部(14)上に流れたプレファン(19)からの選別風は均分化され、穀粒の濾過効率も促進されて風選効果は向上し、被選別物の濾過効率も促進される。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は請求項2記載の発明による効果に加えて、ファーストシーブ部(13)は、後下がり傾斜角度が大きいため、プレファン(19)による下からの選別風が効果的に流れ、ワラ屑の処理が容易に行える。また、後部のチャフシーブ部(14)は、後下がり傾斜がファーストシーブ部(13)よりも小さいため、本来の風選別が良好で、プレファン(19)からの選別風も均分化され、緩い傾斜とあいまって濾過効率を促進し、選別効果を高めることができる。
コンバイン用脱穀装置の側断面図 同上要部の正面図 コンバイン用脱穀装置の側面図 同上要部の正面図
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1及び図2に示すコンバインの脱穀装置(脱穀部)は、次のような構成になっている。
すなわち、脱穀部1はコンバインの機体フレーム40に搭載され、扱室2の一側に張設された脱穀フィードチェン4により株元を挟持しながら搬送される穀稈の穂先部を扱室2内で駆動回転する扱胴3により脱穀処理するよう構成している。
扱室2の下半周部には受網5が張設され、扱胴3の上部を覆う扱胴カバー6は、扱室の一側を支点として揺動開閉する構成である。
扱室2のフィードチェン4側とは反対側には、扱室からの2番処理物を受け入れて脱粒処理する2番処理胴7が扱胴3と平行して2番処理室内に軸架されている。2番処理胴7の後方にはこれと同一軸芯上において排塵処理胴8が排塵処理室内に架設されている。
排塵処理胴の始端部は、脱穀部1の扱胴3の終端部と側面視において重ねるように配置し、扱室2の終端と排塵処理室の始端とを連通口9により連通させている。扱胴3は、連通口9より後方に延長させ、扱胴3の終端の周囲をささり回収室10に構成している。
扱室2下方の揺動選別装置(揺動選別棚)11は、揺動機構を介して前後方向に揺動運動し、脱穀処理後の処理物を受け入れて揺動移送しながらふるい選別する構成であり、選別方向上手側から移送棚部12、ファーストシーブ(ファーストシーブ部)13、チャフシーブ(チャフシーブ部)14、ストロ−ラック15の順に配置し、且つ、前記チャフシ−ブ14の下方にグレンシ−ブ16、1番戻し棚17、2番戻し棚18を配置して設けた構成としている。
また、揺動選別棚11の下方には、選別方向の上手側から順に、プレファン19、唐箕20と、1番ラセン21、2番ラセン22と、その上方に排塵フアン23を設けて排塵選別室を構成している。
前記プレファン19は、唐箕20の前側上部に配置され、唐箕20と同方向に回転され、唐箕20のケーシング24の一部をガイドとし、且つ、該ケーシング24と略平行に上部ガイド25を設けて上向きのプレ風路26を構成している。
プレファン19からのプレ風路26は、移送棚部12の後部とファーストシーブ13及びチャフシーブ14の前部側を吹き上げ送風する構成であり、唐箕20は、チャフシーブ14の後部側、ストローラック15、グレンシーブ16に向けて風を送って風選する構成である。
前記移送棚部12は、前後に異なる形状とし、前部側上部には層厚センサー27を有し、そして、移送棚部の後部を穀粒が漏れない程度の通気孔28を設けた構成としてある。
ファーストシーブ13は、後下がり傾斜(第1傾斜角度)θ1に配置してあり、後方のチャフシーブ14も同様に後下がり傾斜(第2傾斜角度)θ2に配置している。そして、ファーストシーブ13の後下がり傾斜角度θ1は大きく、チャフシーブ14の後下がり傾斜角度θ2はそれよりも小さくなるよう(θ1>θ2)緩く傾斜させている。なお、ストローラック15は、従来同様に後上がり傾斜に配置している。
扱室2の受網5から漏下する脱穀処理物は、下方の揺動選別棚11上に落下するが、扱室始端側から落下する処理物は、移送棚部12上に落下してファーストシーブ13上へ移送され、移送棚部12後部からファーストシーブ13に移送されるときに、プレファン19から上向きに吹き抜ける風によって風選される。また、チャフシーブ14の前部側もプレファン19からの選別風によって選別される。
ファーストシーブ13には、揺動選別棚の前後揺動方向に並行で且つ左右方向所定間隔置きに配設した清掃プレート29と、各固定シーブの上面に接触して付着物を除去するシーブスクレーパ30とからなる。なお、清掃プレート29の駆動機構29aは、プレファン19のプレ風路26に配置されている。換言すると、プレ風路26の風は、揺動選別棚11のファーストシーブ13前側に開口した送風口より後方に送り込まれるが、駆動機構29aは、この送風口を通して清掃プレート29と接続される。
唐箕20からの主選別風は、チャフシーブ14の中間部及び後部側、ストローラック15、グレンシーブ16等を経て風選される。
唐箕20に回転を伝達するカウンタ軸31のプーリ32と、唐箕20の唐箕プーリ33に掛け回したベルト34を、プレファン19のプーリ35に掛け回し、唐箕20とプレファン19とを同一のベルト34で駆動伝達する構成としている。
次に、移送棚部12の上側に層厚センサー27を設けてある脱穀装置において、移送棚上の層厚の変動量をモニタで表示するように構成する。しかも、その変動量は目盛の増減量で表示する。このことにより、センサの作動量が分かることになり、動き量が大きい場合は車速を遅くし、動き量が小さい場合は車速を速くするなど判断がし易くなる。また、制御の故障が分かり易く、圃場の収量も把握できながら作業ができる。
なお、上記変動量は、数値で表示するもよく、指針の振れで表示するもよい。また、エンジン回転計の指針を共用使用し、スイッチにてエンジン回転と層厚センサ量とを切り替える構成をとし、表示の確認はランプにて実施する。点灯無しでエンジン回転、点灯有りで層厚エンサ量とする。また、表示の確認は文字の背景を点灯することで実施するも良い
図3〜図4に示す実施例について説明すると、脱穀フィードチェン4へのエンジンからの回転伝達経路として、刈取部に伝達される走行速度に同調させた変速回転伝動経路と、脱穀部1に伝達される定速回転伝動経路との二系統の伝動経路により駆動する構成とし、脱穀フィードチェン4は、変速回転伝動経路と定速回転伝動経路との何れかから伝達する構成としている。
脱穀フィードチェン4の始端側駆動スプロケット36を変速回転伝動経路とし、終端側駆動スプロケット37を定速回転伝動経路としている。
脱穀フィードチェン4の始端側駆動スプロケット36を支持するメインフレーム38の一端前方を機体フレーム40に設けられた支持穴部39に上下差込式で回動自在に嵌挿し、駆動スプロケット36に過負荷がかかった場合は、上方に抜け出し可能に構成している。
上記構成によると、過負荷時はチェンレール前方が上方に持ち上がり駆動が断たれ駆動部の破損がなくなる。
2 扱室
11 揺動選別棚
12 移送棚部
13 ファーストシーブ
14 チャフシーブ
19 プレファン
20 唐箕
24 唐箕ケーシング
26 プレ風路
28 通気孔
θ1 ファーストシーブの後下がり傾斜角
θ2 チャフシーブの後下がり傾斜角

Claims (3)

  1. 扱室(2)の前部下方に設けた唐箕(20)の上方及び後方にわたって移送棚部(12)とシーブ部を有した揺動選別棚(11)を設け、前記唐箕(20)の前方には、プレ風路(26)を通じて揺動選別棚(11)の移送棚部(12)後部と、前記シーブ部に設けたファーストシーブ部(13)に吹き上げ送風し、且つ、前記唐箕(20)のケーシング(24)の一部をガイドとするプレファン(19)を設け、前記ファーストシーブ部(13)を所定の第1傾斜角度(θ1)で後下がりに配置してある脱穀装置。
  2. 前記揺動選別棚(11)における前記ファーストシーブ部(13)よりも後方の部位に配置したチャフシーブ部(14)は、所定の第2傾斜角度(θ2)で後下がりに配置してある請求項1記載の脱穀装置。
  3. 前記ファーストシーブ部(13)の第1傾斜角度(θ1)を、前記チャフシーブ部(14)の第2傾斜角度(θ2)よりも大きく設定してある請求項2記載の脱穀装置。
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