JP2005261332A - 脱穀装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 穀粒の飛散、風選精度および効率の低下。
【構成】 扱胴7の下方を扱網9により包囲した脱穀室8の下方に送風唐箕10を設け、脱穀室8の下方から処理物移送方向の終端側に風選室15設け、該風選室15に送風唐箕10の送風と該送風方向の往復揺動により穀粒を選別する揺動選別装置17を設け、該揺動選別装置17の下方に一番受樋23および二番受樋26を夫々設け、一番受樋23および二番受樋26の夫々に一番コンベア24および二番コンベア27を夫々設け、前記一番コンベア24と二番コンベア27の間には先端が上下揺動する一番流し板30を設けた脱穀装置。前記一番流し板30は、前記揺動選別装置17を揺動させる回転、または、前記一番コンベア24等の他の脱穀装置の各部に伝達される回転の何れかを伝動機構装置Lにより伝達して上下揺動するように構成する。
【選択図】 図2
【構成】 扱胴7の下方を扱網9により包囲した脱穀室8の下方に送風唐箕10を設け、脱穀室8の下方から処理物移送方向の終端側に風選室15設け、該風選室15に送風唐箕10の送風と該送風方向の往復揺動により穀粒を選別する揺動選別装置17を設け、該揺動選別装置17の下方に一番受樋23および二番受樋26を夫々設け、一番受樋23および二番受樋26の夫々に一番コンベア24および二番コンベア27を夫々設け、前記一番コンベア24と二番コンベア27の間には先端が上下揺動する一番流し板30を設けた脱穀装置。前記一番流し板30は、前記揺動選別装置17を揺動させる回転、または、前記一番コンベア24等の他の脱穀装置の各部に伝達される回転の何れかを伝動機構装置Lにより伝達して上下揺動するように構成する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、脱穀装置に係るものであり、特に、揺動選別装置に係るものである。
従来、扱胴の下方を扱網により包囲した脱穀室の下方に送風唐箕を設け、脱穀室の下方から処理物移送方向の終端側に風選室を設け、該風選室に送風唐箕の送風と該送風方向の往復揺動により穀粒を選別する揺動選別装置を設け、該揺動選別装置の下方に一番受樋および二番受樋を夫々設け、一番受樋および二番受樋の夫々に一番コンベアおよび二番コンベアを夫々設け、一番コンベアと二番コンベアの間には一番側底板を設け、この一番側底板は穀粒を飛散させずに、一番受樋に誘導するため、唐箕ケーシングより一番受樋に向けて設けられている風路ガイド板より後上りの急傾斜にし、送風唐箕による送風で移動する穀粒に抵抗を与えて、飛散を防止している構成が図示されている(特許文献1参照)。
特開平6−169633号公報
前記公知例では、送風唐箕の送風によって一番コンベアと二番コンベアの間の一番側底板上に落下した穀粒を飛散させないために、唐箕ケーシングより一番受樋に向けて設けられている風路ガイド板より、単に、後上りの急傾斜にしている点に課題がある。
即ち、公知例は、穀粒の飛散に抵抗を与えて防止するという技術思想のため、傾斜が急な一番側底板の存在は、当然、送風唐箕の送風に抵抗を与えて、藁屑や塵埃の吹送作用を弱める点が、全く考慮されていない。
本願は、一番コンベアと二番コンベアの間の一番側底板付近の構造について工夫し、穀粒の飛散防止と選別効率および精度の向上とを両立させるようにしたものである。
即ち、公知例は、穀粒の飛散に抵抗を与えて防止するという技術思想のため、傾斜が急な一番側底板の存在は、当然、送風唐箕の送風に抵抗を与えて、藁屑や塵埃の吹送作用を弱める点が、全く考慮されていない。
本願は、一番コンベアと二番コンベアの間の一番側底板付近の構造について工夫し、穀粒の飛散防止と選別効率および精度の向上とを両立させるようにしたものである。
本発明は、扱胴7の下方を扱網9により包囲した脱穀室8の下方に送風唐箕10を設け、脱穀室8の下方から処理物移送方向の終端側に風選室15設け、該風選室15に送風唐箕10の送風と該送風方向の往復揺動により穀粒を選別する揺動選別装置17を設け、該揺動選別装置17の下方に一番受樋23および二番受樋26を夫々設け、一番受樋23および二番受樋26の夫々に一番コンベア24および二番コンベア27を夫々設け、前記一番コンベア24と二番コンベア27の間には先端が上下揺動する一番流し板30を設けた脱穀装置としたものであり、脱穀室8に供給された穀稈は回転する扱胴7により脱穀され、扱網9より落下した落下物は揺動選別装置17により選別され、選別網22から落下した穀粒は一番受樋23に入り一番受樋23内の一番コンベア24により機外に搬送される。
前記一番コンベア24と二番コンベア27の間の一番流し板30上に落下した穀粒は、一番流し板30の上下揺動により一番受樋23に回収され、また、一番流し板30が下動すると、送風唐箕10からの送風の通りを良好にさせ、藁屑や塵埃の排出を良好にする。
本発明は、前記一番流し板30は、前記揺動選別装置17を揺動させる回転、または、前記一番コンベア24等の他の脱穀装置の各部に伝達される回転の何れかを伝動機構装置Lにより伝達して上下揺動するように構成した脱穀装置としたものであり、一番流し板30は、揺動選別装置17の揺動選別棚16の揺動駆動系Kより回転が伝達されて上下動する。
本発明は、前記一番流し板30に回転伝達する伝動機構装置Lのうち、少なくとも、前記揺動選別装置17との伝動機構装置Lは、前記風選室15の外側に設けた脱穀装置としたものであり、揺動選別装置17の外側に位置する連結機構が一番流し板30に回転を伝達して上下揺動させる。
前記一番コンベア24と二番コンベア27の間の一番流し板30上に落下した穀粒は、一番流し板30の上下揺動により一番受樋23に回収され、また、一番流し板30が下動すると、送風唐箕10からの送風の通りを良好にさせ、藁屑や塵埃の排出を良好にする。
本発明は、前記一番流し板30は、前記揺動選別装置17を揺動させる回転、または、前記一番コンベア24等の他の脱穀装置の各部に伝達される回転の何れかを伝動機構装置Lにより伝達して上下揺動するように構成した脱穀装置としたものであり、一番流し板30は、揺動選別装置17の揺動選別棚16の揺動駆動系Kより回転が伝達されて上下動する。
本発明は、前記一番流し板30に回転伝達する伝動機構装置Lのうち、少なくとも、前記揺動選別装置17との伝動機構装置Lは、前記風選室15の外側に設けた脱穀装置としたものであり、揺動選別装置17の外側に位置する連結機構が一番流し板30に回転を伝達して上下揺動させる。
請求項1の発明では、穀粒の飛散防止と選別効率および精度の向上とを両立させることができる。
請求項2の発明では、一番流し板30の上下揺動させるための駆動機構が不要となって構成を簡素にできるだけでなく、一番流し板30の上下動(揺動)のサイクルと、揺動選別棚16の揺動サイクルとが同じになって、穀粒の停滞がなくなり円滑な穀粒搬送ができる。
請求項3の発明では、メンテナンス作業を容易にし、作業性を向上できる。
請求項2の発明では、一番流し板30の上下揺動させるための駆動機構が不要となって構成を簡素にできるだけでなく、一番流し板30の上下動(揺動)のサイクルと、揺動選別棚16の揺動サイクルとが同じになって、穀粒の停滞がなくなり円滑な穀粒搬送ができる。
請求項3の発明では、メンテナンス作業を容易にし、作業性を向上できる。
本発明の実施例をコンバインの図面により説明すると、1はコンバインの機体フレーム、2は機体フレーム1の下方に設けた走行装置、3は機体フレーム1の上方に設けた脱穀装置、4は脱穀装置3の前側に設けた刈取部、5は脱穀装置3の側部に設けたグレンタンク、6はグレンタンク5の前側に設けた操縦部である。
前記脱穀装置3の上部には扱胴7を軸装した脱穀室8を設け、扱胴7の主として下方側は扱網9により包囲し、扱網9の下方には送風唐箕10の唐箕ケーシング11を設け、送風唐箕10は扱胴7の軸心方向終端側(後側)に向けて送風する。即ち、脱穀室8に穀稈を供給する穀稈供給装置12の穀稈搬送方向を前から後へとし、送風唐箕10の送風は後側に向けて送風することになる。
前記脱穀室8の下方から後方にかけては前記送風唐箕10の送風により穀粒と異物とを風選し得る風選室15を形成し、風選室15内には、送風唐箕10の送風方向に往復揺動する揺動選別棚16により構成した揺動選別装置17を設ける。
前記脱穀装置3の上部には扱胴7を軸装した脱穀室8を設け、扱胴7の主として下方側は扱網9により包囲し、扱網9の下方には送風唐箕10の唐箕ケーシング11を設け、送風唐箕10は扱胴7の軸心方向終端側(後側)に向けて送風する。即ち、脱穀室8に穀稈を供給する穀稈供給装置12の穀稈搬送方向を前から後へとし、送風唐箕10の送風は後側に向けて送風することになる。
前記脱穀室8の下方から後方にかけては前記送風唐箕10の送風により穀粒と異物とを風選し得る風選室15を形成し、風選室15内には、送風唐箕10の送風方向に往復揺動する揺動選別棚16により構成した揺動選別装置17を設ける。
揺動選別装置17の揺動選別棚16の始端部は唐箕ケーシング11の上方に位置させ、上面に移送突起18を揺動方向に並設して移送棚部19を形成し、移送棚部19に続いて穀粒と異物とを選別するシーブ20を設け、シーブ20に続いて藁屑を移送し得るストローラック21を左右方向に並設する。
前記シーブ20の下方の揺動選別棚16には選別網22を設ける。
前記選別網22の下方には一番受樋23を設け、一番受樋23内に一番コンベア24を設け、一番コンベア24の後側には二番受樋26を設け、二番受樋26には二番コンベア27を設ける。
前記シーブ20の下方の揺動選別棚16には選別網22を設ける。
前記選別網22の下方には一番受樋23を設け、一番受樋23内に一番コンベア24を設け、一番コンベア24の後側には二番受樋26を設け、二番受樋26には二番コンベア27を設ける。
前記一番コンベア24と二番コンベア27の間には、一番流し板30を設ける。一番流し板30は平板形状に形成し、一番流し板30の前側部分を基部とし、一番流し板30の先端(後端)が上下動するように構成する。
一番流し板30は、先端が高くなるように傾斜させ、且つ、この傾斜角度が緩傾斜状態と急傾斜状態となるように、先端を上下動するように構成する。
即ち、一番コンベア24と二番コンベア27の間には一番側底板31を設け、従来の一番側底板31は穀粒を飛散させずに、一番受樋23に誘導するため、唐箕ケーシング11より一番受樋23に向けて設けられている風路ガイド板32より後上りの急傾斜にして吹送されようとする穀粒に抵抗を与えて飛散防止しているが、傾斜が急であると、送風唐箕10の送風による藁屑や塵埃の吹送作用が弱まるということになる。
一番流し板30は、先端が高くなるように傾斜させ、且つ、この傾斜角度が緩傾斜状態と急傾斜状態となるように、先端を上下動するように構成する。
即ち、一番コンベア24と二番コンベア27の間には一番側底板31を設け、従来の一番側底板31は穀粒を飛散させずに、一番受樋23に誘導するため、唐箕ケーシング11より一番受樋23に向けて設けられている風路ガイド板32より後上りの急傾斜にして吹送されようとする穀粒に抵抗を与えて飛散防止しているが、傾斜が急であると、送風唐箕10の送風による藁屑や塵埃の吹送作用が弱まるということになる。
本願は、一番コンベア24の後側に先端が上下する一番流し板30を設けたので、一番流し板30の先端の上下揺動によって一番流し板30上の穀粒が一番受樋23に向けて煽られることになって誘導され、一番流し板30の先端が下動すると、送風唐箕10からの風の通りが良好になり、藁屑や塵埃の排出が円滑で効率良く行われ、選別性能が向上する。
また、一番流し板30は一番受樋23等を設けた底部の機体固定部に設けているため、前記揺動選別棚16に設けずに済み、揺動選別棚16の重量を増加させない。
この場合、本願の一番側底板31は、穀粒が脱穀装置3の機外に漏れるのを防止するために設けられるが、その傾斜角度を、前記風路ガイド板32の傾斜と略同じ傾斜にすると、この一番側底板31の傾斜に前記一番流し板30の緩傾斜状態を合わせて略平行状態にでき、一番流し板30による送風の通りを良好にできて、好適である。
また、一番流し板30は一番受樋23等を設けた底部の機体固定部に設けているため、前記揺動選別棚16に設けずに済み、揺動選別棚16の重量を増加させない。
この場合、本願の一番側底板31は、穀粒が脱穀装置3の機外に漏れるのを防止するために設けられるが、その傾斜角度を、前記風路ガイド板32の傾斜と略同じ傾斜にすると、この一番側底板31の傾斜に前記一番流し板30の緩傾斜状態を合わせて略平行状態にでき、一番流し板30による送風の通りを良好にできて、好適である。
また、本願の一番側底板31の配置を、前記風路ガイド板32の延長線Sに対して一段下げて、緩傾斜状態の一番流し板30が延長線Sと略一致するように配置すると、一番流し板30の存在に起因する送風唐箕10の送風の乱れを抑制できて、一層、好適である。
即ち、先端が上下動(上下揺動)する一番流し板30を設けたことにより、穀粒の飛散を防止でき、そのため、一番側底板31の傾斜角度および配置を、風路ガイド板32に合わせて同一面上に位置させることが可能となって、穀粒の飛散防止と風の通りの良好化とを両立させている。
即ち、先端が上下動(上下揺動)する一番流し板30を設けたことにより、穀粒の飛散を防止でき、そのため、一番側底板31の傾斜角度および配置を、風路ガイド板32に合わせて同一面上に位置させることが可能となって、穀粒の飛散防止と風の通りの良好化とを両立させている。
しかして、前記一番流し板30は、その基部を機体固定部に回動自在に取付ければよく、実施例では前記一番側底板31にステー33を設け、ステー33の上部に軸34により回動自在に取付ける。
一番流し板30は、前記揺動選別装置17の揺動選別棚16の揺動駆動系Kより回転を伝達して上下動するように構成する。前記軸34にはアーム35に基部を固定し、アーム35の先端にロッド36の一端を取付け、ロッド36の他端は揺動駆動系Kに接続する。
揺動駆動系Kの構成は任意であり、エンジンからの回転入力する入力プーリ40に偏心するように設けたクランク軸41により構成し、クランク軸41に前記ロッド36を取付け、クランク軸41の回転運動をアーム35およびロッド36により構成する伝動機構装置Lにより揺動運動に変更して軸34に伝達して一番流し板30の先端を上下させるように構成している。
したがって、一番流し板30の上下動(揺動)のサイクルと、揺動選別棚16の揺動サイクルとが同じになって、穀粒の停滞がなくなり円滑な穀粒搬送ができる。
一番流し板30は、前記揺動選別装置17の揺動選別棚16の揺動駆動系Kより回転を伝達して上下動するように構成する。前記軸34にはアーム35に基部を固定し、アーム35の先端にロッド36の一端を取付け、ロッド36の他端は揺動駆動系Kに接続する。
揺動駆動系Kの構成は任意であり、エンジンからの回転入力する入力プーリ40に偏心するように設けたクランク軸41により構成し、クランク軸41に前記ロッド36を取付け、クランク軸41の回転運動をアーム35およびロッド36により構成する伝動機構装置Lにより揺動運動に変更して軸34に伝達して一番流し板30の先端を上下させるように構成している。
したがって、一番流し板30の上下動(揺動)のサイクルと、揺動選別棚16の揺動サイクルとが同じになって、穀粒の停滞がなくなり円滑な穀粒搬送ができる。
この場合、図4のように、伝動機構装置Lは揺動駆動系Kに連結すると、一番流し板30の上下揺動による煽りのサイクルと、揺動選別棚16の揺動サイクルとが同じになって、一層、穀粒は一番受樋23に向けて効果的に煽られて、一番流し板30が緩傾斜状態のときも飛散せずに、一番受樋23に回収される。
また、図5のように、伝動機構装置Lは、一番コンベア24の回転軸24aにロッド36の一端を取付け、ロッド36の他端は一番流し板30の軸34に固定のアーム35の先端に軸着し、一番コンベア24の回転により一番流し板30の先端を上下揺動させるようにしてもよく、脱穀装置3の各部に伝達される回転の何れかを伝動機構装置Lにより伝達して上下揺動するようにすればよい。
42はエンジン、43は変速装置、44はミッション、45は穀稈供給搬送チエンである。
また、図5のように、伝動機構装置Lは、一番コンベア24の回転軸24aにロッド36の一端を取付け、ロッド36の他端は一番流し板30の軸34に固定のアーム35の先端に軸着し、一番コンベア24の回転により一番流し板30の先端を上下揺動させるようにしてもよく、脱穀装置3の各部に伝達される回転の何れかを伝動機構装置Lにより伝達して上下揺動するようにすればよい。
42はエンジン、43は変速装置、44はミッション、45は穀稈供給搬送チエンである。
しかして、前記アーム35およびロッド36により構成する伝動機構装置Lは軸34の端部に設け、揺動選別棚16を設けた風選室(選別室)15の外側に位置させると、一番流し板30への回転伝達機構のメンテナンスが容易となって、好適である。
しかして、前記一番流し板30を取付ける軸34は、前記一番コンベア24の近傍に配置し、一番流し板30の二番コンベア27に近い側(後側)を上下動するように配置すると、一番流し板30の後部での上下揺動が大きくなり、一番流し板30の後部での選別性能が向上する。
即ち、一番流し板30の上方のシーブ20の後部部分から落下する非処理物は、前側部分のシーブ20よりも藁屑・塵埃の含有率が多くなっているが、上下動する一番流し板30により藁屑中の穀粒の分離が良好となって、選別性能が向上する。
即ち、一番流し板30の上方のシーブ20の後部部分から落下する非処理物は、前側部分のシーブ20よりも藁屑・塵埃の含有率が多くなっているが、上下動する一番流し板30により藁屑中の穀粒の分離が良好となって、選別性能が向上する。
しかして、一番コンベア24と二番コンベア27の間には終端側送風唐箕(セカンドファン)47を設ける。
終端側送風唐箕47は、前記一番側底板31と二番受樋26との間に開口部(送風口)48を設け、該開口部48の下方に設けたケーシング49内に設け、前記開口部48より送風する。実施例では、前記ストローラック21に向けて送風することにより、ストローラック21より落下する塵埃等を吹送する。
50は風選室15の終端側に設けた塵埃や藁屑を吸引する吸引排塵ファン、51は二番コンベア27の終端に接続した二番戻し装置、52は戻された二番物を処理する二番処理装置、53は排藁搬送装置である。
終端側送風唐箕47は、前記一番側底板31と二番受樋26との間に開口部(送風口)48を設け、該開口部48の下方に設けたケーシング49内に設け、前記開口部48より送風する。実施例では、前記ストローラック21に向けて送風することにより、ストローラック21より落下する塵埃等を吹送する。
50は風選室15の終端側に設けた塵埃や藁屑を吸引する吸引排塵ファン、51は二番コンベア27の終端に接続した二番戻し装置、52は戻された二番物を処理する二番処理装置、53は排藁搬送装置である。
次に実施例の構成の作用を述べる。
機体を走行装置2により走行させると、刈取部4により穀稈を刈取り、刈取った穀稈は脱穀室8に供給され、脱穀室8内の回転する扱胴7により脱穀され、扱網9より落下した落下物は揺動選別装置17の移送棚部19に落下してシーブ20上に至り、揺動選別装置17の揺動と送風唐箕10の送風により穀粒と藁屑等とを分離し、穀粒は各シーブ20の隙間より落下し、藁屑は排出側に移動し、風選室15の終端側では、塵埃や藁屑を排塵吸引ファン50により吸引排除され、排塵吸引ファン50により吸引されない藁屑はストローラック21上に至り、ストローラック21より落下しない藁屑等は機外に排出される。
機体を走行装置2により走行させると、刈取部4により穀稈を刈取り、刈取った穀稈は脱穀室8に供給され、脱穀室8内の回転する扱胴7により脱穀され、扱網9より落下した落下物は揺動選別装置17の移送棚部19に落下してシーブ20上に至り、揺動選別装置17の揺動と送風唐箕10の送風により穀粒と藁屑等とを分離し、穀粒は各シーブ20の隙間より落下し、藁屑は排出側に移動し、風選室15の終端側では、塵埃や藁屑を排塵吸引ファン50により吸引排除され、排塵吸引ファン50により吸引されない藁屑はストローラック21上に至り、ストローラック21より落下しない藁屑等は機外に排出される。
シーブ20より落下した穀粒は、一番コンベア24により機外に取出され、グレンタンク5に一時貯留される。
また、二番コンベア27により回収された二番物は二番処理室に戻して処理され、再び風選室15に供給されて風選処理される。
また、二番コンベア27により回収された二番物は二番処理室に戻して処理され、再び風選室15に供給されて風選処理される。
1…機体フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…刈取部、5…グレンタンク、6…操縦部、8…脱穀室、9…扱網、10…送風唐箕、11…唐箕ケーシング、12…穀稈供給装置、15…風選室、16…揺動選別棚、17…揺動選別装置、20…シーブ、21…ストローラック、22…選別網、23…一番受樋、24…一番コンベア、27…二番コンベア、26…二番受樋、30…一番流し板、31…一番側底板、32…風路ガイド板、34…軸、35…アーム、36…ロッド、40…入力プーリ、41…クランク軸、42…エンジン、43…変速装置、44…ミッション、45…穀稈供給搬送チエン、47…終端側送風唐箕、50…排塵吸引ファン。
Claims (3)
- 扱胴7の下方を扱網9により包囲した脱穀室8の下方に送風唐箕10を設け、脱穀室8の下方から処理物移送方向の終端側に風選室15設け、該風選室15に送風唐箕10の送風と該送風方向の往復揺動により穀粒を選別する揺動選別装置17を設け、該揺動選別装置17の下方に一番受樋23および二番受樋26を夫々設け、一番受樋23および二番受樋26の夫々に一番コンベア24および二番コンベア27を夫々設け、前記一番コンベア24と二番コンベア27の間には先端が上下揺動する一番流し板30を設けた脱穀装置。
- 請求項1において、前記一番流し板30は、前記揺動選別装置17を揺動させる回転、または、前記一番コンベア24等の他の脱穀装置の各部に伝達される回転の何れかを伝動機構装置Lにより伝達して上下揺動するように構成した脱穀装置。
- 請求項2において、前記一番流し板30に回転伝達する伝動機構装置Lのうち、少なくとも、前記揺動選別装置17との伝動機構装置Lは、前記風選室15の外側に設けた脱穀装置。
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Cited By (1)
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CN112108068A (zh) * | 2020-10-13 | 2020-12-22 | 安庆皖塑化工科技有限公司 | 一种环保抗裂腻子粉制备工艺 |
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2004
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112108068A (zh) * | 2020-10-13 | 2020-12-22 | 安庆皖塑化工科技有限公司 | 一种环保抗裂腻子粉制备工艺 |
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