JP2013132232A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【課題】選別体で分離させた夾雑物をファンによりグレンタンク外に排出するので、重い夾雑物を排出できない。
【解決手段】機体フレーム1の下方に走行装置2を設け、前記機体フレーム1の上方に設けた脱穀装置3の揚穀装置10の上部を、機体フレーム1の上方に設けたグレンタンク5の投入口21に接続し、該投入口21の下方に穀粒が落下する開口部を複数形成した選別体24と、該選別体24上に残った夾雑物をグレンタンク5の外部へ移送する排出搬送部25とを有する選別排出装置22を設け、前記選別体24は前記投入口21側を高く前記排出搬送部25側を低く傾斜させたコンバイン。
【選択図】図3
【解決手段】機体フレーム1の下方に走行装置2を設け、前記機体フレーム1の上方に設けた脱穀装置3の揚穀装置10の上部を、機体フレーム1の上方に設けたグレンタンク5の投入口21に接続し、該投入口21の下方に穀粒が落下する開口部を複数形成した選別体24と、該選別体24上に残った夾雑物をグレンタンク5の外部へ移送する排出搬送部25とを有する選別排出装置22を設け、前記選別体24は前記投入口21側を高く前記排出搬送部25側を低く傾斜させたコンバイン。
【選択図】図3
Description
本発明は、コンバインに係るものである。
従来、グレンタンク内に脱穀装置から供給された穀粒と塵埃等の軽夾雑物とを分離選別する再選別装置を設けた構成は、公知である(特許文献1参照)。
この公知例では、グレンタンクの投入口の下方に選別体を設け、選別体の下方に送風ファンを設け、送風ファンで風選した軽夾雑物を脱穀装置の天板の排出口から吹き出させる構成である。
また、投入口の下方に倒八状の一対の選別体を設け、一対の選別体の一方の上方位置に投入口を設け、他方の選別体の上方位置に吸引ファンを設けた構成は、公知である(特許文献2参照)。
この公知例では、グレンタンクの投入口の下方に選別体を設け、選別体の下方に送風ファンを設け、送風ファンで風選した軽夾雑物を脱穀装置の天板の排出口から吹き出させる構成である。
また、投入口の下方に倒八状の一対の選別体を設け、一対の選別体の一方の上方位置に投入口を設け、他方の選別体の上方位置に吸引ファンを設けた構成は、公知である(特許文献2参照)。
前記公知例は、何れも、選別体で分離させた軽夾雑物をファンにより脱穀装置外に排出する構成であるため、ファンにより飛ばせる軽夾雑物のみの排出に留まり、藁屑がグレンタンク内に残るという課題がある。
また、公知例では、ファンにより軽夾雑物を飛散排出させるため、作業環境を悪化させるという課題もある。
本願は、グレンタンク内の選別排出装置の構成を工夫し、藁屑等の夾雑物の排出を可能にし、また、作業環境を良好なものとすることを目的とする。
また、公知例では、ファンにより軽夾雑物を飛散排出させるため、作業環境を悪化させるという課題もある。
本願は、グレンタンク内の選別排出装置の構成を工夫し、藁屑等の夾雑物の排出を可能にし、また、作業環境を良好なものとすることを目的とする。
請求項1の発明は、機体フレーム1の下方に走行装置2を設け、前記機体フレーム1の上方に設けた脱穀装置3の揚穀装置10の上部を、機体フレーム1の上方に設けたグレンタンク5の投入口21に接続し、該投入口21の下方に穀粒が落下する開口部23を複数形成した選別体24と、該選別体24上に残った夾雑物をグレンタンク5の外部へ移送する排出搬送部25とを有する選別排出装置22を設け、前記選別体24は前記投入口21側を高く前記排出搬送部25側を低く傾斜させたコンバイン。
としたものであり、脱穀装置3で脱穀された穀粒は、揚穀装置10によりグレンタンク5の投入口21からグレンタンク5内に投入され、選別体24上に落下して流下し、選別体24を流下する間に穀粒は選別体24の開口部23からグレンタンク5内に落下貯留する。
選別体24の開口部23から落下しない藁屑等の夾雑物は、選別体24上を排出搬送部25に向けて流下して選別体24の終端から排出搬送部25に回収され、排出搬送部25は夾雑物をグレンタンク5外に排出する。
請求項2の発明は、前記機体フレーム1上に設けた操縦部4の後側に前記グレンタンク5を配置し、前記排出搬送部25は機体後方へ夾雑物を排出する構成としたコンバインとしたものであり、選別体24の開口部23から落下せずに排出搬送部25に回収された夾雑物は、グレンタンク5の後方に向けて排出される。
請求項3の発明は、前記排出搬送部25の終端に該排出搬送部25により搬送された夾雑物およびグレンタンク5内の塵埃を吸引して機体後方へ排出する排塵ファン35を設けたコンバインとしたものであり、選別体24の開口部から落下せずに排出搬送部25に回収された夾雑物およびグレンタンク5内の塵埃は、排塵ファン35によりグレンタンク5の後方に向けて排出される。
請求項4の発明は、前記グレンタンク5は前記脱穀装置3の側方に配置し、前記グレンタンク5の排出搬送部25の夾雑物排出口33を、前記脱穀装置3の後方に設けられ、脱穀後の排稈を切断するカッター装置38の内部に、連通させたコンバインとしたものであり、選別体24の開口部から落下せずに排出搬送部25に回収された夾雑物は、排出搬送部25からカッター装置38の内部を通って排出される。
請求項5の発明は、前記選別体24は、該選別体24の傾斜方向と平行な複数の棒状部材29により構成したコンバインとしたものであり、投入口21からグレンタンク5内に投入され、選別体24上に落下した被処理物は、傾斜方向と平行に複数並設した棒状部材29の間に形成された開口部からグレンタンク5内に落下回収され、棒状部材29の間の開口部から落下しない夾雑物は排出搬送部25ににより回収されてグレンタンク5外に排出される。
請求項6の発明は、前記選別体24は、前記棒状部材29の間隔を変更可能に構成したコンバインとしたものであり、脱穀装置3により脱穀された穀粒の粒径に合わせて、棒状部材29の間隔を変更する。
としたものであり、脱穀装置3で脱穀された穀粒は、揚穀装置10によりグレンタンク5の投入口21からグレンタンク5内に投入され、選別体24上に落下して流下し、選別体24を流下する間に穀粒は選別体24の開口部23からグレンタンク5内に落下貯留する。
選別体24の開口部23から落下しない藁屑等の夾雑物は、選別体24上を排出搬送部25に向けて流下して選別体24の終端から排出搬送部25に回収され、排出搬送部25は夾雑物をグレンタンク5外に排出する。
請求項2の発明は、前記機体フレーム1上に設けた操縦部4の後側に前記グレンタンク5を配置し、前記排出搬送部25は機体後方へ夾雑物を排出する構成としたコンバインとしたものであり、選別体24の開口部23から落下せずに排出搬送部25に回収された夾雑物は、グレンタンク5の後方に向けて排出される。
請求項3の発明は、前記排出搬送部25の終端に該排出搬送部25により搬送された夾雑物およびグレンタンク5内の塵埃を吸引して機体後方へ排出する排塵ファン35を設けたコンバインとしたものであり、選別体24の開口部から落下せずに排出搬送部25に回収された夾雑物およびグレンタンク5内の塵埃は、排塵ファン35によりグレンタンク5の後方に向けて排出される。
請求項4の発明は、前記グレンタンク5は前記脱穀装置3の側方に配置し、前記グレンタンク5の排出搬送部25の夾雑物排出口33を、前記脱穀装置3の後方に設けられ、脱穀後の排稈を切断するカッター装置38の内部に、連通させたコンバインとしたものであり、選別体24の開口部から落下せずに排出搬送部25に回収された夾雑物は、排出搬送部25からカッター装置38の内部を通って排出される。
請求項5の発明は、前記選別体24は、該選別体24の傾斜方向と平行な複数の棒状部材29により構成したコンバインとしたものであり、投入口21からグレンタンク5内に投入され、選別体24上に落下した被処理物は、傾斜方向と平行に複数並設した棒状部材29の間に形成された開口部からグレンタンク5内に落下回収され、棒状部材29の間の開口部から落下しない夾雑物は排出搬送部25ににより回収されてグレンタンク5外に排出される。
請求項6の発明は、前記選別体24は、前記棒状部材29の間隔を変更可能に構成したコンバインとしたものであり、脱穀装置3により脱穀された穀粒の粒径に合わせて、棒状部材29の間隔を変更する。
請求項1記載の発明では、選別排出装置22の選別体24により穀粒と夾雑物とを分離させるので、夾雑物の除去効果を高くして穀粒の品質を向上させることができる。選別体24により分離した夾雑物は排出搬送部25により回収して夾雑物排出口33に搬送してグレンタンク5外に排出するので、夾雑物の排出を確実に行うことができ、また、夾雑物排出口33から夾雑物を落下排出させればよいので、作業環境の悪化を防止できる。
請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の発明の効果に加え、夾雑物排出口33からグレンタンク5の後方に向けて夾雑物を排出させるので、作業環境の悪化を防止できる。
請求項3記載の発明では、上記請求項1または請求項2記載の発明の効果に加え、夾雑物排出口33から排出される夾雑物は排塵ファン35により拡散排出させることができ、しかも、排塵ファン35は機体後方に向けて排出するので、作業環境の悪化を防止できる。
請求項4記載の発明では、上記請求項1または請求項2または請求項3記載の発明の効果に加え、排出搬送部25により回収された夾雑物は、カッター装置38の内部を通って排出されるので、カッター装置38で切断された藁屑に混入されて散布され、不用意な飛散を防止し、操縦部6を含めた機体周辺の作業環境の悪化を防止できる。
請求項5記載の発明では、上記請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載の発明の効果に加え、投入口21からの被処理物の排出搬送部25への誘導、かつ、分離する構成を簡単に実現できる。
請求項6記載の発明では、上記請求項5記載の発明の効果に加え、作物条件に対応させることができる。
請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の発明の効果に加え、夾雑物排出口33からグレンタンク5の後方に向けて夾雑物を排出させるので、作業環境の悪化を防止できる。
請求項3記載の発明では、上記請求項1または請求項2記載の発明の効果に加え、夾雑物排出口33から排出される夾雑物は排塵ファン35により拡散排出させることができ、しかも、排塵ファン35は機体後方に向けて排出するので、作業環境の悪化を防止できる。
請求項4記載の発明では、上記請求項1または請求項2または請求項3記載の発明の効果に加え、排出搬送部25により回収された夾雑物は、カッター装置38の内部を通って排出されるので、カッター装置38で切断された藁屑に混入されて散布され、不用意な飛散を防止し、操縦部6を含めた機体周辺の作業環境の悪化を防止できる。
請求項5記載の発明では、上記請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載の発明の効果に加え、投入口21からの被処理物の排出搬送部25への誘導、かつ、分離する構成を簡単に実現できる。
請求項6記載の発明では、上記請求項5記載の発明の効果に加え、作物条件に対応させることができる。
本発明の実施例を図面により説明すると、1は米、麦等の穀物を刈取り脱穀するコンバインの機体フレーム(移動車体)、2は走行装置、3は脱穀装置、4は刈取装置、5はグレンタンク、6は操縦部である。
前記グレンタンク5には、前記脱穀装置3内に設けた一番コンベア61の終端部に接続した揚穀装置(穀物貯留用揚穀装置)10の上部を接続する(図3)。揚穀装置10は前記一番コンベア61により取出された穀物をグレンタンク5に供給する。
グレンタンク5の下部には、排出装置13を設ける。排出装置13は螺旋式搬送装置により構成する。排出装置13の終端は接続メタル14内に臨ませ、接続メタル14には縦排出用揚穀装置15の基部を取付け、縦排出用揚穀装置15の上部には排出オーガ16の基部を取付ける。排出オーガ16の先端の排出口17は上下自在および旋回自在に構成する。
前記グレンタンク5には、前記脱穀装置3内に設けた一番コンベア61の終端部に接続した揚穀装置(穀物貯留用揚穀装置)10の上部を接続する(図3)。揚穀装置10は前記一番コンベア61により取出された穀物をグレンタンク5に供給する。
グレンタンク5の下部には、排出装置13を設ける。排出装置13は螺旋式搬送装置により構成する。排出装置13の終端は接続メタル14内に臨ませ、接続メタル14には縦排出用揚穀装置15の基部を取付け、縦排出用揚穀装置15の上部には排出オーガ16の基部を取付ける。排出オーガ16の先端の排出口17は上下自在および旋回自在に構成する。
前記揚穀装置10の上部は、グレンタンク5の内側側板20に設けた投入口(揚穀穀粒投入口)21に接続し、投入口21と前記排出装置13の間に、選別排出装置22を設ける。
選別排出装置22は、穀粒が落下する開口部23を複数形成した選別体24と、選別体24に残った夾雑物を脱穀装置3の外部へ移送する排出搬送部25とを有し、前記選別体24は前記投入口21側を高く前記排出搬送部25側を低く傾斜させる。
選別体24はグレンタンク5の左右の内壁の左右幅と略同一幅に形成する。
そのため、揚穀装置10により投入口21に揚穀された穀粒は揚穀装置10の上部の跳ね出し板28により選別排出装置22の選別体24上に放擲され、放擲された穀粒は選別体24により夾雑物と分離されて脱穀装置3内に落下する。
選別排出装置22は、穀粒が落下する開口部23を複数形成した選別体24と、選別体24に残った夾雑物を脱穀装置3の外部へ移送する排出搬送部25とを有し、前記選別体24は前記投入口21側を高く前記排出搬送部25側を低く傾斜させる。
選別体24はグレンタンク5の左右の内壁の左右幅と略同一幅に形成する。
そのため、揚穀装置10により投入口21に揚穀された穀粒は揚穀装置10の上部の跳ね出し板28により選別排出装置22の選別体24上に放擲され、放擲された穀粒は選別体24により夾雑物と分離されて脱穀装置3内に落下する。
この場合、投入口21から穀粒と共に排出された塵埃は、穀粒が選別体24上を流下する間に除去分離されるので、単に、投入口21から穀粒を落下させるの比し、塵埃の分離除去効率を向上させられる。
また、排出された穀粒は夾雑物の混入のない品質の良いものになる。
前記選別体24は、該選別体24の傾斜方向と平行な棒状部材29を穀粒より大きい幅で平行状態に並設して形成する。
前記棒状部材29の間隔を変更可能に構成し、前記開口部23の幅を変更に可能にしている。
また、前記選別体24は、開口部23の幅の相違するものを数種類用意して、穀粒の粒径に応じて選択使用するようにしてもよい。
また、排出された穀粒は夾雑物の混入のない品質の良いものになる。
前記選別体24は、該選別体24の傾斜方向と平行な棒状部材29を穀粒より大きい幅で平行状態に並設して形成する。
前記棒状部材29の間隔を変更可能に構成し、前記開口部23の幅を変更に可能にしている。
また、前記選別体24は、開口部23の幅の相違するものを数種類用意して、穀粒の粒径に応じて選択使用するようにしてもよい。
前記排出搬送部25の一例を示すと、選別体24上の穀粒の流下方向に対する交差方向(左右方向)の受樋30を選別体24の後端下方に設け、受樋30内には螺旋式搬送体31を設けて構成する。
そのため、揚穀装置10により投入口21に揚穀された穀粒は揚穀装置10の上部の跳ね出し板28により選別排出装置22の選別体24上に放擲され、放擲された穀粒は選別体24上を流下しながら脱穀装置3内に落下し、藁屑等は選別体24上を流下して排出搬送部25の受樋30に受け止められ、搬送体31によりグレンタンク5の内側側板20に形成した夾雑物排出口33Aに向けて搬送されて、グレンタンク5外に排出される。
前記排出搬送部25は投入口21側に向けて夾雑物を搬送する構成とし、前記投入口21と同じ側の内側側板20に設けた排出口33Aから、機体後方へ夾雑物を排出する構成とする。
そのため、揚穀装置10により投入口21に揚穀された穀粒は揚穀装置10の上部の跳ね出し板28により選別排出装置22の選別体24上に放擲され、放擲された穀粒は選別体24上を流下しながら脱穀装置3内に落下し、藁屑等は選別体24上を流下して排出搬送部25の受樋30に受け止められ、搬送体31によりグレンタンク5の内側側板20に形成した夾雑物排出口33Aに向けて搬送されて、グレンタンク5外に排出される。
前記排出搬送部25は投入口21側に向けて夾雑物を搬送する構成とし、前記投入口21と同じ側の内側側板20に設けた排出口33Aから、機体後方へ夾雑物を排出する構成とする。
前記排出口33Aには排塵ファン(排出ファン)35のケーシング36を接続する。
排塵ファン35は、排出搬送部25により搬送された夾雑物をケーシング36の夾雑物排出口33からグレンタンク5の外側後方へ排出するが、グレンタンク5内の塵埃をグレンタンク5外後方へ吸引排出する作用も期待する。
また、後の乾燥工程において、夾雑物の少ない穀粒を乾燥させるので、乾燥工程の耐久性あるいはメンテナンスを容易にする。
前記グレンタンク5は前記脱穀装置3の側方に配置し、グレンタンク5の排出搬送部25の排出口33Aを前記脱穀装置3の後方に設けた排藁を切断するカッター装置38の内部に連通させる。
そのため、排出搬送部25により排出された夾雑物はカッター装置38で切断された藁屑に混入されて、散布されて、不用意な飛散を防止し、操縦部6を含めた機体周辺に塵埃が飛散するのを防止する。
排塵ファン35は、排出搬送部25により搬送された夾雑物をケーシング36の夾雑物排出口33からグレンタンク5の外側後方へ排出するが、グレンタンク5内の塵埃をグレンタンク5外後方へ吸引排出する作用も期待する。
また、後の乾燥工程において、夾雑物の少ない穀粒を乾燥させるので、乾燥工程の耐久性あるいはメンテナンスを容易にする。
前記グレンタンク5は前記脱穀装置3の側方に配置し、グレンタンク5の排出搬送部25の排出口33Aを前記脱穀装置3の後方に設けた排藁を切断するカッター装置38の内部に連通させる。
そのため、排出搬送部25により排出された夾雑物はカッター装置38で切断された藁屑に混入されて、散布されて、不用意な飛散を防止し、操縦部6を含めた機体周辺に塵埃が飛散するのを防止する。
即ち、カッター装置38内に排塵ファン35のケーシング36の夾雑物排出口33を開口させているが(図1、図2)、グレンタンク5の排出搬送部25の排出口33Aから排出される夾雑物をカッター装置38により処理するように構成すれば良く、グレンタンク5の排出搬送部25の排出口33Aを前記脱穀装置3の後方に設けた排藁を切断するカッター装置38の内部に連通させる構成は任意である。
前記脱穀装置3は、上部に扱歯46を有する扱胴47を略水平に軸装した扱室48を設ける。扱胴扱胴47の主として下方側は扱網49により包囲し、扱網49の下方には唐箕50の唐箕ケーシング51を設ける。前記扱室48の下方には前記唐箕50の送風により穀粒と異物とを風選し得る風選室を形成し、風選室内には、唐箕50の送風方向(前後方向)に往復揺動する揺動選別棚52により構成した揺動選別装置53を設ける。
前記脱穀装置3は、上部に扱歯46を有する扱胴47を略水平に軸装した扱室48を設ける。扱胴扱胴47の主として下方側は扱網49により包囲し、扱網49の下方には唐箕50の唐箕ケーシング51を設ける。前記扱室48の下方には前記唐箕50の送風により穀粒と異物とを風選し得る風選室を形成し、風選室内には、唐箕50の送風方向(前後方向)に往復揺動する揺動選別棚52により構成した揺動選別装置53を設ける。
揺動選別装置53は、前記揺動選別棚52の始端部(前端部)を唐箕ケーシング51の上方に位置させて移送棚部54に形成する。移送棚部54の移送方向下手側にはシーブ55を設け、シーブ55の移送方向の下手側(後側)にはストローラック56を設ける。前記シーブ55の下方の揺動選別棚52には選別網60を設ける。揺動選別棚52の下方には一番コンベア61を設け、一番コンベア61の後側には二番コンベア62を設ける。
前記選別網60の後方で、前記一番コンベア61の一番受樋傾斜部63の上方位置には一番受樋傾斜部63と略平行に前下がりに傾斜する網体(クリンプ網)64を設ける。網体64は穀粒は落下させるが稈切れは落下させない目合に構成する。
この網体64を設けているので漏下物を一旦網体64により受け止め、揺動選別棚52による揺動で攪拌し、唐箕50の送風を作用させるので、選別が安定する。
また、網体64から滑り落ちた稈切れは唐箕50の送風により後方へ飛ばすことができ、一番コンベア61への混入を抑制する。
前記選別網60の後方で、前記一番コンベア61の一番受樋傾斜部63の上方位置には一番受樋傾斜部63と略平行に前下がりに傾斜する網体(クリンプ網)64を設ける。網体64は穀粒は落下させるが稈切れは落下させない目合に構成する。
この網体64を設けているので漏下物を一旦網体64により受け止め、揺動選別棚52による揺動で攪拌し、唐箕50の送風を作用させるので、選別が安定する。
また、網体64から滑り落ちた稈切れは唐箕50の送風により後方へ飛ばすことができ、一番コンベア61への混入を抑制する。
前記網体64は、上側(後側)の目合を小さくし、下側(前側)の目合を大きく形成する。
そのため、稈切れが網体64上に滞留する時間を長くして、網体64の揺動により網体64上で分散させ、網体64から滑り落ちる稈切れへの唐箕50の送風を効率よく作用させ、一番コンベア61への混入を抑制する。
図7は、脱穀装置3の他の実施例を示し、65は唐箕ケーシング51の送風口65、66は送風口65の後側に設けた導風体66であり、導風体66の後側の選別網60と一番受樋傾斜部63の上下中間位置に網体67を設ける。網体67は揺動選別棚52にステー(図示省略)により一体揺動するように取付ける。
そのため、選別網60から漏下する漏下物を一旦網体67により受け止め、網体67による揺動で攪拌し、唐箕50の送風を作用させるので、選別網60から落ちた稈切れを唐箕50の送風により後方へ飛ばすことができ、一番コンベア61への混入を抑制する。
そのため、稈切れが網体64上に滞留する時間を長くして、網体64の揺動により網体64上で分散させ、網体64から滑り落ちる稈切れへの唐箕50の送風を効率よく作用させ、一番コンベア61への混入を抑制する。
図7は、脱穀装置3の他の実施例を示し、65は唐箕ケーシング51の送風口65、66は送風口65の後側に設けた導風体66であり、導風体66の後側の選別網60と一番受樋傾斜部63の上下中間位置に網体67を設ける。網体67は揺動選別棚52にステー(図示省略)により一体揺動するように取付ける。
そのため、選別網60から漏下する漏下物を一旦網体67により受け止め、網体67による揺動で攪拌し、唐箕50の送風を作用させるので、選別網60から落ちた稈切れを唐箕50の送風により後方へ飛ばすことができ、一番コンベア61への混入を抑制する。
前記網体67は、後側(上側)の目合を小さくし、前側(下側)の目合を大きく形成する。
そのため、稈切れが網体67上に滞留する時間を長くして、網体67の揺動により網体67上で分散させ、稈切れへの唐箕50の送風を効率よく作用させ、一番コンベア61への混入を抑制する。
扱網49の透孔70を上方の細い幅狭部71と、下方に至るに従い太くなる太幅部72を有して所謂滴下液形状に形成する(図9)。
この透孔70は、扱胴軸心方向と平行であって、太幅部72が前側に位置するように配置している(図10)。
図11は、扱網49の透孔70の他の実施例示し、扱胴回転方向と平行であって、回転方向上手側に太幅部72が位置するように配置している。
図12は、扱網49の透孔70の他の実施例示し、透孔70を斜めに配置している。
そのため、穀稈の穂の掛かりを良好にして、脱粒性能を向上させる。
そのため、稈切れが網体67上に滞留する時間を長くして、網体67の揺動により網体67上で分散させ、稈切れへの唐箕50の送風を効率よく作用させ、一番コンベア61への混入を抑制する。
扱網49の透孔70を上方の細い幅狭部71と、下方に至るに従い太くなる太幅部72を有して所謂滴下液形状に形成する(図9)。
この透孔70は、扱胴軸心方向と平行であって、太幅部72が前側に位置するように配置している(図10)。
図11は、扱網49の透孔70の他の実施例示し、扱胴回転方向と平行であって、回転方向上手側に太幅部72が位置するように配置している。
図12は、扱網49の透孔70の他の実施例示し、透孔70を斜めに配置している。
そのため、穀稈の穂の掛かりを良好にして、脱粒性能を向上させる。
図13は、扱網49の透孔70の他の実施例示し、透孔70を上下逆さまに交互に配置したものである。
そのため、穀稈の穂の掛かりを良好にして、脱粒性能を向上させる。
図14は、扱網49の透孔70の他の実施例示し、細い幅狭部71を回転方向下手側に、太幅部72を回転方向の上手側に配置したものである。
そのため、幅狭部71と扱歯46との相互作用で、藁屑を細かくする。
前記扱網49の透孔透孔70は、該透孔70の幅狭部71と太幅部72の何れも、端部を円弧(アール)形状に形成する(図9〜図14)。
穀稈の穂の掛かりを良好にして、脱粒性能を向上させる。
図15は、脱穀装置3の他の実施例を示し、扱室48の側方には、排塵処理装置75を設け、扱室48と前記排塵処理装置75の連通口76を扱室48の前後方向中間部に設け、連通口76よりも前側を第一扱室48Aとし、連通口76よりも後側を第二扱室48Bとする。
そのため、穀稈の穂の掛かりを良好にして、脱粒性能を向上させる。
図14は、扱網49の透孔70の他の実施例示し、細い幅狭部71を回転方向下手側に、太幅部72を回転方向の上手側に配置したものである。
そのため、幅狭部71と扱歯46との相互作用で、藁屑を細かくする。
前記扱網49の透孔透孔70は、該透孔70の幅狭部71と太幅部72の何れも、端部を円弧(アール)形状に形成する(図9〜図14)。
穀稈の穂の掛かりを良好にして、脱粒性能を向上させる。
図15は、脱穀装置3の他の実施例を示し、扱室48の側方には、排塵処理装置75を設け、扱室48と前記排塵処理装置75の連通口76を扱室48の前後方向中間部に設け、連通口76よりも前側を第一扱室48Aとし、連通口76よりも後側を第二扱室48Bとする。
第一扱室48Aおよび連通口76の第一扱網49Aは、第二扱室48Bの第二9Bよりも目合を大きく形成する。
そのため、藁屑を前後中間に設けた連通口76から排塵処理装置75に移行させ、扱室48内の藁屑を減少させ、脱穀効率を向上させられる。
また、扱室48内での藁屑の持ち回りを減少させることができ、異音の発生を抑制し、馬力の浪費を防止する。
また、扱室48の前後方向中間部の連通口76まで排塵処理装置75の排塵処理胴77を伸ばすことができ、その結果、排塵処理胴77の全長を長くして、籾の多い藁屑の再処理を行えて、回収効率を向上させられる。
前記扱室48と排塵処理装置75の連通口76の下方まで、揺動選別装置53の移送棚部54の終端を臨ませ、連通口76より後方にシーブ55をを位置させる。
そのため、藁屑を前後中間に設けた連通口76から排塵処理装置75に移行させて、連通口76から後側のシーブ55への藁屑の落下を抑制し、選別効率を向上させられる。
そのため、藁屑を前後中間に設けた連通口76から排塵処理装置75に移行させ、扱室48内の藁屑を減少させ、脱穀効率を向上させられる。
また、扱室48内での藁屑の持ち回りを減少させることができ、異音の発生を抑制し、馬力の浪費を防止する。
また、扱室48の前後方向中間部の連通口76まで排塵処理装置75の排塵処理胴77を伸ばすことができ、その結果、排塵処理胴77の全長を長くして、籾の多い藁屑の再処理を行えて、回収効率を向上させられる。
前記扱室48と排塵処理装置75の連通口76の下方まで、揺動選別装置53の移送棚部54の終端を臨ませ、連通口76より後方にシーブ55をを位置させる。
そのため、藁屑を前後中間に設けた連通口76から排塵処理装置75に移行させて、連通口76から後側のシーブ55への藁屑の落下を抑制し、選別効率を向上させられる。
連通口76よりも後側の第二扱室48Bの終端下方の揺動選別棚52にジャンプラック78を設ける。
そのため、連通口76によりシーブ55への藁屑の落下量を減少させつつ、ジャンプラック78により藁屑を後方に移送するので、一層、シーブ55への藁屑の落下を抑制し、選別効率を向上させられる。
80は吸引ファン、81は二番処理装置である。
そのため、連通口76によりシーブ55への藁屑の落下量を減少させつつ、ジャンプラック78により藁屑を後方に移送するので、一層、シーブ55への藁屑の落下を抑制し、選別効率を向上させられる。
80は吸引ファン、81は二番処理装置である。
(実施例の作用)
機体を前進させて刈取部6により圃場の穀稈を刈取り、刈取った穀稈を脱穀装置3へ供給して脱穀し、脱穀された穀粒は脱穀装置3の側部に設けたグレンタンク5に揚穀装置10により揚穀して貯留する。
揚穀装置10の上部は、グレンタンク5の内側側板20に設けた投入口21に接続し、投入口21と排出装置13の間に選別排出装置22を設け、選別排出装置22は穀粒が落下する開口部23を複数形成した選別体24と、選別体24に残った夾雑物をグレンタンク5の外部へ移送する排出搬送部25とを有し、前記選別体24は前記投入口21側を高く前記排出搬送部25側を低く傾斜させているので、揚穀装置10により投入口21に揚穀された穀粒は揚穀装置10の上部の跳ね出し板28により選別排出装置22の選別体24上に放擲され、放擲された穀粒は選別体24により夾雑物と分離されて選別体24の開口部23からグレンタンク5内に落下し、夾雑物は選別体24上を流下して排出搬送部25に回収され、排出搬送部25はグレンタンク5の内側側板20の排出口33Aに向けて搬送し、排出口33Aからグレンタンク5外に排出する。
機体を前進させて刈取部6により圃場の穀稈を刈取り、刈取った穀稈を脱穀装置3へ供給して脱穀し、脱穀された穀粒は脱穀装置3の側部に設けたグレンタンク5に揚穀装置10により揚穀して貯留する。
揚穀装置10の上部は、グレンタンク5の内側側板20に設けた投入口21に接続し、投入口21と排出装置13の間に選別排出装置22を設け、選別排出装置22は穀粒が落下する開口部23を複数形成した選別体24と、選別体24に残った夾雑物をグレンタンク5の外部へ移送する排出搬送部25とを有し、前記選別体24は前記投入口21側を高く前記排出搬送部25側を低く傾斜させているので、揚穀装置10により投入口21に揚穀された穀粒は揚穀装置10の上部の跳ね出し板28により選別排出装置22の選別体24上に放擲され、放擲された穀粒は選別体24により夾雑物と分離されて選別体24の開口部23からグレンタンク5内に落下し、夾雑物は選別体24上を流下して排出搬送部25に回収され、排出搬送部25はグレンタンク5の内側側板20の排出口33Aに向けて搬送し、排出口33Aからグレンタンク5外に排出する。
選別体24は、該選別体24の傾斜方向と平行な棒状部材29を穀粒より大きい幅で平行状態に並設して形成しているので、棒状部材29の間の開口部23から穀粒は落下し、夾雑物は棒状部材29上を円滑に排出搬送部25に向けて流下する。
そのため、従来の送風による夾雑物の風選別に比し、重い夾雑物でも確実に分離回収して、排出する。
選別体24の棒状部材29の左右間隔は変更可能に構成しているので、開口部23の幅を穀粒の粒径に応じて変更することができ、作物に応じた選別が可能となって、作業適応範囲を広げられる。
排出搬送部25は、選別体24上の穀粒の流下方向に対する交差方向(左右方向)の受樋30を選別体24の後端下方に設け、受樋30内には螺旋式の搬送体31を設けて構成しているので、夾雑物は選別体24上を流下して排出搬送部25の受樋30に受け止められ、搬送体31により排出口33Aに向けて搬送され、排出口33Aにからグレンタンク5外に排出される。
そのため、従来の送風による夾雑物の風選別に比し、重い夾雑物でも確実に分離回収して、排出する。
選別体24の棒状部材29の左右間隔は変更可能に構成しているので、開口部23の幅を穀粒の粒径に応じて変更することができ、作物に応じた選別が可能となって、作業適応範囲を広げられる。
排出搬送部25は、選別体24上の穀粒の流下方向に対する交差方向(左右方向)の受樋30を選別体24の後端下方に設け、受樋30内には螺旋式の搬送体31を設けて構成しているので、夾雑物は選別体24上を流下して排出搬送部25の受樋30に受け止められ、搬送体31により排出口33Aに向けて搬送され、排出口33Aにからグレンタンク5外に排出される。
そのため、従来の送風による夾雑物の排出手段(方法)に比し、夾雑物を受樋30で回収して搬送体31により排出口33Aに搬送するので、従来に比し重い夾雑物を排出口33Aからグレンタンク5外に確実に排出する。
この場合、排出搬送部25は投入口21側に向けて夾雑物を搬送する構成とし、前記投入口21と同じ側の内側側板20に設けた排出口33Aから、機体後方へ夾雑物を排出する構成としているので、投入口21付近の選別体24上に夾雑物が多く落下しても、投入口21側の内側側板20に設けた排出口33Aから夾雑物をグレンタンク5外に排出する。
したがって、詰まり発生を防止できる。
排出搬送部25の排出口33Aには排塵ファン35のケーシング36を接続しているので、排出搬送部25により搬送された夾雑物は排塵ファン35によりケーシング36の夾雑物排出口33からグレンタンク5外後方へ排出する。
この場合、排出搬送部25は投入口21側に向けて夾雑物を搬送する構成とし、前記投入口21と同じ側の内側側板20に設けた排出口33Aから、機体後方へ夾雑物を排出する構成としているので、投入口21付近の選別体24上に夾雑物が多く落下しても、投入口21側の内側側板20に設けた排出口33Aから夾雑物をグレンタンク5外に排出する。
したがって、詰まり発生を防止できる。
排出搬送部25の排出口33Aには排塵ファン35のケーシング36を接続しているので、排出搬送部25により搬送された夾雑物は排塵ファン35によりケーシング36の夾雑物排出口33からグレンタンク5外後方へ排出する。
また、排塵ファン35は、グレンタンク5内の塵埃をグレンタンク5外後方へ吸引排出する。
グレンタンク5は脱穀装置3の側方に配置し、グレンタンク5の排出搬送部25の排出口33Aを前記脱穀装置3の後方に設けた排藁を切断するカッター装置38の内部に連通させているので、排出搬送部25により排出された夾雑物はカッター装置38で切断された藁屑に混入されて散布され、不用意な夾雑物の飛散を防止し、操縦部6を含めた機体周辺に塵埃が飛散するのを防止でき、作業環境の悪化を抑制する。
グレンタンク5は脱穀装置3の側方に配置し、グレンタンク5の排出搬送部25の排出口33Aを前記脱穀装置3の後方に設けた排藁を切断するカッター装置38の内部に連通させているので、排出搬送部25により排出された夾雑物はカッター装置38で切断された藁屑に混入されて散布され、不用意な夾雑物の飛散を防止し、操縦部6を含めた機体周辺に塵埃が飛散するのを防止でき、作業環境の悪化を抑制する。
実施例では、排塵ファン35のケーシング36の夾雑物排出口33をカッター装置38内に開口させているので、選別体24上を流下した夾雑物が受樋30に受け止められ、搬送体31により排出口33Aに向けて搬送され、排出口33Aから排塵ファン35のケーシング36内に入り、ケーシング36の夾雑物排出口33からカッター装置38内に排出されて、カッター装置38で切断された藁屑に混入されて散布される。
なお、前記した各実施例は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示および説明しているが、これらの実施例は夫々種々組合せ可能であり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
なお、前記した各実施例は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示および説明しているが、これらの実施例は夫々種々組合せ可能であり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
1…機体フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…刈取装置、5…グレンタンク、6…操縦部、10…揚穀装置、13…排出装置、14…接続メタル、15…縦排出用揚穀装置、16…排出オーガ、17…排出口、20…内側側板、21…投入口、22…選別排出装置、23…開口部、24…選別体、25…排出搬送部、28…跳ね出し板、29…棒状部材、30…受樋、31…搬送体、33…夾雑物排出口、33A…排出口、35…排塵ファン、36…ケーシング、38…カッター装置、46…扱歯、47…扱胴、48…扱室、49…扱網、50…唐箕、51…唐箕ケーシング、52…揺動選別棚、53…揺動選別装置、54…移送棚部、55…シーブ、56…ストローラック、60…選別網、61…一番コンベア、62…二番コンベア、63…一番受樋傾斜部、64…網体、65…送風口、66…導風体、67…網体、70…透孔、71…幅狭部、72…太幅部、75…排塵処理装置、76…連通口、77…排塵処理胴、78…ジャンプラック。
Claims (6)
- 機体フレーム(1)の下方に走行装置(2)を設け、前記機体フレーム(1)の上方に設けた脱穀装置(3)の揚穀装置(10)の上部を、機体フレーム(1)の上方に設けたグレンタンク(5)の投入口(21)に接続し、該投入口(21)の下方に穀粒が落下する開口部を複数形成した選別体(24)と、該選別体(24)上に残った夾雑物をグレンタンク(5)の外部へ移送する排出搬送部(25)とを有する選別排出装置(22)を設け、前記選別体(24)は前記投入口(21)側を高く前記排出搬送部(25)側を低く傾斜させたコンバイン。
- 請求項1記載の発明において、前記機体フレーム(1)上に設けた操縦部(4)の後側に前記グレンタンク(5)を配置し、前記排出搬送部(25)は機体後方へ夾雑物を排出する構成としたコンバイン。
- 請求項1または請求項2記載の発明において、前記排出搬送部(25)の終端に該排出搬送部(25)により搬送された夾雑物およびグレンタンク(5)内の塵埃を吸引して機体後方へ排出する排塵ファン(35)を設けたコンバイン。
- 請求項1または請求項2または請求項3記載の発明において、前記グレンタンク(5)は前記脱穀装置(3)の側方に配置し、前記グレンタンク(5)の排出搬送部(25)の夾雑物排出口(33)を、前記脱穀装置(3)の後方に設けられ、脱穀後の排稈を切断するカッター装置(38)の内部に、連通させたコンバイン。
- 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載の発明において、前記選別体(24)は、該選別体(24)の傾斜方向と平行な複数の棒状部材(29)により構成したコンバイン。
- 請求項5記載の発明において、前記選別体(24)は、前記棒状部材(29)の間隔を変更可能に構成したコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011283949A JP2013132232A (ja) | 2011-12-26 | 2011-12-26 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011283949A JP2013132232A (ja) | 2011-12-26 | 2011-12-26 | コンバイン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013132232A true JP2013132232A (ja) | 2013-07-08 |
Family
ID=48909379
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JP2011283949A Pending JP2013132232A (ja) | 2011-12-26 | 2011-12-26 | コンバイン |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2013132232A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10212881B2 (en) * | 2017-02-11 | 2019-02-26 | Steven Lee Norburg | Modification to the grain harvesting combine |
-
2011
- 2011-12-26 JP JP2011283949A patent/JP2013132232A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10212881B2 (en) * | 2017-02-11 | 2019-02-26 | Steven Lee Norburg | Modification to the grain harvesting combine |
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