JP2016220581A - 脱穀装置 - Google Patents

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釘宮 啓
Hiroshi Kugimiya
釘宮  啓
土居原 純二
Junji Doihara
純二 土居原
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】 本発明の課題は、唐箕とプレファンとを有効な配置関係とし、揺動選別棚への送風作用を効果的にならしめ、風選効果を向上させることを目的とする。
【解決手段】 本発明は、扱室(2)の前部下方に設けた唐箕(20)の上方及び後方にわたって移送棚部(12)とシーブ部(13,14)を有した揺動選別棚(11)を設け、前記唐箕(20)の前側上方には、揺動選別棚(11)の移送棚部(12)後部とファーストシーブ部(13)に選別風路(26)を通じて選別風を供給するプレファン(19)を設け、前記選別風路(26)は、前記唐箕(20)のケーシング(24)の一部をガイドとし、且つ、該唐箕ケーシング(24)と略平行に上部ガイド(25)を設けて上向きの風路を構成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、穀稈を脱穀する脱穀装置に関する。
従来、扱室の始端部(前部)下方に主選別風路に選別風を送る唐箕を設け、該唐箕の上方及び後方に位置して移送棚部と移送棚部の後側に設けたシーブ等を有した揺動選別棚を設け、移送棚部と唐箕との間のプレ風路を通じてシーブに送風するプレファンを設けた構成は知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−244942号公報
従来例では、揺動選別棚の開口部が上下方向に開口しているため、プレファンの送風が後方に流れにくく、風選効果が低下する課題がある。
また、移送棚部から移送されたワラ屑等がシーブの各フイン間に詰るという課題もある。
本発明による課題は、唐箕とプレファンとを有効な配置関係とし、揺動選別棚への送風作用を効果的にならしめ、風選効果を向上させることを目的とする。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、扱室(2)の前部下方に設けた唐箕(20)の上方及び後方にわたって移送棚部(12)とシーブ部(13,14)を有した揺動選別棚(11)を設け、前記唐箕(20)の前側上方には、揺動選別棚(11)の移送棚部(12)後部とファーストシーブ部(13)に選別風路(26)を通じて選別風を供給するプレファン(19)を設け、前記選別風路(26)は、前記唐箕(20)のケーシング(24)の一部をガイドとし、且つ、該唐箕ケーシング(24)と略平行に上部ガイド(25)を設けて上向きの風路を構成してある脱穀装置とする。
請求項2記載の発明は、前記移送棚部(12)の後部に、穀粒が通過しない程度の大きさの通気孔(27)を設けた構成としてある請求項1記載の脱穀装置とする。
請求項3記載の発明は、前記通気孔(27)を前記揺動選別棚(11)の全幅にわたって複数設けた構成としてある請求項2記載の脱穀装置とする。
請求項1記載の発明によれば、選別風路(26)は、唐箕のケーシング(24)の一部をガイドとし、且つ、該ケーシング(24)と略平行する上部ガイド(25)によって上向きの風路を構成するものであるため、構成が簡単であるばかりでなく、上向きの風路によって風選効果を向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、移送棚部(12)の後部に形成した通気孔(27)によって下から吹き抜ける風で穀粒の予備選別が可能となり、風選別能力が向上する。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は請求項2記載の発明による効果に加えて、移送棚部の通気孔(27)は、選別棚(11)の全幅にわたって設けられているため、移送棚上の処理物は均分化され、選別棚(11)における選別処理能力が更に向上する。
コンバイン用脱穀装置の側断面図 同上要部の正断面図 揺動選別棚の要部の平面図 同上要部の平面図 脱穀装置の要部の側面図 脱穀装置の要部の正面図 脱穀フィードチェン支持部の要部の側面図 同上要部の正面図 脱穀フィードチェン支持部の要部の側面図
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1及び図2に示すコンバインの脱穀装置(脱穀部)は、次のような構成になっている。
すなわち、脱穀部1は、扱室2の一側に張設された脱穀フィードチェン4により株元を挟持しながら搬送される穀稈の穂先部を扱室2内で駆動回転する扱胴3により脱穀処理するよう構成している。扱室2の下半周部には受網5が張設され、扱胴3の上部を覆う扱胴カバー6は、扱室の一側を支点として揺動開閉する構成である。
扱室2のフィードチェン4側とは反対側には、扱室からの2番処理物を受け入れて脱粒処理する2番処理胴7が扱胴3と平行して2番処理室内に軸架されている。2番処理胴7の後方にはこれと同一軸芯上において排塵処理胴8が排塵処理室内に架設されている。
排塵処理胴の始端部は、脱穀部1の扱胴3の終端部と側面視において重ねるように配置し、扱室2の終端と排塵処理室の始端とを連通口9により連通させている。扱胴3は、連通口9より後方に延長させ、扱胴3の終端の周囲をささり回収10に構成している。
扱室2下方の揺動選別装置(揺動選別棚)11は、揺動機構を介して前後方向に揺動運動し、脱穀処理後の処理物を受け入れて揺動移送しながらふるい選別する構成であり、選別方向上手側から移送棚部12、ファーストシーブ13、チャフシーブ14、ストロ−ラック15の順に配置し、且つ、前記チャフシ−ブ14の下方にグレンシ−ブ16、1番戻し棚17、2番戻し棚18を配置して設けた構成としている。
また、揺動選別棚11の下方には、選別方向の上手側から順に、プレファン19、唐箕20と、1番ラセン21、2番ラセン22と、その上方に排塵フアン23を設けて排塵選別室を構成している。
前記プレファン19は、唐箕20の前側上部に配置され、唐箕20と同方向に回転され、唐箕20のケーシング24の一部をガイドとし、且つ、該ケーシング24と略平行に上部ガイド25を設けて上向きのプレ風路(選別風路)26を構成している。
プレファン19からのプレ風路26は、移送棚部12の後部とファーストシーブ13を吹き上げ送風する構成であり、唐箕20は、チャフシーブ14、ストローラック15、グレンシーブ16に向けて風を送って風選する構成である。
前記移送棚部12は、前後に異なる形状とし、前部側には寄せ板12aを有し、そして、移送棚部の後部を穀粒が漏れない程度の通気孔27を設けた構成としてある。また、通気孔27は、選別棚の全幅にわたって無数に設けた構成としている。
扱室2の受網5から漏下する脱穀処理物は、下方の揺動選別棚11上に落下するが、扱室始端側から落下する処理物は、移送棚部12上に落下してファーストシーブ13上へ移送され、移送棚部12後部からファーストシーブ13に移送されるときに、プレファン19から上向きに吹き抜ける風によって風選される。
唐箕20からの主選別風は、チャフシーブ14、ストローラック15、グレンシーブ16等を経て風選される。
唐箕20に回転を伝達するカウンタ軸35のプーリ36と、唐箕20の唐箕プーリ37に掛け回したベルト38を、プレファン19のプーリ39に掛け回し、唐箕20とプレファン19とを同一のベルト38で駆動伝達する構成としている。
ファーストシーブ13には、揺動選別棚の前後揺動方向に並行で且つ左右方向所定間隔置きに配設した清掃プレート29と、各固定シーブ28の上面に接触して付着物を除去するシーブスクレーパ30とからなる。
清掃プレート29は、上下方向垂直状に立設してあり、そして、各プレート29には固定シーブ28の断面形状に合わせたガイド穴を穿設し、各ガイド穴に各固定シーブ28を挿通してスライド案内する構成としている。
シーブスクレーパ30は、上下方向に傾斜する固定シーブ28の傾斜上面に接触して摺接移動により付着物を除去するものである。
また、シーブスクレーパ30は、駆動モータ等回転駆動により、互い違いに引き操作する一対の操作ケーブル31,31、往復回動する天秤アーム32、天秤アーム軸33、往復回動する揺動アーム34等の連動機構を介して左右横方向に往復動すべく連動構成している。
次に、図6〜図8に示す実施例について説明すると、脱穀フィドチェン4へのエンジンからの回転伝達経路として、刈取部に伝達される走行速度に同調させた変速回転伝動経路と、脱穀部1に伝達される定速回転伝動経路との二系統の伝動経路により駆動する構成とし、脱穀フイードチェン4は、変速回転伝動経路と定速回転伝動経路との何れかから伝達する構成としている。
変速回転伝動経路と定速回転伝動経路との切替は、それぞれの変速用クラッチと定速用クラッチを介して、単一のモータで切り替えるように構成している。
脱穀フィードチェン4の始端側駆動スプロケット40を変速回転伝動経路とし、終端側駆動スプロケット41を定速回転伝動経路としている。
そして、前後の駆動スプロケット40,41の間の非搬送面側(下側)の前方スプロケット40側にチェン緩み側のチェンスラシ42を網抑え43支持部44より設けた構成としている。
一定速駆動時にチェンが弛み垂れ下がるのを規制することができ、また、前後の駆動スプロケットの間の非搬送面は開放しており、切り替え時のタイミングのずれによるチェンの長さの変化を吸収し、また、チェンスラシを網抑え支持部より設けることで、剛性を確保できる。
なお、図9例では、チェン緩み側のチェンスラシ42は、前後の網抑え支持部(前)44F,網抑え支持部(後)44Rより設けることで前後幅広く構成しても良い。要するに、チェンスラシを前後の網抑え支持部より設けることで、剛性を確保でき、前後幅広く構成することで、弛み量を少なく規制できる。
2 扱室
11 揺動選別棚
12 移送棚部
13 ファーストシーブ
14 チャフシーブ
19 プレファン
20 唐箕
24 唐箕ケーシング
25 上部ガイド
26 プレ風路
27 通気孔

Claims (3)

  1. 扱室(2)の前部下方に設けた唐箕(20)の上方及び後方にわたって移送棚部(12)とシーブ部(13,14)を有した揺動選別棚(11)を設け、前記唐箕(20)の前側上方には、揺動選別棚(11)の移送棚部(12)後部とファーストシーブ部(13)に選別風路(26)を通じて選別風を供給するプレファン(19)を設け、前記選別風路(26)は、前記唐箕(20)のケーシング(24)の一部をガイドとし、且つ、該唐箕ケーシング(24)と略平行に上部ガイド(25)を設けて上向きの風路を構成してある脱穀装置。
  2. 前記移送棚部(12)の後部に、穀粒が通過しない程度の大きさの通気孔(27)を設けた構成としてある請求項1記載の脱穀装置。
  3. 前記通気孔(27)を前記揺動選別棚(11)の全幅にわたって複数設けた構成としてある請求項2記載の脱穀装置。
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