JP2017002682A - パネルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属外皮と芯材との接着剥離を生じにくくすることができるパネルの製造方法を提供する。
【解決手段】芯材4の表面に金属外皮2,3を接着するパネル1の製造方法に関する。芯材4が複数のブロック材41を組合せて形成される。隣接するブロック材41の隙間42に接着剤43が設けられる。接着剤43で芯材4の表面の凹凸を少なくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パネルの製造方法に関するものである。より詳しくは、壁材や天井材などの建材として利用可能なパネルの製造方法に関するものである。
従来、二枚の金属外皮の間に断熱性や耐火性を有する芯材を充填してパネルを製造することが行われている。芯材としては、一枚の板状樹脂発泡体(発泡樹脂ボード)が用いられている(例えば、特許文献1参照)。また芯材は、複数のブロック状の樹脂発泡体を組合せて板状に形成したものが用いられている(例えば、特許文献2参照)。また金属外皮と芯材とは接着されている。
特開2013−072266号公報 特開2013−142268号公報
上記のようなパネルにおいて、芯材の金属外皮との接着面に凹凸が生じていると、芯材と金属外皮との接着強度が低下することがあった。この場合、施工後のパネルが経時変化することにより、芯材と金属外皮が部分的に接着剥離を起こすことがあった。そして、芯材と金属外皮が接着剥離した部分では、金属外皮が膨れて建物の外観が低下するおそれがあった。また金属外皮の膨れが拡大していくと、芯材と金属外皮の接着強度が不足し、建物の耐風圧強度が低下したりパネルの耐久性が低下したりするという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、金属外皮と芯材との接着剥離を生じにくくすることができるパネルの製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明に係るパネルの製造方法は、芯材の表面に金属外皮を接着するパネルの製造方法であって、前記芯材が複数のブロック材を組合せて形成され、隣接する前記ブロック材の隙間に接着剤が設けられることを特徴とする。
本発明にあっては、隣接する前記ブロック材は圧着されることが好ましい。
本発明にあっては、前記ブロック材の切断面が前記金属外皮と接着されることが好ましい。
本発明にあっては、前記芯材が複数のブロック材と調整部材とを組合せて形成され、前記調整部材は隣接する前記ブロック材の間に設けられていることが好ましい。
本発明にあっては、隣接する前記ブロック材が突き合わされていることが好ましい。
本発明にあっては、前記芯材の表面と前記金属外皮とを接着するための接着剤は、前記芯材の表面と前記金属外皮とを接着するための接着剤は、温度20℃で粘度が2000MPa・s以下で、接触角が90°以下であることが好ましい。
本発明にあっては、前記芯材の前記金属外皮との接着面が平坦化されることが好ましい。
本発明にあっては、前記金属外皮と接着される前の前記芯材の表面が除塵されることが好ましい。
本発明にあっては、前記金属外皮の前記芯材との接着面に存在する凹部には、充填材が充填されることが好ましい。
本発明にあっては、前記金属外皮と前記芯材とが押さえローラーで圧着されることが好ましい。
本発明にあっては、前記接着剤が微発泡していることが好ましい。
本発明は、金属外皮と芯材との接着剥離を生じにくくすることができる。
図1Aは、本発明の一例を示す断面図であり、図1Bは、本発明のパネルの横張りの状態を示す正面図、図1Cは、本発明のパネルの縦張りの状態を示す正面図である。 図2Aは芯材の一例を示す概略図である。図2Bは芯材の一例を示す一部の断面図である。 図3Aは芯材の一例を示す一部の断面図である。図3Bは芯材の他の一例を示す一部の断面図である。図3Cは芯材のさらに他の一例を示す一部の断面図である。 図4は芯材の一例を示す概略図である。 図5はパネルの一例を示す一部の断面図である。 図6はプレス工程を示す概略図である。 図7Aは、本発明の一例を示す断面図であり、図7Bは、本発明のパネルの横張りの状態を示す正面図、図7Cは、本発明のパネルの縦張りの状態を示す正面図である。 図8はパネルの一例を示す一部の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
(実施の形態1)
図1Aは本実施形態で製造されるパネル1の一例を示している。このパネル1は、二枚の金属外皮2,3と芯材4を備えており、芯材4が二枚の金属外皮2,3の間に充填されてサンドイッチパネルとして形成されている。パネル1は正面視で略矩形板状に形成されている。パネル1の長手方向と平行な一端部には嵌合凹部5が略全長にわたって設けられている。またパネル1の上記一端部の表面には嵌合凹部5に沿って凹段部6が略全長にわたって設けられている。パネル1の長手方向と平行な他端部(上記一端部と反対側の端部)には嵌合凸部7が略全長にわたって設けられている。隣接して配設されるパネル1は嵌合凹部5と嵌合凸部7との嵌合により接続することができ、接続強度を高めることができる。またパネル1の上記他端部の表面には覆い片8が略全長にわたって設けられている。パネル1は横張りと縦張りの両方に用いることができる。横張りの場合、図1Bのように、水平方向(横方向)に長くなるようにパネル1が施工される。縦張りの場合、図1Cのように、鉛直方向(縦方向)に長くなるようにパネル1が施工される。
金属外皮2,3は、従来から建材を形成する際に使用される金属板を所定の形状に成形したものであり、例えば、鋼板、亜鉛めっき鋼板、ガルバリウム鋼板(登録商標)、エスジーエル鋼板(登録商標)、塗装鋼板などを挙げることができる。金属外皮2,3の板厚も特に限定は無く、例えば、0.3〜2.0mmとすることができる。
芯材4としては断熱性を有するものが好ましく、さらに防火性や耐火性を有するものであることが好ましい。具体的には、芯材4としてはロックウールやグラスウールなどの無機繊維体や、ウレタンフォームやフェノールフォームなどの樹脂発泡体、石膏ボード等を用いることができる。芯材4はその断熱性やパネル強度等を考慮して、厚み20〜150mm、20〜200kg/mにするのが好ましいが、これに限定されるものではない。芯材4は複数のブロック材41を並設して形成されている。また、芯材4はパネル1の厚み方向(金属外皮2と3が対向する方向)に複数の層が積層されて形成されていても良い。この場合、異なる材料で形成される複数の層が積層されて芯材4が形成されていても良い。例えば、石膏ボードからなる層と樹脂発泡体からなる層とが積層されて芯材4が形成されていたり、無機繊維体からなる層と樹脂発泡体からなる層とが積層されて芯材4が形成されていても良い。また、パネル1の周端部には、上記無機繊維体や樹脂発泡体よりも耐火性の高い材料で形成された耐火芯材が設けられていることが好ましく、この場合、耐火芯材は、例えば、石膏や珪酸カルシウムなどの無機材料などで形成されていることが好ましい。尚、ブロック材41も芯材4と同材料で形成される。
芯材4と一方の金属外皮2とは、硬化した接着剤24を介してほとんど隙間なく密着して接着されている。また、芯材4と他方の金属外皮3とは、硬化した接着剤25を介してほとんど隙間なく密着して接着されている。従って、芯材4と金属外皮2,3とは強固に接着されており、芯材4の表面から剥離しにくくなっている。
以下に、上記のパネル1の製造方法の一例を説明する。
ロール成形等により平板状の金属板から所定の形状の金属外皮2、3が形成される。一方の金属外皮2はパネル1の表面を構成するものであり、上端部には凹部形成片9や凹段部6が形成され、下端部には覆い片8や凸部形成片10が形成される。他方の金属外皮3はパネル1の裏面を構成するものであり、上端部には凹部形成片30が形成され、下端部には凸部形成片23が形成される。凹部形成片9と凹段部6と覆い片8と凸部形成片10以外の部分において、金属外皮2の表面及び裏面は平坦な面に形成されている。また、凹部形成片30と凸部形成片23以外の部分において、金属外皮3の表面及び裏面は平坦な面に形成されている。
図2Aのように、芯材4は複数のブロック材41を組合せて板状に形成される。ブロック材41は端面が正方形や長方形の角材のような形状に形成されている。複数のブロック材41は平面視において縦横に並べて配置される。この場合、上端部及び下端部を除いて、各ブロック材41は長手方向が同じ方向に向いて揃うように配置されるのが好ましい。また複数のブロック材41は総て同じ厚さであることが好ましく、これにより、隣接する二つのブロック材41の間に段差が生じにくく、芯材4の表面の平坦の度合いが向上しやすい。また図2Bのように、ブロック材41はその周囲に隣接する他のブロック材41と端面同士や側面同士が接着される。これにより、隣接するブロック材41に隙間42が生じたとしても、その隙間42に接着剤43が充填されやすくなり、芯材4の表面に隙間42による凹みが生じにくく、芯材4の表面の平坦の度合いが向上しやすい。接着剤43としては、例えば、ホットメルト接着剤が用いられるが、これに限定されるものではない。
またブロック材41は他のブロック材41に隣接されるときに、多少、圧縮されながら配置される。これにより、圧縮されているブロック材41は、他のブロック材41に隣接された後、圧縮力が解除されることで圧縮前の大きさに復元することになる。従って、隣接するブロック材41が密着しやすくなって、隣接するブロック材41に隙間42が生じにくくなり、芯材4の表面に隙間42による凹みが生じにくく、芯材4の表面の平坦の度合いが向上しやすい。
また複数のブロック材41は平面視において千鳥配置される。すなわち、平面視(パネル1の平面と直交する方向から見た場合)において、複数のブロック材41が長手方向と略平行に並べられた一列のブロック材列44と、これとは別の一列のブロック材列45とが隣接して配置された場合に、一方のブロック材列44におけるブロック材41の端面同士の突き合わせ46の位置と、他方のブロック材列45におけるブロック材41の端面同士の突き合わせ47の位置とがずれているように配置される。これにより、芯材4におけるブロック材41の端面同士の突き合わせ46,47の位置がばらついて、一直線上に並びにくくなり、芯材4の曲げ強度の低下が生じにくくなる。複数のブロック材41の端面同士の突き合わせ46,47の位置が、一直線上に並んでいると、工事中などのパネル1の持ち運びの際、曲げ強度の低下によってパネル1に許容以上の撓みが発生し、金属外皮2,3の接着面と芯材4の接着面との剥離が生じやすく、パネル1の外観を損ねやすい。一方、複数のブロック材41が千鳥に配置されると、芯材4の曲げ強度の低下が生じにくくなり、これに伴って、パネル1に撓みが生じにくくなり、金属外皮2,3の接着面と芯材4の接着面との剥離が生じにくくなって、パネル1の外観が損なわれにくい。尚、複数のブロック材41を千鳥配置にするために、段付きプッシャーが好適に用いられる。段付きプッシャーは、長さの異なる複数のプッシャー部を有し、複数のブロック材41を複数のプッシャー部で同時に押して千鳥配置にするものである。
また、隣接する二つのブロック材41は長手方向の端面同士が突き合わされるが、端面同士の接着面積を大きくすることで接着力を向上させるために、その端面は各種の形状に形成される。これにより、隣接する二つのブロック材41の端面が互いにズレにくくなり、隣接する二つのブロック材41の間に更に段差が生じにくく、芯材4の表面の平坦の度合いが向上しやすい。例えば、図3Aのように、ブロック材41は端部が長手方向と垂直に切断されて、端面が正方形や長方形に形成されている。また図3Bのように、ブロック材41は端部が長手方向に対して斜めに切断されて、端面が菱形や平行四辺形に形成されていてもよい。また図3Cのように、ブロック材41は端部に実部48が形成されていてもよい。実部48が形成されたブロック材41は、相じゃくりにより、隣接する他のブロック材41と接合可能である。
また芯材4の接着面となる表面は、ブロック材41を製造する際の切断面で形成されることが好ましい。例えば、原板から複数のブロック材41を切り出した後、ブロック材41を長手方向を軸として90°回転させる。尚、芯材4としてロックウールやグラスウールなどの無機繊維体を用いる場合は、ブロック材41を長手方向を軸として90°回転させるが、芯材4として樹脂発泡体や石膏ボード等を用いる場合は、ブロック材41を長手方向を軸として90°回転させる必要がない。そして、この状態で複数のブロック材41を組み合わせることにより、芯材4の接着面となる表面は、ブロック材41の切断面で形成される。ブロック材41の切断面は凹凸が少ないため、芯材4の接着面となる表面の凹凸が少なくなる。特に、ギャングソーと称される切断装置が用いられるのが好ましく、これにより、ブロック材41の切断面の凹凸が非常に小さくなる。
また図4のように、隣接するブロック材41の間には幅調整材49を設けることが好ましい。標準的な幅寸法以外のパネル1を生産する際、余幅の箇所に幅調整材49を挿入することにより、芯材4に空隙部分をなくすことができ、パネル1の表面の平坦度が向上しやすい。幅調整材49は芯材4やブロック材41と同じ材料で形成されるものであるが、幅調整材49の幅寸法(ブロック材41の長手方向と直交する方向の寸法)はブロック材41の幅寸法よりも短い。また幅調整材49はブロック材41と同じ厚みであることが好ましい。これにより、ブロック材41と幅調整材49との間に段差が生じにくく、芯材4の表面の平坦の度合いが向上しやすい。尚、ブロック材41と幅調整材49とは隣接する端面同士が接着されるのが好ましい。
また芯材4の表面は切削(サンディング)されることが好ましい。これにより、隣接する二つのブロック材41の間に段差が生じにくく、芯材4の表面の平坦の度合いが向上しやすい。尚、芯材4が複数のブロック材41で形成されずに、一枚物の板材である場合も、芯材4の表面は切削されることが好ましい。これにより、芯材4の表面の凸が切削されて芯材4の表面の凹凸が少なくなり、芯材4の表面の平坦の度合いが向上しやすい。芯材4の表面の平坦の度合いは、凹の部分と凸の部分の高さの差が最大で3mm以下であることが好ましく、多くの場合0.1〜0.2mm程度である。
また芯材4の表面は除塵されることが好ましい。これにより、芯材4の表面に付着している切り粉(切断加工時に生じる粉塵)が除去されて、芯材4の表面の平坦の度合いが向上しやすい。また切り粉による金属外皮2,3への傷つきも少なくなる。
また、金属外皮2,3と芯材4を挟み込む形式で押さえローラーを使用することが好ましい。これにより芯材4の表面の段差を低減するとともに、金属外皮2,3と芯材4の接着を確実なものにしやすい。
次に、金属外皮2の芯材4と接着する方の面に未硬化の接着剤24が塗布される。また金属外皮3の芯材4と接着する方の面に未硬化の接着剤25が塗布される。未硬化の接着剤24、25としてはウレタン系接着剤、フェノール系接着剤、エポキシ系接着剤などが挙げられる。接着剤24、25の塗布量は、例えば、50〜400g/mとすることができる。ここで、芯材4の表面と金属外皮2,3とを接着するための接着剤24,25は、粘性が低くて広がりやすく濡れ性を向上させたものであることが好ましい。これにより、芯材4の表面に多少凹凸があっても、接着剤24,25が広がりやすくなり、金属外皮2,3と芯材4の表面との間に接着剤24,25が介在しない部分が少なくなる。また図5のように、隣接する二つのブロック材41の間に隙間42があっても、接着剤24、25で隙間42が埋められやすくなり、金属外皮2,3と芯材4の表面との間に接着剤24,25が介在しない部分が少なくなる。従って、金属外皮2,3と芯材4の表面とが全面にわたって接着剤24,25で接着されやすくなって、金属外皮2,3と芯材4との接着剥離を生じにくくなる。
粘性が低い(低粘度)接着剤24,25は、温度20℃(液温20℃)で2000MPa・s以下であることが好ましい。接着剤24、25の粘度の測定は、JIS Z 8813(単一円筒形回転粘度計による粘度測定方法)を用いることができる。接着剤24,25は、温度20℃(液温20℃)で200MPa・s以上の粘度を有することが好ましい。これよりも粘度が低すぎると低粘度過ぎて塗布しにくくなるなどの取り扱い性が低下しやすくなる。
濡れ性を向上させた(高濡れ性)接着剤24,25は、接触角が90°以下の親水性域であることが好ましい。接着剤24、25の接触角の測定はθ/2法に準じて行うことができる。具体的には、25℃の空気雰囲気下で、基板(日鉄住金鋼板株式会社製の品番「ニスクカラー(登録商標)GL」)の表面に、接着剤24,25を15ミリリットル滴下し、これを試料として接触角計で接触角を測定することができる。接着剤24,25の接触角は50°以上であることが好ましい。これよりも接触角が小さいと濡れ性が低すぎて塗布しにくくなるなどの取り扱い性が低下しやすくなる。
また接着剤24,25は硬化前に微発泡するものであることが好ましい。このように硬化前に微発泡する樹脂剤24、25を用いることにより、硬化後の接着剤24,25に空気等の気泡が含まれ、無発泡の接着剤に比べて、体積を増加させることができる。よって、無発泡の接着剤に比べて、隣接する二つのブロック材41の間に隙間42があっても、微発泡の接着剤24、25で隙間42が埋められやすくなり、金属外皮2,3と芯材4の表面との間に接着剤24,25が介在しない部分が少なくなる。従って、金属外皮2,3と芯材4の表面とが全面にわたって接着剤24,25で接着されやすくなって、金属外皮2,3と芯材4との接着剥離を生じにくくなる。ここで、微発泡の接着剤24,25は無発泡の接着剤に比べて、発泡倍率が2倍以下のものをいう。微発泡の接着剤24,25は無発泡の接着剤24,25に発泡剤を配合して調製することができる。微発泡の接着剤24,25は、例えば、粗トリレンジイソシアネートなどのポリイソシアネートと、エチレングリコールなどのポリオールと、2−エチルヘキサン酸カリウムなどの三量化触媒と、シクロペンタンやn−ペンタンや水などの発泡剤とを混合して調製される。
また、接着剤24、25の樹脂成分は芯材4を形成する樹脂成分と同種であることが好ましい。例えば、芯材4がポリイソシアヌレートフォームである場合は、接着剤24、25の樹脂成分もポリイソシアヌレートであることが好ましい。また、芯材4をフェノールフォームやポリウレタンフォームで形成する場合も、接着剤24、25の樹脂成分もフェノールやポリウレタンを用いることが好ましい。このように接着剤24、25の樹脂成分と芯材4を形成する樹脂成分とが同種であると、芯材4と接着剤24,25とを異種の樹脂成分で形成する場合に比べて、芯材4と接着剤24,25との接着性を高くすることができ、金属外皮2,3と芯材4との界面での剥離が生じにくくなる。
次に、未硬化の接着剤24を介して一方の金属外皮2と平板状の芯材4の片面とを重ね合わせると共に未硬化の接着剤25を介して他方の金属外皮3と平板状の芯材4の他の片面とを重ね合わせることによって、金属外皮2,3と芯材4とが積層された積層体22が形成される。ここで、芯材4の金属外皮2,3と接着される面は、ほとんど凹凸のない平坦面に形成されている。積層体22では芯材4の片面と金属外皮2とが未硬化の接着剤24を介して重ねられている。芯材4が、石膏ボードからなる層と、樹脂発泡体や無機繊維体からなる層とが積層されて形成されている場合、樹脂発泡体や無機繊維体からなる層の表面と金属外皮2とが未硬化の接着剤24を介して重ねられる。
次に、積層体22はプレス機によりプレス(加圧)される。図6に示すように、プレス機13としては一対の加圧コンベア14,15を備えたものを例示することができる。加圧コンベア14は一対の回転軸16,17に無端ループ状にベルト18を掛け渡すことにより形成されている。ベルト18は回転軸16,17の回転駆動により前進後退自在に形成されている。加圧コンベア15も一対の回転軸19,20に無端ループ状にベルト21を掛け渡すことにより形成されている。ベルト21は回転軸19,20の回転駆動により前進後退自在に形成されている。加圧コンベア14と加圧コンベア15は上下に対向して配置されている。ベルト18の回転軸16,17よりも下側に位置する時の進行方向と、ベルト21の回転軸19,20よりも上側に位置する時の進行方向とが一致している。
そして、積層体22は、加圧コンベア14のベルト18と加圧コンベア15のベルト21とで上下に挟まれることによりプレスされる。また、プレス時にはベルト18とベルト21が進行しており、これにより、積層体22はベルト18、21で略水平に搬送されながらプレスされる。このプレスにより、一方の金属外皮2が未硬化の接着剤24を介して芯材4の片面に押し付けられ、他方の金属外皮3が未硬化の接着剤25を介して芯材4の他の片面に密着される。この後、未硬化の接着剤24,25が硬化することにより、金属外皮2と芯材4とが硬化した接着剤24で接着されて一体化されると共に金属外皮3と芯材4とが硬化した接着剤25で接着されて一体化され、パネル1が形成される。またプレス時及びそれ以降において積層体22を加温して接着剤24,25の硬化を促進してもよい。この場合、発泡剤を含有する接着剤24,25であれば、加温により未硬化の接着剤24,25が発泡剤で微発泡し、その後、微発泡した接着剤24,25が硬化する。また、凹部形成片9と凹部形成片30とが対向してその間がパネル1の嵌合凹部5として形成される。また、凸部形成片10と凸部形成片23との間に芯材4の端部が挟まれてパネル1の嵌合凸部7が形成される。
(実施の形態2)
図7Aのように、実施の形態2は、実施の形態1と対比して、金属外皮2が波板に形成されている点が異なる。すなわち、パネル1の表面には長手方向の略全長にわたって筋状の模様が形成されている。この筋状の模様は、パネル1の表面を構成する一方の金属外皮2が波板で形成されることにより発現されている。パネル1は横張りと縦張りの両方に用いることができる。横張りの場合、図7Bのように、上記筋状の模様が水平方向(横方向)に長くなるようにパネル1が施工される。縦張りの場合、図7Cのように、上記筋状の模様が鉛直方向(縦方向)に長くなるようにパネル1が施工される。パネル1は、筋状の模様が形成された金属外皮2を屋外側に向けて施工されることが多いが、これに限らず、筋状の模様が形成された金属外皮2を屋内側に向けて施工されることもある。
金属外皮2はエンボス加工やリブ加工等により波板に形成される。波板の金属外皮2の断面形状は、図8に示すように、複数の山部11と複数の谷部12とが上下方向に交互に並ぶように形成されている。隣り合う山部11、11の間隔(ピッチ)Pと隣り合う谷部12、12の間隔(ピッチ)Pは、例えば、6〜60mmに形成されている。また山部11の高さ(谷部12の深さ)Hは、例えば、0.5〜3mmに形成されている。好ましくは、間隔Pは15〜40mm、高さHは0.6〜1.5mmに形成され、最も好ましくは、間隔Pは23〜25mm、高さHは0.7〜0.9mmに形成される。山部11の頂部や谷部12の底部は鈍角に形成されるが、鋭角に形成されていてもよく、また曲面に形成されていても良い。このような金属外皮2は芯材4と接着される面が凹凸面26に形成されている。尚、嵌合凹部5及び凹段部6はパネル1の一方の側端部に形成され、嵌合凸部7及び覆い片8がパネルの他方の側端部に形成されていても良い。また、この場合、筋状の模様は縦方向に長く形成されている。他の金属外皮3、芯材4、接着剤24,25は実施の形態1と同様に形成されている。
金属外皮2には、凹凸面26の凹部27に充填材28が充填されている。これにより、金属外皮2の芯材4と接着される側の面を平坦化することができる。充填材28は微発泡の接着剤24,25と同様なものであって、例えば、発泡倍率2倍以下の微発泡ウレタン系接着剤などを硬化させて形成される。金属外皮2は充填材28が充填された後、実施の形態1と同様にして芯材4と接着される。そして、充填材28を用いることにより、接着剤24が凹部27に入りにくくなり、接着剤24が金属外皮2と芯材4の表面との間に略均一に介在されることになり、接着24が不足する箇所が少なくなり、金属外皮2,3と芯材4との接着剥離を生じにくくなる。
1 パネル
2 金属外皮
3 金属外皮
4 芯材
24 接着剤
25 接着剤
27 凹部
28 充填材
41 ブロック材
43 接着剤

Claims (11)

  1. 芯材の表面に金属外皮を接着するパネルの製造方法であって、前記芯材が複数のブロック材を組合せて形成され、隣接する前記ブロック材の隙間に接着剤が設けられることを特徴とするパネルの製造方法。
  2. 請求項1に記載のパネルの製造方法において、隣接する前記ブロック材は圧着されることを特徴とするパネルの製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載のパネルの製造方法において、前記ブロック材の切断面が前記金属外皮と接着されることを特徴とするパネルの製造方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のパネルの製造方法において、前記芯材が複数のブロック材と調整部材とを組合せて形成され、前記調整部材は隣接する前記ブロック材の間に設けられていることを特徴とするパネルの製造方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のパネルの製造方法において、隣接する前記ブロック材が突き合わされていることを特徴とするパネルの製造方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のパネルの製造方法において、前記芯材の表面と前記金属外皮とを接着するための接着剤は、温度20℃で粘度が2000MPa・s以下で、接触角が90°以下であることを特徴とするパネルの製造方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のパネルの製造方法において、前記芯材の前記金属外皮との接着面が平坦化されることを特徴とするパネルの製造方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載のパネルの製造方法において、前記金属外皮と接着される前の前記芯材の表面が除塵されることを特徴とするパネルの製造方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載のパネルの製造方法において、前記金属外皮の前記芯材との接着面に存在する凹部には、充填材が充填されることを特徴とするパネルの製造方法。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載のパネルの製造方法において、前記金属外皮と前記芯材とが押さえローラーで圧着されることを特徴とするパネルの製造方法。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載のパネルの製造方法において、前記接着剤が微発泡していることを特徴とするパネルの製造方法。
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