JP2011226167A - 表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法 - Google Patents

表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011226167A
JP2011226167A JP2010097427A JP2010097427A JP2011226167A JP 2011226167 A JP2011226167 A JP 2011226167A JP 2010097427 A JP2010097427 A JP 2010097427A JP 2010097427 A JP2010097427 A JP 2010097427A JP 2011226167 A JP2011226167 A JP 2011226167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
sheet
foam
plastic
building material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010097427A
Other languages
English (en)
Inventor
guang chun Zhang
光春 張
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd filed Critical Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
Priority to JP2010097427A priority Critical patent/JP2011226167A/ja
Publication of JP2011226167A publication Critical patent/JP2011226167A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

【課題】簡単かつ容易に、しかも平面状に修正しながら、剥離しないように突板を確実に芯材の表面に接着する。使用する突板の外形に影響を受けず、種々の外形の突板を使用して能率よく安価に高品質な建材パネルを製造する。
【解決手段】表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法は、天然木材を自由に変形できる可撓性を有する厚さにスライスしてなる突板3の表面に、紙と不織布と布のいずれかからなる裏面シート4を接着して表面を突板3とする表面シート2を製作する接着工程と、この接着工程で製作してなる表面シート2を片面又は両面に配設して表面シート2の間に芯材1となる未発泡の発泡プラスチック1Aを供給し、この発泡プラスチック1Aを発泡させて、表面シート2の裏面に密着させると共に、発泡圧でもって発泡プラスチック1Aを裏面シート4に浸透させて表面の突板3に接着する発泡接着工程とからなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、表面に突板を接着している建材パネルの製造方法に関する。
天然木材を薄くスライスしている突板を表面に接着している建材パネルは、外観を天然木材と同じ木目模様にできる。また、この建材パネルは、芯材をプラスチック発泡体とすることで、天然木材では実現できない優れた物性、たとえば断熱特性や遮音特性を向上できる。この構造の建材パネルの製造方法は開発されている。(特許文献1及び2参照)
特開2001−40852号公報 特開平10−231580号公報
特許文献1は、鉱物質繊維、無機粉状体および有機質結合剤からなる表裏層の間に、無機発泡体および有機質結合剤からなる芯層を積層一体化して比重0.6〜0.9の芯材を製作し、この芯材の表面に突板を貼着する建材パネルの製造方法を記載している。
また、特許文献2は、両表面に突板などの硬質な面板を配置して、面板の間に複数の発泡プラスチック層を挟み込み、面板及び各発泡プラスチック層を相互に接合している積層パネルを製造する方法を記載している。この製法は、突板などの面板の表面に1層の発泡プラスチック層を接合して表面材を製作し、この2枚の表面材を発泡プラスチック層が対向するように配置して、その間に別の発泡プラスチック層を配置し、表面材の外側から加熱及び加圧して、加熱により面板に予め接合された発泡プラスチック層と表面材間に配置された発泡プラスチック層とを発泡させて、発泡プラスチック層の発泡時に、付与された加圧と共に、発泡プラスチック層を相互に接合する製造方法を記載している。
以上の特許文献に記載される方法は、プラスチック発泡体からなる芯材の表面に突板を接着するので、突板の接着に手間がかかる欠点がある。とくに、突板は、天然の木材を薄くスライスしたものであるから、プラスチックシートのように完全な平面状でなく、木目や材質の不均質によって凹凸ができる。この突板は、完全な平面状に接着するために、接着工程で加圧して平面上に修正しながら接合する必要がある。また、特許文献2の方法は、突板を連続的に供給して発泡プラスチックの表面に接着するので、突板に細長いベルト状のものを使用する必要がある。ところが、突板は、天然木材を薄くスライスして製造されることから、細長いベルト状に加工するためには、太い天然木材をスライスする必要がある。細い天然木材をスライスして製造される突板は短くなるからである。このため、この方法は、使用する突板に制約を受け、突板のコストが高くなる。また、太い天然木材を使用しても長さに制約を受けることから、突板の取り換えに手間がかかる欠点がある。
本発明は、このような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単かつ容易に、しかも平面状に修正しながら剥離しないように突板を確実に芯材の表面に接着できる建材パネルの製造方法を提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、使用する突板の外形に影響を受けず、種々の外形の突板を使用して能率よく安価に高品質な建材パネルを製造できる製法を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法は、プラスチック発泡体からなる芯材1の両面に表面シート2を接着している建材パネルを製造する方法である。さらに、本発明は、片面又は両面の表面シート2の表面を突板3としている建材パネルを製造する方法である。この製造方法は、天然木材を自由に変形できる可撓性を有する厚さにスライスしてなる突板3の表面に、紙と不織布と布のいずれかからなる裏面シート4を接着して表面を突板3とする表面シート2を製作する接着工程と、この接着工程で製作してなる表面シート2を片面又は両面に配設して、両表面シート2の間に芯材1となる未発泡の発泡プラスチック1Aを供給し、この発泡プラスチック1Aを発泡させて、表面シート2の裏面に密着させると共に、表面に突板3を接着してなる表面シート2は、発泡圧でもって発泡プラスチック1Aを裏面シート4に浸透させて表面の突板3に接着する発泡接着工程とからなる。
以上の建材パネルの製造方法は、簡単かつ容易に、しかも平面状に修正しながら剥離しないように突板を確実に芯材の表面に接着できる特徴がある。それは、発泡プラスチックの芯材表面に突板を接着することなく、芯材の発泡プラスチックを発泡させる工程で芯材の表面に突板を接着させるからである。とくに、発泡プラスチックを発泡成形する工程で、発泡圧でもってプラスチックを裏面シートに浸透させて表面の突板に接着するので、芯材とプラスチック発泡体と裏面シートと突板とが一体的に結合して強固に剥離しないように結合される。また、発泡するプラスチックは、発泡圧で突板を平面状に修正しながら裏面シートに浸透して、突板を理想的な形状に保持して芯材表面に結合する。したがって、以上の製造方法は、突板を芯材に接着するための接着剤を使用することなく、突板を理想的な状態でプラスチック発泡体からなる芯材の表面に結合できる。
また、以上の製造方法は、突板の表面に裏面シートを接着して表面シートとし、これを発泡成形される工程で芯材の表面に接着するので、使用する突板の外形に影響を受けず、種々の外形の突板を使用して能率よく安価に高品質な建材パネルを製造できる特徴も実現される。それは、種々の外形の突板を裏面シートに接着して表面シートとして使用するので、複数の突板を隙間なく並べて裏面シートに接着することで、突板の外形に関係なく表面シートを製造に最適な形状にできるからである。また、突板を裏面シートに接着して表面シートとして使用するが、この工程において突板が強固に裏面シートに接着されなくとも、発泡接着工程において、発泡圧で裏面シートに浸透するプラスチックが突板を強固に芯材に結合することから、突板と裏面シートの接着を簡単にしながら、突板と裏面シートとを確実に剥離しないように芯材に接着できる。また、発泡接着工程において、プラスチックの発泡圧で突板の形状を平面状に修正することから、突板と裏面シートとの接着を簡単にしながら、製作された建材パネルにおいては、突板が理想的な状態で芯材の表面に綺麗に結合される。
本発明の表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法は、発泡プラスチック1Aにウレタン樹脂系又はフェノール樹脂系のプラスチックを使用することができる。
本発明の表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法は、発泡接着工程において、2枚の表面シート2をベルトコンベア30で移送し、移送される2枚の表面シート2の間に未発泡の発泡プラスチック1Aを供給して発泡させることができる。
本発明の表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法は、発泡接着工程において、2枚の表面シート2を金型20に仮止めして、両表面シート2の間に未発泡の発泡プラスチック1Aを供給して発泡させることができる。2枚の表面シートには、両方に表面を突板とするものを使用し、あるいは表面を突板とする表面シートと、表面を突板としない表面シートとが使用される。表面を突板としない表面シートは、不織布や紙、あるいは布地などが使用できる。
本発明の一実施例にかかる建材パネルの製造方法の接着工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施例にかかる建材パネルの製造方法の発泡接着工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施例にかかる建材パネルの製造方法の発泡接着工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施例にかかる建材パネルの製造方法の発泡接着工程を示す概略断面図である。 本発明の他の実施例にかかる建材パネルの製造方法の発泡接着工程を示す概略断面図である。 図5に示すコンベアの平面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法を例示するものであって、本発明は建材パネルの製造方法を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図5の方法で製造される建材パネルは、プラスチック発泡体からなる芯材1の両面に突板3を接着している。ただし、本発明の製造方法は、芯材の一方の表面に接着される表面シートには表面を突板とするものを使用して、他方の表面には突板としない表面シートを使用することもできる。建材パネルは、突板3を裏面シート4に接着する接着工程と、表面シート2を芯材1に接着する発泡接着工程で製造される。接着工程において、突板3に裏面シート4が接着される。発泡接着工程において、2枚の表面シート2の間にプラスチックが注入され、注入されたプラスチックは発泡して表面シート2に接着される。
[接着工程]
この工程は、表面を突板3とする表面シート2を製造する。この工程は、天然木材である突板3の表面に裏面シート4を接着して、表面を突板3とする表面シート2とする。突板3は、天然木材を、好ましくは0.3mm〜0.5mmの厚さに薄くスライスして製作される。天然木材には、スギ、ヒノキ、マツ、キリ、サクラ、唐木などを使用する。突板3は、薄くしてコストを低減できるが薄すぎると強度が低下するので、0.2mmよりも厚くする。また、厚すぎると変形できなくなるので、1mmよりも薄くする。天然木材の種類によって突板3の強度や硬さは相違するので、突板3の厚さは、0.2mmよりも厚くて1mmよりも薄く、好ましくは、前述した0.3mm〜0.5mmとするが、天然木材の種類によって最適な厚さとする。
裏面シート4は、紙と不織布と布のいずれかを使用する。紙と不織布は、パルプや繊維を方向性なくシート状に集合したもの、布は、繊維を編組してシート状に加工したものである。これらの裏面シート4は、パルプや繊維の間に微細な隙間がある。裏面シート4にある微細な隙間は、発泡接着工程において発泡成形される芯材1の発泡プラスチック1Aを浸透させる。裏面シート4を浸透する発泡プラスチック1Aは、突板3の裏面に接着されて芯材1に強く結合する。裏面シート4の紙は、低コストであるが、芯材1の発泡プラスチック1Aを浸透させて突板3を芯材1に強固に接着できる。不織布や布は、繊維の間に芯材1の発泡プラスチック1Aを浸透させて、突板3を芯材1に強固に接着する。
裏面シート4は、必ずしも強固に突板3に接着する必要はない。建材パネルとなる状態では、芯材1の発泡プラスチック1Aが裏面シート4を浸透して突板3に接着されるからである。したがって、突板3と裏面シート4は、少量の接着剤で互いに接着できる。接着剤は、突板3又は裏面シート4の接着面に薄くスプレーして塗布される。接着剤には、ウレタン系、酢酸ビニル系の接着剤が使用できる。接着剤は、溶媒で希釈して粘度を低くし、突板3に浸透させて裏面シート4に接着することができる。接着剤の塗布された突板3と裏面シート4は、図1に示すように、一対の熱板10で挟着して、あるいは加熱されない金属プレートで挟着して接着剤を硬化して接着される。
[発泡接着工程]
この工程で、発泡プラスチック1Aからなる芯材1の両面に表面シート2を接着する。この工程は、図2ないし図4に示す金型20を使用する方法と、図5に示すように、一対のベルトコンベア30の間で発泡成形させる連続式の方法で、芯材1の両面に表面シート2を接着する。図2ないし図5は、表面を突板3とする表面シート2を芯材1の両面に接着する建材パネルを製造する状態を示している。ただし、本発明は、表面を突板とする表面シートを芯材の両面に接着する建材パネルの製造方法には特定しない。本発明は、芯材の片面に突板の表面シートを接着して、他の表面には突板を接着しない不織布や紙、あるいは布などの表面シートを接着する建材パネルも製造できる。表面を突板としない表面シートを片面に使用する建材パネルは、表面を突板としない表面シートと、表面を突板とする表面シートとの間にプラスチックを注入して製造される。
いずれの方法においても、表面シート2を両面に配設して両表面シート2の間に芯材1となる未発泡の発泡プラスチック1Aを供給する。供給された発泡プラスチック1Aを表面シート2の間で発泡させる。発泡しながら硬化するプラスチックは、表面シート2の裏面に密着する。このとき、表面を突板3とする表面シート2は、発泡圧でもって発泡プラスチック1Aを表面シート2の裏面シート4に浸透させて表面の突板3に接着する。硬化して芯材1となった発泡プラスチック1Aは、裏面シート4に浸透されて表面の突板3に接着される。したがって、芯材1の発泡プラスチック1Aは、裏面シート4を透過して突板3に直接に接着される。発泡プラスチック1Aには、ウレタン樹脂系のプラスチックを使用する。ウレタン樹脂系の発泡プラスチック1Aは、優れた接着力があるので、それ自体が発泡して芯材1となり、また、裏面シート4に浸透されて突板3を強固に接着する。ただし、本発明は発泡プラスチックをウレタン系のプラスチックには限定しない。発泡プラスチックには、たとえば、フェノール樹脂系のプラスチックのように、突板に確実に接着力のある全てのプラスチックを使用することができる。ウレタン樹脂系やフェノール樹脂系の発泡プラスチックは、2液を混合して発泡成形するので、未硬化な2液を混合して、一対の表面シートの間に注入して、発泡成形する。
図2ないし図4の発泡接着工程は、以下の工程で発泡プラスチック1Aからなる芯材1の両面に表面シート2を接着する。
金型20は、下金型20Aと上金型20Bからなり、下金型20Aは上方を開口している凹部21を建材パネルの成形室13としている。図に示すように、下金型20Aの凹部21に上金型20Bの凸部22を挿入して、下金型20Aの凹部21と上金型20Bの凸部22によって、建材パネルを成形する閉鎖された成形室23を形成する。下金型20Aの凹部21と上金型20Bの凸部22で設けられる成形室23は、その内形を建材パネルの外形としている。
図2に示すように、下金型20Aの凹部21の底面に、表面シート2を配置する。表面シート2は、突板3を下面として凹部21の底にセットされる。また、上金型20Bの凸部22の下面に表面シート2を仮止めしてセットする。この表面シート2は、突板3を上面として凸部22の下面に仮止めされる。表面シート2は、上金型20Bの凸部22の下面に仮に接着して仮止めされる。図3に示すように、下金型20Aの凹部21に上金型20Bの凸部22を挿入して成形室23を閉鎖する状態で、成形室23に未硬化でペースト状の発泡プラスチック1Aを注入する。注入された発泡プラスチック1Aは、発泡圧で成形室23に充満し、さらに、発泡圧で裏面シート4に浸透されて表面の突板3に接着される。注入された発泡プラスチック1Aは、突板3に接着される状態で硬化する。発泡プラスチック1Aが硬化した後、図4に示すように上金型20Bを下金型20Aから上昇させて、成形された建材パネルを脱型する。
図5の発泡接着工程は、以下の工程で発泡プラスチック1Aからなる芯材1の両面に表面シート2を接着する。
この製造工程に使用する装置は、2枚の表面シート2を一対のベルトコンベア30の間に移送し、移送される2枚の表面シート2の間に未硬化な発泡プラスチック1Aを供給して発泡させる。一対のベルトコンベア30は、上コンベア30Aと下コンベア30Bからなり、上コンベア30Aと下コンベア30Bは、発泡プラスチック1Aを発泡成形する成形部33の間隔を建材パネルの厚さとしている。上コンベア30Aと下コンベア30Bは表面に表面シート2を配置して移送する。表面シート2は、移送ローラ35で下コンベア30Bと上コンベア30Aの表面に供給される。上コンベア30Aと下コンベア30Bの両側は、図6の断面図に示すように、注入される発泡プラスチック1Aを漏れないように側壁36で閉塞している。
図5に示すように、移送ローラ35でもって、下コンベア30Bと上コンベア30Aの表面に表面シート2を供給する。表面シート2は、外側に突板3を配置して、すなわち下コンベア30Bの上に供給される表面シート2は突板3を下面とし、上コンベア30Aの下に供給される表面シート2は突板3を下面としてベルトコンベア30に供給される。表面シート2を移送する下コンベア30Bの上に未硬化でペースト状の発泡プラスチック1Aを所定の流量で供給する。発泡プラスチック1Aの流量は、芯材1の体積から設定値にコントロールされる。すなわち、発泡成形して建材パネルの芯材1となる量に調整される。供給された発泡プラスチック1Aは、上下の表面シート2の間で発泡し、発泡圧で裏面シート4に浸透されて表面の突板3に接着される。ベルトコンベア30で移送されながら、突板3に接着される状態で硬化する。ベルトコンベア30から排出されるタイミングで、発泡プラスチック1Aは硬化する。芯材1の両面に表面シート2を接着している製品は、所定の幅でベルトコンベア30から排出される。さらに、この製品を、所定の長さに裁断して建材パネルとする。
1…芯材 1A…発泡プラスチック
2…表面シート
3…突板
4…裏面シート
10…熱板
20…金型 20A…下金型
20B…上金型
21…凹部
22…凸部
23…成形室
30…ベルトコンベア 30A…上コンベア
30B…下コンベア
33…成形部
35…移送ローラ
36…側壁

Claims (4)

  1. プラスチック発泡体からなる芯材(1)の両面に表面シート(2)を接着しており、かつ片面又は両面の表面シート(2)が表面を突板(3)としてなる建材パネルの製造方法であって、
    天然木材を自由に変形できる可撓性を有する厚さにスライスしてなる突板(3)の表面に、紙と不織布と布のいずれかからなる裏面シート(4)を接着して表面を突板(3)とする表面シート(2)を製作する接着工程と、この接着工程で製作してなる表面シート(2)を片面又は両面に配設して表面シート(2)の間に芯材(1)となる未発泡の発泡プラスチック(1A)を供給し、この発泡プラスチック(1A)を発泡させて、表面シート(2)の裏面に密着させると共に、表面に突板(3)を接着してなる表面シート(2)は、発泡圧でもって発泡プラスチック(1A)を裏面シート(4)に浸透させて表面の突板(3)に接着する発泡接着工程とからなる表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法。
  2. 前記発泡プラスチック(1A)にウレタン樹脂系又はフェノール樹脂系のプラスチックを使用する請求項1に記載される表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法。
  3. 前記発泡接着工程において、前記2枚の表面シート(2)をベルトコンベア(30)で移送し、移送される2枚の表面シート(2)の間に未発泡の発泡プラスチック(1A)を供給して発泡させる請求項1に記載される表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法。
  4. 前記発泡接着工程において、前記2枚の表面シート(2)を金型(20)に仮止めして、両表面シート(2)の間に未発泡の発泡プラスチック(1A)を供給して発泡させる請求項1に記載される表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法。
JP2010097427A 2010-04-20 2010-04-20 表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法 Withdrawn JP2011226167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010097427A JP2011226167A (ja) 2010-04-20 2010-04-20 表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010097427A JP2011226167A (ja) 2010-04-20 2010-04-20 表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011226167A true JP2011226167A (ja) 2011-11-10

Family

ID=45041833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010097427A Withdrawn JP2011226167A (ja) 2010-04-20 2010-04-20 表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011226167A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017227018A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 光洋産業株式会社 腰板及び装飾用モールディング

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017227018A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 光洋産業株式会社 腰板及び装飾用モールディング

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9482004B2 (en) Method for producing a panel sandwich
JP2000015610A (ja) 床材および敷物
JP2017124554A (ja) ラッピング化粧板及びその製造方法
JP2011226167A (ja) 表面に突板を接着してなる建材パネルの製造方法
JP2016043684A (ja) ウレタン発泡体を使用した、軽量で、剛性をもつ平板材の製造方法
JP5560057B2 (ja) 木質化粧ボードの端面加工方法
JP3742460B2 (ja) 弯曲化粧パネルの製法
JP6654083B2 (ja) 化粧貼内装材の製造方法
KR101133401B1 (ko) 인조대리석 제조용 형틀
JP2709914B2 (ja) 化粧貼り合板とその製造法
JP2006297712A (ja) ケナフボードを用いた化粧シート及びその製造方法
KR100798343B1 (ko) 수납장용 도어 패널의 제조방법
JP2001173214A (ja) 木質系床材及びその製造方法
JP3548959B2 (ja) 積層板及びその製造方法
JP2002154192A (ja) 化粧板の製造方法
JP2012086523A (ja) ラミネート建材の製造方法
JP2007055045A (ja) ケナフ複合パネルの製造方法及びこの製造方法によるケナフ複合パネル
CN101312826A (zh) 立体编织装饰层压板及其制造方法
JP2005103916A (ja) 積層板およびその製造方法
JP2011025563A (ja) 床板用複合基材の製造方法とそれを用いた表面化粧床材の製造方法
JPH06185192A (ja) 直貼り用複合床材
JP2003231176A (ja) 化粧板の製造方法
JP2003147293A (ja) 粘着式シート及び該粘着式シートの製造方法
SU898005A1 (ru) Способ изготовлени многослойной плиты
JP6226266B2 (ja) 化粧板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20130702