JP2016539268A - 車両のボンネットラッチ - Google Patents

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Abstract

スロットを含むラッチであって、このスロットは、ラッチのストライカが通常時の閉位置から下方向にスロットの閉じた底に向かってオーバートラベル位置まで移動できるようにする長さを有する、ラッチ。

Description

==関連出願へのクロスリファレンス==
本出願は、2013年11月22日にファイルされた米国仮特許出願第61/907,873号に対する優先権ならびに当該優先権の利益を主張し、その開示内容を本明細書に明示的に援用する。また、本出願は、2014年5月6日にファイルされた米国仮特許出願第61/989,258号に対する優先権ならびに当該優先権の利益も主張し、その開示内容を本明細書に明示的に援用する。
本開示は、広義には車両のボンネットラッチシステムに関し、特に、衝突時における物体に対する保護を提供するボンネットラッチシステムに関する。
車両前部のボンネットの裏側には、下にエンジンまたは自動車の本体などの硬い部分が存在する場合がある。物体との衝突が生じると、このような硬い部分がゆえに物体の損傷がひどくなることがある。たとえば、車両と歩行者との衝突では、この硬い部分によって、歩行者が被る怪我が悪化することがある。業界では、ボンネットの裏側のパッケージを改変してこれらの懸念に対処する試みがなされてきている。しかしながら、過去の試みは、パッケージングの要件に基づく設計面および機能面でのトレードオフを多く必要とするか、あるいは、複雑な電子機械的検知/解放システムを含む。
本出願は、添付の特許請求の範囲に記載の特徴および/または単独または任意の組み合わせで、特許性のある主題を含み得る以下の特徴を1つ以上開示する。
本開示の一態様によれば、ラッチは、ハウジングと、ラチェットと、爪と、ストライカと、を含んでもよい。ハウジングは、フィッシュマウスを有していてもよい。フィッシュマウスは、このフィッシュマウスの開いた上端とフィッシュマウスの閉じた底端との間の長さを画定してもよい。ストライカは、フィッシュマウス内に収容されてもよい。ラチェットと爪は、協働してフィッシュマウス内のストライカを選択的に保持してもよい。ラチェットは、ストライカがフィッシュマウス内に保持された閉位置と、ストライカがフィッシュマウスから自由に出られる開位置との間で移動可能であってもよい。爪は、爪がラチェットを閉位置に維持するロッキング位置と、爪が閉位置から外れるラチェットの移動を許す非ロック位置との間で移動可能であってもよい。ラチェットは、開位置に付勢されてもよく、爪は、ロッキング位置に付勢されてもよい。爪は、ラチェットが閉位置を通過して移動するのをブロックすることで、ストライカを閉位置に保持する下側の付属部を含んでもよい。閉位置は、フィッシュマウスの開いた端と閉じた端との中間の位置であってもよい。
いくつかの実施形態では、爪とラチェットは、フィッシュマウスの対向する側に配置されている。いくつかの実施形態では、爪がフレームに移動可能に取り付けられている。いくつかの実施形態では、ラチェットがフレームに移動可能に取り付けられている。いくつかの実施形態では、ストライカは車両のボンネットに取り付けられ、フレームが車両に取り付けられている。
いくつかの実施形態では、爪は、ばねを含む付勢部材によって付勢されている。いくつかの実施形態では、ラチェットは、ばねを含む付勢部材によって付勢されている。いくつかの実施形態では、爪の付勢ばねは、トーションばねを含む。いくつかの実施形態では、ラチェットの付勢ばねは、トーションばねを含む。
いくつかの実施形態では、ラッチは、ブロックレバーをさらに含む。いくつかの実施形態では、ブロックレバーは、爪およびラチェットと協働してラチェットを閉位置に保持する。いくつかの実施形態では、ラチェットは、ストライカがフィッシュマウスの閉じた端に向かって下方向に移動できるようにするために、閉位置から外れてオーバートラベル位置まで下方向に移動可能である。
本開示のもうひとつの態様によれば、ラッチ留め方法は、開いた頂部と、閉じた底と、開いた頂部と閉じた底との間の長さとを有するスロットを画定しているフレームを提供する工程と、フレームと爪とを作動的に一緒に取り付ける工程と、フレームとラチェットとを作動的に一緒に取り付ける工程と、スロット内にストライカを収容する工程と、閉位置でストライカをラチェット内に着座される工程と、ラチェットを閉位置に保持する工程と、ラチェットがストライカを解放して閉位置からオーバートラベル位置まで下方向に移動できるようにする工程と、を含んでもよい。いくつかの実施形態では、この方法は、フレームと車両とを作動的に一緒に取り付ける工程と、ストライカと車両のボンネットとを作動的に一緒に取り付ける工程と、をさらに含む。
本開示のもうひとつの態様によれば、ラッチは、ハウジングと、ラチェットと、プライマリー爪と、セカンダリー爪と、フィッシュマウス内に挿入されるように配置されたストライカと、を含んでもよい。ハウジングは、フィッシュマウスを含んでもよい。フィッシュマウスは、このフィッシュマウスの開いた上端とフィッシュマウスの閉じた底端との間の長さを画定してもよい。このラッチは、ラチェットとプライマリー爪とが協働してストライカをフィッシュマウス内に選択的に保持する完全な閉位置と、ラチェットとセカンダリー爪とが協働してストライカをフィッシュマウス内に選択的に保持する部分的な閉位置と、ストライカがフィッシュマウスに保持されていない開位置との間で移動可能であってもよい。
いくつかの実施形態では、ラチェットは、第1のロック位置と、第2のロック位置と、非ロック位置と、オーバートラベル位置との間で移動可能である。プライマリー爪は、ロック位置と非ロック位置との間で移動可能である。セカンダリー爪は、ロック位置と非ロック位置との間で移動可能である。ラッチが完全な閉位置にあるとき、ラチェットは第1のロック位置にあり、プライマリー爪はロック位置にあり、セカンダリー爪はロック位置にある。
いくつかの実施形態では、ラッチが部分的な閉位置にあるとき、ラチェットは第2のロック位置にあり、プライマリー爪はロック位置にあり、セカンダリー爪はロック位置にある。いくつかの実施形態では、ラッチが部分的な閉位置にあるとき、ラチェットは非ロック位置にあり、プライマリー爪はロック位置にあり、セカンダリー爪はロック位置にある。
いくつかの実施形態では、プライマリー爪は爪先端部を含み、ラチェットはラチェット上端を含み、ラチェット上端は、ラッチが完全な閉位置にあるとき、プライマリー爪の爪先端部と係合してラチェットを第1のロック位置に保持する。いくつかの実施形態では、プライマリー爪は、ロック位置から非ロック位置まで1回目に移動してラチェットを第1のロック位置から第2のロック位置まで移動させる。
いくつかの実施形態では、セカンダリー爪はセカンダリー先端を含み、ラチェットはラチェット下端を含む。ラチェット下端は、ラッチが部分的な閉位置にあるとき、セカンダリー爪のセカンダリー先端と係合してラチェットを第2のロック位置に保持する。
いくつかの実施形態では、プライマリー爪はロック位置から非ロック位置まで2回目に移動してラチェットを第2のロック位置から非ロック位置まで移動させる。いくつかの実施形態では、プライマリー爪は、爪解放部が動作したのに応答してロック位置から非ロック位置まで移動し、爪解放部が動作しなくなると非ロック位置からロック位置まで移動する。いくつかの実施形態では、セカンダリー爪およびプライマリー爪は、爪の軸を中心に回動するように配置され、セカンダリー爪の爪先端部は、プライマリー爪の爪先端部から軸方向に離隔している。
いくつかの実施形態では、プライマリー爪は、プライマリースロットを含むように形成されている。セカンダリー爪は、セカンダリー穴を含むように形成されている。ラッチシステムは、セカンダリー穴およびプライマリースロットを通って延在しているピンをさらに含む。ラッチが完全な閉位置にあるとき、セカンダリー爪をロック位置と非ロック位置との間で移動させることなくプライマリー爪がロック位置と非ロック位置との間で移動できるようにするために、ピンは、プライマリースロット内に位置する。いくつかの実施形態では、ラッチが部分的な閉位置にあるとき、ロック位置と非ロック位置との間でのプライマリー爪の移動によってロック位置と非ロック位置との間でセカンダリー爪が移動するような形でプライマリー爪とセカンダリー爪とを連結するために、ピンは、プライマリースロット内に位置する。
いくつかの実施形態では、ラチェットは、ラチェット軸を中心に回動するように配置され、ラチェット下端は、ラチェット上端から軸方向に離隔している。いくつかの実施形態では、爪とラチェットは、フィッシュマウスの対向する側に配置されている。
いくつかの実施形態では、爪がハウジングに移動可能に取り付けられている。いくつかの実施形態では、セカンダリー爪がハウジングに移動可能に取り付けられている。いくつかの実施形態では、ラチェットがハウジングに移動可能に取り付けられている。
いくつかの実施形態では、ストライカは車両のボンネットに取り付けられ、ハウジングが車両に取り付けられている。いくつかの実施形態では、プライマリー爪はプライマリー付勢部材によってロック位置に付勢されている。いくつかの実施形態では、プライマリー付勢部材はトーションばねを含む。
いくつかの実施形態では、セカンダリー爪はセカンダリー付勢部材によってロック位置に付勢されている。いくつかの実施形態では、セカンダリー付勢部材は引張ばねを含む。
いくつかの実施形態では、ラチェットはラチェット付勢部材によって非ロック位置に付勢されている。いくつかの実施形態では、ラチェット付勢部材はトーションばねを含む。
いくつかの実施形態では、ラチェットは、ストライカが閉位置からフィッシュマウスの閉じた端に向かって下方向に移動できるようにするために、第1のロック位置から外れてオーバートラベル位置まで回動可能である。いくつかの実施形態では、ストライカは、閉位置からオーバートラベル位置まで下方向に約10ミリメートルから約30ミリメートル移動できる。いくつかの実施形態では、ストライカは、閉位置からオーバートラベル位置まで下方向に約20ミリメートル移動できる。
いくつかの実施形態では、ラッチは、トグルレバーをさらに含む。いくつかの実施形態では、トグルレバーはラチェットと協働して、ストライカがフィッシュマウスの閉じた端に向かって下方向に移動するのをブロックする。
いくつかの実施形態では、トグルレバーは、ニュートラル位置と、ブロック位置と、バイパス位置との間で移動可能である。トグルレバーがニュートラル位置にあるとき、ラチェットは回動することができる。トグルレバーがブロック位置にあり、ラチェットがトグルレバーと係合しているときに、ラチェットは回動がブロックされる。
いくつかの実施形態では、トグルレバーは、トグル付勢部材によってニュートラル位置に付勢されている。いくつかの実施形態では、トグル付勢部材はトーションばねを含む。
いくつかの実施形態では、トグルレバーは、ブロック位置とバイパス位置との間で移動するとき、ニュートラル位置を通って移動する。いくつかの実施形態では、ラチェットが第1のロック位置から開位置に移動されると、ラチェットはトグルレバーと係合してトグルレバーをバイパス位置に移動させる。
いくつかの実施形態では、ラチェットが開位置から第1のロック位置に移動されると、ラチェットはトグルレバーと係合してトグルレバーをブロック位置に移動させる。いくつかの実施形態では、ラチェットが開位置から第1のロック位置に移動されているとき、トグルレバーはブロック位置にとどまりラチェットがオーバートラベル位置に移動しないようにブロックして、ストライカの、フィッシュマウスの閉じた端への下方向への移動がブロックされるようにする。
いくつかの実施形態では、ラチェットがオーバートラベル位置まで移動するのをブロックされた後、ラチェット上端が上方向に約0.2ミリメートルから約3ミリメートル回動して、ラチェットを第1のロック位置まで移動させる。いくつかの実施形態では、ラチェットがオーバートラベル位置まで移動するのをブロックされた後、ラチェット上端が上方向に約1.2ミリメートル回動して、ラチェットを第1のロック位置まで移動させる。いくつかの実施形態では、トグルレバーは、ラチェット上端が上方向に回動した後でストライカがフィッシュマウスの閉じた端に向かって下方向に移動できるようにするために、ブロック位置からニュートラル位置まで移動して、ラチェットがオーバートラベル位置まで移動できるようにする。
本開示のもうひとつの態様によれば、ラッチ留め方法は、開いた頂部と、閉じた底と、開いた頂部と閉じた底との間の長さとを有するスロットを画定しているハウジングと、プライマリー爪と、セカンダリー爪と、ラチェットと、ストライカと、を提供する工程と、プライマリー爪がロック位置と非ロック位置との間を移動するよう配置されるように、プライマリー爪をハウジングに作動的に取り付ける工程と、セカンダリー爪がロック位置と非ロック位置との間を移動するよう配置されるように、セカンダリー爪をハウジングに作動的に取り付ける工程と、ラチェットが、第1のロック位置と、第2のロック位置と、開位置と、オーバートラベル位置との間を移動するよう配置されるように、ラチェットをハウジングに作動的に取り付ける工程と、スロット内にストライカを収容する工程と、を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、この方法は、ハウジングと車両とを作動的に一緒に取り付ける工程と、ストライカと車両のボンネットとを作動的に一緒に取り付ける工程と、をさらに含む。いくつかの実施形態では、この方法は、プライマリー爪がロック位置にある間、プライマリー爪によってラチェットを第1のロック位置に保持する工程と、ストライカがハウジングの閉じた底に向かって下方向に移動できるようにするために、ラチェットがオーバートラベル位置まで移動できるようにする工程と、をさらに含む。いくつかの実施形態では、この方法は、爪解放部を動作させ、プライマリー爪が非ロック位置まで移動したことに応答してラチェットが第1のロック位置から第2のロック位置まで移動してセカンダリー爪によって第2のロック位置に保持されるように、プライマリー爪をロック位置から非ロック位置まで移動させる工程をさらに含む。
本開示のこれらの特徴および他の特徴は、一例としての実施形態についての以下の説明から、より一層明らかになろう。
図1は、一例としてのラッチシステムを有する車両の前斜視図である。 図2は、衝突している歩行者と車両の側面図である。 図3は、一例としてのラッチシステムの正面図である。 図4は、図3に示す一例としてのラッチシステムの正面図である。 図5は、図3に示す一例としてのラッチシステムの正面図である。 図6は、図3に示す一例としてのラッチシステムの正面図である。 図7は、一例としての別のラッチシステムの正面図である。 図8は、一例としての別のラッチシステムの正面図である。 図9は、図8に示す一例としてのラッチシステムの分解図である。 図10は、図8に示す一例としてのラッチシステムの立面図である。 図10Aは、ラッチシステムに含まれるピンおよびプライマリー爪の部分立面図である。 図11は、図8に示す一例としてのラッチシステムの立面図である。 図11Aは、ラッチシステムに含まれるピンおよびプライマリー爪の部分立面図である。 図12は、図8に示す一例としてのラッチシステムの立面図である。 図12Aは、ラッチシステムに含まれるピンおよびプライマリー爪の部分立面図である。 図13は、図8に示す一例としてのラッチシステムの立面図である。 図13Aは、ラッチシステムに含まれるピンおよびプライマリー爪の部分立面図である。 図14は、図8に示す一例としてのラッチシステムの立面図である。 図15は、図8に示す一例としてのラッチシステムの立面図である。 図16は、一例としての別のラッチシステムの立面図である。
本開示の原理についての理解を促進する目的で、以下、図面に示される一例としての複数の実施形態を参照し、その説明に具体的な表現を使用する。
本明細書における説明の目的で、「上」、「下」、「右」、「左」、「後ろ」、「前」、「垂直」、「水平」という語句およびその派生形は、図3に示したような向きの図示の装置に関するものである。しかしながら、この装置には、その逆が明示的に指定される場合を除いて、他のさまざまな向きが想定されることは、理解されたい。また、添付の図面に図示し、以下の明細書で説明する具体的な装置およびプロセスは、添付の特許請求の範囲に規定された発明概念の単なる例示的な実施形態にすぎないことも、理解されたい。よって、本明細書に開示する実施形態に関する具体的な寸法および他の物理的な特徴は、特許請求の範囲で明示的にそうでないことを述べる場合を除いて、限定的なものとみなされるものではない。
図1および図2を参照すると、車両の一例として、たとえば、前側の領域にボンネット18が作動的に接続された自動車10が示されている。ボンネット18は、一例として、その後部を軸に自動車10に蝶着されている。また、ボンネット18は、固定位置すなわち閉位置と、非固定位置すなわち開位置との間で移動可能である。
図3を参照すると、ボンネットが閉まる際、ラチェット22を付勢部材23の通常時の上向きすなわち反時計回り方向の力に逆らわせながら、ストライカ26がラチェット22と接触し、ラチェット22をボンネット18から離れる下方向に閉位置(図4)まで回動させる。ラチェット22が回動すると、爪24を付勢部材25の時計回り方向の力に逆らわせながら、ラチェットの下端22Aが爪の上端24Bと接触する。ハウジング21のフィッシュマウス21Aは、一例として、従来のフィッシュマウスよりも比較的長めの長さを画定している。この長めのフィッシュマウス21Aは、たとえば歩行者16などの物体との衝突時に、ストライカ26が閉位置を通り過ぎてオーバートラベル位置まで移動できるようにするものである。通常時、ラチェットは開位置で付勢されている。一例として、通常時、爪はロッキング位置で付勢されている。一例として、付勢部材23、25は、トーションばねを含んでもよい。
図4を参照すると、爪24が通常時の非ロック位置から回動する際、爪の付属部あるいは延長部あるいは先端24Aが回動してラチェットの回動軌道に侵入し、ラチェットの回動を閉位置で停止させる。このとき、ストライカは、ラチェットの口形切欠き22C内に完全に着座している。一例として、このロッキング位置への爪の動きがゆえ、ラチェットが閉位置でロックされ、ストライカ26とボンネット18の移動は閉位置で止まる。これによって、開位置すなわち非固定位置から閉位置すなわち固定位置まで動く間の通常動作で、ボンネット18を閉じる際のボンネットの過剰な移動が防止される。
図5を参照すると、一例としてのラチェット22の閉/ロック位置が、口形切欠き22C内に完全に着座した位置にあるストライカとともに示されている。よって、これでも、ボンネット18は閉位置にあるといえよう。爪は、ロッキング位置にある。付勢部材すなわち爪のスプリング25は、一例として、爪24を係合位置で付勢する。付勢部材すなわちラチェットのスプリング23は、一例として、完全な開位置でラチェット22を付勢する。通常時のロック位置では、爪のスプリング25は、爪24を完全な係合位置まで回動させる。ラチェット22に抗する爪24の力は、ラチェットに対するスプリング23の付勢に逆らって、ラチェット22を閉位置で保持する。ラチェットのスプリング23は、若干オーバーストロークとなる位置を通過して爪24と完全に係合するまでラチェット22を回動させる。
ボンネットと歩行者16などの物体との衝突時における一例としてのシステム12の一例としての動作では、ストライカ26がスロット26内で移動することで、衝撃エネルギーの少なくとも一部が吸収される。これはたとえば、一例としての衝突された歩行者などの怪我を軽減する。爪の延長部24Aは、一例として、物体16との衝突時にラチェット22の回動を妨げず、ストライカ26がオーバートラベル位置にあるスロット26の底に向かって下方向に平行移動することも阻止しない。オーバートラベル位置は、スロット内で、スロットの下方向の中間の長さにある閉位置よりさらに下にある。
図7を参照すると、ラッチシステム12の別の例示的な実施形態が示されている。ボンネット18が閉まる際、ストライカ26は、ラチェット22を回動させながらラチェット22と接触する。ラチェット22が回動すると、ラチェットの先端は、爪24を回動させながら爪先端部と接触する。この爪24が回動する際、ラチェット22の回動を止めるために爪24はブロックレバー27を回動させ、この回動時にラチェット22の軌道に侵入させる。これによってストライカ26とボンネット18の移動が止まり、ボンネットを通常動作で閉じる際に、過剰移動が防止される。爪のスプリング25は、爪24を完全な係合位置すなわちロッキング位置まで回動させる。ラチェットのスプリング23は、若干オーバーストロークとなる位置を通過して、爪24と閉位置で完全に係合するまでラチェット22を回動させる。ブロックレバー27は、たとえば歩行者16などの物体との衝突時にラチェット22の回動を妨げず、ストライカ26がオーバートラベル位置まで移動したりボンネット18が移動したりすることも阻止しない。そのような一例としての歩行者との衝突時、ストライカ26がフィッシュマウス21A内で自由に下方向に動いてオーバートラベル位置まで達することで、衝突によるエネルギーが吸収される。この吸収は、一例として、歩行者の怪我を軽減する。
一例として、自動車10は、物体16と自動車すなわち車両10とのさまざまなタイプの衝突時に、一例としてエネルギーを吸収または散逸させるように構成された少なくとも1つのラッチシステム12を含むように構成されている。一例として、車両10との衝突に関与する物体16は、たとえば、限定されることなく、自動車10の前部の最も近くに位置する歩行者16であってもよい。
一例として、自動車10は、エネルギー吸収システムまたは機構12として説明できるラッチ、ラッチアセンブリまたはシステム12を含むように構成されている。ボンネット18が固定位置すなわち閉位置にあるとき、ラッチシステム12は、ストライカ26を下方向に移動させ、閉位置のラチェット22の口形切欠き22C内に完全に着座した閉位置から外して、その先のオーバートラベル位置まで到達させられるように構成されている。ラチェットが閉位置にあって口形切欠き22C内に完全に着座しているときのストライカ26は、フィッシュマウスすなわちスロット21A内でスロット21Aの開放端と閉じた端との中間に位置するが、オーバートラベル位置は、フィッシュマウス21Aの閉じた底端に向かってその中のさらに下側である。同様に、爪とラチェットは各々、ストライカがオーバートラベル位置まで移動できるように、余分に回動する。このフィッシュマウスの底に向かうフィッシュマウス内でのストライカのオーバートラベル平行移動によって、ラッチシステムは、車両と物体との衝突によるエネルギーの少なくとも一部を吸収できる。
一例として、ストライカ26は、下方向に延在してストライカベースなどのマウントから離れる実質的にU字形またはC字形の幾何学形状で構成されている。一例としてのストライカベースは一般に、底面と上面とを有する実質的に平坦な幾何学形状である。ストライカ26は、一例として、ボンネット18の裏側に直接または取付板を介して作動的に接続されている。
図8を参照すると、ラッチシステム112の別の例示的な実施形態が示されている。ラッチシステム112は、完全な閉位置と、部分的な閉位置と、開位置との間で移動可能である。完全な閉位置では、ボンネット18は、車両10の本体に対して完全に閉じており、図10に示すようにラッチシステム112によって適所に保持されている。部分的な閉位置では、ボンネット18の前側が車両10の本体から離れ、図11に示すようにラッチシステム112によって適所に維持されるような方法で、ボンネット18は車両10の本体に対して部分的に閉じている。開位置では、図8に示すように、ボンネット18はラッチシステム112と連結されていない。
図8および図9を参照すると、一例としての実施形態において、ラッチシステム112は、ラチェット122と、プライマリー爪124と、セカンダリー爪128と、ピン132と、ストライカ126と、ハウジング121と、を含む。ハウジング121は、フィッシュマウス121Aを含む。フィッシュマウスは、フィッシュマウス121Aの開いた上端とフィッシュマウス121Aの閉じた底端との間の長さを画定する。ハウジング121のフィッシュマウス121Aは、一例として、従来のフィッシュマウスよりも長い長さを画定する。この長めのフィッシュマウス121Aによって、ストライカ126は、たとえば歩行者16などの物体との衝突時に、閉位置を通過してオーバートラベル位置まで移動することができる。
ラチェット122は、ストライカ126と、プライマリー爪124およびセカンダリー爪128のうちの一方と係合し、ボンネット18を車両10の本体に対して適所に保持する。ラチェット122は、図10に示すように、ラチェット軸を中心に回動可能にハウジング121に結合されている。ラチェット122は、第1のロック位置と、第2のロック位置と、非ロック位置と、オーバートラベル位置との間で移動可能である。ラチェット122は、図8に示すように、ラチェット付勢部材123によって時計回り方向に非ロック位置まで付勢されている。一例としての実施形態において、ラチェット付勢部材123は、トーションばねである。ラチェット122は、プライマリー爪124と係合するように配置されたラチェット上端122Bと、セカンダリー爪128と係合するように配置されたラチェット下端122Aと、を含む。ラチェット上端122Bは、ラチェット軸に対して、ラチェット下端122Aから軸方向に離隔している。
図10を参照すると、プライマリー爪124は、ラチェット122と係合してラチェット122を第1のロック位置に保持するように配置されている。プライマリー爪124は、ロック位置と非ロック位置との間で移動可能である。プライマリー爪124は、爪の軸を中心に回動可能にハウジング121に連結されている。プライマリー爪124は、プライマリー付勢部材125によって時計回り方向にロック位置まで付勢されている。一例としての実施形態において、プライマリー付勢部材125は、トーションばねである。プライマリー爪124は、ラチェット上端122Bと係合してラチェット122を第1のロック位置に保持するように配置された爪先端部124Aを含む。プライマリー爪124は、図9に示すように、プライマリースロット130を含むように形成されている。一例としての実施形態において、プライマリースロット130は、略L字形であり、ピン132が収容されるようになっている。
プライマリー爪124は、爪解放部に連結されている。爪解放部は、動作時、プライマリー爪124が爪の軸を中心に反時計回り方向に非ロック位置まで回動するよう、プライマリー爪124を反時計回り方向に引っ張り、プライマリー爪124がプライマリー付勢部材125によって生じる時計回り方向の力に逆らうようにする。爪解放部が動作していない状態になると、プライマリー付勢部材125によって生じる時計回り方向の力がゆえに、プライマリー爪124は爪の軸を中心に回動してロック位置まで戻る。
図11を参照すると、セカンダリー爪128は、ラチェット122と係合してラチェット122を第2のロック位置に保持するように配置されている。セカンダリー爪128は、ロック位置と非ロック位置との間で移動可能である。セカンダリー爪128は、図10に示すように、爪の軸を中心に回動可能にハウジング121に結合されている。セカンダリー爪128は、爪の軸に対して、ラチェット下端122Aに向かってラチェット上端122Bから離れる方向に、プライマリー爪124から軸方向に離隔している。セカンダリー爪128は、セカンダリー付勢部材134によって時計回り方向にロック位置まで付勢されている。セカンダリー爪128は、フィッシュマウス121Aに向かって下方向に付勢されている。一例としての実施形態において、セカンダリー爪128は、セカンダリー付勢部材134によって下方向に付勢されている。一例としての実施形態において、セカンダリー付勢部材134は、引張ばねである。
セカンダリー爪128は、ラチェット下端122Aと係合してラチェット122を第2のロック位置に保持するように配置された爪先端部128Aを含む。セカンダリー爪128は、図9に示すように、セカンダリー穴136を含むように形成されている。一例としての実施形態において、セカンダリー穴136には、ピン132が収容される。
図9を参照すると、ピン132は、プライマリースロット130およびセカンダリー穴136を通って延在し、プライマリー爪124とセカンダリー爪128とを選択的に連結する。ピン132は、図11Aに示す右下位置と、図10Aに示す左下位置と、図13Aに示す上の位置との間で移動可能である。ピン132が左下位置と右下位置のうちの一方にあるとき、プライマリー爪124は、セカンダリー爪128に対して爪の軸を中心に自由に回動できる。ピン132が上の位置にあるとき、爪の軸を中心としたプライマリー爪124の回動によって、セカンダリー爪128が、セカンダリー付勢部材134によって生じる時計回り方向の力に逆らってプライマリー爪124と一緒にハウジング121に対して回動するように、プライマリー爪124は、セカンダリー爪128と連結されている。
ストライカ126は、図8に示す開位置と、図10に示す閉位置と、図11に示す部分的な閉位置と、図15に示すオーバートラベル位置との間で移動可能である。この比較的長めのフィッシュマウス121Aは、たとえば歩行者16などの物体との衝突時に、ストライカ126が閉位置を通り過ぎてオーバートラベル位置まで移動できるようにするものである。一例として、ストライカ126は、下方向に延在してストライカベースなどのマウントから離れる実質的にU字形またはC字形の幾何学形状で構成されている。一例としてのストライカベースは一般に、底面と上面とを有する実質的に平坦な幾何学形状である。ストライカ126は、一例として、ボンネット18の裏側に直接または取付板を介して作動的に接続されている。
ラッチシステム112の動作を図8〜図15に示す。図8を参照すると、ラッチシステム112は開位置にあり、ラチェット122は非ロック位置にある。ボンネット18が閉まる際、ラチェット122をラチェット付勢部材123によって生じる時計回り方向の力に逆らわせながら、ストライカ126がラチェット122と接触し、ラチェット軸を中心にラチェット122をボンネット18から離れる反時計回り方向に第1のロック位置(図10)まで回動させる。ラチェット122が第1のロック位置にある状態で、ラッチシステム112が完全な閉位置になるように、プライマリー付勢部材125の時計回り方向の力によって、プライマリー爪124を爪の軸を中心に時計回り方向に回動させてラチェット上端122Bと係合させ、ラチェット122を第1のロック位置に保持する。
図10を参照すると、ラッチシステム112は、完全な閉位置にある。ストライカ126は、閉位置で、ラチェット122の口形切欠き122C内に完全に着座した状態にあり、ラチェット122は第1のロック位置にあり、プライマリー爪124はロック位置にあり、セカンダリー爪128はロック位置にある。図10Aに示すように、ラッチシステム112が完全な閉位置にあると、プライマリー爪124が爪の軸を中心にセカンダリー爪128に対して自由に回動できるように、ピン132は、左下位置にある。
図10および図11を参照すると、ラッチシステム112を完全な閉位置(図10)から部分的に閉じた位置(図11)まで移動させるには、プライマリー爪124がプライマリー付勢部材125によって生じる時計回り方向の力に逆らう形になるように爪解放部を1回目に動作させ、爪の軸を中心にプライマリー爪124を反時計回り方向に回動させる。プライマリー爪124が反時計回り方向に回動すると、プライマリー爪124の爪先端部124Aがラチェット上端122Bから外れる。爪先端部124Aがラチェット上端122Bから外れた状態で、ラチェット付勢部材123によって生じる時計回り方向の力は、ラチェット122を時計回り方向にボンネット18に向けて第2のロック位置まで回動させる。ラチェット下端122Aは、セカンダリー爪128の爪先端部128Aと係合し、ラチェット122を第2のロック位置に保持する。
図11を参照すると、ラッチシステム112は、部分的な閉位置にある。ストライカ126は部分的な閉位置でフィッシュマウス121A内に着座し、ラチェット122は第2のロック位置にあり、プライマリー爪124は非ロック位置にあり、セカンダリー爪128は非ロック位置にある。図11Aに示すように、ラッチシステム112が部分的な閉位置にあって爪解放部が外れる前は、プライマリー爪124が爪の軸を中心にセカンダリー爪128に対して自由に回動でき、かつ、ラチェット122によって生じる上向きの力に応答してセカンダリー爪128がボンネット18に向かって上方向に動くことがないようにするために、ピン132は、右下位置にある。
図12を参照すると、爪解放部は動作しておらず、プライマリー爪124はプライマリー付勢部材125の時計回り方向の力によって爪の軸を中心に時計回り方向に回動され、プライマリーロック位置まで戻る。プライマリー爪124が時計回り方向に回動すると、図12Aに示唆されるように、ピン132がプライマリースロット130内で右下位置から左下位置に向かって動く。プライマリー爪124がプライマリーロック位置に戻ると、ピン132は、ラチェット122の上向きの力によってセカンダリー爪128がセカンダリー付勢部材134による下向きの力に逆らってプライマリー爪124に対して図13に示すような上方向に移動するまで、しばらく左下位置にある。セカンダリー爪128が上方向に移動すると、ピン132が図13Aに示すような上の位置まで移動する。この上の位置で、ピン132は、プライマリー爪124およびセカンダリー爪128との回動移動のために両者を連結する。
図13を参照すると、ラッチシステム112は、部分的な閉位置にある。ラッチシステム112を部分的な閉位置(図13)から開位置(図8)まで移動させるには、プライマリー爪124がプライマリー付勢部材125によって生じる時計回り方向の力に逆らう形になるように爪解放部を2回目に動作させ、プライマリー爪124を反時計回り方向に回動させる。セカンダリー爪128は、ピン132によってプライマリー爪124に回動可能に連結され、セカンダリー爪128は、プライマリー爪124と一緒に反時計回り方向に回動する。
セカンダリー爪128が反時計回り方向に回動すると、セカンダリー爪128の爪先端部128Aがラチェット下端122Aから外れる。ラチェット付勢部材123によって生じる時計回り方向の力は、ラチェット122を時計回り方向にボンネット18に向かって非ロック位置まで回動させる。ラチェット122が非ロック位置にある状態で、ラッチシステム112は開位置にあり、ボンネット18は、ラッチシステム112に対して上方向に自由に回動できる。爪解放部は動作していない状態になり、プライマリー付勢部材125がプライマリー爪124を時計回り方向にロック位置まで回動させ、セカンダリー付勢部材134がセカンダリー爪128を時計回り方向かつ下方向にボンネット18から離れてロック位置まで回動させる。
図14および図15を参照すると、ラッチシステム112は、トグルレバー140およびトグル付勢部材142をさらに含む。トグルレバー140は、図14に示すように、トグル軸を中心として回動可能にハウジング121に連結されている。トグルレバー140は、図15に示すニュートラル位置と、図14に示すブロック位置と、バイパス位置との間で移動可能である。ブロック位置では、トグルレバー140は、トグル軸を中心にしてニュートラル位置から時計回り方向に回動される。バイパス位置では、トグルレバー140は、トグル軸を中心にしてニュートラル位置から反時計回り方向に回動される。トグルレバー140は、トグル付勢部材142によって、ブロック位置およびバイパス位置の両方からニュートラル位置まで付勢される。一例としての実施形態において、トグル付勢部材142は、トーションばねである。
図14を参照すると、一例としての実施形態において、トグルレバー140は、トグルスイッチ140Dと、トグルバンパー140Eとを含む。トグルスイッチ140Dは、ラチェット122と係合して、トグル軸を中心にトグルレバー140を回動させるように配置されている。ラチェット122は、トグルムーバー122Dと、ラチェットバンパー122Eとをさらに含む。トグルムーバー122Dは、トグルスイッチ140Dと係合し、トグルレバー140に力を印加して、トグル軸を中心にトグルレバー140を回動させるように配置されている。ボンネット18が開位置から閉まりつつあるとき、ラチェット122とトグルレバー140は協働して、ストライカ126がフィッシュマウス121A内で移動しすぎるのをブロックし、よって、ストライカ126がハウジングの底に接触するのをブロックする。
ボンネット18が閉まりつつあるとき、ストライカ126はフィッシュマウス121A内で下方向に平行移動し、ラチェット122と接触する。ストライカ126の力は、ラチェット付勢部材123によって生じる付勢力に逆らって、ラチェット122を反時計回り方向に回動させる。いくつかの実施形態では、ラチェット上端122Bは、第1のロック位置より約0.2ミリメートルから約3ミリメートル先まで移動する。一例としての実施形態において、ラチェット上端122Bは、第1のロック位置より約1.2ミリメートル先まで移動する。ラチェット122が回動する際、ラチェット122のトグルムーバー122Dがトグルレバー140のトグルスイッチ140Dと係合し、ラチェット122の力によってトグルレバー140がニュートラル位置(図8に示す)からブロック位置(図14に示す)まで移動する。
図14に示すように、ラチェットバンパー122Eはトグルバンパー140Eと係合し、トグルレバー140にラチェット122が反時計回り方向にさらに回動するのをブロックさせるともに、ラチェット122の口形切欠き122Cにストライカ126が下方向に平行移動してフィッシュマウス121Aと接触するのをブロックさせる。その後、ラチェット付勢部材123の力は、ラチェット122が第1のロック位置まで移動してプライマリー爪124によって適所に保持されるように、ラチェット122を時計回りに回動させる。いくつかの実施形態では、ラチェット上端122Bは、ラチェット122が第1のロック位置まで移動するときに、上方向に約0.2ミリメートルから約3ミリメートル移動する。一例としての実施形態において、ラチェット122が第1のロック位置まで移動すると、ラチェット上端122Bは上方向に約1.2ミリメートル移動する。ラチェット122が第1のロック位置まで移動すると、衝突が起きた場合にストライカ126がさらに移動できるようにするために、ラチェットバンパー122Eがトグルレバー140のトグルバンパー140Eから外れ、トグル付勢部材142の力によってトグルレバー140がニュートラル位置に戻る。ラッチシステム112自体は完全な閉位置にあり、ボンネット18は閉じている。
バイパス位置では、ラチェット122は、トグルレバー140を通過して自由に回動できる。ボンネット18を開けているときなどにラチェット122が第1のロック位置から第2のロック位置まで移動すると、ラチェット122のトグルムーバー122Dがトグルレバー140のトグルスイッチ140Dと係合し、ラチェット122の力によってトグルレバーが反時計回り方向に回動してバイパス位置まで移動する。ラチェット122が時計回り方向にさらに回動すると、ラチェット122がトグルレバー140から外れ、トグル付勢部材142の力によってトグルレバー140がニュートラル位置に戻る。ラッチシステム112自体は開位置にあり、ボンネット18は開いた状態になる。
図15を参照すると、ラチェット122とトグルレバー140とが協働し、ボンネット18とたとえば歩行者16などの物体との衝突時に、ストライカ126がフィッシュマウス121A内で先まで移動できる。衝突前、図10に示すようにラチェット122が第1のロック位置にあってトグルレバー140がニュートラル位置にあるような状態で、ボンネット18は閉じている。図15に示すように、衝突時、ストライカ126がスロット内を移動することで、衝突エネルギーの少なくとも一部が吸収される。この結果、たとえば、衝突された一例としての歩行者の怪我が少なくなる。いくつかの実施形態では、ストライカ126が、ストライカ126の閉位置に対するオーバートラベル位置まで下方向に約10ミリメートルから約30ミリメートル移動する。一例としての実施形態において、ストライカ126が、ストライカ126の閉位置に対するオーバートラベル位置まで下方向に約20ミリメートル移動してもよい。トグルレバー140がニュートラル位置まで付勢されているため、トグルレバー140は、一例としてラチェット122が回動するのを妨げず、物体16との衝突時にストライカ126がオーバートラベル位置にあるスロットの底に向かって下方向に移動するのを阻止もしない。
一例としての別のラッチシステム212を図16に示す。ラッチシステム212は、車両10で使用するように構成され、図8〜図15に示して本明細書で説明したラッチシステム112と実質的に類似している。このため、200番台での同様の参照符合は、ラッチシステム112とラッチシステム212とで共通の特徴を示す。車両10およびラッチシステム112の説明については、ラッチシステム212の具体的な説明および図面と矛盾する場合を除いて、ラッチシステム212にも適用すべく援用する。
図16を参照すると、セカンダリー爪228は、ピン232が収容されるセカンダリースロット238を含むように形成されている。一例として、セカンダリースロット238は、プライマリー爪224のプライマリースロット230の垂直部分と似たような形状を有する。ピン232は、プライマリースロット230およびセカンダリースロット238を通って延在し、プライマリー爪224とセカンダリー爪228とを図16に示すように選択的に連結する。
ピン232は、セカンダリースロット238内で上位置と底位置との間で移動可能である。ピン232は、セカンダリースロット238内で上位置に向かって付勢されている。セカンダリー爪228は、セカンダリー付勢部材234によってロック位置まで時計回り方向に付勢されている。セカンダリー爪228は、フィッシュマウス221Aに向かって下方向に付勢されている。ピン232がプライマリースロット230の下寄りの位置のうち一方にあるとき、プライマリー爪224は、セカンダリー爪228に対して爪の軸を中心にして自由に回動できる。ピン232がプライマリースロット230の上の位置にあるとき、爪の軸を中心としたプライマリー爪224の回動によって、セカンダリー爪228がそれと一緒に回動するように、プライマリー爪224は、セカンダリー爪228と連結されている。
動作時、ラッチシステム212は、ラッチシステム112と同様に開位置から完全な閉位置まで移動する。ラッチシステム212を完全な閉位置から部分的に閉じた位置まで移動させるには、プライマリー爪224がプライマリー付勢部材225によって生じる時計回り方向の力に逆らう形になるように爪解放部を1回目に動作させ、セカンダリー爪128に対して爪の軸を中心にプライマリー爪224を反時計回り方向に回動させる。プライマリー爪224が反時計回り方向に回動すると、プライマリー爪224の爪先端部224Aがラチェット上端222Bから外れる。爪先端部224Aがラチェット上端222Bから外れた状態で、ラチェット付勢部材223によって生じる時計回り方向の力は、ラチェット222を時計回り方向にボンネット18に向けて第2のロック位置まで回動させる。ラチェット下端222Aは、セカンダリー爪228の爪先端部228Aと係合し、ラチェット222を第2のロック位置に保持する。
第2のロック位置では、ラチェット222は上向きの力をセカンダリー爪228に印加する。セカンダリースロット238は、爪解放部が動作しなくなる前に、ラチェット222からの上向きの力によってセカンダリー爪228がプライマリー爪224に対して上方向に移動できるようにする。セカンダリー爪228がプライマリー爪224に対して上方向に移動すると、ピン232はセカンダリースロット238の底の位置まで移動する。
爪解放部は動作しておらず、プライマリー爪224はプライマリー付勢部材225の時計回り方向の力によって爪の軸を中心に時計回り方向に回動され、プライマリーロック位置まで戻る。プライマリー爪124が時計回り方向に回動すると、ピン232がプライマリースロット230内で右下位置から左下位置に向かって動く。
プライマリー爪224がプライマリーロック位置に戻ると、ピン232は、ピン232の上向きの付勢力によってピン232がプライマリー爪124に対してプライマリースロットの上の位置まで上方向に移動するまで、しばらく左下位置にある。上の位置で、ピン232は、プライマリー爪224およびセカンダリー爪228との回動移動のために両者を連結する。
ラッチシステム212を部分的な閉位置から開位置まで移動させるには、プライマリー爪224がプライマリー付勢部材225による時計回り方向の力に逆らう形になるように爪解放部を2回目に動作させ、プライマリー爪224を反時計回り方向に回動させる。プライマリー爪224が回動する際に、セカンダリー爪128がセカンダリー付勢部材234によって生じる時計回り方向の力に逆らって、これと一緒に回動するように、ピン232は、プライマリー爪127とセカンダリー爪128とを連結する。爪解放部は動作していない状態になり、プライマリー付勢部材225は、プライマリー爪224を時計回り方向にロック位置まで回動させ、セカンダリー付勢部材234は、セカンダリー爪228を時計回り方向かつ下方向にロック位置まで回動させる。ピン232は、プライマリースロット230での左下位置およびセカンダリースロット238での上位置に戻る。
この開示は、上記の図面および説明において図示し、詳細に説明してきたが、これらは典型的な例であって特徴を限定するものではない。その一例としての実施形態のみが図示され説明されており、本開示の意図の範囲に包含される変更および改変はいずれも保護が望まれるものであることは、理解できよう。

Claims (20)

  1. フィッシュマウスを有するハウジングであって、前記フィッシュマウスが、前記フィッシュマウスの開いた上端と前記フィッシュマウスの閉じた底端との間の長さを画定する、前記ハウジングと、
    ラチェットと、
    爪と、
    ストライカと、を備え、
    前記ストライカは、前記フィッシュマウス内に収容され、
    前記ラチェットと前記爪は、協働して、前記フィッシュマウス内で前記ストライカを選択的に保持し、前記ラチェットは、前記ストライカが前記フィッシュマウス内に保持された閉位置と、前記ストライカが前記フィッシュマウスから自由に出られる開位置との間で移動可能であり、前記爪は、前記爪が前記ラチェットを前記閉位置に維持するロッキング位置と、前記爪が前記ラチェットの前記閉位置から外れる移動を許す非ロック位置との間で移動し、前記ラチェットは前記開位置に付勢され、前記爪は前記ロッキング位置に付勢され、
    前記爪は、前記ラチェットが前記閉位置を通過して移動するのをブロックすることで前記ストライカを前記閉位置に保持する下側の付属部を含み、前記閉位置は、前記フィッシュマウスの前記開いた上端と前記閉じた底端との中間の位置である、ラッチ。
  2. 前記爪および前記ラチェットと協働して前記ラチェットを前記閉位置に保持するように構成されたブロックレバーをさらに備える、請求項1に記載のラッチ。
  3. 前記ラチェットは、前記ストライカが前記フィッシュマウスの前記閉じた底端に向かって下方向に移動できるようにするために、前記閉位置から外れてオーバートラベル位置まで下方向に移動可能である、請求項1に記載のラッチ。
  4. フィッシュマウスを有するハウジングであって、前記フィッシュマウスが、前記フィッシュマウスの開いた上端と前記フィッシュマウスの閉じた底端との間の長さを画定する、前記ハウジングと、
    ラチェットと、
    プライマリー爪と、
    セカンダリー爪と、
    前記フィッシュマウス内に収容されるように配置されたストライカと、を備えるラッチであって、
    前記ラッチは、前記ラチェットと前記プライマリー爪とが協働して前記ストライカを前記フィッシュマウス内に選択的に保持する完全な閉位置と、前記ラチェットと前記セカンダリー爪とが協働して前記ストライカを前記フィッシュマウス内に選択的に保持する部分的な閉位置と、前記ストライカが自由に移動して前記フィッシュマウスから出られる開位置との間で移動可能である、ラッチ。
  5. 前記ラチェットは、第1のロック位置と、第2のロック位置と、非ロック位置と、オーバートラベル位置との間で移動可能であり、前記プライマリー爪は、ロック位置と非ロック位置との間で移動可能であり、前記セカンダリー爪は、ロック位置と非ロック位置との間で移動可能であり、前記ラッチが前記完全な閉位置にあるとき、前記ラチェットは前記第1のロック位置にあり、前記プライマリー爪は前記ロック位置にあり、前記セカンダリー爪は前記ロック位置にある、請求項4に記載のラッチ。
  6. 前記ラッチが前記部分的な閉位置にあるとき、前記ラチェットは前記第2のロック位置にあり、前記プライマリー爪は前記ロック位置にあり、前記セカンダリー爪は前記ロック位置にある、請求項5に記載のラッチ。
  7. 前記プライマリー爪が前記ロック位置から前記非ロック位置まで1回目に移動して前記ラチェットを前記第1のロック位置から前記第2のロック位置まで移動させ、前記プライマリー爪が前記ロック位置から前記非ロック位置まで2回目に移動して前記ラチェットを前記第2のロック位置から前記非ロック位置まで移動させる、請求項5に記載のラッチ。
  8. 前記プライマリー爪は、プライマリースロットを含むように形成され、前記セカンダリー爪は、セカンダリー穴を含むように形成され、前記ラッチは、前記セカンダリー穴および前記プライマリースロットを通って延在しているピンをさらに含み、前記ラッチが前記完全な閉位置にあるとき、前記セカンダリー爪を前記ロック位置と前記非ロック位置との間で移動させることなく前記プライマリー爪が前記ロック位置と前記非ロック位置との間で移動できるようにするために、前記ピンは、前記プライマリースロット内に位置する、請求項5に記載のラッチ。
  9. 前記ラッチが前記部分的な閉位置にあるとき、前記ロック位置と前記非ロック位置との間での前記プライマリー爪の移動によって前記ロック位置と前記非ロック位置との間で前記セカンダリー爪が移動するような形で前記プライマリー爪と前記セカンダリー爪とを連結するために、前記ピンは、前記プライマリースロット内に位置する、請求項8に記載のラッチ。
  10. 前記ラチェットは、前記ストライカが閉位置から前記フィッシュマウスの前記閉じた底端に向かって下方向に移動できるようにするために、前記第1のロック位置から外れてオーバートラベル位置まで回動可能である、請求項5に記載のラッチ。
  11. 前記ストライカは、前記閉位置から前記オーバートラベル位置まで下方向に約10ミリメートルから約30ミリメートル移動できる、請求項10に記載のラッチ。
  12. 前記ラチェットは、第1のロック位置と、第2のロック位置と、非ロック位置と、オーバートラベル位置との間で移動可能であり、前記プライマリー爪は、ロック位置と非ロック位置との間で移動可能であり、前記セカンダリー爪は、ロック位置と非ロック位置との間で移動可能であり、前記ラッチが前記完全な閉位置にあるときに、前記ラチェットは前記第1のロック位置にあり、前記プライマリー爪は前記ロック位置にあり、前記セカンダリー爪は前記ロック位置にあり、前記ラッチは、前記ラチェットと協働して前記ストライカが前記フィッシュマウスの前記閉じた底に向かって下方向に移動するのをブロックするように構成されたトグルレバーをさらに備える、請求項4に記載のラッチ。
  13. 前記トグルレバーは、ニュートラル位置と、ブロック位置と、バイパス位置との間で移動可能であり、前記トグルレバーが前記ニュートラル位置にあるとき、前記ラチェットは回動することができ、前記トグルレバーが前記ブロック位置にあり、前記ラチェットが前記トグルレバーと係合しているとき、前記ラチェットは回動がブロックされる、請求項12に記載のラッチ。
  14. 前記トグルレバーは、トグル付勢部材によって前記ニュートラル位置に付勢されている、請求項13に記載のラッチ。
  15. 前記ラチェットが前記第1のロック位置から前記開位置に移動されると、前記ラチェットは前記トグルレバーと係合して前記トグルレバーを前記バイパス位置に移動させる、請求項13に記載のラッチ。
  16. 前記ラチェットが前記開位置から前記第1のロック位置に移動されると、前記ラチェットは前記トグルレバーと係合して前記トグルレバーを前記ブロック位置に移動させる、請求項13に記載のラッチ。
  17. 前記ラチェットが前記開位置から前記第1のロック位置に移動されているとき、前記トグルレバーは前記ブロック位置にとどまり前記ラチェットが前記オーバートラベル位置に移動しないようにブロックして、前記ストライカの、前記フィッシュマウスの前記閉じた底端への下方向への移動がブロックされるようにする、請求項13に記載のラッチ。
  18. 開いた頂部と、閉じた底と、前記開いた頂部と前記閉じた底との間の長さとを有するスロットを画定しているハウジングを提供する工程と、
    プライマリー爪がプライマリーロック位置とプライマリー非ロック位置との間を移動するよう配置されるように、前記ハウジングと前記プライマリー爪とを作動的に一緒に取り付ける工程と、
    前記ハウジングとラチェットとを作動的に一緒に取り付ける工程と、
    前記スロット内にストライカを収容する工程と、
    閉位置で前記ストライカを前記ラチェット内に着座させる工程と、
    前記ラチェットを前記閉位置に保持する工程と、
    前記ラチェットが前記ストライカを解放して前記閉位置からオーバートラベル位置まで下方向に移動できるようにする工程と、を含む、ラッチ留め方法。
  19. セカンダリー爪がセカンダリーロック位置とセカンダリー非ロック位置との間を移動するよう配置されるように、前記セカンダリー爪を前記ハウジングに作動的に取り付ける工程と、前記プライマリー爪が前記プライマリーロック位置にあるときに、前記プライマリー爪によって前記ラチェットを第1のロック位置に保持する工程と、をさらに含み、前記ラチェットが前記第1のロック位置にあるとき、前記ストライカが前記ハウジングの前記閉じた底に向かって下方向に移動できるようにするために、前記ラチェットは前記オーバートラベル位置に移動できる、請求項18に記載の方法。
  20. 前記ラチェットが前記第1のロック位置から第2のロック位置まで移動して、前記プライマリー非ロック位置に移動している前記プライマリー爪に応答して前記セカンダリー爪によって前記第2のロック位置に保持されるように、爪解放部を動作させて前記プライマリー爪を前記プライマリーロック位置から前記プライマリー非ロック位置まで移動させる工程をさらに含む請求項19に記載の方法。
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