JP2016538932A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 撮影位置ごとに撮影対象の所定の目標領域に向けてＸ線を照射するＸ線照射部と；
   前記各撮影位置で前記目標領域を通過したＸ線を受光して前記目標領域のＸ線投影データを形成するＸ線感知部と；
   前記撮影対象の全領域がＸ線に照射されて画像情報を取得する１回の撮影中に、可変回転軸を中心に前記Ｘ線照射部及び前記Ｘ線感知部の少なくとも一つを回転移動させ、各撮影位置に前記Ｘ線照射部と前記Ｘ線感知部とが前記撮影対象を挟んで対向するように整列させる移動部と；
   前記１回の撮影中に、先撮影位置の第１目標領域の少なくとも一部が、後撮影位置の第２目標領域に向けて照射されたＸ線に重複照射されるように、予め設定された前記撮影位置ごとの前記目標領域の位置情報、前記可変回転軸の位置情報、前記Ｘ線照射部の位置情報及び前記Ｘ線感知部の位置情報を提供する位置情報提供部と；
   前記撮影位置ごとの前記目標領域の位置情報、前記Ｘ線照射部の位置情報及び前記Ｘ線感知部の位置情報に基づいて、前記Ｘ線照射部、前記Ｘ線感知部及び前記移動部を制御する制御部と；
   前記１回の撮影中に取得された投影データから前記撮影対象のＣＴ画像を形成する画像処理部と；を含んでなる、Ｘ線画像装置。
2. 前記各目標領域の大きさは前記撮影対象が投影された大きさの１／２よりも小さい、請求項１に記載のＸ線画像装置。
3. 前記Ｘ線画像装置は、ピクセルアレイからなる活性領域全体が、前記目標領域を透過したＸ線を受光し、受光したＸ線に対応する電気信号として前記Ｘ線投影データを提供するディテクターを含む、請求項２に記載のＸ線画像装置。
4. 前記Ｘ線画像装置は、
   前記１回の撮影中に取得された投影データから前記撮影対象のＣＴ画像を形成する画像処理部と、
   前記撮影対象のＣＴ画像を表示する表示部とをさらに含む、請求項３に記載のＸ線画像装置。
5. 前記Ｘ線画像装置は、
   前記ＣＴ画像上に位置情報の入力を受ける入力部をさらに含み、
   前記画像処理部は、前記入力された位置の断層画像を形成し、
   前記表示部は前記断層画像を表示する、請求項４に記載のＸ線画像装置。
6. 前記Ｘ線画像装置は歯科用Ｘ線画像装置であり、前記撮影対象は顎弓である、請求項４に記載のＸ線画像装置。
7. 前記Ｘ線画像装置は、
   前記顎弓のＣＴ画像上にレイヤー位置情報の入力を受ける入力部をさらに含み、
   前記画像処理部は前記レイヤーに対応する前記顎弓のパノラマ断層画像を形成し、
   前記表示部は前記パノラマ断層を表示する、請求項６に記載のＸ線画像装置。
8. 前記画像処理部は、
   全ての撮影位置に対応するピクセルアレイデータから前記撮影対象に対応する多数のボクセルに対する第１ボクセルデータを形成し、
   前記それぞれの撮影位置で前記Ｘ線の照射方向を基に多数のボクセルをなす各ボクセルのＸ線照射回数及びＸ線照射方向のうちの少なくとも一つに対する情報に基づいてボクセル補正値を算出し、前記算出されたボクセル補正値を前記第１ボクセルデータに反映して第２ボクセルデータを形成し、
   前記第２ボクセルデータから前記撮影対象のＣＴ画像を形成する、請求項１〜７のいずれか１項に記載のＸ線画像装置。