JP2016527247A5 - - Google Patents

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多くの純粋な単一酵素および3つの単一酵素の混合物は、1例では、EPIの処置のための臨床開発段階に入っている。これらは、組み換え型胆汁酸刺激リパーゼ(BSSL)(Exinalda(商標)/Kiobrina(登録商標))(母乳に含まれている組み換え型ヒトリパーゼ);Merispase(登録商標)(組み換え型イヌ胃リパーゼ);MS819(組み換え型リパーゼ);およびリプロタマーゼ(liprotamase)(微生物供給源から抽出し、化学的に架橋した、組み換え型細菌リパーゼ、プロテアーゼ、およびアミラーゼからなる混合物)である。これら実験上の治療は全て、これまでのところ、Zenpep(登録商標)またはUltresa(登録商標)などのブタの膵臓由来の市販の酵素抽出物に匹敵するレベルの処置効能を証明できていない。同様に、2011年1月12日のFDAの顧問会議では、パンクレリパーゼ抽出生成物で従来得られたものと比較して、脂肪の吸収係数(CFA)の増加に関するその低い効能により、リプロタマーゼの承認が反対された。
用語「リパーゼ」は、脂質のグリセロールおよび単純な脂肪酸への加水分解を触媒する酵素を指す。本発明に適したリパーゼの例として、限定するものではないが、動物のリパーゼ(たとえばブタのリパーゼ)、細菌のリパーゼ(たとえばシュードモナス(Pseudomonas)のリパーゼ、および/またはバークホルデリア(Burkholderia)のリパーゼ)、真菌のリパーゼ、植物のリパーゼ、組み換え型リパーゼ(たとえば培養物中の細菌、酵母、真菌、植物、昆虫、もしくは哺乳類の宿主細胞のいずれか1つから選択される適切な宿主細胞による組み換えDNA技術を介して生成されるか、または、天然に存在する配列と相同または実質的に同一であるアミノ酸配列を含む組み換え型リパーゼ天然に存在するリパーゼをコードする核酸と相同または実質的に同一である核酸によりコードされるリパーゼなどを含む)、合成リパーゼ、化学修飾されたリパーゼ、ならびにそれらの混合物が挙げられる。用語「脂質」は、脂肪、ワックス、ステロール、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E,およびKなど)、モノグリセリド、ジグリセリド、トリグリセリド、リン脂質などを含む天然に存在する分子を広く含む。
本発明の組成物は、好ましくは、単位服用量あたり少なくとも約650IU(USP法)、単位服用量あたり少なくとも約9,000IU、さらにより好ましくは、単位服用量あたり約20,000USP単位、約40,000USP単位、約60,000USP単位、約80,000USP単位、または約100,000USP単位のリパーゼを含む。
少なくとも約120USP IU/mgのリパーゼ比活性を有するHA−パンクレアチンは、溶媒でパンクレアチンを処理することを含む工程を使用して調製され、上記溶媒は、28〜45(MPa)0.5 ヒルデブラント溶解パラメータ(SP)を有し、上記溶媒は、1つの有機溶媒、または有機溶媒の混合物、または少なくとも1つの有機溶媒と水性溶媒との混合物であり、この工程は、低温、好ましくは室温を下回る温度で実行される。
1つの実施形態では、少なくとも約120USP IU/mgのリパーゼ比活性を有するHA−パンクレアチンは、溶媒でパンクレアチンを処理する工程を使用して調製され、上記溶媒は、28〜38(MPa)0.5 ヒルデブラント溶解パラメータ(SP)を有し、上記溶媒は、1つの有機溶媒、または有機溶媒の混合物、または少なくとも1つの有機溶媒と水性溶媒との混合物であり、工程が、低温、好ましくは室温を下回る温度で実行されている。
1つの特定の実施形態では、少なくとも約120USP IU/mgのリパーゼ比活性を有するHA−パンクレアチンは、溶媒でパンクレアチンを処理することを含む工程を使用して調製され、上記溶媒が、28〜34(MPa)0.5 ヒルデブラント溶解パラメータ(SP)を有し、上記溶媒は、1つの有機溶媒、または有機溶媒の混合物、または少なくとも1つの有機溶媒と水性溶媒との混合物であり、この工程は、低温、好ましくは室温を下回る温度で実行される。
別の特定の実施形態では、少なくとも約120USP IU/mgのリパーゼ比活性を有するHA−パンクレアチンは、溶媒でパンクレアチンを処理することを含む工程を使用して調製され、上記溶媒が、34〜38(MPa)0.5 ヒルデブラント溶解パラメータ(SP)を有し、上記溶媒は、1つの有機溶媒、または有機溶媒の混合物、または少なくとも1つの有機溶媒と水性溶媒との混合物であり、この工程は、低温、好ましくは室温を下回る温度で実行される。
別の実施形態では、少なくとも約120USP IU/mgのリパーゼ比活性を有するHA−パンクレアチンは、溶媒でパンクレアチンを処理することを含む工程を使用して調製され、上記溶媒が、34〜45(MPa)0.5 ヒルデブラント溶解パラメータ(SP)を有し、上記溶媒は、1つの有機溶媒、または有機溶媒の混合物、または少なくとも1つの有機溶媒と水性溶媒との混合物であり、この工程は、低温、好ましくは室温を下回る温度で実行される。
1つの特定の実施形態では、少なくとも約120USP IU/mgのリパーゼ比活性を有するHA−パンクレアチンは、溶媒でパンクレアチンを処理することを含む工程を使用して調製され、上記溶媒が、38〜45(MPa)0.5 ヒルデブラント溶解パラメータ(SP)を有し、上記溶媒は、1つの有機溶媒、または有機溶媒の混合物、または少なくとも1つの有機溶媒と水性溶媒との混合物であり、この工程は、低温、好ましくは室温を下回る温度で実行される。
ステップ1aは、好ましくは約60分間実行される。好ましい温度は4℃である。分離ステップ(ステップa2)は、遠心分離、沈降、または濾過などの異なる方法により実行され得る。乾燥ステップ(a3)は、たとえば、効率の高い乾燥器、真空ポンプ、凍結乾燥器で行うことができ、他の方法もまた使用できる。ステップa1の溶媒中のパンクレアチンの濃度は、好ましくは、0.050〜0.3mg/mL量、好ましくは0.065〜0.1mg/mLの量であり、好ましくは0.065mg/mLまたは0.1mg/mLである。
本発明の一実施形態(単一のステップ工程)では、28〜45(MPa)0.5のSPを有する溶媒でパンクレアチンを処理することは、以下の:a1)撹拌しながら溶媒にパンクレアチンを懸濁するステップと、a2)ステップa)の混合物の可溶部分(上清)から不溶部分(ペレット)で分離するステップと、a3)aで得た不溶部分を乾燥させるステップとを含み、上記ステップa1〜a3は、室温より低い温度で実行される。この工程の実行に適した温度は4℃である。
本発明の一実施形態(単一のステップ工程)では、34〜38(MPa)0.5のSPを有する溶媒でパンクレアチンを処理することは、以下の:a1)撹拌しながら溶媒にパンクレアチンを懸濁するステップと、a2)ステップaの混合物の可溶部分(上清)から不溶部分(ペレット)で分離するステップと、a3)ステップaで得た不溶部分を乾燥させるステップとを含み、ステップa1〜a3は、室温より低い温度で実行される。この工程の実行に適した温度は4℃である。
水性溶媒中のパンクレアチンは、0.050〜0.3mg/mL量、好ましくは0.1〜0.3mg/mL、好ましくは0または0.3mg/mLの量であり、有機溶媒は、好ましくはエタノールまたはアセトンのいずれかであり、水性溶媒は、好ましくはpH=4.0の緩衝液(10mMの酢酸塩緩衝液など)またはpH7の緩衝液(10mMのリン酸塩など)である。
水性溶媒中のパンクレアチンは、好ましくは、0.05〜0.3mg/mL量、好ましくは0.1〜0.3mg/mL、好ましくは0.1または0.3mg/mLの量で存在する。使用する溶媒のSPは、好ましくは38である。有機溶媒は、好ましくはエタノールまたはアセトンのいずれかであり、水性溶媒は、好ましくはpH=4.0の緩衝液(10mMの酢酸塩緩衝液など)またはpH7の緩衝液(10mMのリン酸塩など)である。
本発明の工程は、HA−パンクレアチンの滅菌、およびウイルスの不活性化またはウイルスの低下を含み得るが、これは濾過、加熱、照射(紫外線照射、X線照射、β線照射、およびガンマ線照射)、高圧処理および/またはβプロピオラクトン(propriolactone)(BPL)を使用するなどの核酸のアルキル化により、実行され得る。約18時間超、好ましくは18〜48時間、さらにより好ましくは18〜30時間といった適切な時間、85℃超、好ましくは85℃〜100℃などの温度での加熱は、ウイルス混入物の低減にも有効である。0.5重量%以下の残留水分を有する固体のHA−パンクレアチンに、低温での加熱(84℃、好ましくは80℃)を行ってもよい。
実験
材料
パンクレアリパーゼ(API、出発パンクレリパーゼまたはパンクレアチン、天然のパンクレリパーゼまたはパンクレアチン)は、Nordmarkにより提供される。これは、ブタ膵臓から抽出され、典型的にタンパク質を約30%含み(ブラッドフォード法で定量化)、94.4IU/mgのリパーゼ活性、253.2IU/mgのプロテアーゼ活性、420.3IU/mgのアミラーゼ活性を有し、P/L比は2.7、A/L比は4.5であり、水の含量は0.3である。この材料を、1次元および2次元の電気泳動、次いでMALDI TOF分析により解析して、パンクレリパーゼの構成成分を同定する(Mario Negri Institute, Milan, Italy)。この抽出物の2次元の電気泳動から、水に明らかに容易に可溶である画分の中に少なくとも50のタンパク質/ペプチドスポット、および水に明らかに容易に可溶ではない画分の中に30のタンパク質/ペプチドスポットが存在することが示される。溶解度の決定は、活性酵素がパンクレリパーゼの水不溶性成分の上に吸着し得る、またはパンクレリパーゼの水不溶性成分により捕捉され得るという事実により混同される。また溶解度は、pHの関数でもある。混合物中の個々のタンパク質に対応するスポット、および可溶性の高いまたは可溶性の低い画分を使用して調製したゲルの画像を、主なスポットを切断してウシのトリプシンで消化させ、かつマトリックス支援レーザー脱離イオン化−飛行時間型質量分析法(MALDI−TOF)および酵素電気泳動を使用して解析した後に解析する。ペプチド質量フィンガープリントを、ライブラリーの参照物質のフィンガープリントと比較し、アミラーゼ、リパーゼ、コリパーゼ、カルボキシペプチダーゼA1およびB、エラスターゼ2Aおよび1、キモトリプシン、トリプシン、およびホスホリパーゼA2を同定する。この抽出物は、明らかに、比較的粗製であり、多くの活性酵素種に加えて多くの外来性タンパク質を含む。
この工程の収率は、約37〜約56%の範囲である。収率%は、ステップa1.aで使用したパンクレリパーゼの理論上のリパーゼ活性に対する、ステップa2のペレットおよび上清の総リパーゼ活性であり、無処置の原材料の比活性(すなわち、標準的なUSP法に従って決定した94.4IU USP/mg)およびその初期重量を因数分解することにより計算される。
Figure 2016527247
濃縮係数(pH非依存的)は、ステップa2のペレットのリパーゼ活性と、出発パンクレアチン(94.4IU/mgである)のリパーゼ活性との比率を計算することにより決定する。この工程により最大2.5の濃縮係数が得られる。またこの濃縮は、HPLCプロファイル解析によっても確認される。
全工程の収率は73.1〜84.5の範囲にあり、複数のステップの工程を用いて得た収率よりも高い。収率%は、ステップa1.1で使用したパンクレアチンの理論上のリパーゼ活性に対する、ステップa2のペレットおよび上清の総リパーゼ活性であり、これは、出発材料(すなわち標準的なUSP法により決定した94.4IU USP/mg)の比活性およびその初期重量を因数分解することにより計算する。
Figure 2016527247
実施例9 精製したHA−パンクレアチン(試料20)の分析
HA材料を、消化能力に関して試験し、出発パンクレリパーゼと比較した。20mgのHA−パンクレアチンおよび50mgの出発パンクレリパーゼ(2300IU USPリパーゼに対応)を、それぞれ1mLの脱イオン水に懸濁し、50mLの腸溶製剤Peptamen Junior 1.0に37℃で添加し、100rpmで、60分、120分、および240分間撹拌する。消化試験を、1時間後、2時間後、および4時間後に行う。この試験を、各パンクレリパーゼの試料で6回繰り返した。

Claims (34)

  1. 高活性パンクレアチン(HA−パンクレアチン)であって、前記パンクレリパーゼが、少なくとも約120USP IU/mgのリパーゼ比活性を有する、高活性パンクレアチン。
  2. 少なくとも約150USP IU/mgのリパーゼ比活性を有する、請求項1に記載のパンクレアチン。
  3. 少なくとも約200USP IU/mgのリパーゼ比活性を有する、請求項1に記載のパンクレアチン。
  4. 少なくとも約500USP IU/mgのリパーゼ比活性を有する、請求項1に記載のパンクレアチン。
  5. 請求項1、2、3、または4に記載のHA−パンクレアチンを含む高力価医薬組成物。
  6. 前記パンクレアチンがブタ由来である、請求項1、2、3、4、または5に記載の組成物。
  7. 単位服用量あたり少なくとも約9,000USP IU、約20,000USP IU、約40,000USP IU、約60,000USP IU、約80,000USP IU、または約100,000USP IUのリパーゼを含む、請求項5または6に記載の組成物。
  8. 複数のコーティングされたHA−パンクレアチン粒子を含み、前記粒子が少なくとも1つの腸溶性ポリマーでコーティングしたコアを含む、請求項7に記載の組成物。
  9. 粉剤、ペレット、マイクロスフェア、カプセル、分包包装、錠剤、液体懸濁物、または液体溶液の形態である、請求項5、6、7、または8に記載の組成物。
  10. 少なくとも約120USP IU/mgのリパーゼ比活性を有するHA−パンクレアチンの調製のための工程であって、28〜45(MPa)0.5 ヒルデブランド溶解パラメータを有する溶媒でパンクレアチンを処理することを含み、前記溶媒が、1つの有機溶媒、または有機溶媒の混合物、または少なくとも1つの有機溶媒と水性溶媒との混合物であり、前記工程の温度が室温を下回る、工程。
  11. 前記溶媒のヒルデブランド溶解パラメータの範囲が、28〜38(MPa)0.5 、34〜38(MPa) 0.5 、34〜45(MPa) 0.5 および38〜45(MPa) 0.5 からなる群より選択される、請求項10に記載の工程。
  12. 少なくとも約150USP IU/mgのリパーゼ比活性を有するパンクレアチンの調製のための、請求項10、または1に記載の工程。
  13. 少なくとも約200USP IU/mgのリパーゼ比活性を有するパンクレアチンの調製のための、請求項10、または1に記載の工程。
  14. 少なくとも約250USP IU/mgのリパーゼ比活性を有するパンクレアチンの調製のための、請求項10、または1に記載の工程。
  15. a1)34〜45(MPa)0.5 ヒルデブランド溶解パラメータを有する溶媒にパンクレアチンを懸濁するステップであって、前記溶媒が、1つの有機溶媒、または有機溶媒の混合物、または少なくとも1つの有機溶媒と水性溶媒との混合物である、ステップと、
    a2)前記ステップa1)の混合物の可溶部分から不溶部分を分離するステップと、
    a3)前記ステップa2)で得られた不溶部分を乾燥させるステップと
    を含み、
    前記工程で、温度が室温を下回る、
    請求項10に記載の工程。
  16. ステップa)が、約30分間実行され、工程の温度が4℃である、請求項15に記載の工程。
  17. 前記溶媒が、少なくとも1つの有機溶媒と水性溶媒との混合物であり、ステップa1が、以下の、
    a1.1)撹拌しながら水性溶媒にパンクレアチンを懸濁するステップと、
    a1.2)前記ステップa)の懸濁物に前記1つの有機溶媒またはその混合物を添加するステップと
    を含み、
    前記工程の温度が室温を下回る、
    請求項10、15、または16に記載の工程。
  18. 前記溶媒が、少なくとも1つの有機溶媒と水性溶媒との混合物であって、ステップa1)が、
    a1.1)撹拌しながら前記水性溶媒にパンクレアチンを懸濁するステップと、
    a1.2)前記ステップa1.1の可溶部分を不溶部分から分離するステップと、
    a1.3)前記ステップa1.2)の可溶部分に前記1つの有機溶媒またはその混合物を添加するステップと
    を含み、
    前記工程の温度が室温を下回る、
    請求項17に記載の工程。
  19. ステップa1.3)が、約30分間実行され、工程の温度が4℃である、請求項18に記載の工程。
  20. 前記ステップa1.1のパンクレアチンが、0.05〜0.3mg/mL量で存在する、請求項1718、または19に記載の工程。
  21. 前記溶媒が、38(MPa)0.5のヒルデブラント溶解パラメータを有する、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、または0に記載の工程。
  22. 前記有機溶媒が、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、ジエチルエーテル、シクロヘキサン、四塩化炭素、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、クロロホルム、トリクロロエチレン、アセトン、ジメチルホルムアミド、n−プロパノール、イソプロパノール、エタノール、ジメチルスルホキシドブチルアルコール、メタノール、アセトニトリル、ジオキサン、および塩化メチレン(methylenchloride)の群から選択される、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、または1に記載の工程。
  23. 前記有機溶媒が、アセトン、イソプロパノール(isoprapanol)、およびエタノールの群から選択される、請求項22に記載の工程。
  24. 前記水性溶媒が、緩衝溶液である、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、または2に記載の工程。
  25. 前記緩衝溶液が、pH=7またはpH=4を有する、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、または4に記載の工程。
  26. 前記有機溶媒がアセトンであり、前記水性溶媒が、pH=7の緩衝溶液である、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、または4に記載の工程。
  27. 前記有機溶媒がエタノールであり、前記水性溶媒が、pH=7の緩衝溶液である、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、または4に記載の工程。
  28. 前記有機溶媒がアセトンであり、前記水性溶媒が、pH=4の緩衝溶液である、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、または4に記載の工程。
  29. 前記有機溶媒がエタノールであり、前記水性溶媒が、pH=4の緩衝溶液である、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、または4に記載の工程。
  30. 前記溶媒が、38(MPa)0.5のヒルデブラント溶解パラメータを有し、前記ステップa)のパンクレアチンが、0.1mg/mLの濃度である、請求項26、27、28、または29に記載の工程。
  31. 前記溶媒が、38(MPa)0.5のヒルデブラント溶解を有し、前記ステップa1のパンクレアチンが、0.3mg/mlの濃度で存在する、請求項26、27、28、または29に記載の工程。
  32. 微生物および/またはウイルスのを低減するステップを含む、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、または1に記載の工程。
  33. 前記細菌および/またはウイルスのの低減を、濾過、加熱、電離放射線、高圧、またはアルキル化により実行する、請求項32に記載の工程。
  34. 膵酵素不全に関連する生理学的な病態にある患者処置において使用するための請求項5、6、7、8、または9に記載の組成物であって、薬学的に許容可能な量の前記組成物を前記患者に投与するための組成物
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