JP2016525097A5

JP2016525097A5 -

Info

Publication number: JP2016525097A5
Application number: JP2016524936A
Authority: JP
Filing date: 2014-07-11
Publication date: 2017-08-10
Anticipated expiration: 2034-07-11

Claims

黒色腫を治療するための医薬組成物であって、式Ｉ
（式中、Ａｒはフェニルであり、このフェニルは、塩素およびトリフルオロメチルから選択される１または２つの異なる置換基で置換されている）
の化合物または薬学的に許容されるその塩から選択されるＣＤＫ（サイクリン依存性キナーゼ）阻害剤の治療有効量と、ＢＲＡＦ（セリン−トレオニンタンパク質キナーゼＢ−ｒａｆ）阻害剤またはＭＥＫ（マイトジェン活性化タンパク質キナーゼ）阻害剤から選択される少なくとも１種の抗がん剤の治療有効量を含む、医薬組成物。
ＣＤＫ阻害剤が、式Ｉ（式中、フェニル基は、塩素およびトリフルオロメチルから選択される２つの異なる置換基で置換されている）の化合物または薬学的に許容されるその塩である、請求項１に記載の医薬組成物。
ＣＤＫ阻害剤が（＋）−ｔｒａｎｓ−２−（２−クロロ−４−トリフルオロメチルフェニル）−５，７−ジヒドロキシ−８−（２−ヒドロキシメチル−１−メチル−ピロリジン−３−イル）−クロメン−４−オン塩酸塩（化合物Ａ、ボルシクリブとも呼ばれる）である、請求項２に記載の医薬組成物。
ＢＲＡＦ阻害剤またはＭＥＫ阻害剤が、Ｖ６００変異形態のＢＲＡＦの阻害剤である、請求項１に記載の医薬組成物。
ＢＲＡＦ阻害剤が、Ｖ６００Ｅ変異形態のＢＲＡＦの阻害剤である、請求項４に記載の医薬組成物。
ＢＲＡＦ阻害剤が、ソラフェニブ、ベムラフェニブ、ＧＤＣ−０８７９、ダブラフェニブ、ＰＬＸ４７２０、ＢＭＳ−９０８６６２、ＬＧＸ８１８、ＰＬＸ３６０３、ＡＲＱ−７３６、ＤＰ−４９７８またはＲＡＦ２６５から選択される、請求項１に記載の医薬組成物。
ＢＲＡＦ阻害剤がベムラフェニブである、請求項４から６のいずれか一項に記載の医薬組成物。
ＢＲＡＦ阻害剤がダブラフェニブである、請求項４から６のいずれか一項に記載の医薬組成物。
ＭＥＫ阻害剤が、Ｖ６００ＥまたはＶ６００Ｋ変異形態のＢＲＡＦの阻害剤である、請求項１または４に記載の医薬組成物。
ＭＥＫ阻害剤が、セルメチニブ、ビニメチニブ、ＰＤ−０３２５９０１、トラメチニブ、コビメチニブ、レファメチニブ、ピマセルチブ、ＴＡＫ−７３３またはＷＸ−５５４から選択される、請求項１に記載の医薬組成物。
ＭＥＫ阻害剤がトラメチニブである、請求項９または１０に記載の医薬組成物。
前記ＣＤＫ阻害剤と、ＢＲＡＦ阻害剤またはＭＥＫ阻害剤から選択される前記少なくとも１種の抗がん剤とが、それを必要とする対象に同時に投与される、請求項１から１１のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記ＣＤＫ阻害剤と、ＢＲＡＦ阻害剤またはＭＥＫ阻害剤から選択される前記少なくとも１種の抗がん剤とが、それを必要とする対象に逐次的に投与される、請求項１から１１のいずれか一項に記載の医薬組成物。
黒色腫が非難治性黒色腫である、請求項１に記載の医薬組成物。
黒色腫が非難治性ＢＲＡＦ変異型黒色腫である、請求項１４に記載の医薬組成物。
黒色腫が非難治性ＢＲＡＦＶ６００変異型黒色腫である、請求項１５に記載の医薬組成物。
黒色腫が、非難治性ＢＲＡＦＶ６００ＥまたはＢＲＡＦＶ６００Ｋ変異型黒色腫である、請求項１６に記載の医薬組成物。
黒色腫が再発性または難治性黒色腫である、請求項１に記載の医薬組成物。
黒色腫が、再発性または難治性ＢＲＡＦ変異型黒色腫である、請求項１８に記載の医薬組成物。
黒色腫が、再発性または難治性ＢＲＡＦＶ６００変異型黒色腫である、請求項１９に記載の医薬組成物。
黒色腫が、再発性または難治性ＢＲＡＦＶ６００Ｅ黒色腫またはＢＲＡＦＶ６００Ｋ変異型黒色腫である、請求項２０に記載の医薬組成物。
黒色腫が転移性黒色腫である、請求項１に記載の医薬組成物。
黒色腫が転移性ＢＲＡＦ変異型黒色腫である、請求項２２に記載の医薬組成物。
黒色腫が転移性ＢＲＡＦＶ６００変異型黒色腫である、請求項２３に記載の医薬組成物。
黒色腫が転移性ＢＲＡＦＶ６００Ｅ黒色腫またはＢＲＡＦＶ６００Ｋ変異型黒色腫である、請求項２４に記載の医薬組成物。