JP2016523849A5

JP2016523849A5 -

Info

Publication number: JP2016523849A5
Application number: JP2016518420A
Authority: JP
Filing date: 2014-06-03
Publication date: 2017-07-13

Claims

被検体の前立腺癌を処置するか、または、その重症度を低下させるための医薬製剤であって、
Ｇａｎｏｄｅｒｍａｌｕｃｉｄｕｍ、Ｓａｌｖｉａｍｉｌｔｉｏｒｒｈｉｚａ、およびＳｃｕｔｅｌｌａｒｉａｂａｒｂａｔａの非アルコール性の有機媒体中の２つ以上の抽出物を含む有効な量の植物組成物であって、それぞれの抽出物が約１０乃至約５０重量パーセントのＧａｎｏｄｅｒｍａｌｕｃｉｄｕｍとＳｃｕｔｅｌｌａｒｉａｂａｒｂａｔａ、および約１乃至約１０重量パーセントのＳａｌｖｉａｍｉｌｔｉｏｒｒｈｉｚａを含み、植物組成物が前立腺癌に関連した症状を減らすのに有効な量である、有効な量の植物組成物、ならびに、
有効な量のドセタキセルを含み、
ドセタキセルと植物組成物の同時投与は結果として、いずれか一方の薬剤のみの投与よりも毒性と副作用を減少させる、
医薬製剤。
前立腺癌の症状は前立腺腫瘍の大きさ、前立腺癌組織の成長速度、および前立腺特異性抗原（ＰＳＡ）のレベルから選択される、請求項１に記載の医薬製剤。
前立腺腫瘍はアンドロゲン依存性の腺癌である、請求項２に記載の医薬製剤。
ドセタキセルと植物組成物は植物組成物の毎日の投与と一定の期間にわたるドセタキセルの周期的な投与に適切な量である、請求項１に記載の医薬製剤。
期間は３週である、請求項４に記載の医薬製剤。
抽出物は酢酸エチルエステルで作られる、請求項５に記載の医薬製剤。
植物組成物は、２％ｗ／ｗのＳａｌｖｉａｍｉｌｔｉｏｒｒｈｉｚｚａ抽出物を含む、請求項１に記載の医薬製剤。
植物組成物は更に、乳化剤、界面活性剤、酸化防止剤、および希釈剤の１つ以上を含む、請求項１に記載の医薬製剤。
乳化剤は脂肪酸、脂肪酸のポリオキシエチレングリセリンエステル、ポロオキシル化ヒマシ油、エチレングリコールエステル、脂肪酸のプロピレングリコールエステルグリセリルエステル、ソルビタンエステル、ポリグルセリルエステル、脂肪族アルコールエトキシレート、エトキシル化プロポキシル化ブロックコポリマー、脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、クレモフォール、モノカプリル酸グリセリン／カプリン酸グリセリン、クレモフォールＥＬ、オレイン酸、ラブラゾル、Ｇｅｌｕｃｉｒｅ、Ｃａｐｒｙｏｌ、Ｃａｐｔｅｘ、Ａｃｃｏｎｏｎ、トランスクトール、およびトリアセチンの１つ以上から選択される、請求項８に記載の医薬製剤。
酸化防止剤はアスコルビン酸とαトコフェロールから選択される、請求項８に記載の医薬製剤。
希釈剤は大豆油である、請求項８に記載の医薬製剤。
ドセタキセルは静脈内投与されるように処方され、植物組成物は経口で投与されるように処方される、請求項１に記載の医薬製剤。
前立腺癌は去勢抵抗性前立腺癌である、請求項１に記載の医薬製剤。
前立腺癌はアンドロゲン感受性前立腺癌である、請求項１に記載の医薬製剤。
ドセタキセルは治療用量未満である、請求項１に記載の医薬製剤。
植物組成物は、１０％、１５％、２０％、３０％、３３％、３５％、４０％、４２％、４４％、４５％、４６％、４６．５％、４７％、４７．５％、４８％、４８．５％、４９％、４９．５％、および５０％から選択される有効な量のＧａｎｏｄｅｒｍａｌｕｃｉｄｕｍ抽出物を含む、請求項１に記載の医薬製剤。
植物組成物は、１０％、１５％、２０％、３０％、３３％、３５％、４０％、４２％、４４％、４５％、４６％、４６．５％、４７％、４７．５％、４８％、４８．５％、４９％、４９．５％、および５０％から選択される有効な量のＳｃｕｔｅｌｌａｒｉａｂａｒｂａｔａ抽出物を含む、請求項１に記載の医薬製剤。
植物組成物は、１％、１．５％、２％、２．５％、３％、３．５％、４％、４．５％、５％、５．５％、６％、６．５％、７％、７．５％、８％、８．５％、９％、９．５％、および１０％から選択される有効な量のＳａｌｖｉａｍｉｌｔｉｏｒｒｈｉｚａ抽出物を含む、請求項１に記載の医薬製剤。