JP2016520507A - オクタクロロトリシランなどの高級ポリクロロシランの分解によるヘキサクロロジシランの製造方法 - Google Patents

オクタクロロトリシランなどの高級ポリクロロシランの分解によるヘキサクロロジシランの製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、ポリクロロシランのヘキサクロロジシランへの転化方法であって、少なくとも1種の三量体のポリクロロシランまたはより高分子のポリクロロシランとの混合物における三量体のポリクロロシランをガス放電にさらし、そしてヘキサクロロジシランが形成および単離される前記転化方法に関する。

Description

本発明は、ポリクロロシランのヘキサクロロジシランへの転化方法であって、少なくとも1種の三量体のポリクロロシランまたはより高分子のポリクロロシランとの混合物における三量体のポリクロロシランをガス放電にさらし、そしてヘキサクロロジシランが形成および単離される前記転化方法に関する。
WO2008/098640は、より高級のシランを、四塩化ケイ素および水素含有シラン、例えばトリクロロシランからプラズマ反応器中で製造するための方法を開示している。この方法ではヘキサクロロジシランが高収率で得られるとはいえ、副生成物として、従来から処理が面倒であったオクタクロロトリシラン(OCTS、Si3Cl8)も得られる。
DE3126240A1は、ヘキサクロロジシランよりも分子量が高いポリクロロシランを不活性雰囲気下で真空中、500〜1450℃の温度でシリコンの堆積のために高温分解することを開示している。
WO20002012122は、多結晶シリコンの製造の排ガスからのヘキサクロロジシランの堆積を開示している。
ヘキサクロロジシランの熱的製造における問題は、同様に、形成されるより高級のポリクロロシラン、例えばSi4Cl10またはより高分子のポリクロロシランである。それというのも、それらは処理が面倒な廃棄物流だからである。とりわけ部分酸化および/または部分加水分解された誘導体、例えばヘキサクロロジシロキサンは、可燃性であり、衝撃感受性であり、かつ爆発性である。従って、その形成および取り扱いは、設備の安全性とそれに伴う運用コストに関して明らかにコストを高める。
US2002/0187096は、トリクロロシランから水素の存在下で、テトラクロロシランおよび600℃〜1200℃の間の高い温度でモノシランへと分解するジシランを形成しつつシリコンを形成することに関する。
種々のポリシラン化合物クラス、つまり鎖を形成するSinCl2n+2の同族列ならびにSinCl2nと一緒に環もしくはポリマーを形成するポリシランも重要であり、またSiCl1.5などのより低い塩素含量を有する塩化ケイ素も重要である。
これらの全ての方法に共通しているのは、ヘキサクロロジシランの製造のための大工業的な方法ではないことである。それというのも、それがシリコン堆積の回収された副生成物であるか、または単離できない中間生成物であるか、または炭素もしくは金属、例えば塩化チタン、塩化アルミニウムで大いに汚染されたクロロシランであるからである。
本発明の課題は、ポリクロロシランの分解のための経済的方法であって、触媒を用いることなく、比較的低温で、好ましくは本質的に非熱的条件で分解を可能にし、同時に好ましくは高純度のヘキサクロロジシランを提供することを可能にする前記方法を開発することであった。こうして製造されたヘキサクロロジシランは、特にホウ素、リン、炭素および/または異種金属についての不純物の点で超高純度であるべきである。望まれるのは、100質量ppm以下の、好ましくは75質量ppm以下の上述の不純物の全含量を有するヘキサクロロジシランである。
前記課題は、請求項1、14および15の特徴に相当する、本発明による方法、本発明により製造されるヘキサクロロジシランも、本発明による使用によっても解決される。
驚くべきことに、オクタクロロトリシラン(OCTS)は、ガス放電の条件下で、特に非熱的プラズマ中で、HClの存在下に選択的にヘキサクロロジシラン(HCDS)およびトリクロロシランに分解できることが判明した。理想的には、以下の式:
Si3Cl8+HCl→Si2Cl6+HSiCl3
をもとに転化を表すことができる。
ガス放電の転化生成物は、凝縮され、そしてヘキサクロロジシラン(HCDS)は、蒸留後に超高純度で得ることができる。
従って、本発明の主題は、ポリクロロシラン、特にオクタクロロトリシランの含量を有するポリクロロシランのヘキサクロロジシランへの転化方法であって、前記ヘキサクロロジシランは、好ましくは少なくとも99.9質量%の含量で、特に有利には得られた反応生成物または分解生成物の蒸留による後処理後に得ることができる前記転化方法である。前記ポリクロロシランは、好ましくは10ppm未満の炭素含量を、好ましくは炭素の検出について通常使用されるICP−MS、ICP−OESまたは29Si−NMR分光分析法の検出限界未満の炭素含量を有する。前記ポリクロロシランは、以下に挙げられる不純物の含量を100質量ppm未満で、特にホウ素、リンおよび異種金属から選択される不純物の含量を100質量ppm未満で有する。
同様に、本発明の主題は、ポリクロロシランのヘキサクロロジシランへの転化方法ならびにこの方法により得られたヘキサクロロジシランであって、少なくとも1種の三量体のポリクロロシラン、特にガス状の三量体のポリクロロシラン、またはより高分子のポリクロロシランとの混合物における三量体のポリクロロシランを、特にガス状で、ガス放電に、特に非熱的プラズマにさらし、ヘキサクロロジシランが得られる前記転化方法であり、好ましくは前記転化は、塩化水素の存在下で、特に有利には三量体のポリクロロシランを塩化水素に対して過剰に用いて、例えば約2:1からほぼ等モル比までの三量体ポリシランおよび塩化水素の比率を用いて行われる。更に、ポリシランが、転化のために非熱的プラズマ中で塩化水素の存在下に事前に気相に変換された場合に有利である。
ポリクロロシランとは、
a)三量体のポリクロロシランまたは同義にクロロトリシラン、特に100質量ppm未満の不純物から検出限界までの、もしくは0.001質量pptまでの不純物を有する純粋なクロロトリシラン、および/または好ましくは10質量%から100質量%までの、例えば10%から99.999999%までの間の、特に20質量%から100質量%までの、特に有利には25質量%から100質量%までの、更に有利には25質量%から99.9質量%までのクロロトリシランの含量を有するポリクロロシラン、その際、該ポリクロロシランは、好ましくは91質量%を上回り100質量%までの、好ましくは95質量%から99.999999質量%までのオクタクロロトリシランの含量を有する純粋なオクタクロロトリシランであり、および/または
b)三量体のポリクロロシランとより高分子のポリクロロシラン、例えばクロロジシラン、クロロトリシラン、特にオクタクロロトリシラン、クロロテトラシラン、クロロペンタシラン、クロロヘキサシランならびに7個より多くのケイ素原子を有するより高分子のクロロシランから選択されるクロロシランを含む混合物、その際、前記クロロシランは線状、分岐状またはまた環状に構成されていてよく、ペルクロロシランが有利であり、その際、より高分子のポリクロロシランの混合物中のヘキサクロロジシランの含量は、好ましくは10質量%未満で0.000001質量%までである
を言う。
上述のクロロシランは、一般的に、塩素置換基の他に、水素を含み、例えばHm*Sin*Cl(2n*+2)-m*および/またはHm*Sin*Cl(2n*)-m*であり、その際、それぞれ独立して、n*は2以上であり、特にn*は、2以上で20までであり、および/またはそれぞれ独立して、m*は1以上であり、特にm*は、1以上で10までである。
特に好ましくは、ポリクロロシランとしては、一般式I
I SinCl2n+2
[式中、nは、2以上であり、特にnは、2以上で100までであり、好ましくはnは2以上で50までであり、特に好ましくはnは2以上であり10までである]の、直鎖も分枝鎖状も形成しうる化合物、ならびに環またはポリマーを形成する一般式II
II SinCl2n
[式中、nは、3以上であり、特にnは、4以上で100までであり、特にnは4以上で50までであり、特に有利にはnは、4以上で10までである]を有する化合物も、一般式III
III SinCl1.5n
[式中、nは、4または5以上であり、特にnは6以上で200までであり、好ましくはnは、8以上で100までである]によるより低い塩素含量を有するポリクロロシランも当てはまる。
本発明による方法の大きな利点は、これらの混合物を、個々の化合物の蒸留分離による事前の精製なしにプラズマに供給することができるという点にある。
より高分子のポリクロロシランとは、特に有利には、3個より多くのケイ素原子を有するあらゆるポリクロロシランが当てはまり、例えば式I、IIおよび/またはIIIに相応してnが4以上、特にnが4以上で200までのものが当てはまる。同様に有利なより高分子のポリクロロシランは、3個より多くのケイ素原子を有するポリクロロシランを含み、10質量%未満で0.000001質量%までのヘキサクロロジシランの含量を有する。
三量体のポリクロロシランとは、それぞれ直接的に単結合を介して互いに共有結合された3個のケイ素原子および少なくとも1つの塩素置換基を有するポリクロロシラン、例えばクロロトリシラン、すなわち式IまたはIIに従いnが3であるもの、例えばCl3Si−SiCl2−SiCl3が当てはまり、その際、残りの自由原子価は水素またはホウ素で、好ましくは水素で飽和されている。三量体のポリクロロシラン、例えばクロロトリシラン、本発明によればオクタクロロトリシラン(OCTS)が特に有利である。
特に有利には、本発明による方法においては、ポリクロロシランとして、高純度のポリクロロシランが使用され、ポリクロロシラン中に100質量ppm未満の不純物を有する、好ましくは少なくとも99.99質量%のポリクロロシランの含量を有するポリクロロシランが使用され、その際、ホウ素、リン、炭素および異種金属から選択される1種、複数種もしくは全ての元素の不純物、特にホウ素、リン、炭素、アルミニウム、カルシウム、鉄、ニッケル、チタンおよび亜鉛から選択される元素の不純物は合計で100質量ppm未満である。更に有利には、本発明による方法においては、ポリクロロシランとしてポリペルクロロシランが使用され、好ましくは、100質量ppm未満で検出限界までの、または以下の定義による0.001質量pptまでの不純物を有する高純度のポリペルクロロシランが使用される。
上述の不純物を当業者はICP−MS、ICP−OESまたは29Si−NMR分光分析法によって測定する。ところが、そのような方法の検出限界は時として不十分であるので、DE102010002342A1に記載されるその他の方法も使用される。この特許出願の開示内容が明示的に指摘される。
本方法では、不純物は異種原子によって直接測定されず、該当するシランから製造されるシリコン層の物理特性、すなわち当業界で十分に規定される比抵抗の測定によって間接的に測定される。
本発明により前駆体または前駆体の混合物として使用される1種以上のシランから堆積プロセスにおいてシリコン層を形成するときに、シリコン層中の不純物は異種原子として見出される。これらは電荷担体を放出するか、またはシリコン層のケイ素格子から電荷担体を誘発するため、比抵抗に影響が及ぼされる。電荷担体の密度は、しかし広い範囲において一義的に異種原子の濃度に依存する。従ってシリコン層中の比抵抗の測定値は、1種または複数種のシランにおける不純物の含量の推論を可能にする。
抵抗および層厚の測定は、いわゆるSRP法(拡がり抵抗プローブ(spreading resistance probe))によって行われる。この方法では、上述のシリコン層を、基板上に、例えば市販の定義された様式で調製されたシリコンウェハ上に作成し、その被覆された基板の一部を規定の角度のもとに基板に至るまで面取りすることで異形材を得る。
抵抗測定は、この異形材に対して、層厚の関数として2つのプロープ先端によって行われる。前記先端は、該異形材全体を一定の間隔で走査し、それぞれの場所の抵抗値が得られる。面取り角と経路長さによって層厚も計算できる。この測定方法は多くの規格に詳細に記載されており、上記の方法様式を規定している。該測定方法においては、当業者は、例えばSEMI規格のMF672およびMF674またはASTM F 672−80に準拠する。
本発明による方法においては、特に有利には、ポリクロロシラン、略してPCSが、特にオクタクロロトリシランが、またはオクタクロロトリシランがより高分子のポリクロロシラン、好ましくはポリペルクロロシランとの混合物で使用され、その際、前記ポリクロロシランは、20質量%から99.9999質量%までの間のオクタクロロトリシランの含量を有し、有利には91質量%から99.9999999質量%までのオクタクロロトリシランの含量を有し、前記ポリクロロシランは、1種、複数種、または全ての以下の元素の以下の不純物プロファイルを有する。この不純物プロファイルが存在するときに、ポリクロロシランは、本発明の範囲において、「高純度のポリクロロシラン」と呼ばれる:
a. 5質量ppm未満の、または5質量ppmから0.0001質量pptまでの、有利には3質量ppmから0.0001質量pptまでのアルミニウム、および/または
b. 10質量ppm未満の、または10質量ppmから0.0001質量pptまでの、有利には5質量pptから0.0001質量pptまでの、更に有利には3質量ppmから0.0001質量pptまでのホウ素、および/または
c. 2質量ppm未満の、有利には2質量ppmから0.0001質量pptまでのカルシウム、および/または
d. 20質量ppm以下の、有利には10質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には0.6質量ppmから0.0001質量pptまでの鉄、および/または
e. 10質量ppm以下の、有利には5質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には0.5質量ppmから0.0001質量pptまでのニッケル、および/または
f. 10質量ppm未満の、有利には10質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には5質量ppmから0.0001質量pptまでの、殊に有利には3質量ppmから0.0001質量pptまでのリン、および/または
g. 2質量ppm以下の、有利には1質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には0.6質量ppmから0.0001質量pptまでの、殊に有利には0.1質量ppmから0.0001質量pptまでのチタン、および/または
h. 3質量ppm以下の、有利には1質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には0.3質量ppmから0.0001質量pptまでの亜鉛、および
i. 炭素、その際、炭素は、不純物a.からh.までの合計に加算される濃度で含まれている。こうして得られた値は、100質量ppm未満である。好ましくは、この値は、100質量ppmから0.001質量pptまでであり、更に有利には50質量ppm未満、特に有利には50質量ppmから0.001質量pptまでの、更に特に有利には10質量ppmから0.001質量pptまでの、更に特に有利には5質量ppm未満、殊に有利には5質量ppmから0.001質量pptまでである。
該方法の実施のためには、上述の特徴に加えて、ガス放電が非熱的プラズマであり、特に有利にはガス放電がオゾン発生器中で行われることが更に有利である。プラズマ中のガス放電は、少なくとも1種の不活性ガスまたはキャリヤーガスを用いずにまたは用いて行うことができる。
ポリクロロシランの蒸発を支援するために、不活性ガス、例えばアルゴンまたは他の通例の不活性ガスを使用することが更に有利なことがある。
同様に、本発明による方法において、少なくとも1種の三量体のポリクロロシラン、好ましくはオクタクロロトリシラン、または三量体のポリクロロシラン、特にオクタクロロトリシランを、より高分子のポリクロロシラン、特にペルクロロシランおよび/または水素置換および塩素置換されたポリクロロシランとの混合物において、塩化水素の存在下でガス放電にさらすことが有利である。その場合に、前記転化を高純度の塩化水素ガス、好ましくは100質量ppm未満で1質量ppbまでの、特に100質量ppb未満で1質量ppbまでの異種元素または異種分子についての不純物を有する塩化水素ガスを用いて行うことが特に有利である。異種元素または異種分子とは、塩化水素に相当するものではないあらゆる化学的元素、塩および分子を言う。
更に、本方法における転化を真空中で、特に1bar(絶対圧)未満で、好ましくは10-3〜1000mbar(絶対圧)、特に有利には1〜1000mbar(絶対圧)、更に有利には1〜500mbar(絶対圧)、好ましくは10〜200mbar(絶対圧)、特に好ましくは10〜100mbar(絶対圧)、より好ましくは約50mbar(絶対圧)±10mbar(絶対圧)で行うことが有利である。
本発明の方法によれば、ポリクロロシランとして高純度のポリクロロシラン、好ましくは98質量%から99.9999質量%のポリクロロシランの含量を有する、しかし特に2質量%未満の、好ましくは100質量ppm未満の不純物の含量を有するポリクロロシランが使用されることが更に特に有利である。その場合に、高純度のポリクロロシランとして、80質量%から99.9999質量%までのオクタクロロトリシランの含量を有するオクタクロロトリシラン、特に高純度のオクタクロロトリシラン、好ましくは100質量ppm未満の不純物を有するオクタクロロトリシランが使用されることが有利である。不純物とは、ポリクロロシランに相当するものではないあらゆる化学的元素、分子またはイオンを言う。
同様に、本発明の主題は、本方法で使用されるポリクロロシランが、テトラクロロシランと水素との非熱的プラズマ中での反応に由来するか、またはテトラクロロシランとメチルトリクロロシランとの反応に由来するものであり、かつジシランおよびモノシラン化合物から蒸留により分離されたものであることである。好ましくは、前記ポリクロロシランは、非熱的プラズマ中での、テトラクロロシランと水素との反応またはテトラクロロシランとメチルトリクロロシランとの反応からの反応生成物の蒸留の缶出物であって、特にジシランおよびモノシラン化合物の蒸留による分離の後の缶出物である。有利には、WO2008/098640の開示により発生される副生成物のOCTSは第一の精製ステップにおいて、そこに開示された方法によりまとめて真空蒸留によって分離され、その後に、オクタクロロトリシランおよび/またはより高分子のポリクロロシランを含む得られたポリクロロシランは真空中で気相に変換され、そして塩化水素流と混合され、ポリクロロシラン(PCS)および塩化水素ガスを含む得られた全ガス流は、ガス放電に、特に非熱的プラズマにさらされる。
従って、本発明による方法は、好ましくは
1)テトラクロロシランと水素とを非熱的プラズマ中で反応させるステップ、
2)ジシラン化合物およびモノシラン化合物を蒸留により分離して、缶出物としてポリクロロシランを得るステップ、
3)ポリシランを塩化水素の存在下で非熱的プラズマ中で反応させて、ヘキサクロロジシランを得て、特にヘキサクロロジシランを単離するステップ、および場合により
4)易揮発性化合物、例えばトリクロロシランまたは一般的にモノシラン化合物を蒸留により分離し、ヘキサクロロジシランを蒸留により分離し、そして場合により更に高沸点のポリクロロシランを缶出物中に得て、それを好ましくは塩化水素の存在下での前記転化または分解に再び供給するステップ、
を含みうる。
未反応のポリクロロシラン、特に一般式I、IIおよび/またはIIIのポリクロロシランは、必要に応じてガス放電、好ましくは非熱的プラズマに再び供給してよい。ポリクロロシランの、特にオクタクロロトリシランのヘキサクロロジシランへの完全な転化のために、1〜∞サイクル、好ましくは1〜100サイクルを伴うサイクルプロセスを利用でき、有利なのは、1〜5回の僅かなサイクル数、好ましくは1回のみのサイクルで進められる。その一方で、本方法において未反応のポリクロロシランは返送でき、新たに供給されたポリクロロシランと一緒に非熱的プラズマ中での転化に供給してもよい。
非熱的プラズマ中での転化によって得られるヘキサクロロジシランは、トリクロロシランの他に、純粋な形で、結果生じる相中で存在し、該相から、それは高純度で得ることができ、特に蒸留による後処理によって得ることができる。このように、例えばヘキサクロロジシランは、超高純度で他の反応生成物および場合によりポリクロロシラン出発物質から単離できる(図3を参照のこと)。29Si−NMRスペクトルにおいて、ヘキサクロロジシランのシグナル(δ=7.4±0.1ppm、DMSO)の他に、更なる化合物は検出できない。ヘキサクロロジシランの他の金属および/または金属化合物についての不純物は、少なくともその都度の金属または金属化合物について、質量ppmの範囲ないし質量pptの範囲にあり、好ましくはそれぞれ以下に示されるように質量ppb範囲であり、特に有利には他の金属および/または金属化合物についての最大不純物量は、それぞれ100質量ppbから1質量pptまでであり、好ましくはそれぞれ50質量ppbから100質量pptまでである。それは更に、含まれる異種金属不純物が驚くべきことにより高級のポリクロロシランへと錯化することによって達成される。
非熱的プラズマは、プラズマ反応器中で発生され、物質変換をもたらし、それは本発明の範囲では「プラズマ電気的」と呼ばれる。本発明により使用されるプラズマは、非等温プラズマである。これらのプラズマに特徴的なのは、高い電子温度Te≧104Kおよび比較的低いガス温度TG≦103Kである。化学的なプロセスに不可欠な活性化エネルギーは、主として電子衝突により生じる。典型的な非熱的プラズマは、例えばグリム放電、HF放電、中空陰極放電またはコロナ放電によって作り出すことができる。本発明によるプラズマ処理を実施する作動圧力は、1〜1000mbar(絶対圧)、有利には1〜800mbar(絶対圧)、とりわけ有利には100〜500mbar(絶対圧)、特に20〜100mbar(絶対圧)、特に有利には約50mbar(絶対圧)であり、その際、処理されるべき相、特にポリクロロシランおよび塩化水素を含むガス状の相は、好ましくは、−40℃〜400℃の温度に調整されている。
非熱的プラズマおよび均一系プラズマ触媒反応の定義のために、関連する専門文献、例えば「プラズマ技術:基礎と応用−概論(Plasmatechnik: Grundlagen und Anwendungen - Eine Einfuehrung)」;共著、Carl Hanser出版、ミュンヘン/ウィーン;1984、ISBN 3-446-13627-4が指摘される。
特に好ましくは、比電力入力は、0.1W/cm2から10W/cm2の間である。その場合に、前記比エネルギー入力を、少なくとも250kHzの帯域幅を有する瞬時電力の位相に忠実な測定によって実施することが更に有利であり、その際、瞬時電力の測定は、50cm2の放電面積を有する同軸反応器中で行われる。同軸反応器は、好ましくは管形反応器、特に回転対称の管形反応器である。
非熱的プラズマの形成のためのエネルギー入力は、好ましくは、形成されるプラズマにおいて、ポリシランと塩化水素との反応のためにできる限り均一な条件が形成するように行われ、その場合に、前記非熱的プラズマは、放電がグリム放電であり、かつ全電極面を覆う電圧で作動させる場合に特に好ましい。
上述のように、非熱的プラズマにおける転化の方法工程には、ヘキサクロロジシランを得る方法工程、好ましくは純粋ないし高純度のヘキサクロロジシランの単離が続く。特に有利には、ガス放電による転化の方法工程、特に非熱的プラズマにおける転化の方法工程の後に、ヘキサクロロジシランを含む得られた転化生成物の蒸留が行われる。蒸留は、好ましくは真空中で、特に有利には10mbar(絶対圧)から100mbar(絶対圧)の間で、100℃未満の底部温度で、好ましくは約80℃で行われる。29Si−NMR分析によって、ポリクロロシランまたは他のシランの含量を有さない高純度のヘキサクロロジシランが得られる。すなわち、99.999質量%を上回る含量を有する高純度のヘキサクロロジシランを得ることができる。ケイ素に相当するものではない金属の不純物の含量は、IPC−MSによる検出限界を下回る。単離された超高純度のヘキサクロロジシランは、炭素不含である。すなわち、炭素についての不純物量は、ヘキサクロロジシランにおいて、1質量ppb未満であり、かつチタンの含量は、超高純度のヘキサクロロジシランにおいては、10質量ppm未満、好ましくは1質量ppm未満である。
本発明による方法は、好ましくは、オクタクロロトリシランおよび塩化水素を、10:1から1:10のモル比で使用し、特に5:1から1:5のモル比で、好ましくは3:1から1:2のモル比で、特に有利には約2:1でそれぞれ±0.5のモル比で使用するように行われる。
本発明による方法の一実施形態によれば、前記転化によって得られるヘキサクロロジシランは、ポリクロロシランの転化のための装置の調温された表面上で堆積され、好ましくはその表面は0〜100℃の範囲の温度を有する。
従って、また本発明の主題は、ポリクロロシラン、好ましくは高純度のポリクロロシランが、気相で非熱的プラズマに塩化水素の存在下で、好ましくは4:1から1:1までのポリクロロシランの塩化水素に対するモル比で、特に約2:1のモル比で、ヘキサクロロジシランおよびトリクロロシランへと転化される方法である。好ましくは、転化生成物として、トリクロロシランの含量を有するヘキサクロロジシランが得られ、好ましくは転化生成物中にヘキサクロロジシランおよびトリクロロシランは、ほぼ1:1の比率で存在する。
従って、また本発明の主題は、ポリクロロシラン、好ましくは高純度のポリクロロシランが、気相で非熱的プラズマに塩化水素の存在下で、好ましくは4:1から1:1までのポリクロロシランの塩化水素に対するモル比で、特に約2:1のモル比で、ヘキサクロロジシランへと転化され、引き続き蒸留され、その際、少なくとも99.999質量%のヘキサクロロジシランの含量を有する高純度のヘキサクロロジシランが得られ、好ましくはヘキサクロロジシラン中の不純物の含量が、
aa.5質量ppm未満の、または5質量ppmから0.0001質量pptまでの、有利には3質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には0.8質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に特に有利には0.6質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に特に有利には0.1質量ppmから0.0001質量pptまでの、殊に有利には0.01質量ppmから0.0001質量pptまでのアルミニウム、その際、更に有利な範囲は1質量ppbから0.0001質量pptまでであり、
bb.5質量pptから0.0001質量pptまでの、有利には3質量ppmから0.0001質量pptまでの範囲の、特に有利には10質量ppbから0.0001質量pptまでの範囲の、更に有利には1質量ppbから0.0001質量pptまでの範囲のホウ素、
cc.2質量ppm未満の、有利には2質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には0.3質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には0.01質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には1質量ppbから0.0001質量pptまでのカルシウム、
dd.10質量ppmから0.0001質量pptまでの、好ましくは0.6質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には0.05質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には0.01質量ppmから0.0001質量pptまでの、殊に有利には1質量ppbから0.0001質量pptまでの鉄、
ee.5質量ppmから0.0001質量pptまでの、好ましくは0.5質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には0.1質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には0.01質量ppmから0.0001質量pptまでの、殊に有利には1質量ppbから0.0001質量pptまでのニッケル、
ff.5質量ppmから0.0001質量pptまでの、好ましくは3質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には10質量ppbから0.0001質量pptまでの、殊に有利には1質量ppbから0.0001質量pptまでのリン、
gg.1質量ppmから0.0001質量pptまでの、好ましくは0.6質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には0.1質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には0.01質量ppmから0.0001質量pptまでの、殊に有利には1質量ppbから0.0001質量pptまでのチタン、
hh.1質量ppmから0.0001質量pptまでの、好ましくは0.3質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には0.1質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には0.01質量ppmから0.0001質量pptまでの、殊に有利には1質量ppbから0.0001質量pptまでの亜鉛、および
ii.aa.からhh.までの不純物の合計に加算される濃度で含まれている炭素、
である方法である。こうして得られる値は、100質量ppm未満であり、有利には10質量ppm未満であり、特に有利には5質量ppm未満である。
本方法の実施のために使用される装置は、非熱的プラズマを作り出すための反応器、受け器および蒸留による後処理のための塔系を包含し、その際、該塔系は、連続的な方法操作のために少なくとも2つの塔、殊に少なくとも3つの塔を包含する。前記塔は、塔頂および/または塔底での後処理のために第一の塔に設けられていてよい。目的に適った一変法において、該塔系は4つの塔を包含してよい。断続的な方法操作の場合、1つの塔で十分である。該塔は、例えば精留塔である。ポリクロロシランの転化は反応器中で行われ、その際、前記転化生成物は、沸点に応じて、反応器に取り付けられた受け器中で溜められてよく、または該装置に取り付けられた塔系の1つを介して、該装置から直接的に取り出してもよい。
そのうえ、該装置中では反応器以外に、直列または並列に接続される1つ以上のさらに別の反応器も使用してよい。本発明により、該装置の少なくとも1つの反応器はオゾン発生器である。大きな利点は、市販のオゾン発生器を代替的に使用することが可能なため、本発明による方法に関する投資コストが非常に低くなるという点にある。本発明の反応器には、目的に応じて、ガラス管、殊に石英ガラス管が備え付けられており、その際、該管は、有利には並列もしくは同軸状に配置されており、かつスペーサにより不活性材料から間隔を保たれている。不活性材料として、殊にテフロンまたはガラスが適している。プラズマ放電「E」における投入される電子エネルギーが、圧力pと電極間隔dとからの積p・dに依存することは公知である。本発明による方法について、電極間隔と圧力とからの積は、一般に0.001〜300mm×bar、好ましくは0.05〜100mm×bar、とりわけ有利には0.08〜0.3mm×bar、殊に0.1〜0.2mm×barの範囲内にある。放電は1〜106Vの様々な交流電圧またはパルス電圧によって励起することができる。同様に、電圧の曲線パターンは、なかでも矩形パルス、台形パルスであってよく、または少しずつ個々の時間的な推移から成っていてよい。とりわけ適しているのは、パルス状の励起電圧であり、該電圧は、反応器の全体の放電室中で放電を同時に形成することを可能にする。パルス運転に際してのパルス継続時間はガス系に左右され、それは、有利には10ns〜1msである。有利な電圧振幅は、ミクロシステムにおいて、10Vp〜100kVpであり、有利には100Vp〜10Vp、殊に50〜5Vpである。交流電圧の周波数は、10MHz〜10nsパルス(デューティサイクル 10:1)の間で10〜0.01Hzの範囲の低い周波数にまで調整することができる。例えば、反応器に1.9kHzの周波数および35kV「ピーク・トゥ・ピーク」の振幅を有する交流電圧をかけることができる。比エネルギー入力は、0.1W/cm2から10W/cm2までの間である。
本発明の主題は、従って同様に、本発明による方法によって得られる高純度のヘキサクロロジシランであって、少なくとも99.999質量%のヘキサクロロジシランの含量を有し、かつ100質量ppm未満の、ホウ素、リン、炭素および異種金属、例えば鉄、ニッケル、カルシウム、アルミニウム、チタン、亜鉛から選択される不純物を有する前記ヘキサクロロジシランである。
同様に本発明の主題は、少なくとも99.999質量%のヘキサクロロジシランの含量を有し、かつ不純物、特にホウ素、リンおよび異種金属から選択される不純物の含量を有する、好ましくは
aaa.5質量ppm未満の、または5質量ppmから0.0001質量pptまでの、有利には3質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には0.8質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に特に有利には0.6質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に特に有利には0.1質量ppmから0.0001質量pptまでの、殊に有利には0.01質量ppmから0.0001質量pptまでのアルミニウム、その際、更に有利な範囲は1質量ppbから0.0001質量pptまでであり、
bbb.5質量pptから0.0001質量pptまでの、有利には3質量ppmから0.0001質量pptまでの範囲の、特に有利には10質量ppbから0.0001質量pptまでの範囲の、更に有利には1質量ppbから0.0001質量pptまでの範囲のホウ素、
ccc.2質量ppm未満の、有利には2質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には0.3質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には0.01質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には1質量ppbから0.0001質量pptまでのカルシウム、
ddd.10質量ppmから0.0001質量pptまでの、好ましくは0.6質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には0.05質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には0.01質量ppmから0.0001質量pptまでの、殊に有利には1質量ppbから0.0001質量pptまでの鉄、
eee.5質量ppmから0.0001質量pptまでの、好ましくは0.5質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には0.1質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には0.01質量ppmから0.0001質量pptまでの、殊に有利には1質量ppbから0.0001質量pptまでのニッケル、
fff.5質量ppmから0.0001質量pptまでの、好ましくは3質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には10質量ppbから0.0001質量pptまでの、殊に有利には1質量ppbから0.0001質量pptまでのリン、
ggg.1質量ppmから0.0001質量pptまでの、好ましくは0.6質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には0.1質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には0.01質量ppmから0.0001質量pptまでの、殊に有利には1質量ppbから0.0001質量pptまでのチタン、
hhh.1質量ppmから0.0001質量pptまでの、好ましくは0.3質量ppmから0.0001質量pptまでの、更に有利には0.1質量ppmから0.0001質量pptまでの、特に有利には0.01質量ppmから0.0001質量pptまでの、殊に有利には1質量ppbから0.0001質量pptまでの亜鉛、および
iii.aa.からhh.までの不純物の合計に加算される濃度で含まれている炭素、
を有する高純度のヘキサクロロジシランである。こうして得られる値は、100質量ppm未満であり、有利には10質量ppm未満であり、特に有利には5質量ppm未満である。
異種金属とは、ケイ素を除く全ての金属を言う。
本発明による方法に従って製造される高純度のヘキサクロロジシランは、ケイ素、窒化ケイ素、オキシ窒化ケイ素、炭化ケイ素、オキシ炭化ケイ素または酸化ケイ素の製造において使用するのに大いに適しており、特にこれらの材料の層を製造するために、ならびに、有利には低温エピタキシーによるエピタキシャル層の製造のために適している。ヘキサクロロジシランは、シリコン層の低温堆積のために極めて適している。これらの層は、例えば化学蒸着法(CVD)により製造され得る。本発明による方法により製造される高純度のヘキサクロロジシランは、好ましくは、高純度のジシラン(Si26)またはトリシラン(Si38)の製造のための出発物質としても適している。
同様に、本発明の主題は、ハロゲン化水素、特に塩化水素を、ガス放電の条件下で、好ましくは非熱的プラズマ中での条件下で、ポリハロゲンシランの、特にポリクロロシランの、好ましくはポリペルクロロシランの、特に有利にはオクタクロロシランの分解のために用いる使用である。
有利な一つの代替策によれば、本発明による方法は、(i)非熱的プラズマ中での転化に際してポリクロロシランから形成されるヘキサクロロジシランは本方法の実施のための装置の受け器中で、例えば装置の缶出部に溜められ、それは引き続き(ii)蒸留による後処理に供給されることで実施される。方法工程(i)および/または(ii)は、断続的にまたは連続的に実施することができる。特に経済的なのは、方法工程(i)および(ii)を連続的に行い、その際に、ポリクロロシランおよび塩化水素は、非熱的プラズマ中での気相処理のためのプラズマ反応器へと連続的に供給される方法実施である。形成される相から、より高い沸点の反応生成物は受け器中で、好ましくは25℃から18℃の間のほぼ室温において分離される。本方法の開始時にまずヘキサクロロジシランを受け器中に溜め、未反応のポリクロロシランを反応器中に返送することが適切であり得る。これは、サンプルを取り出し、かつFT−IRまたはNMR分光法により分析することで調べることができる。ここで該方法は、連続的にいわゆる「オンライン分析」によって監視することができる。ヘキサクロロジシランが受け器、いわゆる「缶出部」中で十分な濃度に達したらすぐに、蒸留による後処理を、ヘキサクロロジシランの分離のために、連続的または不連続的な運転様式で行ってよい。上記説明の通り、断続的な蒸留による後処理の場合には塔は1つで十分である。そのために、ヘキサクロロジシランは、十分な数の理論段を有する塔の塔頂部で高純度または超高純度で取り出される。要求される純度は、GC、IR、NMR、ICP−MSによるか、または抵抗測定もしくはGD−MSによってSiの堆積後に調べることができる。
本発明により、転化生成物、例えばヘキサクロロジシランおよびトリクロロシランの連続的な後処理は、少なくとも2つの塔を有する塔系において、有利には少なくとも3つの塔を有する系において行われる。このように、トリクロロシラン(HSiCl3)を第二の塔の塔頂部で、かつヘキサクロロジシラン(Si2Cl6)を第三の塔の塔頂部で蒸留により分離することで(場合により、オクタクロロトリシランのような転化されなかったポリクロロシランの分離のために第四の塔を接続してよい)、例えば、反応に際して転化されなかった塩化水素ガス(HCl)を、いわゆる低沸点物塔を通じて第一の塔の塔頂を介して分離し、そして缶出部から集められた混合物をその成分へと分けることができる。このように、プラズマ反応器から得られた転化生成物の混合物を精留によって分離し、かつ反応生成物のヘキサクロロジシランもトリクロロシランも所望の純度で得ることができる。ヘキサクロロジシランの蒸留による後処理は、常圧下でも、減圧または過圧下でも、殊に1〜1500mbar(絶対圧)の圧力で行うことができる。有利な圧力は、40〜250mbar(絶対圧)、殊に40〜150mbar(絶対圧)、好ましくは40〜100mbar(絶対圧)である。その際、真空下でヘキサクロロジシランを蒸留により後処理するための塔の塔頂温度は、50〜250℃の塔頂温度を有し、殊に該真空は、温度が50〜150℃、とりわけ有利には50〜110℃であるように調整されている。もともと強くは汚染されていないプロセス生成物は、蒸留による後処理によって非常に高い含量をもって、かつ非常に高い純度ないし超高純度で単離することができる。
本発明による方法により製造されたヘキサクロロジシランのDMSO中での99.34MHz−29Si−NMRスペクトル。
以下の実施例は、本発明による方法をより詳細に説明するものである。
実施例1:
オクタクロロトリシランを、連続的に気相へと変換し、塩化水素ガスとモル比2:1で混合し、そして50mbar(絶対圧)の圧力でガス放電区間を有する石英ガラス反応器に導通した。ガス放電は、ほぼサイン形の電圧推移で作動され、平均して約3W/cm2の比エネルギー入力を有していた。その場合に、電力の測定は、例えば50cm2の放電面積を有する同軸反応器において、瞬時電流I(x=t0)と瞬時電圧U(x=t0)との位相に忠実な乗算で結びつけて瞬時電力を得る当業者に公知の方法で行った。
こうして得られた値は、例えば過渡放電ではかなりの変動を受ける。そのような場合において、1σで1mW/cm2から10W/cm2までのW/cm2でのエネルギー入力の確率論的なずれが存在する。
使用された測定装置の3dBの遮断周波数は、約250kHzであった。より高い遮断周波数を有する装置では、上記のものとは別の確率論的なずれが生じうる。
ガス放電区間を通過した後に得られるガス状転化生成物は、20℃で凝縮され、そして精製蒸留が行われた。蒸留は断続的に、Sulzer金属充填物を有する50cmの塔を備えた蒸留装置中で行った。
トリクロロシランをまずは留去した。引き続き、該圧力を約650mbar(絶対圧)に低下させ、かつ約80℃の塔底温度で純粋なヘキサクロロジシランを約70℃の塔頂温度で留去した。
図1に表される29Si−NMRは、δ=−7.4ppmに1つだけのシグナルを示した(本発明による方法により製造されたヘキサクロロジシランのDMSO中での99.34MHz−29Si−NMRスペクトル)。

Claims (15)

  1. ポリクロロシランのヘキサクロロジシランへの転化方法であって、少なくとも1種の三量体のポリクロロシランまたはより高分子のポリクロロシランとの混合物における三量体のポリクロロシランをガス放電にさらし、そしてヘキサクロロジシランが得られる前記転化方法。
  2. ガス放電が非熱的プラズマであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも1種の三量体のポリクロロシランまたはより高分子のポリクロロシランとの混合物における三量体のポリクロロシランが、塩化水素の存在下でガス放電にさらされることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記転化は、真空中で、特に1bar(絶対圧)未満で、好ましくは10-3mbar(絶対圧)から1000mbar(絶対圧)までの間で、特に有利には1mbar(絶対圧)から1000mbar(絶対圧)までの間で行われることを特徴とする、請求項1または3に記載の方法。
  5. ポリクロロシランとして、オクタクロロトリシラン、特に高純度のオクタクロロトリシラン、好ましくは100質量ppm未満の不純物を有するオクタクロロトリシランが使用されることを特徴とする、請求項1または4に記載の方法。
  6. 比エネルギー入力は、0.1W/cm2から10W/cm2までの間であることを特徴とする、請求項1または5に記載の方法。
  7. 前記比エネルギー入力は、少なくとも250kHzの帯域幅を有する瞬時電力の位相に忠実な測定によって実施され、その際、瞬時電力の測定は、50cm2の放電面積を有する同軸反応器中で行われることを特徴とする、請求項1または6に記載の方法。
  8. 前記ガス放電による転化のステップに、得られたヘキサクロロジシランを含有する転化生成物の蒸留が続くことを特徴とする、請求項1または7に記載の方法。
  9. 少なくとも99.999質量%のヘキサクロロジシランの含量を有する高純度のヘキサクロロジシランが得られることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. ポリクロロシランとして、100質量ppm未満の不純物を有する高純度のポリクロロシランが使用されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  11. ポリクロロシランとして、ポリペルクロロシランが使用され、ポリクロロシランとして、100質量ppm未満の不純物を有する高純度のポリペルクロロシランが使用されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  12. オクタクロロトリシランおよび塩化水素は、10:1から1:10のモル比で、特に2:1の比率で使用されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  13. 前記反応器には少なくとも1つのガラス管、特に石英ガラス管が備え付けられていることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項に記載の方法。
  14. 請求項1から13までのいずれか1項に記載の方法により得られたヘキサクロロジシランであって、少なくとも99.999質量%のヘキサクロロジシランの含量を有する高純度のヘキサクロロジシランであり、かつホウ素、リン、炭素および異種金属から選択される100質量ppm未満の不純物を含有することを特徴とする前記ヘキサクロロジシラン。
  15. ハロゲン化水素を、特に塩化水素を、ガス放電の条件下で、ポリハロゲンシランの、特にポリクロロシランの、好ましくはポリペルクロロシランの分解のために用いる使用。
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