JP2016520114A - 除痛および麻酔の提供のためのジヒドロエトルフィン - Google Patents
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Abstract
Description
0から50のめまいについての平均NASスコア
0から60の多幸感についての平均NASスコア
0から40の悪心についての平均NASスコア
0から60の鎮静についての平均NASスコア
0から40の不快についての平均NASスコア。
0から50のめまいについての平均NASスコア
0から60の多幸感についての平均NASスコア
0から40の悪心についての平均NASスコア
0から60の鎮静についての平均NASスコア
0から40の不快についての平均NASスコア。
0から50のめまいについての平均NASスコア
0から60の多幸感についての平均NASスコア
0から40の悪心についての平均NASスコア
0から60の鎮静についての平均NASスコア
0から40の不快についての平均NASスコア。
0から50のめまいについての平均NASスコア
0から60の多幸感についての平均NASスコア
0から40の悪心についての平均NASスコア
0から60の鎮静についての平均NASスコア
0から40の不快についての平均NASスコア。
0から50のめまいについての平均NASスコア
0から60の多幸感についての平均NASスコア
0から40の悪心についての平均NASスコア
0から60の鎮静についての平均NASスコア
0から40の不快についての平均NASスコア。
0から50のめまいについての平均NASスコア
0から60の多幸感についての平均NASスコア
0から40の悪心についての平均NASスコア
0から60の鎮静についての平均NASスコア
0から40の不快についての平均NASスコア。
0から50のめまいについての平均のNASスコア
0から60の幸福感についての平均のNASスコア
0から40の悪心についての平均のNASスコア
0から60の鎮静についての平均のNASスコア
0から40の不快についての平均のNASスコア。
フェンタニルはHameln Pharmaceuticals(ハーメルン・ファーマシューティカルズ)(ハーメルン、ドイツ)から入手した。
R-DHEは、Mundipharma Research Limited(ムンディファーマ・リサーチ・リミテッド(ケンブリッジ、英国)の代わりに、SCM Pharma Limited(SCMファーマ・リミッテッド)によって製造された。
R-DHEおよびフェンタニルのそれぞれの溶液は慣習的な技術によって調製した。
すべての薬物は、シリンジポンプ〔Beckton Dickinson(ベクトン・ディッキンソン)、St. Etienne(サンエティエンヌ)、フランス〕を使用して静脈内に注入した(腕または手において静脈ラインを通して)。
式中、ED50は、50%の効果を引き起こす用量であり(ベースライン換気の途中での換気およびEMIN)、EMINは換気での漸近的最小を、およびγは形状パラメータである。P値<0.01を有意とみなした。データ分析は、完全なデータセットにて行った(パイロットおよび主研究からのフェンタニルデータおよびR-DHEデータ)。データは平均±SDとして提示する。
Claims (400)
- 除痛が必要とされるヒト対象において除痛を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、少なくとも0.01μg/kg、できれば、少なくとも0.05μg/kgの用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、方法。
- 前記対象における呼吸のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して35から100%である、請求項1に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.075から0.15μg/kgの用量において施与される、請求項1または2に請求の方法。
- 前記対象における呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して40および65%の間である、請求項1から3のいずれか一項に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.075から0.15μg/kgの用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して50および65%の間である、請求項1から4のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内で10分にわたる施与後1時間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される平均呼吸抑制である、請求項1から5のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される平均呼吸抑制である、請求項1から6のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項7に請求の方法。
- 前記方法は、寒冷昇圧試験によって測定されるように、ベースラインレベルと比較して、少なくとも-20%の変化、できれば、少なくとも-40%の変化である鎮痛のレベルを提供する、請求項1から8のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.2倍、できれば、少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項1から9のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.2から3.0倍だけ増加させる、請求項1から10のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項10または11に請求の方法。
- 前記方法の間、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる一以上のオピオイド関連効果が最小化される、請求項1から12のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、請求項1から12のいずれか一項に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項13または14に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項13から15のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項13から16のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項13から17のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項13から18のいずれか一項に請求の方法。
- 除痛が必要とされるヒト対象において除痛を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、少なくとも0.01μg/kg、できれば、少なくとも0.05μg/kgの用量において施与され、および前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して20から80%である、方法。
- 前記対象において呼吸のレベルにおける最下点は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して20から80%である、請求項20に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.075から0.15μg/kgの用量において施与される、請求項20または21に請求の方法。
- 前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与に先立つベースラインレベルに関して25から45%である、請求項20から22のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与に先立つベースラインレベルに関して30から40%である、請求項20から23のいずれか一項に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.075から0.15μg/kgの用量において施与され、前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して25から45%の間である、請求項20から24のいずれか一項に請求の方法。
- 前記ピーク呼吸抑制は、前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内で10分にわたる施与後1時間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される、請求項20から25のいずれか一項に請求の方法。
- 前記ピーク呼吸抑制は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される、請求項20から26のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項27に請求の方法。
- 前記方法は、寒冷昇圧試験によって測定されるように、ベースラインレベルと比較して、少なくとも-20%の変化、できれば、少なくとも-40%の変化である鎮痛のレベルを提供する、請求項20から28のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.2倍、できれば、少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項20から29のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.2から3.0倍だけ増加させる、請求項20から30のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項30または31に請求の方法。
- 前記方法の間、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる一以上のオピオイド関連効果が最小化される、請求項20から32のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、請求項29から33のいずれか一項に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項33または34に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項33から35のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項33から36のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項33から37のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項33から38のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮痛が必要とされるヒト対象において鎮痛を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、少なくとも0.01μg/kg、できれば、少なくとも0.05μg/kgの用量において施与され、および前記対象において得られる換気率は少なくとも0.3である、方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.05から0.175μg/kgの用量において施与される、請求項40に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.075から0.15μg/kgの用量において施与される、請求項40または41に請求の方法。
- 前記対象において得られる換気率は0.3および0.6の間である、請求項40から442のいずれか一項に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.075から0.15μg/kgの用量において施与され、および前記対象において得られる換気率は0.3から0.5である、請求項40から43のいずれか一項に請求の方法。
- 換気率は、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前および(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内での施与の10分にわたる施与後1時間のイソ高炭酸ガス条件下で測定することによって定められる、請求項40から44のいずれか一項に請求の方法。
- 換気率は、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前および110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間の10分にわたる(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内での施与の施与後の呼吸を測定することによって定められる、請求項40から45のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項46に請求の方法。
- 前記方法は、寒冷昇圧試験によって測定されるように、ベースラインレベルと比較して、少なくとも-20%の変化、できれば、少なくとも-40%の変化である鎮痛のレベルを提供する、請求項40から47のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.2倍、できれば、少なくとも1.5倍だけによって少なくとも増加させる、請求項40から48のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.2から3.0倍だけ増加させる、請求項40から49のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項49または50に請求の方法。
- 前記方法の間、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる一以上のオピオイド関連効果が最小化される、請求項40から51のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、請求項40から52のいずれか一項に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項52または53に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項52から54のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項52から55のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項52から56のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項52から57のいずれか一項に請求の方法。
- 除痛が必要とされるヒト対象において除痛を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンはED75用量よりも高い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、方法。
- (R)-ジヒドロエトルフィンはED85用量よりも高い用量において施与される、請求項59に請求の方法。
- (R)-ジヒドロエトルフィンはED90用量よりも高い用量において施与される、請求項59または60に請求の方法。
- (R)-ジヒドロエトルフィンはED75用量およびED95用量の間の用量において施与される、請求項59から61のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象における呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して40および65%の間である、請求項59から62のいずれか一項に請求の方法。
- 除痛が必要とされるヒト対象において除痛を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンはED50用量よりも高くおよびED75用量よりも低い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して50%以下である、方法。
- 除痛が必要とされるヒト対象において除痛を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンはED75用量よりも高くおよびED95用量よりも低い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、方法。
- 前記呼吸抑制は、前記(R)-ジヒドロエトルフィンの10分にわたる静脈内施与後に1時間イソ高炭酸ガス条件で測定される平均呼吸抑制である、請求項59から65のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される平均呼吸抑制である、請求項59から66のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項67に請求の方法。
- 前記方法は、寒冷昇圧試験によって測定されるように、ベースラインレベルと比較して、少なくとも-20%の変化、できれば、少なくとも-40%の変化である鎮痛のレベルを提供する、請求項59から68のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.2倍、できれば、少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項59から69のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.2から3.0倍だけ増加させる、請求項59から60のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項70または71に請求の方法。
- 前記方法の間、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる一以上のオピオイド関連効果が最小化される、請求項59から72のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、請求項59から73のいずれか一項に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項73または74に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項73から75のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項73から76のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項73から77のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項73から78のいずれか一項に請求の方法。
- 除痛が必要とされるヒト対象において除痛を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して痛覚閾値を少なくとも1.2倍だけ増加させる用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項80に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.2から3.0倍だけ増加させる、請求項80または81に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項80から82のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して40および65%の間である、請求項80から83のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内で10分にわたる施与後1時間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される、請求項80から84のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される、請求項80から85のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項86に請求の方法。
- 前記方法の間、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる一以上のオピオイド関連効果が最小化される、請求項80から87のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、請求項80から88のいずれか一項に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項80から89のいずれか一項に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項80から90のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項80から91のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項80から92のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項80から93のいずれか一項に請求の方法。
- 除痛が必要とされるヒト対象において無呼吸の危険性を最小にしながら除痛を提供する方法であって、用量依存性除痛および用量非依存呼吸抑制を提供する(R)-ジヒドロエトルフィンの用量が施与されることを含む、方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.05から0.175μg/kgの用量において施与される、請求項95に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.075から0.15μg/kgの用量において施与される、請求項95または96に請求の方法。
- 前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して40および65%の間である、請求項95から97のいずれか一項に請求の方法。
- 呼吸抑制のレベルは、30から35%±10%のEMINである、請求項95から98のいずれか一項に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.075から0.15μg/kgの用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して30および50%の間である、請求項95から99のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して20から80%である、請求項95から100のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、10分にわたる前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内での施与後1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下に測定される平均呼吸抑制である、請求項95から101のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下に測定される平均呼吸抑制である、請求項95から102のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項103に請求の方法。
- 前記方法は、寒冷昇圧試験によって測定されるように、ベースラインレベルと比較して、少なくとも-20%の変化、できれば、少なくとも-40%の変化である鎮痛のレベルを提供する、請求項95から104のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.2倍、できれば、少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項95から105のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.2から3.0倍だけ増加させる、請求項95から106のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項106または107に請求の方法。
- 前記方法の間、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる一以上のオピオイド関連効果が最小化される、請求項95から108のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、請求項95から109のいずれか一項に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項109から110に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項109から111のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項109から112のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項109から113のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項109から114のいずれか一項に請求の方法。
- 除痛が必要とされるヒト対象において無呼吸の危険性を最小にしながら除痛を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して30-50%の換気でのEMINを引き起こす(R)-ジヒドロエトルフィンの用量が施与されることを含む、方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.05から0.175μg/kgの用量において施与される、請求項116に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.075から0.15μg/kgの用量において施与される、請求項116または117に請求の方法。
- 前記対象において換気のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンのベースラインレベル施与前に関して30および40%の間である、請求項116から118のいずれか一項に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.075から0.175μg/kgの用量において施与され、および前記対象において換気のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して30および50%の間である、請求項116から119のいずれか一項に請求の方法。
- 前記換気は、10分にわたる前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内での施与後1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下に測定される平均である、請求項116から120のいずれか一項に請求の方法。
- 前記換気は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下に測定される平均である、請求項116から121のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項122に請求の方法。
- 前記方法は、寒冷昇圧試験によって測定されるように、ベースラインレベルと比較して、少なくとも-20%の変化、できれば、少なくとも-40%の変化である鎮痛のレベルを提供する、請求項116から123のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.2倍、できれば、少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項116から124のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.2から3.0倍だけ増加させる、請求項116から125のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項125または126に請求の方法。
- 前記方法の間、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる一以上のオピオイド関連効果が最小化される、請求項116から127のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、請求項116から128のいずれか一項に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項128または129に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項128から130のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項128から131のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項128から132のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項128から133のいずれか一項に請求の方法。
- ヒト対象において痛みを処置する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンの有効量を前記対象に施与することを含み、前記処置の間、少なくとも一のオピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.05から0.175μg/kgの用量において施与される、請求項135に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.075から0.15μg/kgの用量において施与される、請求項135または136に請求の方法。
- 前記オピオイド関連効果は、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる、請求項135から137のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用は呼吸抑制である、請求項135から138のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は0から65%である、請求項139に請求の方法。
- 前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して20から80%である、請求項135から140のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、10分にわたる前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内での施与後1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下に測定される平均呼吸抑制である、請求項138から140のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下に測定される平均呼吸抑制である、請求項138から142のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項143に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はめまいである、請求項135から144のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用は多幸感である、請求項135から145のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用は悪心である、請求項135から146のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用は鎮静である、請求項135から147のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用は不快である、請求項135から148のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、寒冷昇圧試験によって測定されるように、ベースラインレベルと比較して、少なくとも-20%の変化、できれば、少なくとも-40%の変化である鎮痛のレベルを提供する、請求項135から149のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.2倍、できれば、少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項135から150のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.2から3.0倍だけ増加させる、請求項135から151のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項151または152に請求の方法。
- ヒト対象において痛みを処置する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンの有効量を前記対象に施与することを含み、前記処置の間、オピオイド関連呼吸抑制は、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下であり、およびオピオイド関連副作用のレベルを規定する以下の基準の少なくとも一つは、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において満たされる、方法。
0から50のめまいについての平均NASスコア
0から60の多幸感についての平均NASスコア
0から40の悪心についての平均NASスコア
0から60の鎮静についての平均NASスコア
0から40の不快についての平均NASスコア。 - 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.05から0.175μg/kgの用量において施与される、請求項154に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.075から0.15μg/kgの用量において施与される、請求項154または155に請求の方法。
- 前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して40および65%の間である、請求項154から156のいずれか一項に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.075から0.15μg/kgの用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して50および65%の間である、請求項154から157のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内で10分にわたる施与後1時間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される平均呼吸抑制である、請求項154から158のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される平均呼吸抑制である、請求項154から159のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項160に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項154から161のいずれか一項に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項154から162のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項154から163のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項154から164のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項154から165のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、寒冷昇圧試験によって測定されるように、ベースラインレベルと比較して、少なくとも-20%の変化、できれば、少なくとも-40%の変化である鎮痛のレベルを提供する、請求項154から166のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.2倍、できれば、少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項154から167のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.2から3.0倍だけ増加させる、請求項154から168のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項168または169に請求の方法。
- (R)-ジヒドロエトルフィンの用量は静脈内施与される、先行するいずれかの請求項に請求の方法。
- 処置される痛みは侵害受容性疼痛である、先行するいずれかの請求項に請求の方法。
- 麻酔が必要とされるヒト対象において麻酔を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、少なくとも0.15μg/kgの用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、方法。
- 前記対象における呼吸のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して35から100%である、請求項173に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.15から0.4μg/kgの用量において施与される、請求項173または174に請求の方法。
- (R)-ジヒドロエトルフィンは0.2から0.3μg/kgの用量において施与される、請求項173または174に請求の方法。
- さらに鎮静剤を前記対象に施与することを含む、請求項173から176のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して40および65%の間である、請求項173から177のいずれか一項に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.15から0.4μg/kgの用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して50および65%の間である、請求項173から178のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内で10分にわたる施与後1時間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される平均呼吸抑制である、請求項173から179のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される平均呼吸抑制である、請求項173から180のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項181に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項173から182のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.5から3.0倍だけ増加させる、請求項173から183のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項183または184に請求の方法。
- 前記方法の間、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる一以上のオピオイド関連効果が最小化される、請求項173から185のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、請求項173から186のいずれか一項に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項186または187に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項186から188のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項186から189のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項186から190のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項186から191のいずれか一項に請求の方法。
- 麻酔が必要とされるヒト対象において麻酔を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、少なくとも0.15μg/kgの用量において施与され、および前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して20から80%である、方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.15から0.4μg/kgの用量において施与される、請求項193に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.2から0.3μg/kgの用量において施与される、請求項193または194に請求の方法。
- さらに鎮静剤を前記対象に施与することを含む、請求項193から195のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与に先立つベースラインレベルに関して25から45%である、請求項193から196のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与に先立つベースラインレベルに関して30から40%である、請求項193から197のいずれか一項に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.15から0.4μg/kgの用量において施与され、および前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して25から45%の間である、請求項194から198のいずれか一項に請求の方法。
- 前記ピーク呼吸抑制は、前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内で10分にわたる施与後1時間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される、請求項193から199のいずれか一項に請求の方法。
- 前記ピーク呼吸抑制は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される、請求項193から200のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項201に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項193から202のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.5から3.0倍だけ増加させる、請求項193から203のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項203または204に請求の方法。
- 前記方法の間、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる一以上のオピオイド関連効果が最小化される、請求項203から205のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、請求項206に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項206または207に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項206から208のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項206から209のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項206から210のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項206から211のいずれか一項に請求の方法。
- 麻酔が必要とされるヒト対象において麻酔を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、少なくとも0.15μg/kgの用量において施与され、および前記対象において得られる換気率は少なくとも0.3である、方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.15から0.4μg/kgの用量において施与される、請求項213に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.2から0.3μg/kgの用量において施与される、請求項213または214に請求の方法。
- さらに鎮静剤を前記対象に施与することを含む、請求項213から215のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象において得られる換気率は0.3および0.6の間である、請求項213から216のいずれか一項に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.15から0.4μg/kgの用量において施与され、および前記対象において得られる換気率は0.3から0.5である、請求項213から217のいずれか一項に請求の方法。
- 換気率は、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前および(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内での施与の10分にわたる施与後1時間のイソ高炭酸ガス条件下で測定することによって定められる、請求項213から218のいずれか一項に請求の方法。
- 換気率は、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前および110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間の10分にわたる(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内での施与の施与後の呼吸を測定することによって定められる、請求項213から219のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項220に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項213から221のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.5から3.0倍だけ増加させる、請求項213から222のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項222または223に請求の方法。
- 前記方法の間、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる一以上のオピオイド関連効果が最小化される、請求項213から224のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、請求項213から225のいずれか一項に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項225または226に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項222から227のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項222から228のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項222から229のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項222から230のいずれか一項に請求の方法。
- 麻酔が必要とされるヒト対象において麻酔を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンはED75用量よりも高い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンはED85用量よりも高い用量において施与される、請求項232に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンはED90用量よりも高い用量において施与される、請求項232または233に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンはED75用量およびED95用量の間の用量において施与される、請求項232から234のいずれか一項に請求の方法。
- さらに鎮静剤を前記対象に施与することを含む、請求項232から235のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して40および65%の間である、請求項232から236のいずれか一項に請求の方法。
- 麻酔が必要とされるヒト対象において麻酔を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンはED50用量よりも高くおよびED75用量よりも低い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して50%以下である、方法。
- 麻酔が必要とされるヒト対象において麻酔を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンはED75用量よりも高くおよびED95用量よりも低い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、方法。
- さらに鎮静剤を前記対象に施与することを含む、請求項238または239に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内で10分にわたる施与後1時間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される平均呼吸抑制である、請求項232から240のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される平均呼吸抑制である、請求項232から241のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項242に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項232から243のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.5から3.0倍だけ増加させる、請求項232から244のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項244または245に請求の方法。
- 前記方法の間、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる一以上のオピオイド関連効果が最小化される、請求項232から246のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、請求項232から247のいずれか一項に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項247または248に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項247から249のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項247から250のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項247から251のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項247から252のいずれか一項に請求の方法。
- 麻酔が必要とされるヒト対象において麻酔を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して痛覚閾値を少なくとも1.5倍だけ増加させる用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.5から3.0倍だけ増加させる、請求項254に請求の方法。
- さらに鎮静剤を前記対象に施与することを含む、請求項254または255に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項254から256のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して40および65%の間である、請求項254から257のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象においてピーク呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して20から80%である、請求項254から258のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内で10分にわたる施与後1時間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される平均呼吸抑制である、請求項254から259のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される平均呼吸抑制である、請求項254から260のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項261に請求の方法。
- 前記方法の間、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる一以上のオピオイド関連効果が最小化される、請求項254から262のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、請求項254から263のいずれか一項に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項263または264に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項263から265のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項263から266のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項263から267のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項263から268のいずれか一項に請求の方法。
- 麻酔が必要とされるヒト対象において無呼吸の危険性を最小にしながら麻酔を提供する方法であって、用量依存性除痛および用量非依存呼吸抑制を提供する(R)-ジヒドロエトルフィンの用量が施与されることを含む、方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.15から0.4μg/kgの用量において施与される、請求項270に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.2から0.3μg/kgの用量において施与される、請求項270または271に請求の方法。
- さらに鎮静剤を前記対象に施与することを含む、請求項270から272のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して40および65%の間である、請求項270から273のいずれか一項に請求の方法。
- 呼吸抑制のレベルは、30から35%±10%のEMINである、請求項270から274のいずれか一項に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.15から0.4μg/kgの用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して30および50%の間である、請求項270から275のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して20から80%である、請求項270から276のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、10分にわたる前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内での施与後1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下に測定される平均呼吸抑制である、請求項270から277のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下に測定される平均呼吸抑制である、請求項270から278のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項279に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項270から280のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.5から3.0倍だけ増加させる、請求項270から280のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項281または282に請求の方法。
- 前記方法の間、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる一以上のオピオイド関連効果が最小化される、請求項270から283のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、請求項270から284のいずれか一項に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィン施与後の7.5時間において50未満である、請求項284または285に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項284から286のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項284から287のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項284から288のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項284から289のいずれか一項に請求の方法。
- 最大麻酔が必要とされるヒト対象において無呼吸の危険性を最小にしながら最大麻酔を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して30-50%の換気でのEMINを引き起こす(R)-ジヒドロエトルフィンの用量が施与されることを含む、方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.15から0.4μg/kgの用量において施与される、請求項291に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.2から0.3μg/kgの用量において施与される、請求項292または293に請求の方法。
- さらに鎮静剤を前記対象に施与することを含む、請求項291から293のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象において換気のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンのベースラインレベル施与前に関して30および40%の間である、請求項291から294のいずれか一項に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.15から0.4μg/kgの用量において施与され、および前記対象において換気のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して30および50%の間である、請求項291から295のいずれか一項に請求の方法。
- 前記換気は、10分にわたる前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内での施与後1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下に測定される平均である、請求項291から295のいずれか一項に請求の方法。
- 前記換気は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下に測定される平均である、請求項291から297のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項298に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項291から299のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.5から3.0倍だけ増加させる、請求項291から300のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項300または301に請求の方法。
- 前記方法の間、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる一以上のオピオイド関連効果が最小化される、請求項291から302のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、請求項291から303のいずれか一項に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項303または304に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項303から305のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項303から306のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項303から307のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項303から308のいずれか一項に請求の方法。
- ヒト対象において麻酔を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンの有効量を前記対象に施与することを含み、前記処置の間、少なくとも一のオピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.15から0.4μg/kgの用量において施与される、請求項310に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.2から0.3μg/kgの用量において施与される、請求項310または311に請求の方法。
- さらに鎮静剤を前記対象に施与することを含む、請求項310から312のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連効果は、めまい、多幸感、悪心、鎮静および不快から選ばれる、請求項310から313のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用は呼吸抑制である、請求項310から314のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は0から65%である、請求項315に請求の方法。
- 前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して20から80%である、請求項310から316のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、10分にわたる前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内での施与後1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下に測定される平均呼吸抑制である、請求項310から317のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下に測定される平均呼吸抑制である、請求項310から318のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項319に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用はめまいである、請求項310から320のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用は多幸感である、請求項310から321のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用は悪心である、請求項310から322のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用は鎮静である、請求項310から323のいずれか一項に請求の方法。
- 前記オピオイド関連副作用は不快である、請求項310から324のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項310から325のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.5から3.0倍だけ増加させる、請求項310から326のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項326または327に請求の方法。
- ヒト対象において麻酔を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンの有効量を前記対象に施与することを含み、前記処置の間、オピオイド関連呼吸抑制は、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下であり、およびオピオイド関連副作用のレベルを規定する以下の基準の少なくとも一つは、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において満たされる、方法。
0から50のめまいについての平均NASスコア
0から60の多幸感についての平均NASスコア
0から40の悪心についての平均NASスコア
0から60の鎮静についての平均NASスコア
0から40の不快についての平均NASスコア。 - 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.15から0.4μg/kgの用量において施与される、請求項329に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.2から0.3μg/kgの用量において施与される、請求項329または330に請求の方法。
- さらに鎮静剤を前記対象に施与することを含む、請求項329から331のいずれか一項に請求の方法。
- 前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して40および65%の間である、請求項329から332のいずれか一項に請求の方法。
- 前記(R)-ジヒドロエトルフィンは0.075から0.15μg/kgの用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して50および65%の間である、請求項329から333のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、前記(R)-ジヒドロエトルフィンの静脈内で10分にわたる施与後1時間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される平均呼吸抑制である、請求項329から334のいずれか一項に請求の方法。
- 前記呼吸抑制は、110 mmHgにてクランプされる終末呼気酸素レベルおよび20±2L/分の換気レベルを引き起こすレベルにてクランプされる終末呼気二酸化炭素を用いる1時間の間のイソ高炭酸ガス条件下で測定される平均呼吸抑制である、請求項329から335のいずれか一項に請求の方法。
- 前記終末呼気二酸化炭素レベルは50mmHgにてクランプされる、請求項336に請求の方法。
- めまいについての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において50未満である、請求項329から337のいずれか一項に請求の方法。
- 多幸感についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項329から338のいずれか一項に請求の方法。
- 悪心についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項329から339のいずれか一項に請求の方法。
- 鎮静についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において60未満である、請求項329から340のいずれか一項に請求の方法。
- 不快についての平均NASスコアは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において40未満である、請求項329から341のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して少なくとも1.5倍だけ増加させる、請求項329から342のいずれか一項に請求の方法。
- 前記方法は、前記対象において痛覚閾値レベルを、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して1.5から3.0倍だけ増加させる、請求項329から343のいずれか一項に請求の方法。
- 前記痛覚閾値レベルは、脛骨上の皮膚に対する経皮的電気刺激を使用して痛みを適用すること、および2秒あたり0.5mAの割合で電気刺激を増加させることによって測定される、請求項343または344に請求の方法。
- (R)-ジヒドロエトルフィンの用量は静脈内施与される、先行するいずれかの請求項に請求の方法。
- 処置される痛みは侵害受容性疼痛である、先行するいずれかの請求項に請求の方法。
- 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンは、少なくとも0.01μg/kg、できれば、少なくとも0.05μg/kgの用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、痛みの処置のための(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンは、少なくとも0.01μg/kg、できれば、少なくとも0.05μg/kgの用量において施与され、および前記対象においてピーク呼吸抑制は、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して20から80%またはそれらより低い、痛みの処置のための(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンは、少なくとも0.01μg/kg、できれば、少なくとも0.05μg/kgの用量において施与され、および前記対象において換気率は少なくとも0.3である、痛みの処置のための(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンはED75用量よりも高い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、痛みの処置のための(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンは、ED50用量よりも高くおよびED75用量よりも低い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して50%以下である、痛みの処置のための(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンは、ED75用量よりも高くおよびED95用量よりも低い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、痛みの処置のための(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンは、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して痛覚閾値を少なくとも1.2倍だけ増加させる用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、痛みの処置のための(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 無呼吸の危険性を最小にしながらの痛みの処置の間、用量依存性除痛および用量非依存呼吸抑制を提供する(R)-ジヒドロエトルフィンの用量が施与される、痛みの処置のための(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 無呼吸の危険性を最小にしながらの痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して30-50%の換気でのEMINを引き起こす(R)-ジヒドロエトルフィンの用量が施与される、痛みの処置のための(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 痛みの処置の間、少なくとも一のオピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、痛みの処置のための(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 痛みの処置の間、オピオイド関連呼吸抑制は、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下であり、およびオピオイド関連副作用のレベルを規定する以下の基準の少なくとも一つは、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において満たされる、痛みの処置のための(R)-ジヒドロエトルフィン。
0から50のめまいについての平均NASスコア
0から60の多幸感についての平均NASスコア
0から40の悪心についての平均NASスコア
0から60の鎮静についての平均NASスコア
0から40の不快についての平均NASスコア。 - 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンは、少なくとも0.01μg/kg、できれば、少なくとも0.05μg/kgの用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、痛みの処置のための薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンは、少なくとも0.01μg/kg、できれば、少なくとも0.05μg/kgの用量において施与され、および前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して20から80%である、痛みの処置のための薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンは、少なくとも0.01μg/kg、できれば、少なくとも0.05μg/kgの用量において施与され、および前記対象において換気率は少なくとも0.3である、痛みの処置のための薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンはED75用量よりも高い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、痛みの処置のための薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンは、ED50用量よりも高くおよびED75用量よりも低い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して50%以下である、痛みの処置のための薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンは、ED75用量よりも高くおよびED95用量よりも低い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、痛みの処置のための薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンは、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して痛覚閾値を少なくとも1.2倍だけ増加させる用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、痛みの処置のための薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 痛みの処置の間、用量依存性除痛および用量非依存呼吸抑制を提供する(R)-ジヒドロエトルフィンの用量が施与される、痛みの処置のための薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 痛みの処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して30-50%の換気でのEMINを引き起こす(R)-ジヒドロエトルフィンの用量が施与される、痛みの処置のための薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 痛みの処置の間、少なくとも一のオピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、痛みの処置のための薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 痛みの処置の間、オピオイド関連呼吸抑制は、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下であり、および以下の基準の少なくとも一つは、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において満たされる、痛みの処置のための薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
0から50のめまいについての平均NASスコア
0から60の多幸感についての平均NASスコア
0から40の悪心についての平均NASスコア
0から60の鎮静についての平均NASスコア
0から40の不快についての平均NASスコア。 - 麻酔を提供するための(R)-ジヒドロエトルフィンであって、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、少なくとも0.15μg/kgの用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 麻酔を提供するための(R)-ジヒドロエトルフィンであって、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは少なくとも0.15μg/kgの用量において施与され、および前記対象においてピーク呼吸抑制は、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して20から80%またはそれらよりも低い、(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 麻酔を提供するための(R)-ジヒドロエトルフィンであって、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは少なくとも0.15μg/kgの用量において施与され、および前記対象において得られる換気率は少なくとも0.3である、(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 麻酔を提供するための(R)-ジヒドロエトルフィンであって、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンはED75用量よりも高い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 麻酔を提供するための(R)-ジヒドロエトルフィンであって、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、ED50用量よりも高くおよびED75用量よりも低い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して50%以下である、(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 麻酔を提供するための(R)-ジヒドロエトルフィンであって、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、ED75用量よりも高くおよびED95用量よりも低い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 麻酔を提供するための(R)-ジヒドロエトルフィンであって、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して痛覚閾値を少なくとも1.5倍だけ増加させる用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 無呼吸の危険性を最小にしながら麻酔を提供するための(R)-ジヒドロエトルフィンであって、前記処置の間、用量依存性除痛および用量非依存呼吸抑制を提供する(R)-ジヒドロエトルフィンの用量が施与される、(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 無呼吸の危険性を最小にしながら麻酔を提供するための(R)-ジヒドロエトルフィンであって、前記処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して30-50%の換気でのEMINを引き起こす(R)-ジヒドロエトルフィンの用量が施与される、(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 麻酔を提供するための(R)-ジヒドロエトルフィンであって、前記処置の間、少なくとも一のオピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 麻酔を提供するための(R)-ジヒドロエトルフィンであって、前記処置の間、オピオイド関連呼吸抑制は、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下であり、および以下の基準の少なくとも一つは、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において満たされる、(R)-ジヒドロエトルフィン。
0から50のめまいについての平均NASスコア
0から60の多幸感についての平均NASスコア
0から40の悪心についての平均NASスコア
0から60の鎮静についての平均NASスコア
0から40の不快についての平均NASスコア。 - 麻酔を提供するため、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、少なくとも0.15μg/kgの用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 麻酔を提供するため、処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは少なくとも0.15μg/kgの用量において施与され、および前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して20から80%である、薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 麻酔を提供するため、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは少なくとも0.15μg/kgの用量において施与され、および前記対象において換気率は少なくとも0.3である、薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 麻酔を提供するため、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンはED75用量よりも高い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 麻酔を提供するため、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、ED50用量よりも高くおよびED75用量よりも低い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して50%以下である、薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 麻酔を提供するため、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、ED75用量よりも高くおよびED95用量よりも低い用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 麻酔nを提供するため、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して痛覚閾値を少なくとも1.5倍だけ増加させる用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下である、薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 麻酔を提供するため、前記処置の間、用量依存性除痛および用量非依存呼吸抑制を提供する(R)-ジヒドロエトルフィンの用量が施与される、薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 麻酔を提供するため、前記処置の間、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して30-50%の換気でのEMINを引き起こす(R)-ジヒドロエトルフィンの用量が施与される、薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 麻酔を提供するため、前記処置の間、少なくとも一のオピオイド関連副作用はフェンタニルの等鎮痛用量での処置と比較して減らされる、薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
- 麻酔を提供するため、前記処置の間、オピオイド関連呼吸抑制は、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して65%以下であり、および以下の基準の少なくとも一つは、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与後7.5時間において満たされる、薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用。
0から50のめまいについての平均NASスコア
0から60の多幸感についての平均NASスコア
0から40の悪心についての平均NASスコア
0から60の鎮静についての平均NASスコア
0から40の不快についての平均NASスコア。 - 除痛または麻酔が必要とされるヒト対象において除痛または麻酔を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、0.20から0.5μg/kgの用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して85以下の%である、方法。
- 除痛または麻酔が必要とされるヒト対象において除痛または麻酔を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、0.20から0.5μg/kgの用量において施与され、および前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して15から80%である、方法。
- 除痛または麻酔が必要とされるヒト対象において除痛または麻酔を提供する方法であって、(R)-ジヒドロエトルフィンが前記対象に施与されることを含み、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、0.20から0.5μg/kgの用量において施与され、および前記対象において得られる換気率は少なくとも0.15である、方法。
- 除痛または麻酔を提供するための(R)-ジヒドロエトルフィンであって、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、0.20から0.5μg/kgの用量において施与され、および対象において呼吸抑制のレベルは、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して85%以下である、(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 除痛または麻酔を提供するための(R)-ジヒドロエトルフィンであって、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、0.20から0.5μg/kgの用量において施与され、および対象において呼吸抑制のレベルは、(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して15から80%またはそれらよりも低い、(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 除痛または麻酔を提供するための(R)-ジヒドロエトルフィンであって、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、0.20から0.5μg/kgの用量において施与され、および前記対象において換気率は少なくとも0.15である、(R)-ジヒドロエトルフィン。
- 痛みまたは麻酔の処置のための薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用であって、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、0.20から0.5μg/kgの用量において施与され、および前記対象において呼吸抑制のレベルは(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して85%以下である、使用。
- 痛みまたは麻酔の処置のための薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用であって、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、0.20から0.5μg/kgの用量において施与され、および前記対象においてピーク呼吸抑制は(R)-ジヒドロエトルフィンの施与前ベースラインレベルに関して15から80%である、使用。
- みまたは麻酔の処置のための薬の製造における(R)-ジヒドロエトルフィンの使用であって、前記処置の間、前記(R)-ジヒドロエトルフィンは、0.20から0.5μg/kgの用量において施与され、および前記対象において換気率は少なくとも0.3である、(R)-ジヒドロエトルフィン。
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