JP2016516543A - ノンスティッククッキングコンテナ - Google Patents

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Abstract

本発明は、ノンスティッククッキングコンテナに関し、ノンスティッククッキングコンテナは、コンテナ本体部を含み、コンテナ本体部は、リブ付きの内側表面を含む。リブ付きの内側表面は、規則的な間隔で配設されている複数のリブ部(21)および溝部(22)を含み、ノンスティックコーティング(30)がリブ部(21)および溝部(22)の表面を覆っており、リブ部(21)は、上部表面(211)を含み、溝部(22)は、底部表面(221)を含む。本発明によるノンスティッククッキングコンテナのノンスティックコーティングにかき傷を付ける、または欠け落ちさせることは困難であり、それは、クッキングコンテナが、長期間にわたってそのノンスティック特性を保つことを可能にする。

Description

本発明は、台所用品の分野に関係し、ノンスティッククッキングコンテナ(non-stick cooking containers)に関する。
ノンスティッククッキングコンテナは、とりわけ、平鍋、中華鍋、深鍋、およびシチュー鍋を含む。
現在のところ、既存のノンスティッククッキングコンテナは、一般的に、サンドブラストまたはショットブラストによって処理され、次いで、ノンスティックコーティングを吹き付けることによって処理された平坦な底部を備えるクッキングコンテナである。この方法によって処理される製品のノンスティックコーティングは、かき傷が付き、欠け落ち、および摩耗する傾向にあり、したがって、これらの製品の耐用年数を短くする。
中国特許第CN2369590Y号明細書 欧州特許第0259056号明細書 欧州特許第0510546号明細書
特許文献1は、剛体で耐久性のあるノンスティッククッキングコンテナのタイプを提案しており、それは、丸い中心部、および、同心円状の円形部、または、クッキングコンテナのリム部まで延在する切り込み線(scoring)を含む。クッキングコンテナの断面領域は、鋸歯状の波形を有しており、クッキングコンテナの断面領域は、頂上部、谷部、および側部から成る。クッキングコンテナの表面は、テフロン(登録商標)のノンスティック層でコーティングされている。
上述のノンスティッククッキングコンテナは、ノンスティックコーティングの耐用年数をある程度延長するが、鋸の歯の頂上部を覆うコーティングは、上記に説明されているように、鋸歯状の波形構造の使用の間に、容易にかき傷が付けられ、欠け落ちる。ノンスティックコーティングのこの部分が欠け落ちることは、周囲の波形の頂上部が欠け落ちることにつながり、次いで、大きく欠け落ちた領域の出現につながり、それは、結果的に、このコーティングの耐用年数を短くする。
特許文献2は、ノンスティックコーティングによって覆われたリブ付きの内側表面を有するノンスティッククッキングコンテナを開示している。しかし、リブ部は、同様に、鋸歯状のプロファイルを有している。
特許文献3は、ノンスティックコーティングを有するノンスティッククッキングコンテナを開示しており、ノンスティックコーティングは、プラズマスプレーイングによってリブ付きの表面の上に形成された粗い中間層の上に堆積されている。リブ付きの表面は、ローレット切り(knurling)によって、具体的には、ローレット切り十字形溝部によって、作り出され得る溝部を有している。そのような容器を作り出すことは、比較的複雑であるということが分かっている。
本発明は、ノンスティックコーティングの耐用年数が効果的に延長されるノンスティッククッキングコンテナを提供することを提案する。
上述の目的を達成するために、本発明は、コンテナ本体部を含むノンスティッククッキングコンテナであって、コンテナ本体部は、リブ付きの内側表面を有しており、リブ付きの内側表面は、規則的な間隔で配置されている複数のリブ部および溝部を有しており、ノンスティックコーティングがリブ部および溝部の表面を覆っており、リブ部は、上部表面を有しており、溝部は、底部表面を有している、ノンスティッククッキングコンテナを提供する。
そして、有利には、リブ部の上部表面は、平坦であるか、またはキャンバー形であり(cambered)、溝部の底部表面は、平坦であるか、またはキャンバー形である。
さらに有利には、リブ部の側方壁部は、平坦であるか、またはキャンバー形である。
さらに有利には、2つの近接するリブ部は、0.3mmから1mmの間の長さがある間隔によって分離されている。
さらに有利には、間隔に対するリブ部の幅の比率は、1/3から1/2の間である。
さらに有利には、同じリブ部の2つの側方壁部の間の分離角度は、鋭角である。
そして、有利には、分離角度は、25°から45°の間である。
さらに有利には、リブ部の上部表面の最高点と、溝部の底部表面の最低点を分離する垂直方向の距離は、0.12mmから0.45mmの間である。
さらに有利には、リブ部の表面の粗度は、3μmから8μmの間である。
さらに有利には、リブ部の上部表面およびリブ部の側方壁部は、凹形部を有しており、したがって、粗い凹形スペースを形成するように構成されている。
さらに有利には、陽極酸化層は、一方ではリブ部および溝部の表面と、他方ではノンスティックコーティングとの間に配置されている。
本発明によれば、クッキングコンテナの本体部の内側表面は、リブ付きの領域を有しており、このリブ付きの領域は、複数のリブ部および溝部を有しており、リブ部および溝部の表面は、ノンスティックコーティングによって覆われている。リブ部の機能は、摩耗に対する抵抗を強化すること、および、クッキングコンテナを保護することであり、したがって、クッキングコンテナの使用の間に、へらは、リブ部の上のノンスティックコーティングだけに接触し、溝部の底部におけるノンスティックコーティングは、効果的に保護され、そして、かき傷が付けられる、または欠け落とされる傾向はなくなり、したがって、クッキングコンテナのノンスティック特性が長期間にわたって維持されることを可能にする。本発明では、リブ部は、上部表面を有している。先行技術の鋸歯状の波形構造に関して、ノンスティックコーティングが、リブ部の上部表面により良好に付着しており、ノンスティックコーティングは、クッキングコンテナの使用の間に欠け落ちる傾向はなく、そして、上部表面のノンスティックコーティングが欠け落ちたとしても、溝部の底部におけるノンスティックコーティングは、それによって影響を受けない。そのうえ、リブ部の上部表面の上のノンスティックコーティングの厚さを確実にすることはより容易であり、それは、ノンスティック表面の均質性を改善する。加えて、上部表面が提供されているリブ部は、より抵抗力があり、それらは、摩耗または亀裂を受けにくく、それらは、クッキングコンテナを効果的に強化および保護する。本発明では、溝部は、底部表面を有している。溝部の底部表面は、鋭角を全く有しておらず、ノンスティックコーティングは、コーティングがスプレーされるときに、その中を自由に循環し、スムーズにかつ均一に底部を充填し、焼結後に空気孔は形成されず、それは、ノンスティックコーティングを、より一貫性がある(consistent)ようにし、したがって、より頑丈にし、腐食に対してより抵抗力があるようにする。
本発明の説明に添付されている図面のいくつかは、より詳細に本発明を図示する役割を果たす。概略の適用例およびそれらの見出しは、本発明を説明する役割を果たしており、決して本発明を限定するものではない。
発明のノンスティッククッキングコンテナの例示的な実施形態の断面図である。 図1に図示されているノンスティッククッキングコンテナの部分Aの拡大図である。ノンスティックコーティングは、図2に示されていない。 図1に図示されているノンスティッククッキングコンテナの部分的な略図である。ノンスティックコーティングは、図3に示されている。 図1に図示されているノンスティッククッキングコンテナの部分的な略図である。ノンスティックコーティングは、図4に示されていない。 本発明のノンスティッククッキングコンテナの第2の例示的な実施形態の部分的な略図である。ノンスティックコーティングは、図5に示されている。
上述の図は、以下の参照数字:10=コンテナ本体部;21=リブ部;22=溝部;211=リブ部の上部表面;212=リブ部の側方壁部;221=溝部の底部表面;22a=凹形部;30=ノンスティックコーティングを含む。
別段の定めがない限り、この特許出願の例示的な実施形態とこれらの例示的な実施形態の詳細は、互いに組み合わせられ得るということが指摘されるべきである。本文の残りにおいて、本発明をより詳細に解説するために、例示的な実施形態に関連して、添付されている図面が参照された。
図1から図3に示されているように、第1の例示的な実施形態のノンスティッククッキングコンテナは、コンテナ本体部10を有しており、コンテナ本体部10の内側表面は、コンボリューション(convolutions)の領域を有しており、複数のリブ部21および溝部22が、コンボリューションを形成するために規則的な間隔で配置されており、ノンスティックコーティング30の層が、リブ部21および溝部22の表面を覆う。リブ部21は、摩耗に対する抵抗を強化し、クッキングコンテナを保護する役割を果たしており、したがって、クッキングコンテナの使用の間に、へらが、リブ部21の上のノンスティックコーティング30だけに接触し、溝部22の底部におけるノンスティックコーティング30が、効果的に保護され、かき傷が付けられる、または欠け落ちる傾向がなくなり、したがって、クッキングコンテナのノンスティック特性が長期間にわたって維持されることを可能にする。
第1の例示的な実施形態では、リブ部21は、上部表面211を有している。先行技術の鋸歯状の波形構造に関して、ノンスティックコーティング30は、リブ部21の上部表面211に良好に付着しており、クッキングコンテナの使用の間に、ノンスティックコーティング30は欠け落ちる傾向がなく、また、上部表面211のノンスティックコーティング30が欠け落ちたとしても、これは、溝部22の底部におけるノンスティックコーティング30に影響を及ぼさない。そのうえ、リブ部21の上部表面211の上のノンスティックコーティング30の厚さを確保することが、より容易であり、それは、ノンスティックコーティング30の均質性を改善する。加えて、上部表面211が提供されているリブ部21は、より抵抗力があり、それらは、摩耗または破損をほとんど受けず、そして、それらは、クッキングコンテナを効果的に強化および保護する。
先行技術では、溝部22の底部は、鋭角を有しており、そして、ノンスティックコーティング30がスプレーされるときに、それは、その中で自由に循環することがなかなかできず、焼結後に、空気孔が、鋭角の付近に現れる傾向がある。換言すれば、溝部の底部には、ノンスティックコーティングがない可能性がある。第1の例示的な実施形態では、溝部22は、底部表面221を有しており、溝部22の底部表面は、鋭角を全く有しておらず、ノンスティックコーティングがスプレーされるときに、ノンスティックコーティングは、その中を自由に循環し、スムーズにかつ均一に底部を充填し、焼結後に、空気孔は形成されず、したがって、ノンスティックコーティング30をさらに一貫性のある状態にし、したがって、より硬く、腐食に対してより抵抗力がある状態にする。
上述のコンボリューション領域は、コンテナ本体部10の内側表面を処理することによって得られ得る。したがって、リブ付きの内側表面が得られる。本発明がこのコンボリューション領域に限定されないということ、および、簡単なリブ付きの領域で十分であるということを、当業者は明らかに知っている。また、上述のリブ付きの領域は、同心円状の領域、または、さらには、均一なおよび平行な直線状の/曲線状のラインの領域であることが可能である。この同心円状の領域、または、均一なおよび平行な直線状の/曲線状のラインの領域の原理および機能は、コンボリューション領域のものと同様である。この主題は、ここでは、さらに詳細には議論されない。
加えて、上述のリブ付きの領域は、コンテナ本体部の内側表面全体、もしくは、単にクッキングコンテナの底部だけ、または、さらには、クッキングコンテナの底部およびクッキングコンテナの壁部の一部分を覆うことが可能である。
図3に示されているように、第1の例示的な実施形態では、上部表面211は、平坦な表面を有しており、リブ部21の側方壁部212は、平坦である。換言すれば、リブ部21の断面は、台形形状をしており、溝部の底部表面221は、キャンバー形である。上述の構造は、ノンスティックコーティング30が自由に循環し、空気孔を残すことなく、スムーズにかつ均一に表面を覆うことを可能にし、それは、ノンスティックコーティングの一貫性および付着性を改善する。リブ部21の上部表面211と側方壁部212の間のスペースは、好ましくは、ベベル角度の形状を有することになる。
図5に示されているように、第2の例示的な実施形態と第1の例示的な実施形態との間の相違は、第2の例示的な実施形態では、リブ部21の上部表面211がキャンバー形であることだけにある。図5で容易にわかるように、リブ部21の上部表面211は、外向きにアーチ形である。達成可能であることになる実施形態に関して、リブ部21の上部表面211がキャンバー形であるもの以外の構造を有することも可能であり、溝部22の底部表面221が平坦であることも可能であり、リブ部21の側方壁部212がキャンバー形であることも可能であるということを、当業者は知っている。
図2および図4に示されているように、リブ付きの領域の2つの近接するリブ部21の間の間隔Lは、好ましくは、等しくなることになり、換言すればリブ部は、コンテナ本体部10の底部の上に、中心から外側へ、均一に分配されることになる。リブ部21同士の間の上述の間隔Lは、食物の調理の間のへらとコンテナ本体部10の内側表面との間の接触表面に関係していなければならず、へらが、ノンスティックコーティング30で充填された溝部22の底部にかき傷を付けることもなく、リブ部21の表面からノンスティックコーティング30を完全に欠けさせて落とすこともないことが可能であるようになっている。図4に示されているように、第1の例示的な実施形態では、発明者は、数え切れないほどの研究および実験の後に、2つの近接するリブ部21の間の最適な間隔Lが0.3mmから1mmの間であると決定した。間隔Lが0.3mmよりも小さいときには、ノンスティックコーティングは、表面に浮かび、溝部22を効果的に充填せず、また、へらによって容易にかき傷が付けられる。間隔Lが1mmよりも大きいときには、へらは、溝部22に進入し、ノンスティックコーティング30にかき傷を付ける可能性がある。
図3および図4に示されているように、発明者は、数え切れないほどの研究および実験の後に、間隔Lに対するリブ部21の幅Bの理想的な比率が、1/3から1/2の範囲にあると決定した。間隔Lに対するリブ部21の幅Bの比率が、1/3よりも小さいときには、リブ部21は、十分に頑丈でなく、かき傷が付けられるかまたは破損する傾向がある。間隔Lに対するリブ部21の幅Bの比率が、1/2よりも大きいときには、リブ部21のノンスティックコーティング30がクッキングコンテナの使用を通して摩耗した後に、クッキングコンテナの露出された表面が相対的に大きくなり、クッキングコンテナのノンスティック特性が急速に低下する。図3および図4で容易にわかるように、間隔Lは、リブ部21の上部表面における幅Bと、2つの隣接するリブ部21の上部表面211の間のスペースとを含む。
接着剤コーティング30の塗布の後に、リブ部21同士の間の間隔Lが0.3mmから1mmの範囲にあるときには、および、間隔Lに対するリブ部21の幅Bの比率が1/3から1/2の範囲にあるときには、コンテナ本体部10の内側表面のリブ部は、依然として肉眼で見ることが可能である。
図2および図4に示されているように、同じリブ部21の2つの側方壁部212の間の分離角度αは、鋭角である。発明者は、数え切れないほどの研究および実験の後に、分離角度αが、最良の結果を得るために、25°から45°の間でなければならないと決定した。
図3および図4に示されているように、発明者は、数え切れないほどの研究および実験の後に、リブ部21の上部表面211の最高点と、溝部22の底部表面221の最低点を分離する最適な垂直方向の距離Hは、0.12mmから0.45mmの間であると決定した。垂直方向の距離Hが0.12mmよりも小さいときには、効果的な支持点を形成することが不可能である。垂直方向の距離Hが0.45mmよりも大きいときには、ノンスティックコーティングは、良好に循環せず、溝部22の内部まで浸透する傾向がなく、クッキングコンテナの使用の間に溝部の中に蓄積する汚れは、クリーニングすることが困難である。
3μmから8μmの間のリブ部21の表面の粗度Raが選択される。この表面粗度は、サンドブラストによって、または、別の粗面化方法(たとえば、ショットブラスト、化学的な腐食、もしくは電気化学的な腐食など)によって、得られ得る。上述の表面粗度は、ノンスティックコーティング30の優れた付着性および堅さを確実にすることを可能にする。
図3に示されているように、粗い凹形スペースを形成するように構成されている凹形部22aを有するリブ部21の上部表面211およびリブ部21の側方壁部212が選択される。これらの凹形部22aは、付着表面を増加させること、ならびに、ノンスティックコーティング30の優れた付着性および堅牢性を確実にすることを可能にする。
図3および図5において容易にわかるように、溝部22の底部表面221の上のノンスティックコーティング30の厚さは、隣接するリブ部21の上部表面211の上のノンスティックコーティング30の厚さよりも大きい。
図3および図5において容易にわかるように、リブ部21の上部表面211の最高点と、隣接する溝部22の底部表面221の最低点を分離する垂直方向の距離Hは、前記リブ部21の上部表面211と前記溝部22の底部表面221との間のノンスティックコーティング30の高さの差Vよりも大きい。
図3および図5において容易にわかるように、溝部22の底部表面221の上のノンスティックコーティング30の厚さRは、前記溝部22の底部表面221と隣接するリブ部21の上部表面211との間のノンスティックコーティング30の表面の高さの差Vよりも大きい。
図3および図5において容易にわかるように、リブ部21の上部表面211の最高点と、隣接する溝部22の底部表面221の最低点を分離する垂直方向の距離Hは、前記溝部22の底部表面221の上のノンスティックコーティング30の厚さRよりも大きい。
図3および図5において容易にわかるように、リブ部21の側方壁部212と隣接する溝部22の底部表面221は、丸い壁部によって接続されている。
問題のリブ部21および溝部22の表面とノンスティックコーティング30との間に配置されている陽極酸化層が選択される。したがって、陽極酸化層は、一方ではリブ部21および溝部22の表面と、他方ではノンスティックコーティング30との間に配置されている。この陽極酸化層は、硬質陽極酸化方法によって、ノンスティックコーティング30をスプレーするステップの前に作り出され、その方法は、特定の剛性、ならびに、摩耗および破損に対する良好な抵抗をリブ部21に付与する。陽極酸化層の厚さは、好ましくは150Hvから600Hvの範囲にある硬度に関して、好ましくは、20μmから45μmの間である。ノンスティック効果を確実にするために、ノンスティックコーティング30の厚さは、好ましくは、15μmから50μmの間である。
特定の適用例が、本発明の有益な結果をより詳細に説明するために、以下にまとめられている。
適用例1から9のノンスティッククッキングコンテナ、および、比較例1から8のノンスティッククッキングコンテナが、以下の製造方法によって得られる。
(1.)コンテナ本体部のダイカスト:コンテナ本体部が、アルミニウム合金を加圧ダイカストすることによって作り出され、キャンバー形であるまたは平坦な底部を形成するようになっている。クリーニングした後に、それは焼結ステップを受ける。したがって、コンテナ本体部10は、ダイカストアルミニウム合金から作製されている。
(2.)コンボリューション領域:コンボリューションが、表1に列挙されているパラメータにしたがって作り出される。コンボリューション領域は、コンテナ本体部の内側表面全体にわたって配置される。コンボリューションのリブ部の断面は、台形形状を有しており、溝部の底部は、キャンバー形である。
(3.)サンドブラスト:第46番のエメリーサンドが、サンドブラストのために使用され、リブ部の表面に関して、5μmの粗度Raを得ることを可能にする。
(4.)硬質陽極酸化:上述の処理ステップの後に、コンテナ本体部は、硬質陽極酸化処理を受け、硬質陽極酸化処理は、350Hvの硬度を有する30μm厚さの陽極層を作り出す。
(5.)ノンスティックコーティングのスプレー:フッ素化樹脂ベースのノンスティックコーティングは、35μm厚さの層を形成し、コンテナ本体部の内側表面の上にスプレーされる。スプレーが終了したときに、表面は、380℃での6分の焼結局面を受ける。
適用例1から9および比較例1から8において得られるノンスティッククッキングコンテナは、加速度シミュレーションテスト方法にしたがって実施される測定を受ける。性能に関して表1を参照。
テスト方法は、食物を調理するために、消費者によるクッキングコンテナの毎日の使用の間のノンスティックコーティングの劣化のメカニズムをシミュレートすることから構成され、中国人消費者の調理習慣が反映されており、強化された機械的なシミュレーションテストが、評価基準として加速度シミュレーションテストサイクルの数を使用して、クッキングコンテナのノンスティックコーティングの耐用年数を評価するために含まれている。クッキングコンテナのノンスティックコーティングの耐用年数および特性を評価する方法、ならびに、加速度シミュレーションテスト方法は、以下の通りである。
I.ノンスティックコーティングの耐用年数を評価する方法。
レベル査定を実施するために、卵が、それぞれの加速度シミュレーションテストサイクルの終わりに調理される。卵を調理する間に、ノンスティックコーティングの欠けた表面の直径が、6mmよりも大きい場合には、または、ノンスティック層が、それを通って走る10個よりも多い深いかき傷を有する場合には、テストが停止され、シミュレーションテストサイクルの数が記録される。サイクルの数が大きいほど、ノンスティックコーティングの耐用年数は長くなる。
II.ノンスティックコーティングの特性を評価する方法。
ノンスティックコーティングの特性を評価する方法は、以下のステップを有する。
それぞれのシミュレーションテストサイクルの終わりに、サンプルがクリーニングされ、表面の上に残っている水が拭き取られる。
コンテナ本体部の内側表面が乾燥され、次いで、スポンジまたは他の軟質物体を使用して、および、油滴または油たまりの形成を回避して、調理用油の層が、それに均一に塗布される。
そのようにオイルが塗られたクッキングコンテナは、ガスレンジの上で、140℃から170℃の間の温度まで加熱される。
卵が割られ、熱いクッキングコンテナの上に注がれ、凝固することが許される。次いで、卵は、クッキングコンテナから除去され、クッキングコンテナのノンスティック特性が、この作用を基に評価され、次いで記録される。
III.加速度シミュレーションテスト方法。
木製のへらが、加速度シミュレーションテストのために使用される。テスト手順は、以下の通りである。
ステップA:シェル振動による摩耗テスト
ステップB:様々な調味料から成る混合物の調理
ステップC:スチール製ワイヤーを使用した摩耗テスト
ステップD:ポテトを揚げる
ステップE:卵を調理することによるノンスティック特性の評価
上記に説明されているような4つのテストステップ+ノンスティック特性を評価する1つのステップの終了は、1つのサイクルの完了に対応する。
ステップAの詳細:シェル振動による摩耗テスト。
測定器:振動摩耗テスト装置。
このテストの具体的な説明。
(1.)500gのシェルが、ノンスティッククッキングコンテナの中に設置され、次いで、開口部が、アルミニウム接着テープを用いてシールされる。
(2.)ノンスティッククッキングコンテナが、赤外線または他のタイプのオーブンの中に設置される。
(3.)テスト装置が、150℃から180℃の間の温度で、400rpmの速度で、15分にわたり振動するように設定される。
(4.)15分にわたりノンスティックコンテナの中のシェルを振動させるために、スタートボタンが押される。
(5.)テストが終わったときに、シェルが、ノンスティッククッキングコンテナから除去され、それが、水道水を使用して適正にクリーニングされる。
ステップBの詳細:様々な調味料から成る混合物の調理。
原材料:大豆油、酢、塩、砂糖、桂林ホットソース、ケチャップ。
このテストの具体的な説明。
(1.)問題の混合物が、以下の割合で準備される。
70%水道水、5%大豆油、5%酢、5%塩、5%砂糖、5%桂林辣椒醤、5%ケチャップ。それらは、均質な混合物が得られるまで混合される。
(2.)1800mlのこの混合物が、ノンスティッククッキングコンテナの中へ注がれる。クッキングコンテナは、ガスレンジの上に設置される。クッキングコンテナの底部が完全に覆われていない場合には、より多くの液体が、必要に応じて加えられ得る。
(3.)混合物が、沸騰するまで加熱され、30分にわたり沸騰することを許される。この時間の間に、液体の厚さおよび一貫性を維持するために、水が、規則的な間隔で混合物に加えられ得る。
(4.)調理時間が経過したとき、混合物が除去され、クッキングコンテナが、水道水を用いてクリーニングされる。
ステップCの詳細:スチール製ワイヤーを使用した摩耗テスト。
テスト器具:スチール製ワイヤーを備えるデバイスを装備している摩滅および摩耗テストマシン。
このテストの具体的な説明。
(1.)適切な量の調理用油が、ノンスティッククッキングコンテナの中へ注がれる。
(2.)クッキングコンテナが、ガスレンジの上で加熱され、測定器の摩滅の数が、400に設定され、油の温度が、180℃から220℃の間まで持っていかれる。
(3.)テストが終わったときに、調理用油が、ノンスティッククッキングコンテナから除去される。
(4.)テストの間に、スチール製ワイヤーが、正しくしっかりと位置決めされていることを確実にすることが必要である。それぞれのテストサイクルに関して、スチール製ワイヤーの表面の摩耗レベルがチェックされなければならず、それらが摩耗の明らかな兆候を示している場合には、それは、修理または交換されなければならない。
ステップDの詳細:ポテトを揚げる。
原材料:300gのポテト、および、500gのフライ油。
このテストの具体的な説明。
(1.)ポテトが、フレンチフライへとカットされる。
(2.)500gのフライ油が、ノンスティッククッキングコンテナの中へ注がれる。
(3.)クッキングコンテナがガスレンジの上で加熱され、油が十分に熱くなると、フライがその中に置かれ、そして、それらの外側がきつね色になるまで揚げられる。
(4.)フライ、および、次いで、油が、ノンスティッククッキングコンテナから除去される。
表1のデータ比較によれば、表1では、結果が、4つのタイプのパラメータに関する適正値と比較されており、本発明の適用例1〜9によって得られたクッキングコンテナのノンスティックコーティングの摩耗に対する抵抗の特性は、比較例1〜8によって得られたノンスティッククッキングコンテナのものよりもはるかに優れているということが明らかである。適用例2が、最良の特性を示している。また、表1によれば、本発明の技法によって得られたノンスティッククッキングコンテナが、より長い耐用年数を持っているということが明らかである。
上述の適用例は、単に、本発明の適用の最良の例を表している。それらは、決して本発明の他の適用を限定していない。本発明に対する多様な修正および変形が、関連分野の技術者によってなされ得る。本発明の意図および原理との調和を保ちながらなされる任意の修正、交換、または改善は、本発明の保護の範囲に含まれる。

Claims (21)

  1. コンテナ本体部(10)を含むノンスティッククッキングコンテナであって、前記コンテナ本体部(10)は、リブ付きの内側表面を有しており、前記リブ付きの内側表面は、規則的な間隔で配置されている複数のリブ部(21)および溝部(22)を有しており、ノンスティックコーティング(30)が前記リブ部(21)および溝部(22)の前記表面を覆っており、前記リブ部(21)は、上部表面(211)を有しており、前記溝部(22)は、底部表面(221)を有していることを特徴とするノンスティッククッキングコンテナ。
  2. 前記リブ部(21)の前記上部表面(211)は、平坦であるか、またはキャンバー形であり、前記溝部(22)の前記底部表面(221)は、平坦であるか、またはキャンバー形であることを特徴とする請求項1に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  3. 前記リブ部(21)の側方壁部(212)は、平坦であるか、またはキャンバー形であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  4. 2つの近接するリブ部(21)は、0.3mmから1mmの間の長さがある間隔(L)によって分離されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  5. 前記間隔(L)に対する前記リブ部(21)の幅(B)の比率は、1/3から1/2の間であることを特徴とする請求項4に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  6. 同じリブ部(21)の2つの側方壁部(212)の間の分離角度(α)は、鋭角であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  7. 前記分離角度(α)は、25°から45°の間であることを特徴とする請求項6に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  8. 前記リブ部(21)の断面は、台形形状を有していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  9. リブ部(21)の前記側方壁部(212)および隣接する溝部(22)の前記底部表面(221)は、丸い壁部によって接続されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  10. リブ部(21)の前記上部表面(211)の最高点と、溝部(22)の前記底部表面(221)の最低点を分離する垂直方向の距離(H)は、0.12mmから0.45mmの間であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  11. 溝部(22)の前記底部表面(221)の上の前記ノンスティックコーティング(30)の厚さは、隣接するリブ部(21)の前記上部表面(211)の上の前記ノンスティックコーティング(30)の厚さよりも大きいことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  12. リブ部(21)の前記上部表面(211)の最高点と、隣接する溝部(22)の前記底部表面(221)の最低点を分離する垂直方向の距離(H)は、前記リブ部(21)の前記上部表面(211)と前記溝部(22)の前記底部表面(221)との間の前記ノンスティックコーティング(30)の表面の高さの差(V)よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  13. 溝部(22)の前記底部表面(221)の上の前記ノンスティックコーティング(30)の厚さ(R)は、前記溝部(22)の前記底部表面(221)と隣接するリブ部(21)の前記上部表面(211)との間の前記ノンスティックコーティング(30)の表面の高さの差(V)よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  14. リブ部(21)の前記上部表面(211)の最高点と、隣接する溝部(22)の前記底部表面(221)の最低点を分離する垂直方向の距離(H)は、前記溝部(22)の前記底部表面(221)の上の前記ノンスティックコーティング(30)の厚さ(R)よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  15. 前記ノンスティックコーティング(30)の厚さは、15μmから50μmの間であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  16. 前記リブ部(21)の表面の粗度(Ra)は、3μmから8μmの間であることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  17. 前記リブ部(21)の前記上部表面(211)および前記リブ部(21)の前記側方壁部(212)は、粗い凹形スペースを形成するように構成されている凹形部(22a)を有していることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  18. 陽極酸化層は、一方では前記リブ部(21)および溝部(22)の表面と、他方では前記ノンスティックコーティング(30)との間に配置されていることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか一項に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  19. 前記陽極酸化層の厚さは、20μmから45μmの間であることを特徴とする請求項18に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  20. 前記陽極酸化層の硬度は、150Hvから600Hvの間であることを特徴とする請求項18または請求項19に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
  21. 前記コンテナ本体部(10)は、ダイカストアルミニウム合金から作製されていることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか一項に記載のノンスティッククッキングコンテナ。
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