JP2016515615A5 - - Google Patents

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JP2016515615A5
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本発明はまた、本出願の明細書で言及または示される部分、要素および特徴の中、前記部分、要素もしくは特徴のうちの2以上の任意のまたは全ての組み合わせの中に個々にまたは集合的に存在すると広く言うことができ、本明細書で言及される特定の整数が本発明に関連する技術分野で公知の均等物を有する場合、このような公知の等価物は、個別に記載されるように本明細書に組み込まれるとみなされる。
[本発明1001]
式(I)
Figure 2016515615
式中、
ZはOまたはヒドロキシルであり;
Xは、水素、C 1−6 アルキルC(O)O、またはC 1−6 アルキルであり;
------は、ZがOである場合は単結合であり、またはZがヒドロキシルである場合は存在せず、
Figure 2016515615
は、単結合または二重結合であり;かつ
1 およびR 2 は、それぞれ独立して、ヒドロキシルまたはC 1−6 アルコキシルであり;
ただし、R 1 およびR 2 の少なくとも一方はヒドロキシルであり;
ただし、R 1 およびR 2 は、XがHであり、かつ
Figure 2016515615
が二重結合である場合は、共にヒドロキシルではない;
または式(II)
Figure 2016515615
式中、
は、水素、C 2−6 アルケニル、アリールC 1−6 アルキル、またはアリールC 2−6 アルケニルであり;
mは1または2であり;かつ
10 およびR 20 は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル、またはC 1−6 アルコキシであり;
ただし、R 10 およびR 20 が共にヒドロキシルである場合は、R は、アリールC 1−6 アルキルまたはアリールC 2−6 アルケニルではない、
上記式(I)または(II)の化合物の治療有効量を含む医薬組成物。
[本発明1002]
前記式(I)の化合物が式(IA)
Figure 2016515615
の化合物である、本発明1001の組成物。
[本発明1003]
Xが水素、C 1−6 アルキルC(O)O、またはC 2−5 アルキルである、本発明1001または1002の組成物。
[本発明1004]
Xが水素またはC 1−6 アルキルC(O)Oである、本発明1001〜1003のいずれかの組成物。
[本発明1005]
前記C 1−6 アルキルC(O)OがMeC(O)Oである、本発明1001〜1004のいずれかの組成物。
[本発明1006]
1 およびR 2 がそれぞれ独立してヒドロキシルまたはC 1−6 アルコキシである、本発明1001〜1005のいずれかの組成物。
[本発明1007]
1 がヒドロキシルであり、かつR 2 がC 1−6 アルコキシであるか、R 1 がC 1−6 アルコキシであり、かつR 2 がヒドロキシルであるか、またはR 1 およびR 2 がそれぞれヒドロキシルである、本発明1001〜1006のいずれかの組成物。
[本発明1008]
前記C 1−6 アルコキシがOMeである、本発明1001〜1007のいずれかの組成物。
[本発明1009]
ZがOであり、------が単結合であり、
Figure 2016515615
が単結合であり、XがC 1−6 アルキルC(O)Oであり、R 1 およびR 2 がそれぞれヒドロキシルである、本発明1001〜1008のいずれかの組成物。
[本発明1010]
ZがOであり、かつ------が単結合であるか、またはZがヒドロキシルであり、かつ------が存在せず;
Figure 2016515615
が二重結合であり;Xが水素であり;R 1 がヒドロキシルであり、かつR 2 がC 1−6 アルコキシであるか、またはR 1 がC 1−6 アルコキシであり、かつR 2 がヒドロキシルである、本発明1001〜1008のいずれかの組成物。
[本発明1011]
1 がC 1−6 アルコキシであり、かつR 2 がヒドロキシルである、本発明1010の組成物。
[本発明1012]
ZがOであり、かつ------が単結合である、本発明1010または本発明1011の組成物。
[本発明1013]
Zがヒドロキシルであり、かつ------が存在しない、本発明1010または本発明1011の組成物。
[本発明1014]
前記式(II)の化合物が、式(IIA)
Figure 2016515615
の化合物である、本発明1001の組成物。
[本発明1015]
10 およびR 20 がそれぞれ水素であるか、R 10 およびR 20 がそれぞれヒドロキシルであるか、R 10 がヒドロキシルであり、かつR 20 がC 1−6 アルコキシであるか、またはR 10 がC 1−6 アルコキシであり、かつR 20 がヒドロキシルである、本発明1001または1014の組成物。
[本発明1016]
前記C 1−6 アルコキシがOMeである、本発明1001、1014、および1015のいずれかの組成物。
[本発明1017]
が水素、C 2−6 アルケニル、またはアリールC 1−6 アルキルである、本発明1001および本発明1014〜1016のいずれかの組成物。
[本発明1018]
前記C 2−6 アルケニルがプレニルまたはイソプレニルである、本発明1001および本発明1014〜1017のいずれかの組成物。
[本発明1019]
前記アリールC 1−6 アルキルがベンジルである、本発明1001および本発明1014〜1017のいずれかの組成物。
[本発明1020]
前記アリールC 1−6 アルケニルがシンナミルである、本発明1001および本発明1014〜1016のいずれかの組成物。
[本発明1021]
mが2である、本発明1001および本発明1014〜1020のいずれかの組成物。
[本発明1022]
が水素であり、R 10 およびR 20 がそれぞれ水素である、本発明1021の組成物。
[本発明1023]
mが1である、本発明1001および本発明1014〜1020のいずれかの組成物。
[本発明1024]
がC 2−6 アルケニルまたはアリールC 1−6 アルキルであり;R 10 およびR 20 がそれぞれヒドロキシルであるか、R 10 がヒドロキシルであり、かつR 20 がC 1−6 アルコキシであるか、またはR 10 がC 1−6 アルコキシであり、かつR 20 がヒドロキシルである、本発明1001および本発明1014〜1019、および本発明1023のいずれかの組成物。
[本発明1025]
がC 2−6 アルケニルであり;R 10 およびR 20 がそれぞれヒドロキシルである、本発明1001および本発明1014〜1018、本発明1023および1024のいずれかの組成物。
[本発明1026]
がアリールC 1−6 アルキルであり;R 10 がヒドロキシルであり、かつR 20 がC 1−6 アルコキシであるか、またはR 10 がC 1−6 アルコキシであり、かつR 20 がヒドロキシルである、本発明1001および本発明1014〜1017、本発明1019、1023、および1024のいずれかの組成物。
[本発明1027]
a)1,1−ジメチルアリルカフェ酸、
b)3−メチル−3−ブテニルカフェ酸、
c)フェルラ酸ベンジル、
d)イソフェルラ酸ベンジル、
e)ピノバンクシン−3−アセテート、
f)テクトクリシン、
g)5−フェニルペンタ−2,4−ジエン酸、
h)ピノストロビンカルコン
のうちの任意の1つもしくは複数から選択される少なくとも1種類の化合物の治療有効量を含む、本発明1001の医薬組成物。
[本発明1028]
対象における胃腸癌を治療または予防する方法であって、本発明1001〜1027のいずれかの組成物の有効量を、それを必要としている対象に投与することを含む、方法。
[本発明1029]
対象における胃腸の腫瘍形成を阻害するか、胃腸の腫瘍増殖を阻害するか、胃腸の腫瘍転移を阻害するか、または胃腸癌を治療または予防する方法であって、本発明1001〜1027のいずれかの組成物の有効量を、それを必要としている対象に別々に、同時にまたは連続して投与することを含む、方法。
[本発明1030]
対象における1つまたは複数の腫瘍性胃腸細胞のアポトーシスを誘導する方法であって、本発明1001〜1027のいずれかの組成物の有効量を、それを必要としている対象に投与することを含む、方法。
[本発明1031]
胃腸癌療法に対する対象の応答性を増加させる方法であって、本発明1001〜1027のいずれかの組成物を対象に投与することを含む、方法。
[本発明1032]
胃腸癌療法に対する対象の胃腸腫瘍の感受性を増加させる方法であって、本発明1001の組成物を対象に投与することを含む、方法。
[本発明1033]
治療に耐性を示す1つまたは複数の胃腸癌細胞を再感作させる方法であって、1つまたは複数の胃腸癌細胞に、本発明1001〜1027のいずれかの組成物の有効量を投与することを含む、方法。
[本発明1034]
胃腸癌に罹患している対象における腫瘍細胞の胃腸癌療法に対する耐性を少なくとも部分的に逆転させる方法であって、本発明1001〜1027のいずれかの組成物を対象に投与することを含む、方法。
[本発明1035]
胃腸癌療法に対する胃腸癌患者の耐性を全体的にまたは部分的に逆転させる方法であって、本発明1001〜1027のいずれかの組成物を前記患者に投与するステップを含む、方法。
[本発明1036]
胃腸癌療法による治療に耐性を示すか、または耐性を示すかもしくは耐性になることが予想される、胃腸癌患者の1つまたは複数の腫瘍を、胃腸癌療法による治療に対して再感作させる方法であって、本発明1001〜1027のいずれかの組成物を前記患者に投与するステップを含む、方法。
[本発明1037]
前記対象がヒトである、本発明1028〜1036のいずれかの方法。
[本発明1038]
対象における胃腸の腫瘍形成を阻害するか、胃腸の腫瘍増殖を阻害するか、胃腸の腫瘍転移を阻害するか、または胃腸癌を治療もしくは予防すること;対象における1つまたは複数の腫瘍性胃腸細胞のアポトーシスを誘導すること;胃腸癌療法に対する対象の応答性を増加させること;胃腸癌療法に対する対象における胃腸腫瘍の感受性を増加させること;治療に耐性を示す対象における1つまたは複数の胃腸癌細胞を再感作させること;胃腸癌に罹患している対象における腫瘍細胞の胃腸癌療法に対する耐性を少なくとも部分的に逆転させること;胃腸癌療法に対する胃腸癌患者の耐性を全体的にまたは部分的に逆転させること;あるいは、胃腸癌療法による治療に耐性を示すか、または耐性を示すかもしくは耐性になることが予想される胃腸癌患者の1つまたは複数の腫瘍を、胃腸癌療法による治療に対して再感作させること、に使用するための組成物の製造における、下記式(I)または(II)の化合物の使用:
式(I)
Figure 2016515615
式中、
ZはOまたはヒドロキシルであり;
Xは、水素、C 1−6 アルキルC(O)O、またはC 1−6 アルキルであり;
------は、ZがOである場合は単結合であり、Zがヒドロキシルである場合は存在せず;
Figure 2016515615
は、単結合または二重結合であり;かつ
1 およびR 2 は、それぞれ独立して、ヒドロキシルまたはC 1−6 アルコキシルであり;
ただし、R 1 およびR 2 の少なくとも一方はヒドロキシルであり;
ただし、R 1 およびR 2 は、XがHであり、かつ
Figure 2016515615
が二重結合である場合は、共にヒドロキシルではない;
あるいは式(II)
Figure 2016515615
式中、
は、水素、C 2−6 アルケニル、アリールC 1−6 アルキル、またはアリールC 2−6 アルケニルであり;
mは1または2であり;かつ、
10 およびR 20 は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル、またはC 1−6 アルコキシであり;
ただし、R 10 およびR 20 が共にヒドロキシルである場合は、R は、アリールC 1−6 アルキルまたはアリールC 2−6 アルケニルではない。
[本発明1039]
ヒト対象における胃腸の腫瘍形成を阻害するか、胃腸の腫瘍増殖を阻害するか、胃腸の腫瘍転移を阻害するか、または胃腸癌を治療もしくは予防すること;ヒト対象における1つまたは複数の腫瘍性胃腸細胞のアポトーシスを誘導すること;胃腸癌療法に対するヒト対象の応答性を増加させること;胃腸癌療法に対するヒト対象の胃腸腫瘍の感受性を増加させること;治療に耐性を示すヒト対象における1つまたは複数の胃腸癌細胞を再感作させること;胃腸癌に罹患しているヒト対象における腫瘍細胞の胃腸癌療法に対する耐性を少なくとも部分的に逆転させること;胃腸癌療法に対する胃腸癌ヒト患者の耐性を全体的にまたは部分的に逆転させること;あるいは、胃腸癌療法による治療に耐性を示すか、または耐性を示すかもしくは耐性になることが予想される胃腸癌ヒト患者の1つまたは複数の腫瘍を、胃腸癌療法による治療に対して再感作させること、に使用するための組成物の製造における、下記式(I)または(II)の化合物の使用:
式(I)
Figure 2016515615
式中、
ZはOまたはヒドロキシルであり;
Xは、水素、C 1−6 アルキルC(O)O、またはC 1−6 アルキルであり;
------は、ZがOである場合は単結合であり、Zがヒドロキシルである場合は存在せず;
Figure 2016515615
は、単結合または二重結合であり;かつ、
1 およびR 2 は、それぞれ独立して、ヒドロキシルまたはC 1−6 アルコキシルであり;
ただし、R 1 およびR 2 の少なくとも一方はヒドロキシルであり;
ただし、R 1 およびR 2 は、XがHであり、かつ
Figure 2016515615
が二重結合である場合は、共にヒドロキシルではない;
あるいは式(II)
Figure 2016515615
式中、
は、水素、C 2−6 アルケニル、アリールC 1−6 アルキル、またはアリールC 2−6 アルケニルであり;
mは1または2であり;かつ、
10 およびR 20 は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル、またはC 1−6 アルコキシである。
[本発明1040]
前記化合物が、本発明1002〜1027のいずれかに定義されるとおりの化合物である、本発明1038または本発明1039の使用。
[本発明1041]
対象における胃腸の腫瘍形成を阻害するか、胃腸の腫瘍増殖を阻害するか、胃腸の腫瘍転移を阻害するか、または胃腸癌を治療もしくは予防すること;対象における1つまたは複数の腫瘍性胃腸細胞のアポトーシスを誘導すること;胃腸癌療法に対する対象の応答性を増加させること;胃腸癌療法に対する対象の胃腸腫瘍の感受性を増加させること;治療に耐性を示す対象における1つまたは複数の胃腸癌細胞を再感作させること;胃腸癌に罹患している対象における腫瘍細胞の胃腸癌療法に対する耐性を少なくとも部分的に逆転させること;胃腸癌療法に対する胃腸癌患者の耐性を全体的にまたは部分的に逆転させること;あるいは、胃腸癌療法による治療に耐性を示すか、または耐性を示すかもしくは耐性になることが予想される胃腸癌患者の1つまたは複数の腫瘍を、胃腸癌療法による治療に対して再感作させること、に使用するための組成物の製造における、必要に応じて少なくとも1つの追加の治療剤との、
a)1,1−ジメチルアリルカフェ酸、
b)3−メチル−3−ブテニルカフェ酸、
c)フェルラ酸ベンジル、
d)イソフェルラ酸ベンジル、
e)ピノバンクシン−3−アセテート、
f)テクトクリシン、
g)5−フェニルペンタ−2,4−ジエン酸、および
h)ピノストロビンカルコン
からなる群から選択される任意の1つまたは複数から選択される少なくとも1種類の化合物の使用。
[本発明1042]
ヒト対象における胃腸の腫瘍形成を阻害するか、胃腸の腫瘍増殖を阻害するか、胃腸の腫瘍転移を阻害するか、または胃腸癌を治療もしくは予防すること;ヒト対象における1つまたは複数の腫瘍性胃腸細胞のアポトーシスを誘導すること;胃腸癌療法に対するヒト対象の応答性を増加させること;胃腸癌療法に対するヒト対象の胃腸腫瘍の感受性を増加させること;治療に耐性を示すヒト対象における1つまたは複数の胃腸癌細胞を再感作させること;胃腸癌に罹患しているヒト対象における腫瘍細胞の胃腸癌療法に対する耐性を少なくとも部分的に逆転させること;胃腸癌療法に対する胃腸癌ヒト患者の耐性を全体的にまたは部分的に逆転させること;あるいは、胃腸癌療法による治療に耐性を示すか、または耐性を示すかもしくは耐性になることが予想される胃腸癌ヒト患者の1つまたは複数の腫瘍を、胃腸癌療法による治療に対して再感作させること、に使用するための、本発明1001〜1027のいずれかの組成物。
[本発明1043]
胃腸癌の治療または予防において使用するための、本発明1042の組成物。

Claims (24)

  1. 式(I
    Figure 2016515615
    式中、
    ZはOまたはヒドロキシルであり;
    Xは、水素、C1−6アルキルC(O)O、またはC1−6アルキルであり;
    ------は、ZがOである場合は単結合であり、またはZがヒドロキシルである場合は存在せず、
    Figure 2016515615
    は、単結合または二重結合であり;かつ
    はC 1−6 アルコキシルであり、かつR はヒドロキシルであるか、またはおよびRは、それぞれヒドロキシルであり;かつ
    ただし、RおよびRは、Xが水素であり、かつ
    Figure 2016515615
    が二重結合である場合は、共にヒドロキシルではなく;
    または式(II)
    Figure 2016515615
    式中、
    は、水素、C2−6アルケニル、アリールC1−6アルキル、またはアリールC2−6アルケニルであり;
    mは1または2であり;かつ
    10およびR20は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル、またはC1−6アルコキシルであり;かつ
    ただし、R10およびR20が共にヒドロキシルである場合は、Rは、アリールC1−6アルキルまたはアリールC2−6アルケニルではなく;かつ
    ただし、R が水素である場合は、R 10 およびR 20 はそれぞれ水素である
    上記式(I)または(IIの化合物の治療有効量を含む、胃癌または咽喉癌の治療または予防に用いるための成物。
  2. Xが水素、C1−6アルキルC(O)O、またはC2−5アルキルである、請求項1記載の組成物。
  3. Xが水素またはC1−6アルキルC(O)Oである、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 前記C1−6アルキルC(O)OがMeC(O)Oである、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記C1−6アルコキシルがOMeである、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物。
  6. ZがOであり、------が単結合であり、
    Figure 2016515615
    が単結合であり、XがMeC(O)Oであり、かつRおよびRがそれぞれヒドロキシルである、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物。
  7. ZがOであり、かつ------が単結合であるか、またはZがヒドロキシルであり、かつ------が存在せず;
    Figure 2016515615
    が二重結合であり;Xが水素であり;および、R がヒドロキシルであり、かつR がC 1−6 アルコキシルであるか、またはR がC 1−6 アルコキシルであり、かつR がヒドロキシルである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物
  8. ZがOであり;かつ------が単結合である、請求項7に記載の組成物
  9. Zがヒドロキシルであり;かつ------が存在しない、請求項7に記載の組成物
  10. 式(II)の化合物が、式(IIA):
    Figure 2016515615
    の化合物である、請求項1に記載の組成物
  11. 10およびR20がそれぞれ水素であるか、R10およびR20がそれぞれヒドロキシルであるか、R10がヒドロキシルであり、かつR20がC1−6アルコキシルであるか、またはR10がC1−6アルコキシルであり、かつR20がヒドロキシルである、請求項1または10に記載の組成物。
  12. 前記C1−6アルコキシルがOMeである、請求項1、10または11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. が水素、C2−6アルケニル、またはアリールC1−6アルキルである、請求項1および10〜12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 前記C2−6アルケニルがプレニルまたはイソプレニルである、請求項1および10〜13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 前記アリールC1−6アルキルがベンジルである、請求項1および10〜13のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 前記アリールC1−6アルケニルがシンナミルである、請求項1および10〜13のいずれか一項に記載の組成物。
  17. mが2である、請求項1および10〜16のいずれか一項に記載の組成物。
  18. 10およびR20がそれぞれ水素である、請求項17に記載の組成物。
  19. mが2であり、R が水素であり、かつR 10 およびR 20 がそれぞれ水素である、請求項1および10〜11のいずれか一項に記載の組成物
  20. mが1である、請求項1および10〜16のいずれか一項に記載の組成物。
  21. がC2−6アルケニルまたはアリールC1−6アルキルであり;並びに、10およびR20がそれぞれヒドロキシルであるか、R10がヒドロキシルであり、かつR20がC1−6アルコキシルであるか、またはR10がC1−6アルコキシルであり、かつR20がヒドロキシルである、請求項1および10〜15のいずれか一項に記載の組成物。
  22. がC2−6アルケニルであり;かつ10およびR20がそれぞれヒドロキシルである、請求項1、10〜14、および21のいずれか一項に記載の組成物。
  23. がアリールC1−6アルキルであり;R10がヒドロキシルであり、かつR20がC1−6アルコキシルであるか、またはR10がC1−6アルコキシルであり、かつR20がヒドロキシルである、請求項1、10〜1315、および21のいずれか一項に記載の組成物。
  24. a)1,1−ジメチルアリルカフェ酸、
    b)3−メチル−3−ブテニルカフェ酸、
    c)イソフェルラ酸ベンジル、
    d)ピノバンクシン−3−アセテート、
    e)5−フェニルペンタ−2,4−ジエン酸、
    f)テクトクリシン、または
    g)5−フェニルペンタ−2,4−ジエン酸
    のうちの任意の1つもしくは複数から選択される少なくとも1種類の化合物の治療有効量を含む、請求項1に記載の組成物。
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