JP2016514495A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. 対象の２つ以上の頚静脈に圧力を加えるシステムであって、対象の首への装着中に頚静脈の上で各装置の間隔設定および位置合わせを容易にする大きさの取り外し可能な締結手段により相互に取り付けられた１対の装置を含み、前記装置の各々は、
   対象の首の円周の半分未満と接触する大きさの柔軟材料と、
   前記柔軟材料の内面と接触する１つまたは複数の内向きの突起と、
   を含み、
   前記柔軟材料は、前記柔軟材料の前記内面が前記１つまたは複数の突起より広い範囲にわたる大きさであり、前記突起は、前記首の、前記対象の頚静脈の上に設置されたときに、前記対象の頭から出る血流を制限するように適合されるシステム。
2. 前記柔軟材料の、前記突起より広い範囲にわたる部分に接着剤が塗布される、請求項１に記載のシステム。
3. 前記突起は、概してＣ、Ｖ、またはＵ字形の弾性弓状バンドの外側に曲がる地点により画定される、請求項１〜２の何れか１項に記載のシステム。
4. 前記頚静脈は内頚静脈または外頚静脈を含む、請求項１〜３の何れか１項に記載のシステム。
5. 前記装置の各々は、５ｍｍＨｇ〜７０ｍｍＨｇの範囲内の流体圧力に相当する圧力を前記１つまたは複数の頚静脈に加えるように適合される、請求項１〜４の何れか１項に記載のシステム。
6. 前記流体圧力は５ｍｍＨｇ〜２５ｍｍＨｇの範囲内である、請求項５に記載のシステム。
7. 対象の内頚静脈または外頚静脈に圧力を加えるシステムであって、対象の首への装着中に頚静脈の上で各装置の間隔設定および位置合わせを容易にする大きさの取り外し可能な締結手段により相互に取り付けられた１対の装置を含み、前記装置の各々は、
   対象の首の円周の半分未満と接触する概してＣ、Ｖ、またはＵ字形の弾性弓状バンドと、
   １つまたは複数の内向きの突起と、を含み、前記弾性弓状バンドは、対象の首に装着されたときに、前記１つまたは複数の突起に圧力を加えて、前記対象の頭から出る血流を制限するように構成されるシステム。
8. 前記装置の各々の一部は、前記１つまたは複数の突起より広い範囲にわたる、接着剤が塗布された材料を含む、請求項７に記載のシステム。
9. 前記装置の各々は、５ｍｍＨｇ〜７０ｍｍＨｇの範囲内の流体圧力に相当する圧力を前記内頚静脈または外頚静脈に加えるように適合される、請求項７または８に記載のシステム。
10. 前記流体圧力は５ｍｍＨｇ〜２５ｍｍＨｇの範囲内である、請求項９に記載のシステム。
11. 前記装置は、前記装置を装着する前記対象の頭から出る血流を制限して、前記装置を装着しない対象と比較して、外的な振盪性の力に曝された対象における損傷の可能性を十分に低減させる、請求項１〜１０の何れか１項に記載のシステム。
12. 前記損傷は、外傷性脳損傷、脊髄損傷、内耳損傷、眼構造損傷、および嗅覚中枢損傷からなる群から選択される、請求項１１に記載のシステム。
13. 対象の１つまたは複数の頚静脈に圧力を加える装置において、
    対象の首の円周の半分未満を取り囲む大きさの柔軟材料と、
    前記柔軟材料の内面と接触する１つまたは複数の内向きの突起と、
    を含み、
    前記柔軟材料は、前記材料の内面が前記突起より広い範囲にわたる大きさであり、前記突起は、首の、前記対象の頚静脈の上に設置されたときに、前記対象の頭から出る血流を制限するように適合される装置。
14. 対象の１つまたは複数の頚静脈に圧力を加える装置において、概してＣ、Ｖ、またはＵ字形であり、対象の首の半分未満を取り囲む大きさの弾性弓状バンドと、１つまたは複数の内向きの突起と、を含み、前記弾性弓状バンドは、対象の首に装着されたときに、前記１つまたは複数の突起に圧力をかけて、前記対象の頭から出る血流を制限するように構成される装置。
15. 前記突起は、概してＣ、Ｖ、またはＵ字形の弾性弓状バンドの外側に曲がる地点により画定される、請求項１３に記載の装置。
16. 前記材料の、前期突起より広い範囲にわたる部分に接着剤が塗布される、請求項１３〜１５の何れか１項に記載の装置。
17. 前記頚静脈は内頚静脈または外頚静脈を含む、請求項１３〜１６の何れか１項に記載の装置。
18. 前記装置は、前記装置を装着する前記対象の頭から出る血流を制限して、前記装置を装着しない対象と比較して、外的な振盪性の力に曝された対象における損傷の可能性を十分に低減させる、請求項１３〜１７の何れか１項に記載の装置。
19. 前記損傷は、外傷性脳損傷、脊髄損傷、内耳損傷、眼構造損傷、および嗅覚中枢損傷からなる群から選択される、請求項１８に記載の装置。
20. 前記１つまたは複数の突起は、５ｍｍＨｇ〜７０ｍｍＨｇの範囲内の流体圧力に相当する圧力を前記１つまたは複数の頚静脈に加えるように適合される、請求項１３〜１７の何れか１項に記載の装置。
21. 前記１つまたは複数の突起は、５ｍｍＨｇ〜２５ｍｍＨｇの範囲内の流体圧力に相当する圧力を前記１つまたは複数の頚静脈に加えるように適合される、請求項２０に記載の装置。