JP2016514214A - 流体システムにおける変性レシチン腐食抑制剤 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施例は、未変性レシチンに対する変性レシチンの比較試験を含むものである。400 mlの試験容積を使用した。使用した溶液は脱イオン水をベースとするものとした。溶液の温度はpH 8で70℃とした。製剤(formulas)は75 ppmで投与した。軟鋼クーポンを溶液に浸漬させた。ブランク/対照には、溶液に抑制剤を投与していない。試験セットは7日間強実行した。Buckman Laboratories, Inc., Memphis, Tennesseeから入手可能なBulab(商標)3886を、ノンアミン成膜剤の陽性対照として使用した。各試験で使用した組成(formulation)は次のとおりである{製剤(formulation)の重量に対してwt%を使用}:
PEG 400 25 wt%
SPAN 60(モノステアリン酸ソルビタン) 10 wt%
Tergitol XD 5 wt%
プロピレングリコール 6 wt%
レシチン(未変性又は変性)又はBulab 3886 54 wt%。
ブランク/対照については、100 wt%のDI水を使用した。上記の組成の「レシチン」には、アセチル化レシチン、酵素変性レシチン及び未変性レシチンをそれぞれ含有する製剤を採用した。MPYスコアが低いほど、腐食があまり示されなくなるため、腐食がより良好に防止されていると言える。結果は次のとおりである(MPY):ブランク/対照(4.95)、Bulab(商標)3886(0.23)、アセチル化レシチン(0.16)、酵素変性レシチン(0.16)、及び未変性レシチン(3.49)。製剤によっては、これらの試験をpH約6及びpH約7で繰り返し、より低いpHでは全ての製剤について腐食が増大したが、本発明の製剤は依然として、少なくとも15%〜20%未満のMPYの程度といった、ブランク/対照と比較して腐食を抑制するのにより有効であった。これらの結果から、変性レシチン製剤が、既存の防食組成物と比較して、また未変性レシチンと比較して優れた防食結果を提供し得ることが立証される。本発明の変性レシチンが、未変性レシチンと比較して、腐食を抑制するのに著しく有効であったことは、特に予想外の驚くべきものであった。
本実施例は、市販品及びブランク/対照に対する、変性レシチンと、脂肪酸エステルと、グリコールと、ソルベートとを含む防食組成物の比較試験を含むものである。これらの試験で使用した試験プロトコル、条件及び軟鋼クーポンは、実施例1に記載したものと同様のものとした。これらの試験はpH 6の溶液で実行した。実施例1と同様に、ブランク/対照には、溶液(ブランク)に抑制剤を投与しなかった。Bulab(商標)3886を再度、陽性対照として使用した(製品A)。以下の表1に示される組成を有する製剤を使用した(製品B)。製品B中の成分は全て、FDAに関連して(for FDA contact)承認されるものである。製品Bと類似の製剤として、製品C製剤も調製及び試験した。
b:SolaeによるレシチンSolec HR2B。
c:Lambent TechnologiesによるLumulse GMO-K(モノオレイン酸エステルとジオレイン酸エステルとの混合物としてのオレイン酸グリセリル)。
1. 防食組成物であって、少なくとも1つの脂肪酸エステルと、少なくとも1つのグリコールと、少なくとも1つの酸化エチレン/酸化プロピレン(EO/PO)アルコキシレートと、少なくとも1つのポリエチレングリコールエステルと、少なくとも1つの変性レシチンとを含む、防食組成物。
2. 防食組成物の総重量に対して、約5 wt%〜約20 wt%の少なくとも1つの脂肪酸エステルと、約2 wt%〜約20 wt%の少なくとも1つのグリコールと、約1 wt%〜約10 wt%の少なくとも1つのEO/POアルコキシレートと、約10 wt%〜約50 wt%の少なくとも1つのポリエチレングリコールエステルと、約20 wt%〜約80 wt%の少なくとも1つの変性レシチンとを含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の防食組成物。
3. 少なくとも1つの変性レシチンが、アセチル化レシチン、エトキシル化レシチン、ヒドロキシル化レシチン、スルホン化レシチン、リン酸化レシチン、ハロゲン化レシチン、ヒドロキシル化レシチン、アルコキシル化レシチン、化学変性レシチン若しくは酵素変性レシチン、又はそれらの任意の組合せを含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の防食組成物。
4. 少なくとも1つの変性レシチンが、変性ホスファチジルコリン、変性ホスファチジルエタノールアミン、変性ホスファチジルセリン、変性ホスファチジルイノシトール若しくは変性ホスファチジン酸、又はそれらの任意の組合せを含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の防食組成物。
5. 少なくとも1つの脂肪酸エステルが、モノグリセリド、ジグリセリド若しくはトリグリセリド、又はそれらの任意の組合せを含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の防食組成物。
6. 少なくとも1つのEO/POアルコキシレートが、約1000ダルトン〜約10000ダルトンの平均分子量を有する、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の防食組成物。
7. 少なくとも1つのポリエチレングリコールエステルが、約400ダルトン〜約10000ダルトンの平均分子量を有する、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の防食組成物。
8. 防食組成物であって、少なくとも1つの脂肪酸エステルと、少なくとも1つのグリコールと、少なくとも1つのソルベートと、少なくとも1つの変性レシチンとを含む、防食組成物。
9. 防食組成物の総重量に対して、約5 wt%〜約45 wt%の少なくとも1つの脂肪酸エステルと、約2 wt%〜約30 wt%の少なくとも1つのグリコールと、約0.005 wt%〜約5 wt%の少なくとも1つのソルベートと、約20 wt%〜約80 wt%の少なくとも1つの変性レシチンとを含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の防食組成物。
10. 少なくとも1つの変性レシチンが、アセチル化レシチン、エトキシル化レシチン、ヒドロキシル化レシチン、スルホン化レシチン、リン酸化レシチン、ハロゲン化レシチン、ヒドロキシル化レシチン、アルコキシル化レシチン、化学変性レシチン若しくは酵素変性レシチン、又はそれらの任意の組合せを含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の防食組成物。
11. 少なくとも1つの変性レシチンが、変性ホスファチジルコリン、変性ホスファチジルエタノールアミン、変性ホスファチジルセリン、変性ホスファチジルイノシトール若しくは変性ホスファチジン酸、又はそれらの任意の組合せを含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の防食組成物。
12. 少なくとも1つの脂肪酸エステルが、ポリソルベートと、モノグリセリド、ジグリセリド、トリグリセリド、又はそれらの任意の組合せの少なくとも1つとを含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の防食組成物。
13. 防食組成物を製造する方法であって、少なくとも1つの変性レシチンを、約40℃〜約80℃の温度で約10分〜約60分間配合させることを含む、防食組成物を製造する方法。
14. 少なくとも1つの変性レシチンを、少なくとも1つの脂肪酸エステル、少なくとも1つのグリコール、少なくとも1つのEO/POアルコキシレート若しくは少なくとも1つのポリエチレングリコールエステル、又はそれらの任意の組合せと配合させる、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の方法。
15. 少なくとも1つの変性レシチンを、少なくとも1つの脂肪酸エステル、少なくとも1つのグリコール、少なくとも1つのEO/POアルコキシレート及び少なくとも1つのポリエチレングリコールエステルと配合させる、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の方法。
16. 少なくとも1つの変性レシチンを、少なくとも1つの脂肪酸エステル、少なくとも1つのグリコール及び少なくとも1つのソルベートと配合させる、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の方法。
17. 配合を、約10 rpm〜約1000 rpmの速度で実施する、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の方法。
18. 金属表面の腐食を抑制する方法であって、少なくとも1つの変性レシチンを含む防食組成物を、該金属表面に、該金属表面の腐食を抑制するのに有効な量で塗布することを含み、該少なくとも1つの変性レシチンが、アセチル化レシチン、エトキシル化レシチン、ヒドロキシル化レシチン、スルホン化レシチン、リン酸化レシチン、ハロゲン化レシチン、ヒドロキシル化レシチン、アルコキシル化レシチン、化学変性レシチン若しくは酵素変性レシチン、又はそれらの任意の組合せを含む、金属表面の腐食を抑制する方法。
19. 防食組成物が、少なくとも1つの脂肪酸エステル、グリコール、少なくとも1つのEO/POアルコキシレート若しくは少なくとも1つのポリエチレングリコールエステル、又はそれらの任意の組合せを更に含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の方法。
20. 防食組成物が、少なくとも1つの変性レシチンと、少なくとも1つの脂肪酸エステルと、少なくとも1つのグリコールと、少なくとも1つのEO/POアルコキシレートと、少なくとも1つのポリエチレングリコールエステルとを含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の方法。
21. 防食組成物が、少なくとも1つの変性レシチンと、少なくとも1つの脂肪酸エステルと、少なくとも1つのグリコールと、少なくとも1つのソルベートとを含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の方法。
22. 金属表面上に防食組成物の膜を形成することを更に含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の方法。
23. 組成物を流体に添加することを更に含み、塗布が、該流体を金属表面に施すことを含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の方法。
24. 流体が液体及び蒸気の少なくとも1つを含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の方法。
25. 流体が、H2O、NH3及びアルコールの少なくとも1つを含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の方法。
26. 流体が酸又は塩基を含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の方法。
27. 流体が塩溶液を含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の方法。
28. 塗布が、防食組成物の流展、コーティング、スポンジング、ワイピング、噴霧、ペインティング、シャワリング若しくはミスチング、又はそれらの組合せを含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様に記載の方法。
29. 金属表面を少なくとも1つの腐食因子と接触させることを更に含む、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様の方法。
30. 塗布を、接触前、その間及び/又はその後に実施する、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様の方法。
31. 金属表面が、閉じた流体システムの一部である、任意の上記又は下記の実施形態/特徴/態様の方法。
32. 少なくとも1つの脂肪酸エステルと、少なくとも1つのグリコールと、少なくとも1つの酸化エチレン/酸化プロピレン(EO/PO)アルコキシレートと、少なくとも1つのポリエチレングリコールエステルと、少なくとも1つの変性レシチンとを含む、組成物であって、トウモロコシ油添加剤、ボイラー水処理助剤、冷却塔用添加剤、製紙装置用消泡剤、ニッケル消泡剤、金属浮選助剤、伝熱システム用添加剤、飲料システム用添加剤、メカニカルクーラントシステム用添加剤、ラジエータ用添加剤、クレーピング剥離助剤、リパルプ用添加剤、コーティング消泡剤、金属加工油剤又は酵素固定化剤として利用される、組成物。
Claims (32)
- 防食組成物であって、少なくとも1つの脂肪酸エステルと、少なくとも1つのグリコールと、少なくとも1つの酸化エチレン/酸化プロピレン(EO/PO)アルコキシレートと、少なくとも1つのポリエチレングリコールエステルと、少なくとも1つの変性レシチンとを含む、防食組成物。
- 前記防食組成物の総重量に対して、約5 wt%〜約20 wt%の前記少なくとも1つの脂肪酸エステルと、約2 wt%〜約20 wt%の前記少なくとも1つのグリコールと、約1 wt%〜約10 wt%の前記少なくとも1つのEO/POアルコキシレートと、約10 wt%〜約50 wt%の前記少なくとも1つのポリエチレングリコールエステルと、約20 wt%〜約80 wt%の前記少なくとも1つの変性レシチンとを含む、請求項1に記載の防食組成物。
- 前記少なくとも1つの変性レシチンが、アセチル化レシチン、エトキシル化レシチン、ヒドロキシル化レシチン、スルホン化レシチン、リン酸化レシチン、ハロゲン化レシチン、ヒドロキシル化レシチン、アルコキシル化レシチン、化学変性レシチン若しくは酵素変性レシチン、又はそれらの任意の組合せを含む、請求項1に記載の防食組成物。
- 前記少なくとも1つの変性レシチンが、変性ホスファチジルコリン、変性ホスファチジルエタノールアミン、変性ホスファチジルセリン、変性ホスファチジルイノシトール若しくは変性ホスファチジン酸、又はそれらの任意の組合せを含む、請求項1に記載の防食組成物。
- 前記少なくとも1つの脂肪酸エステルが、モノグリセリド、ジグリセリド若しくはトリグリセリド、又はそれらの任意の組合せを含む、請求項1に記載の防食組成物。
- 前記少なくとも1つのEO/POアルコキシレートが、約1000ダルトン〜約10000ダルトンの平均分子量を有する、請求項1に記載の防食組成物。
- 前記少なくとも1つのポリエチレングリコールエステルが、約400ダルトン〜約10000ダルトンの平均分子量を有する、請求項1に記載の防食組成物。
- 防食組成物であって、少なくとも1つの脂肪酸エステルと、少なくとも1つのグリコールと、少なくとも1つのソルベートと、少なくとも1つの変性レシチンとを含む、防食組成物。
- 前記防食組成物の総重量に対して、約5 wt%〜約45 wt%の前記少なくとも1つの脂肪酸エステルと、約2 wt%〜約30 wt%の前記少なくとも1つのグリコールと、約0.005 wt%〜約5 wt%の前記少なくとも1つのソルベートと、約20 wt%〜約80 wt%の前記少なくとも1つの変性レシチンとを含む、請求項8に記載の防食組成物。
- 前記少なくとも1つの変性レシチンが、アセチル化レシチン、エトキシル化レシチン、ヒドロキシル化レシチン、スルホン化レシチン、リン酸化レシチン、ハロゲン化レシチン、ヒドロキシル化レシチン、アルコキシル化レシチン、化学変性レシチン若しくは酵素変性レシチン、又はそれらの任意の組合せを含む、請求項8に記載の防食組成物。
- 前記少なくとも1つの変性レシチンが、変性ホスファチジルコリン、変性ホスファチジルエタノールアミン、変性ホスファチジルセリン、変性ホスファチジルイノシトール若しくは変性ホスファチジン酸、又はそれらの任意の組合せを含む、請求項8に記載の防食組成物。
- 前記少なくとも1つの脂肪酸エステルが、ポリソルベートと、モノグリセリド、ジグリセリド、トリグリセリド、又はそれらの任意の組合せの少なくとも1つとを含む、請求項8に記載の防食組成物。
- 防食組成物を製造する方法であって、少なくとも1つの変性レシチンを、約40℃〜約80℃の温度で約10分〜約60分間配合させることを含む、防食組成物を製造する方法。
- 前記少なくとも1つの変性レシチンを、少なくとも1つの脂肪酸エステル、少なくとも1つのグリコール、少なくとも1つのEO/POアルコキシレート若しくは少なくとも1つのポリエチレングリコールエステル、又はそれらの任意の組合せと配合させる、請求項13に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの変性レシチンを、少なくとも1つの脂肪酸エステル、少なくとも1つのグリコール、少なくとも1つのEO/POアルコキシレート及び少なくとも1つのポリエチレングリコールエステルと配合させる、請求項13に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの変性レシチンを、少なくとも1つの脂肪酸エステル、少なくとも1つのグリコール及び少なくとも1つのソルベートと配合させる、請求項13に記載の方法。
- 前記配合を、約10 rpm〜約1000 rpmの速度で実施する、請求項13に記載の方法。
- 金属表面の腐食を抑制する方法であって、少なくとも1つの変性レシチンを含む防食組成物を、該金属表面に、該金属表面の腐食を抑制するのに有効な量で塗布することを含み、該少なくとも1つの変性レシチンが、アセチル化レシチン、エトキシル化レシチン、ヒドロキシル化レシチン、スルホン化レシチン、リン酸化レシチン、ハロゲン化レシチン、ヒドロキシル化レシチン、アルコキシル化レシチン、化学変性レシチン若しくは酵素変性レシチン、又はそれらの任意の組合せを含む、金属表面の腐食を抑制する方法。
- 前記防食組成物が、少なくとも1つの脂肪酸エステル、グリコール、少なくとも1つのEO/POアルコキシレート若しくは少なくとも1つのポリエチレングリコールエステル、又はそれらの任意の組合せを更に含む、請求項18に記載の方法。
- 前記防食組成物が、少なくとも1つの変性レシチンと、少なくとも1つの脂肪酸エステルと、少なくとも1つのグリコールと、少なくとも1つのEO/POアルコキシレートと、少なくとも1つのポリエチレングリコールエステルとを含む、請求項18に記載の方法。
- 前記防食組成物が、少なくとも1つの変性レシチンと、少なくとも1つの脂肪酸エステルと、少なくとも1つのグリコールと、少なくとも1つのソルベートとを含む、請求項18に記載の方法。
- 前記金属表面上に前記防食組成物の膜を形成することを更に含む、請求項18に記載の方法。
- 前記組成物を流体に添加することを更に含み、ここで前記塗布が、該流体を前記金属表面に施すことを含む、請求項18に記載の方法。
- 前記流体が液体及び蒸気の少なくとも1つを含む、請求項23に記載の方法。
- 前記流体が、H2O、NH3及びアルコールの少なくとも1つを含む、請求項23に記載の方法。
- 前記流体が酸又は塩基を含む、請求項23に記載の方法。
- 前記流体が塩溶液を含む、請求項23に記載の方法。
- 前記塗布が、前記防食組成物の流展、コーティング、スポンジング、ワイピング、噴霧、ペインティング、シャワリング若しくはミスチング、又はそれらの組合せを含む、請求項18に記載の方法。
- 前記金属表面を少なくとも1つの腐食因子と接触させることを更に含む、請求項18に記載の方法。
- 前記塗布を、前記接触前、その間及び/又はその後に実施する、請求項29に記載の方法。
- 前記金属表面が、閉じた流体システムの一部である、請求項18に記載の方法。
- 少なくとも1つの脂肪酸エステルと、少なくとも1つのグリコールと、少なくとも1つの酸化エチレン/酸化プロピレン(EO/PO)アルコキシレートと、少なくとも1つのポリエチレングリコールエステルと、少なくとも1つの変性レシチンとを含む、組成物であって、トウモロコシ油添加剤、ボイラー水処理助剤、冷却塔用添加剤、製紙装置用消泡剤、ニッケル消泡剤、金属浮選助剤、伝熱システム用添加剤、飲料システム用添加剤、メカニカルクーラントシステム用添加剤、ラジエータ用添加剤、クレーピング剥離助剤、リパルプ用添加剤、コーティング消泡剤、金属加工油剤又は酵素固定化剤として利用される、組成物。
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