JP2016513502A - とりわけ根管に穿孔するための歯内治療器具 - Google Patents

とりわけ根管に穿孔するための歯内治療器具 Download PDF

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Abstract

本発明は、尖った形状の自由端を有する端部領域(12)で終わる動作片(11)を備える器具(10)に関する。前記端部領域(12)は、尖った状態で終わっている円錐状案内部分(13)であって,先端角度が10°から60°の範囲である円錐状案内部分(13)を有するとともに、前記円錐状案内部分(13)に隣接し、3つの切削エッジ(15)を有する切削角度部分(14)を有する。この切削角度部分(14)は、特定の長さにわたって広がり、円錐状案内部分(13)と動作片(11)との間の中間部である。この切削角度部分(14)は、円錐状案内部分(13)の底部から切削角度部分の長さの少なくとも一部にわたって徐々に大きくなる断面を有する。【選択図】図5B

Description

本発明は、とりわけ患者の歯の根管に穿孔するための歯内治療器具であって、該器具が、尖った形状の自由端を有する端部領域で終わる動作片を備え、前記端部領域が案内機能と切削機能との二重機能を有する、歯内治療器具に関する。
封止物質を受容するために歯の根管を洗浄し、形成することは、いわゆる動作片である能動部分を有する穿孔器具を使用することで実現され、この片は、治療材料および封止材料を受容する準備をするために根管の内壁を細工、切削、洗浄して、歯の中で細菌の繁殖を助長する可能性のあるあらゆる酸素蓄積が管内で起こるのを回避することを目的とする。
しかしながら、術者にとっては、根管がどのような構造であってもこの管の方向からそれずに壁を処理するために、根管に追従できる器具を使用することが不可欠である。そもそも、根管の追従は、主として端部領域の案内特性に関わることであり、さらに詳細には先端部の立体形状に関わることである。ただし、案内が肝要な機能であるとしても、管壁の加工も同じく肝要な機能であるため、端部領域およびとりわけ先端部は、必ず案内と切削というこの2つの機能を効果的に果たせるように構成されていなければならない。次に、器具の動作片によって材料の除去が行われ、この動作片は、端部領域の延長上にあり、公知の方法で切削する機能、根管の壁を加工する機能、および加工時に除去された材料を排出する機能を有する。
実際には、管の準備は、端部領域で案内する特性のほか、切削する特性、および動作領域で除去した材料を排出する特性をすべて備えている一連の器具で行われる。術者は、習慣的に、呼び径が歯管の始めの直径に適合している器具を用いて管の準備を開始し、その後、最初の器具を呼び径が大きい同じ種類の器具に持ち替え、このようにして次々と器具の断面を徐々に大きくしていく。
既存の器具は、ほとんどの場合、切削機能を備えていない案内先端部を有しているため、直径が極めて段階的に、例えば0.05mmずつ大きくなっていく一連の器具を使用することが不可欠であり、そのために術者は、0.10mmから0.40mmである入口の直径を通らなければならない際は6つの器具が必要である。この過程をおろそかにすると、器具が管の中で破損するリスクが大幅に増大する。
しかしながら、いわゆる能動型の尖った器具が存在し、この器具は、中心で切削する作用を伴って極めて小さい寸法の管に挿入することができる。しかし、使用規定に従えば、これらの器具は、再処理動作を行う場合に限って、管の直線部分のみで使用すべきものである。管の湾曲部分で使用すると、自動的に管壁に穴があいてしまう。
過去の文献の中から、(特許文献1)(KALDESTAD ROY N)を引用でき、この文献では、歯の根管を治療することを目的とする器具一式であって、器具の先端部が特別に「切れない」ようになっていることを特徴とする器具一式が記載されている。本発明による器具は、根管の加工に割り当てられた器具が直面する2つの技術的問題を解決するように設計されている。つまり、既存の管に追従できるということであり、すなわち、管壁によって案内されつつ二次的に穴をあけるのを避けるとともに、管に含まれるゴミを除去して既存の管を掃除でき、壁に穴をあけることなく壁をかき削ることができる。先行技術による器具は、この2つの動作を実行できない。なぜならこの器具は、切れない先端部「non cutting tip」を有すると考えられ、これによって、本発明の器具の特徴である機能のうちの1つを満たす可能性がすべてなくなるからである。
(特許文献2)(ROANE JAMES B)の器具は、切削機能を本質的に実行するように設計されている。そのため、切削用の先端部は、特に図3が示しているように、符号44で示されているブラケットの下部、つまり先端部から最も離れている箇所にあり、よって、器具の先端から離れた周縁の位置にある。本発明の器具は、案内と切削との二重機能を有することから、管壁に穴をあけるのを避けて二次的な管を掘削して本来の管と一致しなくなるのを避けるためには、管に挿入する際に案内を優先させる必要がある。
(特許文献3)(MA1LLEFER INSTRUMENTS SA)に該当する器具は、唯一の機能、つまり根管に容易に挿入する機能を有する。この目的を達成する手段は、極めて鋭利で、いずれにしても通常作製するものよりも鋭利な角度の先端部を作製することである。挿入は容易になっているが、管の準備は複雑で遅くなる。この結果を埋め合わせるために術者は、さらに多くの一連の器具を使用せざるを得ない。同じ種類であるこれらの器具の1つ1つは、連続して使用され、断面が大きくなっていくことがわかっているため、その1つ1つでできる行為は限られている。
本発明の器具は、その概念によって、正確な案内を確実にしつつ正当に切削でき、管内でそれるのを回避し、これによって術者は、断面が大きくなっていく器具を過度に多く使用する義務をなくすことができ、同じ種類の器具を限られた数だけ使用でき、それによって時間を節約し、リスクを最小限に抑え、術者および患者にとっての快適さを増すことができる。
米国特許第5947730A号 米国特許第4443193A号 スイス国特許第686026号
本発明は、この2つの相補的な要求、つまり器具を案内して根管に挿入すること、および壁の所で切削を行うと同時に構造を維持する、すなわち管の湾曲に追従することに本質的に応える器具を実現することを提案する。
この目的は、冒頭に定義したような本発明による根管に穿孔するための歯内治療器具であって、前記端部領域が、尖った状態で終わっている円錐状案内部分であって、先端部角度が10°から60°の範囲である円錐状案内部分を有するとともに、前記円錐状案内部分に隣接する切削部分であって、前記切削部分の少なくとも一部にわたって、器具の長手軸に対して角度を形成する少なくとも1つの切削エッジを有する切削部分を有し、前記切削部分は、円錐状案内部分と動作片との間にある中間部であり、円錐状案内部分の底部から器具の動作片に向かって、切削部分の長さの少なくとも一部にわたって徐々に長くなる直径を有することを特徴とする、歯内治療器具によって達成される。
有利には、円錐状案内部分の先端角度は、切削エッジが器具の中心軸とともに、切削エッジの長さの少なくとも一部にわたって形成する角度よりも大きい。
好ましくは、動作片の直径と規定する器具の呼び径は、前記円錐状案内部分の円錐底部と前記切削角度部分との間の接合領域の直径と規定する有効な切削径よりも大きい。これを実現することで、案内先端部の案内でリスクなしでこの管の輪郭に追従して管に挿入でき、かつ、必要である材料除去を進めながらほぼ即座に管の形成を開始でき、その結果、呼び径を段階的に変えて多くの器具を連続して使用するという従来の過程を大幅に短縮でき、器具を破損するリスクも器具が根管の向きに対してそれるリスクもない。
先端角度は、有利には、加工機能を良好に保つために15°から55°の範囲内であり、案内は、器具の切れない先端部によって行われる。
好適な実施形態によれば、器具の有効な切削径は、ほぼ0.10mmである。
効果的に案内するために、器具の円錐状の案内先端部は、好ましくは丸まっている。
器具の有利な第1の一実施変形例によれば、前記切削角度部分は、1つの切削エッジを有する。
器具の有利な第2の一実施変形例によれば、前記切削角度部分は、器具の中心軸に対して対称に配置された2つの切削エッジを有する。
器具の有利な第3の一実施変形例によれば、前記切削角度部分は、正三角形の頂点に配置された3つの切削エッジを有する。
器具の有利な第4の一実施変形例によれば、前記切削角度部分は、正方形の頂点に配置された4つの切削エッジを有する。
本発明およびその利点は、参考として非限定的に挙げた添付の図面を参照して、本装置の好適な実施形態についての詳細な説明文を読むことでさらによく理解されるであろう。
先行技術による器具の第1の実施形態の斜視図である。 先行技術による器具の第1の実施形態の長手断面図である。 先行技術による器具の第1の実施形態の横断面図である。 先行技術による器具の第2の実施形態の斜視図である。 先行技術による器具の第2の実施形態の長手断面図である。 先行技術による器具の第2の実施形態の横断面図である。 図1の先行技術による器具を根管に挿入している様子を示す断面図である。 図2の先行技術による器具を根管に挿入している様子を示す断面図である 本発明による器具の好適な一実施形態の斜視図である。 本発明による器具の好適な一実施形態の長手断面図である。 本発明による器具の好適な一実施形態の横断面図である。 図5の器具を直線状の根管に挿入している様子を示す断面図である。 図5の器具を湾曲した根管に挿入している様子を示す断面図である。 本発明による器具の一実施変形例の斜視図である。 本発明による器具の一実施変形例の長手断面図である。 本発明による器具の一実施変形例の横断面図である。 本発明による器具のもう1つの一実施変形例の斜視図である。 本発明による器具のもう1つの一実施変形例の長手断面図である。 本発明による器具のもう1つの一実施変形例の横断面図である。 本発明による器具のもう1つの一実施変形例の斜視図である。 本発明による器具のもう1つの一実施変形例の長手断面図である。 本発明による器具のもう1つの一実施変形例の横断面図である。
図1A、図1Bおよび図1Cを参照する。根管に穿孔するために患者の歯に穿孔する歯内治療器具100は、切れない先端部103が端部にあるほぼ円錐形の端部領域102で終わっている動作片101を有する。この部分の円錐角度は、60°から90°の範囲内である。この種の器具を使用する場合、以下の寸法は決定的なものである:動作片101の所で器具の横断面が内接する円の直径である呼び径A;円錐状の滑らかな端部領域が終わって切削エッジが始まる領域にある横断面の直径に相当する最適な切削径B;歯管の始めの直径D(図3を参照)。
図2A、図2Bおよび図2Cは前図と同様の図だが、この図では器具110は、切れるようになっている円錐状の先端部を有し、したがって切削エッジは器具の端部まで延びていて、これによって先端部の案内作用はなくなり、器具は根管の湾曲領域では危険になる。
この種の器具の欠点を図3および図4の一部に示している。図3は、切れない先端部を有する器具100を表しており、術者はこの先端部を歯Deの根管Caに挿入しようとしている。先端部の呼び径はAであり、最適な実際の切削径はBであり、歯管の始めの直径はDである。この種の先端部の基本的な限度は、この先端部が、器具の呼び径Aと歯管の始めの直径Dとの直径差が大きすぎる管を加工できないということである。例を挙げると、先端部の呼び径Aが0.40mmであるとすると、最適な実際の切削Bの作用は、およそ0.35mmに及ぶ。これは、歯管の始めの直径Dが0.10mmであり、これが図3の図にほぼ相当するとすれば、術者は、呼び径が徐々に0.10mmから;0.15mm;0.20mm;0.25mm;0.30mm;0.35mm;0.40mmになっていく器具を用いて、管の加工動作を段階的に行わなければならないということである。これは6つの器具を連続で用いるのと同じことである。
実際には、使用者は、いくつかの器具を「飛び越し」、例えば呼び径が0.30mmの器具から呼び径が0.40mmの器具に直接移ろうとしがちであり、これは過程を簡略化して時間を節約するためである。しかしながら、先端部が破損するリスクがある上に器具が最適な形で動作できないことがわかっているため、この「山をかける」行為は、安全性を犠牲にして行われることである。
図2に示した種類の器具110は、能動型の先端部を有する器具と呼ばれ、中心を切削する作用があることから、極めて小寸法の管に挿入できるものである。いわゆる能動型であるこれらの先端部は、管の直線部分で再処理動作を行うためのみに使用すべきであることに気づく必要がある。図4は、初めの断面が器具の呼び径Aよりもやや小さい湾曲した根管Caに、器具10を使用する様子を示している。器具110の先端部は、器具の長手軸の方向にまっすぐな軌跡をたどり、管Caの湾曲線には追従せず、器具の先端部は、前記先端110の位置111が示すように管の壁を突き刺すようになることがわかる。管壁Caを突き刺すことは、治療時に必ず回避しなければならないことである。そのため、この種の先端部を使用することは、患者に対するリスクが伴う。
図5A、図5Bおよび図5Cは第1の実施形態を表しており、これを本発明による器具10の好適な形態とみなす。この実施形態では、動作片11が、端部の尖った端部領域12で終わっている。前記端部領域12は、尖った状態で終わっている円錐状案内部分13であって、先端部角度が10°から60°の範囲である案内部分13を有するとともに、前記円錐状案内部分13に隣接する切削角度部分であって、複数の切削エッジ15を有し、器具の中心にある長手軸に対して角度を形成する切削角度部分14を有する。この切削角度部分14は、特定の長さにわたって広がり、円錐状案内部分13と動作片11との間にある中間部である。この切削角度部分14は、円錐状案内部分13の底部から器具10の動作片11の方向に、少なくとも切削角度部分の一部の長さにわたって徐々に広がっていく断面を備えている。
図示した例では、切削エッジ15は3つあり、器具10の円周に沿って均等に分散している。図5Cの横断面図は、正三角形の頂点に配置された切削エッジ15を示している。器具の先端部16は、輪郭に丸みがあって切れないようになっていて、これによって器具は、根管の形状およびとりわけ根管の湾曲がどのようなものであっても、根管の道筋に追従できる案内機能を担うことができることがわかるであろう。
この挿入を、図6の直線状の管および図7の湾曲した管に概略的に示している。直線状の管20では、器具は、最適な切削径が管の始めの直径と一致するものが選定される。管の加工を効果的に行うことができ、管の拡大は、器具の呼び径に達するまで徐々に行われる。
図7は、本発明による器具10の先端部を湾曲した管30に挿入する様子を示している。器具10の先端部16は切れない立体形状になっているため、この器具は、図4に示したように先行技術の器具を用いた場合に壁を突き刺すリスクも歯の第2の管に穴をあけるリスクもなく、湾曲に追従する。
図8A、図8Bおよび図8Cは、本発明による器具40を示し、この器具は、図5A、図5Bおよび図5Cに表したような器具10とは異なり、器具の切削角度部分44および端部領域42で終わる動作片41にわたって切削エッジ45が1つしかない。円錐形46の先端部43は、切れないようになっている。
図9A、図9Bおよび図9Cは、本発明による器具50を示し、この器具は、図5A、図5Bおよび図5Cに表したような器具10とは異なり、器具の切削角度部分54および端部領域52で終わる動作片51にわたって切削エッジ55を2つ有する。円錐形56の先端部53は、切れないようになっている。切削エッジ55は、器具の長手軸に対して対称に配置されている。
図10A、図10Bおよび図10Cは、本発明による器具60を示し、この器具は、図5A、図5Bおよび図5Cに表したような器具10とは異なり、器具の切削角度部分64および端部領域62で終わる動作片61にわたって切削エッジ65を4つ有する。円錐形66の先端部63は、切れないようになっている。切削エッジ65は、器具の長手軸に対して2つずつ対称に配置されている。
これらの様々な変形例は、図5の器具と本質的に同じ特徴を備えている。
本発明は、記載した実施形態に限定されるものではなく、当業者に自明の様々な修正または変形を加えられてよい。切削エッジの数は変更してよく、限度は器具の寸法に左右される。呼び径が小さいほど、エッジの数を増やすことはますます困難になる。
本発明は、とりわけ患者の歯の根管に穿孔するための歯内治療器具であって、該器具が、円錐状に尖った形状の端部領域で終わる動作片を備え、前記端部領域が、器具が根管内を進む際に器具を案内すると同時に、後の治療つまり歯根の治療のために根管を掃除して準備するために有機材料を切削するという二重機能を有する、歯内治療器具に関する。
封止物質を受容するために歯の根管を洗浄し、形成することは、いわゆる動作片である能動部分を有する穿孔器具を使用することで実現され、この片は、治療材料および封止材料を受容する準備をするために根管の内壁を細工、切削、洗浄して、歯の中で細菌の繁殖を助長する可能性のあるあらゆる酸素蓄積が管内で起こるのを回避することを目的とする。
しかしながら、術者にとっては、根管がどのような構造であってもこの管の方向からそれずに壁を処理するために、根管に追従できる器具を使用することが不可欠である。そもそも、根管の追従は、主として端部領域の案内特性に関わることであり、さらに詳細には先端部の立体形状に関わることである。ただし、案内が肝要な機能であるとしても、管壁の加工も同じく肝要な機能であるため、端部領域およびとりわけ先端部は、必ず案内と切削というこの2つの機能を効果的に果たせるように構成されていなければならない。次に、器具の動作片によって材料の除去が行われ、この動作片は、端部領域の延長上にあり、公知の方法で切削する機能、根管の壁を加工する機能、および加工時に除去された材料を排出する機能を有する。
実際には、管の準備は、端部領域で案内する特性のほか、切削する特性、および動作領域で除去した材料を排出する特性をすべて備えている一連の器具で行われる。術者は、習慣的に、呼び径が歯管の始めの直径に適合している器具を用いて管の準備を開始し、その後、最初の器具を呼び径が大きい同じ種類の器具に持ち替え、このようにして次々と器具の断面を徐々に大きくしていく。
既存の器具は、ほとんどの場合、切削機能を備えていない案内先端部を有しているため、直径が極めて段階的に、例えば0.05mmずつ大きくなっていく一連の器具を使用することが不可欠であり、そのために術者は、0.10mmから0.40mmである入口の直径を通らなければならない際は6つの器具が必要である。この過程をおろそかにすると、器具が管の中で破損するリスクが大幅に増大する。
しかしながら、いわゆる能動型の尖った器具が存在し、この器具は、中心で切削する作用を伴って極めて小さい寸法の管に挿入することができる。しかし、使用規定に従えば、これらの器具は、再処理動作を行う場合に限って、管の直線部分のみで使用すべきものである。管の湾曲部分で使用すると、自動的に管壁に穴があいてしまう。
過去の文献の中から、(特許文献1)(KALDESTAD ROY N)を引用でき、この文献では、歯の根管を治療することを目的とする器具一式であって、器具の先端部が特別に「切れない」ようになっていることを特徴とする器具一式が記載されている。本発明による器具は、根管の加工に割り当てられた器具が直面する2つの技術的問題を解決するように設計されている。つまり、既存の管に追従できるということであり、すなわち、管壁によって案内されつつ二次的に穴をあけるのを避けるとともに、管に含まれるゴミを除去して既存の管を掃除でき、壁に穴をあけることなく壁をかき削ることができる。先行技術による器具は、この2つの動作を実行できない。なぜならこの器具は、切れない先端部「non cutting tip」を有すると考えられ、これによって、本発明の器具の特徴である機能のうちの1つを満たす可能性がすべてなくなるからである。
(特許文献2)(ROANE JAMES B)の器具は、切削機能を本質的に実行するように設計されている。そのため、切削用の先端部は、特に図3が示しているように、符号44で示されているブラケットの下部、つまり先端部から最も離れている箇所にあり、よって、器具の先端から離れた周縁の位置にある。本発明の器具は、案内と切削との二重機能を有することから、管壁に穴をあけるのを避けて二次的な管を掘削して本来の管と一致しなくなるのを避けるためには、管に挿入する際に案内を優先させる必要がある。
(特許文献3)(MA1LLEFER INSTRUMENTS SA)に該当する器具は、唯一の機能、つまり根管に容易に挿入する機能を有する。この目的を達成する手段は、極めて鋭利で、いずれにしても通常作製するものよりも鋭利な角度の先端部を作製することである。挿入は容易になっているが、管の準備は複雑で遅くなる。この結果を埋め合わせるために術者は、さらに多くの一連の器具を使用せざるを得ない。同じ種類であるこれらの器具の1つ1つは、連続して使用され、断面が大きくなっていくことがわかっているため、その1つ1つでできる行為は限られている。
本発明の器具は、その概念によって、正確な案内を実行して管内でそれるのを回避でき、これによって術者は、断面が大きくなっていく器具を過度に多く使用する義務をなくすことができ、同じ種類の器具を限られた数だけ使用できるほか、後の治療、とりわけ歯根治療のための処置の枠組み内での封止を目的として管を準備するために、根管をふさぐ材料を正確に切削できる。普遍的な特性を有する本器具により、術者は、時間を節約し、リスクを最小限に抑え、患者にとっての快適さを向上させる。
米国特許第5947730A号 米国特許第4443193A号 スイス国特許第686026号
本発明は、この2つの相補的な要求、つまり器具を案内して根管に挿入すること、および壁の所で切削を行うと同時に構造を維持する、すなわち管の湾曲に追従することに本質的に応える器具を実現することを提案する。
この目的は、冒頭に定義したような本発明による根管に穿孔するための歯内治療器具であって、前記端部領域は、全体的に円錐形であり、壁が平滑で丸まった先端部で終わっている案内部分と称する端部部分を有するとともに、前記案内部分の後部に配置されて少なくとも1つの切削エッジを有する切削部分と称する切れる部分を有し、前記切削部分は、案内部分と動作片との間の中間部であることを特徴とする、歯内治療器具によって達成される。
有利には、円錐状の尖った形状の前記端部領域は、頂点の角度がほぼ10°から60°の範囲内である。
好ましくは、前記切削部分の前記少なくとも1つの切削エッジは、前記切削部分の少なくとも一部にわたって、器具の長手軸に対してほぼ10°から60°の範囲内である角度を形成する。
好適な実施形態によれば、前記切削部分は、前記切削部分の円周に分散している複数の切削エッジを有する。
前記案内部分の頂点の角度は、好ましくは、切削エッジが器具の中心軸とともに、切削エッジの長さの少なくとも一部にわたって形成する角度よりも大きい。
有利には、動作片の直径と規定する器具の呼び径は、前記案内部分の底部と前記切削部分との間の接合領域の直径と規定する有効な切削径よりも大きい。
前記案内部分の頂点の角度は、有利には、15°から55°の範囲内である。
有効な切削径は、好ましくはほぼ0.10mmである。
前記切削エッジは、有利には、器具の円周に規則的に配置される;とりわけ前記切削部分が、横断面図で正三角形の3つの頂点に位置している3つの切削エッジを有する場合;あるいは前記切削部分が、横断面図で正方形の4つの頂点に位置している4つの切削エッジを有する場合。
本発明およびその利点は、参考として非限定的に挙げた添付の図面を参照して、本装置の好適な実施形態についての詳細な説明文を読むことでさらによく理解されるであろう。
先行技術による器具の一実施形態の斜視図である。 先行技術による器具の一実施形態の長手断面図である。 先行技術による器具の一実施形態の横断面図である。 先行技術による器具の第2の実施形態の斜視図である。 先行技術による器具の第2の実施形態の長手断面図である。 先行技術による器具の第2の実施形態の横断面図である。 図1の先行技術による器具を根管に挿入している様子を示す断面図である。 図2の先行技術による器具を根管に挿入している様子を示す断面図である 本発明による器具の好適な一実施形態の斜視図である。 本発明による器具の好適な一実施形態の長手断面図である。 本発明による器具の好適な一実施形態の横断面図である。 図5の器具を直線状の根管に挿入している様子を示す断面図である。 図5の器具を湾曲した根管に挿入している様子を示す断面図である。 本発明による器具の一実施変形例の斜視図である。 本発明による器具の一実施変形例の長手断面図である。 本発明による器具の一実施変形例の横断面図である。 本発明による器具のもう1つの一実施変形例の斜視図である。 本発明による器具のもう1つの一実施変形例の長手断面図である。 本発明による器具のもう1つの一実施変形例の横断面図である。 本発明による器具のもう1つの一実施変形例の斜視図である。 本発明による器具のもう1つの一実施変形例の長手断面図である。 本発明による器具のもう1つの一実施変形例の横断面図である。
図1A、図1Bおよび図1Cを参照する。根管に穿孔するために患者の歯に穿孔する歯内治療器具100は、切れない先端部103が端部にあるほぼ円錐形の端部領域102で終わっている動作片101を有する。端部領域102は、頂点の角度がほぼ10° から60°の範囲内である円錐形である。この種の器具を使用する場合、以下の寸法は決定的なものである:動作片101の所で器具の横断面が内接する円の直径である呼び径A;案内部分13の円錐状の滑らかな端部領域が終わって切削部分14の切削エッジが始まる領域にある横断面の直径に相当する最適な切削径B;前記根管の入口の直径である、歯管の始めの直径D(図3を参照)。
図2A、図2Bおよび図2Cは前図と同様の図だが、この図では器具110は、切れるようになっている円錐状の先端部を有し、したがって切削エッジは器具の端部まで延びていて、これによって先端部の案内作用はなくなり、器具は根管の湾曲領域では危険になる。
この種の器具の欠点を図3および図4の一部に示している。図3は、切れない先端部を有する器具100を表しており、術者はこの先端部を歯Deの根管Caに挿入しようとしている。先端部の呼び径はAであり、最適な実際の切削径はBであり、歯管の始めの直径はDである。この種の先端部の基本的な限度は、この先端部が、器具の呼び径Aと歯管の始めの直径Dとの直径差が大きすぎる管を加工できないということである。例を挙げると、先端部の呼び径Aが0.40mmであるとすると、最適な実際の切削Bの作用は、およそ0.35mmに及ぶ。これは、歯管の始めの直径Dが0.10mmであり、これが図3の図にほぼ相当するとすれば、術者は、呼び径が徐々に0.10mmから;0.15mm;0.20mm;0.25mm;0.30mm;0.35mm;0.40mmになっていく器具を用いて、管の加工動作を段階的に行わなければならないということである。これは6つの器具を連続で用いるのと同じことである。
実際には、使用者は、いくつかの器具を「飛び越し」、例えば呼び径が0.30mmの器具から呼び径が0.40mmの器具に直接移ろうとしがちであり、これは過程を簡略化して時間を節約するためである。しかしながら、先端部が破損するリスクがある上に器具が最適な形で動作できないことがわかっているため、この「山をかける」行為は、安全性を犠牲にして行われることである。
図2に示した種類の器具110は、能動型の先端部を有する器具と呼ばれ、中心を切削する作用があることから、極めて小寸法の管に挿入できるものである。いわゆる能動型であるこれらの先端部は、管の直線部分で再処理動作を行うためのみに使用すべきであることに気づく必要がある。図4は、初めの断面が器具の呼び径Aよりもやや小さい湾曲した根管Caに、器具10を使用する様子を示している。器具110の先端部は、器具の長手軸の方向にまっすぐな軌跡をたどり、管Caの湾曲線には追従せず、器具の先端部は、器具110の前記先端の位置111が示すように管の壁を突き刺すようになることがわかる。管壁Caを突き刺すことは、治療時に必ず回避しなければならないことである。そのため、この種の器具を使用することは、患者に対するリスクが伴う。
図5A、図5Bおよび図5Cは第1の実施形態を表しており、これを本発明による器具10の好適な形態とみなす。この実施形態では、動作片11が、端部が全体的に尖った円錐形である端部領域12で終わっている。前記端部領域12は、案内部分13と称する端部部分であって、丸まっているか切れなくなっている先端部で終わっている端部部分を有するとともに、案内部分13の後部に配置された切削部分14と称する切れる部分を有する。切削部分14は、少なくとも1つの切削エッジ15、好ましくは複数の切削エッジ15を有し、案内部分13と動作片11との間に位置している。前記端部領域12は、頂点の角度が10°から60°の範囲内である。切削部分14は、特定の長さにわたって広がり、案内部分13と動作片11との間にある中間部である。切削部分14は、案内部分13の底部から器具10の動作片11の方向に、少なくとも切削部分の一部の長さにわたって徐々に広がっていく断面を備えていてよい。
図示した例では、切削エッジ15は3つあり、器具10の円周に沿って均等に分散している。図5Cの横断面図は、正三角形の頂点に配置された切削エッジ15を示している。器具の先端部16は、輪郭に丸みがあって切れないようになっていて、これによって器具は、根管の形状およびとりわけ根管の湾曲がどのようなものであっても根管の道筋に追従でき、本来の壁に穴をあけることも歯を損傷することもなく、案内機能を担うことができることがわかるであろう。
この挿入を、図6の直線状の管および図7の湾曲した管に概略的に示している。直線状の管20では、器具は、最適な切削径が管の始めの直径と一致するものが選定される。管の加工を効果的に行うことができ、管の拡大は、器具の呼び径に達するまで徐々に行われる。
図7は、本発明による器具10の先端部を湾曲した管30に挿入する様子を示している。器具10の先端部16は切れない立体形状になっているため、この器具は、図4に示したように先行技術の器具を用いた場合に壁を突き刺すリスクも歯の第2の管に穴をあけるリスクもなく、湾曲に追従する。
図8A、図8Bおよび図8Cは、本発明による器具40を示し、この器具は、図5A、図5Bおよび図5Cに表したような器具10とは異なり、器具の切削角度部分44および端部領域42で終わる動作片41にわたって切削エッジ45が1つしかない。円錐形46の先端部43は、切れないようになっている。
図9A、図9Bおよび図9Cは、本発明による器具50を示し、この器具は、図5A、図5Bおよび図5Cに表したような器具10とは異なり、器具の切削角度部分54および端部領域52で終わる動作片51にわたって切削エッジ55を2つ有する。円錐形56の先端部53は、切れないようになっている。切削エッジ55は、器具の長手軸に対して対称に配置されている。
図10A、図10Bおよび図10Cは、本発明による器具60を示し、この器具は、図5A、図5Bおよび図5Cに表したような器具10とは異なり、器具の切削角度部分64および端部領域62で終わる動作片61にわたって切削エッジ65を4つ有する。円錐形66の先端部63は、切れないようになっている。切削エッジ65は、器具の長手軸に対して2つずつ対称に配置されている。
これらの様々な変形例は、図5の器具と本質的に同じ特徴を備えている。
本発明は、記載した実施形態に限定されるものではなく、当業者に自明の様々な修正または変形を加えられてよい。切削エッジの数は変更してよく、限度は器具の寸法に左右される。呼び径が小さいほど、エッジの数を増やすことはますます困難になる。

Claims (10)

  1. とりわけ患者の歯の根管に穿孔するための歯内治療器具であって、該器具が、尖った形状の自由端を有する端部領域(12)で終わる動作片(11)を備え、前記端部領域が案内機能と切削機能との二重機能を有する、歯内治療器具において、前記端部領域(12)が、尖った状態で終わっている円錐状案内部分であって、先端角度が10°から60°の範囲である円錐状案内部分(13)を有するとともに、前記円錐状案内部分(13)に隣接する切削角度部分であって、前記切削角度部分(14)の少なくとも一部にわたって、前記器具の長手軸に対して角度を形成する少なくとも1つの切削エッジ(15)を有する切削角度部分(14)を有し、前記切削角度部分(14)は、前記円錐状案内部分(13)と前記動作片(11)との間にある中間部であり、前記円錐状案内部分(13)の底部から前記器具(10)の前記動作片(11)に向かって、前記切削部分の長さの少なくとも一部にわたって徐々に長くなる直径を有することを特徴とする、歯内治療器具。
  2. 前記円錐状案内部分(13)の前記先端角度は、前記切削エッジ(15)が前記器具(10)の中心軸とともに、前記切削エッジの長さの少なくとも一部にわたって形成する角度よりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載の歯内治療器具。
  3. 前記動作片(11)の直径と規定する前記器具の呼び径は、前記円錐状案内部分(13)の円錐底部と前記切削角度部分(14)との間の接合領域の直径と規定する有効な切削径よりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載の歯内治療器具。
  4. 先端角度は、15°から55°の範囲内であることを特徴とする、請求項1に記載の歯内治療器具。
  5. 有効な前記切削径は、ほぼ0.10mmであることを特徴とする、請求項1に記載の歯内治療器具。
  6. 円錐状の案内先端部は、丸まっていることを特徴とする、請求項1に記載の歯内治療器具。
  7. 前記切削角度部分(44)は、1つの切削エッジ(45)を有することを特徴とする、請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の歯内治療器具。
  8. 前記切削角度部分(14)は、前記器具の中心軸に対して対称に配置された2つの切削エッジ(15)を有することを特徴とする、請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の歯内治療器具。
  9. 前記切削角度部分(64)は、正三角形の頂点に配置された3つの切削エッジ(65)を有することを特徴とする、請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の歯内治療器具。
  10. 前記切削角度部分(64)は、正方形の頂点に配置された4つの切削エッジ(65)を有することを特徴とする、請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の歯内治療器具。
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