JP2016503701A - ソール - Google Patents

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Abstract

靴、特にスポーツ用靴/ハイキング用靴またはスキーブーツ/スノーボードブーツ用のソール(1)が提案され、ソール(1)の外側(3)に位置する緩衝プロファイル(5)を有する。ソール(1)は緩衝プロファイル(5)がソール(1)の内側(7)にも延びている点で他のソールと異なる。

Description

発明の詳細な説明
本発明は靴のソールに関し、特に、特許請求の範囲第1項のプリアンブルによるスポーツ用靴/ハイキング用靴またはスキーブーツ/スノーボードブーツに関する。
ここで取り組まれるタイプのソールは原則としては知られている。多くのソールは緩衝プロファイルを有している。緩衝プロファイルは、例えばランニング用靴の場合、フット(足)が地面にぶつかる時にフットにかかる圧力を緩和するために使用されている。従来の靴の場合、このタイプの緩衝プロファイルは外側、即ち、ソールの地表に面する側に配置されている。一方、ソールの内側、即ち、フットに面する側は、平坦であり、プロファイルを設けていない。このように、ソール上の足の快適なベッド層を確保することが意図されている。衝撃に対する緩衝は従ってソールの素材を介して生じる。この構成によれば、ソールはある範囲内でのみ緩衝を受けることができ、とりわけ、面で受けるのであって、選択された箇所で受けるのではない。ゴムで作られているソールの最小の素材厚さが典型的には2mmであるので、緩衝プロファイルは2mmよりかなり大きい素材厚さを有さなければならない。緩衝プロファイルは従って、素材の消費を増すこととなり、重量を増すことに関連してしまう。
従って、本発明の目的は、圧力を緩和するために緩衝特性を向上させることに加えて、素材の消費が軽減されたソールを提供することである。
上記目的は請求項1の特徴を有するソールにより達成される。ソールは靴、特にスポーツ用靴/ハイキング用靴またはスキーブーツ/スノーボードブーツの製造に使用され、該ソールの外側に位置する緩衝プロファイルを有する。該ソールは、緩衝プロファイルがソールの内側にも延びている点で他のソールと異なる。
本発明の根本的な基本概念は、設計の点からソールの内側を平坦にする必要がないということである。一方では、フット(足)の快適なベッド層は緩衝プロファイルがソールの内側にも延びることによっても達成される。また、他方で、靴のアッパーはソールにソールの縁のみで接着されている。従って、靴のアッパーにソールを接着することを目的としてソールが平坦な内側を有する必要もない。ソールの内側にも延びる緩衝プロファイルの更なる利点は、その緩衝プロファイルにより達成される、部分的な機械的緩衝を通じて更なる緩衝が生じることである。従って、圧力が生じる箇所で緩衝は正確に起こる。これにより選択的な圧力緩和とピンポイントの緩衝が可能になる。ソールの外側と内側の両側に形成される緩衝プロファイルにより、更には、ソールの使用素材および重さの軽減が達成される。何故ならば、緩衝プロファイルはもはやソールに完全に一体化されているので、この緩衝プロファイルに更なる素材を足す必要がないからである。外側と内側との両方に形成される緩衝プロファイルは、互いに独立して作用する緩衝エレメントの形成も可能にする。これにより、負荷がかかった時に主な圧力箇所でのピンポイントの緩衝も可能になる。
もしソールの両側に形成される緩衝プロファイルが少なくとも1つの緩衝エレメントで構成されるならば特に有利である。少なくとも1つの緩衝エレメントは、ランドまたは素材断片を介して更なる緩衝エレメントに接合できる、弾性的に変形可能な中空体を有するのが好ましい。中空体の形状をした緩衝エレメントの構成により、緩衝特性が向上するのに加えて、ソールの使用素材、ひいては重さの軽減が達成される。その結果、ソールはより安く生産することができる。
少なくとも1つの緩衝エレメントはソールに弾力的に完全に一体化され、実質的には面状のスプリングエレメントを形成するのが好ましい。そのために、中空体として設計された緩衝エレメントは、対応する連結ランドと保持ランドとを有するのが好ましく、これらのランドはソールにおいて緩衝エレメントの弾力的なベッド層をもたらす。このように、緩衝エレメントはソール面に垂直な両方向において、実質的に、自由なスプリング動作をする。
特に好ましいのは、緩衝プロファイルが、2つの主要緩衝エレメントと多くの数の二次緩衝エレメントとから少なくとも構成される互いに独立した複数の緩衝エレメントを有する、ソールである。そのような場合、少なくとも1つの主要緩衝エレメントはソールの踵領域に配置され、少なくとももう1つの緩衝エレメントは足前方領域に配置されてもよい。更に、主要緩衝エレメントは、少なくとも領域において、二次緩衝エレメントにより囲まれてもよい。しかも、グリッププロファイルが踵領域と/または足前方領域とに更に形成されてもよい。このグリッププロファイルも同様に、少なくとも領域において、主要緩衝エレメントと/または二次緩衝エレメントとに隣接し、複数のピンプル突起から成る。
緩衝エレメントは三次元、特にピンプル突起状に形成されているのが好ましく、多角形、特に、六角形、または円形のカップ形状、または円錐台形状を有するのが好ましい。このように、緩衝エレメントの中空体が形成される。緩衝プロファイルを安定させるために、フレームが設けられていてもよく、このフレームはソールに接合され、特に、1ピースで(一体で)あり、好ましくはソールを完全に囲んでいる。フレームは、ソールの連続面から距離をおいて、特に、連続面から約2mmの距離をおいて配置されるようにソールに有利に接合されている。こうして、緩衝エレメントはフレームにかかわりなく、スプリング方向に移動することができ、対応する緩衝を生じさせることができる。ソールは少なくとも約2mmの厚さを有し、連続した素材の厚さは約2mmであるのが好ましい。しかし、ソールの実際の高さは変化してもよい。これによりソールの使用素材のみならず、重さも軽減される。
上記目的を達成するために、請求項14の特徴を有する靴、特にスポーツ用靴/ハイキング用靴またはスキーブーツ/スノーボードブーツも提案され、これらの各靴は請求項1から13のいずれか1項に記載の本発明のソールを有する。
本発明は次の図面を参照しつつ、より詳細に以下に説明される。
図1は先行技術によるソールの断面図である。 図2は本発明によるソールの断面図である。 図3は本発明によるソールを有する靴の側面図である。 図4Aは本発明によるソールの縦断面図である。 図4Bは図4Aによる緩衝エレメントの断面図である。 図5は本発明によるソールの外側の平面図である。 図6は初期状態における、本発明によるソールの縦断面図である。 図7は内方向の緩衝状態における、本発明によるソールの縦断面図である。 図8は外方向の緩衝状態における、本発明によるソールの縦断面図である。
図1は先行技術から知られるソール10の断面図を示す。ソール10はアッパー20に接合されるように意図されている。従来のソール10はその外側30に緩衝プロファイル50を形成している一方、その内側70は平坦に形成されているのが図1により明らかにわかる。
図2は本発明によるソール1の断面図を示し、ソール1はアッパー2に接合されるように意図され、いかなる靴の製造においても用いられるが、特にスポーツ/ハイキング用靴またはスキーブーツ/スノーボードブーツを製造するのに用いられる。原則として、本発明によるソールの設計は、いかなる任意の靴の製造にも用いることができる。本事例においては、本発明はスノーボードブーツ用のソールを参照しつつ説明する。
従来のソールとは対照的に、緩衝プロファイル5はソール1の外側3のみでなく内側7にも延びている。緩衝プロファイルは従ってソールにも及ぶように実際、設計されている。ソール1の内側7はフット(足)に面する側を形成する一方で、本事例におけるソールの「外側」3とはソールが地面と接触する側を意味するように理解される。内側7は従って平坦には設計されておらず、外側3同様、緩衝プロファイル5の構造、即ち、対応する凹凸を有する。
図2に示される実施形態の例では、ソールにはソールを安定させるフレーム9が設けられている。従って、両側に形成された緩衝プロファイルのおかげで従来のソールより柔軟な構造を有することができる。フレーム9はソール1と共に1ピースで(一体で)設計されていてもよいし、或いは、フレーム9がソール1に異なる方法で、特に接着により接合されていてもよい。フレーム9はソール1の外縁に接合され、ソール1を好ましくは完全に囲む。フレーム9の下側縁Rはソール1の連続面Lから距離をおいて配置されている。下側縁Rは地面に面するフレーム9の一部分である。一方、連続面Lは地面と接触するソールの面である。連続面Lとフレーム9の下側縁Rとの間の距離は適用に応じて変わってもよい。例えば、それは2mm又は2mm以上であってもよい。下側縁Rと連続面Lとの間の十分に大きな距離は緩衝プロファイルの緩衝動作をフレームが妨害することなく緩衝が生じ得ることを意味している。
図3はフレーム9に接合された、本発明によるソール1を有する靴の側面図を示す。図4Aは図3の靴の縦断面図、即ち、本発明によるソール1を通る縦断面を示している。
図2と同様、緩衝プロファイル5はソール1の外側3に延び、また内側7に延びているのが図4Aによりまた明らかにわかる。緩衝プロファイル5はソール1の全域のうち、主要部分に亘って延びているのが好ましく、この主要部分に一体的に形成されている。緩衝プロファイル5は少なくとも1つの、好ましくは複数の緩衝エレメント11を有し、複数の緩衝エレメント11は素材領域を介して相互に接合され、ソールの主要部分を少なくとも形成している。
緩衝エレメント11およびその作用を、図4Bを参照しつつ説明する。本事例において、緩衝エレメント11は中空体13を有していることが明らかになる。中空体の形は、本例では、立ち上がり側面13bにより囲まれたベース13aにより形成された例えば、ポット形状であってもよい。ベース13aと立ち上がり側面13bは足側の方へ開いている空洞を囲んでいる。ベースおよび立ち上がり側面の素材の厚さは同一であってもよく、特に2mmであってもよい。同じことがソールを形成する、他の素材領域、ランド、側面にも当てはまる。
中空体13または緩和エレメント11はソール1において弾力的に一体化されていて、このように面状のスプリングエレメントを形成している。図4Bに示されるように、スプリング動作を可能にするために、ソール面Eに垂直で且つ両方向19、19’において、ポット形状の中空体13は、更なる緩衝エレメントへの連結を示す素材領域に、傾斜側面を介して、特に、断面で見た場合V状またはZ状の立ち上がり側面を介して、接合されている。具体的には、例えば、連結ランド15および保持ランド17が設けられていて、連結ランドは中空体を保持ランドに接合している。尚、この保持ランドは素材領域に接合されているか、或いは該領域を形成している。
ランドおよび中空体は弾性的に変形可能であり、これにより、ソール1において、緩衝エレメントの弾力のあるベッド層の形成が可能になる。従って、緩衝エレメント11は両方向19、19’に、実質上、ソール面Eに垂直に、スプリング動作をすることができる。負荷がかかる状況に応じて、緩衝エレメント11は弾性変形を受ける。この弾性変形は矢印19または19’の方向の変位に関連している。
図5は本発明によるソール1の外側3の平面図を示す。そこに示されたソールは好ましい実施形態を表し、その緩衝プロファイルは複数の緩衝エレメントを有している。緩衝エレメントは主要緩衝エレメント21と二次緩衝エレメント23とから構成されている。選択された箇所での主要負荷ゾーンにおいて圧力緩和と緩衝を達成するために、この事例においては、1つの主要緩衝エレメント21はソール1の踵領域25に配置され、もう1つの主要緩衝エレメント21はソール1の足前方領域27に配置されている。主要緩衝エレメント21は2次緩衝エレメント23により少なくとも部分的に囲まれている。主要緩衝エレメント21と比較して、二次緩衝エレメント23は実質的に小さい面積または小さい直径を有し、従って主要緩衝エレメント21より数の多い二次緩衝エレメント23がソール1を覆うことが可能である。。例えば、約100以上の二次緩衝エレメント23が二つの主要緩衝エレメント21間に配置されてもよい。それらの構造およびそれらの作用方法に関する限り、主要および二次緩衝エレメント21、23は図4A,4Bに示される緩衝エレメント11に対応する。
図5による実施形態では、主要または二次緩衝エレメントは六角形をしている。しかし、原則として、異なる多角形形状、円形形状、または(半)球形状も考えられる。決定的なことは、中空体形状を形成するための緩衝エレメントが特にピンプル突起状のように三次元的にエンボス加工され、特にカップまたは円錐台形状を有し、その結果、ソールの内側7に向かって開口し、ソールの外側に向かって閉鎖する中空体を形成することである。
図5に示される本発明によるソール1の実施形態では、該ソールは踵領域25と足前方領域27との夫々においてグリッププロファイル29を有し、プロファイルピンプルとしての輪郭を描くグリッププロファイルは独占的にグリップに関与し、クッション作用を発生させない。グリッププロファイル29は従って中空体として設計される必要はなく、中実体により有利に形成されている。グリップ領域29はオプションであり、緩衝エレメントに置き換えられてもよく、その結果ソール全体は緩衝エレメントと、これらの間に配置された素材領域とにより構成される。
異なるサイズの緩衝エレメントの領域が設けられてもよいことが、図5により更に明らかである。従って、二次緩衝エレメント23の全てと主要緩衝エレメント21とは決して同一の寸法ではない。むしろ、二次緩衝エレメントが異なる寸法に設計されていてもよい。主要緩衝エレメントも互いに同一の形やサイズを有する必要はない。更には、緩衝エレメントの六角形状は各緩衝エレメントに必ずしも適用される必要はない。原理上は、異なる形状、例えば多角形と円形、の緩衝エレメントがソール1上に混ざったものも考えられる。
二次緩衝エレメントおよび主要緩衝エレメントはそれらの意図した目的およびそれらの緩衝作用において実質的に異なる。もし強化された緩衝作用を有する主要緩衝エレメントが、高い圧力が加えられるゾーン、即ち、特に踵および足前方領域に配置されるならば特に有利である。しかし、原理上いかなる設計も緩衝エレメントにより実現することができる。例えば、ソールは完全にまたは一部分のみ緩衝エレメントにより侵入されていてもよく、緩衝エレメントの異なるタイプの配分は任意の靴および如何なる意図する目的にも個々に適応可能である。
弾力的にベッド層を形成された緩衝エレメント11の作用方法について、図6から図8によるソール1の縦断面図を参照しつつ以下に説明する。図6から図8に示される縦断面は主要緩衝エレメント21を実質上通って延びている。これらの主要緩衝エレメント21は図4Aまたは図4Bに示される緩衝エレメント11に相当する。図6はソール1が非負荷状態である初期状態を示している。
一方、図7は、緩衝エレメント11がソール1の内側7に向かって緩衝作用を進展させる状況を示している。そのような場合、緩衝エレメントの、弾力的にベッド層が形成された中空体はソール1の内側に向かって弾性的に変位している。この場合、中空体(特に複数の立ち上がり側面13b)の弾性変形と中空体を周囲のソール素材に接合している1つ以上の立ち上がり側面の弾性変形とが生じる。
一方、図8には、外側に向かう緩衝エレメント11の緩衝作用が示されている。そこでは、中空体13は矢印19’の方向であってソール1の外側3に向かって変位している。この場合の緩衝エレメントの変位は、各場合における傾斜した連結ランド15の変形により生じる。
その結果、特に圧力が加えられた領域によるピンポイント緩衝が、ソール1における緩衝エレメントの目的にかなった統合により生じ得る。スプリング動作を引き起こされたベッド層と、その結果生じる、ソール面に垂直な両方向の緩衝エレメントのスプリング動作により、部分的に機械的な緩衝が可能になる。中空体の形をした緩衝エレメントの構成により、しかしながら、特に良好な緩衝が緩衝エレメントのスプリングベッド層により確実になるだけでなく、ソールの材料や重さの軽減にもつながる。従って、該ソールは従来のソールより製造するのに安くてすむ。表面を緩衝エレメントにより覆われた事例におけるソールは、結局のところ、多くの数の面状のスプリングエレメントから構成されていて、これらのスプリングエレメントはそれらのエンボス加工の程度に応じて異なる緩衝作用を進展させてもよい。これらの緩衝エレメントは素材領域に亘って互いに離れて配置し、各場合において互いに独立して(即ち、実質的には互いに影響されずに)それらの緩衝機能を果たす。このように、ソールは靴および対応する適用に応じて個々に構成することができる。緩衝エレメントの構成や配置は変更してもよいのみならず、ソール素材は原理上いかなる制限も受けない。例えば、ソールはゴムから製造されていてもよいし、或いはソールを製造するのに適切なその他の材料から製造されていてもよい。
両側のプロファイルとそれにより形成される(中空体形状をした)緩衝エレメントにより、本発明は、一方では使用素材および重さの軽減を達成し、他方では最適なピンポイントの圧力緩和および緩衝を達成する、特に有利なソールを全体として提供する。
1 ソール
2 アッパー
3 外側
5 緩衝プロファイル
7 内側
9 フレーム
10 ソール
11 緩衝エレメント
13 中空体
13a ベース
13b 立ち上がり側面
15 連結ランド
17 保持ランド
19、19’ 矢印
20 アッパー
21 主要緩衝エレメント
23 二次緩衝エレメント
25 踵領域
27 足前方領域
29 グリップ領域
30 外側
50 緩衝プロファイル
70 内側
a 距離
L ソール連続面
R フレーム下側縁
E ソール面

Claims (14)

  1. 靴、特に、ソール(1)の外側(3)に配置された緩衝プロファイル(5)を有する、スポーツ用靴/ハイキング用靴またはスキーブーツ/スノーボードブーツ用のソール(1)において、前記緩衝プロファイル(5)は前記ソール(1)の内側(7)にも延びている、ことを特徴とするソール。
  2. 前記緩衝プロファイル(5)は少なくとも1つの緩衝エレメント(11)を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のソール。
  3. 前記少なくとも1つの緩衝エレメント(11)は、ランド/素材部分を介して更なる緩衝エレメントに接合されることができる弾性的に変形可能な中空体(13)を有する、ことを特徴とする請求項2に記載のソール。
  4. 前記少なくとも1つの緩衝エレメント(11)は前記ソールに弾力的に一体化され、面状のスプリングエレメントを形成している、ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のソール。
  5. 前記緩衝プロファイル(5)は、互いに独立した複数の緩衝エレメント(21、23)を有し、前記緩衝エレメントは2つの主要緩衝エレメント(21)と多くの数の二次緩衝エレメント(23)とから少なくとも構成される、ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のソール。
  6. 少なくとも1つの主要緩衝エレメント(21)は前記ソールの踵領域(25)に配置され、少なくとももう1つの主要緩衝エレメント(21)は前記ソールの足前方領域(27)に配置されている、ことを特徴とする請求項5に記載のソール。
  7. 少なくともそれぞれの領域における前記主要緩衝エレメント(21)は二次緩衝エレメント(23)により囲まれている、ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のソール。
  8. グリッププロファイル(29)が更に前記踵領域(25)および/または前記足前方領域(27)に形成されている、ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のソール。
  9. 前記緩衝エレメント(11)は三次元的に、特にピンプル突起状にエンボス加工され、多角形、特に六角形、または円形カップ形状または円錐台形状を有する、ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のソール。
  10. 緩衝エレメント(11)はソール面(E)に垂直な両方向(19、19’)において、実質的に自由なスプリング動作をすることができる、ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のソール。
  11. フレーム(9)が前記ソール(1)に接合され、前記緩衝プロファイル(5)を安定させるために前記ソール(1)を囲む、ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のソール。
  12. 前記フレーム(9)は、ソール(1)の連続面(L)から距離(a)をおいて、特に、約2mmの距離(a)をおいて配置されている、ことを特徴とする請求項11に記載のソール。
  13. 前記ソール(1)は少なくとも約2mmの厚さであり、連続した素材の厚さは好ましくは2mmである、ことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のソール。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか1項に記載のソールを有する、特にスポーツ用靴/ハイキング用靴またはスキーブーツ/スノーボードブーツ、である靴。
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