JP2008518642A - 多機能性衝撃吸収部材 - Google Patents

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Abstract

本発明は外部衝撃と振動を緩和する衝撃吸収部材に関するものであり、さらに詳細には、衝撃吸収機能と、指圧療法及び通風機能も兼ね備える多機能性衝撃吸収部材に関するものである。前記のような本発明は、外部から衝撃と振動を緩和することができる衝撃吸収部材において、左右等間隔に連続して繰り返して配置される上面円形突起が、十字型連結リブが有する下面円形突起を介して対称連結され、前記十字型連結リブは、この上面円形突起の底面をラウンド形状に連結し、前記上面円形突起と隣接する上面円形突起の間には、一定間隔の穴が形成されてなる構造となっている。

Description

本発明は外部衝撃を緩和する多機能性衝撃吸収部材に関するものであり、さらに詳細には指圧療法及び通風機能、 衝撃吸収機能、そして外部から強い衝撃が加わった際、これを緩和する機能を兼ね備える多機能性衝撃吸収部材に関するものである。
一般に、パッドや靴底（靴の中敷き）などに適用される衝撃吸収部材は多様に考案されている。例えば、靴底などに適用された衝撃吸収部材は、格子空間内に空気が入っている構造か、通気孔などが適用された二重網構造を有する場合が多かった。しかし、従来の靴底（靴の中敷き）などに適用される衝撃吸収構造は、その構造が複雑で、長く使えば耐久性が弱くなって機能的に効果を得られなかった。
従って、本発明は前記のような従来の問題点を考慮して発明されたものであり、円形突起が連結リブを介して連続繰り返して配置され、前記円形突起の間には貫通孔が形成される構造であり、円滑で持続的な衝撃吸収機能と、指圧突起機能、また、通風機能までも兼ね備えた多機能性衝撃吸収部材を提供することにある。
前記のような目的を達成するための第１と第２の好ましい実施例によれば、外部衝撃及び振動を緩和するための多機能性衝撃吸収部材は、十字型連結リブを介して対称配置されている上面円形突起と、前記十字型連結リブは、この上面円形突起の底面をラウンド形状に連結し、前記上面円形突起と隣の上面円形突起の間には、一定の間隔をおいた穴が形成されてなる構造となっている。
第３と第４の好ましい実施例によれば、外部衝撃及び振動を緩和するための多機能性衝撃吸収部材は、十字型連結リブを介して対称配置されている上面円形突起と、前記十字型連結リブは、この上面円形突起の底面をラウンド形状に連結し、前記上面円形突起と隣の上面円形突起の間には、一定の間隔をおいた穴が形成され、上面円形突起の底面と共に形成された接触突起や、又は高さｌは、厚さtよりさらに長い十字型連結リブと形成される接触突起を含む構造となっている。
前記の内容のように、本発明による多機能性衝撃吸収部材は、その材料は柔らかいウレタンからなる伸縮性の材料を用いて、外部から衝撃時、これを効率よく吸収し、その製造も射出成形の方法で容易に製造できるようになっている。
本発明のさまざまな目標と特徴及び利点に対する内容を下の図によって説明すれば次のようである。
以下、本発明による衝撃吸収部材の好ましい実施例を図を参照して詳しく説明する。
本発明による衝撃吸収部材は、柔らかいウレタンからなった伸縮性の材料で、靴底（靴の中敷きや）と類似の技術分野に適用が可能であることを明らかにする。
図１は、本発明の第１の好ましい実施例による衝撃吸収部材(１００)を示した部分平面図で、図２は、図１のA部分拡大平面図であり、図３は、図２のＩ-Ｉ線断面図である。本衝撃吸収部材(１００)は、図１に示すように、外部衝撃に対してその衝撃と振動を緩和し、左右等間隔に連続して繰り返して配置される上面円形突起(１１)が、十字型連結リブ(１２)有する下面円形突起(１３)をを介して対称連結され、前記十字型連結リブ(１２)は、この上面円形突起(１１)の底面(１１a)をラウンド形状に連結し、前記上面円形突起(１１)と隣の上面円形突起(１１)の間には、一定の間隔を置いた穴(１４)が形成されてなる構造となっている。
従って、前記上面円形突起(１１)が配置される上面と、この上面円形突起(１１)を連結する十字型連結リブ(１２)が配置される底面は、図３のように一定厚さ(t)を有する。
このような構造を有する本発明の第１の好ましい実施例による衝撃吸収部材(１００)は、外力が前記上面円形突起(１１)が配置される衝撃吸収部材(１００)の上面に加わると、この外力は上面円形突起(１１)を押し、これにより、前記上面円形突起(１１)が十字型連結リブ(１２)よって、その位置が変化して衝撃を吸収する。
また、前記上面円形突起(１１)の間に形成された一定間隔の穴(１４)は、通気孔の役割をし、空気の循環が行えるように構成される。
また、図４は、図３と類似の本発明の第２の好ましい実施例を示す衝撃吸収部材の部分拡大平面図である。図４は、本発明の第２の好ましい実施例の衝撃吸収部材の上面に配置された上面円形突起(２１)が、その底面(２１)で円満な曲線形状になっているラウンドされた十字型連結リブ(２２)を介して互いに連結したことを示している。
本好ましい実施例で、十字型連結リブ(２２)の形態と形状は、図１と図２の十字型連結リブ(１２)と少し違う形と外観を有するが、十字型連結リブ(１２)のその作用と効果は同様に得られることを示す。
添付された図のうち、図５は本発明の第１の好ましい実施例による衝撃吸収部材を構成する靴底（靴の中敷き）(１０)の平面設計図で、図６は本発明の第２の好ましい実施例による衝撃吸収部材を構成する靴底の平面設計図である。図に示すように、本発明の第１、第２の好ましい実施例による衝撃吸収部材を構成する靴底(１０)と(２０)の内部には間隔の穴(１４)と、(２４)を介して空気の循環機能を有し、外部から足裏に加わる衝撃を上面円形突起(１１)、(２１)と、十字型連結リブが衝撃を緩和するだけでなく、外力が加えられる足裏の部分的に指圧治療効果も得られるようになっている。
添付された図のうち、図７は図２と類似の本発明の第３の好ましい実施例を示す衝撃吸収部材の部分拡大平面図で、図１０は図７と類似の本発明の第４の好ましい実施例を示す衝撃吸収部材の部分拡大平面図である。図７と図１０に示すように、本発明の第３、第４好ましい実施例による衝撃吸収部材は、上面円形突起(３１)と(４１)が繰り返して連結され、一定間隔で、上面円形突起(３１)と(４１)の下面(３１a)と(４１a)を連結するための十字型連結リブ(３１)と(４１)によって配列され、前記十字型連結リブ(３２)と(４２)は、ラウンド形状に上面円形突起(３１)と(４１)の下面(３１a)と(４１a)を連結し、間隔の穴(３４)と(４４)は、上面円形突起(３１)と(４１)の間に隣接して形成されている。
好ましい実施例の中で第３実施例で、接触突起(３５)は上面円形突起(３１)の下面(３１a)上に隣接して形成されていて、図７に示すように、下面(３１a)の接触突起(３５)の高さlは、十字型連結リブ(３２)の厚さtよりさらに長い。
さらに、本発明の第４の実施例によれば、接触突起(４５)は上面円形突起(４１)の下面(４１a)を連結するための十字型連結リブ(４２)の中心部とともに形成され、図８のＩＩＩ-ＩＩＩ線断面図を示す図１１に示すように、この好ましい実施例は、接触突起(４５)の高さは十字型連結リブ(４２)の厚さより長いことがわかる。
添付された図のうち、図８と図９は、図７のＩＩ-ＩＩ線断面図であり、そのうち、図８は、半円形断面で見たとき、凸状の上面を有する上面円形突起(３１)を示しており、図９は、平断面で見たとき、凸状の上面を有する上面円形突起(３１)を示している。
従って、本発明の好ましい実施例のうち、第３、第４の実施例による衝撃吸収部材は、外部衝撃が上面円形突起(３１)と(４１)に加わった際、下面(３１a)と(４１a)に形成されており、その高さがlである接触突起(３３)と(４５)が衝撃を先に吸収して緩和し、接触突起(３３)と(４５)の高さより薄い厚さtを有する十字型連結リブ(３２)と(４２)が二次的に衝撃を吸収して緩和する。
たとえ、本発明の好ましい第３、第４の実施例による接触突起(３５)と(４５)は、上面円形突起の上にそれぞれ違う位置に配列され、その効果は既に説明したようである。
添付された図のうち、図１２は、本発明の第４の好ましい実施例による衝撃吸収部材を構成する靴底(３０)を示す平面設計図である。衝撃吸収部材は通常的なパッド、マット、靴底のように衝撃を吸収するための衝撃緩和製品に広く適用することができる。
また、本発明の構成は例示された内容にだけ限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で様々な修正、追加、変形して適用できることは言うまでもない。
前記のように、本発明による多機能衝撃吸収部材は、ウレタンからなる伸縮性（弾力性）と、柔らかい材料を用いて、外部の衝撃が加わった際、これを効果的に吸収し、製造も射出成形方法で容易に製造できるようになっている。
本発明の第１の好ましい実施例による衝撃吸収部材の部分平面図。 図１のＡ部分拡大平面図。 図２のＩ-Ｉ線断面図。 図３と類似の本発明の第２の好ましい実施例を示す衝撃吸収部材の部分拡大平面図。 本発明の第１の好ましい実施例による衝撃吸収部材を構成する靴底の平面設計図。 本発明の第２の好ましい実施例による衝撃吸収部材を構成する靴底平面設計図。 図２と類似の本発明の第３の好ましい実施例を示す衝撃吸収部材の部分拡大平面図。 図７のＩＩ-ＩＩ線断面図。 図７のＩＩ-ＩＩ線断面図。 図８と類似の本発明の第４の好ましい実施例を示す衝撃吸収部材の部分拡大平面図。 図１０のＩＩＩ-ＩＩＩ線断面図。 本発明の第４の好ましい実施例による衝撃吸収部材を構成する靴底の平面設計図。

Claims (7)

  1. 外部から衝撃と振動を緩和することができる衝撃吸収部材において、
    左右等間隔に連続して繰り返して配置される上面円形突起が、十字型連結リブが有する下面円形突起を介して対称連結され、前記十字型連結リブは、この上面円形突起の底面をラウンド形状に連結し、前記上面円形突起と隣接する上面円形突起の間には、一定間隔の穴が形成されてなることを特徴とする衝撃吸収部材。
  2. 十字型連結リブを有する下面円形突起によって対称連結される上面円形突起を含むことを特徴とする請求項１記載の衝撃吸収部材。
  3. 前記上面円形突起が配置される上面と、この上面円形突起を連結する十字型連結リブが配置される底面は、一定厚さ(t)を有することを特徴とする請求項１乃至２記載の衝撃吸収部材。
  4. 上面円形突起の下面と、これと隣接する他の上面円形突起の上に形成されている接触突起を含んでいることを特徴とする請求項１記載の衝撃吸収部材。
  5. 十字型連結リブの中心部に形成されている接触突起を含むことを特徴とする請求項１記載の衝撃吸収部材。
  6. 接触突起の高さｌは、十字型連結リブの厚さtよりさらに長いことを特徴とする請求項4または5記載の衝撃吸収部材。
  7. 半円形断面で見たとき、凸状の上面を有するか、又は、平断面で見たとき、凸状の上面を有する上面円形突起を含むことを特徴とする請求項１乃至６のいずれかに記載の衝撃吸収部材。
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