JPH05309001A - くつ用のくつ底 - Google Patents
くつ用のくつ底Info
- Publication number
- JPH05309001A JPH05309001A JP14332292A JP14332292A JPH05309001A JP H05309001 A JPH05309001 A JP H05309001A JP 14332292 A JP14332292 A JP 14332292A JP 14332292 A JP14332292 A JP 14332292A JP H05309001 A JPH05309001 A JP H05309001A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sole
- mud
- projection
- weight
- height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B13/00—Soles; Sole-and-heel integral units
- A43B13/14—Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
- A43B13/18—Resilient soles
- A43B13/181—Resiliency achieved by the structure of the sole
- A43B13/184—Resiliency achieved by the structure of the sole the structure protruding from the outsole
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スリップ防止効果を高め、くつ底につまった
泥の泥ぬけをよくすること、及び固い面に接地したとき
のショックを吸収し、足のうらや足くび等に与える衝撃
を緩和し、足に与える負担を軽減することにある。 【構成】 くつ底本体１の底面には、複数の突起３が設
けられ、これら突起３には、空洞７が設けられている。
泥の泥ぬけをよくすること、及び固い面に接地したとき
のショックを吸収し、足のうらや足くび等に与える衝撃
を緩和し、足に与える負担を軽減することにある。 【構成】 くつ底本体１の底面には、複数の突起３が設
けられ、これら突起３には、空洞７が設けられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、運動ぐつやスニーカー
などに用いられるくつ底の構造に関する。
などに用いられるくつ底の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、運動ぐつや、スニーカーなどの
くつ底には、スリップ防止などのために凹凸が設けられ
ている。このスリップ止めの凹凸は波状であったり、長
方形に仕切られた模様状であったり、さらには円錐台の
小さな突起がくつ底の底面全体に設けられていたりす
る。
くつ底には、スリップ防止などのために凹凸が設けられ
ている。このスリップ止めの凹凸は波状であったり、長
方形に仕切られた模様状であったり、さらには円錐台の
小さな突起がくつ底の底面全体に設けられていたりす
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記く
つ底の凹凸はスリップを防止するので、ある程度、はき
ごこちは向上するものの、弾力性に欠け固い地面に接地
したときのショックを吸収することができず、足の裏面
や足首に与える負担が大きいと共に、かかるくつ底の凹
凸は、くつ底本体に体重がかかっても自在に変形するこ
とがないので、くつ底の凹間に挟まった泥の泥ぬけもよ
いものではないという問題がある。
つ底の凹凸はスリップを防止するので、ある程度、はき
ごこちは向上するものの、弾力性に欠け固い地面に接地
したときのショックを吸収することができず、足の裏面
や足首に与える負担が大きいと共に、かかるくつ底の凹
凸は、くつ底本体に体重がかかっても自在に変形するこ
とがないので、くつ底の凹間に挟まった泥の泥ぬけもよ
いものではないという問題がある。
【０００４】本発明は、このような従来の技術の有する
問題に鑑みてなされたものであり、スリップ防止力の向
上、及び固い面に接地したときのショックを吸収し、足
の裏面や足首に与える負担を軽減するとともに、くつ底
本体底面の凹間にはさまった泥の泥ぬけをよくすること
を目的とする。
問題に鑑みてなされたものであり、スリップ防止力の向
上、及び固い面に接地したときのショックを吸収し、足
の裏面や足首に与える負担を軽減するとともに、くつ底
本体底面の凹間にはさまった泥の泥ぬけをよくすること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のくつ用のくつ底においては、くつ底本体の
底面に複数の突起を設け、この突起に空洞が設けられて
いる。
に、本発明のくつ用のくつ底においては、くつ底本体の
底面に複数の突起を設け、この突起に空洞が設けられて
いる。
【０００６】
【作用】上記空洞を持つ突起は、体重がかかることによ
り路面によく密着し、また地面にくい込むように働く。
また、突起が空洞を持つことにより、体重がかかっても
押しつぶされて広がることができるため、固い面に接地
したときでも弾力性に富み、ショックが吸収される。
り路面によく密着し、また地面にくい込むように働く。
また、突起が空洞を持つことにより、体重がかかっても
押しつぶされて広がることができるため、固い面に接地
したときでも弾力性に富み、ショックが吸収される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【０００８】図１〜図４において、符号１はくつ底本体
を示している。このくつ底本体１の底面には、複数の突
起３が設けられており、これら複数の突起３は、図３に
示すように、土ふまずの部分４とくつ底の外周部分５と
を除いて設けられている。
を示している。このくつ底本体１の底面には、複数の突
起３が設けられており、これら複数の突起３は、図３に
示すように、土ふまずの部分４とくつ底の外周部分５と
を除いて設けられている。
【０００９】そして、この突起３には、図４に示すよう
に、くつ底本体１の上面に開口する空洞７が設けられて
いる。これによれば、複数の突起３は、ほぼ円柱状の胴
部３ａと、その先端につながる半球状の先端部３ｂとで
形成されている。
に、くつ底本体１の上面に開口する空洞７が設けられて
いる。これによれば、複数の突起３は、ほぼ円柱状の胴
部３ａと、その先端につながる半球状の先端部３ｂとで
形成されている。
【００１０】また、くつ底本体１の底面には、上述の空
洞７を有する突起３の他に、くつ底底面の外周方向に延
びるサイドラグ９が設けられている。このサイドラグ９
は、くつ底本体１の底面に突出する高さｈ1 が、空洞７
を有する突起３の高さｈ2 よりも低くなっている。さら
に、このサイドラグ９は、周方向に交互に連続するよう
に、ランド部９ａと溝部９ｂとを有し、ランド部９ａの
高さｈ1 は、上述したように突起３の高さｈ2 よりも低
くなっている。
洞７を有する突起３の他に、くつ底底面の外周方向に延
びるサイドラグ９が設けられている。このサイドラグ９
は、くつ底本体１の底面に突出する高さｈ1 が、空洞７
を有する突起３の高さｈ2 よりも低くなっている。さら
に、このサイドラグ９は、周方向に交互に連続するよう
に、ランド部９ａと溝部９ｂとを有し、ランド部９ａの
高さｈ1 は、上述したように突起３の高さｈ2 よりも低
くなっている。
【００１１】なお、本実施例において、くつ底本体１の
材質には、対摩耗に優れるゴムが使用されている。
材質には、対摩耗に優れるゴムが使用されている。
【００１２】次に、図５を参照して本実施例の作用を説
明する。
明する。
【００１３】同図（ａ）は体重がかからないときの突起
３の状態を示し、（ｂ）は垂直に体重がかかった場合の
状態を、（ｃ）（ｄ）は、前後左右方向等にそれぞれ体
重がかかった場合の突起３の広がり状態を示している。
３の状態を示し、（ｂ）は垂直に体重がかかった場合の
状態を、（ｃ）（ｄ）は、前後左右方向等にそれぞれ体
重がかかった場合の突起３の広がり状態を示している。
【００１４】本実施例における、空洞を持つ突起３は、
体重が垂直にかかった場合でも、登り下り等で、体重が
横方向や前後左右にかかった場合でも、同図（ｂ）に示
すように押しつぶされて広がり、路面が固い場合にはよ
く密着し、路面が軟らかい場合にはよくくい込む。
体重が垂直にかかった場合でも、登り下り等で、体重が
横方向や前後左右にかかった場合でも、同図（ｂ）に示
すように押しつぶされて広がり、路面が固い場合にはよ
く密着し、路面が軟らかい場合にはよくくい込む。
【００１５】また、体重がかかることにより押しつぶさ
れて広がるという、この空洞を有する突起の作用（性
質）は、固い面に接地した時に、弾力性に富み、ショッ
クを吸収するという働きを呈する。
れて広がるという、この空洞を有する突起の作用（性
質）は、固い面に接地した時に、弾力性に富み、ショッ
クを吸収するという働きを呈する。
【００１６】従って、この実施例によれば、体重がかか
ると、突起３が押しつぶされて広がり、接地面積が大き
くなり、路面によく密着し、かつくい込むので、スリッ
プを防止することができるとともに、突起３の空洞７に
は空気が満されるので、固い面に接地したときでも弾力
性に富みショックを吸収することができ、足の裏面や足
首などに与える衝撃を緩和することができる。
ると、突起３が押しつぶされて広がり、接地面積が大き
くなり、路面によく密着し、かつくい込むので、スリッ
プを防止することができるとともに、突起３の空洞７に
は空気が満されるので、固い面に接地したときでも弾力
性に富みショックを吸収することができ、足の裏面や足
首などに与える衝撃を緩和することができる。
【００１７】また、突起３が体重によって押しつぶされ
てへこんでも、くつ底本体１の底面の周囲に設けられた
サイドラグ９により、くつ底の左右前後等がささえられ
るため、歩行時の安定性が高められる。
てへこんでも、くつ底本体１の底面の周囲に設けられた
サイドラグ９により、くつ底の左右前後等がささえられ
るため、歩行時の安定性が高められる。
【００１８】さらに、この実施例では、図５（ｂ）〜
（ｄ）に示すように、体重が垂直にかかる場合、あるい
は前後左右方向等にかかる場合でも、その圧力に応じて
突起３が自在に変形するため、この変形により加わる力
によって、くつ底につまった泥が抜けやすく、泥はけの
よいくつ底となる。また、突起３の先端の形状が半球状
になっているので、泥ぬけのよさはより一層高められ
る。
（ｄ）に示すように、体重が垂直にかかる場合、あるい
は前後左右方向等にかかる場合でも、その圧力に応じて
突起３が自在に変形するため、この変形により加わる力
によって、くつ底につまった泥が抜けやすく、泥はけの
よいくつ底となる。また、突起３の先端の形状が半球状
になっているので、泥ぬけのよさはより一層高められ
る。
【００１９】また本実施例では対摩耗に優れたゴムを使
用しているためくつ底がへることも少なく上記効果の持
続力も長いという効果がある。
用しているためくつ底がへることも少なく上記効果の持
続力も長いという効果がある。
【００２０】以上、一実施例に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は、これに限定されるものでないことは明
らかである。例えば、突起３の形状などは、上記の形状
に限定されるものではなく、その先端は、円柱、角柱い
ずれでもよく、突起３の先端にはさらにスリップ止めの
ギザギザを付けてもよい。
たが、本発明は、これに限定されるものでないことは明
らかである。例えば、突起３の形状などは、上記の形状
に限定されるものではなく、その先端は、円柱、角柱い
ずれでもよく、突起３の先端にはさらにスリップ止めの
ギザギザを付けてもよい。
【００２１】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
るので、複数の突起により、従来のくつ底以上にスリッ
プ防止効果が高められるとともに、体重がかけられた時
に、突起が柔軟に押しつぶされて広がるため、固い路面
に接地したときでも弾力性に富み、ショックが吸収さ
れ、足の裏や足首に与えられる衝撃が緩和され、足が疲
れにくいという効果が与えられる。さらに、体重がかけ
られることにより突起は変形するが、この変形は体重が
垂直にかけられた場合、又は左右前後等いかなる方向に
かけられた場合でも、自在に変形するので、くつ底本体
の底面につまった泥に外力が加えられ、泥がとれやす
く、泥はけのよいくつ底となる。
るので、複数の突起により、従来のくつ底以上にスリッ
プ防止効果が高められるとともに、体重がかけられた時
に、突起が柔軟に押しつぶされて広がるため、固い路面
に接地したときでも弾力性に富み、ショックが吸収さ
れ、足の裏や足首に与えられる衝撃が緩和され、足が疲
れにくいという効果が与えられる。さらに、体重がかけ
られることにより突起は変形するが、この変形は体重が
垂直にかけられた場合、又は左右前後等いかなる方向に
かけられた場合でも、自在に変形するので、くつ底本体
の底面につまった泥に外力が加えられ、泥がとれやす
く、泥はけのよいくつ底となる。
【図１】本発明によるくつ底本体の一実施例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図２】同じく、横断面図である。
【図３】同じく、底面図である。
【図４】同じく、平面図である。
【図５】（ａ）〜（ｄ）は同じく、突起の変形のようす
を示した断面図である。
を示した断面図である。
１ くつ底本体 ３ 突起 ３ａ 突起の胴部 ３ｂ 突起の先端部 ７ 空洞 ９ サイドラグ
Claims (1)
- 【請求項１】 くつのくつ底にくつ底本体を設けると共
に、このくつ底本体の底面に複数の突起を設け、この突
起に空洞を設けたことを特徴とするくつ用のくつ底。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14332292A JPH05309001A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | くつ用のくつ底 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14332292A JPH05309001A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | くつ用のくつ底 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05309001A true JPH05309001A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=15336096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14332292A Pending JPH05309001A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | くつ用のくつ底 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05309001A (ja) |
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-05-08 JP JP14332292A patent/JPH05309001A/ja active Pending
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