JPS63147401A - 中空突起を靴底に備えた靴及びその製造方法 - Google Patents
中空突起を靴底に備えた靴及びその製造方法Info
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- JPS63147401A JPS63147401A JP29623886A JP29623886A JPS63147401A JP S63147401 A JPS63147401 A JP S63147401A JP 29623886 A JP29623886 A JP 29623886A JP 29623886 A JP29623886 A JP 29623886A JP S63147401 A JPS63147401 A JP S63147401A
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、運動靴やカジュアル靴等、各種の靴に利用で
きる、中空突起を靴底に備えた靴及びその製造方法に関
する。
きる、中空突起を靴底に備えた靴及びその製造方法に関
する。
〈従来の技術〉
従来、歩行時、走行時の衝撃を吸収、緩和するため、ク
ッション性の良い靴底素材または靴底構造が種々提案さ
れ、実用化されている。
ッション性の良い靴底素材または靴底構造が種々提案さ
れ、実用化されている。
例えば、高クッション性の靴底素材として発泡ポリウレ
タン、発泡ポリ塩化ビニル等の各徨の発泡樹脂または発
泡ゴムが適用されている。
タン、発泡ポリ塩化ビニル等の各徨の発泡樹脂または発
泡ゴムが適用されている。
ま九、発泡樹脂または発泡ゴムを靴の中底の上側に挿入
した構造や、中底の下側に積層した靴底構造などが開発
、利用されてiる。さらに、後者の靴底構造としては、
発泡材料からなる単層構造の他、発泡材料及び非発泡の
樹脂からなる異種積層構造、発泡材料であるが例えば発
泡密度の相違によりクッション性能が全く異なる二種以
上の材料からなる積層構造など、様々なものがある。
した構造や、中底の下側に積層した靴底構造などが開発
、利用されてiる。さらに、後者の靴底構造としては、
発泡材料からなる単層構造の他、発泡材料及び非発泡の
樹脂からなる異種積層構造、発泡材料であるが例えば発
泡密度の相違によりクッション性能が全く異なる二種以
上の材料からなる積層構造など、様々なものがある。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかし、発泡材料を挿入又は積層する方法の場合、当該
靴の一連の生産ラインとは別に発泡材料の成形工程を設
ける必要があり、また発泡材料の挿入工程を上記の生産
ラインに組み込む必要がある。また、発泡材料音用い靴
底を積層化する方法の場合、発泡材料等のプレス、また
は射出成形を層の数だけの回数独立に行なう必要がある
。このように、従来の靴底構造は、その成形プロセスが
大変複雑なものとなるため、生産コスト等の面におわて
問題とされていた。
靴の一連の生産ラインとは別に発泡材料の成形工程を設
ける必要があり、また発泡材料の挿入工程を上記の生産
ラインに組み込む必要がある。また、発泡材料音用い靴
底を積層化する方法の場合、発泡材料等のプレス、また
は射出成形を層の数だけの回数独立に行なう必要がある
。このように、従来の靴底構造は、その成形プロセスが
大変複雑なものとなるため、生産コスト等の面におわて
問題とされていた。
一方、靴底全一種の発泡材料のみで構成する方法の場合
、靴底の成形は容易であるが、その材質が一律でかつ相
当柔軟となるため、靴底各部位に適したクッション機能
を与え難く、また靴底自体が摩耗、変形し易くなシ耐久
性に劣るという問題があった。
、靴底の成形は容易であるが、その材質が一律でかつ相
当柔軟となるため、靴底各部位に適したクッション機能
を与え難く、また靴底自体が摩耗、変形し易くなシ耐久
性に劣るという問題があった。
本発明は、上記の実情を考慮してなされたもので、その
第1の目的は、靴底のクッション性、耐久性に優れ、か
つ靴底の成形が容易であり、しかも軽量な靴を提供する
ことにある。
第1の目的は、靴底のクッション性、耐久性に優れ、か
つ靴底の成形が容易であり、しかも軽量な靴を提供する
ことにある。
また、本発明の第2の目的は、上記の靴底を簡便にかつ
確実に製造することができる靴の製造方法を提供するこ
とにある。
確実に製造することができる靴の製造方法を提供するこ
とにある。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明の靴は、柔軟に変形自在な中空突起を靴底に備え
ることにより、比較的硬質の靴底素材であっても、良好
なりッション効果、衝撃吸収効果が得られるようにした
ものである。すなわち、本発明の靴は、1又は2以上の
中空突起部を靴底表面の適所に設けてなり、該中空突起
部は、靴底の基底面より突出する突起部と、該突起部よ
り靴底内側に形成された中9部と、該中空部内で彎曲す
ると共に前記突起部と靴底の基部とを連接する連接部よ
り成シ、柔軟に変形自在であることを特徴とするもので
ある。
ることにより、比較的硬質の靴底素材であっても、良好
なりッション効果、衝撃吸収効果が得られるようにした
ものである。すなわち、本発明の靴は、1又は2以上の
中空突起部を靴底表面の適所に設けてなり、該中空突起
部は、靴底の基底面より突出する突起部と、該突起部よ
り靴底内側に形成された中9部と、該中空部内で彎曲す
ると共に前記突起部と靴底の基部とを連接する連接部よ
り成シ、柔軟に変形自在であることを特徴とするもので
ある。
中空突起部の数は任意であるが、10〜30個の中空突
起部を靴底表面に設けるのが好ましい。
起部を靴底表面に設けるのが好ましい。
突起部は形状が任意であシ、丸型(円形)でも角型(矩
形)でもよい。また、中空部は、着地時の圧力によって
変形し入シ込む突起部及び連接部を十分に収容すること
ができるスペースを有することが必要とされる。さらに
、連接部は、彎曲形状の部片であって、突起部と靴底基
部を連接するものであればよいが、靴底底面の部位に志
じて変形性が異なる様に厚み等を設定するのが好ましい
。突起部、連接部、及び靴底基部は同一の素材でも異な
る素材でもよい。靴底の素材は、非発泡の樹脂またはゴ
ム、例えばポリ塩化ビニル、ポリウレタン、天然または
合成ゴム、並びに熱可塑性ゴムを使用するのが好まし−
が、発泡樹脂または発泡ゴムを用いることも可能である
。
形)でもよい。また、中空部は、着地時の圧力によって
変形し入シ込む突起部及び連接部を十分に収容すること
ができるスペースを有することが必要とされる。さらに
、連接部は、彎曲形状の部片であって、突起部と靴底基
部を連接するものであればよいが、靴底底面の部位に志
じて変形性が異なる様に厚み等を設定するのが好ましい
。突起部、連接部、及び靴底基部は同一の素材でも異な
る素材でもよい。靴底の素材は、非発泡の樹脂またはゴ
ム、例えばポリ塩化ビニル、ポリウレタン、天然または
合成ゴム、並びに熱可塑性ゴムを使用するのが好まし−
が、発泡樹脂または発泡ゴムを用いることも可能である
。
また、本発明の靴の製造方法は、中空突起部を備えた本
発明の上記靴底を製造するに当シ、上記靴底の内外両側
表面に夫々対応する上型のを面と下型のを面との間に樹
脂、ゴム等の成形材料を収めプレス成形するか、または
ラストモールド、ボトムモールド及びサイドモールドよ
り形成されかつ上記中空突起部に対応する形状を有する
樹脂、ゴム製中生突起体が上記ラストモールドとボトム
モールドの間に適宜配置された靴底成形キャビティに、
または上記靴底の内外表面に夫々対応する型面を有する
ラストモールド及びボトムモールド、並びに丈イドモー
ルドより形成された靴底成形キャビティに上記成形材料
を射出、注入して成形することを特徴とするものである
。
発明の上記靴底を製造するに当シ、上記靴底の内外両側
表面に夫々対応する上型のを面と下型のを面との間に樹
脂、ゴム等の成形材料を収めプレス成形するか、または
ラストモールド、ボトムモールド及びサイドモールドよ
り形成されかつ上記中空突起部に対応する形状を有する
樹脂、ゴム製中生突起体が上記ラストモールドとボトム
モールドの間に適宜配置された靴底成形キャビティに、
または上記靴底の内外表面に夫々対応する型面を有する
ラストモールド及びボトムモールド、並びに丈イドモー
ルドより形成された靴底成形キャビティに上記成形材料
を射出、注入して成形することを特徴とするものである
。
中空突起体は、熱可塑性樹脂またはゴムあるいはそれら
の発泡体より成シ、靴底用成形材料と同一でも異なって
いてもよい。そして中空突起体は、靴底用成形材料との
相溶性を高めるため、適当な接着剤、可塑剤等を被覆し
てもよい。
の発泡体より成シ、靴底用成形材料と同一でも異なって
いてもよい。そして中空突起体は、靴底用成形材料との
相溶性を高めるため、適当な接着剤、可塑剤等を被覆し
てもよい。
く作 用〉
本発明の靴は、中空突起部が、彎曲する連接部の働きに
より高い弾性を有し、柔軟に弾性変形することができる
。すなわち、着地の圧力によって突起部及び連接部が中
空部に入シ込むように変形し、その後非着地の状態とな
ったとき、もとの突出位置に復帰するように戻り変形す
る。
より高い弾性を有し、柔軟に弾性変形することができる
。すなわち、着地の圧力によって突起部及び連接部が中
空部に入シ込むように変形し、その後非着地の状態とな
ったとき、もとの突出位置に復帰するように戻り変形す
る。
従って、本発明の靴は、高いクッション性、適度の衝撃
緩和効果、ひいては優れ九履き心地が得られる。
緩和効果、ひいては優れ九履き心地が得られる。
その上、本発明の靴は、靴底が一種の素材からなるため
、成形が大変容易であシ、またその素材は主に相対的に
硬質の非発泡樹脂またはゴムが用いられるので、靴底の
摩耗が極めて緩慢にしか進行せず、耐久性に優れたもの
となる。
、成形が大変容易であシ、またその素材は主に相対的に
硬質の非発泡樹脂またはゴムが用いられるので、靴底の
摩耗が極めて緩慢にしか進行せず、耐久性に優れたもの
となる。
また、本発明の靴は、1または2以上の中空部を靴底内
部に形成する構造であるので、格段に軽量なものとなる
。
部に形成する構造であるので、格段に軽量なものとなる
。
さらに、本発明の靴は、連接部の形状、厚さ、また素材
の種類等を変えることによりクッション効果の強弱金定
めることができる。従って、本発明では、これらの適宜
調節により、クッション性能を靴底各部位に適するよう
に付与することができる。
の種類等を変えることによりクッション効果の強弱金定
めることができる。従って、本発明では、これらの適宜
調節により、クッション性能を靴底各部位に適するよう
に付与することができる。
また、本発明の靴の製、遣方法は、本発明靴底の形に対
応する型面を有するモールドを使用して、または中空突
起体を適宜配置して、プレス成形、射出成形等を行なう
方法であ夛、本発明の靴底を一回の成形で精度良く製造
することができる。
応する型面を有するモールドを使用して、または中空突
起体を適宜配置して、プレス成形、射出成形等を行なう
方法であ夛、本発明の靴底を一回の成形で精度良く製造
することができる。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
実施例1
実施例の靴は、第1図ないし第4図に示すように、胛被
9、靴底2及び中底8から成シ、かつ18個の中空突起
部1・・・全靴底表面の適所に設けてなる。靴底2は、
ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、合成ゴム、熱可塑性ゴ
ム等から選択された一種の素材で形成されている。中底
8は、布帛とゴムの積層品、プレスポート等、硬目の非
通気材から成り、靴底内部の気密性が保たれるようにな
っている。
9、靴底2及び中底8から成シ、かつ18個の中空突起
部1・・・全靴底表面の適所に設けてなる。靴底2は、
ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、合成ゴム、熱可塑性ゴ
ム等から選択された一種の素材で形成されている。中底
8は、布帛とゴムの積層品、プレスポート等、硬目の非
通気材から成り、靴底内部の気密性が保たれるようにな
っている。
また中空突起部lは、靴底2の基底面6より約3〜8m
程突出する丸型(円形)の突起部4と、突起部4より靴
底内側に形成された中空部3と、中空部3内で彎曲する
と共に突起部4と靴底基部7’!i一連接する連接部5
より成シ、例えば矢印A方向に柔軟に変形自在となって
おシ、着地時その圧力によって突起部4及び連接部5が
中空部3内に深く入シ込むように(外見上凹むように)
変形し、その後非着地状態となると、突起部4等はもと
の突出位置に復帰するように戻シ変形するようになって
いる。
程突出する丸型(円形)の突起部4と、突起部4より靴
底内側に形成された中空部3と、中空部3内で彎曲する
と共に突起部4と靴底基部7’!i一連接する連接部5
より成シ、例えば矢印A方向に柔軟に変形自在となって
おシ、着地時その圧力によって突起部4及び連接部5が
中空部3内に深く入シ込むように(外見上凹むように)
変形し、その後非着地状態となると、突起部4等はもと
の突出位置に復帰するように戻シ変形するようになって
いる。
さらに、第4図で示すように、実施例の靴では、靴底の
うち踵部における中空突起部lが、爪先部や踏付部にお
けるそれと比較して、変形がより容易でかつ変形量もよ
り多くなるように予め連接部5の厚さ及び形状全調整設
定してなる。
うち踵部における中空突起部lが、爪先部や踏付部にお
けるそれと比較して、変形がより容易でかつ変形量もよ
り多くなるように予め連接部5の厚さ及び形状全調整設
定してなる。
実施例の靴は、中空突起部lの弾性変形作用により、高
いクッション性、優れた衝撃吸収性能を有するものであ
った。また、長期使用後における靴底の摩耗または変形
が、発泡材料上用い積層化された従来の靴底に比して格
段に小さいものであった。
いクッション性、優れた衝撃吸収性能を有するものであ
った。また、長期使用後における靴底の摩耗または変形
が、発泡材料上用い積層化された従来の靴底に比して格
段に小さいものであった。
以下の各実施例は、上記実施例の靴の製造方法を説明す
る。
る。
実施例2−プレス成形−
まず、第5図に示すように、上型11及び下型12から
なシ、上型11は靴底2の内側表面に対応する型面11
a t−有し、一方下型12は靴底2の外側表面に対応
する型面12a f有するプレス呈ヲ準備し、次に未加
硫ゴムの成形材料10ヲ上型11の型面112Lと下型
12の型面12aとの間に置き、圧力100〜2001
’l/cdで型ブt/スを行い、160〜170℃×4
〜5分の加熱により加硫させて靴底を成形する。その後
、この靴底を胛被9及び中底8等に縫着または接着して
、靴に仕上げる。
なシ、上型11は靴底2の内側表面に対応する型面11
a t−有し、一方下型12は靴底2の外側表面に対応
する型面12a f有するプレス呈ヲ準備し、次に未加
硫ゴムの成形材料10ヲ上型11の型面112Lと下型
12の型面12aとの間に置き、圧力100〜2001
’l/cdで型ブt/スを行い、160〜170℃×4
〜5分の加熱により加硫させて靴底を成形する。その後
、この靴底を胛被9及び中底8等に縫着または接着して
、靴に仕上げる。
実施例3−射出成形−
まず、第6図に示すように、ラストモールド13、ボト
ムモールド14、及びサイドモールド15等より靴底成
形キヤビテイ16t−形成し、ラストモールド13の下
面は靴底2の内表面に対応する型面13ai有し、一方
ボトムモールド14の上面は靴底2の外表面に対応する
壁面14&を有する射出成形型を準備し、次に、ス)
IJソング被9をラストモールド13に吊り込み、続い
て、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、熱可盟性ゴム等の
溶融成形材料全ランナー22より靴底成形キャビティ1
6に射出、注入して成形し、その後脱型し、中底8を靴
底内表面に貼着して靴に仕上げる。
ムモールド14、及びサイドモールド15等より靴底成
形キヤビテイ16t−形成し、ラストモールド13の下
面は靴底2の内表面に対応する型面13ai有し、一方
ボトムモールド14の上面は靴底2の外表面に対応する
壁面14&を有する射出成形型を準備し、次に、ス)
IJソング被9をラストモールド13に吊り込み、続い
て、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、熱可盟性ゴム等の
溶融成形材料全ランナー22より靴底成形キャビティ1
6に射出、注入して成形し、その後脱型し、中底8を靴
底内表面に貼着して靴に仕上げる。
この場合、キャビティ1Gにおける成形材料の流通が良
くない場合などにおいては、同図に示すように、ランナ
ー22ヲキヤビテイ16の下側または側方にまで1個又
は複数個延設するとよい。
くない場合などにおいては、同図に示すように、ランナ
ー22ヲキヤビテイ16の下側または側方にまで1個又
は複数個延設するとよい。
実施例4−改良された射出成形−
まず、第7図及び第8図に示すような、下記の射出成形
材料と同一または相溶性のある材料からなる中空突起体
17ヲ予め準備する。この中空突起体17は、中空突起
部lに対応する形状を有するものである。図中、23は
突起部4に相当する部位を示し、24は連接部5に相当
する部位を示す。
材料と同一または相溶性のある材料からなる中空突起体
17ヲ予め準備する。この中空突起体17は、中空突起
部lに対応する形状を有するものである。図中、23は
突起部4に相当する部位を示し、24は連接部5に相当
する部位を示す。
一方、第9図に示すように、ラストモールド18、ボト
ムモールド19、及びサイドモールド20等より靴底成
形キャビティ21を形成し、ラストモールド18はその
下面に突出平面部25′t−中空突起部lの設定位置に
形成し、またボトムモールド19は靴底2の外表面に対
応する型面19a l有する射出成形型を準備する。次
に、ストリング胛被9t−ラストモールド18に吊シ込
み、これと共に26個の上記中空突起体17を夫々ラス
トモールド18の平面部25とボトムモールド19の型
面19aとの間に配置し、そしてポリ塩化ビニル、熱可
塑性ゴム等の成形材料を靴底成形キャビティ21に射出
注入して成形し、脱型の後中底を靴底内表面に貼着して
靴に仕上げる。
ムモールド19、及びサイドモールド20等より靴底成
形キャビティ21を形成し、ラストモールド18はその
下面に突出平面部25′t−中空突起部lの設定位置に
形成し、またボトムモールド19は靴底2の外表面に対
応する型面19a l有する射出成形型を準備する。次
に、ストリング胛被9t−ラストモールド18に吊シ込
み、これと共に26個の上記中空突起体17を夫々ラス
トモールド18の平面部25とボトムモールド19の型
面19aとの間に配置し、そしてポリ塩化ビニル、熱可
塑性ゴム等の成形材料を靴底成形キャビティ21に射出
注入して成形し、脱型の後中底を靴底内表面に貼着して
靴に仕上げる。
この実施例の方法は、簡単な形状の型面を有するモール
ドを使用できるため、成形型の製造コストを大幅に低減
することができ、また射出成形樹脂の流通が比較的悪い
ものでも適用でき(樹脂の選択幅が広がる)、更には繰
シ返し変形される中空突起体を相対的に耐屈曲性の良い
材質とできる等、大変有利なものである。
ドを使用できるため、成形型の製造コストを大幅に低減
することができ、また射出成形樹脂の流通が比較的悪い
ものでも適用でき(樹脂の選択幅が広がる)、更には繰
シ返し変形される中空突起体を相対的に耐屈曲性の良い
材質とできる等、大変有利なものである。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明の靴に、柔軟に弾性変形す
る中空突起部を靴底の適所に設けたものとしたことによ
り、高いクッション効果、衝撃吸収効果等が得られ、優
れた履き心地を有する。また、本発明の靴は、靴底を一
種の樹脂またはゴム材料(主に非発泡のもの)の−回成
形品としたので、その成形が至って容易であシ、生産プ
ロセスの単純化に貢献し、その上長期の使用に亘って靴
底の摩耗、変形が小きく、耐久性に優れたものとなる。
る中空突起部を靴底の適所に設けたものとしたことによ
り、高いクッション効果、衝撃吸収効果等が得られ、優
れた履き心地を有する。また、本発明の靴は、靴底を一
種の樹脂またはゴム材料(主に非発泡のもの)の−回成
形品としたので、その成形が至って容易であシ、生産プ
ロセスの単純化に貢献し、その上長期の使用に亘って靴
底の摩耗、変形が小きく、耐久性に優れたものとなる。
また、本発明の靴の製造方法は、−回のプレス成形また
は射出成形により、本発明靴底を確実にかつ簡便に製造
することができ、ひいては靴の生産性の向上、生産プロ
セスの簡略化等に役立つものである。そして、本発明の
製法は、複数の中空突起をその用途に応じて全部又は部
分的に硬さく変更し易石)を変えることができると共に
、従来のカジュアル靴等と何等変わらない外観を有する
ことから、運動靴、カジュアル靴等、様々な靴の生産に
適用することができる方法である。
は射出成形により、本発明靴底を確実にかつ簡便に製造
することができ、ひいては靴の生産性の向上、生産プロ
セスの簡略化等に役立つものである。そして、本発明の
製法は、複数の中空突起をその用途に応じて全部又は部
分的に硬さく変更し易石)を変えることができると共に
、従来のカジュアル靴等と何等変わらない外観を有する
ことから、運動靴、カジュアル靴等、様々な靴の生産に
適用することができる方法である。
第3図は第1図のA−A線における断面図、第4図は第
1図のB −B’線における断面図、第5図は実施例2
のI!!法によるプレス成形工程を示す図、 第6図は実施例3の製法による射出成形工程を示す図、 第7図及び第8図は実施例4の製法に使用する中空突起
体を示す斜視図及び断面図、第9図は実施例4の製法に
よる射出成形工程を示す図である。
1図のB −B’線における断面図、第5図は実施例2
のI!!法によるプレス成形工程を示す図、 第6図は実施例3の製法による射出成形工程を示す図、 第7図及び第8図は実施例4の製法に使用する中空突起
体を示す斜視図及び断面図、第9図は実施例4の製法に
よる射出成形工程を示す図である。
図中、
1・・・中空突起部 2・・・靴底
3・・・中窒部 4・・・突起部5・・・連接部
6・・・基底面7・・・基部 8・・
・中底 9・・・胛被 10・・・成形材料11・・・
上型 12・・・下型11a、12a・・・・・
・型面 1λ18・・・・・・ラストモールド 1419−=・・・ボトムモールド 15、20 ・・・・・・サイドモールド!a21−
・・・・・靴底成形キャビティ17・・・・・・・−・
−中!突起体 13a、14a・・・型面 22・・・ランナー特
許出願人 アキレス株式会社 第1図 B=、、を 第2図 1・・印空莫B部 11・・上型 13a、14a・・・i面 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図
6・・・基底面7・・・基部 8・・
・中底 9・・・胛被 10・・・成形材料11・・・
上型 12・・・下型11a、12a・・・・・
・型面 1λ18・・・・・・ラストモールド 1419−=・・・ボトムモールド 15、20 ・・・・・・サイドモールド!a21−
・・・・・靴底成形キャビティ17・・・・・・・−・
−中!突起体 13a、14a・・・型面 22・・・ランナー特
許出願人 アキレス株式会社 第1図 B=、、を 第2図 1・・印空莫B部 11・・上型 13a、14a・・・i面 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図
Claims (2)
- (1)1又は2以上の中空突起部を靴底表面の適所に設
けてなり、該中空突起部は、靴底の基底面より突出する
突起部と、該突起部より靴底内側に形成された中空部と
、該中空部内で彎曲すると共に前記突起部と靴底の基部
とを連接する連接部より成り、柔軟に変形自在であるこ
とを特徴とする中空突起を靴底に備えた靴。 - (2)1又は2以上の中空突起部を靴底表面の適所に設
けてなり、該中空突起部は、靴底の基底面より突出する
突起部と、該突起部より靴底内側に形成された中空部と
、該中空部内で彎曲すると共に前記突起部と靴底の基部
とを連接する連接部より成り、柔軟に変形自在である靴
底を製造するに当り、 上記靴底の内外両側表面に夫々対応する上型の型面と下
型の型面との間に樹脂、ゴム等の成形材料を収めプレス
成形するか、またはラストモールド、ボトムモールド及
びサイドモールドより形成されかつ上記中空突起部に対
応する形状の樹脂、ゴム製中空突起体が上記ラストモー
ルドとボトムモールドの間に適宜配置された靴底成形キ
ャビティに、または上記靴底の内外表面に夫々対応する
型面を有するラストモールド及びボトムモールド並びに
サイドモールドより形成された靴底成形キャビティに上
記成形材料を射出、注入して成形することを特徴とする
中空突起を靴底に備えた靴の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29623886A JPS63147401A (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | 中空突起を靴底に備えた靴及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29623886A JPS63147401A (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | 中空突起を靴底に備えた靴及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63147401A true JPS63147401A (ja) | 1988-06-20 |
Family
ID=17830969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29623886A Pending JPS63147401A (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | 中空突起を靴底に備えた靴及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63147401A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100683242B1 (ko) * | 2005-06-03 | 2007-02-15 | 주식회사 트렉스타 | 신발 밑창 |
WO2014111202A1 (de) * | 2013-01-16 | 2014-07-24 | Deeluxe Sportartikel Handels Gmbh | Sohle |
-
1986
- 1986-12-12 JP JP29623886A patent/JPS63147401A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100683242B1 (ko) * | 2005-06-03 | 2007-02-15 | 주식회사 트렉스타 | 신발 밑창 |
WO2014111202A1 (de) * | 2013-01-16 | 2014-07-24 | Deeluxe Sportartikel Handels Gmbh | Sohle |
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