JPH0636725Y2 - 安全靴 - Google Patents
安全靴Info
- Publication number
- JPH0636725Y2 JPH0636725Y2 JP1990090735U JP9073590U JPH0636725Y2 JP H0636725 Y2 JPH0636725 Y2 JP H0636725Y2 JP 1990090735 U JP1990090735 U JP 1990090735U JP 9073590 U JP9073590 U JP 9073590U JP H0636725 Y2 JPH0636725 Y2 JP H0636725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- midsole
- window
- thin plate
- ground plate
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、表底の外面部分を二種類のゴム材で形成する
安全靴に関するものである。
安全靴に関するものである。
（従来の技術） 従来、安全靴における表底の外面部分は、発泡樹脂材、
ゴム材などを単一の素材で形成されていた。
ゴム材などを単一の素材で形成されていた。
さらには、米国特許第4,747,220号公報、実開昭63-1723
02号公報、実開昭62-141306号公報、特開昭57-110203号
公報などに示される靴の表底には、二種類の素材から成
るものも開示されているが、表底の一部を耐摩耗性・耐
油性等に富む素材を使用したり、他方の表底を柔軟性に
富む素材で形成する構成のものは存在しなかった。
02号公報、実開昭62-141306号公報、特開昭57-110203号
公報などに示される靴の表底には、二種類の素材から成
るものも開示されているが、表底の一部を耐摩耗性・耐
油性等に富む素材を使用したり、他方の表底を柔軟性に
富む素材で形成する構成のものは存在しなかった。
したがって、このような構成を採用することによって、
安全靴の靴底の耐摩耗性・耐油性を確保すると同時に履
き心地を向上させる目的を達成することは困難であっ
た。
安全靴の靴底の耐摩耗性・耐油性を確保すると同時に履
き心地を向上させる目的を達成することは困難であっ
た。
本考案はこれらの課題を解決しようとするものである。
（問題点を解決するための手段） このため本考案は、甲材の内面に裏布を配設し、中底と
先芯とを設けてなる安全靴において、表底のミッドソー
ル部の外面に、耐摩耗性・耐油性に富むゴム素材にて、
適宜の形状、数の突起部を突設した接地板部を形成し、
さらに柔軟性に富むゴム素材にて、該接地板部の突起部
に対応する位置に対応する形状、数の貫通穴を有し、突
起部の高さ寸法よりは薄い寸法で形成された窓付薄板を
形成し、これを該接地板部の下面側に組合せ接着してな
るもので、これを課題解決のための手段とするものであ
る。
先芯とを設けてなる安全靴において、表底のミッドソー
ル部の外面に、耐摩耗性・耐油性に富むゴム素材にて、
適宜の形状、数の突起部を突設した接地板部を形成し、
さらに柔軟性に富むゴム素材にて、該接地板部の突起部
に対応する位置に対応する形状、数の貫通穴を有し、突
起部の高さ寸法よりは薄い寸法で形成された窓付薄板を
形成し、これを該接地板部の下面側に組合せ接着してな
るもので、これを課題解決のための手段とするものであ
る。
（実施例） 図において、１は安全靴の特徴を示す先芯、２は甲材、
３は裏布で、４は中底を示す。5aは表底のミッドソール
部で、発泡ポリウレタン等によって形成されている。5b
は表底の接地板部でミッドソール部下面のほぼ全域を覆
う大きさ、形状のゴム板からなり、この接地板部の下面
より床面に当接する突起部６が複数個突接されている。
窓付薄板７は、接地板部5aよりやや大きい程度に形成
し、接地板部5bの突起部６に対応する位置に突起部６を
楽に挿通できる程度の窓状の貫通穴８が設けられてい
る。
３は裏布で、４は中底を示す。5aは表底のミッドソール
部で、発泡ポリウレタン等によって形成されている。5b
は表底の接地板部でミッドソール部下面のほぼ全域を覆
う大きさ、形状のゴム板からなり、この接地板部の下面
より床面に当接する突起部６が複数個突接されている。
窓付薄板７は、接地板部5aよりやや大きい程度に形成
し、接地板部5bの突起部６に対応する位置に突起部６を
楽に挿通できる程度の窓状の貫通穴８が設けられてい
る。
接地板部5bと窓付薄板７とは、第１図に示す如く表底の
ミッドソール部5aの下面に重ねて接着成形する。
ミッドソール部5aの下面に重ねて接着成形する。
接地板部5bと窓付薄板７とは異なる性質のゴム材、異な
る配色のゴム材を使用することにより、本考案の効果を
達成する。具体的には、接地板部5bは、耐摩耗性・耐油
性に富むゴム素材を使用し、窓付薄板７は、柔軟性に富
むゴム素材を使用する。
る配色のゴム材を使用することにより、本考案の効果を
達成する。具体的には、接地板部5bは、耐摩耗性・耐油
性に富むゴム素材を使用し、窓付薄板７は、柔軟性に富
むゴム素材を使用する。
接地板部5bと窓付薄板７とを表底のミッドソール部5aの
下面に接着する方法としては、接地板部5bと窓付薄板７
とを予め未加硫ゴムで成形しておき、ミッドソール材充
填時の成形熱によって中底とミッドソール部および接地
板部、窓付薄板を加硫成形するとともに密接着仕上げす
る方法と、接地板部、窓付薄板を接着剤を用いて密接着
仕上げする方法とがある。
下面に接着する方法としては、接地板部5bと窓付薄板７
とを予め未加硫ゴムで成形しておき、ミッドソール材充
填時の成形熱によって中底とミッドソール部および接地
板部、窓付薄板を加硫成形するとともに密接着仕上げす
る方法と、接地板部、窓付薄板を接着剤を用いて密接着
仕上げする方法とがある。
接地板部の突起部６の高さの設定は自由であるが、通常
は５〜10mm程度であり、さらには接地板部は１種類だけ
でなく、材質や色彩の異なる複数種のものを用意してお
いて、多数の組合せ形態が得られるようにしておくと好
適である。
は５〜10mm程度であり、さらには接地板部は１種類だけ
でなく、材質や色彩の異なる複数種のものを用意してお
いて、多数の組合せ形態が得られるようにしておくと好
適である。
（効果） 本考案は、接地板部5bを耐摩耗性・耐油性に富むゴム素
材で形成し、窓付薄板７は柔軟性に富むゴム素材で形成
するようにしたので、床面に当接する突起部６には耐摩
耗性・耐油性を確保させ、ミッドソール部5aは柔らかな
発泡ポリウレタン樹脂を採用して、全体の柔軟性を維持
するなど、接地板部5bと窓付薄板７とのゴム素材の材質
の組合せを種々用意することにより、履き心地を向上さ
せた快適な安全靴を提供することができ、また、接地板
部と窓付薄板とを異なる配色で形成することにより、色
彩のアクセントに優れた表底を提供することが可能とな
る等の効果がある。
材で形成し、窓付薄板７は柔軟性に富むゴム素材で形成
するようにしたので、床面に当接する突起部６には耐摩
耗性・耐油性を確保させ、ミッドソール部5aは柔らかな
発泡ポリウレタン樹脂を採用して、全体の柔軟性を維持
するなど、接地板部5bと窓付薄板７とのゴム素材の材質
の組合せを種々用意することにより、履き心地を向上さ
せた快適な安全靴を提供することができ、また、接地板
部と窓付薄板とを異なる配色で形成することにより、色
彩のアクセントに優れた表底を提供することが可能とな
る等の効果がある。
第１図は、本考案完成品の縦断面図、第２図は接地板部
の縦断面図、第３図は窓付薄板の縦断面図である。 １……先芯、２……甲材、３……裏布、４……中底、5a
……ミッドソール部、5b……接地板部、６……突起部、
７……窓付薄板、８……貫通穴
の縦断面図、第３図は窓付薄板の縦断面図である。 １……先芯、２……甲材、３……裏布、４……中底、5a
……ミッドソール部、5b……接地板部、６……突起部、
７……窓付薄板、８……貫通穴
Claims (1)
- 【請求項１】甲材の内面に裏布を配設し、中底と先芯と
を設けてなる安全靴において、表底のミッドソール部の
外面に、耐摩耗性・耐油性に富むゴム素材にて、適宜の
形状、数の突起部を突設した接地板部を形成し、さらに
柔軟性に富むゴム素材にて、該接地板部の突起部に対応
する位置に、対応する形状、数の貫通穴を有し、突起部
の高さ寸法よりは薄い寸法で形成された窓付薄板を形成
し、これを該接地板部の下面側に組み合せ接着してなる
ことを特徴とする安全靴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990090735U JPH0636725Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 安全靴 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990090735U JPH0636725Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 安全靴 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0448804U JPH0448804U (ja) | 1992-04-24 |
| JPH0636725Y2 true JPH0636725Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=31825731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990090735U Expired - Lifetime JPH0636725Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 安全靴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636725Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE202005016740U1 (de) * | 2005-10-25 | 2007-03-08 | Shoe Fashion Group Lorenz Ag | Schuhwerk mit integrierter Mittelfußrolle |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4747220A (en) | 1987-01-20 | 1988-05-31 | Autry Industries, Inc. | Cleated sole for activewear shoe |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5810087B2 (ja) * | 1980-12-27 | 1983-02-24 | 株式会社アサヒコーポレーション | 異質の突起を有する靴底の製造法 |
| JPS62141306U (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-07 | ||
| JPH0312249Y2 (ja) * | 1987-04-28 | 1991-03-22 | ||
| JPS6444084U (ja) * | 1987-05-20 | 1989-03-16 |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP1990090735U patent/JPH0636725Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4747220A (en) | 1987-01-20 | 1988-05-31 | Autry Industries, Inc. | Cleated sole for activewear shoe |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0448804U (ja) | 1992-04-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |