JPS5810087B2 - 異質の突起を有する靴底の製造法 - Google Patents

異質の突起を有する靴底の製造法

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JPS5810087B2
JPS5810087B2 JP55188400A JP18840080A JPS5810087B2 JP S5810087 B2 JPS5810087 B2 JP S5810087B2 JP 55188400 A JP55188400 A JP 55188400A JP 18840080 A JP18840080 A JP 18840080A JP S5810087 B2 JPS5810087 B2 JP S5810087B2
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JP
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sole
molding
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holes
recesses
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JP55188400A
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原田昌典
早淵英樹
塚本孝二
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NIPPON RUBBER
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NIPPON RUBBER
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、異質の突起を有する靴底の製法に関するも
のであって、その目的とするところは簡単な方法で接地
底の上に、これとは材質または色彩において異質な靴底
主体を重層するとともに接地底の接地面に靴底主体と同
一材でなる多数の独立した突起を確実に突出成形しよう
とするものである。
従来、成形型の底面の模様に対応した模様表面を有し、
しかも模様孔を穿設したゴムまだは合成樹脂製の板状の
接地底を、成形金型の底面の模様と接地底の模様面とを
合致させて、成形型の底面に密着させて、靴底主体成形
空隙に接地底とは異質のゴムまたは合成樹脂を導入して
、これを加熱加圧することによって接地底の上に靴底主
体を重層成形するとともに上記の接地底とは異質のゴム
まだは合成樹脂の一部を接地底に穿設された模様孔に充
填することによって、接地底に異質の模様を形成する靴
底の成形方法が特開昭50−25345号に開示されて
いる。
この方法によると、接地底に穿設された模様孔に靴底主
体成形材の一部を単に充填させるだけであれば問題はな
いが、この方法を利用して、靴底主体成形材の一部を、
成形金型の底面に設けられた多数の独立した突起成形凹
部に充填して、接地底の接地面に多数の独立した突起を
成形しようとする場合、靴底主体成形に先だって接地底
に設けられた模様孔と成形金型に設けられた凹部を一致
させておいたとしても、接地底を構成するゴムまたは合
成樹脂は成形金型を構成する金属に比較して面膨張係数
ならびに線膨張係数が非常に大きいため、靴底主体成形
時の加熱によって接地底が加熱膨張され、接地底と成形
金型の熱膨張差によって、接地底の模様孔とこれに合致
すべき成形金型の凹部相互間にずれが生じ、成形金型の
凹部が接地底によって閉鎖されてしまい、接地底の接地
面に部分的に、希望する突起を突出させることができな
い個所が生じる欠点があつた。
この発明は、これらの欠点を除去したものであって、靴
底主体成形時の加熱による接地底2と成形金型1の熱膨
張差を考慮して、板状の可塑物によって成形金型1の接
地底成形部10の底面積よりも小さな形状で、しかも接
地底成形部10の底面に設けられた多数の独立した突起
成形凹部1111…の間隔よりも小さな間隔の多数の透
孔2121…を有する接地底2を準備する工程と上記の
接地底2を成形金型1の接地底成形部10に位置させて
、これを加熱することによって接地底成形部10の底面
積の大きさに熱膨張させて接地底2の透孔21,21…
と突起成形凹部11,11…とを合致させる工程と、成
形金型1の靴底主体成形空隙12に、接地底2とは異質
の靴底主体成形可塑物を導入して、これを加熱加圧する
ことによって接地底2の上に靴底主体3を重層成形する
とともに上記の靴底主体成形可塑物の一部を接地底2の
透孔21,21…を通して突起成形凹部1111…に充
填することによって、接地底2の接地面に接地底2とは
異質の多数の独立した突起3131…を突出成形する工
程とからなる異質の突起を有する靴底の製造法を要旨と
するものである。
この発明において接地底2ば、天然ゴム、合成ゴム、塩
化ビニル、EVA等の可塑物を主成分として板状に構成
されている。
そして接地底2が天然ゴム、合成ゴムのような架橋性の
ものを主成分として構成される場合、これを半架橋乃至
完全架橋しておき、接地底2が塩化ビニル、EVAを主
成分として構成される場合、接地底2の軟化溶融温度を
靴底主体成形時の温度以上に設定しておき、それぞれ靴
底主体成形時の加熱加圧によって接地底2が軟化溶融し
て、靴底主体3ならびに突起31.31…と接地底2と
がその境界部で相互に入り乱れて外観を低下させること
がないように配慮しておく必要がある。
接地底2の形状ならびに透孔21,21…の間隔は、靴
底主体成形時における接地底2の加熱による面膨張率な
らびに線膨張率が判明すれば、靴底主体成形時の成形金
型1の接地底成形部10の底面積ならびに接地底成形部
10の底面に設けられだ凹部11,11…の間隔から、
靴底主体成形時における接地底2の予想される膨張の分
だけ差し引いて理論的に設定できるが、接地底2成形板
が天然ゴム、合成ゴムのような架橋性のものを主成分と
して半架橋乃至完全架橋して構成されており、しかも靴
底主体3と突起31,31…が天然ゴム、合成ゴムを主
成分として構成される場合、接地底2成形板とほぼ同一
な熱膨張率の天然ゴム、合成コ私を主成分とする未加硫
のゴムを成形金型1の接地底成形部10に導入して、こ
れをほぼ靴底主体成形時の加熱加圧で半架橋乃至完全架
橋させて、接地底成形部10から脱型して室温に放置し
て収縮させた原型aの底面積ならびに原型の突起a′、
a′…の間隔に合せて設定すれば簡単である。
接地底2に設ける21.21田の形状を、これを加熱膨
張さぜた場合、対応する成形金型1の凹部11,11…
の形状よりも小さく形成しておけば、接地底2を加熱膨
張させる工程での加熱温度と靴底主体成形時の加熱に多
少の差、すなわち熱膨張差があっても、透孔21,21
wと成形金型1の凹部11,11…との形状差によって
これを調整することができるので、透孔21,21…を
これに対応する成形金型1の凹部11,11…の形状の
範囲内に合致させることができる。
この発明において、成形金型1の接地底成形部は、成形
金型1の底部全体で構成してもよいし、成形金型1の底
部に突出された壁13によって囲繞された区画室によっ
て部分的に構成してもよい。
そして接地底2ば、靴底主体成形に先立って成形金型1
の接地底成形部10に位置され、これを加熱することに
よって接地底成形部10の底面積の大きさに熱膨張され
るとともに透孔21,21…を成形金型の突起成形凹部
11,11…に合致させて、成形金型の接地底成形部1
0にセットされる。
靴底主体成形可塑物は、天然ゴム、合成ゴム、塩化ビニ
ル、EVA等を主成分として構成され、接地底2とは硬
度、耐摩耗性耐屈曲性等の物性において、材質的に異質
に配合されたり、色彩的に異質に配合されたりしている
従ってこの発明において異質とは、接地底3と靴底主体
成形可塑物の主成分が同一であっても、その他の添加剤
の配合を相違させて材質的に異色にしたり、色彩的に異
質にしたものが含まれる。
このような観点から接地底2と靴底主体成形可塑物の主
成分を同一なもので構成しておけば、靴底主体3ならび
に突起31.31−成形時に靴底主体3ならびに突起3
1,31…を接地底2に相互に焼付けまだは溶着できる
ので、靴底主体3成形時に先立って接地底2を接着剤で
処理しておく必要がないので便利である。
靴底主体3ならびに突起31,31…ば、予め成形金型
1の接地底成形部10にセットされた接地底2の上に形
成された成形金型1の靴底主体成形空隙12に靴底主体
成形可塑物を、圧縮成形法、射出成形法、トランススフ
ァー成形法、射出注型法等によって導入して、これを加
熱加圧して、靴底主体成形可塑物の一部を、接地底2の
透孔2121…を通して突起成形凹部ii、1i…に充
填することによって成形される。
この発明は以上のように構成されているので、靴底の用
途に応じて、接地底2の上に、これとは材質的または色
彩的に異質の靴底主体3を簡単に重層成形できるととも
に、靴底主体成形時に靴底主体成形可塑物の一部を接地
底2に設けられた透孔21,21…を通して、この透孔
21,21…に合致された突起成形凹部11,11…に
、確実に充填して接地底2の接地面に接地底2とは材質
的捷たは色彩的に異質な多数の独立した突起を成形する
ことができる。
実施例 未架橋の天然ゴムを主成分として、これを完全架橋して
黒色の板状の接地底成形材を準備した。
次に接地底成形材と同一の配合の未架橋の天然ゴムを主
成分とするものを、成形金型1の接地底成形部10に導
入して150℃、6kq/cm2で10分間加熱加圧し
て底面に、成形金型1の突起成形凹部11,11…に対
応した多数の突起a’、a’→を有する完全架橋された
ゴム底を成形し、これを室温に放置して収縮させて靴底
原型aを準備した1次にこの靴底原型aの底面積に合せ
て、室温で上記の板状の接地底成形材を打抜くとともに
靴底原型aの突起a′、a′…の間隔に合せて、これよ
りも小さな形状の透孔21,21…を穿設して接地底2
を準備した。
次に、以上のようにして準備された接地底2を成形金型
1の接地底成形部10に導入して150℃で30秒加熱
して接地底2を接地底成形部10の底面積に膨張させる
とともに接地底2の透孔21.21…を成形金型1の突
起成形凹部11゜11…に合致させた。
次に接地底2の上に形成された靴底主体成形空隙12に
未架橋の天然ゴムを主成分とする緑色の靴底主体成形板
を導入し、これを150℃、6kg/cm2で10分間
加熱加圧して、接地底2の上に緑色の架橋されたゴム底
主体3を焼付重層するとともに未架橋のゴム靴底主体成
形板の一部を接地底2の透孔21,21…を通して、こ
れに対応した成形金型1の突起成形凹部11.11…に
充填することによって、黒色の接地底2の接地面に架橋
された多数の緑色のゴム突起31,31…を有する靴底
を成形した。
実施例において、本願所望の靴底を得ることは勿論、接
地底2が、靴底主体3ならびに突起31゜31…を成形
する以前に架橋されているので、接地底2の容積によっ
て靴底主体3の容積を小さくすることが出来るので靴底
主体3の架橋時間を著しく短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すものであって、第1図は接地底の要
部断面図であり、第2図は靴底原型の断面図であり、第
3図は成形状態を示す要部断面図である。 符号の説明 1…成形金型、10…接地底成形部、11
.11…突起成形凹部、12…靴底主体成形空隙、13
…壁、2…接地底、21,21…透孔、3…靴靴底体、
31.31…突起、a……底原型、a′…突起、1′…
成形上型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 靴底主体成形時の加熱による接地底2と成形金型1
    の熱膨張差を考慮して、板状の可塑物によって成形金型
    1の接地底成形部10の底面積よりも小さな形状で、し
    かも該接地底成形部10の底面に設けられた多数の独立
    した突起成形凹部11゜11…の間隔よりも小さな間隔
    の多数の透孔21゜21…を有する接地底2を準備する
    工程と、上記の接地底2を成形金型1の接地底成形部1
    0に位置させて、これを加熱することによって接地底成
    形部10の底面積の大きさに熱膨張させて接地底2の透
    孔21,21…ど突起成形凹部11,11…とを合致さ
    せる工程と、成形金型1の靴底主体成形空隙12に、接
    地底2とは異質の靴底主体成形可塑物を導入して、これ
    を加熱加圧することによって接地底2の上に靴底主体3
    を重層成形するとともに上記の靴底主体成形可塑物の一
    部を接地底2の透孔21,21…を通して突起成形凹部
    11.11…に充填することによって、接地底2の接地
    面に接地底2とは異質の多数の独立した突起31.31
    …を突出成形する工程とからなる異質の突起を有する靴
    底の製造法。
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JPS57110203A JPS57110203A (en) 1982-07-09
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63146798U (ja) * 1987-03-19 1988-09-28
JPH0381591U (ja) * 1989-12-08 1991-08-20

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