JP2016503066A - 酢酸グラチラマーの経口経粘膜送達 - Google Patents

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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system

Abstract

本発明は、ライナーと、その上のフィルム組成物とを含む経口パッチであって、フィルム組成物が、フィルム組成物の約10重量パーセント〜約40重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム組成物の約40重量パーセント〜約80重量パーセントの総量の1種以上のフィルム形成剤を含む、経口パッチを提供する。【選択図】 なし

Description

発明の背景
本出願は、全内容が参照により本明細書に組み込まれる2012年12月21日出願の米国仮特許出願第61/745243号の利益を主張する。
本出願全体にわたり様々な刊行物が参照される。これらの刊行物の全内容の開示は、本発明が関係する最新技術をより完全に説明するために、参照により本出願中に組み込まれる。
多発性硬化症
多発性硬化症(MS)は、中枢神経系(CNS)の慢性衰弱性疾患である。またMSは、自己免疫疾患にも分類されている。MS疾患活動性は、脳の磁気共鳴像(MRI)、障害の蓄積、ならびに再発率および再発の重症度によって監視できる。
多発性硬化症には、主に5つの型がある。
1)良性型多発性硬化症
良性型多発性硬化症は、最初の発病から10〜15年後に完全に回復し、障害が続かず、疾患進行がない1〜2回の増悪を特徴とする遡及的診断である。しかし、良性型多発性硬化症は、他の型の多発性硬化症に進行する場合がある。
2)再発寛解型多発性硬化症(RRMS)
RRMSを患っている患者は、散発性の増悪または再発、ならびに寛解期を経験する。RRMSの患者に、病変および軸索喪失の証拠が、MRIで確認されることもあるが、確認されないこともある。
3)二次進行型多発性硬化症(SPMS)
SPMSは、RRMSから発生し得る。SPMSに苦しむ患者は、RRMSの患者よりも再発があり、寛解中の回復度が低く、寛解の頻度が少なく、神経学的欠損が顕著である。SPMS患者のMRIでは、脳梁、正中の中心部および脊髄の萎縮のマーカーである拡大した脳室が確認される。
4)一次進行型多発性硬化症(PPMS)
PPMSは、明確な発作または寛解がない進行性神経学的欠損の着実な進行を特徴とする。PPMS患者のMRIでは、脳病変、広範な脊髄損傷および軸索喪失の証拠が明らかである。
5)進行再発型多発性硬化症(PRMS)
PRMSは、寛解がない進行性神経学的欠損の経過を進行する間に急性増悪期がある。PRMSに苦しむ患者のMRIでは、病変が明らかである(Multiple sclerosis:its diagnosis,symptoms,types and stages、2003、albany.net/.about.tjc/multiple−sclerosis.html;What are the Types of Multiple Sclerosis?、2005、<imaginis.com/multiple−sclerosis/types−of−ms.asp?mode=1>)。
慢性進行性多発性硬化症は、SPMS、PPMSおよびPRMSを総称するために使用される用語である(Types of Multiple Sclerosis(MS)、2005、<themcfox.com/multiple−sclerosis/types−of−ms/types−of−multi−ple−sclerosis.htm>)。再発性多発性硬化症は、度重なる再発を伴うSPMS、RRMSおよびPRMSである。
クリニカリー・アイソレイティド・シンドローム(CIS:clinically isolated syndrome)は、MSと適合する一回の単一症候性発作、たとえば視神経炎、脳幹症状および部分的脊髄炎である。第2の臨床的発作を経験するCIS患者は、一般的に、臨床的に確実な多発性硬化症(CDMS)を有すると考えられる。CISおよびMRI病変に罹患した患者の80パーセント超はMSに進展し、一方、約20パーセントは自己限定性のプロセスを辿る(Frohmanら、The utility of MRI in suspected MS:report of the Therapeutics and Technology Assessment Subcommittee of the American Academy of Neurology、Neurology 61(5):602〜11(2003))。
多発性硬化症は、視神経炎、視野のぼやけ、複視、不随意急速眼球運動、失明、平衡感覚障害、振戦、運動失調、目まい、手足のぎこちなさ(clumsiness of a limb)、協調不足、1つ以上の四肢の衰弱、筋緊張変化、筋硬直、痙攣、打診痛、錯感覚、灼熱感、筋肉痛、顔面痛、三叉神経痛、鋭い刺痛、ヒリヒリする灼熱痛、口重、不明瞭な発語、発声リズムの変化、嚥下障害、疲労、膀胱障害(尿意ひっ迫、頻尿、残尿および失禁など)、腸管障害(便秘および腸制御の喪失など)、性交不能、性的興奮減退、感覚障害、熱に対する過敏症、短期記憶の喪失、集中力欠乏、または判断力もしくは論理的思考の喪失を示し得る。
酢酸グラチラマー
酢酸グラチラマー(GA)は、すべてが同じアミノ酸配列を有するとは限らないポリペプチドの混合物であり、Copaxone(登録商標)の商標名で市販されている。GAは、平均モル分率がそれぞれ0.141、0.427、0.095および0.338のL−グルタミン酸、L−アラニン、L−チロシンおよびL−リシンを含有するポリペプチドの酢酸塩を含む。Copaxone(登録商標)の平均分子量は、5,000〜9,000ダルトンである。(「Copaxone」、Physician’s Desk Reference、(2005)、Medical Economics Co.,Inc.、(Montvale、N.J.)、3115)。酢酸グラチラマーは、化学的には、L−アラニン、L−リシン、L−チロシンを含むL−グルタミン酸ポリマーのアセテート(塩)と指定される。
この構造式は以下の通りである:
(Glu,Ala,Lys,Tyr).xCH3COOH
(C59NO4.C37NO2.C61422.C911NO3).xC242
CAS−147245−92−9
Copaxone(登録商標)(「Copaxone」、Full Prescribing Information、(February,2009)、FDA Marketing Label)(20mgの酢酸グラチラマーを毎日注射)は、最初の臨床症状を経験し、多発性硬化症と一致するMRI特徴を有する患者を含めた、再発寛解型多発性硬化症(RRMS)に罹患した患者を対象とする認可された治療である。
また、GAは、その他の自己免疫疾患(米国特許出願公開第2002/0055466号(R.Aharoniら))、炎症性非自己免疫疾患(米国特許出願公開第2005/0014694号(V.Wee Yongら)、および2002年6月20日公開の米国特許出願第2002/0077278号(Youngら))およびその他の疾患(米国特許出願公開第2003/0004099号および同第2002/0037848号(Eisenbach−Schwartzら)、2003年2月4日発行の米国特許第6514938号(Gadら)、2001年8月23日公開のPCT国際公開WO01/60392(Gilbertら)、2000年5月19日公開のPCT国際公開WO00/27417(Aharoniら)、および2001年12月27日公開のPCT国際公開WO01/97846(Mosesら))において使用するためにも開示されてきた。
皮下投与量20mg/日は、MRIで測定した、MS患者の増強病変の合計数を減らすことが示されている(G.Comiら、European/Canadian Multicenter,Double−Blind,Randomized,Placebo−Controlled Study of the Effects of Glatiramer Acetere on Magnetic Resonance Imaging−Measured Disease Activity and Burden in Patients with Relapsing Multiple Sclerosis、Ann.Neurol.49:290〜297(2001))。
臨床試験におけるGAのために集められた安全データは、薬品が安全で耐容性良好であることを示す。しかし、13%のプラセボに対して31%のGA患者において、1つ以上の次の症状:血管拡張、胸痛、呼吸困難、動悸または頻拍からなる即時型注射後反応(IPIR)を含めた反応が報告された。GA20mgを用いて治療した患者から報告されたさらなる有害反応は、疼痛、吐き気、不安、発疹、背痛、悪寒、顔面浮腫、局所反応、リンパ節症、嘔吐、体重増加、振戦、皮膚疾患、眼疾患、膣カンジダ症および注射部位萎縮であり、プラセボを用いた場合よりも少なくとも2%高い発生率を有していた。
すべての臨床試験において、注射部位反応が最も頻度の高い有害反応と見てとれ、GAを受けた患者の大半によって報告された。対照試験において、これらの反応を報告する患者の比率は、少なくとも1回は、プラセボ注射(37%)よりGA(70%)による以下の治療の方が高かった。最も一般的に報告された注射部位反応は、GA対プラセボ治療した患者においてより高い頻度で報告され、紅斑、疼痛、腫瘤、掻痒、浮腫、炎症および過敏症であった。
観察された有害事象に加えて、注射による投与は負担が大きく、患者の同意が得られない可能性がある、または治療が停止になる可能性がある。したがって、酢酸グラチラマーが多発性硬化症の形態の症状を治療する上で効果的な、酢酸グラチラマーを送達する代替経路を開発する必要がある。
酢酸グラチラマー注射の代替
摂取または吸入による酢酸グラチラマーの投与が開示されており(米国特許第6214791号)、経口、経鼻および経肺投与向けの組成物も開示されている(米国特許出願公開第2001/0055568号)。
マウスの研究から、経口投与された酢酸グラチラマーが、ラットおよびマウスの実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)の誘発を阻害したことが示され、酢酸グラチラマーの経口投与が多発性硬化症も同様に調節することができることが示唆された(Teitelbaumら、Immunomodulation of experimental autoimmune encephalomyelitis by oral administration of copolymer 1、Immunology 96:3842〜3847(1999))。しかし、代替の投与経路が多発性硬化症の治療に効果的であると実証されなければならない。たとえば、経口投与された酢酸グラチラマーは、近年の臨床試験において、疾患活動性の再発率またはその他の臨床的MRIパラメータに影響を与えなかった(Filippiら、Effects of oral glatiramer acetate on clinical and MRI−monitored disease activity in patients with relapsing multiple sclerosis:a multicentre,double−blind,randomised,placebo−controlled study、Lancet Neurol.5(3):213〜220(2006))。
口腔投与は、経口投与された薬物の有効性を妨害し得る肝代謝および胃腸劣化を回避し、経口投与の魅力的な代用を実現する。しかし、頬粘膜は吸収器官ではなく、投与される薬物の浸透が問題となる。その他の解決すべき問題として、薬物の安定性および配合物の美味性が挙げられる。
粘膜付着性口腔薬物送達システムの利点
口腔粘膜を介して投与された薬物は、数々の利益をもたらす。
・投与しやすい。
・治療の終了が容易である。
・長期間にわたる薬物の口腔への局在を可能にする。
・意識不明の患者に投与できる。
・高い初回通過代謝で全身性薬物送達するための優れた経路を実現し、これにより優れたバイオアベイラビリティがもたらされる。
・用量の有意な減少を実現することによって、用量依存性の副作用を減らすことができる。
・酸性環境で不安定であり、酵素または腸のアルカリ性環境によって破壊される薬物を、この経路によって投与することができる。
・経口経路を介して低いバイオアベイラビリティを示す薬物を好都合に投与することができる。
・薬物吸収の受動システムをもたらし、活性化を一切必要としない。
・直腸および経皮経路の場合と異なり、唾液の存在が、薬物溶出のための比較的多量の水を確保する。
・体内吸収が迅速である。
・この経路は、様々なホルモン、麻薬性鎮痛薬、ステロイド、酵素、心血管作動薬などの投与の代替を提供する。
・頬粘膜は、血管によって高度に灌流されており、皮膚よりも高い浸透性を示す。
本発明は、
ライナーと、
その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、フィルム組成物が、フィルム組成物の約10重量パーセント〜約40重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム組成物の約40重量パーセント〜約80重量パーセントの総量の1種以上のフィルム形成剤を含む、経口パッチを提供する。
また、本発明は、
PETライナーと、
その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、フィルム組成物が、フィルム組成物の約25重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、フィルム形成剤が、
フィルム組成物の約25.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するカルボマー(ナトリウム塩)と、
フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
フィルム組成物の約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
フィルム組成物の約15重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する微結晶性セルロースと
を含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約17重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するDMSOを含む浸透促進剤をさらに含み、
フィルム組成物が、
フィルム組成物の約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
フィルム組成物の約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するオレンジ香味料と
を含む風味材料をさらに含み、
パッチが約10cm2であり、
パッチが約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチも提供する。
また、本発明は、
PETライナーと、
その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、フィルム組成物が、フィルム組成物の約23重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、フィルム形成剤が、
フィルム組成物の約27重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するカルボマー(ナトリウム塩)と、
フィルム組成物の約14重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
フィルム組成物の約17重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する米デンプンと
を含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約14重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するn−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトン(n-Dodecyl nitrogen heterocyclic heptane-2-ketone)を含む浸透促進剤をさらに含み、
フィルム組成物が、
フィルム組成物の約0.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するオレンジ香味料と
を含む風味材料をさらに含み、
パッチが約10cm2であり、
パッチが約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチも提供する。
また、本発明は、
PETライナーと、
その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、フィルム組成物が、フィルム組成物の約23重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、フィルム形成剤が、
フィルム組成物の約28重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
フィルム組成物の約18重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する米デンプンと、
フィルム組成物の約13重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するヒドロキシプロピルメチルセルロースと
を含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約9重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
フィルム組成物が、
フィルム組成物の約0.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するハッカ油と、
フィルム組成物の約3.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するグリセロールと
を含む風味材料をさらに含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する二酸化チタンを含む顔料をさらに含み、
パッチが約10cm2であり、
パッチが約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチも提供する。
また、本発明は、
PETライナーと、
その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、フィルム組成物が、フィルム組成物の約24重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、フィルム形成剤が、
フィルム組成物の約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
フィルム組成物の約46重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアミロペクチンと
を含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
フィルム組成物が、
フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するプロピレングリコールと、
フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するオレイン酸と
を含む浸透促進剤をさらに含み、
フィルム組成物が、
フィルム組成物の約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するスペアミント香味料と
を含む風味材料をさらに含み、
パッチが約10cm2であり、
パッチが約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチも提供する。
また、本発明は、
PETライナーと、
その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、フィルム組成物が、約23重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、フィルム形成剤が、
フィルム組成物の約28重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
フィルム組成物の約31重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアミロペクチンと
を含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約9重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
フィルム組成物が、
フィルム組成物の約0.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するハッカ油と、
フィルム組成物の約3.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するグリセロールと
を含む風味材料をさらに含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する二酸化チタンを含む顔料をさらに含み、
パッチが約10cm2であり、
パッチが約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチも提供する。
図1は、周口膜中の酢酸グラチラマーの平均浸透を示す。データ系列は、以下の通り提示される:組織のプレインキュベートなしの酢酸グラチラマー溶液(四角のマーカー、実線)および組織のDMSOプレインキュベートありの酢酸グラチラマー溶液(四角のマーカー、点線)。
発明の詳細な説明
用語
本出願では、ここで別段の定めのある場合を除いて、以下の用語はそれぞれ、以下に示される意味を有するものとする。
ミリグラム単位で測定された作用剤の「量」または「用量」は、本明細書で使用される場合、薬品の形態にかかわらず、薬品中に存在する作用剤のミリグラム量を指す。
本発明の経口パッチを使用した様々な量の酢酸グラチラマーの投与は、1、2、3、4または5枚の経口パッチを同時にもしくは連続的に適用することによって、または一部の経口パッチを適用することによって実現することができる。たとえば、経口パッチを1回切断することによって2分の1の経口パッチを得ることができ、経口パッチを2回切断することによって4分の1の経口パッチを得ることができる。
約5〜約100mgの量の酢酸グラチラマーの投与は、本発明の経口パッチを使用して実現することができる。たとえば、5mgの酢酸グラチラマーの投与は、20mgの酢酸グラチラマーを含有する経口パッチの4分の1を適用することによって実現することができ、10mgの酢酸グラチラマーの投与は、20mgの酢酸グラチラマーを含有する経口パッチの半分を適用することによって実現することができる。同様に、20mg、40mg、60mg、80mgまたは100mgの酢酸グラチラマーの投与は、たとえば、20mgの酢酸グラチラマーを含有する経口パッチをそれぞれ1枚、2枚、3枚、4枚または5枚適用することによって実現することができる。同じように、100mgの酢酸グラチラマーの投与は、たとえば、100mgの酢酸グラチラマーを含有する1枚の経口パッチを適用することによって、または50mgの酢酸グラチラマーを含有する経口パッチを2枚適用すること等によって実現することができる。
用語「組成物」は、本明細書で使用される場合、医薬組成物と同様に、キャリアを構成する活性成分および不活性成分を含む生成物、加えて、任意の2つ以上の成分の、組み合わせ、錯体形成もしくは凝集から、または1つ以上の成分の解離から、または1つ以上の成分の、他のタイプの反応もしくは相互作用から直接的にもしくは間接的に得られる任意の生成物を包含することを意図する。
「フィルム形成剤」は、本明細書で使用される場合、活性成分の放出制御を可能にするマトリックスを形成する作用剤である。フィルム形成剤は、これらに限定されないが、カルボマー(ナトリウム塩)、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、微結晶性セルロース、デンプン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アミロペクチン、エチルセルロース、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、アラビアガム、キサンタンガムおよびカラゲーンを含む。
「浸透促進剤」は、本明細書で使用される場合、活性成分のバイオアベイラビリティを高める作用剤である。浸透促進剤は、これらに限定されないが、DMSO、n−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトン、プロピレングリコール、ミリスチン酸イソプロピル、d,l−アルファ−トコフェロールおよびオレイン酸を含む。
「風味材料」は、本明細書で使用される場合、アセスルファム、サッカリンナトリウム、アスパルテームおよびステビアを含むがこれらに限定されない甘味料を含む。その他の好適な風味材料には、たとえば、当業者に知られている香味料、たとえば、天然香味料、人工香味料およびこれらの組み合わせが含まれる。風味材料は、医薬組成物の成分と適合する、すなわち風味材料が、医薬組成物の化学的安定性、物理的安定性または生物活性を実質的に低減させることはない。香味物質は、たとえば、合成香味油および着香芳香料(flavoring aromatics)および/または油、含油樹脂、植物、葉、花、果実などに由来する抽出物、ならびにこれらの組み合わせから選択することができる。香味油の非限定的な例として、スペアミント油、桂皮油、冬緑油(サリチル酸メチル)、ハッカ油、丁字油、ベイ油、アニス油、ユーカリ油、タイム油、ニオイヒバ油、ナツメグ油、オールスパイス、セージ油、メース、苦扁桃の油、およびカッシア油が挙げられる。好適な香味物質は、たとえば、人工、天然および合成の花由来のまたは果実の香味料、たとえばバニラ、エチルバニリン、柑橘油(たとえば、レモン、オレンジ、タンジェリン、ライムおよびグレープフルーツ)および果実エッセンス(たとえば、リンゴ、ナシ、モモ、オレンジ、ブドウ、イチゴ、ラズベリー、サクランボ、プラム、パイナップルおよびアプリコットの天然および/または人工香味料)など、ならびにこれらの組み合わせも含む。風味材料は、液体または固体の形態で使用することができ、前述の通り、個別で使用しても混合して使用してもよい。その他の風味材料として、たとえば、特定のアルデヒドおよびエステル、たとえば、酢酸シンナミル、桂皮アルデヒド、シトラールジエチルアセタール、酢酸ジヒドロカルビル、ギ酸オイゲニル、p−メチルアニソール(p-methylamisol)など、およびこれらの組み合わせを挙げることができる。これらは、液体または噴霧乾燥した混合抽出粉末であってもよい。
本発明の医薬組成物は、組成物の視覚的魅力、味および/または香りを高めるために、1種以上の着色料、香味料および/または香料を任意で含むことができる。好適な着色料、香味料または香料は、医薬組成物の成分と適合する、すなわちこれらが、医薬組成物の溶解性、化学的安定性、物理的安定性または生物活性を実質的に低減させることはない。一態様において、医薬組成物は、着色料、香味料、および/または香料を含む。たとえば、医薬組成物は、任意の各成分、すなわち、着色料、香味料および/または香料を、組成物の重量目方で、約1重量%未満(たとえば、約0.75重量%未満または約0.5重量%未満)含む。別の例では、医薬組成物は、約1重量%未満(たとえば、約0.75重量%未満または約0.5重量%未満)の着色料を含む。さらに別の例では、医薬組成物は、約1重量%未満(たとえば、約0.75重量%未満または約0.5重量%未満)の青色着色料(たとえば、FD&Cブルー1号および/またはFD&Cブルー2号のアルミニウムレーキ、West Point、PAのColorcon、Inc.から市販されている)を含む。
着色料は、本明細書で使用される場合、これらに限定されないが、アナトー抽出物、脱水ビート(ビート粉末)、カンタキサンチン、カラメル、β−アポ−8’−カロテナール、β−カロチン、コチニール抽出物、カルミン、銅クロロフィリンナトリウム、焼いて部分的に脱脂し調理した綿実粉、グルコン酸第一鉄、乳酸鉄、ブドウ色素抽出物、ブドウ果皮抽出物(エノシアニナ(enocianina))、合成酸化鉄、果汁、野菜ジュース、ニンジン油、パプリカ、パプリカ樹脂油、雲母系真珠光沢顔料、リボフラビン、サフラン、二酸化チタン、トマトリコペン抽出物、トマトリコペン濃縮物、ターメリック、ターメリック樹脂油、FD&Cブルー1号、FD&Cブルー2号、FD&Cグリーン3号、オレンジB、シトラスレッド2号、FD&Cレッド3号、FD&Cレッド40号、FD&Cイエロー5号、FD&Cイエロー6号、アルミナ(乾燥水酸化アルミニウム)、炭酸カルシウム、カンタキサンチン、銅クロロフィリンカリウムナトリウム(クロロフィリン−銅錯体)、ジヒドロキシアセトン、オキシ塩化ビスマス、合成酸化鉄、フェロシアン化酸第二鉄アンモニウム、フェロシアン化鉄、水酸化クロム緑、酸化クロム緑、グアニン、パイロフィライト、マイカ、タルク、アルミニウム粉末、ブロンズ粉末、銅粉、酸化亜鉛、D&Cブルー4号、D&Cグリーン6号、D&Cグリーン8号、D&Cオレンジ4号、D&Cオレンジ5号、D&Cオレンジ10号、D&Cオレンジ11号、FD&Cレッド4号、D&Cレッド6号、D&Cレッド7号、D&Cレッド17号、D&Cレッド21号、D&Cレッド22号、D&Cレッド27号、D&Cレッド28号、D&Cレッド30号、D&Cレッド31号、D&Cレッド33号、D&Cレッド34号、D&Cレッド36号、D&Cレッド39号、D&Cバイオレット2号、D&Cイエロー7号、Ext.D&Cイエロー7号、D&Cイエロー8号、D&Cイエロー10号およびD&Cイエロー11号を含むことができる。
用語「灌流促進剤(perfusion enhancer)」は、本明細書で使用される場合、毛細血管床への血流を増す作用剤である。灌流促進剤として、これらに限定されないが、カプサイシンおよびアピトキシンおよびDMSOを挙げることができる。
酢酸は、本明細書で使用される場合、免疫反応のより急速な開始を誘発するために添加される。
再発性多発性硬化症:
再発性MSという用語には:
1)RRMS患者、
2)SPMSおよび混合型再発のある患者、ならびに
3)マクドナルドの基準に従って連続MRI走査したところ、病変の播種が確認されたCIS患者
が含まれる。
再発性多発性硬化症は、本明細書で使用される場合:
予期しない神経機能不全の急性発症(再発)と、後続する不定の回復および臨床的安定期間を特徴とする再発寛解型多発性硬化症(RRMS)、
RRMSに罹患した患者が、混合型の再発の有無にかかわらず、持続的な悪化を起こす二次進行型MS(SPMS:Secondary Progressive MS)、ならびに
一般的な型ではないが、最初から進行性劣化を起こす患者が、後にも再発を発症し得る、一次進行再発型多発性硬化症(PPRMS)または進行再発型多発性硬化症(PRMS)
を含む。
発明の態様
本発明は、
ライナーと、
その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、フィルム組成物が、フィルム組成物の約10重量パーセント〜約40重量パーセントの量の酢酸グラチラマーと、フィルム組成物の約40重量パーセント〜約80重量パーセントの総量の1種以上のフィルム形成剤とを含む、経口パッチを提供する。
本発明の1つ以上の態様において、酢酸グラチラマーは、フィルム組成物の約20重量パーセント〜約30重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、酢酸グラチラマーは、フィルム組成物の約22重量パーセント〜約27重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、酢酸グラチラマーは、フィルム組成物の約23〜25重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、酢酸グラチラマーは、フィルム組成物の約23重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、酢酸グラチラマーは、フィルム組成物の約24重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、酢酸グラチラマーは、フィルム組成物の約25重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、フィルム形成剤は、フィルム組成物の約50重量パーセント〜約70重量パーセントの総量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、フィルム組成物は、賦形剤をさらに含み、賦形剤は、フィルム組成物の約30重量パーセント以下の量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、賦形剤は、フィルム組成物の約5重量パーセント〜約25重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、賦形剤は、フィルム組成物の約9重量パーセント〜約17重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、賦形剤は、フィルム組成物の約9重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、賦形剤は、フィルム組成物の約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、賦形剤は、フィルム組成物の約14重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、賦形剤は、フィルム組成物の約17重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、フィルム組成物は、1種以上の浸透促進剤をさらに含み、浸透促進剤は、フィルム組成物の約10重量パーセント以下の総量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、浸透促進剤は、フィルム組成物の約0.1重量パーセント〜約7重量パーセントの総量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、浸透促進剤は、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの総量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、フィルム組成物は、1種以上の風味材料をさらに含み、風味材料は、フィルム組成物の約10重量パーセント以下の総量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、フィルム組成物は、顔料をさらに含み、顔料は、フィルム組成物の約5重量パーセント以下の量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、顔料は、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上のフィルム形成剤は、カルボマー(ナトリウム塩)、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、微結晶性セルロース、デンプン、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびアミロペクチンからなる群から選択される。
本発明の1つ以上の態様において、賦形剤は、ソルビトール、ラクトース、サッカロース、スクロース、デキストロース、イソマルト、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、グルコピラノシルマンニトールおよび硫酸カルシウムからなる群から選択される。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上の浸透促進剤が、DMSO、n−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトン、プロピレングリコール、オレイン酸、ミリスチン酸イソプロピルおよびd,l−アルファ−トコフェロールからなる群から選択される。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上の風味材料が、アセスルファム、サッカリンナトリウム、アスパルテーム、ステビア、スペアミント油、桂皮油、冬緑油(サリチル酸メチル)、ハッカ油、丁字油、ベイ油、アニス油、ユーカリ油、タイム油、ニオイヒバ油、ナツメグ油、オールスパイス、セージ油、メース、苦扁桃の油、カッシア油、バニラ、エチルバニリン、柑橘油、レモン油、オレンジ油、タンジェリン油、ライム油、グレープフルーツ油、リンゴ香味料、ナシ香味料、モモ香味料、オレンジ香味料、ブドウ香味料、イチゴ香味料、ラズベリー香味料、サクランボ香味料、プラム香味料、パイナップル香味料、アプリコット香味料、酢酸シンナミル、桂皮アルデヒド、シトラールジエチルアセタール、酢酸ジヒドロカルビル、ギ酸オイゲニルおよびp−メチルアニソールからなる群から選択される。
本発明の1つ以上の態様において、顔料は、二酸化チタン、タルクおよび酸化鉄からなる群から選択される。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上のフィルム形成剤は、カルボマー(ナトリウム塩)を含み、カルボマー(ナトリウム塩)は、フィルム組成物の約20重量パーセント〜約35重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、カルボマー(ナトリウム塩)は、フィルム組成物の約25重量パーセント〜約30重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、カルボマー(ナトリウム塩)は、フィルム組成物の約25.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、カルボマー(ナトリウム塩)は、フィルム組成物の約27重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上のフィルム形成剤は、ポリエチレングリコールを含み、ポリエチレングリコールは、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、ポリエチレングリコールは、フィルム組成物の約2重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、ポリエチレングリコールは、フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、ポリエチレングリコールは、フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上のフィルム形成剤は、ポリビニルアルコールを含み、ポリビニルアルコールは、フィルム組成物の約5重量パーセント〜約40重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、ポリビニルアルコールは、フィルム組成物の約10重量パーセント〜約30重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、ポリビニルアルコールは、フィルム組成物の約15重量パーセント〜約28重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、ポリビニルアルコールは、フィルム組成物の約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、ポリビニルアルコールは、フィルム組成物の約14重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、ポリビニルアルコールは、フィルム組成物の約28重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上のフィルム形成剤は、微結晶性セルロースを含み、微結晶性セルロースは、フィルム組成物の約5重量パーセント〜約25重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、微結晶性セルロースは、フィルム組成物の約15重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上のフィルム形成剤は、ポリエチレングリコールを含み、ポリエチレングリコールは、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、ポリエチレングリコールは、フィルム組成物の約2重量パーセント〜約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上のフィルム形成剤は、デンプンを含み、デンプンは、フィルム組成物の約10重量パーセント〜約20重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、デンプンは、フィルム組成物の約17重量パーセント〜約18重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、デンプンは、フィルム組成物の約17重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、デンプンは、フィルム組成物の約18重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上のフィルム形成剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、ヒドロキシプロピルメチルセルロースは、フィルム組成物の約10重量パーセント〜約15重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、ヒドロキシプロピルメチルセルロースは、フィルム組成物の約13重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上のフィルム形成剤は、アミロペクチンを含み、アミロペクチンは、フィルム組成物の約25重量パーセント〜約55重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、アミロペクチンは、フィルム組成物の約31重量パーセント〜約47重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、アミロペクチンは、フィルム組成物の約31重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、アミロペクチンは、フィルム組成物の約47重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上の浸透促進剤は、DMSOを含み、DMSOは、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、DMSOは、フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上の浸透促進剤は、n−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトンを含み、n−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトンは、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、n−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトンは、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上の浸透促進剤は、プロピレングリコールを含み、プロピレングリコールは、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、プロピレングリコールは、フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上の浸透促進剤は、オレイン酸を含み、オレイン酸は、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、オレイン酸は、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上の風味材料は、アセスルファムを含み、アセスルファムは、フィルム組成物の約0.25重量パーセント〜約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、アセスルファムは、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、アセスルファムは、フィルム組成物の約0.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、アセスルファムは、フィルム組成物の約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上の風味材料は、オレンジ香味料を含み、オレンジ香味料は、フィルム組成物の約0.25重量パーセント〜約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、オレンジ香味料は、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上の風味材料は、ハッカ油を含み、ハッカ油は、フィルム組成物の約0.25重量パーセント〜約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、ハッカ油は、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上の風味材料は、グリセロールを含み、グリセロールは、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、グリセロールは、フィルム組成物の約4重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、1種以上の風味材料は、スペアミント油を含み、スペアミント油は、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、スペアミント油は、フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する。
本発明の1つ以上の態様において、パッチは、約5〜約15cm2である。
本発明の1つ以上の態様において、パッチは、約10cm2である。
本発明の1つ以上の態様において、パッチは、約20mg〜約100mgの酢酸グラチラマーを含有する。
本発明の1つ以上の態様において、パッチは、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する。
本発明の1つ以上の態様において、ライナーは、ポリエチレンテレフタレート(PET)ライナーである。
また、本発明は、
PETライナーと、
その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、フィルム組成物が、フィルム組成物の約25重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、フィルム形成剤が、
フィルム組成物の約25.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するカルボマー(ナトリウム塩)と、
フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
フィルム組成物の約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
フィルム組成物の約15重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する微結晶性セルロースと
を含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約17重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するDMSOを含む浸透促進剤をさらに含み、
フィルム組成物が、
フィルム組成物の約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
フィルム組成物の約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するオレンジ香味料と
を含む風味材料をさらに含み、
パッチが、約10cm2であり、
パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチも提供する。
また、本発明は、
PETライナーと、
その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、フィルム組成物が、フィルム組成物の約23重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、フィルム形成剤が、
フィルム組成物の約27重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するカルボマー(ナトリウム塩)と、
フィルム組成物の約14重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
フィルム組成物の約17重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する米デンプンと
を含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約14重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するn−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトンを含む浸透促進剤をさらに含み、
フィルム組成物が、
フィルム組成物の約0.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するオレンジ香味料と
を含む風味材料をさらに含み、
パッチが、約10cm2であり、
パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチも提供する。
また、本発明は、
PETライナーと、
その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、フィルム組成物が、フィルム組成物の約23重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、フィルム形成剤が、
フィルム組成物の約28重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
フィルム組成物の約18重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する米デンプンと、
フィルム組成物の約13重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するヒドロキシプロピルメチルセルロースと
を含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約9重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
フィルム組成物が、
フィルム組成物の約0.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するハッカ油と、
フィルム組成物の約3.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するグリセロールと
を含む風味材料をさらに含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する二酸化チタンを含む顔料をさらに含み、
パッチが、約10cm2であり、
パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチも提供する。
また、本発明は、
PETライナーと、
その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、フィルム組成物が、フィルム組成物の約24重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、フィルム形成剤が、
フィルム組成物の約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
フィルム組成物の約46重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアミロペクチンと
を含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
フィルム組成物が、
フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するプロピレングリコールと、
フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するオレイン酸と
を含む浸透促進剤をさらに含み、
フィルム組成物が、
フィルム組成物の約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するスペアミント香味料と
を含む風味材料をさらに含み、
パッチが、約10cm2であり、
パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチも提供する。
また、本発明は、
PETライナーと、
その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、フィルム組成物が、フィルム組成物の約23重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、フィルム形成剤が、
フィルム組成物の約28重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
フィルム組成物の約31重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアミロペクチンと
を含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約9重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
フィルム組成物が、
フィルム組成物の約0.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するハッカ油と、
フィルム組成物の約3.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するグリセロールと
を含む風味材料をさらに含み、
フィルム組成物が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する二酸化チタンを含む顔料をさらに含み、
パッチが、約10cm2であり、
パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチも提供する。
述べられた数に関する「約」は、本明細書で使用される場合、述べられた値の+10パーセントから−10パーセントの範囲を包含する。したがって、たとえば、約100mgは、90〜110mgの範囲を含み、したがって90mg、91mg、92mg、93mg、94mg、95mg、96mg、97mg、98mg、99mg、100mg、101mg、102mg、103mg、104mg、105mg、106mg、107mg、108mg、109mgおよび110mgも含む。したがって、約100mgは、一態様において、100mgを含む。
パラメータの範囲が示される場合、その範囲内のすべての整数、それらの10分の1およびそれらの100分の1も本発明により示されていることを理解されたい。たとえば、「0.2〜5mg」は、0.2mg、0.21mg、0.22mg、0.23mgなどから0.3mgまで、0.31mg、0.32mg、0.33mgなどから0.4mgまで、0.5mg、0.6mgなどから5.0mgまでを開示するものである。
ここに記載される様々な素子のすべての組み合わせは、本発明の範囲内である。
本発明を、以下の実験の詳細の項で説明する。この項は、本発明の理解に役立てるために説明するが、以下の特許請求の範囲で説明する本発明を制限することは全く意図せず、また制限するものと解釈すべきではない。
[実施例]
例1
経口パッチを、表1に明記されるフィルム組成物によって調製する。
Figure 2016503066
ポリビニルアルコールを加熱水に溶解し、冷却後、ポリエチレングリコール(PEG、マクロゴール)、ソルビトール、香味料およびアセスルファムを添加し、溶解するまで撹拌する。酢酸グラチラマーおよびDMSOをエタノールに溶解し、水溶液に添加する。微結晶性セルロースを添加し、溶液を連続的に撹拌しながらカルボマーを添加する。コーティングプロセスまで撹拌し続けた。ポリエチレンテレフタレート(PET)ライナー上に十分湿ったコーティング層をコーティングした後、フィルムをキャビネット乾燥機中で乾燥した。乾燥後、フィルムを一回量の単位に切り取り、適当な二次包装材料に入れた。
例2
経口パッチを、表2に明記されるフィルム組成物によって調製する。
Figure 2016503066
ポリビニルアルコールを加熱水に溶解し、冷却後、PEG、ソルビトール、香味料およびアセスルファムを添加し、溶解するまで撹拌する。酢酸グラチラマーおよびn−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトン(アゾン)をエタノールに溶解し、水溶液に添加する。米デンプンを添加し、溶液を連続的に撹拌しながらカルボマーを添加する。撹拌はコーティングプロセスまで続ける。PETライナー上に十分湿ったコーティング層をコーティングした後、フィルムをキャビネット乾燥機中で乾燥する。乾燥後、フィルムを一回量の単位に切り取り、適当な二次包装材料に入れる。
例3
経口パッチを、表3に明記されるフィルム組成物によって調製する。
Figure 2016503066
ポリビニルアルコールを加熱水に溶解し、冷却後、PEG、ソルビトール、グリセロール、ハッカ油およびアセスルファムを添加し、溶解するまで撹拌する。チタンを添加し、連続的に撹拌する。酢酸グラチラマーをエタノールに溶解し、水溶液に添加する。米デンプンを添加し、溶液を連続的に撹拌しながらヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC、ヒプロメロース)を添加する。撹拌はコーティングプロセスまで続ける。PETライナー上に十分湿ったコーティング層をコーティングした後、フィルムをキャビネット乾燥機中で乾燥する。乾燥後、フィルムを一回量の単位に切り取り、適当な二次包装材料に入れる。
例4
経口パッチを、表4に明記されるフィルム組成物によって調製する。
Figure 2016503066
ポリビニルアルコールを加熱水に溶解し、冷却後、ソルビトール、PEG、オレイン酸、アセスルファム、PGおよび香味料を添加し、溶解するまで撹拌する。チタンを添加し、連続的に撹拌する。酢酸グラチラマーをエタノールに溶解し、水溶液に添加する。溶液を連続的に撹拌しながらアミロペクチンを添加する。撹拌はコーティングプロセスまで続ける。PETライナー上に十分湿ったコーティング層をコーティングした後、フィルムをキャビネット乾燥機中で乾燥する。乾燥後、フィルムを一回量の単位に切り取り、適当な二次包装材料に入れる。
例5
経口パッチを、表5に明記されるフィルム組成物によって調製する。
Figure 2016503066
ポリビニルアルコールを加熱水に溶解し、冷却後、PEG、ソルビトール、グリセロール、ハッカ油およびアセスルファムを添加し、溶解するまで撹拌する。チタンを添加し、連続的に撹拌する。酢酸グラチラマーをエタノールに溶解し、水溶液に添加する。溶液を連続的に撹拌しながらアミロペクチンを添加する。撹拌はコーティングプロセスまで続ける。PETライナー上に十分湿ったコーティング層をコーティングした後、フィルムをキャビネット乾燥機中で乾燥する。乾燥後、フィルムを一回量の単位に切り取り、適当な二次包装材料に入れる。
例6
経口パッチを、上記の例1〜5に従って調製する。一組のパッチを室温(約25℃)および冷蔵下(約4℃)で保管する。それぞれの組のサンプルを、酢酸グラチラマーの安定性について定期的に検査する。結果から、本発明の経口パッチ中の酢酸グラチラマーの安定性は受け入れられるレベルであることが実証される。
例7
経口パッチを、上記の例1〜5に従って調製する。経口パッチを、フランツセル中のブタ口腔組織サンプルの片面に位置させる。反対面の口腔組織のアクセプタコンパートメントからの媒体をサンプルとして抜き取り、酢酸グラチラマーの浸透性を評価する。結果から、口腔組織サンプル中の酢酸グラチラマーの浸透が実証される。
例8
経口パッチを、上記の例1〜5に従って調製する。経口パッチを、USPに従って装置1または装置2の中に位置させ、薬物の溶解を測定する。15分後、85%の薬物が放出される。結果から、本発明の経口パッチからの酢酸グラチラマーの放出は受け入れられるレベルであることが実証される。
第2の系列の実験
例9
皮膚の搬送および準備
ブタ口腔組織を屠殺場から得た。ブタの屠殺直後に、口腔組織が含まれる切片を頬から解剖し、pH7.4のPBS中で保管し、氷で冷やした。外科用メスで頬の内側から口腔組織を単離し、新鮮な状態で使用した。続けて、組織生検の適合性を評価した。除外基準は、組織損傷または瘢痕化であった。
新たに準備した口腔組織を切断して帯状にした。次いで、厚さが約700〜800μmの組織切片を準備した。皮膚切断器を口腔組織表面に適用して、組織を24mmのパンチでカットした。
浸透試験
円筒状フランツセルは、上部と下部とを備えた拡散チャンバであり、その上部と下部との間にブタ口腔組織を固定した。セルの半分それぞれをボールとソケットクランプによって接続した。下部チャンバ(アクセプタ)は約12mlの容量を有し、一方、上部チャンバ(ドナー)の容量は可変である。組織標本をフランツセルに入れる直前に打ち抜く。組織は、常に、粘膜上皮層が最上部になるように、結合組織(固有層および粘膜下層)を下方に向けて入れる。
中温を37℃に調節し、400rpmの速度で連続的に撹拌した。フランツセル中のブタ口腔組織の拡散面積は、約1.77cm2であった。
GA溶液を利用する実験は、3部構成で行われた。繰り返しごとに、実験の初めに、ブタ口腔組織1.77cm2当たり300μlの配合物を適用した。浸透促進剤を用いた実験の場合、酢酸グラチラマーはDMSO/PBS(50:50v/v%)混合物に溶解しないため、酢酸グラチラマー溶液を適用する30分前に100μlのDMSOを口腔組織に適用した。
ブタ口腔組織を介したアクセプタ媒体への浸透を4時間にわたって監視した。アクセプタ媒体を6つの異なる時点(30分、60分、90分、120分、180分および240分)でサンプルとして抜き取った。
酢酸グラチラマーの判定
表6は、上記の浸透試験の結果を示す。
Figure 2016503066
結果を図1に示し、そこで種々の配合物の平均浸透量を表す。組織のプレインキュベートなしの酢酸グラチラマー溶液(四角のマーカー、実線)および組織のDMSOプレインキュベートありの酢酸グラチラマー溶液(四角のマーカー、点線)。
結果を図1に示し、そこで種々の配合物の平均浸透量を表す。組織のプレインキュベートなしの酢酸グラチラマー溶液(四角のマーカー、実線)および組織のDMSOプレインキュベートありの酢酸グラチラマー溶液(四角のマーカー、点線)。
以下に、当初の特許請求の範囲に記載していた発明を付記する。
[1]
a)ライナーと、
b)その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約10重量パーセント〜約40重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム組成物の約40重量パーセント〜約80重量パーセントの総量の1種以上のフィルム形成剤を含む、経口パッチ。
[2]
前記酢酸グラチラマーが、フィルム組成物の約20重量パーセント〜約30重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[1]に記載の経口パッチ。
[3]
前記酢酸グラチラマーが、フィルム組成物の約22重量パーセント〜約27重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[2]に記載の経口パッチ。
[4]
前記酢酸グラチラマーが、フィルム組成物の約23〜25重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[3]に記載の経口パッチ。
[5]
前記フィルム形成剤が、フィルム組成物の約50重量パーセント〜約70重量パーセントの総量でフィルム組成物中に存在する、[1]〜[4]の何れか1に記載の経口パッチ。
[6]
前記フィルム組成物が、賦形剤をさらに含み、前記賦形剤が、フィルム組成物の約30重量パーセント以下の量でフィルム組成物中に存在する、[1]〜[5]の何れか1に記載の経口パッチ。
[7]
前記賦形剤が、フィルム組成物の約5重量パーセント〜約25重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[6]に記載の経口パッチ。
[8]
前記賦形剤が、フィルム組成物の約9重量パーセント〜約17重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[7]に記載の経口パッチ。
[9]
前記フィルム組成物が、1種以上の浸透促進剤をさらに含み、前記浸透促進剤が、フィルム組成物の約10重量パーセント以下の総量でフィルム組成物中に存在する、[1]〜[8]の何れか1に記載の経口パッチ。
[10]
前記浸透促進剤が、フィルム組成物の約0.1重量パーセント〜約7重量パーセントの総量でフィルム組成物中に存在する、[9]に記載の経口パッチ。
[11]
前記浸透促進剤が、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの総量でフィルム組成物中に存在する、[10]に記載の経口パッチ。
[12]
前記フィルム組成物が、1種以上の風味材料をさらに含み、前記風味材料が、フィルム組成物の約10重量パーセント以下の総量でフィルム組成物中に存在する、[1]〜[11]の何れか1に記載の経口パッチ。
[13]
前記フィルム組成物が、顔料をさらに含み、前記顔料が、フィルム組成物の約5重量パーセント以下の量でフィルム組成物中に存在する、[1]〜[12]の何れか1に記載の経口パッチ。
[14]
前記顔料が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[1]〜[13]に記載の経口パッチ。
[15]
1種以上の前記フィルム形成剤が、カルボマー(ナトリウム塩)、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、微結晶性セルロース、デンプン、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびアミロペクチンからなる群から選択される、[1]〜[14]の何れか1に記載の経口パッチ。
[16]
前記賦形剤が、ソルビトール、ラクトース、サッカロース、スクロース、デキストロース、イソマルトリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、グルコピラノシルマンニトールおよび硫酸カルシウムからなる群から選択される、[6]〜[15]の何れか1に記載の経口パッチ。
[17]
1種以上の前記浸透促進剤が、DMSO、n−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトン、プロピレングリコール、オレイン酸、ミリスチン酸イソプロピルおよびd,l−アルファ−トコフェロールからなる群から選択される、[9]〜[16]の何れか1に記載の経口パッチ。
[18]
1種以上の前記風味材料が、アセスルファム、サッカリンナトリウム、アスパルテーム、ステビア、スペアミント油、桂皮油、冬緑油(サリチル酸メチル)、ハッカ油、丁字油、ベイ油、アニス油、ユーカリ油、タイム油、ニオイヒバ油、ナツメグ油、オールスパイス、セージ油、メース、苦扁桃の油、カッシア油、バニラ、エチルバニリン、柑橘油、レモン油、オレンジ油、タンジェリン油、ライム油、グレープフルーツ油、リンゴ香味料、ナシ香味料、モモ香味料、オレンジ香味料、ブドウ香味料、イチゴ香味料、ラズベリー香味料、サクランボ香味料、プラム香味料、パイナップル香味料、アプリコット香味料、酢酸シンナミル、桂皮アルデヒド、シトラールジエチルアセタール、酢酸ジヒドロカルビル、ギ酸オイゲニルおよびp−メチルアニソールからなる群から選択される、[12]〜[17]の何れか1に記載の経口パッチ。
[19]
前記顔料が、二酸化チタン、タルクおよび酸化鉄からなる群から選択される、[13]〜[18]の何れか1に記載の経口パッチ。
[20]
1種以上の前記フィルム形成剤が、カルボマー(ナトリウム塩)を含み、前記カルボマー(ナトリウム塩)が、フィルム組成物の約20重量パーセント〜約35重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[1]〜[19]の何れか1に記載の経口パッチ。
[21]
前記カルボマー(ナトリウム塩)が、フィルム組成物の約25重量パーセント〜約30重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[20]に記載の経口パッチ。
[22]
1種以上の前記フィルム形成剤が、ポリエチレングリコールを含み、前記ポリエチレングリコールが、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[1]〜[21]の何れか1に記載の経口パッチ。
[23]
前記ポリエチレングリコールが、フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[22]に記載の経口パッチ。
[24]
1種以上の前記フィルム形成剤が、ポリビニルアルコールを含み、前記ポリビニルアルコールが、フィルム組成物の約5重量パーセント〜約40重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[1]〜[23]の何れか1に記載の経口パッチ。
[25]
前記ポリビニルアルコールが、フィルム組成物の約10重量パーセント〜約30重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[24]に記載の経口パッチ。
[26]
前記ポリビニルアルコールが、フィルム組成物の約15重量パーセント〜約28重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[25]に記載の経口パッチ。
[27]
1種以上の前記フィルム形成剤が、微結晶性セルロースを含み、微結晶性セルロースが、フィルム組成物の約5重量パーセント〜約25重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[1]〜[26]の何れか1に記載の経口パッチ。
[28]
前記微結晶性セルロースが、フィルム組成物の約15重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[27]に記載の経口パッチ。
[29]
1種以上の前記フィルム形成剤が、ポリエチレングリコールを含み、前記ポリエチレングリコールが、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[1]〜[28]の何れか1に記載の経口パッチ。
[30]
前記ポリエチレングリコールが、フィルム組成物の約2重量パーセント〜約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[29]に記載の経口パッチ。
[31]
1種以上の前記フィルム形成剤が、デンプンを含み、前記デンプンが、フィルム組成物の約10重量パーセント〜約20重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[1]〜[30]の何れか1に記載の経口パッチ。
[32]
前記デンプンが、フィルム組成物の約17重量パーセント〜約18重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[31]に記載の経口パッチ。
[33]
1種以上の前記フィルム形成剤が、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースが、フィルム組成物の約10重量パーセント〜約15重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[1]〜[32]の何れか1に記載の経口パッチ。
[34]
前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースが、フィルム組成物の約13重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[33]に記載の経口パッチ。
[35]
1種以上の前記フィルム形成剤が、アミロペクチンを含み、前記アミロペクチンが、フィルム組成物の約25重量パーセント〜約55重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[1]〜[34]の何れか1に記載の経口パッチ。
[36]
前記アミロペクチンが、フィルム組成物の約31重量パーセント〜約47重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[35]に記載の経口パッチ。
[37]
1種以上の前記浸透促進剤が、DMSOを含み、前記DMSOが、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[9]〜[36]の何れか1に記載の経口パッチ。
[38]
前記DMSOが、フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[37]に記載の経口パッチ。
[39]
1種以上の前記浸透促進剤が、n−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトンを含み、前記n−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトンが、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[9]〜[38]の何れか1に記載の経口パッチ。
[40]
前記n−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトンが、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[39]に記載の経口パッチ。
[41]
1種以上の前記浸透促進剤が、プロピレングリコールを含み、前記プロピレングリコールが、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[9]〜[40]の何れか1に記載の経口パッチ。
[42]
前記プロピレングリコールが、フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[41]に記載の経口パッチ。
[43]
1種以上の前記浸透促進剤が、オレイン酸を含み、前記オレイン酸が、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[9]〜[42]の何れか1に記載の経口パッチ。
[44]
前記オレイン酸が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[43]に記載の経口パッチ。
[45]
1種以上の前記風味材料が、アセスルファムを含み、前記アセスルファムが、フィルム組成物の約0.25重量パーセント〜約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[12]〜[44]の何れか1に記載の経口パッチ。
[46]
前記アセスルファムが、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[45]に記載の経口パッチ。
[47]
1種以上の前記風味材料が、オレンジ香味料を含み、前記オレンジ香味料が、フィルム組成物の約0.25重量パーセント〜約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[12]〜[46]の何れか1に記載の経口パッチ。
[48]
前記オレンジ香味料が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[47]に記載の経口パッチ。
[49]
1種以上の前記風味材料が、ハッカ油を含み、前記ハッカ油が、フィルム組成物の約0.25重量パーセント〜約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[12]〜[48]の何れか1に記載の経口パッチ。
[50]
前記ハッカ油が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[49]に記載の経口パッチ。
[51]
1種以上の前記風味材料が、グリセロールを含み、前記グリセロールが、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[12]〜[50]の何れか1に記載の経口パッチ。
[52]
前記グリセロールが、フィルム組成物の約4重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[51]に記載の経口パッチ。
[53]
1種以上の前記風味材料が、スペアミント油を含み、前記スペアミント油が、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[12]〜[52]の何れか1に記載の経口パッチ。
[54]
前記スペアミント油が、フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、[53]に記載の経口パッチ。
[55]
前記パッチが、約5〜約15cm 2 である、[1]〜[54]の何れか1に記載の経口パッチ。
[56]
前記パッチが、約10cm 2 である、[55]に記載の経口パッチ。
[57]
前記パッチが、約20mg〜約100mgの酢酸グラチラマーを含有する、[1]〜[56]の何れか1に記載の経口パッチ。
[58]
前記パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、[57]に記載の経口パッチ。
[59]
前記ライナーが、ポリエチレンテレフタレート(PET)ライナーである、[1]〜[58]の何れか1に記載の経口パッチ。
[60]
a)PETライナーと、
b)その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約25重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、前記フィルム形成剤が、
i.フィルム組成物の約25.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するカルボマー(ナトリウム塩)と、
ii.フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
iii.フィルム組成物の約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
iv.フィルム組成物の約15重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する微結晶性セルロースと
を含み、
前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約17重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するDMSOを含む浸透促進剤をさらに含み、
前記フィルム組成物が、
a)フィルム組成物の約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
b)フィルム組成物の約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するオレンジ香味料と
を含む風味材料をさらに含み、
前記パッチが、約10cm 2 であり、
前記パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチ。
[61]
a)PETライナーと、
b)その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約23重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、前記フィルム形成剤が、
i.フィルム組成物の約27重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するカルボマー(ナトリウム塩)と、
ii.フィルム組成物の約14重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
iii.フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
iv.フィルム組成物の約17重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する米デンプンと
を含み、
前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約14重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するn−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトンを含む浸透促進剤をさらに含み、
前記フィルム組成物が、
a)フィルム組成物の約0.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
c)フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するオレンジ香味料と
を含む風味材料をさらに含み、
前記パッチが、約10cm 2 であり、
前記パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチ。
[62]
a)PETライナーと、
b)その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約23重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、前記フィルム形成剤が、
i.フィルム組成物の約28重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
ii.フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
iii.フィルム組成物の約18重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する米デンプンと、
iv.フィルム組成物の約13重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するヒドロキシプロピルメチルセルロースと
を含み、
前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約9重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
前記フィルム組成物が、
a)フィルム組成物の約0.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
b)フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するハッカ油と、
c)フィルム組成物の約3.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するグリセロールと
を含む風味材料をさらに含み、
前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する二酸化チタンを含む顔料をさらに含み、
前記パッチが、約10cm 2 であり、
前記パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチ。
[63]
a)PETライナーと、
b)その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約24重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、前記フィルム形成剤が、
i.フィルム組成物の約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
ii.フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
iii.フィルム組成物の約46重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアミロペクチンと
を含み、
前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
前記フィルム組成物が、
a)フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するプロピレングリコールと、
b)フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するオレイン酸と
を含む浸透促進剤をさらに含み、
前記フィルム組成物が、
a)フィルム組成物の約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
b)フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するスペアミント香味料と
を含む風味材料をさらに含み、
前記パッチが、約10cm 2 であり、
前記パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチ。
[64]
a)PETライナーと、
b)その上のフィルム組成物と
を含む経口パッチであって、前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約23重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、前記フィルム形成剤が、
i.フィルム組成物の約28重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
ii.フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
iii.フィルム組成物の約31重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアミロペクチンと
を含み、
前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約9重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
前記フィルム組成物が、
a)フィルム組成物の約0.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
b)フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するハッカ油と、
c)フィルム組成物の約3.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するグリセロールと
を含む風味材料をさらに含み、
前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する二酸化チタンを含む顔料をさらに含み、
前記パッチが、約10cm 2 であり、
前記パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチ。

Claims (64)

  1. a)ライナーと、
    b)その上のフィルム組成物と
    を含む経口パッチであって、前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約10重量パーセント〜約40重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム組成物の約40重量パーセント〜約80重量パーセントの総量の1種以上のフィルム形成剤を含む、経口パッチ。
  2. 前記酢酸グラチラマーが、フィルム組成物の約20重量パーセント〜約30重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項1に記載の経口パッチ。
  3. 前記酢酸グラチラマーが、フィルム組成物の約22重量パーセント〜約27重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項2に記載の経口パッチ。
  4. 前記酢酸グラチラマーが、フィルム組成物の約23〜25重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項3に記載の経口パッチ。
  5. 前記フィルム形成剤が、フィルム組成物の約50重量パーセント〜約70重量パーセントの総量でフィルム組成物中に存在する、請求項1〜4の何れか一項に記載の経口パッチ。
  6. 前記フィルム組成物が、賦形剤をさらに含み、前記賦形剤が、フィルム組成物の約30重量パーセント以下の量でフィルム組成物中に存在する、請求項1〜5の何れか一項に記載の経口パッチ。
  7. 前記賦形剤が、フィルム組成物の約5重量パーセント〜約25重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項6に記載の経口パッチ。
  8. 前記賦形剤が、フィルム組成物の約9重量パーセント〜約17重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項7に記載の経口パッチ。
  9. 前記フィルム組成物が、1種以上の浸透促進剤をさらに含み、前記浸透促進剤が、フィルム組成物の約10重量パーセント以下の総量でフィルム組成物中に存在する、請求項1〜8の何れか一項に記載の経口パッチ。
  10. 前記浸透促進剤が、フィルム組成物の約0.1重量パーセント〜約7重量パーセントの総量でフィルム組成物中に存在する、請求項9に記載の経口パッチ。
  11. 前記浸透促進剤が、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの総量でフィルム組成物中に存在する、請求項10に記載の経口パッチ。
  12. 前記フィルム組成物が、1種以上の風味材料をさらに含み、前記風味材料が、フィルム組成物の約10重量パーセント以下の総量でフィルム組成物中に存在する、請求項1〜11の何れか一項に記載の経口パッチ。
  13. 前記フィルム組成物が、顔料をさらに含み、前記顔料が、フィルム組成物の約5重量パーセント以下の量でフィルム組成物中に存在する、請求項1〜12の何れか一項に記載の経口パッチ。
  14. 前記顔料が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項1〜13に記載の経口パッチ。
  15. 1種以上の前記フィルム形成剤が、カルボマー(ナトリウム塩)、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、微結晶性セルロース、デンプン、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびアミロペクチンからなる群から選択される、請求項1〜14の何れか一項に記載の経口パッチ。
  16. 前記賦形剤が、ソルビトール、ラクトース、サッカロース、スクロース、デキストロース、イソマルトリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、グルコピラノシルマンニトールおよび硫酸カルシウムからなる群から選択される、請求項6〜15の何れか一項に記載の経口パッチ。
  17. 1種以上の前記浸透促進剤が、DMSO、n−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトン、プロピレングリコール、オレイン酸、ミリスチン酸イソプロピルおよびd,l−アルファ−トコフェロールからなる群から選択される、請求項9〜16の何れか一項に記載の経口パッチ。
  18. 1種以上の前記風味材料が、アセスルファム、サッカリンナトリウム、アスパルテーム、ステビア、スペアミント油、桂皮油、冬緑油(サリチル酸メチル)、ハッカ油、丁字油、ベイ油、アニス油、ユーカリ油、タイム油、ニオイヒバ油、ナツメグ油、オールスパイス、セージ油、メース、苦扁桃の油、カッシア油、バニラ、エチルバニリン、柑橘油、レモン油、オレンジ油、タンジェリン油、ライム油、グレープフルーツ油、リンゴ香味料、ナシ香味料、モモ香味料、オレンジ香味料、ブドウ香味料、イチゴ香味料、ラズベリー香味料、サクランボ香味料、プラム香味料、パイナップル香味料、アプリコット香味料、酢酸シンナミル、桂皮アルデヒド、シトラールジエチルアセタール、酢酸ジヒドロカルビル、ギ酸オイゲニルおよびp−メチルアニソールからなる群から選択される、請求項12〜17の何れか一項に記載の経口パッチ。
  19. 前記顔料が、二酸化チタン、タルクおよび酸化鉄からなる群から選択される、請求項13〜18の何れか一項に記載の経口パッチ。
  20. 1種以上の前記フィルム形成剤が、カルボマー(ナトリウム塩)を含み、前記カルボマー(ナトリウム塩)が、フィルム組成物の約20重量パーセント〜約35重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項1〜19の何れか一項に記載の経口パッチ。
  21. 前記カルボマー(ナトリウム塩)が、フィルム組成物の約25重量パーセント〜約30重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項20に記載の経口パッチ。
  22. 1種以上の前記フィルム形成剤が、ポリエチレングリコールを含み、前記ポリエチレングリコールが、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項1〜21の何れか一項に記載の経口パッチ。
  23. 前記ポリエチレングリコールが、フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項22に記載の経口パッチ。
  24. 1種以上の前記フィルム形成剤が、ポリビニルアルコールを含み、前記ポリビニルアルコールが、フィルム組成物の約5重量パーセント〜約40重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項1〜23の何れか一項に記載の経口パッチ。
  25. 前記ポリビニルアルコールが、フィルム組成物の約10重量パーセント〜約30重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項24に記載の経口パッチ。
  26. 前記ポリビニルアルコールが、フィルム組成物の約15重量パーセント〜約28重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項25に記載の経口パッチ。
  27. 1種以上の前記フィルム形成剤が、微結晶性セルロースを含み、微結晶性セルロースが、フィルム組成物の約5重量パーセント〜約25重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項1〜26の何れか一項に記載の経口パッチ。
  28. 前記微結晶性セルロースが、フィルム組成物の約15重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項27に記載の経口パッチ。
  29. 1種以上の前記フィルム形成剤が、ポリエチレングリコールを含み、前記ポリエチレングリコールが、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項1〜28の何れか一項に記載の経口パッチ。
  30. 前記ポリエチレングリコールが、フィルム組成物の約2重量パーセント〜約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項29に記載の経口パッチ。
  31. 1種以上の前記フィルム形成剤が、デンプンを含み、前記デンプンが、フィルム組成物の約10重量パーセント〜約20重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項1〜30の何れか一項に記載の経口パッチ。
  32. 前記デンプンが、フィルム組成物の約17重量パーセント〜約18重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項31に記載の経口パッチ。
  33. 1種以上の前記フィルム形成剤が、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースが、フィルム組成物の約10重量パーセント〜約15重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項1〜32の何れか一項に記載の経口パッチ。
  34. 前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースが、フィルム組成物の約13重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項33に記載の経口パッチ。
  35. 1種以上の前記フィルム形成剤が、アミロペクチンを含み、前記アミロペクチンが、フィルム組成物の約25重量パーセント〜約55重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項1〜34の何れか一項に記載の経口パッチ。
  36. 前記アミロペクチンが、フィルム組成物の約31重量パーセント〜約47重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項35に記載の経口パッチ。
  37. 1種以上の前記浸透促進剤が、DMSOを含み、前記DMSOが、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項9〜36の何れか一項に記載の経口パッチ。
  38. 前記DMSOが、フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項37に記載の経口パッチ。
  39. 1種以上の前記浸透促進剤が、n−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトンを含み、前記n−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトンが、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項9〜38の何れか一項に記載の経口パッチ。
  40. 前記n−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトンが、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項39に記載の経口パッチ。
  41. 1種以上の前記浸透促進剤が、プロピレングリコールを含み、前記プロピレングリコールが、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項9〜40の何れか一項に記載の経口パッチ。
  42. 前記プロピレングリコールが、フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項41に記載の経口パッチ。
  43. 1種以上の前記浸透促進剤が、オレイン酸を含み、前記オレイン酸が、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項9〜42の何れか一項に記載の経口パッチ。
  44. 前記オレイン酸が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項43に記載の経口パッチ。
  45. 1種以上の前記風味材料が、アセスルファムを含み、前記アセスルファムが、フィルム組成物の約0.25重量パーセント〜約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項12〜44の何れか一項に記載の経口パッチ。
  46. 前記アセスルファムが、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項45に記載の経口パッチ。
  47. 1種以上の前記風味材料が、オレンジ香味料を含み、前記オレンジ香味料が、フィルム組成物の約0.25重量パーセント〜約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項12〜46の何れか一項に記載の経口パッチ。
  48. 前記オレンジ香味料が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項47に記載の経口パッチ。
  49. 1種以上の前記風味材料が、ハッカ油を含み、前記ハッカ油が、フィルム組成物の約0.25重量パーセント〜約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項12〜48の何れか一項に記載の経口パッチ。
  50. 前記ハッカ油が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項49に記載の経口パッチ。
  51. 1種以上の前記風味材料が、グリセロールを含み、前記グリセロールが、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項12〜50の何れか一項に記載の経口パッチ。
  52. 前記グリセロールが、フィルム組成物の約4重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項51に記載の経口パッチ。
  53. 1種以上の前記風味材料が、スペアミント油を含み、前記スペアミント油が、フィルム組成物の約0.5重量パーセント〜約5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項12〜52の何れか一項に記載の経口パッチ。
  54. 前記スペアミント油が、フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する、請求項53に記載の経口パッチ。
  55. 前記パッチが、約5〜約15cm2である、請求項1〜54の何れか一項に記載の経口パッチ。
  56. 前記パッチが、約10cm2である、請求項55に記載の経口パッチ。
  57. 前記パッチが、約20mg〜約100mgの酢酸グラチラマーを含有する、請求項1〜56の何れか一項に記載の経口パッチ。
  58. 前記パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、請求項57に記載の経口パッチ。
  59. 前記ライナーが、ポリエチレンテレフタレート(PET)ライナーである、請求項1〜58の何れか一項に記載の経口パッチ。
  60. a)PETライナーと、
    b)その上のフィルム組成物と
    を含む経口パッチであって、前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約25重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、前記フィルム形成剤が、
    i.フィルム組成物の約25.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するカルボマー(ナトリウム塩)と、
    ii.フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
    iii.フィルム組成物の約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
    iv.フィルム組成物の約15重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する微結晶性セルロースと
    を含み、
    前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約17重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
    前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するDMSOを含む浸透促進剤をさらに含み、
    前記フィルム組成物が、
    a)フィルム組成物の約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
    b)フィルム組成物の約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するオレンジ香味料と
    を含む風味材料をさらに含み、
    前記パッチが、約10cm2であり、
    前記パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチ。
  61. a)PETライナーと、
    b)その上のフィルム組成物と
    を含む経口パッチであって、前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約23重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、前記フィルム形成剤が、
    i.フィルム組成物の約27重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するカルボマー(ナトリウム塩)と、
    ii.フィルム組成物の約14重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
    iii.フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
    iv.フィルム組成物の約17重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する米デンプンと
    を含み、
    前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約14重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
    前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するn−ドデシル窒素複素環式ヘプタン−2−ケトンを含む浸透促進剤をさらに含み、
    前記フィルム組成物が、
    a)フィルム組成物の約0.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
    c)フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するオレンジ香味料と
    を含む風味材料をさらに含み、
    前記パッチが、約10cm2であり、
    前記パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチ。
  62. a)PETライナーと、
    b)その上のフィルム組成物と
    を含む経口パッチであって、前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約23重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、前記フィルム形成剤が、
    i.フィルム組成物の約28重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
    ii.フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
    iii.フィルム組成物の約18重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する米デンプンと、
    iv.フィルム組成物の約13重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するヒドロキシプロピルメチルセルロースと
    を含み、
    前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約9重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
    前記フィルム組成物が、
    a)フィルム組成物の約0.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
    b)フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するハッカ油と、
    c)フィルム組成物の約3.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するグリセロールと
    を含む風味材料をさらに含み、
    前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する二酸化チタンを含む顔料をさらに含み、
    前記パッチが、約10cm2であり、
    前記パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチ。
  63. a)PETライナーと、
    b)その上のフィルム組成物と
    を含む経口パッチであって、前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約24重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、前記フィルム形成剤が、
    i.フィルム組成物の約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
    ii.フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
    iii.フィルム組成物の約46重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアミロペクチンと
    を含み、
    前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約10重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
    前記フィルム組成物が、
    a)フィルム組成物の約2.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するプロピレングリコールと、
    b)フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するオレイン酸と
    を含む浸透促進剤をさらに含み、
    前記フィルム組成物が、
    a)フィルム組成物の約1.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
    b)フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するスペアミント香味料と
    を含む風味材料をさらに含み、
    前記パッチが、約10cm2であり、
    前記パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチ。
  64. a)PETライナーと、
    b)その上のフィルム組成物と
    を含む経口パッチであって、前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約23重量パーセントの量の酢酸グラチラマーおよびフィルム形成剤を含み、前記フィルム形成剤が、
    i.フィルム組成物の約28重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリビニルアルコールと、
    ii.フィルム組成物の約3重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するポリエチレングリコールと、
    iii.フィルム組成物の約31重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアミロペクチンと
    を含み、
    前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約9重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するソルビトールを含む賦形剤をさらに含み、
    前記フィルム組成物が、
    a)フィルム組成物の約0.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するアセスルファムと、
    b)フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するハッカ油と、
    c)フィルム組成物の約3.5重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在するグリセロールと
    を含む風味材料をさらに含み、
    前記フィルム組成物が、フィルム組成物の約1重量パーセントの量でフィルム組成物中に存在する二酸化チタンを含む顔料をさらに含み、
    前記パッチが、約10cm2であり、
    前記パッチが、約25mgの酢酸グラチラマーを含有する、経口パッチ。
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