JP2016502728A - 超伝導線材の製造方法及びそれによって製造された超伝導線材 - Google Patents

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Abstract

超伝導線材の製造方法を提供する。外部表面を有する超伝導テープを提供し、超伝導テープの外部表面の上に銅層を形成し、銅層が形成された超伝導テープの一面及び他面の上に、第1金属テープ及び第2金属テープをそれぞれ接着する。【選択図】図1

Description

本発明は、超伝導線材に関するものである。
超伝導線材を利用する電力機器は抵抗による損失がなく効率を上げることができ、狭い面積に高い電流を流すことができるため電力機器の小型化及び軽量化を可能にするという長所を有する。近年、二軸配向された集合組織を有する薄い緩衝層又は金属基板の上に超伝導膜を形成する第2世代の高温超電導線材(Coated Conductor)に対する研究が、活発に進められている。前記第2世代の高温超電導線材は、一般的な金属線よりも非常に優れた単位面積当たりの電流輸送能力を有する。前記第2世代の高温超電導線材は、電力機器の電力損失が少ない電力分野、MRI、超伝導磁気浮上列車及び超伝導推進船舶などの分野で利用される。
本発明は超伝導線材のラミネーションを提供する。
本発明は超伝導線材の製造方法を提供する。前記方法は一面、前記一面の逆を向く他面、及び前記一面と前記他面を連結する両側面によって形成される外部表面を有する超伝導テープを提供することと、前記超伝導テープの外部表面の上に銅層を形成することと、前記銅層が形成された超伝導テープの前記一面及び前記他面の上に第1金属テープ及び第2金属テープをそれぞれ接着することを含み、前記銅層を形成することは、物理的蒸着方法で前記超伝導テープの前記一面、前記他面及び前記側面を覆うように銅保護層を形成することと、電気メッキ方法で前記銅保護層の上に銅安定化層を形成することを含む。
一例として、前記銅保護層はスパッタリング工程で形成され、前記スパッタリング工程の間に前記超伝導テープをツイストして前記銅保護層が前記超伝導テープの前記一面、前記他面及び前記側面を完全に覆うようにする。
一例として、前記銅保護層は前記一面及び前記他面の上よりも前記側面の上で薄く形成される。
一例として、前記銅安定化層を形成することは前記電気メッキ方法で発生する水素イオンを分離する工程を含む。
一例として、前記電気メッキ方法は電気分解された硫酸溶液を使用する。
一例として、前記銅安定化層を形成することは前記超伝導テープをベーキングすることを含む。
一例として、前記電気メッキ方法は、電気メッキのためのメッキ部の底から酸素、窒素又は空気の気泡を供給することを含む。
一例として、前記方法は前記銅層の上に酸化防止層を形成することを、更に含む。
一例として、前記酸化防止層はクロムを含有する膜又は二酸化ケイ素系の無機化合物の膜である。
一例として、前記金属テープはステンレス鋼、銅、アルミニウム、ニッケル又はそれらの合金を含有する。
一例として、前記第1金属テープ及び第2金属テープを接着することは、前記金属テープと前記銅層が形成された超伝導テープの間に半田を提供することを含む。
一例として、前記第1金属テープ及び第2金属テープを接着することは、前記銅層が形成された超伝導テープと前記金属テープを、互いに向き合う一対の弾性体の間に提供することと、前記弾性体を押して前記半田の残留物を除去することを含む。
一例として、前記方法は、前記銅層が形成された超伝導テープの上に前記第1及び第2金属テープを接着する前に、前記超伝導テープの一側面の上の前記銅層の一側と前記第1及び第2金属テープの一側を整列させることを、更に含む。
一例として、前記銅層が形成された超伝導テープの一側面上での前記半田の厚さは、前記銅層が形成された超伝導テープの他側面上でのそれとは異なる。
一例として、前記一側面の上での前記半田の厚さは、前記他側面の上でのそれよりも薄い。
一例として、前記第1及び第2金属テープの他側は、前記超伝導テープの他側面の上の前記銅層の他側から突出する。
前記方法は、一面、前記一面の逆を向く他面、及び前記一面と前記他面を連結する両側面によって形成される外部表面を有する超伝導テープを提供することと、前記超伝導テープの外部表面の上を銅層で覆うことと、前記銅層で覆われた超伝導テープを第1金属テープと第2金属テープとの間に提供することと、前記超伝導テープの一側面の上の前記銅層の一側と前記第1及び第2金属テープの一側を整列させることと、前記半田を使用して前記銅層で覆われた前記超伝導テープの前記一面及び前記他面の上に第1金属テープ及び第2金属テープをそれぞれ接着することを含む方法でもよい。
一例として、前記銅層で覆われた超伝導テープの一側面上での前記半田の厚さは、前記銅層で覆われた超伝導テープの他側面上でのそれよりも薄く形成される。
一例として、前記第1及び第2金属テープの他側は前記超伝導テープの他側面を覆う銅層の一側から突出するように形成される。
本発明は超伝導線材を提供する。前記超伝導線材は一面、前記一面の逆を向く他面、及び前記一面と前記他面を連結する両側面によって形成される外部表面を有する超伝導テープと、前記超伝導テープの外部表面を覆う銅層と、前記銅層によって覆われた超伝導テープの前記一面及び前記他面にそれぞれ接着された第1金属テープ及び第2金属テープと、前記超伝導テープの前記一面と前記第1金属テープとの間、及び前記超伝導テープの前記他面と前記第2金属テープとの間の半田を含み、前記超伝導テープの一側面上での前記半田の厚さは、前記超伝導テープの他側面上でのそれとは異なる。
一例として、前記一側面上での前記半田の厚さは、前記他側面上でのそれよりも薄い。
一例として、前記第1及び第2金属テープの他側は前記超伝導テープの他側面の上の銅層の他側から突出する。
一例として、前記超伝導テープの一側面を覆う前記銅層の一側と前記第1及び第2金属テープの一側は整列される。
一例として、前記超伝導線材は、前記銅層の上の酸化防止層を更に含む。
本発明によれば、超伝導テープが容易にラミネートされる。
本発明による超伝導線材の製造方法のフローチャートである。 超伝導テープの構造を概念的に示す図である。 本発明の一実施例による銅保護層形成ユニットを概念的に説明する図である。 本発明の一実施例によって銅保護層形成ユニットに提供される超伝導テープを示す図である。 本発明の一実施例によって超伝導テープの上に銅保護層が形成されていることを示す図である。 本発明の一実施例による銅安定化層形成ユニットを概念的に説明する図である。 本発明の一実施例による銅安定化層形成ユニットの発泡装置を概念的に説明する図である。 本発明の一実施例によって超伝導テープの上に銅安定化層が形成されていることを示す図である。 本発明の一実施例によって超伝導テープの上に酸化防止層が形成されていることを示す図である。 本発明の一実施例による積層ユニットを概念的に説明する図である。 図9のI−I’線断面図である。 図9のII−II’線断面図である。 本発明の実施例によって金属テープが付着された超伝導線材を示す図である。 本発明の実施例によって金属テープが付着された超伝導線材を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい一実施例を詳細に説明する。しかし、本発明は、ここで説明される実施例に限定されず、他の形で具体化されてもよい。ここで紹介される実施例は、開示内容が徹底で完全なものになるように、そして当業者に本発明の思想が十分に伝達されるように提供するものである。また、好ましい実施例によるものであるため、説明の順番によって提示される参照符号は、必ずしもその順番に限らない。
図1は、本発明の概念による超伝導線材の製造方法のフローチャートである。図1に示すように、外部表面を有する超伝導テープを提供する(S10)。超伝導テープの外部表面の上に銅層を形成する(S20)。銅層を形成することは、物理的蒸着法で銅保護層を形成すること(S21)と、銅保護層の上に電気メッキ方法で銅安定化層を形成すること(S22)を含む。銅層が形成された超伝導テープの一面及び一面の逆を向く他面の上に、第1金属テープ及び第2金属テープをそれぞれ接着する(S30)。
図2は、超伝導テープの構造を概念的に示す図である。図1及び図2に示すように、一面12、他面13及び両側面14によって形成される外部表面11を有する超伝導テープ10を提供する(S10)。他面13は一面12の逆を向き、両側面14は一面と他面を連結する。両側面14は一側面14a及び他側面14bを含む。超伝導テープ10は基板1及び基板1の上に順次に積層されたIBAD層2、バッファ層3、超伝導層4及び保護層5を含む。一面12は保護層5の上面であり、他面13は基板1の底面である。
基板1は、2軸配向された集合組織(biaxially aligned textured structure)を有する。基板1は金属基板である。金属基板は圧延熱処理されたNi,Ni系合金(Ni−W,Ni−Cr,Ni−Cr−Wなど)、ステンレス、銀、銀合金、Ni−銀複合体などの立方晶系金属である。基板1は線材のテープ形状を有する。
基板1の上にIBAD層2が形成される。IBAD層2は順次に積層された拡散防止層(例えばAl)、シード層(例えばY)及びMgO層を含む。IBAD層2はIBAD方法で形成される。MgO層の上にエピタキシャルャル成長されたホモエピMgO(homoepi−MgO)層が更に形成されてもよい。IBAD層2の上にバッファ層3が形成されてもよい。バッファ層3はLaMnO,LaAlO又はSrTiOを含む。バッファ層3はスパッタリング方法で形成される。IBAD層2及びバッファ層3は、金属基板とその上部の超伝導物質との反応を防止し、2軸配向された集合組織の結晶性を伝達する役割をする。
バッファ層3上に超伝導層4が形成される。超伝導層4を形成することは、超伝導前駆体膜を形成しそれを熱処理することを含む。
超伝導前駆体膜は結晶化が進行されていない非晶質状態として理解される。超伝導前駆体膜は、例えば希土類元素(RE)、銅(Cu)及びバリウム(Ba)のうち少なくとも一つを含有する。超伝導前駆体膜は多様な方法で形成される。超伝導前駆体膜は、例えば反応性同時蒸着(reactive co−evaporation)法、レーザアブレーション(laser ablation)法、CVD法,有機金属蒸着法(Metal Organic Deposition:MOD)法又はゾルゲル(sol−gel)法で形成される。
一方法として、超伝導前駆体膜は蒸着法で形成される。蒸着法は、希土類元素(RE)、銅(Cu)及びバリウム(Ba)のうち少なくとも一つを入れた器に電子ビームを照射し、生成される金属蒸気(metal vapor)を基板の上に提供して超伝導前駆体膜を蒸着する。希土類元素(RE)はイットリウム(Y)及びランタン系列の元素又はそれらの組み合わせであると理解される。ランタン系列の元素は、公知のようにLa,Nd,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Luなどを含む。
他の方法として、超伝導前駆体膜は有機金属蒸着法で製造されてもよい。例えば、溶媒中に希土類−アセテート、バリウム−アセテート、銅−アセテートを溶解させ、蒸発、蒸留及び還流させることによって、金属前駆溶液を製造する。基板の上に前駆溶液を塗布する。
超伝導前駆体膜が形成された基板1は熱処理され、基板1の上で超伝導層4がエピタキシャル成長する。
超伝導層4の上に保護層5が形成される。保護層5は、銀(Ag)で形成される。保護層5は外部環境から超伝導層4を保護する機能をする。
図3Aは本発明の一実施例による銅保護層形成ユニット100を概念的に示す図であり、図3Bは銅保護層形成ユニット100に提供される超伝導テープ10を示す図である。図4は、超伝導テープの上に銅保護層21が形成されていることを示す図である。
図3A及び図3Bを参照すると、銅保護層形成ユニット100は第1リール・ツー・リール(real to reel)装置110及び蒸着部120を含む。蒸着部120は工程チェンバー(図示せず)内に提供される。詳しくは、工程チェンバーは超伝導テープ10の上に銅保護層を形成する蒸着工程が行われる空間を提供するものであって、大気圧以下の圧力(例えば、数Torr以下)を提供する。
蒸着部120は第1リール・ツー・リール装置110を介在して提供された第1及び第2蒸着部121,122を含む。一実施例として、第1及び第2蒸着部121,122は物理的蒸着法(例えば、スパッタリング)を利用して超伝導テープ10の上に銅保護層21を形成する。例えば、第1及び第2蒸着部121,122はスパッタリングターゲットである。超伝導テープ10は第1リール・ツー・リール装置220によってツイスト(twist)される。それによって、銅保護層21が超伝導テープ10の一面12及び他面13の両方に形成される。更に、一面12と他面13を連結する両側面14の上にも銅保護層21が形成される。銅保護層21の厚さは大よそ0.5〜4.0mmである。銅保護層21は、一面12と他面13の上よりも、側面14の上で更に薄く形成される(図4を参照)。
図5は、本発明の一実施例による銅安定化層形成ユニット200を概念的に示す図である。図6は、超伝導テープの上に銅安定化層22が形成されていることを示す図である。
図5を参照すると、銅安定化層形成ユニット200は第2リール・ツー・リール装置220及びメッキ部230を含む。メッキ部230は第1及び第2メッキ部231,232を含む。一実施例として、第1及び第2メッキ部231,232は、硫酸銅(II)五水和物と硫酸を混ぜたメッキ溶液234の中に収容された陽極235を含む。陽極235は、含リン銅(リンを含有する銅)である。第1及び第2メッキ部231,232のメッキ溶液内に超伝導テープ10が提供される。超伝導テープ10は負極に帯電される。一般的な技術によると、超伝導テープ10は硫酸を含有するメッキ溶液234及び/又は洗浄工程によって損傷を受ける恐れがある。本発明によると、銅保護層21は超伝導テープ10がメッキ溶液234及び/又は洗浄工程によって損傷を受けることを防止することができる。
更に、メッキ溶液234に含有された水素イオンが超伝導テープ10の上に残存する可能性がある。このような水素イオンは超伝導テープ10を損傷する恐れがある。銅安定化層22を形成する間及び/又はその後、水素イオンは除去(分離)されることが好ましい。水素イオンの除去のために多様な方法が使用される。
一例として、第1及び第2メッキ部231,232の底から酸素、窒素又は空気の気泡を供給して水素イオンが超伝導テープ10の上に残存することを減らすことができる(図6を参照)。図6は、メッキ溶液234の中に収容された陽極235の下のバブラー237から酸素又は空気の気泡が供給されることを示す図である。酸素、窒素又は空気の気泡は超伝導テープ10の表面を通ってメッキ溶液234の上に上昇する。
一例として、メッキ溶液234に含まれた硫酸として一般的な硫酸ではなく電気分解された硫酸を使用する。電気分解された硫酸を製造する工程について説明する。下記反応式に示すように、硫酸と水が混合された硫酸溶液が電気分解される。
SO=2H+SO 2−
本発明において、電気分解された硫酸はSO 2−を含むと理解される。硫酸が電気分解されることで発生するイオン化された水素(例えば、H)は、Hに変換されて除去される。例えば、イオン化された水素は負極近くで水素ガス(H)の状態で除去される。
一例として、メッキされた超伝導テープ10をベーキングする。ベーキング工程は10−6torr乃至常圧及び常温以上で行われる。ベーキング工程は、例えば大よそ1mtorrの圧力及び大よそ200℃の温度で行われる。ベーキング工程によって超伝導テープ10の上に残存する水素を除去する。
図7に示すように、銅保護層21に銅安定化層22が電気メッキされる。銅保護層21は銅安定化層22の電気メッキのためのシード層として機能する。銅安定化層22は、超伝導テープ10の一面、他面及び側面の上に、均一に形成される。銅安定化層22の厚さは大よそ15〜20mmである。
銅層20は銅保護層21及び銅保護層21の上の銅安定化層22を含む。銅層20は超伝導テープ10の外部表面11全体を囲んで超伝導テープ10をカプセル化する。それによって、超伝導テープ10が安定的に保護される。本発明の実施例によると、外部のガス及び有害物質の浸透から超伝導テープをより安定的に保護するために、銅層をより高密度に形成することができる。
図8に示すように、銅層20を覆う酸化防止層25を更に形成する。酸化防止層25を形成することはクロメート処理を含む。クロメート処理によって、銅の上にクロム酸クロムを主成分とする薄い皮膜が形成される。皮膜形成の主反応は、クロム酸又は重クロム酸塩を主成分とする溶液中の酸によって銅が溶解され、重クロム酸イオンなどを還元するために銅界面での水素イオンの濃度が低下する。それによって、銅表面に沈殿物が沈着して複雑な成分のクロメート皮膜が形成される。クロメート皮膜を乾燥して水分を除去すると、微細な亀裂がある状態の硬い皮膜になる。このような酸化防止層25はクロムを含有する層である。それとは異なって、酸化防止層25は二酸化ケイ素系の無機化合物であってもよい。二酸化ケイ素系の無機化合物は、例えばリチウム化合物、シリコーン化合物及び添加剤を含む。二酸化ケイ素系の無機化合物の少なくとも一部は、後の工程の必要に応じて除去されてもよい。
酸化防止層25は、銅層20の表面が酸化されて銅層20とそれに接触する他の導線との接触抵抗が増加することを防止する。後の図面では酸化防止層25が図示されないが、本発明の概念によると銅層20の上に酸化防止層25が存在してもよい。
以下の明細書及び特許請求の範囲において、銅層20が形成された超伝導テープ10を超伝導テープ10と称する。そのため超伝導テープ10を覆う銅層20の一側20aは超伝導テープ10の一側面14aの上にあり、超伝導テープ10を覆う銅層20の他側20bは超伝導テープ10の他側面14bの上にある。更に、酸化防止層25が存在する場合、銅層の一側20a及び他側20bはそれぞれ酸化防止層25の一側及び他側を意味する。
図9は、本発明の一実施例による積層ユニット30を概念的に説明する図である。図10A及び図10Bは、それぞれ図9のI−I’線及びII−II’線に沿って、超伝導テープ10、第1及び第2金属テープ31,32が投入される側から見た断面図である。
図9、図10A及び図10Bを参照すると、積層ユニット300は半田ポート310、第3リール・ツー・リール装置及び圧着部330を含む。
半田ポート310はその内部に半田35を含む。半田35は錫(62%)、鉛(36%)及び/又は銀(2%)を含む。
第3リール・ツー・リール装置は、第1及び第2金属テープ31,32を提供する第1及び第2リール部321,322と、超伝導テープ10を提供する第3リール部323と、超伝導線材40を巻き取る第4リール部324とを含む。第3リール部323は第1リール部321と第2リール部322からの第1及び第2金属テープ31,32の間に超伝導テープ10を提供する。超伝導テープ10、第1及び第2金属テープ31,32は半田ポート310の半田35に浸された後、超伝導線材40になって第4リール部324に提供される。半田35は、第1金属テープ31と超伝導テープ10の一面との間、及び第2金属テープ32と超伝導テープ10の他面との間に、提供される。半田35と第1及び第2金属テープ31,32は、例えば40〜120mmの厚さを有する。第1及び第2金属テープ31,32は金属又は金属合金を含む。第1及び第2金属テープ31,32は、例えばステンレス鋼、銅、アルミニウム、ニッケル又はそれらの合金を含有する。
圧着部330の前にガイド部320が設けられる。ガイド部320は第1及び第2金属テープ31,32の間に挟まれた超伝導テープ10を圧着部330にガイドする。ガイド部320は、超伝導テープ10の一側面14aの上の銅層の一側20aと、第1及び第2金属テープ31,32の一側31a,32aを、整列させる。例えば、ガイド部320は、超伝導テープ10の一側面14aの上の銅層の一側20aと、第1及び第2金属テープ31,32の一側31a,32aに、接触する。それによって、第1及び第2金属テープ31,32は、それぞれ銅層20が形成された超伝導テープ10の一面12及び他面13を、完全に覆う。銅層20が形成された超伝導テープ10の一面12及び他面13は、安定的に保護される。更に、第1及び第2金属テープ31,32の幅が、銅層20が形成された超伝導テープ10の幅より大きい場合、第1及び第2金属テープ31,32の他側31b,32bは、超伝導テープ10の他側面14bの上の銅層20の他側20bから、突出する。このようなガイド部320がなければ、超伝導テープ10と第1及び第2金属テープ31,32が整列されない恐れがある。例えば、超伝導テープ10が、第1及び第2金属テープ31,32の少なくとも一方から外れる恐れがある。
圧着部330は、第1乃至第3リール部321,322,323と第4リール部324の間の半田ポート310の内部に設けられる。圧着部330は、一対の圧着部本体331,332と、これらの間の一対の弾性体334,335(例えば、シリコーンゴム)とで、形成される。圧着部330は、超伝導テープ10、第1及び第2金属テープ31,32を圧着し、超伝導テープ10、第1金属テープ31及び第2金属テープ32を接着する。それと共に圧着部330は、銅層20が形成された超伝導テープ10の一側面14a及び/又は他側面14bの上の不必要な半田残留物を除去して、超伝導テープ10の一面12と第1金属テープ31との間、そして超伝導テープ10の他面13と第2金属テープ32との間に、半田35が残されるようにする。除去された半田残留物は、半田ポート310に回収されて再使用される。
図11A及び図11Bは、超伝導テープ10の両面の上に金属テープ31,32が付着された超伝導線材40を示す図である。
図2及び図11Aを参照すると、本発明の一実施例による超伝導線材40は超伝導テープ10、超伝導テープ10の外部表面の上の銅層20、銅層20が形成された超伝導テープ10の一面12及び他面13の上にそれぞれ接着された第1金属テープ31及び第2金属テープ32、並びに超伝導テープ10の一面12と第1金属テープ31との間、並びに超伝導テープ10の他面13と第2金属テープ32との間の半田35を含む。超伝導テープ10の外部表面11は、一面12と、一面12の逆を向く他面13と、一面12と他面13を連結する両側面によって形成される。
銅層20が形成された超伝導テープ10の一側面14a上での半田35の厚さは、銅層20が形成された超伝導テープ10の他側面14b上でのそれ(半田35の厚さ)とは異なり得る。例えば、銅層20が形成された超伝導テープ10の一側面14a上での半田35の厚さは、銅層20が形成された超伝導テープ10の他側面14b上でのそれより薄くてもよい。更に、半田35は銅層20が形成された超伝導テープ10の一側面14aの上から十分に除去され、第1及び第2金属テープ31,32の他側31b、32bと超伝導テープ10の他側面14bの上の銅層20の他側20bの間に残存する。図11Aに示したのは、第1金属テープ31及び第2金属テープ32の幅が、銅層20が形成された超伝導テープ10の幅より大きい場合である。
図2及び図11Bに示すように、本発明の他の実施例において、半田35は、銅層20が形成された超伝導テープ10の一側面14a及び他側面14bの上から、十分に除去される。半田35は、超伝導テープ10の一面12と第1金属テープ31との間、及び超伝導テープ10の他面13と第2金属テープ32との間に残存する。図11Bに示したのは、第1金属テープ31及び第2金属テープ32の幅が、銅層20が形成された超伝導テープ10の幅と同じ場合である。

Claims (24)

  1. 一面、前記一面の逆を向く他面、及び前記一面と前記他面を連結する両側面によって形成される外部表面を有する超伝導テープを提供することと、
    前記超伝導テープの外部表面の上に銅層を形成することと、
    前記銅層が形成された超伝導テープの前記一面及び前記他面の上に第1金属テープ及び第2金属テープをそれぞれ接着することを含み、
    前記銅層を形成することは、
    物理的蒸着方法で前記超伝導テープの前記一面、前記他面及び前記側面を覆うように銅保護層を形成することと、
    電気メッキ方法で前記銅保護層の上に銅安定化層を形成することを含む、
    超伝導線材の製造方法。
  2. 前記銅保護層は、スパッタリング工程で形成され、前記スパッタリング工程の間に前記超伝導テープをツイストして前記銅保護層が前記超伝導テープの前記一面、前記他面及び前記両側面を完全に覆うようにする、
    請求項1に記載の超伝導線材の製造方法。
  3. 前記銅保護層は、前記一面及び前記他面の上よりも、前記側面の上で更に薄く形成される、
    請求項2に記載の超伝導線材の製造方法。
  4. 前記銅安定化層を形成することは、前記電気メッキ方法で発生する水素イオンを分離する工程を含む、
    請求項1に記載の超伝導線材の製造方法。
  5. 前記電気メッキ方法は、電気分解された硫酸溶液を使用する、
    請求項4に記載の超伝導線材の製造方法。
  6. 前記銅安定化層を形成することは、前記超伝導テープをベーキングすることを含む、
    請求項4に記載の超伝導線材の製造方法。
  7. 前記電気メッキ方法は、電気メッキのためのメッキ部の底から酸素、窒素又は空気の気泡を供給することを含む、
    請求項4に記載の超伝導線材の製造方法。
  8. 前記銅層の上に酸化防止層を形成することを、更に含む、
    請求項1に記載の超伝導線材の製造方法。
  9. 前記酸化防止層は、クロムを含有する膜又は二酸化ケイ素系の無機化合物の膜である、
    請求項8に記載の超伝導線材の製造方法。
  10. 前記金属テープは、ステンレス鋼、銅、アルミニウム、ニッケル又はそれらの合金を含有する、
    請求項1に記載の超伝導線材の製造方法。
  11. 前記第1金属テープ及び第2金属テープを接着することは、前記金属テープと前記銅層が形成された超伝導テープの間に半田を提供することを含む、
    請求項1に記載の超伝導線材の製造方法。
  12. 前記第1金属テープ及び第2金属テープを接着することは、
    前記銅層が形成された超伝導テープと前記金属テープを、互いに向き合う一対の弾性体の間に提供することと、
    前記弾性体を押して前記半田の残留物を除去することを含む、
    請求項11に記載の超伝導線材の製造方法。
  13. 前記銅層が形成された超伝導テープの上に第1及び第2金属テープを接着する前に、前記超伝導テープの一側面の上の前記銅層の一側と、前記第1及び第2金属テープの一側を、整列させることを、更に含む、
    請求項11に記載の超伝導線材の製造方法。
  14. 前記銅層が形成された超伝導テープの一側面上での前記半田の厚さは、前記銅層が形成された超伝導テープの他側面上でのそれとは異なる、
    請求項13に記載の超伝導線材の製造方法。
  15. 前記一側面上での前記半田の厚さは、前記他側面上でのそれよりも薄い、
    請求項14に記載の超伝導線材の製造方法。
  16. 前記第1及び第2金属テープの他側は前記超伝導テープの他側面の上の前記銅層の他側から突出する、
    請求項13に記載の超伝導線材の製造方法。
  17. 一面、前記一面の逆を向く他面、及び前記一面と前記他面を連結する両側面によって形成される外部表面を有する超伝導テープを提供することと、
    前記超伝導テープの外部表面の上を銅層で覆うことと、
    前記銅層で覆われた超伝導テープを第1金属テープと第2金属テープとの間に提供することと、
    前記超伝導テープの一側面の上の前記銅層の一側と前記第1及び第2金属テープの一側を整列させることと、
    半田を使用して、前記銅層で覆われた超伝導テープの前記一面及び前記他面の上に第1金属テープ及び第2金属テープをそれぞれ接着することを含む、
    超伝導線材の製造方法。
  18. 前記銅層で覆われた超伝導テープの一側面上での前記半田の厚さは、前記銅層で覆われた超伝導テープの他側面上でのそれよりも薄く形成される、
    請求項17に記載の超伝導線材の製造方法。
  19. 前記第1及び第2金属テープの他側は、前記超伝導テープの他側面の上の前記銅層の他側から突出するように形成される、
    請求項18に記載の超伝導線材の製造方法。
  20. 一面、前記一面の逆を向く他面、及び前記一面と前記他面を連結する両側面によって形成される外部表面を有する超伝導テープと、
    前記超伝導テープの外部表面を覆う銅層と、
    前記銅層によって覆われた超伝導テープの前記一面及び前記他面の上にそれぞれ接着された第1金属テープ及び第2金属テープと、
    前記超伝導テープの前記一面と前記第1金属テープとの間、並びに前記超伝導テープの前記他面と前記第2金属テープとの間の半田と、を含み、
    前記超伝導テープの一側面上での前記半田の厚さは、前記超伝導テープの他側面上でのそれとは異なる、
    超伝導線材。
  21. 前記一側面上での前記半田の厚さは、前記他側面上でのそれよりも薄い、
    請求項20に記載の超伝導線材。
  22. 前記第1及び第2金属テープの他側は、前記超伝導テープの他側面の上の前記銅層の他側から突出する、
    請求項20に記載の超伝導線材。
  23. 前記超伝導テープの一側面を覆う前記銅層の一側と、前記第1及び第2金属テープの一側とが、整列された、
    請求項20に記載の超伝導線材。
  24. 前記銅層の上の酸化防止層を、更に含む、
    請求項20に記載の超伝導線材。
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