JP2016226098A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】トルクが作用する対向空隙を複数化(すなわちマルチギャップ化)して小型高出力化を図ることである。
【解決手段】回転電機10の一例である回転電機10Aにおいて、多相巻線11b,11dの端部であるコイルエンド部CE1,CE2は、電機子鉄心11a,11cと、磁極13am,13bmまたは界磁ヨーク部12bとによる磁気回路MC1,MC2により取り囲まれ、電機子鉄心11a,11cと磁極13am,13bmとが対向する複数の対向空隙G1a,G1bを有するマルチギャップ構成とした。この構成によれば、ブラシレス可変界磁が可能で、かつ、複数の対向空隙G1a,G1bが構成されるためにトルク作用面が増えて体格の割に高出力を実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、多相巻線、電機子鉄心および複数の磁極を含む磁気回路を有する回転電機に関する。
小型高性能、長寿命で高信頼のためには、永久磁石界磁のブラシレス構造をとることが一般的である。広い回転域で使用する用途においては、界磁の強さを可変にすることが求められる。ところが、前述の永久磁石界磁では界磁を可変にすることが困難であるため、損失が生じたり、特性に限界があったりした。そこで、永久磁石界磁でなく、巻線界磁方式をとることが考えられる。巻線は永久磁石に比べてどうしても巻装スペースが大きくなるために、巻線を取り囲む鉄心も含めて、極めて大きな体積を必要とする。そのため、巻線界磁方式では、元々の小型高性能の課題を達成するのが困難になっていた。
従来では、永久磁石非励磁磁極を励磁する励磁コイルを適切な位置に配置することで、所望の磁気回路を形成してサイズを大型化することなく実現することを目的とするハイブリッド励磁式回転電機に関する技術の一例が開示されている(例えば特許文献1を参照)。このハイブリッド励磁式回転電機は、第1ロータコア及び第2ロータコアを有するロータと、ロータを回転させる回転磁界を発生させるステータと、ステータから径方向内側に突出して第1ロータコアと第2ロータコアとの隙間に配置された励磁コイルとを備える。
特開2013−212037号公報
しかし、特許文献1の技術を適用しても、第一に、ステータやロータがそれぞれ二つずつになるなど、部品数が多くなりどうしても大型になってしまう。また第二に、励磁コイルの起磁力がちょうど永久磁石磁極の極性に関してはその起磁力を弱める方向の作用となることから、励磁コイルの電流を増して出力増加はするものの永久磁石のもてるポテンシャルを抑制してしまうことになる。これらの二つの大きな課題があったため、大型化しがちであった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、小型化と可変界磁とを両立すべく、界磁巻線をもたず、可変界磁の実現を図るものである。そのため、多相巻線を利用して界磁起磁力を与えることを課題とする。さらには、トルクが作用する対向空隙を複数化(すなわちマルチギャップ化)して小型高出力化を図ることを課題とする。
上記課題を解決するためになされた発明は、多相巻線(11b,11d,11f)と、前記多相巻線を巻装した電機子鉄心(11a,11c,11e)と、前記電機子鉄心に対向して回転自在に配置された複数の磁極(13am,13bm)とを含む磁気回路(MC)を有する回転電機(10)において、前記多相巻線の端部は、前記電機子鉄心と、前記磁極または界磁ヨーク部(12b,12d)と、による前記磁気回路により取り囲まれ、前記電機子鉄心と前記磁極とが対向する空隙である対向空隙(G1a,G1b,G3a,G3b)は、複数であることを特徴とする。
電機子鉄心に巻装された多相巻線に、交流成分の有無を問わず、直流成分を通電する。多相巻線の端部を取り囲むように界磁ヨークを設ける。界磁ヨークの端部から、電機子鉄心と、電機子鉄心に巻装された多相巻線に鎖交する磁束を導くように、回転する複数の磁極を配置する。対向空隙が複数であるマルチギャップ構成とする。こうして、ブラシレスでかつ界磁が印加できるとともに、直流成分の大きさや向きを変えることで界磁制御ができる。よって、従来技術の問題点を解決する、すなわち界磁巻線がなくてもブラシレス可変界磁が可能となる。マルチギャップ構成によってトルク作用面が増える分、体格の割に高出力を実現できることになる。
なお、「電機子鉄心」は固定子鉄心と同義である。「外側」は径方向における外径側や外周側を意味し、「内側」は径方向における内径側や内周側を意味する。「回転子」は、円形状(円環状や円筒状等を含む)に成形される。「回転電機」は、回転する部材(例えば軸やシャフト等)を有する機器であれば任意である。例えば、発電機,電動機,電動発電機等が該当する。発電機には電動発電機が発電機の場合を含み、電動機には電動発電機が電動機の場合を含む。「多相巻線」は固定子巻線と同義であり、一本状の巻線でもよく、複数の導体線やコイルを電気的に接続して一本状にしたものでもよい。多相巻線の相数は、三相以上であれば問わない。「巻装」は巻いて装うことを意味し、巻き回す意味の「巻回」と同義に用いる。
回転電機の第1構成例を模式的に示す断面図である。 二重環の第1構成例を模式的に示す斜視図である。 図2に示すIII−III線の断面図である。 図2に示すIV−IV線の断面図である。 二重環の第2構成例を模式的に示す斜視図である。 回転電機の第2構成例を模式的に示す断面図である。 図6に示すVII−VII線の周方向に展開した断面図である。 図6に示すVIII−VIII線の断面図である。 多相巻線の巻装例を示す模式図である。 電力変換部の第1構成例を示す回路図である。 ロータ回転角と電流の関係例を示すグラフ図である。 電力変換部の第2構成例を示す回路図である。 電力変換部の第3構成例を示す回路図である。 各相の電流波形を示すタイムチャート図である。 半波整流部の構成例を示す回路図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。なお、特に明示しない限り、「接続する」という場合には電気的に接続することを意味する。各図は、本発明を説明するために必要な要素を図示し、実際の全要素を図示しているとは限らない。上下左右等の方向を言う場合には、図面の記載を基準とする。磁石については、断面図であるか否かを問わず、区別し易くするためにハッチ線を付す。英数字の連続符号は記号「〜」を用いて略記する。符号の英文字は大文字と小文字とで別の要素を意味する。例えば、図1に示す電機子11Aと電機子鉄心11aは別の要素である。部材間の固定方法は問わない。磁性材は、主に軟磁性材であるが、磁束が流れることを条件として材質(材料を含む)や構成などを問わない。
〔実施の形態1〕
実施の形態1は図1〜図5を参照しながら説明する。図1に示す回転電機10Aは、ダブルステータ型の回転電機10の一例である。この回転電機10Aは、複数の電機子11A,11B、回転子13A、軸受16、回転軸17などをハウジング12内に有する。なお図1では、第一環状部13aが断面となるように上側半分に示し、第二環状部13bが断面となるように下側半分に示す。
ハウジング12は、形状や材料等を任意に設定してよく、本形態では非磁性部12a,12cや界磁ヨーク部12b,12dなどを有する。筐体やフレームなどに相当するハウジング12は、少なくとも電機子鉄心11a,11cを支持して固定する。電機子鉄心11a,11cは、それぞれ図示を省略したティースやスロットを有する。またハウジング12は、軸受16を介して、回転軸17を回転自在に支持する。
電機子11A,11Bは、いずれも電機子11の一例である。外側の電機子11Aは、電機子鉄心11aや多相巻線11bなどを有する。電機子鉄心11aは、外側の非磁性部12aや界磁ヨーク部12bに固定され、多相巻線11bが巻装される。内側の電機子11Bは、電機子鉄心11cや多相巻線11dなどを有する。電機子鉄心11cは、内側の非磁性部12aや界磁ヨーク部12dに固定され、多相巻線11dが巻装される。電機子鉄心11a,11cは、いずれも磁性材で任意に構成してよい。例えば、電磁鋼板を積層させる構成としてもよく、単体の磁性材で構成してもよく、これらの形状を問わない。
多相巻線11bと多相巻線11dは、いずれも電機子巻線,固定子巻線,ステータコイルなどに相当する。多相巻線11b,11dは、図1に凡例で示す向きに電流が流れるようにそれぞれ電機子鉄心11a,11cに巻装される。多相巻線11bと多相巻線11dとの間は、その一部または全部が軸方向の片側端部(例えば図1の左側端部)において一連となるように渡り部18で接続される。渡り部18は、多相巻線11b,11dと同様の導電線材である。電機子鉄心11a,11cに対する多相巻線11b,11dの巻装例については後述する(図9を参照)。多相巻線11b,11dに通電する多相交流(交流成分に相当する)によって電動駆動制御が行える。
回転子13Aは、回転子13の一例である。この回転子13Aは、第一環状部13aや第二環状部13bなどを有する。第一環状部13aと第二環状部13bは、いずれも固定部材14によって支持部材15に固定される。第一環状部13aと第二環状部13bの具体的な構成例については後述する(図2〜図5を参照)。支持部材15は回転軸17に固定される。よって、回転子13Aと回転軸17は一体的に回転する。なお、支持部材15は「ディスク」とも呼ばれ、非磁性材により任意の形状で成形してよい。
多相巻線11bには、電機子鉄心11aから突出するコイルエンド部CE1を含む。多相巻線11dには、電機子鉄心11cから突出するコイルエンド部CE2を含む。コイルエンド部CE1,CE2は、渡り部18と反対側における軸方向の片側端部(例えば図1の右側端部)が該当する。多相巻線11bのコイルエンド部CE1は、電機子鉄心11a、界磁ヨーク部12bおよび回転子13Aの磁極(例えば図3に示す磁極13am)を含む磁気回路MC1により取り囲まれる。多相巻線11dのコイルエンド部CE2は、電機子鉄心11c、界磁ヨーク部12dおよび回転子13Aの磁極(例えば図4に示す磁極13bm)を含む磁気回路MC2により取り囲まれる。磁気回路MC1,MC2は、それぞれ磁気回路MCに相当する。渡り部18および多相巻線11b,11dへの通電で生じる磁束φ(後述する界磁磁束φfを含む)は、磁気回路MC1,MC2に作用するので、出力(例えばトルクや電力等)が高められる。
電機子鉄心11aと回転子13Aとの間には対向空隙G1aが設けられ、回転子13Aと電機子鉄心11cとの間には対向空隙G1bが設けられる。対向空隙G1a,G1bの大きさ(あるいは間隔)は、磁気回路MC1,MC2が形成できる範囲において、それぞれ任意に設定してよい。G1a=G1bでもよく、G1a≠G1bでもよい。対向空隙G1a,G1bに接する電機子鉄心11a,11cの対応面と、回転子13Aの対応面は、それぞれ磁束φが流れてトルクが作用するトルク作用面になる。
回転子13Aに含まれる第一環状部13aおよび第二環状部13bの構成例について、図2〜図5を参照しながら説明する。図2において、第一環状部13aは、軸方向に突出して、周方向に並ぶ複数の磁極13am(磁極群に相当する)を有する。第二環状部13bは、軸方向に突出して、周方向に並ぶ複数の磁極13bm(磁極群に相当する)を有する。磁極13amの数と磁極13bmの数は、それぞれ任意に設定してよく、通常は同数である。
第一環状部13aと第二環状部13bは、同心二重環構成となり、二重環の外側と内側とを磁束φの出入口として構成する。すなわち、二重環の外側である第一環状部13aは電機子鉄心11aや界磁ヨーク部12bとの間で磁束φが流れ、二重環の内側である第二環状部13bは電機子鉄心11cや界磁ヨーク部12dとの間で磁束φが流れる(図1をも参照)。
図3,図4には回転子13Aの第1構成例を示す。図3には主に第一環状部13aの断面を示し、図4には主に第二環状部13bの断面を示す。図3に示す第一環状部13aは、第一極性となる磁極13amと、環状に形成される環状部本体13ar(極環に相当する)などを有する。図4に示す第二環状部13bは、第二極性となる磁極13bmと、環状に形成される環状部本体13br(極環に相当する)などを有する。図3,図4に示すように、第一環状部13aと第二環状部13bとの間は、接しておらず、磁束φが漏れないように空隙G2が設けられる。第一極性と第二極性は異なる極性である。第一極性がN極のときは第二極性がS極になり、第一極性がS極のときは第二極性がN極になる。
図5には回転子13Aの第2構成例を示す。第2構成例は、図3,図4に示す第1構成例と比べて、周方向に隣り合う磁極13am,13bmの間に複数の磁石M1が配置される。個々の磁石M1によって生じる磁束φは、第一環状部13aや第二環状部13bを介して、磁気回路MC1,MC2に作用させることができる。
上述した実施の形態1によれば、以下に示す各作用効果を得ることができる。
(1)回転電機10Aにおいて、多相巻線11b,11dの端部であるコイルエンド部CE1,CE2は、電機子鉄心11a,11cと、磁極13am,13bmまたは界磁ヨーク部12bとによる磁気回路MC1,MC2により取り囲まれ、電機子鉄心11a,11cと磁極13am,13bmとが対向する複数の対向空隙G1a,G1bを有するマルチギャップ構成とした(図1を参照)。この構成によれば、ブラシレス可変界磁が可能で、かつ、複数の対向空隙G1a,G1bが構成されるためにトルク作用面が増えて体格の割に高出力を実現できる。
(2)複数の磁極13am,13bmで構成される回転子13Aと、回転子13Aを挟むように配置される複数の電機子鉄心11a,11cとを有し、磁気回路MC1,MC2は複数の電機子鉄心11a,11cについてそれぞれに形成される(図1〜図5を参照)。この構成によれば、複数の電機子11にそれぞれ含まれる多相巻線11bの端部について起磁力を両方とも利用することができる。
(3)回転子13Aは、第一環状部13aから軸方向に突出した第一極性の磁極13amと、第二環状部13bから軸方向に突出して第一極性とは異なる第二極性の磁極13bmとを含み、第一環状部13aと第二環状部13bは同心二重環構成となり、二重環の外側と内側とを磁束φ(界磁磁束φfを含む)の出入口として構成した(図1〜図5を参照)。この構成によれば、複数の電機子鉄心11a,11cの間に第一極性と第二極性が交互配置された一つの回転子13Aを構成することができる。
(4)複数の電機子鉄心11a,11cにそれぞれ巻装される多相巻線11b,11dは、軸方向の片側端部において一連となるように渡り部18で接続される構成とした(図1を参照)。この構成によれば、軸方向の片側が渡り部18によって多相巻線11bと多相巻線11dが接続されるので、軸方向の寸法が抑制される。
(5)周方向に隣り合う磁極13am,13bmの間には磁石M1が配置される構成とした(図5を参照)。この構成によれば、磁石M1によって生じる磁束φを利用できるので、高性能化できる。
〔実施の形態2〕
実施の形態2は図6〜図8を参照しながら説明する。なお図示および説明を簡単にするため、特に明示しない限り、実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。よって、主に実施の形態1と相違する点を説明する。
図6に示す回転電機10Bは、ダブルロータ型の回転電機10の一例である。この回転電機10Bは、電機子11C、複数の回転子13B,13C、軸受16、回転軸17などをハウジング12内に有する。なお図6では、第二ロータ部材13e,13gが断面となる上側半分を示し、第一ロータ部材13c,13fが断面となる部位は省略する。
本形態のハウジング12は、実施の形態1に示すハウジング12(図1を参照)と比べて、さらに固定部材12eを有し、界磁ヨーク部12b,12dが無くなる。固定部材12eは、電機子11Cをハウジング12に固定するための非磁性部材である。
電機子11Cは、電機子11の一例である。電機子11Cは、電機子鉄心11eや多相巻線11fなどを有する。電機子鉄心11eは、上述した固定部材12eに固定され、多相巻線11fが巻装される。電機子鉄心11eは、実施の形態1に示す電機子鉄心11a,11cと同様に、磁性材で任意に構成してよい。電機子鉄心11eに含まれるティース11tやスロット11sの構成例については後述する(図8を参照)。
多相巻線11fは、実施の形態1に示す多相巻線11b,11dと同様にして電機子鉄心11eに巻装される。多相巻線11fのコイルエンド部CE3は、電機子鉄心11e、第二ロータ部材13e,13gおよび軟磁性体19を含む磁気回路MC3により取り囲まれる。図7に括弧内で示すように、第二ロータ部材13gには磁極13emを含む。磁気回路MC3は磁気回路MCに相当する。多相巻線11fへの通電で生じる磁束φ(後述する界磁磁束φfを含む)は、磁気回路MC3に作用するので、出力(例えばトルクや電力等)が高められる。
回転子13B,13Cは、いずれも回転子13の一例であり、電機子11Cを挟むように配置される。外側の回転子13Bは、第一ロータ部材13cや第二ロータ部材13eなどを有する。回転子13Bの構成例については後述する(図7を参照)。内側の回転子13Cは、第一ロータ部材13fや第二ロータ部材13gなどを有する。回転子13Bと回転子13Cは、軸方向の片側端部(例えば図6の右側端部)において軟磁性体19によって固定される。回転子13B,13Cは、支持部材15を介して回転軸17に固定される。よって、回転子13B,13Cと回転軸17は一体的に回転する。
回転子13Bと電機子11Cとの間には対向空隙G3aが設けられ、電機子11Cと回転子13Cには対向空隙G3bが設けられる。対向空隙G3a,G3bの大きさ(あるいは間隔)は、磁気回路MC3が形成できる範囲において、それぞれ任意に設定してよい。G3a=G3bでもよく、G3a≠G3bでもよい。対向空隙G3a,G3bに接する電機子鉄心11eの対応面と、回転子13B,13Cの対応面は、それぞれ磁束φが流れてトルクが作用するトルク作用面になる。
外側の回転子13Bに含まれる第一ロータ部材13cおよび第二ロータ部材13eの構成例について、図7を参照しながら説明する。図7において、第一ロータ部材13cは、軸方向に突出して所定形状(本形態では台形状)に成形され、周方向に並ぶ複数の磁極13cm(磁極群に相当する)を有する。第二ロータ部材13eは、軸方向に突出して所定形状(本形態では台形状)に成形され、周方向に並ぶ複数の磁極13em(磁極群に相当する)を有する。
複数の磁極13cmと複数の磁極13emは、互いに軸方向に反対方向に突出しており、互い違いになるように配置される。周方向に隣り合う磁極13am,13bmの間には磁石M2が配置される。複数の磁極13cmと複数の磁極13emは、非磁性の円環状部材13dで保持される。
内側の回転子13Cに含まれる第一ロータ部材13fおよび第二ロータ部材13gの構成例は、回転子13Bと同様であるので図示を省略する。第一ロータ部材13fは第一ロータ部材13cと同様に構成され、複数の磁極13fmを有する(図7の括弧内を参照)。第二ロータ部材13gは、第二ロータ部材13eと同様に構成され、複数の磁極13gmを有する(図7の括弧内を参照)。周方向に隣り合う磁極13fmと磁極13gmの間には磁石M2が配置される。ただし、回転子13Cは支持部材15に固定されるので、円環状部材13dが不要になる点で回転子13Bと相違する。
図8には、電機子11Cの電機子鉄心11eに含まれるティース11tやスロット11sの構成例を示す。ただし、図8は多相巻線11fを二点鎖線で示すとともに、ハウジング12の図示を省略している。電機子鉄心11eに含まれる複数のティース11tは、周方向に沿って配置され、セグメント構造をなす。セグメント構造は、ティース11tの相互間で鎖交磁束を流すバックヨーク通路を持たず、径方向だけ鎖交磁束を流す構造である。スロット11sは、周方向に隣り合うティース11tの相互間に形成され、多相巻線11fを収容して巻装する空間領域である。
上述した実施の形態2によれば、以下に示す各作用効果を得ることができる。
(6)電機子鉄心11eを挟むように配置され、複数の磁極13cm,13emで構成される複数の回転子13B,13Cを有し、複数の回転子13B,13Cは軸方向の片側端部において回転子13B,13Cどうしを軟磁性体19で固定される構成とした(図6,図7を参照)。この構成によれば、電機子11Cは一つで済むので、多相巻線11fの数を最小限に抑えることができる。
(7)複数の回転子13B,13Cのうちで外側の回転子13Bは、非磁性の円環状部材13dで保持される構成とした(図6〜図8を参照)。この構成によれば、円環状部材13dによって各極の固定支持力が強められる。また、対向空隙G3a,G3bでの回転に伴う磁気抵抗が低減するので、渦電流が生じにくい。
(8)電機子11Cの電機子鉄心11eは、セグメント構造のティース11tを有する構成とした(図8を参照)。この構成によれば、漏れ磁束が少なく抑えられ、リラクタンストルクを発揮しやすい。
〔実施の形態3〕
実施の形態3は図9〜図11を参照しながら説明する。なお図示および説明を簡単にするため、特に明示しない限り、実施の形態1,2で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。よって、主に実施の形態1,2と相違する点を説明する。
上述した実施の形態1に示す回転電機10Aには、図9に示すU相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11Wと、図10に示す電力変換部20Aとのうちで一方または双方を適用することができる。実施の形態2に示す回転電機10Bについても、同様である。電力変換部20Aは、回転電機10A,10Bに内蔵するか否かを問わずに備えてもよく、回転電機10A,10Bとは別個(例えば車両内)に備えてもよい。
図9には、実施の形態1に示す多相巻線11b,11dや、実施の形態2に示す多相巻線11fが三相巻線の場合の巻装例を示す。ただし、電機子鉄心11a,11c,11eの図示は省略する。本例の三相巻線は、U相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11Wであり、いずれの巻線も波状全節巻で巻装される。U相巻線11Uには、図1に示す電機子鉄心11a,11cや図6に示す電機子鉄心11eから突出するコイルエンド部CE(CE1,CE2,CE3)や、図8に示すスロット11sに収容されるスロット収容部SLなどを含む。コイルエンド部CEやスロット収容部SLなどを含む点については、V相巻線11VやW相巻線11Wについても同様である。波状全節巻は、周方向に所定ピッチ(例えば電気角の180度ごと)で、波状に軸方向と周方向とを交互に蛇行させる巻装形態である。U相巻線11UにはU相電流Iuが流れ、V相巻線11VにはV相電流Ivが流れ、W相巻線11WにはW相電流Iwが流れる。U相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11Wにそれぞれ流れるU相電流Iu,V相電流Iv,W相電流Iwの一例を実線の矢印で示す。なお、破線で示す矢印D1は、回転子13の回転方向の一例である。
図10に示すインバータINVは、電力変換部20Aや制御部21などを有する。電力変換部20Aは、電力変換部20の一例である。巻線の接続を分かり易くするために、U相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11Wを便宜的に示す。電力変換部20Aは、U相H型ブリッジUHB,V相H型ブリッジVHB,W相H型ブリッジWHBを有する。各相のH型ブリッジは同じ構成であるので、U相H型ブリッジUHBを代表して説明する。なお、符号「U」を「V」に置き換えて読めばV相H型ブリッジVHBになり、符号「U」を「W」に置き換えて読めばW相H型ブリッジWHBになる。
U相H型ブリッジUHBは、トランジスタQu1〜Qu4やダイオードDu1〜Du4などを有する。トランジスタQu1とトランジスタQu3が直列接続され、トランジスタQu2とトランジスタQu4が直列接続される。トランジスタQu1とトランジスタQu3の接続点と、トランジスタQu2とトランジスタQu4の接続点との間には、橋渡しするようにU相巻線11Uが接続される。ダイオードDu1〜Du4は、それぞれ還流のためにトランジスタQu1〜Qu4に並列接続される。ダイオードDu1〜Du4には、整流作用を有する半導体素子(例えばサイリスタやMOSFET等)を用いてもよい。
トランジスタQu1〜Qu4,Qv1〜Qv4,Qw1〜Qw4は、それぞれ個別に制御部21によって駆動が制御される。これらのトランジスタQu1〜Qu4,Qv1〜Qv4,Qw1〜Qw4は、オン/オフを制御できれば任意の半導体素子を適用してもよい。例えば、スイッチング素子を含むFET(具体的にはMOSFET,JFET,MESFET等)、IGBT、GTO、パワートランジスタなどが該当する。
制御部21は、図11に示すような制御を行って、三相巻線(すなわちU相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11W)にそれぞれ通電する。図11には、電気角で360度を1周期とする交流電流ia,ib,icの波形を示す。二点鎖線で示す交流電流ibは、多相交流の一相分であり、重畳前の基準波となる電流である。本形態の基準波には正弦波を適用するが、正弦波以外の波形(例えば矩形波等)を適用してもよい。
制御部21は、交流電流ibに対して直流成分(本例は直流電流Ip,Im)を重畳して通電する制御を行うことができれば、任意に構成してよい。当該制御には、交流電流ibの振幅,周波数,波形、直流電流Ip(Ip>0)の大きさ、直流電流Im(Im<0)の大きさは、いずれも独立して可変する制御を含む。例えば、実線で示す交流電流iaは、交流電流ibに対して直流電流Ipを重畳した電流である。一点鎖線で示す交流電流icは、交流電流ibに対して直流電流Imを重畳した電流である。直流成分の向きは、直流電流Ipのようなプラス方向か、直流電流Imのようなマイナス方向である。重畳する直流電流Ip,Imの大きさに応じて交流電流は矢印D2のように変化し、一例として図示する交流電流iaや交流電流icのようになる。
交流電流ib,icは、多相巻線11b,11d,11fの相ごとに流す。通常は、三相巻線(例えばU相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11W)のうちで、いずれか一相に流すとよい。U相巻線11Uに流せばU相電流になり、V相巻線11Vに流せばV相電流になり、W相巻線11Wに流せばW相電流になる。通電によって、多相巻線11b,11d,11f(特にコイルエンド部CE1,CE2,CE3)から、交流成分である交流電流ibに基づく磁束φや、直流成分である直流電流Ip,Imに基づく界磁磁束φfが生じる。これらの磁束φや界磁磁束φfは、磁気回路MC1,MC2,MC3に作用して出力(例えばトルクや電力等)を高めることができる(図1,図6を参照)。
制御部21は、上述した機能を実現できれば、CPUがプログラムを実行するソフトウェア構成でもよく、ハードウェアロジックで作動するハードウェア構成でもよい。
上述した実施の形態3によれば、以下に示す各作用効果を得ることができる。
(9)多相巻線11b,11d,11fは、波状に軸方向と周方向とを交互に蛇行した巻装をなす波状全節巻であり、少なくとも一相の多相巻線11b,11d,11fに直流成分を通じることで界磁磁束φfを生じさせる構成とした(図9〜図11を参照)。この構成によれば、図11に示す直流成分(すなわち直流電流Ipや直流電流Im)を重畳した交流電流ia,icを多相巻線11b,11d,11fに通電することにより、磁極13am,13bm,13cm,13emの直流励起ができ、界磁磁束φfが得られる。よって、小型化と可変界磁とが両立され、多相巻線11b,11d,11fを利用して界磁磁束φfによる界磁起磁力を与えることができる。
(10)相ごとに多相巻線11b,11d,11fの相巻線をフルブリッジに含めて構成される電力変換部20Aと、少なくとも一相の多相巻線11b,11d,11fに直流成分を通じる制御部21とを含むインバータINVを有する構成とした(図10を参照)。この構成によれば、半導体素子(例えばトランジスタやダイオード等)に流れる電流に偏りがなくなるので、半導体素子の故障率が低下して信頼性が高まる。
〔実施の形態4〕
実施の形態4は図12を参照しながら説明する。なお図示および説明を簡単にするため、特に明示しない限り、実施の形態1〜3で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。よって、主に実施の形態1〜3と相違する点を説明する。
上述した実施の形態1に示す回転電機10Aには、図9に示すU相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11Wと、図12に示す電力変換部22とのうちで一方または双方を適用することができる。実施の形態2に示す回転電機10Bについても、同様である。電力変換部22は、回転電機10A,10Bに内蔵するか否かを問わずに備えてもよく、回転電機10A,10Bとは別個(例えば車両内)に備えてもよい。
図12に示すインバータINVは、電力変換部22や制御部23などを有する。電力変換部22は、三相巻線(例えばU相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11W)で発電された電力を変換して電源Eに充電する機能を担う。U相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11WはY結線されるため、中性点Pmを有する。中性点Pmは、巻線の中間タップを用いて接続して実現してもよい。
電力変換部22は、トランジスタQu1,QmやダイオードDu1,Du3,Dv1,Dv3,Dw1,Dw3,Dmなどを有する。ダイオードDu1,Du3,Dv1,Dv3,Dw1,Dw3は、三相フルブリッジ型で構成される。ダイオードDmは、中性点PmとグラウンドGNDとの間に接続される。グラウンドGNDは共通電位であり、必ずしも0[V]とは限らない。接地されたグラウンドGNDは0[V]になる。
図12の構成例では、ダイオードDu1にトランジスタQu1が並列接続され、ダイオードDmにトランジスタQmが並列接続される。これらのトランジスタQu1,Qmは、それぞれ個別に制御部23によって駆動が制御される。
制御部23は、回転子13の回転に伴って多相巻線11b,11d,11fで発電された電力を変換して電源Eに充電することができれば、任意に構成してよい。制御部23は、電源Eに充電する制御を行う点で「充電制御部」にも相当する。制御部23は、上述した制御部21と同一に構成してもよく、異なる構成としてもよく、制御部23と制御部21の機能を含むように構成してもよい。制御部23が制御部21の機能を含む場合には、基本波の交流電流ibに対して直流成分の直流電流Ip,Imを重畳して多相巻線11b,11d,11fに通電する電流制御を行える(図11を参照)。
図12に示す電力変換部22は、上述した回転電機10A〜10Eや、後述する回転電機10Fに対してそれぞれ適用することができる。すなわち、多相巻線11b,11d,11f(三相巻線としてのU相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11Wを含む)で発電された電力を変換して電源Eに充電することができる。
図示を省略するが、電力変換部22はダイオードDu3,Dv1,Dv3,Dw1,Dw3のうちで一以上のダイオードについて、制御部23によってオン/オフが制御されるトランジスタを並列接続してもよい。ダイオードDu3,Dv1,Dv3,Dw1,Dw3の全てについてトランジスタを並列接続した場合には、図10に示す各相のH型ブリッジにおける左側の直列接続部分のようになる。
上述した実施の形態4によれば、以下に示す作用効果を得ることができる。
(11)多相巻線11b,11d,11fは、Y結線される三相巻線(すなわちU相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11W)であり、三相巻線の中性点Pmと、少なくとも一相の多相巻線11b,11d,11fにかかる巻線端との間に介在するトランジスタQmを有し、制御部23はトランジスタQm,Qu1の駆動を制御することにより、少なくとも一相の多相巻線11b,11d,11fに直流成分(すなわち直流電流Ipや直流電流Im)を通じる構成とした(図11,図12を参照)。この構成によれば、制御に必要とするトランジスタQm,Qu1の数を最小限に抑えることができる。
〔実施の形態5〕
実施の形態5は図13,図14を参照しながら説明する。なお図示および説明を簡単にするため、特に明示しない限り、実施の形態1〜4で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。よって、主に実施の形態1〜4と相違する点を説明する。
上述した実施の形態1に示す回転電機10Aには、図9に示すU相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11Wと、図13に示す電力変換部20Bとのうちで一方または双方を適用することができる。実施の形態2に示す回転電機10Bについても、同様である。電力変換部20Bは、電力変換部20の一例である。電力変換部20Bは、回転電機10A,10Bに内蔵するか否かを問わずに備えてもよく、回転電機10A,10Bとは別個(例えば車両内)に備えてもよい。
図13に示すインバータINVは、電力変換部20Bや制御部21などを有する。電力変換部20Bは、実施の形態3に示す電力変換部20A(図10を参照)と同様に、U相H型ブリッジUHB,V相H型ブリッジVHB,W相H型ブリッジWHBを有する。そのため、実施の形態3と同様に、以下ではU相H型ブリッジUHBを代表して説明する。
U相H型ブリッジUHBは、トランジスタQu1,Qu4やダイオードDu2,Du3などを有する。トランジスタQu1とダイオードDu3が直列接続され、ダイオードDu2とトランジスタQu4が直列接続される。トランジスタQu1とダイオードDu3の接続点と、ダイオードDu2とトランジスタQu4の接続点との間には、橋渡しするようにU相巻線11Uが接続される。トランジスタQu1,Qu4,Qv1,Qv4,Qw1,Qw4は、それぞれ個別に制御部21によって駆動が制御される。この構成による電力変換部20Bは「ユニポーラ駆動回路」とも呼ばれる。
制御部21は、図14に示すような制御を行って、三相巻線(すなわちU相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11W)にそれぞれ通電する。図14には、上から順番にU相巻線11Uに流すU相電流Iu、V相巻線11Vに流すV相電流Iv、W相巻線11Wに流すW相電流Iwの各波形を示す。
図14に示すU相電流Iu,V相電流Iv,W相電流Iwは、トランジスタQu1,Qu4,Qv1,Qv4,Qw1,Qw4を個別に間欠駆動して生成される直流パルスである。直流パルスは、直流成分に相当するシングルパルスであって、単方向のパルス通電駆動に相当する。U相電流Iu,V相電流Iv,W相電流Iwは、位相をずらしてU相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11Wにそれぞれ流される。なお、時刻t1から時刻t7までの期間がU相電流Iuの一周期に相当し、時刻t3から時刻t9までの期間がV相電流Ivの一周期に相当する。W相電流Iwについても同様である。U相電流Iu,V相電流Iv,W相電流Iw自体によって、合成の界磁磁束φfを得ることができるので、高性能・高効率となる。また、回転電機10の負荷が増すと界磁磁束φfが強まり、負荷が減ると界磁磁束φfが弱まるので、おのずと所望の可変界磁が実現できる。
上述した実施の形態4によれば、以下に示す各作用効果を得ることができる。
(12)制御部21は、多相巻線11b,11d,11fに対して位相をずらして直流間欠駆動を行う構成とした(図13,図14を参照)。この構成によれば、常に多相巻線11b,11d,11fに電流を流す場合に比べて、間欠的に直流成分を流すように駆動すればよい。そのため、同じ出力(例えばトルクなど)を得る場合には、多相巻線11b,11d,11fに流す電流量を抑制することができる。
(13)制御部21は、電力変換部20Bに含まれるトランジスタQu1,Qu4,Qv1,Qv4,Qw1,Qw4を個別に間欠駆動して、単方向のパルス通電駆動を行って直流成分を通じる構成とした(図14を参照)。この構成によれば、高効率でパワフルな駆動ができる。なお図14にはプラス側における単方向のパルス通電駆動する例を示すが、マイナス側における単方向のパルス通電駆動で実現してもよい。
〔実施の形態6〕
実施の形態6は図15を参照しながら説明する。なお図示および説明を簡単にするため、特に明示しない限り、実施の形態1〜5で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。よって、主に実施の形態1〜5と相違する点を説明する。
上述した実施の形態1に示す回転電機10Aには、図9に示すU相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11Wと、図15に示す半波整流部24とのうちで一方または双方を適用することができる。半波整流部24は、回転電機10A,10Bに内蔵するか否かを問わずに備えてもよく、回転電機10A,10Bとは別個(例えば車両内)に備えてもよい。なお、半波整流部24とともに、図10に示す電力変換部20Aや図13に示す電力変換部20Bを備えてもよい。
図15に示す半波整流部24は、ダイオードDu1,Dv1,Dw1などを有する。この半波整流部24は、三相巻線(例えばU相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11W)で発電された電力を半波整流して電源Eに充電する機能を担う。
U相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11Wは、Y結線されて中性点Pmを有する。中性点PmはグラウンドGNDに接続される。ダイオードDu1は、中性点Pmとは反対側のU相巻線11Uと電源Eとの間に接続される。ダイオードDv1は、中性点Pmとは反対側のV相巻線11Vと電源Eとの間に接続される。ダイオードDw1は、中性点Pmとは反対側のW相巻線11Wと電源Eとの間に接続される。
図示を省略するが、回転子13には界磁起磁力の自己励磁初期立ち上がりために、小型の永久磁石を設けるとよい。こうすることで、最初の自己励磁の契機を確保できる。
上述した実施の形態5によれば、以下に示す作用効果を得ることができる。
(14)多相巻線11b,11d,11fとしてのU相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11Wによって発電される電力を半波整流して電源Eに出力する半波整流部24を有する構成とした(図15を参照)。この構成によれば、界磁巻線を設けなくても、U相巻線11U,V相巻線11V,W相巻線11Wにはそれぞれ半波整流された直流電流(すなわち直流成分)が流れるので、界磁起磁力を得ることができる。
〔他の実施の形態〕
以上では本発明を実施するための形態について実施の形態1〜6に従って説明したが、本発明は当該形態に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。例えば、次に示す各形態を実現してもよい。
上述した実施の形態1〜6では、単体の磁石M1や磁石M2を備える構成とした(図2,図8,図13を参照)。この形態に代えて、磁石M1および磁石M2のうちで一方または双方について、分割磁石で構成してもよい。磁石M1,M2を分割するか否かの相違に過ぎないので、実施の形態1〜6と同様の作用効果を得ることができる。
上述した実施の形態1では、ハウジング12の一部に界磁ヨーク部12bを備える構成とした(図1を参照)。すなわち、非磁性部12aと非磁性部12cとの間に界磁ヨーク部12bを介在させる構成とした。この形態に代えて、ハウジング12の全体を非磁性部材で構成してもよい。この場合には、ハウジング12の内側であって、磁気回路MC1,MC2の経路となる部位に界磁ヨーク部12bを備えるとよい。ハウジング12の構成が相違するに過ぎず、磁気回路MC1,MC2は確実に形成されるので、実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。
上述した実施の形態1では、多相巻線11bと多相巻線11dとの間は、その一部または全部が軸方向の片側端部(図1では左側端部)において一連となるように渡り部18で接続される構成とした(図1を参照)。この形態に代えて、一本状の導電線材を巻き回して電機子11A,11Bに巻装し、結果として多相巻線11b,11dおよび渡り部18になるように構成してもよい。また、U字形状(J字形状を含む)に成形された多数のコイル(導電部材に相当する)を接続して、結果として多相巻線11b,11dおよび渡り部18になるように構成してもよい。これらの構成は、実施の形態2に示す多相巻線11f(図6を参照)にも同様に適用できる。多相巻線の巻装形態が相違するに過ぎないので、実施の形態1,2と同様の作用効果を得ることができる。
上述した実施の形態2では、回転子13Bの第二ロータ部材13e,回転子13Cの第二ロータ部材13g,軟磁性体19を別体に成形して固定する構成とした(図6,図7を参照)。この形態に代えて、第二ロータ部材13e,13gおよび軟磁性体19を一体成形する構成としてもよい。別体成形か一体成形かの相違に過ぎないので、実施の形態2と同様の作用効果を得ることができる。
10(10A,10B) 回転電機
11a,11c 電機子鉄心(ステータコア)
11b,11d 多相巻線
12b 界磁ヨーク部
13am,13bm,13cm,13em 磁極
CE1,CE2 コイルエンド部
G1a,G1b,G1a,G3b 対向空隙
MC(MC1,MC2,MC3) 磁気回路

Claims (14)

  1. 多相巻線(11b,11d,11f)と、前記多相巻線を巻装した電機子鉄心(11a,11c,11e)と、前記電機子鉄心に対向して回転自在に配置された複数の磁極(13am,13bm)とを含む磁気回路(MC)を有する回転電機(10)において、
    前記多相巻線の端部は、前記電機子鉄心と、前記磁極または界磁ヨーク部(12b,12d)と、による前記磁気回路により取り囲まれ、
    前記電機子鉄心と前記磁極とが対向する空隙である対向空隙(G1a,G1b,G3a,G3b)は、複数であることを特徴とする回転電機。
  2. 複数の前記磁極で構成される回転子(13A)と、
    前記回転子を挟むように配置される複数の前記電機子鉄心(11a,11c)とを有し、
    前記磁気回路(MC1,MC2)は、複数の前記電機子鉄心についてそれぞれに形成されることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記回転子は、第一環状部(13a)から軸方向に突出した第一極性の磁極(13am)と、第二環状部(13b)から軸方向に突出して前記第一極性とは異なる第二極性の磁極(13bm)とを含み、
    前記第一環状部と前記第二環状部は同心二重環構成となり、前記二重環の外側と内側とを界磁磁束(φf)の出入口として構成することを特徴とする請求項2に記載の回転電機。
  4. 複数の前記電機子鉄心にそれぞれ巻装される前記多相巻線は、軸方向の片側端部において一連となるように電気的に接続されることを特徴とする請求項2または3に記載の回転電機。
  5. 周方向に隣り合う前記磁極の間には磁石(M1)が配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の回転電機。
  6. 前記電機子鉄心を挟むように配置され、複数の前記磁極で構成される回転子(13B,13C)を複数有し、
    複数の前記回転子は、軸方向の片側端部において軟磁性体(19)で固定されることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  7. 複数の前記回転子のうちで外側の前記回転子は、非磁性の円環状部材(13d)で保持されることを特徴とする請求項6に記載の回転電機。
  8. 前記電機子鉄心は、セグメント構造のティース(11t)を有することを特徴とする請求項6または7に記載の回転電機。
  9. 前記多相巻線は、波状に軸方向と周方向とを交互に蛇行した巻装をなす波状全節巻であり、
    少なくとも一相の前記多相巻線に直流成分を通じることで界磁磁束を生じさせることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の回転電機。
  10. 相ごとに前記多相巻線の相巻線をフルブリッジに含めて構成される電力変換部(20,22)と、
    少なくとも一相の前記多相巻線に前記直流成分を通じる制御部(21,23)と、
    を含むインバータ(INV)を有することを特徴とする請求項9に記載の回転電機。
  11. 前記多相巻線は、Y結線される三相巻線であり、
    前記三相巻線の中性点(Pm)と、少なくとも一相の前記多相巻線にかかる巻線端との間に介在するトランジスタ(Q)を有し、
    前記制御部は、前記トランジスタの駆動を制御することにより、少なくとも一相の前記多相巻線に前記直流成分を通じることを特徴とする請求項10に記載の回転電機。
  12. 前記制御部は、前記多相巻線に対して位相をずらして直流間欠駆動を行うことを特徴とする請求項10または11に記載の回転電機。
  13. 前記制御部は、単方向のパルス通電駆動を行って前記直流成分を通じることを特徴とする請求項10から12のいずれか一項に記載の回転電機。
  14. 前記多相巻線によって発電される電力を半波整流して出力する半波整流部(24)を有することを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の回転電機。
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