JP2016225518A - ゲッタリング層形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属イオンを吸着保持するゲッタリング効果を向上できるようにすること。
【解決手段】複数のデバイス(3)が表面(1a)に形成されたウエーハ(1)の裏面(1b)に金属イオンを吸着保持するゲッタリング層(1g)を形成する。ゲッタリング層の形成は、先ず、ウエーハをチャンバ(21)に搬入し、真空圧の真空チャンバ内に酸素ガスを供給する。その後、酸素ガスを高周波電力によってイオン化させ、酸素ガスがイオン化された酸素イオンをウエーハの裏面にスパッタさせる。このスパッタによって、ウエーハの裏面に酸化膜が形成されると共に酸化膜に歪み(1e、1f)が形成されるゲッタリング層(1g)が形成される。
【選択図】図6

Description

本発明は、不純物を吸着するゲッタリング層をウエーハの裏面に形成するゲッタリング層形成方法に関する。
研削装置によってウエーハの裏面が研削されると、ウエーハの裏面に研削痕や研削歪みが残存し、ウエーハの抗折強度が低下するため、研削痕や研削歪みをプラズマエッチングによって除去する方法が行われている。しかし、プラズマエッチングによって研削痕などが除去されて鏡面になると、ウエーハのゲッタリング効果が無くなってしまう。ゲッタリング効果がなくなると、ウエーハの内部に含有した銅等の不純物が表面側に浮遊して電流リークが発生すると考えられ、そのため、DRAMやフラッシュメモリ等のようなメモリ機能を有する半導体デバイスでは、メモリ機能が低下したり正常に動作しなくなったりする。
そこで、特許文献1〜3では、研削痕などが除去されたウエーハの裏面に微細な歪(凹凸)が形成されるゲッタリング層を形成している。ゲッタリング層を形成するには、特許文献1では回転する研摩砥石によってウエーハの裏面を研磨する工程を行い、特許文献2では、所定のパルス幅を有するレーザー光線をウエーハの裏面に照射する工程を行っている。また、特許文献3では、不活性ガス(希ガス)をプラズマ化(イオン)させてスパッタリングする不活性ガス照射工程を行っている。
特許第4961183号公報 特開2014−63786号公報 特許第5331500号公報
しかしながら、上記各特許文献において形成されたゲッタリング層では、デバイスの配線に使用されるCu不純物(金属イオン)の吸着保持について、ゲッタリング効果を更に向上するよう改善の余地があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、金属イオンを吸着保持するゲッタリング効果を向上することができるゲッタリング層形成方法を提供することを目的とする。
本発明のゲッタリング層形成方法は、複数のデバイスが表面に形成された半導体ウエーハの裏面に金属イオンを吸着保持するゲッタリング層を形成するゲッタリング層形成方法であって、半導体ウエーハを真空チャンバに搬入し真空圧の真空チャンバ内に酸素ガスを供給し、酸素ガスを高周波電力によってイオン化させ、酸素ガスがイオン化された酸素イオンをウエーハの裏面にスパッタさせウエーハの裏面に酸化膜を形成すると共に酸化膜に歪みを形成するゲッタリング層を形成することを特徴とする。
この構成によれば、ウエーハの裏面に酸素を進入させてウエーハ表面に酸化膜を形成し、酸化膜の酸素によってCu不純物(金属イオン)を吸着保持させることができる。これにより、スパッタによる歪みによってCu不純物を吸着したゲッタリング層からCu不純物の抜け出しを防止でき、ゲッタリング効果を向上することが可能となる。
本発明によれば、酸化膜に歪みが形成されたゲッタリング層を形成できるので、ゲッタリング層においてCu不純物等の金属イオンを吸着保持するゲッタリング効果を向上することができる。
本実施の形態に係るウエーハの一例を示す斜視図である。 本実施の形態に係る研削工程の一例を示す説明図である。 本実施の形態に係るウエーハの加工方法に用いる加工装置の全体模式図である。 本実施の形態に係るエッチング工程の一例を示す説明図である。 本実施の形態に係るゲッタリング層形成工程の一例を示す説明図である。 ゲッタリング層が形成されたウエーハの一例を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係るウエーハの加工方法について説明する。先ず、図1を参照して、ウエーハについて説明する。図1は、ウエーハの一例を示す斜視図である。
図1に示すように、ウエーハ1は、略円板状に形成されている。ウエーハ1の表面(上面)1aは、複数の交差する分割予定ライン2によって複数の領域に区画され、この区画された各領域にそれぞれデバイス3が形成されている。なお、ウエーハ1は、本実施の形態では、シリコンの半導体基板にIC、LSI等のデバイスが形成された半導体ウエーハとされる。
続いて、図2から図5を参照して、本実施の形態に係るウエーハの加工方法の流れについて説明する。本実施の形態に係るウエーハの加工方法は、研削工程、保持工程、エッチング工程、及び、ゲッタリング層形成工程を含む。以下に述べるウエーハの加工方法の各工程は、あくまでも一例に過ぎず、この構成に限定されるものではない。
図2は、本実施の形態に係る研削工程の一例を示す説明図である。本実施の形態に係るウエーハの加工方法においては、先ず、研削工程が実施される。この研削工程は、研削装置10を用いて実施される。研削装置10は、チャックテーブル11と、研削手段12とを備えている。チャックテーブル11は、上面がウエーハ1を吸着保持する保持面とされ、また、図中矢印方向に回転可能に設けられる。研削手段12は、スピンドルハウジング14と、スピンドルハウジング14に回転自在に支持さる回転スピンドル15と、回転スピンドル15の下端に装着されたマウンタ16と、マウンタ16の下面に取り付けられた研削ホイール17とを具備している。研削ホイール17は、円板状の基台17aと、基台17aの下面に環状に装着された研削砥石17bとからなり、基台17aがマウンタ16の下面に締結ボルト18によって取り付けられている。
上述した研削装置10を用いて研削工程が実施される前に、ウエーハ1の図2中下面となる表面1aには、予め保護テープ5を貼着しておく。研削工程では、チャックテーブル11上に保護テープ5を介してウエーハ1が吸着保持される。また、チャックテーブル11に保持されたウエーハ1の上方に研削手段12が位置付けられる。そして、回転するチャックテーブル11に対し、研削手段12の研削砥石17bが回転しながら近付けられ、研削砥石17bとウエーハ1の裏面1bとが平行状態で回転接触することでウエーハ1が所定の仕上げ厚みまで研削される。
ここで、エッチング工程及びゲッタリング層形成工程に用いる加工装置について説明する。図3は、本実施の形態に係るエッチング及びゲッタリング層形成に用いる加工装置の全体模式図である。なお、本実施の形態では、加工装置として容量結合型プラズマ(CCP: Capacitive Coupled Plasma)のプラズマエッチング装置を用いた例について説明するが、誘導結合型プラズマ(ICP: Inductive Coupled Plasma)のプラズマエッチング装置やその他各種プラズマエッチング装置を用いてもよい。
図3に示すように、加工装置20は、チャンバ(真空チャンバ)21を備え、チャンバ21を形成する側壁22には、ウエーハ1の搬入及び搬出用に搬入出口23が形成されている。側壁22には、搬入出口23を開閉するようにシャッター機構31がブラケット22aを介して取り付けられている。シャッター機構31は、シリンダ32の上端にシャッター33が連結されており、シリンダ32によってシャッター33が昇降されることで搬入出口23が開閉される。搬入出口23がシャッター33によって閉じられると、チャンバ21内に密閉空間が形成される。また、チャンバ21内には、電界を形成する下部電極ユニット41と上部電極ユニット51とが上下方向で対向して配設されている。
下部電極ユニット41は、チャンバ21を形成する底壁24を貫通する導電性の支柱部42と、支柱部42の上端に設けられた誘電性の保持テーブル43とを備えている。保持テーブル43の上面中央には、吸引口44が形成されている。吸引口44は、保持テーブル43及び支柱部42内の吸引路45を通じて吸引源46に接続されており、吸引口44に生じる負圧によってウエーハ1が吸引保持される。また、下部電極ユニット41は、保持テーブル43の上面を静電チャック式の保持面とする構造も採用され、保持テーブル43に内部電極49が埋設されている。内部電極49に電圧が印加されることで、保持テーブル43の上面に静電気が発生してウエーハ1が静電吸着される。下部電極ユニット41内には、冷却手段47から送り出された冷却水が通る冷却路48が形成され、保持テーブル43に発生する熱が冷却水に伝達されて異常な温度上昇が抑えられている。
上部電極ユニット51は、チャンバ21を形成する上壁25を貫通する導電性の支柱部52と、支柱部52の下端に設けられた導電性の噴出テーブル53とを備えている。噴出テーブル53の下面には、チャンバ21内にガスを導入する複数のガス噴出口54が形成されている。ガス噴出口54は、噴出テーブル53及び支柱部52内の流路55を通じてフッ素系ガス源56a及び酸素ガス源56bに接続されている。フッ素系ガス源56a及び酸素ガス源56bに向かう管路の途中には切換バルブ57が設けられており、切換バルブ57によってガスの供給元をフッ素系ガス源56a又は酸素ガス源56bに切換可能に構成されている。
チャンバ21内には、フッ素系ガス源56aからフッ素系ガスとして、六フッ化硫黄(SF)、四フッ化メタン(CF)等のフッ素を含むガスが供給される。また、チャンバ21内には、酸素ガス源56bから酸素ガスが供給される。
支柱部52の上端側は、チャンバ21から上方に突出しており、チャンバ21の上壁25に設けられたボールねじ式の昇降手段58に連結されている。この昇降手段58の図示しないモータ等が駆動されることで、上部電極ユニット51が下部電極ユニット41に対して離反又は接近され、保持テーブル43上のウエーハ1に対する噴出テーブル53下面の高さが調整される。
下部電極ユニット41は高周波電源61に電気的に接続され、上部電極ユニット51は接地されている。高周波電源61は、下部電極ユニット41及び上部電極ユニット51の間で高周波電圧を印加する。高周波電源51によって下部電極ユニット41及び上部電極ユニット51の間で高周波電圧が印加されることで、チャンバ21内のフッ素系ガスがプラズマ化され、また、酸素ガスがイオン化される。イオン化された酸素ガスがウエーハ1の裏面1bに衝突されると、後述のようにゲッタリング層1g(図6参照)が形成される。
チャンバ21の底壁24には、保持テーブル43の下方に排出口63が形成されており、排出口63にはホースを介して真空源64が接続されている。真空源64は、真空ポンプであり、真空源64によってチャンバ21内のエアやプラズマガスが吸引されることで、チャンバ21内が真空圧状態になるまで減圧される。
加工装置20は制御部66を具備し、制御部66は、シリンダ32、吸引源46、冷却手段47、切換バルブ57、高周波電源61及び真空源64を制御する。制御部66には、真空源64からチャンバ21内の圧力に関するデータや、冷却手段47から冷媒温度(即ち電極温度)に関するデータ、切換バルブ57からガス流量に関するデータが入力され、これらのデータ等に基づいて上記の各構成に制御信号を出力する。なお、上壁25の支柱部52が貫通する箇所において符号68を付した構成はシール部材68であり、底壁24の支柱部42が貫通する箇所において符号69を付した構成は絶縁体69である。
かかる加工装置20においては、上述した研削工程が実施された後、保持工程が実施される。保持工程では、シャッター33が開かれてチャンバ21内が外部に開放され、搬入出口33からチャンバ21内にウエーハ1が搬入される。そして、保持テーブル43上に保護テープ5を介してウエーハ1が載置された後、吸引口44に生じる負圧によってウエーハ1が吸引保持されて仮止めされる。この仮止め後、内部電極49に電圧が印加されて保持テーブル43の上面に静電気が発生され、ウエーハ1の裏面1bが上方に向けられた状態で、保護テープ5を介してウエーハ1の表面1a(下面)が保持テーブル43上で保持される(図4参照)。
図4に示すように、保持工程の後にはエッチング工程が実施される。エッチング工程では、切換バルブ57によってガスの供給元がフッ素系ガス源56aに調節されており、酸素ガス源56bからのガスの供給が遮断されている。シャッター33(図3参照)が閉じられてチャンバ21が密閉空間にされると、上部電極ユニット51が昇降され、保持テーブル43上のウエーハ1の裏面1bと噴出テーブル53下面との間の距離Dが調整される。そして、チャンバ21内の圧力が真空圧状態になるまで真空排気されて、負圧状態を維持したままで上部電極ユニット51からウエーハ1に向けてフッ素系ガスが噴射される。これにより、チャンバ21内にフッ素系ガスが充満される。
チャンバ21内にフッ素系ガスが充満された状態で、高周波電源61(図3参照)から所定周波数の高周波電力が印加されてフッ素系ガスがプラズマ化される。プラズマ化したフッ素系ガスによってウエーハ1の裏面1bがラジカル連鎖反応によってプラズマエッチングされ、ウエーハ1から研削ダメージが除去されて抗折強度が向上される。
なお、エッチング工程では、例えば、以下の加工条件でウエーハ1のエッチングが実施される。この加工条件は下記の内容に限定されるものではなく、装置性能、エッチング対象、ガス種等に応じて適宜変更が可能である。
ガス種:SF
距離D:10mm
高周波周波数:13.56MHz
高周波電力:100W−5KW
チャンバ内圧力:1〜200Pa(絶対真空を0Paとした時(絶対圧表記))
処理時間:10秒〜10分
図5に示すように、エッチング工程の後にはゲッタリング層形成工程が実施される。ゲッタリング層形成工程では、切換バルブ57によってガスの供給元がフッ素系ガス源56aから酸素ガス源56bに切換えられ、酸素ガス源56bからのガスの供給が解放され、フッ素系ガス源56aからのガスの供給が遮断される。また、上部電極ユニット51が上昇され、保持テーブル43上のウエーハ1の裏面1bと噴出テーブル43下面との距離Dが大きくなるよう調整される。また、チャンバ21内の圧力が真空圧状態に維持されたままで上部電極ユニット51からウエーハ1に向けて酸素ガスが噴射される。これにより、チャンバ21内において、充満されるガスがフッ素系ガスから酸素ガスに置換される。
チャンバ21内に酸素ガスが充満された状態で、高周波電源61(図3参照)から所定周波数の高周波電力が印加され、酸素ガスがイオン化されて酸素イオンとなる。そして、酸素イオンはウエーハ1の裏面1bにスパッタされて裏面1b側に進入され、図6に示すように、ウエーハ1の裏面1b側に酸化膜となるSiO膜1cと、SiO膜1cを覆うようにアモルファス層1dとが形成される。この形成と共に、SiO膜1cとアモルファス層1dとの界面に微細な歪み1eが形成され、SiO膜1cとウエーハ1のシリコンからなる部分との界面にも微細な歪み1fが形成される。そして、歪み1e、1fが両方とも金属汚染を引き起こす金属イオンからなる不純物を吸着保持する機能を発揮するので、ゲッタリング層1gは、SiO膜1c及びこれに隣接して両方の歪み1e、1fを含む厚さ領域として形成される。
なお、ゲッタリング層形成工程では、例えば、以下の加工条件でゲッタリング層1gの形成が実施される。この加工条件は下記の内容に限定されるものではなく、装置性能、ゲッタリング層形成対象、ガス種等に応じて適宜変更が可能である。
ガス種:酸素ガス
距離D:50〜100mm
高周波周波数:2MHz〜5MHz
高周波電力:100W−5KW
チャンバ内圧力:1〜800Pa(絶対真空を0Paとした時(絶対圧表記))
処理時間:10秒〜10分
ゲッタリング層形成工程が完了すると、上部電極ユニット51と下部電極ユニット41との間の高周波電力の印加が停止され、切換バルブ57が閉じられて酸素ガス源56bからのガス供給が遮断される。そして、シャッター33(図3参照)が開かれてチャンバ21内が外部に開放されて、搬入出口33(図3参照)からチャンバ21内のウエーハ1が搬出される。
以上のように、本実施の形態に係るゲッタリング層1gの形成では、ゲッタリング層1gが歪み1e、1fだけでなく、SiO膜1cを含んで形成される。これにより、ゲッタリング層1gでは、歪み1e、1fによる不純物の除去に加え、SiO膜1cの酸素によってデバイスの配線に使用されるCu不純物(金属イオン)を吸着保持することができる。この結果、ゲッタリング層1gから吸着したCu不純物が抜け出ることを抑制することができ、ゲッタリング層1gでのゲッタリング効果の向上を図ることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、ウエーハ1をシリコン以外の材質としてもよく、この場合、酸素ガスがイオン化された酸素イオンをスパッタして酸化膜及び歪みを形成し、ウエーハ1の裏面1bにゲッタリング層を形成してもよい。
以上説明したように、本発明は、プラズマエッチングによって研削歪が除去されたウエーハ裏面にゲッタリング層を形成する形成方法に有用である。
1 ウエーハ(半導体ウエーハ)
1a 表面
1b 裏面
1c SiO膜(酸化膜)
1e、1f 歪み
1g ゲッタリング層
3 デバイス
20 加工装置
21 チャンバ(真空チャンバ)

Claims (1)

  1. 複数のデバイスが表面に形成された半導体ウエーハの裏面に金属イオンを吸着保持するゲッタリング層を形成するゲッタリング層形成方法であって、
    半導体ウエーハを真空チャンバに搬入し真空圧の該真空チャンバ内に酸素ガスを供給し、該酸素ガスを高周波電力によってイオン化させ、該酸素ガスがイオン化された酸素イオンをウエーハの裏面にスパッタさせウエーハの裏面に酸化膜を形成すると共に該酸化膜に歪みを形成するゲッタリング層を形成することを特徴とするゲッタリング層形成方法。
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