JP7229631B2 - ウェーハの加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマ処理によってウェーハを加工するウェーハの加工方法に関する。
デバイスチップの製造には、分割予定ライン(ストリート)によって区画された領域にそれぞれIC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等のデバイスが形成されたウェーハが用いられる。このウェーハを分割予定ラインに沿って分割することにより、デバイスをそれぞれ備える複数のデバイスチップが得られる。このデバイスチップは、携帯電話やパーソナルコンピュータ等に代表される各種の電子機器に搭載される。
ウェーハの分割には、例えばウェーハを保持するチャックテーブルと、ウェーハを切削する円環状の切削ブレードが装着されるスピンドルとを備える切削装置が用いられる。チャックテーブルによってウェーハを保持した状態で、切削ブレードを回転させてウェーハに切り込ませることにより、ウェーハが切断される。
近年、デバイスチップの小型化や低コスト化に伴ってウェーハに形成されるデバイスの数が増大しており、ウェーハ1枚あたりの分割予定ラインの数も増大している。そして、多数の分割予定ラインを備えるウェーハをデバイスチップに分割する場合には、切削ブレードを分割予定ラインに沿って切り込ませる作業を分割予定ラインの本数分繰り返す必要がある。そのため、分割予定ラインの数が増加するほどウェーハの分割に要する工程数が増大する。
そこで、プラズマエッチングによってウェーハを分割する手法(プラズマダイシング)が提案されている。特許文献1には、プラズマ化したガスによってウェーハを分割予定ラインに沿ってエッチングすることにより、ウェーハを複数のデバイスチップに分割する手法が開示されている。プラズマエッチングを行うと、ウェーハが全ての分割予定ラインに沿って一括でエッチングされる。そのため、分割予定ラインの数が増大してもウェーハの分割に要する時間が大幅に増加することがなく、ウェーハの加工効率の低下が抑制される。
特開2006-114825号公報
プラズマエッチングによってウェーハを分割する際には、まずデバイスが形成された領域を覆うようにマスク層を形成し、このマスク層を介してウェーハにエッチングガスを供給することによってウェーハをエッチングする。そして、プラズマエッチングが完了した後には、マスク層を除去する必要がある。
マスク層の除去は、例えばアッシングによってマスク層を除去するアッシング装置や、薬液によってマスク層を剥離する洗浄装置などを用いて行われる。具体的には、プラズマエッチングが施されたウェーハを上記のアッシング装置や洗浄装置の内部に搬送し、ウェーハを所定の位置に配置し、その後、マスクを除去する処理を行う必要がある。このように、マスク層の除去には多くの工程が必要となるため、プラズマエッチングを行うとウェーハの加工効率が低下しやすい。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、ウェーハの加工効率の低下を抑制することが可能なウェーハの加工方法を提供することを課題とする。
本発明の一態様によれば、格子状に配列された分割予定ラインによって区画された各領域に形成されたデバイスを表面側に備えるウェーハを加工するウェーハの加工方法であって、該デバイスに対応する領域を覆うマスク層を、該デバイスの全体と重畳し端部が該デバイスの端部よりも該分割予定ライン側に突出するように、該ウェーハの裏面側に形成するマスク層形成ステップと、該マスク層が露出するようにプラズマ処理装置のチャックテーブルによって該ウェーハを保持するウェーハ保持ステップと、該チャックテーブルによって保持された該ウェーハの裏面側にプラズマ化したエッチングガスを供給し、該マスク層から露出した該ウェーハを該分割予定ラインに沿ってエッチングするプラズマエッチングステップと、該プラズマエッチングステップを実施した後または実施中に、該チャックテーブルによって保持された該ウェーハの裏面側にプラズマ化したガスを供給して該マスク層を除去するマスク層除去ステップと、該マスク層除去ステップを実施した後、該チャックテーブルによって保持された該ウェーハの裏面側にプラズマ化した不活性ガスを供給し、該ウェーハの裏面側に歪み層を形成する歪み層形成ステップと、を備えるウェーハの加工方法が提供される。
好ましくは、該マスク層除去ステップでは、プラズマ化した該エッチングガス又はプラズマ化した酸素ガスを供給する。
さらに好ましくは、該ウェーハの加工方法は、該マスク層形成ステップを実施する前に該ウェーハの裏面側を研削する研削ステップと、該マスク層除去ステップを実施した後、該チャックテーブルによって保持された該ウェーハの裏面側にプラズマ化したガスを供給し、研削ステップにより該ウェーハの裏面側に形成された破砕層を除去する破砕層除去ステップと、を更に備える。なお、該破砕層除去ステップでは、該ウェーハの裏面側にプラズマ化した不活性ガスを供給してもよい。
本発明の一態様に係るウェーハの加工方法では、ウェーハのエッチングとマスク層の除去とを同一のプラズマ処理装置を用いて実施する。これにより、複数のプラズマ処理を連続して実施でき、ウェーハの加工効率の低下を抑制できる。
図1(A)はウェーハを示す斜視図であり、図1(B)はウェーハを示す断面図である。 プラズマ処理装置を示す断面図である。 プラズマエッチングステップの様子を示す断面図である。 マスク層除去ステップの様子を示す断面図である。 歪み層形成ステップの様子を示す断面図である。 研削ステップの様子を示す一部断面側面図である。 図7(A)はマスク層形成ステップ後のウェーハを示す断面図であり、図7(B)はマスク層除去ステップ後のウェーハを示す断面図である。 破砕層除去ステップの様子を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。まず、本実施形態に係るウェーハの加工方法に用いることが可能なウェーハの構成例について説明する。図1(A)はウェーハ11を示す斜視図であり、図1(B)はウェーハ11を示す断面図である。
ウェーハ11は、例えばシリコン等の材料によって円盤状に形成され、表面11a及び裏面11bを備える。ウェーハ11の表面11a側には、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等によって構成される複数のデバイス15を含む機能層13が形成されている。また、ウェーハ11は互いに交差するように格子状に配列された複数の分割予定ライン(ストリート)17によって複数の領域に区画されており、複数のデバイス15はそれぞれ、この区画された領域の表面11a側に形成されている。
なお、ウェーハ11の材質、形状、構造、大きさ等に制限はない。例えばウェーハ11は、シリコン以外の半導体(GaAs、InP、GaN、SiC等)材料によって形成されていてもよい。また、デバイス15の種類、数量、形状、構造、大きさ、配置等にも制限はない。
また、ウェーハ11の表面11a側には、樹脂等の材料でなる円形の保護部材(ダイシングテープ)19がデバイス15を覆うように貼付される。保護部材19の径はウェーハ11の径よりも大きく、ウェーハ11は保護部材19の中央部に貼付される。また、保護部材19の外周部は、中央部に円形の開口21aを備える環状フレーム21に貼付される。これにより、ウェーハ11は保護部材19を介して環状フレーム21によって支持される。
ウェーハ11を分割予定ライン17に沿って分割することにより、デバイス15をそれぞれ備える複数のデバイスチップが得られる。本実施形態においては、プラズマエッチングによってウェーハ11の分割を実施する。
プラズマエッチングによってウェーハ11を分割する際は、まず、ウェーハ11のエッチングを施さない領域を覆うマスク層を形成するマスク層形成ステップを実施する。マスク層形成ステップでは、図1(A)及び図1(B)に示すように、デバイス15に対応する裏面11b側の領域を覆うように、ウェーハ11の裏面11b側にマスク層23を形成する。具体的には、平面視でデバイス15とマスク層23とが重畳するように、マスク層23をウェーハ11の裏面11b側に形成する。このとき、ウェーハ11の裏面11b側の分割予定ライン17に対応する領域は、マスク層23によって覆われずに露出している。
なお、マスク層23の材質や形成方法に制限はない。例えば、マスク層23は感光性の樹脂でなるレジスト等によって形成できる。また、PVA(ポリビニルアルコール)等の水溶性の樹脂によってマスク層23を形成してもよい。
マスク層23を水溶性の樹脂によって形成する場合は、まず、ウェーハ11の裏面11b側の全体に水溶性の樹脂を塗布する。水溶性の樹脂の塗布には、例えばスピンコーターを用いることができる。その後、ウェーハ11の裏面11b側から分割予定ライン17に沿ってレーザービームを照射する。
これにより、ウェーハ11の裏面11b側の分割予定ライン17に対応する領域がアブレーション加工によって除去され、これに伴い該領域に形成された水溶性の樹脂も同時に除去される。なお、水溶性の樹脂の材料によっては、水溶性の樹脂自体がアブレーション加工によって除去されることもある。このアブレーション加工により、水溶性の樹脂が分割予定ライン17に沿って分断される。
その後、ウェーハ11の裏面11b側に残存する水溶性の樹脂を乾燥、硬化させる。これにより、水溶性の樹脂でなりデバイス15と重畳するマスク層23が形成される。
また、図1(B)に示すように、マスク層23はデバイス15の全体と重畳し、その端部がデバイス15の端部よりも分割予定ライン17側に突出するように形成することが好ましい。これにより、ウェーハ11を分割予定ライン17に沿ってエッチングする工程(後述のプラズマエッチングステップ)においてエッチングがウェーハ11の径方向に進行しても、デバイス15が露出することを防止できる。
マスク層23が形成されたウェーハ11に対してプラズマエッチングを施すと、マスク層23から露出したウェーハ11が分割予定ライン17に沿ってエッチングされ、分割される。このウェーハ11のプラズマエッチングには、プラズマ処理装置が用いられる。図2は、プラズマ処理装置2を模式的に示す断面図である。
プラズマ処理装置2は、処理空間4を形成するチャンバー6を備える。チャンバー6は、底壁6aと、上壁6bと、第1側壁6cと、第2側壁6dと、第3側壁6eと、第4側壁(不図示)とを含む直方体状に形成されており、第2側壁6dにはウェーハ11を搬入及び搬出するための開口8が設けられている。
チャンバー6の外側には、開口8を開閉するゲート10が設けられている。ゲート10は、エアシリンダ14とピストンロッド16とを備える開閉機構12と接続されており、この開閉機構12はゲート10を上下方向に移動させる。
開閉機構12のエアシリンダ14は、チャンバー6の第2側壁6dに固定されており、ピストンロッド16の先端はゲート10の下部に連結されている。開閉機構12によってゲート10を開くことにより、ウェーハ11のチャンバー6内(処理空間4)への搬入、及び、ウェーハ11のチャンバー6外への搬出が可能となる。
チャンバー6の底壁6aには、排気口18が形成されている。この排気口18は、チャンバー6内の処理空間4を減圧する減圧ユニット20と接続されている。減圧ユニット20は、例えば真空ポンプ等によって構成される。
チャンバー6内の処理空間4には、ウェーハ11を保持するチャックテーブル22と、チャックテーブル22の上方に設けられた電極24とが、互いに対向するように収容されている。チャックテーブル22は導電性の材料で形成されており、円盤状のテーブル部26と、テーブル部26の下面側の中央部から下方に突出する円柱状の支持部28とを備える。
支持部28は、チャンバー6の底壁6aに形成された開口30に挿入されている。開口30内部の、底壁6aと支持部28との間に位置する領域には環状の絶縁部材32が配置されており、絶縁部材32によってチャンバー6とチャックテーブル22とが絶縁されている。また、チャックテーブル22は、スイッチ34を介して高周波電源36と接続されている。
テーブル部26の上面には凹部が形成されており、この凹部には、セラミックス等の絶縁材料でなりウェーハ11を保持する保持部38が設けられている。この保持部38の上面は、ウェーハ11を保持する保持面38aを構成している。保持面38aは、保持部38に形成された貫通孔(不図示)とチャックテーブル22に形成された吸引路40とを介して吸引源42と接続されている。また、保持部38の内部には電極(不図示)が設けられており、この電極は導線部44及びスイッチ46を介して直流電源48と接続されている。
また、テーブル部26の内部には冷却流路50が形成されている。冷却流路50の一端側は支持部28の内部に形成された冷媒導入路52と接続され、冷却流路50の他端側は支持部28の内部に形成された冷媒排出路54と接続されている。また、冷媒導入路52と冷媒排出路54とはそれぞれ、冷媒循環機構56と接続されている。冷媒循環機構56を作動させると、冷媒(冷水など)が冷媒導入路52、冷却流路50、冷媒排出路54の順に流れ、テーブル部26が冷却される。
電極24は導電性の材料で形成されており、アースに接続されている。電極24は、円盤状のガス噴出部58と、ガス噴出部58の上面側の中央部から上方に突出する円柱状の支持部60とを備えており、支持部60はチャンバー6の上壁6bに形成された開口62に挿入されている。開口62内部の、上壁6bと支持部60との間に位置する領域には環状の絶縁部材64が配置されており、絶縁部材64によってチャンバー6と電極24とが絶縁されている。
支持部60の上端部には、昇降機構66と連結された支持アーム68が取り付けられている。この昇降機構66及び支持アーム68によって、電極24の鉛直方向(上下方向)における位置(高さ)が制御される。
ガス噴出部58には、ガス噴出部58の下面58aで開口する複数の噴出孔70が形成されている。この噴出孔70は、ガス噴出部58の内部に形成された流路72、及び支持部60の内部に形成された流路74を介して、処理空間4に各種のガスを供給するガス供給ユニット76と接続されている。
ガス供給ユニット76は、バルブ78と、バルブ78を介して流路74と接続されたエッチングガス供給源80、酸素ガス供給源82、不活性ガス供給源84とを備える。エッチングガス供給源80、酸素ガス供給源82、不活性ガス供給源84からはそれぞれ、バルブ78、流路74、流路72、及び複数の噴出孔70を介して処理空間4にガスが供給される。
プラズマ処理装置2によってウェーハ11を加工する際は、まず、マスク層23が形成されたウェーハ11をチャックテーブル22によって保持するウェーハ保持ステップを実施する。具体的には、開閉機構12によってゲート10を下降させ、マスク層23が形成されたウェーハ11をチャンバー6内に搬入する。なお、ウェーハ11の搬入時には昇降機構66によって電極24を上昇させ、チャックテーブル22と電極24との間隔を広げておく。
そして、ウェーハ11の表面11a側(保護部材19側)が保持部38の保持面38aによって支持され、ウェーハ11の裏面11b側に形成されたマスク層23が上方に露出するように、ウェーハ11をチャックテーブル22上に配置する。この状態で保持面38aに吸引源42の負圧を作用させると、ウェーハ11がチャックテーブル22によって吸引保持される。
なお、チャンバー6内を減圧すると、吸引源42の負圧によるウェーハ11の保持が困難になることがある。そのため、直流電源48から保持部38に埋め込まれた電極に電圧を印加することにより、該電極とウェーハ11との間に静電気の力を作用させる。これにより、ウェーハ11がチャックテーブル22によって吸着保持される。
次に、チャックテーブル22によって保持されたウェーハ11の裏面11b側(マスク層23側)にプラズマ化したエッチングガスを供給し、マスク層23から露出したウェーハ11を分割予定ライン17に沿ってエッチングするプラズマエッチングステップを実施する。
プラズマエッチングステップでは、まず、開閉機構12によってゲート10を上昇させて処理空間4を密閉する。また、チャックテーブル22と電極24との距離がプラズマ処理に適した距離となるように、電極24の位置を昇降機構66によって調節する。また、減圧ユニット20を作動させてチャンバー6内を減圧し、処理空間4を減圧状態(真空状態)にする。
そして、チャックテーブル22によってウェーハ11を保持した状態で、エッチングガス供給源80からエッチングガスを処理空間4に所定の流量で供給しつつ、高周波電源36からチャックテーブル22に所定の高周波電力を供給する。これにより、チャックテーブル22と電極24との間に供給されたエッチングガスがプラズマ化する。なお、エッチングガス供給源80から供給されるエッチングガスとしては、例えばフッ素系のガス(SF、Cなど)を用いることができる。
プラズマ化したエッチングガスは、チャックテーブル22によって保持されたウェーハ11の裏面11b側(マスク層23側)に供給される。これにより、ウェーハ11が裏面11b側からエッチングされる。
図3は、プラズマエッチングステップの様子を示す断面図である。ウェーハ11の裏面11b側の分割予定ライン17に対応する領域はマスク層23から露出しており、ウェーハ11の上方でプラズマ化したエッチングガス25は、マスク層23を介してウェーハ11の裏面11b側に供給される。その結果、図3に示すようにウェーハ11は分割予定ライン17に沿って裏面11bから表面11aまでエッチングされ、デバイス15をそれぞれ備える複数のデバイスチップに分割される。
なお、ウェーハ11をエッチングガス25によってエッチングした後、図3に示すように機能層13が分割予定ライン17に沿って残留することがある。この場合は、例えば酸素ガス供給源82(図2参照)から供給された酸素ガスをプラズマ化して機能層13に供給することにより、機能層13を除去する。また、マスク層23を形成する前に、ウェーハ11の表面11a側にレーザー加工や切削加工を施し、機能層13をあらかじめ分割予定ライン17に沿って除去しておいてもよい。
このプラズマエッチングステップでは、全ての分割予定ライン17に沿ってウェーハ11が一括でエッチングされる。そのため、例えば円環状の切削ブレードを分割予定ライン17に沿って順に切り込ませる工程等を実施する場合と比較して、ウェーハ11の分割に要する時間を大幅に削減でき、ウェーハの加工効率の低下が抑制される。
次に、ウェーハ11の裏面11b側(マスク層23側)にプラズマ化したガスを供給してマスク層23を除去するマスク層除去ステップを実施する。図4は、マスク層除去ステップの様子を示す断面図である。
マスク層除去ステップでは、チャックテーブル22によってウェーハ11を保持した状態で、酸素ガス供給源82(図2参照)からマスク層23を除去するための酸素ガス(Oガス)27を処理空間4に所定の流量で供給しつつ、高周波電源36からチャックテーブル22に所定の高周波電力を供給する。これにより、チャックテーブル22と電極24との間に供給された酸素ガス27がプラズマ化する。
プラズマ化した酸素ガス27は、チャックテーブル22によって保持されたウェーハ11の裏面11b側に形成されたマスク層23に供給される。その結果、図4に示すようにマスク層23がアッシングされ、除去される。
このマスク層除去ステップでは、プラズマエッチングステップを実施した後、ウェーハ11をチャックテーブル22によって保持したままマスク層23を除去する。このように、プラズマエッチングステップとマスク層除去ステップとを同一のプラズマ処理装置2によって実施することにより、ウェーハ11の分割とマスク層23の除去とを、ウェーハ11を搬送することなく連続して行うことができ、ウェーハ11の加工効率の低下が抑制される。
なお、上記では酸素ガス27によってマスク層23をアッシングする例について説明したが、マスク層23の除去に用いるガスは酸素ガス27に限定されない。例えば、エッチングガス供給源80から供給されるエッチングガス(例えば、SF、C等のフッ素系ガス)や、不活性ガス供給源84から供給される不活性ガス(例えば、He、Ar等の希ガス)をマスク層23の除去に用いてもよい。
上記のエッチングガスや不活性ガスをプラズマ化してマスク層23に供給することにより、マスク層23が除去される。なお、エッチングガスや不活性ガスの成分は、マスク層23が適切に除去されるように、マスク層23の材質等に応じて適宜選択される。
また、例えばマスク層23に水溶性の樹脂等を用いる場合、プラズマエッチングステップを実施すると、プラズマ化したエッチングガス25によってマスク層23もエッチングされ、除去されることがある。この場合、マスク層除去ステップがプラズマエッチングステップの実施中に行われることになる。このように、ウェーハ11のエッチングとマスク層23の除去とが同時に行われるようにエッチングガス25の成分を選択することにより、マスク層除去ステップを簡略化できる。
次に、マスク層23が除去されたウェーハ11の裏面11b側に歪み層を形成する歪み層形成ステップを実施する。図5は、歪み層形成ステップの様子を示す断面図である。
ウェーハ11の内部に銅などの金属元素が含有されていると、この金属元素がデバイス15の形成されたウェーハ11の表面11a側に移動し、デバイス15の不良(電流のリーク等)が発生することがある。ここで、ウェーハ11の裏面11b側に微細な凹凸やクラック等の歪みが形成されていると、この歪みが形成された領域(歪み層)に金属元素が捕獲されるゲッタリング効果が得られることが分かっている。そのため、ウェーハ11の裏面11b側に歪み層を形成することにより、デバイス15の不良の発生を抑制できる。
歪み層形成ステップでは、チャックテーブル22によってウェーハ11を保持した状態で、不活性ガス供給源84(図2参照)から歪み層を形成するための不活性ガス29を処理空間4に所定の流量で供給しつつ、高周波電源36からチャックテーブル22に所定の高周波電力を供給する。これにより、チャックテーブル22と電極24との間に供給された不活性ガス29がプラズマ化する。なお、不活性ガス供給源84から供給される不活性ガス29としては、例えばHeやAr等の希ガスを用いることができる。
プラズマ化した不活性ガス29は、チャックテーブル22によって保持されたウェーハ11の裏面11b側に供給される。その結果、ウェーハ11の裏面11b側には図5に示すように歪み層(ゲッタリング層)31が形成される。なお、プラズマ処理の条件(高周波電力値、処理空間4の圧力値など)は、所望の厚さの歪み層31が形成されるように適宜調整される。
この歪み層形成ステップでは、マスク層除去ステップを実施した後、ウェーハ11をチャックテーブル22によって保持したまま歪み層31を形成する。このように、プラズマエッチングステップ、マスク層除去ステップ、及び歪み層形成ステップを同一のプラズマ処理装置2によって実施することにより、ウェーハ11の分割、マスク層23の除去、及び歪み層31の形成を、ウェーハ11を搬送することなく連続して行うことができ、ウェーハ11の加工効率の低下が抑制される。
なお、ウェーハ11に含まれる金属元素に起因するデバイス15の不良が問題にならない場合や、他の方法でデバイス15の不良を回避できる場合等には、歪み層形成ステップを省略することもできる。
以上の通り、本実施形態に係るウェーハの加工方法では、ウェーハ11のエッチング、マスク層23の除去、及び歪み層31の形成を、同一のプラズマ処理装置2を用いて実施する。これにより、ウェーハ11を搬送することなく複数のプラズマ処理を連続して実施でき、ウェーハ11の加工効率の低下を抑制できる。
なお、マスク層形成ステップを実施する前には、デバイスチップの薄型化等を目的としてウェーハ11に研削加工が施される場合がある。具体的には、ウェーハ11の裏面11b側を研削砥石によって研削することにより、ウェーハ11が薄く加工される。
しかしながら、ウェーハ11の裏面11b側を研削砥石で研削すると、研削された領域には前述の歪み層31を構成する凹凸やクラックよりも大きな凹凸やクラックが形成される。この凹凸やクラックが形成された領域(破砕層)が存在すると、ウェーハ11を分割して得たデバイスチップの抗折強度が低下するため、破砕層は研削加工後に除去されることが好ましい。そこで、本実施形態では、ウェーハ11の裏面11b側に形成された破砕層をプラズマ処理によって除去する。
まず、マスク層形成ステップを実施する前に、ウェーハ11の裏面11b側を研削する研削ステップを実施する。図6は、研削ステップの様子を示す一部断面側面図である。ウェーハ11の研削は、例えば図6に示す研削装置90を用いて行われる。
研削装置90は、ウェーハ11を保持するためのチャックテーブル92を備える。チャックテーブル92はモータ等の回転駆動源(不図示)と接続されており、鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、チャックテーブル92の下方にはテーブル移動機構(不図示)が設けられており、このテーブル移動機構はチャックテーブル92を水平方向に移動させる。
チャックテーブル92の上面は、ウェーハ11を保持する保持面92aを構成する。保持面92aは、チャックテーブル92の内部に形成された吸気路(不図示)等を介して吸引源(不図示)と接続されている。また、チャックテーブル92の周囲には、ウェーハ11を支持する環状フレーム21を固定するための複数のクランプ94が設けられている。
チャックテーブル92の上方には、ウェーハ11の研削を行う研削ユニット96が配置されている。研削ユニット96は、昇降機構(不図示)によって支持されたスピンドルハウジング(不図示)を備えている。スピンドルハウジングにはスピンドル98が収容されており、スピンドルハウジングから露出したスピンドル98の下端部には円盤状のマウント100が固定されている。
マウント100の下面側には、マウント100と概ね同径の研削ホイール102が装着される。研削ホイール102は、ステンレス、アルミニウム等の金属材料で形成された円環状のホイール基台104を備える。また、ホイール基台104の下面側には、直方体状の複数の研削砥石106がホイール基台104の外周に沿って配列されている。
スピンドル98の上端側(基端側)にはモータ等の回転駆動源(不図示)が接続されており、研削ホイール102はこの回転駆動源から発生する力によって鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、研削ユニット96の内部又は近傍には、チャックテーブル92によって保持されたウェーハ11及び研削砥石106に純水等の研削液を供給するためのノズル(不図示)が設けられている。
研削ステップでは、まず、保護部材19を介してウェーハ11をチャックテーブル92の保持面92a上に配置するとともに、環状フレーム21をクランプ94によって固定する。この状態で保持面92aに吸引源の負圧を作用させることにより、ウェーハ11は裏面11b側が上方に露出した状態でチャックテーブル92によって吸引保持される。
次に、チャックテーブル92を研削ユニット96の下方に移動させる。そして、チャックテーブル92と研削ホイール102とをそれぞれ回転させて、研削液をウェーハ11の裏面11b側に供給しながらスピンドル98を下降させる。なお、スピンドル98の位置及び下降速度は、研削砥石106が適切な力でウェーハ11の裏面11b側に押し当てられるように調整される。これにより、ウェーハ11の裏面11b側が研削される。このウェーハ11の研削は、ウェーハ11が所定の厚さになるまで継続される。
研削ステップを実施すると、ウェーハ11の裏面11b側には破砕層33(図7参照)が形成される。そして、この破砕層33が形成されたウェーハ11に対して、前述のマスク層形成ステップ、ウェーハ保持ステップ、プラズマエッチングステップ、及びマスク層除去ステップ等が実施される。
図7(A)はマスク層形成ステップ後のウェーハ11を示す断面図であり、図7(B)はマスク層除去ステップ後のウェーハ11を示す断面図である。破砕層33は、マスク層除去ステップを実施した後もウェーハ11の裏面11b側に残存している。
そこで、マスク層除去ステップを実施した後、ウェーハ11の裏面11b側にプラズマ化した不活性ガスを供給し、研削ステップによりウェーハ11の裏面11b側に形成された破砕層33を除去する破砕層除去ステップを実施する。図8は、破砕層除去ステップの様子を示す断面図である。なお、本実施形態においては、プラズマ処理装置2(図2参照)を用いて破砕層33を除去する。
破砕層除去ステップでは、チャックテーブル22によってウェーハ11を保持した状態で、不活性ガス供給源84から破砕層を除去するための不活性ガス35を処理空間4に所定の流量で供給しつつ、高周波電源36からチャックテーブル22に所定の高周波電力を供給する。これにより、チャックテーブル22と電極24との間に供給された不活性ガス35がプラズマ化する。なお、不活性ガス供給源84から供給される不活性ガス35としては、例えばHeやAr等の希ガスを用いることができる。
プラズマ化した不活性ガス35は、チャックテーブル22によって保持されたウェーハ11の裏面11b側に供給される。これにより、図8に示すように破砕層33が除去される。なお、プラズマ処理の条件(高周波電力値、処理空間4の圧力値など)は、破砕層33が適切に除去されるように適宜調整される。例えば、破砕層除去ステップにおいて高周波電源36からチャックテーブル22に供給される高周波電力の値は、歪み層形成ステップの実施時よりも大きく設定される。
このように、ウェーハ11の裏面11b側に形成された破砕層33を除去することにより、ウェーハ11の分割によって得られるデバイスチップの抗折強度の低下を抑えることができる。
この破砕層除去ステップでは、マスク層除去ステップを実施した後、ウェーハ11をチャックテーブル22によって保持したまま、破砕層33を除去する。このように、プラズマエッチングステップ、マスク層除去ステップ、破砕層除去ステップを同一のプラズマ処理装置2によって実施することにより、ウェーハ11の分割、マスク層23の除去、及び破砕層33の除去を、ウェーハ11を搬送することなく連続して行うことができ、ウェーハ11の加工効率の低下が抑制される。
なお、上記では不活性ガス35によって破砕層33を除去する例について説明したが、破砕層33の除去に用いるガスは不活性ガス35に限定されない。例えば、エッチングガス供給源80から供給されるエッチングガス(例えば、SF、C等のフッ素系ガス)などをプラズマ化して、破砕層33の除去に用いてもよい。
また、破砕層除去ステップの後、更に前述の歪み層形成ステップ(図5参照)を実施してもよい。この場合、破砕層除去ステップと歪み層形成ステップとは、同一のプラズマ処理装置2を用いて実施される。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 ウェーハ
11a 表面
11b 裏面
13 機能層
15 デバイス
17 分割予定ライン(ストリート)
19 保護部材(ダイシングテープ)
21 環状フレーム
21a 開口
23 マスク層
25 エッチングガス
27 酸素ガス
29 不活性ガス
31 歪み層(ゲッタリング層)
33 破砕層
35 不活性ガス
2 プラズマ処理装置
4 処理空間
6 チャンバー
6a 底壁
6b 上壁
6c 第1側壁
6d 第2側壁
6e 第3側壁
8 開口
10 ゲート
12 開閉機構
14 エアシリンダ
16 ピストンロッド
18 排気口
20 減圧ユニット
22 チャックテーブル
24 電極
26 テーブル部
28 支持部
30 開口
32 絶縁部材
34 スイッチ
36 高周波電源
38 保持部
38a 保持面
40 吸引路
42 吸引源
44 導線部
46 スイッチ
48 直流電源
50 冷却流路
52 冷媒導入路
54 冷媒排出路
56 冷媒循環機構
58 ガス噴出部
58a 下面
60 支持部
62 開口
64 絶縁部材
66 昇降機構
68 支持アーム
70 噴出孔
72 流路
74 流路
76 ガス供給ユニット
78 バルブ
80 エッチングガス供給源
82 酸素ガス供給源
84 不活性ガス供給源
90 研削装置
92 チャックテーブル
92a 保持面
94 クランプ
96 研削ユニット
98 スピンドル
100 マウント
102 研削ホイール
104 ホイール基台
106 研削砥石

Claims (4)

  1. 格子状に配列された分割予定ラインによって区画された各領域に形成されたデバイスを表面側に備えるウェーハを加工するウェーハの加工方法であって、
    該デバイスに対応する領域を覆うマスク層を、該デバイスの全体と重畳し端部が該デバイスの端部よりも該分割予定ライン側に突出するように、該ウェーハの裏面側に形成するマスク層形成ステップと、
    該マスク層が露出するようにプラズマ処理装置のチャックテーブルによって該ウェーハを保持するウェーハ保持ステップと、
    該チャックテーブルによって保持された該ウェーハの裏面側にプラズマ化したエッチングガスを供給し、該マスク層から露出した該ウェーハを該分割予定ラインに沿ってエッチングするプラズマエッチングステップと、
    該プラズマエッチングステップを実施した後または実施中に、該チャックテーブルによって保持された該ウェーハの裏面側にプラズマ化したガスを供給して該マスク層を除去するマスク層除去ステップと、
    該マスク層除去ステップを実施した後、該チャックテーブルによって保持された該ウェーハの裏面側にプラズマ化した不活性ガスを供給し、該ウェーハの裏面側に歪み層を形成する歪み層形成ステップと、を備えることを特徴とするウェーハの加工方法。
  2. 該マスク層除去ステップでは、プラズマ化した該エッチングガス又はプラズマ化した酸素ガスを供給することを特徴とする請求項1記載のウェーハの加工方法。
  3. 該マスク層形成ステップを実施する前に該ウェーハの裏面側を研削する研削ステップと、
    該マスク層除去ステップを実施した後、該チャックテーブルによって保持された該ウェーハの裏面側にプラズマ化したガスを供給し、研削ステップにより該ウェーハの裏面側に形成された破砕層を除去する破砕層除去ステップと、を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のウェーハの加工方法。
  4. 該破砕層除去ステップでは、該ウェーハの裏面側にプラズマ化した不活性ガスを供給することを特徴とする請求項3記載のウェーハの加工方法。
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