JP2016223484A - 油圧回路 - Google Patents

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【課題】ハンチングの発生を、より効果的に抑制する。【解決手段】カウンタバランス弁を備えた油圧回路であって、油圧モータの巻下駆動時の戻り側油路と連通される油室の圧力を上昇させる加圧装置を備えた油圧回路。また、油圧モータの巻下駆動時の送り側油路と連通された油室と連通する通路に設けられた絞りと並列に、送り側油路から油室への圧油の流れを許容し、油室から送り側油路への流れを阻止する逆止弁が設けられた油圧回路。【選択図】図2

Description

本発明は、カウンタバランス弁を備えた油圧回路に関する。
吊り荷を昇降するためのウインチを備えたクレーン等の建設機械において、ウインチを駆動する油圧モータの巻下速度を制御するカウンタバランス弁を備えた油圧回路が知られている。特許文献1には、巻下駆動の停止指令が検出されると、カウンタバランス弁におけるバネの介装された第2油室(ダンピング室)の容積を大きくする容積変更手段を備えた油圧回路が開示されている。
特許文献1に記載の発明によれば、油圧モータの巻下駆動停止時には、スプールの応答性が遅れるため、サージ圧が低減される。また、巻下駆動時にはスプールの応答性が良好となり、ハンチングが抑制される。
特開2002−39107号公報
特許文献1に記載の発明によれば、吊り荷が大きく振動するような、大きなハンチングを抑えることはできるものの、作動油には空気が混入する場合があり、カウンタバランス弁のダンピング室に空気(気泡)が存在していると、スプールが移動したときに、気泡が潰れるだけで、スプールの微小運動に対する減衰効果が低下する。これにより微小なハンチングが発生する事があり、改善の余地があった。
請求項1に記載の油圧回路は、油圧ポンプと、油圧ポンプから吐出される圧油により駆動される油圧モータと、油圧モータと油圧ポンプとの間に介装されたカウンタバランス弁とを備えた油圧回路であって、カウンタバランス弁は、シリンダおよびスプールを有し、シリンダの内部の一端側には、油圧モータの巻下駆動時の送り側油路と連通される第1油室が形成され、シリンダの内部の他端側には、油圧モータの巻下駆動時の戻り側油路と連通される第2油室が形成され、第2油室には、スプールを付勢するバネが配置され、スプールは、第1油室に作用する力と第2油室に作用する力との差により移動し、移動量に応じて戻り側油路の通路面積を増減し、油圧回路は、第2油室の圧力を上昇させる加圧装置を備えている。
本発明によれば、ハンチングの発生を、より効果的に抑制できる。
本発明の一実施の形態に係る油圧回路を搭載したクレーンの外観を示す側面図。 本発明の一実施の形態に係る油圧回路を示す図。 (a)は比較例の油圧回路により巻上ウインチを巻下駆動したときのスプールの位置の変化を示すタイムチャート。(b)は比較例の油圧回路により巻上ウインチを巻下駆動したときの巻下圧Pdおよびスプール圧Pa、ダンピング室圧Pbの変化を示すタイムチャート。 巻下圧Pdおよびスプール圧Paと、スプールの移動量との関係を示す図。
以下、図面を参照して本発明による油圧回路の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る油圧回路を搭載したクレーンの外観を示す側面図である。クレーンは、走行体101と、旋回装置102を介して走行体101上に旋回可能に搭載された旋回体103と、旋回体103の先端部に起伏可能に取り付けられたブーム104とを有する。旋回体103には巻上ドラム105が搭載され、巻上ドラム105の駆動により巻上ロープ106が巻き取りまたは繰り出され、ブーム先端から吊り下げられたフック107を介して吊り荷が昇降する。
図2は、クレーンの油圧回路を示す図である。油圧回路は、エンジン(不図示)により駆動される油圧ポンプ1と、油圧ポンプ1から吐出される圧油によって駆動する油圧モータ2と、油圧ポンプ1から油圧モータ2への圧油の流れを制御する方向制御弁3と、方向制御弁3と油圧モータ2とを接続する一対の主管路4a,4bと、ポートP1〜P4を介して主管路4a,4bに介装されたカウンタバランス弁10とを有する。油圧モータ2の出力軸の回転は巻上ドラム105に伝達され、油圧モータ2により巻上ドラム105が巻上および巻下駆動される。
カウンタバランス弁10は、シリンダ11と、シリンダ11内に摺動可能に収容されたスプール12とを有する。シリンダ11の内周面には周方向に溝111,112が形成されている。
スプール12は、第1ランド121と第2ランド122とを有する。第1ランド121と第2ランド122の間には、溝111に対向して周方向にわたって通路22が形成され、第2ランド122の周囲には溝112により通路23が形成されている。通路22は、逆止弁13が設けられた通路L1aを介してポートP1に連通し、通路L2を介してポートP2に連通している。通路23は、通路L1bを介してポートP1に連通している。
シリンダ11の内部の一端側には、スプール12の一端面に面して油室24が形成され、シリンダ11の内部の他端側には、スプール12の他端面に面してバネ室25が形成されている。油室24は、流れを制限する絞り15が設けられた連通路L5を介して通路L3に連通している。
油室24は、逆止弁17が設けられた連通路L4を介して通路L3に連通している。連通路L4および連通路L5は、並列に配置され、それぞれ油室24と通路L3とを連通している。逆止弁17は、通路L3から油室24への圧油の流れを許容し、油室24から通路L3への流れを阻止(遮断)する。
通路L3は、ポートP3とポートP4とを連通している。ポートP3は主管路4bを介して油圧モータ2に接続され、ポートP2は主管路4aを介して油圧モータ2に接続されている。ポートP1およびポートP4は、それぞれ方向制御弁3を介して油圧ポンプ1に接続されている。
油圧モータ2の巻下駆動時には、通路L3および主管路4bが送り側油路を構成し、主管路4a、通路L2、通路22および通路23、通路L1bが戻り側油路を構成する。油圧モータ2の巻上駆動時には、主管路4a、通路L1a、通路22および通路L2送り側油路を構成し、主管路4bおよび通路L3が戻り側油路を構成する。
バネ室25は、逆止弁14を介して通路23に連通するとともに、流れを制限する絞り20を介して通路23に連通している。逆止弁14は、通路23からバネ室25への圧油の流れを許容し、バネ室25から通路23への流れを阻止(遮断)する。逆止弁14が設けられた連通路L7および絞り20が設けられた連通路L6は、並列に配置され、それぞれバネ室25と通路23とを連通している。
バネ室25にはコイルばね16が配置され、スプール12はばね力により常時矢印A方向に付勢されている。スプール12の一端面には油室24内の油圧力が、他端面にはバネ室25内の油圧力とコイルばね16の付勢力がそれぞれ作用し、スプール12はこれらの力の大小(差)によりシリンダ11内を摺動する。スプール12が移動すると、その移動量に応じて、通路22と通路23との境界に設けられた開口部26の通路面積が増減する。
スプール12が矢印A方向に最大に移動している状態では、通路22と通路23の間の開口部26が閉塞され、通路22から通路23への油の流れが阻止される。スプール12が矢印B方向に移動して開口部26が開口すると、通路22から通路23への油の流れが可能となる。
カウンタバランス弁10の動作を図2の油圧回路により説明する。図2において、方向制御弁3は図示しない操作レバーにより操作される。方向制御弁3が巻上位置(a)側に操作されると、油圧ポンプ1からの圧油は、カウンタバランス弁10内の逆止弁13および通路22を経て油圧モータ2に供給される。これにより油圧モータ2が巻上方向に回転し、巻上ドラム105が巻上駆動される。
一方、方向制御弁3が巻下位置(b)側に操作されると、油圧ポンプ1からの圧油は、通路L3および主管路4bを経て油圧モータ2に供給され、油圧モータ2が巻下駆動される。このとき、スプール12の一端側の油室24には逆止弁17を介してモータ駆動圧が導かれ、スプール12はコイルばね16の付勢力およびバネ室25内の油圧力に抗して矢印B方向に移動する。これにより開口部26が開放されて通路22から通路23へと戻り油が流れ、油圧モータ2が巻下方向に回転し、ドラム105が巻下駆動される。
その後、方向制御弁3が中立位置に戻し操作されると、油圧モータ2の回転が停止する。このとき、スプール12はコイルばね16の付勢力によって矢印A方向に押動され、開口部26が閉塞される。このため、通路22から通路23への圧油の流れが阻止され、吊り荷の自重により油圧モータ2が逸走することを防止でき、吊り荷の落下を防ぐことができる。
ところで、作動油には空気が混入する場合がある。カウンタバランス弁10のバネ室(ダンピング室)25に空気(気泡)が混入していると、スプール12がB方向に移動したときに、気泡が潰れるまではバネ室25内の圧油が絞り20を通過して抜け出る事による減衰効果が低下する。この要因についてシミュレーションを行うと、図3(a)および図3(b)の様な結果が得られる。
図3(a)は、比較例の油圧回路により巻上ウインチ105を巻下駆動したときのスプール12の位置の変化、すなわち移動量(スプールストローク)を示すタイムチャートである。図3(b)は、比較例の油圧回路により巻上ウインチ105を巻下駆動したときの巻下圧Pdおよびスプール圧Pa、ダンピング室圧Pbの変化を示すタイムチャートである。なお、比較例の油圧回路は、図2に示す本実施の形態の油圧回路に示す逆止弁14、逆止弁17、電磁切換弁31および油圧源30が設けられていない油圧回路である。
図4は、図3(a)のIVa部および図3(b)のIVb部を拡大した図であり、巻下圧Pdおよびスプール圧Paと、スプールの移動量との関係を示す図である。操作レバーを巻下側に最大操作すると、方向制御弁3が巻下位置(b)側に切り換えられ、油圧ポンプ1から吐出された圧油が油圧モータ2に供給される。
操作レバーの最大操作とともに、巻下圧Pdが急上昇する。巻下圧Pdの上昇に伴ってスプール圧Paが上昇し、スプール12が移動する。スプール圧Paとダンピング室圧Pbとの差圧ΔPにより生じる力がコイルばね16の弾性力とバランスすることでスプール12が停止する。
比較例では、図3に示すように、スプール12は完全に停止せず、微小なハンチング(振動)が発生している。これは油室(ダンピング室)25内には気泡が存在するため、スプール12の微小移動に対しダンピングが効かず、スプール12の慣性エネルギにより、スプール12がコイルばね16とのバランス点を超えてストロークしてしまうことが原因と考えられる。
この様な振動現象が発生した場合、通常はスプール12の応答性を下げてスプール12を動きにくくすることを行うが、気泡混入によるダンピング喪失状態では、絞り20をより小さくしても微小な振動に対して振動抑制効果は低く、また微小振動時以外の通常時の応答性も低下させてしまう。
そこで本願発明では、バネ室25に油圧力を供給することにより、内包する気泡を事前に押しつぶし、ダンピングの効果を安定化させること、および、通常とは逆にスプール12の応答性を上げることで振動周期をずらしハンチング現象を抑制しようと考えた。
図2に示すように、本実施の形態に係る油圧回路は、気泡を事前に押しつぶすために、バネ室25の圧力を上昇させる加圧装置を備えている。加圧装置は、コントローラ120と、電磁切換弁31と、油圧源30とを含む。コントローラ120は、CPUやROM,RAM等の記憶装置、その他の周辺回路などを有する演算処理装置を含んで構成され、クレーンの各部を制御する。
電磁切換弁31は、カウンタバランス弁10のバネ室25と、油圧源30とを接続する油路に介装されている。電磁切換弁31とバネ室25との間には、電磁切換弁31からバネ室25への圧油の流れを許容し、バネ室25から電磁切換弁31への圧油の流れを阻止(遮断)する逆止弁19が設けられている。
コントローラ120は、エンジンの回転速度や操作レバーの操作量などに応じて加圧条件が成立したか否かを判定し、判定結果に応じて電磁切換弁31を制御する。コントローラ120は、加圧条件が成立している場合、電磁切換弁31のソレノイドにオン信号を出力して、電磁切換弁31を位置(Y)に切り換える。コントローラ120は、加圧条件が成立していない場合、電磁切換弁31のソレノイドにオフ信号を出力して、電磁切換弁31を位置(X)に切り換える。
このため、加圧条件が成立すると、油圧源30から電磁切換弁31を介してバネ室25に圧油が供給されることで、バネ室25の圧力が加圧条件成立前に比べて上昇し、バネ室25内に存在する気泡が押し潰される。その結果、バネ室25内の圧油による減衰効果を向上させることができ、ハンチングを抑制できる。
本実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)バネ室25に付加された加圧装置により加圧された油に内包された気泡は、圧力により押しつぶされているため、次にスプール12が移動しようとした場合、遅れなく減衰効果を発揮するため、微小な振動現象に対しスプール12の安定性を高めることができ、ハンチングを抑制できる効果を奏する。
(2)加圧装置の動作を制御可能としたため、必要な場合以外は、巻き下げの押し込み圧力を増加させる事を避ける事ができ、常時使用による燃費悪化を避けられる。また、気泡混入以外の、油圧モータ2の入口圧力と出口圧力が同圧になることが原因による摩擦のスティックスリップによるハンチング時にも状況を避けることが可能となる。
(3)比較例では巻下側管路(通路L3)に供給された圧油が、絞り15を介して油室24に供給されるため、スプール12の移動の応答速度が低下していた。これに対して、本実施の形態では、巻下側管路(通路L3)と油室24との間に逆止弁17を設ける構成としたので、巻下圧Pdの上昇に伴うスプール移動の応答性を向上でき、その結果振動周期が早くなり、ハンチング現象を感じにくい周期に移動させることができるという効果を奏する。また同時に応答性を高められるため、サージ圧の低減も可能となる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(変形例1)
上述した実施の形態では、油圧源30とバネ室25との間に電磁切換弁31を設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。電磁切換弁31に代えて、電磁比例弁を設け、コントローラ120からの制御電流に応じて開口面積を調整し、バネ室25の圧力を調整できるようにしてもよい。
(変形例2)
電磁切換弁31に代えて、パイロット圧により駆動されるパイロット式の弁によってバネ室25の圧力を制御するようにしてもよい。
(変形例3)
上述した実施の形態では、油圧ポンプ1を駆動する原動機としてエンジンを採用した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。電動モータを原動機として採用し、電動モータによって油圧ポンプ1を駆動するようにしてもよい。
(変形例4)
上述した実施の形態では、油室24と通路L3とを連通する連通路L4に逆止弁17を設け、バネ室25と通路L1bとを連通する連通路L7に逆止弁14を設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。逆止弁17や逆止弁14を省略してもよい。この場合、バネ室25を加圧する加圧装置(30,31,120)により、微小なハンチングの発生を抑制することができる。
(変形例5)
上述した実施の形態では、バネ室25を加圧する加圧装置(30,31,120)を設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されず、加圧装置を省略してもよい。この場合、油室24と巻下側管路(通路L3)とを連通する連通路L4に逆止弁17を設けることで、巻下圧Pdの上昇に伴うスプール圧Paの上昇の応答性を向上させることで、微小なハンチングの発生を抑制することができる。
本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
1 油圧ポンプ、2 油圧モータ、10 カウンタバランス弁、11 シリンダ、12 スプール、15 絞り、16 コイルばね(バネ)、17 逆止弁、24 油室(第1油室)、25 バネ室(第2油室)、30 油圧源(加圧装置)、31 電磁切換弁(加圧装置)、120 コントローラ(制御装置)、L4 連通路(第2連通路)、L5 連通路(第1連通路)

Claims (4)

  1. 油圧ポンプと、前記油圧ポンプから吐出される圧油により駆動される油圧モータと、前記油圧モータと前記油圧ポンプとの間に介装されたカウンタバランス弁とを備えた油圧回路であって、
    前記カウンタバランス弁は、シリンダおよびスプールを有し、
    前記シリンダの内部の一端側には、前記油圧モータの巻下駆動時の送り側油路と連通される第1油室が形成され、
    前記シリンダの内部の他端側には、前記油圧モータの巻下駆動時の戻り側油路と連通される第2油室が形成され、
    前記第2油室には、前記スプールを付勢するバネが配置され、
    前記スプールは、前記第1油室に作用する力と前記第2油室に作用する力との差により移動し、移動量に応じて前記戻り側油路の通路面積を増減し、
    前記油圧回路は、
    前記第2油室の圧力を上昇させる加圧装置を備えている油圧回路。
  2. 請求項1に記載の油圧回路において、
    前記加圧装置は、加圧条件が成立すると、加圧条件が成立していない場合に比べて前記第2油室の圧力を上昇させる制御装置を備えている油圧回路。
  3. 請求項1または2に記載の油圧回路において、
    前記第1油室と前記送り側油路とを連通する第1連通路に設けられ、流れを制限する絞りと、
    前記第1連通路と並列に、前記第1油室と前記送り側油路とを連通する第2連通路に、前記送り側油路から前記第1油室への圧油の流れを許容し、前記第1油室から前記送り側油路への圧油の流れを阻止する逆止弁が設けられている油圧回路。
  4. 油圧ポンプと、前記油圧ポンプから吐出される圧油により駆動される油圧モータと、前記油圧モータと前記油圧ポンプとの間に介装されたカウンタバランス弁とを備えた油圧回路であって、
    前記カウンタバランス弁は、シリンダおよびスプールを有し、
    前記シリンダの内部の一端側には、前記油圧モータの巻下駆動時の送り側油路と連通される第1油室が形成され、
    前記シリンダの内部の他端側には、前記油圧モータの巻下駆動時の戻り側油路と連通される第2油室が形成され、
    前記第2油室には、前記スプールを付勢するバネが配置され、
    前記スプールは、前記第1油室に作用する力と前記第2油室に作用する力との差により移動し、移動量に応じて前記戻り側油路の通路面積を増減し、
    前記油圧回路は、
    前記第1油室と前記送り側油路とを連通する第1連通路に設けられ、流れを制限する絞りと、
    前記第1連通路と並列に、前記第1油室と前記送り側油路とを連通する第2連通路に、前記送り側油路から前記第1油室への圧油の流れを許容し、前記第1油室から前記送り側油路への圧油の流れを阻止する逆止弁とを備えている油圧回路。
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