JP2016220024A - パンニング表示制御装置および撮像装置 - Google Patents

パンニング表示制御装置および撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016220024A
JP2016220024A JP2015102742A JP2015102742A JP2016220024A JP 2016220024 A JP2016220024 A JP 2016220024A JP 2015102742 A JP2015102742 A JP 2015102742A JP 2015102742 A JP2015102742 A JP 2015102742A JP 2016220024 A JP2016220024 A JP 2016220024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panning
index
display
subject
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015102742A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016220024A5 (ja
JP6525724B2 (ja
Inventor
崇 行徳
Takashi Gyotoku
崇 行徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015102742A priority Critical patent/JP6525724B2/ja
Priority to US15/158,154 priority patent/US10104277B2/en
Priority to CN201610335092.8A priority patent/CN106170061B/zh
Publication of JP2016220024A publication Critical patent/JP2016220024A/ja
Publication of JP2016220024A5 publication Critical patent/JP2016220024A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6525724B2 publication Critical patent/JP6525724B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/58Means for changing the camera field of view without moving the camera body, e.g. nutating or panning of optics or image sensors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/61Control of cameras or camera modules based on recognised objects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/64Computer-aided capture of images, e.g. transfer from script file into camera, check of taken image quality, advice or proposal for image composition or decision on when to take image
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/681Motion detection
    • H04N23/6811Motion detection based on the image signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/695Control of camera direction for changing a field of view, e.g. pan, tilt or based on tracking of objects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/144Movement detection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/681Motion detection
    • H04N23/6812Motion detection based on additional sensors, e.g. acceleration sensors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

【課題】流し撮りを行うユーザに対して適切なパンニングの速度や方向を認識させる。
【解決手段】パンニング指標表示装置103は、移動する被写体を追ってパンニングされる撮像装置100の動きを検出する動き検出手段105からの検出情報を用いて撮像装置のパンニング方向を取得し、パンニング中に撮像装置により得られる映像信号から動きベクトルを検出し、パンニング方向を示す第1の指標と、動きベクトルを用いて求めた被写体の移動方向を示す第2の指標とを、映像信号に基づいて映像を表示する表示手段109に表示させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、カメラ等の撮像装置におけるライブビュー映像の表示を制御する装置に関し、特にパンニング撮像(流し撮り)時のガイダンス表示を行うパンニング表示制御装置に関する。
自動車等の動いている被写体を追って撮像装置(以下、カメラという)をパンニングしながら通常よりも遅いシャッター速度で撮像する流し撮りという撮像手法がある。流し撮りを行うことで、主たる被写体が静止して背景が流れているスピード感のある撮像画像(静止画像)を取得することができる。カメラには、このような流し撮りにおけるユーザによるパンニングをアシストする機能を有するものがある。具体的には、ジャイロセンサ等の動きセンサによりカメラのパンニング速度を検出するとともに、撮像により生成された映像信号にて検出した動きベクトルから画面内での主被写体の動き速度を取得する。そして、これらパンニング速度と動き速度との差分に応じて画面内での主被写体の位置ずれ(像ぶれ)を打ち消すようにレンズを撮像光軸に対してシフトさせる。これにより、ユーザによるパンニングの速度が変動しても、主被写体の像ぶれが抑えられた流し撮りを可能とすることができる。
また、流し撮りの対象である主被写体には、自動車のように移動方向が水平方向に決まっているものばかりではなく、例えば空中を様々な角度で上昇していく飛行機のように移動方向が定まっていないものもある。このような主被写体を流し撮りする場合には、ユーザによるパンニングの速度だけではなく方向も変動した結果、主被写体の像ぶれが発生する。
特許文献1には、実際のパンニング方向と予め設定された基準パンニング方向との差分に応じてライブビュー映像を基準パンニング方向に近づくように補正してモニタに表示するカメラが開示されている。
特開2006−115322号公報
しかしながら、特許文献1にて開示されたカメラでは、主被写体のぶれを抑えた流し撮りを行えるパンニング方向が基準パンニング方向に限定される。
本発明は、流し撮りを行うユーザに対して適切なパンニングの速度や方向を認識させるためのガイダンス表示を行えるようにしたパンニング表示制御装置を提供する。
本発明の一側面としてのパンニング指標表示装置は、移動する被写体を追ってパンニングされる撮像装置の動きを検出する動き検出手段からの検出情報を用いて撮像装置のパンニング方向を取得するパンニング情報取得手段と、パンニング中に撮像装置により得られる映像信号から動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、パンニング方向を示す第1の指標と、動きベクトルを用いて求めた被写体の移動方向を示す第2の指標とを、映像信号に基づいて映像を表示する表示手段に表示させる表示制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としてのパンニング指標表示装置は、移動する被写体を追ってパンニングされる撮像装置の動きを検出する動き検出手段からの検出情報を用いて撮像装置のパンニングに関する情報を取得するパンニング情報取得手段と、パンニング中に撮像装置により得られる映像信号から動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、撮像装置がその光学系の少なくとも一部を移動させることで像面上における被写体の光学像の変位を抑制する機能を有する場合において該変位の抑制が可能な範囲を示す第1の指標と、動きベクトルを用いて得られた被写体の移動に関する情報とパンニングに関する情報との差を表示するための第2の指標とを、前記映像信号に基づいて映像を表示する表示手段に表示させる表示制御手段とを有することを特徴とするパンニング指標表示装置。
なお、映像信号を生成する撮像系と、上記パンニング指標表示装置と、映像信号に基づいて映像を表示するとともに、第1および第2の指標を表示する表示手段とを有する撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
また、本発明の他の一側面としてのパンニング指標表示プログラムは、コンピュータにパンニング指標の表示処理を実行させるコンピュータプログラムである。該表示処理は、移動する被写体を追ってパンニングされる撮像装置の動きを検出する動き検出手段からの検出情報を用いて撮像装置のパンニング方向を取得し、パンニング中に撮像装置により得られる映像信号から動きベクトルを検出し、パンニング方向を示す第1の指標と、動きベクトルを用いて求めた被写体の移動方向を示す第2の指標とを、映像信号に基づいて映像を表示する表示手段に表示させる処理であることを特徴とする。
さらに、本発明の他の一側面としてのパンニング指標表示プログラムは、コンピュータにパンニング指標の表示処理を実行させるコンピュータプログラムである。該表示処理は、 移動する被写体を追ってパンニングされる撮像装置の動きを検出する動き検出手段からの検出情報を用いて撮像装置のパンニングに関する情報を取得し、パンニング中に撮像装置により得られる映像信号から動きベクトルを検出し、撮像装置がその光学系の少なくとも一部を移動させることで像面上における被写体の光学像の変位を抑制する機能を有する場合において該変位の抑制が可能な範囲を示す第1の指標と、動きベクトルを用いて得られた被写体の移動に関する情報とパンニングに関する情報との差を表示するための第2の指標とを、映像信号に基づいて映像を表示する表示手段に表示させる処理であることを特徴とする。
本発明では、流し撮りを行うユーザに対して、パンニングの方向や速度と主被写体の移動の方向や速度との差を少なくさせる、つまりは適切なパンニングの速度や方向を視認させるためのガイダンス表示を行う。このため、本発明によれば、主被写体の移動の速度や方向にかかわらず、主被写体の像ぶれを抑えた良好な流し撮りを行えるようにすることができる。
本発明の実施例1である撮像装置の構成を示すブロック図。 実施例1における流し撮りアシスト処理を示すフローチャート。 実施例1における角速度信号算出処理を示す図。 実施例1におけるガイダンス表示処理を示すフローチャート。 実施例1におけるガイダンス表示を示す図。 本発明の実施例2におけるガイダンス表示処理を示すフローチャート。 実施例2におけるガイダンス表示を示す図。 実施例2における画角算出処理を示す図。 実施例2におけるガイダンス表示の例を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1であるパンニング指標表示装置を含む撮像装置100の基本構成を示している。撮像装置100は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等のいわゆるカメラだけでなく、カメラ機能付き携帯電話、カメラ付きコンピュータ等のようにカメラ機能を備えた電子機器も含む。
光学系101は、レンズ、シャッターおよび絞りを含み、CPU103による制御に応じて被写体からの光を撮像素子102上に結像させて被写体の光学像を形成する。また、光学系101は、その少なくとも一部として、該光学系101の光軸方向に対して直交する方向にシフトして撮像素子102上(像面上)での光学像の変位を抑制するシフトレンズを含む。本実施例では、光学系101の一部がシフトレンズにより構成されている場合について説明するが、光学系101の全体をシフトレンズとシフトさせてもよい。また、「光学系」には、広義には、撮像素子102も含まれ、撮像素子102を光軸に対してシフトさせてもよい。
光学系101は撮像素子102を備えた撮像装置本体に対して着脱が可能な交換レンズに設けられていてもよい。この場合、交換レンズと撮像装置本体とにより撮像装置が構成される。
撮像素子102は、CCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成され、光学系101により形成された光学像を電気信号(撮像信号)に変換する。
動き検出手段としての角速度センサ105は、ジャイロセンサ等により構成され、撮像装置100の角速度を検出して該角速度に対応する電気信号(検出情報)をCPU103に出力する。CPU103は、この検出された角速度を用いて、撮像装置100のパンニングの角速度や方向を含むパンニングに関する情報を取得する。
CPU103は、入力された信号や予め記憶されたコンピュータプログラムに従って撮像装置100を構成する各部の動作を制御する。また、CPU103は、後述するガイダンス表示処理を含む流し撮りアシスト処理を行う。CPU103は、パンニング情報取得手段、動きベクトル取得手段および表示制御手段を含むパンニング指標表示装置に相当する。
一次記憶部104は、RAM等の揮発性メモリであり、一時的にデータを記憶する等のCPU103の作業用に用いられる。また、一次記憶部104に記憶された各種データは、画像処理部106で利用されたり、記録媒体107に記録されたりする。二次記憶部108は、EEPROM等の不揮発性メモリであり、CPU103によって利用される撮像装置100の動作制御用のプログラム(ファームウェア)や各種設定情報を記憶している。
記録媒体107は、記録用撮像により得られた画像データ等の記録用データを記録する。記録媒体107は、撮像装置100に対して着脱が可能な半導体メモリ等により構成され、これに記録されたデータはパーソナルコンピュータ等で読み出すことが可能である。つまり、撮像装置100は、記録媒体107の着脱機能と記録媒体107に対するデータ読み書き機能とを有する。
表示部(表示手段)109は、記録用撮像前の表示用撮像により生成されたビューファインダ映像であるライブビュー映像や記録用撮像により生成された画像(撮像画像)の表示を行う。また、表示部109は、ユーザに対話的な操作を行わせるためのGUI画像等の表示を行う。操作部110は、ユーザの操作を受け付けてCPU103に入力情報を伝達する入力デバイス群であり、ボタン、レバー、タッチパネル等の接触式操作部材だけでなく、音声や視線等を用いた非接触入力デバイスをも含む。
動きベクトル検出手段としての動きベクトル検出部111は、表示用撮像により生成されたライブビュー映像用の映像信号(以下、ライブビュー映像信号という)から動きベクトルを検出する。具体的には、ライブビュー映像信号を構成する複数のフレームにおける対応点間での移動方向と移動量を示す動きベクトルを検出する。なお、動きベクトル検出部111の機能をCPU103が実行してもよい。
画像処理部106は、撮像素子102から出力された撮像信号に対して各種処理を行うことでライブビュー映像信号を生成したり、記録用画像としての静止画像または動画像を生成したりする。撮像素子102および画像処理部106により撮像系が構成される。なお、画像処理部106の機能の少なくとも一部を、CPU103が実行してもよい。
次に、図2を用いて、CPU103が行う流し撮りアシスト処理について説明する。CPU103は、この流し撮りアシスト処理を、操作部110を通じてユーザにより流し撮りアシストモードが選択されたことに応じて、二次記憶部108に記憶されたコンピュータプログラムである流し撮りアシストプログラムに従って実行する。
まずステップS201において、CPU103は、パンニング中に生成されたライブビュー映像信号から撮像対象である主被写体を抽出する。ここでの主被写体の抽出は、動きベクトル検出部111がライブビュー映像信号から検出した動きベクトルを用いて、ライブビュー映像信号中において主被写体の画像(以下、主被写体画像という)が含まれる主被写体エリアを抽出する手法により行う。動きベクトルを用いて主被写体エリアを抽出する手法については、従来提案されている様々な手法を用いることができる。主被写体の抽出ができなかった場合は、後に説明する主被写体の角速度の算出が行えないため、CPU103は流し撮りアシスト処理を続行しない。この場合、ステップS207において後述するシフトレンズを駆動しない通常の撮像に切り替えることが可能である。
次に、CPU103は、ステップS202において、角速度センサ105により検出された撮像装置100のパンニングの角速度(パンニング速度:以下、パンニング角速度という)の情報を取得し、ステップS203に進む。
ステップS203において、CPU103は、主被写体エリアでの動きベクトルを用いて、実際の主被写体の移動速度(角速度)としての実被写体角速度を算出する。本実施例では、まず撮像素子102上での主被写体の光学像の移動速度(角速度)である被写体像角速度を、図3に示すように光学系101の主点を中心とした角速度として算出する。
図3には、実際の主被写体がt秒間に点Aから点Bへと移動し、それに応じて光学系101により撮像素子102(図にはセンサと記す)上に形成された主被写体の光学像が点Cから点Dへと移動したことを示す。センサ上におる点Cと点Dとの間の距離をν[pixel]とし、光学系101の焦点距離をf[mm]とし、センサの画素ピッチをp[μm/pixel]とするとき、像面であるセンサ上での被写体像角速度ω[rad/sec]は以下の式(1)で表わされる。
撮像装置100をパンニングしていた場合に、センサ上での被写体像角速度ωは、以下の式(2)に示すように、実被写体角速度ωからパンニング角速度ωを減算したものとなる。
そこで、CPU103は、以下の式(3)に示すように、被写体像角速度ωに角速度センサ105で検出された撮像装置100のパンニング角速度ωを加算することで実被写体角速度ωを算出する。
なお、実被写体角速度ωは、前述した計算方法以外の方法で算出することもできる。また、実被写体角速度ωとして、予め操作部110を通じてユーザが指定された値を使用してもよい。
次に、CPU103は、ステップS204において、流し撮り時のガイダンス表示処理を行う。具体的には、CPU103は、図4に示す処理を行うことでパンニング用のガイダンス表示を更新する。
そして、CPU103は、ステップS205において、操作部110に含まれるシャッターボタンの全押しがなされた(以下、S2ONと記す)か否か、すなわち記録用撮像のための撮像素子102の露光動作を行うか否かを判定する。S2ONでなければ、CPU103は、ステップS201からステップS204までの動作を繰り返し行う。一方、S2ONであれば、CPU103はステップS206に進む。
ステップS206では、CPU103は、光学系101に含まれるシャッターを制御してシャッターを走行させ、記録用撮像のための撮像素子102の露光を行う。この際、CPU103は、ステップS207において、光学系101のシフトレンズを、実被写体角速度とパンニング角速度との差に応じたシフト速度でシフト駆動する。こうして、CPU103は、記録用撮像中における撮像素子102上での主被写体の光学像の変位を抑制し、記録用画像中に像ぶれを発生させないようにする流し撮りアシストを行う。
最後にステップS208において、CPU103は、記録用撮像のための露光が終了したか否かを判定する。CPU103は、露光が終了していなければステップS207でのシフトレンズのシフト駆動を継続し、露光が終了すると本処理を終了する。
図4には、ステップS204で行われるガイダンス表示処理の流れを示している。CPU103は、このガイダンス表示処理を、コンピュータプログラムであるパンニング指標表示プログラムに従って実行する。また、図5(a),(b)には、流し撮り時に表示部109に表示されるガイダンス表示の例を示している。
CPU103は、まずステップS401において、動きベクトル検出部111で検出された主被写体エリアでの動きベクトルから、撮像素子102上での主被写体の垂直方向への移動成分を含む移動方向θを取得する。
次に、ステップS402において、CPU103は、図5(a)に示すように、表示部109にステップS401にて取得した主被写体の移動方向θに対応するガイダンス(第2の指標)としての被写体ガイダンスバー501を表示する。ここでは、水平方向をθ=0度とし、上方向を正の角度として、水平方向に対してθ度だけ傾いた被写体ガイダンスバー501を、表示部109の画面中央に表示する。
次に、ステップS403において、CPU103は、角速度センサ105により撮像装置100の垂直方向へのパンニング(チルティング)の角速度であるチルティング角速度を検出する。そして、CPU103は、該チルティング角速度を用いて撮像装置100のパンニングの方向(以下、パンニング方向という)θ′を算出する。パンニング方向θ′は、水平方向をθ′=0度とするときの該水平方向に対する角度である。
ここで、パンニング方向θ′は、チルティング角速度をωとし、時間をtとすると、以下の式(4)で表される。
時間tは、ライブビュー映像の表示更新(フレーム書き換え)の頻度をn[1/sec]とすると、以下の式(5)により表される。
例えば、ライブビュー映像を30fpsのフレームレートで表示更新する場合は、t=1/30[sec]となり、撮像装置100のチルティング角速度が24[deg/sec]であると、パンニング方向θ′は以下の式(6)で表される。
次に、CPU103は、ステップS404において、図5(b)に示すように、パンニング方向θ′に対応するガイダンス(第1の指標)としてのパンニングガイダンスバー502を表示部109に表示する。図5(b)には、表示部109に、空中を上昇している飛行機を主被写体として含むライブビュー映像に重畳させて被写体ガイダンスバー501とパンニングガイダンスバー502とを常時点灯の表示態様(点灯表示)で表示している例を示している。
次に、CPU103は、ステップS405において、チルティング角速度と動きベクトルを用いて算出した垂直方向での実被写体角速度との差に記録用撮像のための露光時間を乗じる。これにより、シフトレンズのシフト駆動によって実際の主被写体の移動方向に対するパンニング方向のずれを補正する角度(以下、補正角度という)を算出する。
次に、CPU103は、ステップS406において、補正角度がシフトレンズの最大シフト量のシフトによって得られる補正角度である最大補正可能角度θmax[deg]よりも大きいか否かを判定する。最大補正可能角度θmaxを二次記憶部108に予め記憶させておき、それを読み出して本ステップでの判定を行ってもよい。光学系101が交換レンズに設けられている場合には、該交換レンズから最大補正可能角度の情報を通信により取得して本ステップでの判定を行ってもよい。補正角度が最大補正可能角度より大きくない場合は、CPU103は、図2を用いて説明したステップS205に進む。
一方、補正角度が最大補正可能角度より大きい場合は、CPU103は、ステップS407に進む。この場合は、被写体ガイダンスバー501により表示中の被写体の移動方向θとパンニングガイダンスバー502により表示中のパンニング方向θ′との差がシフトレンズのシフト駆動によって補正可能な大きさ(所定の大きさ)よりも大きい場合である。
ステップS407では、CPU103は、流し撮りアシストが不完全になる(または不可能である)ことをユーザに通知するため、被写体およびパンニングガイダンスバー501,502のうち少なくとも一方の表示態様を常時点灯から点滅表示に変更する。つまり、被写体およびパンニングガイダンスバー501,502のうち一方または両方を点滅表示することで、警告表示を行う。
このように、本実施例では、流し撮りにおける記録用撮像前のライブビュー映像の表示中に主被写体の移動方向と撮像装置100のパンニング方向とのずれをユーザに視覚により認識させるためのガイダンスバー501,502をライブビュー映像とともに表示する。これにより、ユーザはライブビュー映像を見ながらパンニング方向を調整することが可能となり、主被写体の像ぶれが抑えられた良好な流し撮りを行うことができる。
なお、被写体の角速度(実被写体角速度)と撮像装置100のパンニング角速度との差分もガイダンスバーにより表現してもよい。例えば、被写体ガイダンスバー501の長さを基準にとして、パンニングガイダンスバー502を角速度の差分に応じて長さを異ならせて(パンニング角速度の方が遅ければ長さを短くして、パンニング角速度の方が速ければ長さを長くして)表示してもよい。
また、記録用撮像のための露光中に該露光前の最後に生成されたライブビュー映像のフレーム画像を表示し続ける場合でも、そのフレーム画像とともにガイダンスバー501,502を表示し続けることが好ましい。これにより、記録用撮像のための露光中にもユーザは主被写体の動きに合わせてパンニング方向やパンニング速度を調節することが可能となる。
また、図5(a),(b)にはガイダンスバー501,502を表示部109の画面の中央に表示する場合を例示したが、画面内のいずれの領域に表示してもよい。例えば、表示部109の画面内の四隅のいずれかに表示したり、タッチパネルを用いて画面内で表示する領域をユーザが自由に選択することができるようにしたりしてもよい。
次に、本発明の実施例2のパンニング指標表示装置を含む撮像装置について説明する。本実施例における撮像装置の構成は、実施例1(図1)にて示した撮像装置100と同じ基本構成を有しており、本実施例において実施例1と共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。
本実施例でも、CPU103は、パンニング指標表示装置に相当する。CPU103は、表示部109に、主被写体の移動方向とパンニング方向との差や主被写体の移動速度とパンニング速度との差を示すための被写体ガイダンスと、最大補正可能角度θmaxを示すための補正ガイダンスを表示させる。さらに、記録用撮像時の露光時間や光学系101の焦点距離等の撮像条件に応じて被写体ガイダンスを変更する。これにより、実施例1よりも、良好な流し撮りを行い易くする。
図6には、実施例1で図4を用いて説明した流し撮りアシスト処理のうちステップS204で行われるガイダンス表示処理の流れを示している。CPU103は、このガイダンス表示処理を、コンピュータプログラムであるパンニング指標表示プログラムに従って実行する。また、図7(a)〜(e)には、流し撮り時に表示部109に表示されるガイダンスの例を示している。
図6のステップS601において、CPU103は、図7(a)に示すように表示部109にシフトレンズの最大シフト量のシフト駆動により得られる最大補正可能角度θmax[deg]を示す補正ガイダンス(第1の指標)701を表示する。補正ガイダンス701は、撮像装置がその光学系101の少なくとも一部を移動させることで像面上における被写体の光学像の変位を抑制する流し撮りアシスト機能において該変位の抑制が可能な範囲を示す指標である。本実施例では、補正ガイダンス701を、表示部109の画面中央を原点(0,0)とした直径R[pixel]の円として表示する。直径Rは、表示部109の解像度に対して小さい値であればよく、ユーザに予め設定させてもよい。
次に、CPU103は、ステップS602において、画角を算出する。画角の算出方法について、図8を用いて説明する。画角Φ[rad]は、撮像素子102上の点Eおよび点Fのそれぞれを通り、光学系101の光軸上において撮像素子102から焦点距離f[mm]だけ離れた位置で交差する2本の直線がなす角度である。画角Φは、撮像素子102上での点Eと点Fとの間の長さ(以下、対角長という)をL[mm]として、以下の式(7)で表される。
この際、CPU103は、光学系101の焦点距離の情報を不図示のズーム検出器を通じて取得したり、光学系101が交換レンズに設けられている場合は該交換レンズとの通信により取得したりする。また、式(7)を用いた画角の算出に代えて、二次記憶部108に予め焦点距離に対応付けて記憶しておいた画角を読み出して取得してもよい。
次に、CPU103は、ステップS603において、位置補正係数を算出する。補正係数αは、以下の式(8)により求められる。
次に、CPU103は、ステップS604において、被写体ガイダンスの表示位置ν′を算出する。具体的には、まずCPU103は、撮像素子102(像面)上での被写体像角速度ωを図2のステップS202で取得したパンニング角速度ωとステップS203で動きベクトルを用いて算出した実被写体角速度ωとを用いて式(2)により算出する。さらに、式(1)から導かれる以下の式(9)と被写体像角速度ωとを用いて、像面上で主被写体の光学像が移動した距離ν[pixel]を求める。時間t[sec]は、ライブビュー映像の表示更新の頻度n[1/sec]から式(5)により求める。
そして、CPU103は、被写体ガイダンスの表示位置ν′を、表示部109の解像度をW[pixel]として、以下の式(10)で求める。
このように算出した被写体ガイダンスの表示位置ν′は、被写体像角速度ω(実被写体角速度ωとパンニング角速度ωとの差:以下、パンニング速度差ともいう)に対応した位置となる。
次に、CPU103は、ステップS605において、撮像補正係数を算出する。具体的は、撮像補正係数βを、像面上での被写体像角速度ω[rad/sec]と、記録用撮像のための露光時間tとから、以下の式(11)により算出する。
式(11)の分母はシフトレンズにより得られる最大補正可能角度θmaxであり、分子は像面上での主被写体の光学像の移動角度、つまりはシフトレンズにより得られる補正角度である。したがって、βはシフトレンズのシフト駆動による流し撮りアシストの効果が得られる可能性(以下、アシスト可能性)を示す。βが小さければ、最大補正可能角度θmaxが補正角度に対して余裕が小さく、アシスト可能性が低くなる。一方、βが小さければ、最大補正可能角度θmaxが補正角度に対して余裕が大きく、アシスト可能性が高くなる。
次に、CPU103は、ステップS606において、主被写体の移動方向(角度)θsを取得する。
さらに、CPU103は、ステップS607において、角速度センサ105により検出された撮像装置100のパンニング方向θを取得する。
次に、CPU103は、ステップS608において、ステップS606およびステップS607で取得したθsとθの差分(以下、パンニング方向差という)Tを算出する。
次に、CPU103は、ステップS609にて、図7(b)に示すように表示部109の画面中央(原点(0,0))からパンニング方向差Tに対応する角度方向にステップS604で算出したν′だけ離れた位置に被写体ガイダンス(第2の指標)702を表示する。ここでは、画面内の水平方向をパンニング方向差T=0度とし、ステップS601で表示した直径R[pixel]の円を基準として、ステップS603〜S608で求めた値に基づいて被写体ガイダンス702を表示する。被写体ガイダンス702は、直径R′を有する円であり、R′は以下の式(13)で求められる。
このようにして、図7(b)に示すように、補正ガイダンス701によって最大補正可能角度を表示しつつ、補正ガイダンス701に対する被写体ガイダンス702の表示位置や大きさによってパンニング方向差、パンニング速度差およびアシスト可能性を表示する。なお、図7(a)〜(c)にはライブビュー映像が記載されていないが、実際にはライブビュー映像に重畳するように補正ガイダンス701と被写体ガイダンス702とが表示される(これについては後に図9を用いて説明する)。
また、ここでは被写体の移動方向とパンニング方向との差分であるパンニング方向差を求める場合について説明した。しかし、水平方向および垂直方向のそれぞれでの主被写体の角速度を用いて、図7(c)に示すように、それぞれの方向での被写体ガイダンス702の表示位置ν′,ν′[pixel]を求めるようにしてもよい。この場合は、ステップS606からステップS608に代えて、ステップS604を水平方向および垂直方向のそれぞれについて行う。
また、式(10)および式(13)の演算結果によって、表示される被写体ガイダンスの一部が表示部109の画面外となる場合には、図7(d)に示すように、被写体ガイダンスのうち画面内に収まっている部分のみを表示すればよい。また、図7(e)に示すように、画面の端からR′/2だけずらした位置に表示した上で、点滅表示等の警告表示を行うことによって本来は画面外に存在する被写体ガイダンスであることをユーザに知らせるようにしてもよい。
このように、本実施例では、ライブビュー映像に、撮像装置のパンニングに関する情報と被写体の移動に関する情報との差(パンニング速度差およびパンニング方向差)やアシスト可能性を表示する被写体ガイダンスが追加表示される。これにより、被写体の動きに合わせてユーザが適切に撮像装置をパンニングできているか否かや良好な流し撮りアシスト効果が得られるか否かをユーザが視覚的に認識することができる。
ここで、図9(a)〜(d)を用いて、本実施例におけるガイダンスの表示例について説明する。図9(a)〜(d)には、表示部109に、空中を上昇している飛行機を主被写体として含むライブビュー映像に重畳させて補正ガイダンス901と被写体ガイダンス902とが表示されている例を示している。
実際の被写体の移動速度よりもパンニング速度の方が速い場合には、ν′が0以上になる。このため、図9(a)に示すように、補正ガイダンス901に対して被写体ガイダンス902が右側にずれた(遅れた)位置に表示される。逆に、被写体の移動速度よりもパンニング速度の方が遅い場合には、ν′が0より小さくなるため、図9(b)に示すように、補正ガイダンス901に対して被写体ガイダンス902が左側にずれた(先行する)位置に表示される。
また、記録用撮像時の露光時間が長いとR′が大きくなるため、図9(c)に示すように、被写体ガイダンス902が補正ガイダンス901とほぼ同じ大きさで表示され、アシスト可能性が低いことを示す。逆に、記録用撮影時の露光時間が短いとR′が小さくなるため、図9(d)に示すように補正ガイダンス901に対して被写体ガイダンス902が小さく表示され、アシスト可能性が高いことを示す。
さらに、焦点距離に応じて最大補正可能角度θmaxが変化する場合には、該焦点距離の変更によってθmaxが小さくなることでR′が大きくなる(式(11),(13)参照)。このため、図9(c)に示すように被写体ガイダンス902とほぼ同じ大きさで表示され、アシスト可能性が低いことを示す。逆に、焦点距離の変更によって最大補正可能角度θmaxが大きくなることでR′が小さくなるため、図9(d)に示すように補正ガイダンス901に対して被写体ガイダンス902が小さく表示され、アシスト可能性が高いことを示す。
なお、本実施例では、表示部109の左方向を正の方向としているが、パンニング方向と同じ方向を正の方向としてもよい。
また、シャッターボタンの全押し(S2ON)からシャッターが実際に走行を開始するまでの時間をレリーズタイムラグという。本実施例でも、補正角度を算出する際に、露光時間だけでなくレリーズタイムラグも考慮する(パラメータとする)ことで、補正角度の算出精度を高めることができ、より良好な流し撮りを行い易くすることができる。また、動きベクトル検出部111の処理レートを考慮して、最新の検出結果を得た時間からシャッターボタンの全押しまでの時間を、補正角度の算出におけるパラメータとしてもよい。
また、記録用撮像のための露光中に該露光前の最後に生成されたライブビュー映像のフレーム画像を表示し続ける場合でも、実施例1で説明した理由により、そのフレーム画像とともに両ガイダンス901,902を表示し続けることが好ましい。さらに、実施例1でも述べたように、両ガイダンス901,902を表示部109の画面のうちいずれの領域に表示してもよいし、その領域をユーザにより自由に選択することができるようにしてもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
100 撮像装置
101 光学系
102 撮像素子
103 CPU
105 角速度センサ
109 表示部
501,502 ガイダンスバー
701,901 補正ガイダンス
702,902 被写体ガイダンス

Claims (13)

  1. 移動する被写体を追ってパンニングされる撮像装置の動きを検出する動き検出手段からの検出情報を用いて前記撮像装置のパンニング方向を取得するパンニング情報取得手段と、
    前記パンニング中に前記撮像装置により得られる映像信号から検出された動きベクトルを取得する動きベクトル取得手段と、
    前記パンニング方向を示す第1の指標と、前記動きベクトルを用いて求めた前記被写体の移動方向を示す第2の指標とを、前記映像信号に基づいて映像を表示する表示手段に表示させる表示制御手段とを有することを特徴とするパンニング指標表示装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記パンニング方向と前記移動方向との差が所定の大きさである場合に警告表示を行うことを特徴とする請求項1に記載のパンニング指標表示装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記第1および第2の指標のうち少なくとも一方の表示態様を、前記差が前記所定の大きさではない場合の表示態様と異ならせることにより前記警告表示を行うことを特徴とする請求項2に記載のパンニング指標表示装置。
  4. 前記表示制御手段は、
    前記差が前記所定の大きさではない場合は前記第1および第2の指標を点灯表示させ、
    前記差が前記所定の大きさである場合は前記第1および第2の指標のうち少なくとも一方を点滅表示させることにより前記警告表示を行うことを特徴とする請求項3に記載のパンニング指標表示装置。
  5. 前記パンニング情報取得手段は、前記動き検出手段からの検出情報を用いて前記撮像装置のパンニング速度を取得し、
    前記表示制御手段は、
    前記パンニング速度と前記動きベクトルを用いて前記被写体の移動速度を取得し、
    前記第1の指標および前記第2の指標を、前記パンニング速度と前記被写体の移動速度との差を表すように表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のパンニング指標表示装置。
  6. 移動する被写体を追ってパンニングされる撮像装置の動きを検出する動き検出手段からの検出情報を用いて前記撮像装置のパンニングに関する情報を取得するパンニング情報取得手段と、
    前記パンニング中に前記撮像装置により得られる映像信号から検出された動きベクトルを取得する動きベクトル取得手段と、
    前記撮像装置がその光学系の少なくとも一部を移動させることで像面上における前記被写体の光学像の変位を抑制する機能を有する場合において該変位の抑制が可能な範囲を示す第1の指標と、前記動きベクトルを用いて得られた前記被写体の移動に関する情報と前記パンニングに関する情報との差を表示するための第2の指標とを、前記映像信号に基づいて映像を表示する表示手段に表示させる表示制御手段とを有することを特徴とするパンニング指標表示装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記第1の指標に対する前記第2の指標の位置によって前記差を表示することを特徴とする請求項6に記載のパンニング指標表示装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記第1の指標に対する前記第2の指標の大きさによって前記機能による前記変位の抑制の可能性を表示することを特徴とする請求項6または7に記載のパンニング指標表示装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記撮像装置における撮像条件に応じて前記第2の指標の大きさを変更することを特徴とする請求項8に記載のパンニング指標表示装置。
  10. 前記撮像条件は、前記光学系の焦点距離および前記撮像装置における前記機能を使用する際の撮像素子の露光時間のうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項9に記載のパンニング指標表示装置。
  11. 映像信号を生成する撮像系と、
    請求項1から10のいずれか一項に記載のパンニング指標表示装置と、
    前記映像信号に基づいて映像を表示するとともに、前記第1および第2の指標を表示する表示手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  12. コンピュータにパンニング指標の表示処理を実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記表示処理は、
    移動する被写体を追ってパンニングされる撮像装置の動きを検出する動き検出手段からの検出情報を用いて前記撮像装置のパンニング方向を取得し、
    前記パンニング中に前記撮像装置により得られる映像信号から検出された動きベクトルを取得し、
    前記パンニング方向を示す第1の指標と、前記動きベクトルを用いて求めた前記被写体の移動方向を示す第2の指標とを、前記映像信号に基づいて映像を表示する表示手段に表示させる処理であることを特徴とするパンニング指標表示プログラム。
  13. コンピュータにパンニング指標の表示処理を実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記表示処理は、
    移動する被写体を追ってパンニングされる撮像装置の動きを検出する動き検出手段からの検出情報を用いて前記撮像装置のパンニングに関する情報を取得し、
    前記パンニング中に前記撮像装置により得られる映像信号から検出された動きベクトルを取得し、
    前記撮像装置がその光学系の少なくとも一部を移動させることで像面上における前記被写体の光学像の変位を抑制する機能を有する場合において該変位の抑制が可能な範囲を示す第1の指標と、前記動きベクトルを用いて得られた前記被写体の移動に関する情報と前記パンニングに関する情報との差を表示するための第2の指標とを、前記映像信号に基づいて映像を表示する表示手段に表示させる処理であることを特徴とするパンニング指標表示プログラム。
JP2015102742A 2015-05-20 2015-05-20 パンニング情報表示装置、パンニング情報の表示処理を実行する方法およびパンニング情報表示プログラム Active JP6525724B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015102742A JP6525724B2 (ja) 2015-05-20 2015-05-20 パンニング情報表示装置、パンニング情報の表示処理を実行する方法およびパンニング情報表示プログラム
US15/158,154 US10104277B2 (en) 2015-05-20 2016-05-18 Panning index display apparatus and processing method
CN201610335092.8A CN106170061B (zh) 2015-05-20 2016-05-19 摇摄指标显示设备和处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015102742A JP6525724B2 (ja) 2015-05-20 2015-05-20 パンニング情報表示装置、パンニング情報の表示処理を実行する方法およびパンニング情報表示プログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016220024A true JP2016220024A (ja) 2016-12-22
JP2016220024A5 JP2016220024A5 (ja) 2018-06-21
JP6525724B2 JP6525724B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=57325773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015102742A Active JP6525724B2 (ja) 2015-05-20 2015-05-20 パンニング情報表示装置、パンニング情報の表示処理を実行する方法およびパンニング情報表示プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10104277B2 (ja)
JP (1) JP6525724B2 (ja)
CN (1) CN106170061B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016111686A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
US11659278B2 (en) 2020-09-04 2023-05-23 Canon Kabushiki Kaisha Electronic device

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102519662B1 (ko) 2017-07-31 2023-04-07 삼성전자주식회사 영상 획득 방법 및 영상 획득 장치
CN114245000A (zh) * 2020-09-09 2022-03-25 北京小米移动软件有限公司 拍摄方法和装置、电子设备、存储介质

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0651363A (ja) * 1992-07-28 1994-02-25 Nikon Corp 像振れ補正可能なカメラ
JPH07191360A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Canon Inc カメラ防振制御装置
US20060067672A1 (en) * 2004-09-21 2006-03-30 Canon Kabushiki Kaisha Photographing apparatus and control method therefor
JP2006180471A (ja) * 2004-11-25 2006-07-06 Casio Comput Co Ltd カメラ、撮影画像の選択/記録方法、及びプログラム
JP2006317848A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Canon Inc 静止画撮像装置
JP2007139952A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Canon Inc 撮像装置
JP2014211531A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 オリンパス株式会社 撮像装置及びその像ブレ補正方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020054211A1 (en) * 2000-11-06 2002-05-09 Edelson Steven D. Surveillance video camera enhancement system
JP4517813B2 (ja) 2004-10-15 2010-08-04 株式会社ニコン パンニング撮影可能なカメラおよび動画像編集用プログラム
JP4964807B2 (ja) * 2008-03-07 2012-07-04 パナソニック株式会社 撮像装置及び撮像方法
JP5589548B2 (ja) * 2010-05-14 2014-09-17 株式会社リコー 撮像装置、画像処理方法、及びプログラム記憶媒体
JP5809925B2 (ja) * 2010-11-02 2015-11-11 オリンパス株式会社 画像処理装置、それを備えた画像表示装置及び撮像装置、画像処理方法、並びに画像処理プログラム
JP5809538B2 (ja) * 2011-11-15 2015-11-11 キヤノン株式会社 自動追尾カメラシステム
JP2013258537A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Canon Inc 撮像装置、及びその画像表示方法
WO2016016984A1 (ja) * 2014-07-31 2016-02-04 日立マクセル株式会社 撮像装置およびその被写体追尾方法
US9692973B2 (en) * 2014-12-08 2017-06-27 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus and control method therefor

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0651363A (ja) * 1992-07-28 1994-02-25 Nikon Corp 像振れ補正可能なカメラ
JPH07191360A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Canon Inc カメラ防振制御装置
US20060067672A1 (en) * 2004-09-21 2006-03-30 Canon Kabushiki Kaisha Photographing apparatus and control method therefor
JP2006180471A (ja) * 2004-11-25 2006-07-06 Casio Comput Co Ltd カメラ、撮影画像の選択/記録方法、及びプログラム
JP2006317848A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Canon Inc 静止画撮像装置
JP2007139952A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Canon Inc 撮像装置
JP2014211531A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 オリンパス株式会社 撮像装置及びその像ブレ補正方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016111686A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
US11659278B2 (en) 2020-09-04 2023-05-23 Canon Kabushiki Kaisha Electronic device

Also Published As

Publication number Publication date
US20160344929A1 (en) 2016-11-24
US10104277B2 (en) 2018-10-16
CN106170061B (zh) 2019-10-29
CN106170061A (zh) 2016-11-30
JP6525724B2 (ja) 2019-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6700872B2 (ja) 像振れ補正装置及びその制御方法、撮像装置、プログラム、記憶媒体
JP6338424B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法、撮像装置、プログラム
JP6497987B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム、記憶媒体
JP6594180B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム
JP6494386B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP2017092592A (ja) 追尾制御装置および追尾制御方法、光学機器、撮像装置
US10200601B2 (en) Image stabilization apparatus that enables highly accurate image stabilization when panning shot capturing is performed, method for controlling the same, and storage medium
JP6815747B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理装置の制御方法、プログラム、および、記憶媒体
JP2009296561A (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP6525724B2 (ja) パンニング情報表示装置、パンニング情報の表示処理を実行する方法およびパンニング情報表示プログラム
JP6543946B2 (ja) ブレ補正装置、カメラ及び電子機器
JP6579807B2 (ja) 撮像制御装置、撮像装置および撮像制御プログラム
US20160165138A1 (en) Image capturing apparatus and control method therefor
JP6465705B2 (ja) 動きベクトル検出装置、動体角速度算出装置、撮像装置およびレンズ装置
JP2017121042A (ja) 被写体追尾装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置
JP2014191017A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2017161649A (ja) 像ブレ補正装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP2017195458A (ja) 動きベクトル検出装置、撮像装置、動きベクトル検出方法、プログラム、および、記憶媒体
CN111953891B (zh) 控制设备、镜头设备、摄像设备、控制方法和存储介质
JP6619217B2 (ja) 顕微鏡システムとその制御方法
US10951829B2 (en) Image capturing apparatus and method for controlling display
JP2018194694A (ja) 制御装置および撮像装置
JP6584280B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP6778014B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP2017112442A (ja) 撮像装置、撮像方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180511

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190507

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6525724

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151