JP2016217074A - スクリーン装置 - Google Patents

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Naoto Sawaguchi
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Abstract

【課題】巻上げ式のロールスクリーン装置に対して、日除け、調光、目隠し等のブラインド機能を付加してなるスクリーン装置を、構造簡単で製造容易なものとして提供する。【解決手段】巻取軸3で上部に巻き取られるネット状の第1のスクリーン11と、それと共に重ねて巻き取られる調光用の第2のスクリーン12であって、複数段に分割された各分割片12aの上端が第1のスクリーンに取り付けられた上記第2のスクリーンとを備え、更に、巻取軸に一端が固定されて第1のスクリーンと第2のスクリーンとの間に沿って垂下されて、各分割片の下部に取り付けられたコード15を備える。第1のスクリーンは、その左右側端部を側枠4のガイドレール6により摺動自在にガイドさせる。コード15は、巻取軸の巻き戻し回転により第1のボトムバー16が最下端まで達した後の更なる回転により、巻取軸に逆巻きで巻き上げられる。【選択図】図4

Description

本発明は、巻上げ式のロールスクリーン装置に対して、日除け、調光、目隠し、防虫、或いは通風調整等の機能を付加したスクリーン装置に関するものである。
従来から、防虫機能を備えた網戸等の巻上げ式のロールスクリーン装置に対して、日除け、調光、目隠し等のブラインド機能を付加したものは、例えば、特許文献1及び2等により既に知られている。
特に、該特許文献1に開示されているスクリーン装置においては、日除け、調光、目隠し等のブラインド機能を付与するために、巻取軸により上部に巻き取られるスクリーンに対して多数の調光用の帯状部材を等間隔で起倒自在に取り付け、それらの帯状部材の遊端側を可撓連結材により等間隔で連結してスクリーン組立体を構成している。また、上記特許文献2に開示の光制御窓遮蔽体においては、互いに平行な第1及び第2のシート材料の間に等間隔で多数の比較的不透明な帯状材料の両端が接着されている。
上記特許文献1に開示されているようなスクリーン組立体、或いは特許文献2に開示されているような窓遮蔽体では、それぞれ両端がスクリーンやシート材料等により保持された帯状部材或いは帯状材料を備えているので、それらの使用者が比較的安定的に所望のブラインド機能を満喫できるものであるが、該帯状部材を付設したスクリーン組立体、或いは上記窓遮蔽体はその構成が比較的複雑であり、即ち、それらはいずれも3種類の部材を順次接合することにより構成されていて、それらの接合が3次元的に行われているために、単純な工程では得ることができず、例えば、特許文献2の窓遮蔽体では、同文献中において詳細に説明されているような非常に複雑な装置によって製造されるものである。
そのため、上述したスクリーン組立体或いは窓遮蔽体のような構成を備えたものでは、それ自体の製造コストが嵩むだけでなく、ブラインド機能の調整機構をも付設する必要があることから、より簡単な構成で製造コストが廉価な製品、特に、建物開口部に張設するスクリーンに対して多くの部材を複雑に取り付けることなく、平面的なスクリーンに対して他の必要なシート状部材等を重ねて縫着、接着、溶着するなどの簡易な2次元的接合を主体として構成可能にすることが望まれている。
特開2000−110462号公報 特開平6−88469号公報
本発明の技術的課題は、巻上げ式のロールスクリーン装置に対して、日除け、調光、目隠し等のブラインド機能を付加してなるスクリーン装置を、構造が簡単で製造が容易なものとして提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、巻取軸により上部に巻き取られるネット状の第1のスクリーンと、上記巻取軸に対して該第1のスクリーンと共に重ねて巻き取られる調光用の第2のスクリーンであって、上下方向に複数段の分割片に分割され、各分割片の上端がそれぞれ上記第1のスクリーンに対してその分割位置において取り付けられている上記第2のスクリーンとからなるスクリーン組立体、及び、上記巻取軸に巻取り可能に一端が固定されて上記第1のスクリーンにおける第2のスクリーン取付面側に沿って垂下され、各分割片の下部にそれぞれ取り付けられているコードを備え、上記第1のスクリーンは、その左右側端部に沿って取り付けた係合部片をスクリーン枠の側枠におけるガイドレールのスリット内に係合させて、該ガイドレールにより上記係合部片が摺動自在にガイドされるものとし、上記コードは、上記巻取軸の巻き戻し回転により第1のスクリーンが巻取軸から巻き戻されて、該第1のスクリーンの下端に取り付けた第1のボトムバーが最下端まで達した後の更なる巻取軸の回転により、巻取軸に逆巻きで巻き上げられるような寸法関係において、該巻取軸に取り付けられていることを特徴とするスクリーン装置が提供される。
本発明に係るスクリーン装置の好ましい実施形態においては、上記第2のスクリーンにおける各分割片の下端に、該下端に直線性を保持させる補強部を設け、少なくとも各補強部の両端部分において巻取軸から垂下した上記コードが連結されたものとし、或いは、第1のスクリーンの幅方向に間隔を置いて複数の上記コードを配設したものとすることができる。
上記第2のスクリーンにおける各分割片の下端に補強部を設ける場合には、該補強部に分割片が風等で撓むのを抑止する重量を付与するのが望ましく、また、上記第2のスクリーンにおける最下端の分割片の下端、或いは、巻取軸に一端が固定されたコードの下端には、第2のスクリーンの各分割片が風等により撓むのを抑止する重量を付与するための第2のボトムバーを設けることが望まれる。
上記構成を有するスクリーン装置は、巻取軸に対して第1のスクリーンとそれに重ねて巻き取られている調光用の第2のスクリーンとを、巻取軸の巻き戻し回転により第1のボトムバーをほぼ最下端に達するところまで降下させると、ガイドレールにより側端をガイドされて巻き戻された第1のスクリーンに対して、第2のスクリーンが全面的に重ねられた状態で建物開口部に張設され、そのため、室内外間において光が最も透過し難い状態になる。
その状態から更に巻取軸を巻き戻し回転させると、第1のスクリーンとそれに重ねられている第2のスクリーンとは巻取軸から巻き戻されるが、第1のボトムバーが最下端まで達した後には、第1のスクリーンに対して第1のボトムバーの重量が作用しなくなるので、第1及び第2のスクリーンが下降しなくなり、一方、巻取軸に一端が固定されると共に第2のスクリーンの各分割片の下部にそれぞれ取り付けられているコードは、上記第1のボトムバーが最下端まで達した後の巻取軸の巻き戻し回転により、該巻取軸に逆巻きで巻き上げられ、各分割片の下部を第1のスクリーンに沿って引き上げることになり、そのため、複数段の各分割片は上下端が上向きのドレープ状になり、巻取軸への上記コードの逆巻の程度によってドレープ状の第2のスクリーンが第1のスクリーンと重なる面積が変わるため、該コードの逆巻の程度により室内外間において光が透過する量が変わることになる。
以上に詳述した本発明のスクリーン装置によれば、巻上げ式のロールスクリーン装置に対して、日除け、調光、目隠し等のブラインド機能を付加してなるスクリーン装置を、構造が簡単で製造が容易なものとして提供することができる。
本発明に係るスクリーン装置における第1及び第2のスクリーンが巻き戻しにより下降している状態の縦断側面図である。 同スクリーンにおける下端の第1のボトムバーが最下端まで降下した状態の縦断側面図である。 同スクリーンにおける第1のボトムバーが最下端まで降下した後に更に巻取軸を巻き戻し回転させた状態の縦断側面図である。 図3の巻取軸を巻き戻し限度まで巻き戻した状態の縦断側面図である。 本発明に係るスクリーン装置の第1及び第2のスクリーンが図2の状態にあるときの正面図である。 図5におけるA−A位置での断面図である。 本発明に係るスクリーン装置の第1及び第2のスクリーンが図4の状態にあるときの正面図である。 本発明に係るスクリーン装置の第1及び第2のスクリーンが図3の状態にあるときの要部拡大斜視図である。 第2のスクリーンに第2のボトムバーを取り付けた実施例を示す上記図4に対応する状態の模式的縦断側面図である。
図面は、本発明に係るスクリーン装置の実施の一例を示し、このスクリーン装置は、既知の巻上げ式のロールスクリーン装置におけるスクリーンに代えて、以下に述べる特殊なスクリーン組立体10を用いることにより、日除け、調光、目隠し、或いは通風調整等の機能を簡単な構成により付加したものである。そのため、図示したスクリーン装置の実施例では、既知のスクリーン装置の場合と同様な構成の巻取軸3を正逆の方向に回転自在に支持する巻取りボックス2、及び、該巻取りボックス2の両端から下方に伸びて、上記スクリーン組立体10の左右側端の昇降をガイドする一対の側枠4を備えることにより、該スクリーン組立体10を張設するためのスクリーン枠1を形成している。上記巻取軸3は、操作用コード5等により図示しないスプロケットを介して回転駆動されるものであるが、他の駆動機構を採用することもできる。
本発明に係るスクリーン装置において、上記スクリーン枠1に対して上記スクリーン組立体10を展張する動作の概略は、図1〜図4において示している。具体的に、それらの図には、防虫等に供することができるネット状の第1のスクリーン11と、それに重ねて巻取軸3に巻き取られる調光用の第2のスクリーン12とからなる上記スクリーン組立体10が、巻取軸3から巻き戻されて、下端の第1のボトムバー16が最下端まで降下した後に、更に巻取軸3を巻き戻し回転させて、該巻取軸3を巻き戻し限度付近まで巻き戻すまでの状態を順次示している。
上記スクリーン組立体10の構成について更に詳細に説明すると、該スクリーン組立体10は、図において明らかなように、上記巻取軸3に一端が固定されて巻き取られるネット状の第1のスクリーン11と調光用の第2のスクリーン12とにより構成される。上記第1のスクリーン11は、図6及び図8に示すように、その左右側端部に沿って取り付けた係合部片11aをスクリーン枠1の側枠4内におけるガイドレール6のスリット内に係合させて、該ガイドレール6により上記係合部片11aが摺動自在にガイドされるようにしたものである。なお、上記第1のスクリーン11の側端部に取り付ける係合部片11aとして、布類の接合において多用されているスライドファスナーの相互に接合される半体、或いはそれに相当するような部材を用いるのが望ましいが、それに限るものではない。
上記第1のスクリーン11に重ねて巻き取られる第2のスクリーン12は、上記ガイドレール6にガイドさせることなく、そのため、第1のスクリーン11よりも幅が狭いものとし、上下方向においては、少なくとも、スクリーン枠1内の全体を覆うものとして、第1のボトムバー16が最下端に達したときにスクリーン枠1内に張設されている範囲内を、上下方向に複数段乃至多段の分割片12aに分割し、それらの各分割片12aの上端の接合部13を、それぞれ、上記第1のスクリーン11に対してその分割位置において、縫着、接着、溶着等により取り付け、該第2のスクリーン12の下部は上記第1のスクリーン11から吊下られる状態に形成している。該第2のスクリーン自体は、日除け、調光、目隠し、或いは通風調整等のために、可撓性のある布その他のシート状材料により形成されるものであり、比較的透光性のないものや、遮光性を適宜調整したもの、模様や図柄によって遮光性を調整したもの等を採用することもできる。
第1のスクリーン11に複数段乃至多段に取り付けた第2のスクリーン12の各分割片12aを、図3、図4及び図8に示すような上下端が上向きのドレープ状にするため、上記巻取軸3の周面には、それに一端が固定されて第1のスクリーン11における第2のスクリーン12の取付面側に沿って垂下されるコード15を設け、図8から分かるように、該コード15を各分割片12aの下端の後述する補強部12bにそれぞれ取り付けている。また、該コード15は、常に第1のスクリーン11における第2のスクリーン12の取付面側に沿って垂下させるため、第1のスクリーン11に対する第2のスクリーン12の分割片12aの接合部13において、第2のスクリーン12の一部に若干の非接合部13aを設け、或いはその近辺において第2のスクリーン12に貫通孔を設けて、そこに該コード15を摺動自在に挿通する必要がある。上記コード15自体は、図8に示すような線状のものとすることもできるが、巻取軸3への巻取り厚さの抑制等を考慮して扁平なテープ状のものなどにすることもできる。
上記コード15の巻取軸3に対する取付位置は、巻取軸3の巻き戻し回転により第1のスクリーン11が巻き戻されて、該第1のスクリーン11の下端に取り付けた第1のボトムバー16が図2に示す最下端まで達した後、更なる巻取軸3の回転により、図3及び図4に示すように、コード15が巻取軸3に逆巻きで巻き上げられるような寸法関係において、該巻取軸3に取り付けられている。
なお、このコード15の巻き上げによって、該コードには引張力が作用し、図4に示すような状態では、最上端の分割片12aの上端の第1のスクリーン11に対する接合部13に、巻取軸3側への引張力が集中的に作用する可能性がある。このような引張力の作用を抑制するためには、巻取りボックス2の導出口2aに、巻取軸3から巻き戻されるコード15を第1のスクリーン11の張設位置に近いところまで導くガイドを設ければよい。該コード15の最下端は、最下位の分割片12aの下端に取り付けておくことができる。
また、上記第1のスクリーン11の下端には上記第1のボトムバー16を取り付けているが、該第1のボトムバー16は、必要に応じて、その両端を上記側枠4に縦設したガイド溝に嵌挿してその上下移動をガイドさせることができる。上記第1のボトムバー16には、巻取軸3から吊下される第1のスクリーン11を緊張させるに必要な重量を持たせるが、それが不足する場合には、第1のボトムバー16の内部に重錘を収容すればよい。
更に、上記第1のボトムバー16が図2に示すように最下端に達した後に巻取軸3を更に巻き戻し回転させると、巻取軸3においてスクリーン組立体10が更に巻き戻され、それが巻取りボックス2の導出口2aから弛んだ状態で垂れ下がる可能性があるが、その弛みを除去するためには、巻取りボックス2からの第1のスクリーン11の導出口2aに、モヘア等のスクリーン組立体10の降下に抵抗を付与する部材を配設すればよく、これによって、第1のボトムバー16が最下端に達することなく、該第1のボトムバー16の重量が第1のスクリーン11の下端に作用している間は、第1のボトムバー16の重量で上記導出口2aから第1のスクリーン11は導出されるが、第1のボトムバー16が最下端に達して第1のスクリーンの下端に第1のボトムバー16の重量が作用しなくなったときには、第1のスクリーンの導出抑制に必要な抵抗を付与し、図3及び図4に示すように、スクリーン組立体10或いは第1のスクリーン11の弛み18を巻取りボックス2内に留めることができる。
上記第2のスクリーン12における分割片12aは、その下端を纏るとか、該下端に芯材を巻き込むなどの手段により、直線性を保持させる補強部12bを設け、少なくとも各補強部12bの両端部分において巻取軸3から垂下した上記コード15が連結されたものとし、或いは、第1のスクリーン11の幅方向に間隔を置いて複数の上記コード15を配設したものとするのが望ましい。
上記構成を有するスクリーン装置においては、巻取軸3に対して第1のスクリーン11とそれに重ねて巻き取られている調光用の第2のスクリーン12とを、巻取軸3の巻き戻し回転により第1のボトムバー16がほぼ最下端に達するところまで降下させると、図1及び図2に示すように、ガイドレール6により側端をガイドされて巻き戻された第1のスクリーン11に対して第2のスクリーン12が全面的に重ねられた状態で建物開口部に張設され、そのため、室内外間において光が最も透過し難い状態になる。
その状態から更に巻取軸3を巻き戻し回転させると、図3に示すように第1のスクリーン11とそれに重ねられている第2のスクリーン12とは巻取軸3から巻き戻されるが、第1のボトムバー16が最下端まで達した後には、第1のスクリーン11に対して第1のボトムバー16の重量が作用しなくなるので、第1及び第2のスクリーン11,12が下降しなくなり、一方、巻取軸3に一端が固定されると共に、第2のスクリーン12の各分割片12aの下部にそれぞれ取り付けられているコード15は、巻取軸3の巻き戻し回転により該巻取軸3に逆巻きで巻き上げられ、各分割片12aの下部を第1のスクリーン11に沿って引き上げることになり、そのため、複数段の各分割片12aは上下端が上向きのドレープ状になり、巻取軸3への上記コード15の逆巻の程度によってドレープ状の第2のスクリーン12が第1のスクリーン11と重なる面積が変わるため、該コード15の逆巻の程度により室内外間において光が透過する量が変わることになる。
このように、上記スクリーン装置によれば、既知の巻上げ式のロールスクリーン装置におけるスクリーンに代えて、ネット状の第1のスクリーン11と、それに調光用の第2のスクリーン12の分割片12aとを重ねて取り付けただけの簡易な構成の上記スクリーン組立体10を用い、しかも、第2のスクリーン12をドレープ状に変形させる手段として、格別の操作部材を備えることなく、巻取軸に一端を連結したコードを上記各分割片12aの下部に連結したに過ぎないので、簡単な装置により安価に製造することができる。
図9は、上述した実施例の第2のスクリーン12における最下端の分割片12aの下端に、第2のボトムバー20を取り付けた実施例を示すものであり、上記図4に対応する状態を模式的な縦断側面図によって示している。なお、この図9に示す実施例では、前述の実施例と上記第2のボトムバー20を取り付けた点のみにおいて構成が相違するため、図9において、その他の主要な構成要素については図4の場合と同じ符号を付し、それらについての説明は省略する。
前記図1〜図8の実施例に係るスクリーン装置では、その設置環境によって、巻取軸3の巻き戻し回転により各分割片12aがドレープ状になる際、或いは、巻取軸3の巻取り回転により第2のスクリーン12が平面的な調光状態に戻る際に、該第2のスクリーン12を構成する分割片12aの形態が風等の影響を受けて見苦しく変形したり、平面的な調光状態へのスムースな復帰を行わなくなる可能性もないとは言えないが、第2のスクリーン12における最下端の分割片12aの下端に、各分割片12aが風等で撓むのを抑止する重量を付与した上記第2のボトムバー20を取り付けておけば、そのような問題も解決することができる。
なお、上記第2のスクリーン12における最下端の分割片12aに第2のボトムバー20を取り付ける代わりに、最下端の分割片12aが固定されたコード15の下端に該第2のボトムバーを取り付けることもできる。更に、上記第2のスクリーン12における各分割片12aの下端に補強部12bを設ける場合には、該補強部12bに、上記分割片12aが不必要に撓むのを抑止する重量を付与しておくことにより、同様の効果を期待することができる。
1 スクリーン枠
3 巻取軸
4 側枠
6 ガイドレール
10 スクリーン組立体
11 第1のスクリーン
11a 係合部片
12 第2のスクリーン
12a 分割片
15 コード
16 第1のボトムバー

Claims (5)

  1. 巻取軸により上部に巻き取られるネット状の第1のスクリーンと、上記巻取軸に対して該第1のスクリーンと共に重ねて巻き取られる調光用の第2のスクリーンであって、上下方向に複数段の分割片に分割され、各分割片の上端がそれぞれ上記第1のスクリーンに対してその分割位置において取り付けられている上記第2のスクリーンとからなるスクリーン組立体、及び、上記巻取軸に巻取り可能に一端が固定されて上記第1のスクリーンにおける第2のスクリーン取付面側に沿って垂下され、各分割片の下部にそれぞれ取り付けられているコードを備え、
    上記第1のスクリーンは、その左右側端部に沿って取り付けた係合部片をスクリーン枠の側枠におけるガイドレールのスリット内に係合させて、該ガイドレールにより上記係合部片が摺動自在にガイドされるものとし、
    上記コードは、上記巻取軸の巻き戻し回転により第1のスクリーンが巻取軸から巻き戻されて、該第1のスクリーンの下端に取り付けた第1のボトムバーが最下端まで達した後の更なる巻取軸の回転により、巻取軸に逆巻きで巻き上げられるような寸法関係において、該巻取軸に取り付けられている、
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  2. 上記第2のスクリーンにおける各分割片の下端に該下端に直線性を保持させる補強部を設け、少なくとも各補強部の両端部分において巻取軸から垂下した上記コードが連結されていることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。
  3. 上記補強部に、第2のスクリーンにおける分割片が不必要に撓むのを抑止する重量を付与したことを特徴とする請求項2に記載のスクリーン装置。
  4. 第1のスクリーンの幅方向に間隔を置いて複数の上記コードを配設していることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。
  5. 上記第2のスクリーンにおける最下端の分割片の下端、或いは、巻取軸に一端が固定されたコードの下端に、第2のスクリーンの各分割片が撓むのを抑止する重量を付与するための第2のボトムバーを設けたことを特徴とする請求項1,2または4に記載のスクリーン装置。
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