JP6491834B2 - ブラインド機能付きスクリーン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建物開口部等に設置して、防虫、通風、遮光、日除け、目隠し等を行うためのブラインド機能付きスクリーン装置に関するものである。
例えば、特許文献1や特許文献2等に開示されているように、建物開口部に設置して、ネット状のスクリーンに取り付けた多数のスラットの傾斜角度を可変にするブラインド機能を持たせたスクリーン装置は既に知られている。そして、この種のスクリーン装置のスクリーンとして、巻取軸により上部に巻き取られるネット状の第1のスクリーンと、上記第1のスクリーンと共に巻取軸に重ねて巻き取られるネット状の第2のスクリーンと、上記両スクリーンの間に連結する多数のスラットであって、両端が上記両スクリーンに対して等間隔で起倒自在に連結されたシート状の一定幅の調光或いは遮光用の上記スラットとによって構成されたスクリーンユニットを用いるのが、簡単な構成及び操作でのスクリーンの張設やスラットの開閉に有利なことも、上記特許文献等により既に知られている。
これを更に具体的に説明すると、上記スクリーンユニットは、それを巻取軸に取り付けるに当たり、第1のスクリーンと第2のスクリーンとの間にスラットを平面状に重ねるようにして巻き取り、その場合に、両スクリーンの各一端を巻取軸に個別的に取り付けることにより、巻取軸の巻き戻し回転による両スクリーンの降下で、第1及び第2のスクリーンをスラットが閉じた状態で張設できるだけでなく、その後の更なる巻取軸の回転の継続により第2のスクリーンが巻取軸に対して逆巻きの状態になるようにしておけば、該第2のスクリーンを第1のスクリーンに対して上動させ、その上動の程度により、上記各スラットが第2のスクリーン側において上下動する傾斜姿勢を取らせることができる。
しかしながら、多数のスラットを取り付けた第1及び第2のスクリーンをそれぞれどのような長さに形成して、巻取軸に対してどのような位置に取り付け、その巻取軸をどのような範囲において駆動すれば、上記スクリーンの張設及びスラットの適切な開閉動作が得られるかの問題があり、仮にスラットの開閉動作が円滑に行えるようになったとしても、スクリーンの下端に取り付けたボトムバーにより虫が侵入する隙間を十分に封止できなくなって、防虫の機能が不十分になったり、部分的に第1又は第2のスクリーンに弛みが生じることなどの問題があり、現実的にそれらの問題を一挙に解決して、上記防虫、通風、遮光、日除け、目隠し等の各種機能を安定的に動作させることには著しい困難性がある。
特開2000−110462号公報 特開平6−88469号公報
本発明の技術的課題は、巻取軸により重ねて巻き取られる上記第1及び第2のスクリーンと、上記両スクリーンの間に連結された多数のスラットとを有する前記スクリーンユニットを備えるブラインド機能付きスクリーン装置において、巻取軸のみの回転操作により、スラットが閉じた状態での第1及び第2のスクリーンの張設・巻き取りだけでなく、上記スラットを所期の態様で開閉動作させ得るスクリーンユニットの巻取軸への取り付けも簡易に行えるようにし、しかも、上記スクリーンユニットを用いたブラインド機能付きスクリーン装置において必然的に生じる第1及び第2のスクリーンの弛みを最小限に留めるようにした、簡単で合理性のあるスクリーン枠へのスクリーンユニットの組み付け構成を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、巻取軸により上部に巻き取られるネット状の第1のスクリーンと、上記第1のスクリーンと共に巻取軸に重ねて巻き取られるネット状の第2のスクリーンと、上記両スクリーンの間に連結する多数のスラットであって、両端が上記両スクリーンに対して等間隔で起倒自在に連結された可撓性あるシート状の一定幅の上記スラットとによって構成されたスクリーンユニットを備え、それを以下に詳述するような適切な構成によってスクリーン枠に組み付けるようにしたことを特徴とするブラインド機能付きスクリーン装置が提供される。
即ち、上記スクリーンユニットは、上記第1のスクリーンにおける巻取軸への取付端が上記第2のスクリーンにおける巻取軸への取付端より長く突出するように、上記両取付端の間に段差を付与して、両取付端が巻取軸に取り付けられ、上記スクリーンユニットは、上記第1及び第2のスクリーンの下端のそれぞれに第1のボトムバー及び第2のボトムバーが取り付けられ、上記第1及び第2のスクリーンのうちの第1のスクリーンを外側に位置させて上記巻取軸に巻き取ることにより、上記スクリーンユニットの巻き戻しで、上記第1のボトムバーがスクリーン枠の下端に達する第1のスクリーンの張設完了までは、上記各スラットが閉姿勢をとるように構成され、上記第1のボトムバーと第2のボトムバーとがスクリーン枠の下端に達する第1及び第2のスクリーンの張設完了時には、第2のスクリーンの巻取軸への取付端が未だ巻取軸の下降側の周面にあり、その後の更なる巻取軸の巻き戻し回転の継続により、該取付端が、上記巻取軸の下降側の周面から上昇側の周面を超えた位置に達するものとして、上記巻取軸に取り付けられ、上記スクリーンユニットにおける第1のスクリーンの巻取軸への取付端は、巻取軸が巻き戻しの限度に達したときに、巻取軸の下降側の周面から上昇側の周面に達しない位置にあって、第1スクリーンの張設完了後の更なる巻取軸の巻き戻し回転の継続により、第2のスクリーンが巻取軸に対し逆巻きの状態になったときに、巻取軸が上記段差分だけ回転しても第1のスクリーンが逆巻きされない位置に取り付けられているものである。
本発明に係るブラインド機能付きスクリーン装置の好ましい実施形態においては、巻取りボックス内に上記スクリーンユニットを巻き取る巻取軸を保持させ、該巻取りボックスに、上記巻取軸の巻き戻し回転により上記スクリーンユニットを導出する導出口を設け、上記導出口における第1のスクリーンが近接して導出される導出口壁に、上記巻取軸から巻き戻される第1のスクリーンに摺接してそれに摺動抵抗を作用させる弛み寄せ部材を設け、巻取軸から巻き戻される第1のスクリーンの弛みを巻取りボックス内に貯留するものとして構成される。
本発明に係るブラインド機能付きスクリーン装置の他の好ましい実施形態においては、上記巻取軸の駆動機構に、巻取軸が最開の状態以上に過回転するのを規制するストッパを設けたものとして構成される。
本発明に係るブラインド機能付きスクリーン装置の他の好ましい実施形態においては、上記第1及び第2のスクリーンの巻取軸への取り付けは、一定幅の帯状の取付部片の側端に沿って多数の係合子を取り付けることによって形成した抜け止め片をスクリーンの端部に取り付け、上記多数の係合子により形成されたスクリーンの取付端を巻取軸の周囲に設けた係合溝に嵌挿することによって行い、上記スクリーンユニットは、第1及び第2のスクリーンを重ねた状態において第1のスクリーンの巻き取り方向両端間の長さが、第2のスクリーンの巻き取り方向両端間の長さに比して巻取軸への取付端側において上記段差だけ大きいものとして裁断したものとして構成される。
また、本発明に係るブラインド機能付きスクリーン装置の他の好ましい実施形態においては、上記第1及び第2のスクリーンの巻取軸への取り付けは、帯状の取付部片の側端に沿って多数の係合子を取り付けることによって形成した抜け止め片をスクリーンの端部に取り付け、上記多数の係合子により形成されたスクリーンの取付端を巻取軸の周囲に設けた係合溝に嵌挿することによって行い、上記スクリーンユニットは、第1及び第2のスクリーンを重ねた状態においてそれらの巻き取り方向両端間が等長になるように裁断したうえで、第1及び第2のスクリーンの巻取軸への取付端に取り付ける上記抜け止め片における帯状の取付部片の幅を、第2のスクリーンにおける取付部片の幅に比して、上記段差だけ大きいものとして構成される。
更に、本発明に係るブラインド機能付きスクリーン装置の他の好ましい実施形態においては、上記第1のスクリーンの左右側端部をスクリーン枠の側枠におけるガイドレールに摺動自在にガイドさせると共に、少なくとも上記第1のボトムバーは、その両端の上下移動を上記側枠によりガイドさせると共に、その下面隙間封止緩衝材を設けたものとして構成される。
以上に詳述した本発明のブラインド機能付きスクリーン装置によれば、巻取軸により重ねて巻き取られる上記第1及び第2のスクリーンと、上記両スクリーンの間に連結された多数のスラットとを有する前記スクリーンユニットを備えるブラインド機能付きスクリーン装置において、巻取軸のみの回転操作により、スラットが閉じた状態での第1及び第2のスクリーンの張設・巻き取りだけでなく、上記スラットを所期の態様で開閉動作させ得るスクリーンユニットの巻取軸への取り付けも簡易に行えるようにし、しかも、上記スクリーンユニットを用いたブラインド機能付きスクリーン装置において必然的に生じる第1及び第2のスクリーンの弛みを最小限に留めるようにした、簡単で合理性のあるスクリーン枠へのスクリーンユニットの組み付け構成を提供することができる。
本発明に係るブラインド機能付きスクリーン装置の実施例におけるスラット閉状態を示す縦断側面図である。 同スラット開状態を示す縦断側面図である。 同スラット開状態の一部破断正面図である。 (a)は本発明に係るブラインド機能付きスクリーン装置におけるスクリーンユニットの一例を示す一部破断正面図、(b)は同模式的側面図である。 (a)は本発明に係るブラインド機能付きスクリーン装置におけるスクリーンユニットの他の一例を示す一部破断正面図、(b)は同模式的側面図である。 スラットが最開の状態にあるときの巻取軸に対する第1のスクリーンの取付位置についての適・不適を説明するための一部を省略した模式的説明図である。 図6の開状態からスラットを閉状態に移行するときの第1のスクリーンの不適切な動作態様を説明するための同模式的説明図である。
本発明に係るブラインド機能付きスクリーン装置は、基本的構成が既知であるスクリーンユニットを用いるものであるが、具体的には、以下に述べる点で既知のものとは特徴的な構成において明確な差異がある。
まず、本発明において用いるスクリーンユニット10は、図1〜図3に示すように、既知のスクリーンユニットと基本的には同様な構成、即ち、巻取軸8により上部に巻き取られるネット状の第1のスクリーン11と、上記第1のスクリーン11と共に巻取軸8に重ねて巻き取られるネット状の第2のスクリーン12と、上記両スクリーンの間に連結する多数のスラット13であって、両端が上記両スクリーンに対して等間隔で起倒自在に連結された可撓性あるシート状の一定幅の上記スラット13とを有する基本的構成を備えたものである。
しかしながら、本発明のスクリーンユニット10は、図1〜図5等を参照して後述するように、スクリーンユニットの上記基本的構成に加えて、巻取軸8への第1及び第2のスクリーン11,12の適切な取り付けのための長さ調整、及び巻取軸8の回転のみによりスクリーンユニット10に適切な動作を行わせるための、第1及び第2のスクリーンの長さ調整に関する特徴的な構成を具備させた点において、上記既知のスクリーンユニットとは明確な差異を有するものである。
上記スクリーンユニット10の特徴的構成について詳細に説明すると、まず、上記スクリーンユニット10は、第1のスクリーン11及び第2のスクリーン12と、両スクリーンの間に、両端が両スクリーンに対して等間隔に連結された上記スラット13とより構成されるが、その製造に際しては、一定幅で長尺の第1のスクリーン11の素材に同第2のスクリーン12の素材が重ね合わされ、それらの間に挟んだ多数のスラット13の両端がそれぞれ第1及び第2のスクリーン11,12に対して接着や縫着等の手段で順次取り付けられ、或いは第1及び第2のスクリーン11,12の間に挟まれる多数のスラット13の両端を、それぞれ第1及び第2のスクリーンに織り込んだ一つの織物として製織するなどの手段によって、長尺のスクリーンユニットの基材として製造され、スクリーン装置を設置する建物開口部の大きさに適合するように所要の寸法に裁断してスクリーン枠に組み付けるものである。
上記スクリーンユニット10を巻取りボックス3内の巻取軸8に対して取り付けるに当たっては、図1及び図2に示すように、上記第1のスクリーン11が巻取軸8の外側に、第2のスクリーン12がその第1のスクリーン11の内側に位置するように重ねられ、該第1のスクリーンと第2のスクリーンとの間にスラット13が平面状に伸長した状態で重ねられるようにして上記巻取軸8に巻き取ることにより、図1に示すような該スクリーンユニット10の巻き戻しで、第1のスクリーン11の下端に取り付けた第1のボトムバー15がスクリーン枠2の下端に位置する下枠6(建物開口部の下部額縁を含む。)に達する第1のスクリーン11の張設完了までは、上記各スラット13が両スクリーン11,12に沿う閉姿勢をとるように構成される。
更に、上記第1のスクリーン11の張設完了時には、上記第2のスクリーン12の巻取軸8への取付端12aが、図1に示す巻取軸8の下降側の周面A付近にあって、その後の更なる巻取軸8の巻き戻し回転の継続により、上記第2のスクリーン12の巻取軸8への取付端12aが上記巻取軸8の下降側の周面Aから図2に示す上昇側の周面Bを超える位置に達するような寸法関係を有するものとして、該第2のスクリーン12を巻取軸8に対して取り付ることにより、該巻取軸8の巻き戻し回転の継続のみで、第2のスクリーン12が巻取軸8に対して逆巻きの状態になって第2のスクリーン12を上動させ、その上動の程度によりスラット13の傾斜角度を調整することが可能になる。
但し、第1のスクリーン11の張設完了時から更に巻取軸8のき戻し回転を継続するとき、巻取軸8上に更に繰り出されるべき第1のスクリーン11が残っていることが必要であり、これがなければ、第1のスクリーン11も巻取軸8に逆巻きで巻かれることになるので、上述のスラット13の傾斜角度の調整を行うことができなくなる。
つまり、上記スクリーンユニット10は、図4及び図5を参照して後述するように、上記第1のスクリーン11における巻取軸8への取付端11aが上記第2のスクリーン12における巻取軸への取付端12aより長く突出するように、上記両取付端の間に段差dを付与して、両取付端11a,12aを巻取軸8に取り付ける必要がある。
上記段差dの存在により、第1のスクリーン11の上記張設完了時(図1参照)から、更に巻取軸8の巻き戻し回転を継続すると、巻取軸8上に残っている上記第1のスクリーン11が巻取軸8から更に繰り出され、そしてこの時点では第1のスクリーン11の下端の第1のボトムバー15が既に下枠6に到達していることから、該スクリーン11に弛み11bが生じることになるが、前記巻取りボックス3におけるスクリーンユニット10が導出される導出口4の、上記第1のスクリーン11が近接して導出される導出口壁4aに、巻取軸8から巻き戻される第1のスクリーン11に摺接してそれに摺動抵抗を作用させるモヘア等の弛み寄せ部材20を設けておくことにより、巻取軸8から巻き戻される第1のスクリーン11の弛みが巻取りボックス3から外部に送り出されることはなく、該巻取りボックス3内に貯留されることになり、意匠性において見苦しくなることはない。
上述した第1のボトムバー15が下枠6に達した第1のスクリーン11の張設完了時における第2のスクリーン12の巻取軸8への取付端12aは、特に、図1に示すような巻取軸8の下降側の周面Aにおける巻取軸8の中心軸線とほぼ同じ高さにあるようにするのが最適であり、それによって、上記第1のボトムバー15が下枠6に達するまでは、スラット13に全閉姿勢を保持させることができる。
また、第2のスクリーン12の巻取軸8への取付端が上記最適位置よりも上方側になるようにすると、第2のスクリーン12が巻取軸8に対して逆巻きの状態になってからスラット13の開放が開始されるまでの間に無駄な逆巻きが必要になる。また、逆に第2のスクリーン12の巻取軸8への取付端が上記最適位置よりも下方側になると、該巻取軸8への取付端が巻取軸の中心軸線側に寄ることになるので、第1のスクリーン11の張設完了時にスラット13の開放が僅かながら開始した状態になり、該張設完了時に可及的に閉状態に近い状態にすることができなくなるので、スラット13の開放を許容できる範囲内であれば、第2のスクリーン12の巻取軸8への取付端を上記最適位置よりも下方側に設定することもできる。
上記図1〜図3に示すスクリーン装置においては、上記第1のスクリーン11の左右側端部をスクリーン枠2の側枠5内に設けたガイドレール5aに摺動自在にガイドさせると共に、上記第1及び第2のスクリーン11,12の下端にそれぞれ取り付けた第1及び第2のボトムバー15,16も、それらの両端の上下移動を上記側枠5によりガイドさせ、また、第1のボトムバー15の下面に、スクリーン枠2の下枠6に対する当接時に該下枠6との間の隙間を防虫効果維持のために封止し、更に、第1のボトムバー15を緩衝停止させるために、モヘア等からなる隙間封止緩衝材35を取り付けている。
また、上記図1〜図3に示すスクリーン装置の実施例においては、巻取軸8を駆動する駆動機構として、巻取りボックス3内の図示を省略しているスプロケットにボールチェーン36を巻き掛けることにより、巻取軸8を正逆の方向に回転駆動できるようにしているが、該ボールチェーン36に巻取軸8の巻き戻しの過回転を規制するストッパ37を設けている。これは、図6及び図7を参照して詳細に後述するように、第1のスクリーン11が巻取軸8の巻き戻し回転により上記ストッパ37で規制された巻き戻しの限度に達したときに、該第1のスクリーン11における巻取軸8への取付端11aが、巻取軸8の下降側の周面から上昇側の周面に達しない位置にあって、第1のスクリーン11が該位置から直接巻取りボックス3の導出口4に向かうようにするためであり、これによって第1のスクリーンの変形が抑制される。
次に、第1及び第2のスクリーン11,12の巻き取り方向長さについての望ましい設定、及びそれらのスクリーン11,12の巻取軸8に対する望ましい取付位置について説明する。
前記スクリーンユニット10の基材を裁断して使用する場合に、仮に、第1及び第2のスクリーン11,12並びにスラット13を平面状に重ねた状態で、第1及び第2のスクリーン11,12が同長になるように該スクリーンユニット10の基材を所要長に裁断したとすると、裁断手段が簡単ではあるが、それを巻取軸8に取り付ける場合に、第1のスクリーン11と第2のスクリーン12との間にスラット13が平面状に重ねて巻き戻されるようにするには、両スクリーン11,12の巻取軸8に対する取付位置を同位置にする必要がある。そのため、スクリーンユニット10の巻き戻しによる第1のスクリーン11の張設完了までは、各スラット13が両スクリーン11,12に沿う閉姿勢をとることになるが、その後、巻取軸8に対する第2のスクリーン12のみの逆巻でスラット13を開にすることはできない。
即ち、前述したように、第1のスクリーン11の張設完了時から更に巻取軸8の巻き戻し回転を継続してスラット13を傾動させるためには、第1のスクリーン11の張設完了時点で巻取軸8に第1のスクリーン11の繰り出し可能部分が残っていること、つまり、第1のスクリーン11における巻取軸8への取付端11a側を、第2のスクリーン12における同取付端側よりも長くしておく必要がある。しかも、その長さは、スラット13が最も傾動するところまで第2のスクリーン12を逆巻きしても第1のスクリーン11が逆巻きされない長さであることが必要である。
更に、防虫網戸としての機能を十分に発揮させるためには、第2のスクリーン12の上動によるスラット13の開動作が完了するまでは、少なくとも、下枠6に到達した第1のボトムバー15が上動を開始しないようにする必要があり、該第1のスクリーン11における巻取軸8への連結端側には、第2のスクリーン12に比して、そのための長さの余裕を付与しておく必要がある。
上述したように張設を行うスクリーンユニット10の具体的構成は、図4或いは図5に例示するように、上記第1のスクリーン11における巻取軸8への取付端11aが上記第2のスクリーン12における巻取軸8への取付端12aより長く突出するように、上記両取付端の間に段差dを付与して、両取付端11a,12aがそれぞれ巻取軸8に取り付けられる必要がある。上記スクリーンユニット10における第1及び第2のスクリーン11,12の巻取軸8への取付端側の段差dは、上記第1のスクリーン11の張設完了後の更なる巻取軸8の巻き戻し回転の継続により第2のスクリーン12が巻取軸8に対し上記逆巻きの状態になったときに、第1のスクリーン11までが逆巻きにより上動しないようにする巻取り長さの余裕として付与されるものである。
上記第1及び第2のスクリーン11,12の巻取軸8への取り付けは、例えば、図4の(a)及び(b)に示すように、一定幅の帯状の取付部片26の一側端縁に沿って多数の係合子27を取り付けることによって形成したファスナー状の抜け止め片25を、両スクリーン11,12の上下端部に取り付け、上記多数の係合子27により形成された両スクリーン11,12の取付端11a,12aを巻取軸8の周囲に設けた係合溝に対して該溝の長手方向に嵌挿し、該係合溝の口縁に係合子27を係合させることによって行うのが望ましく、これによって、巻取軸8に対する両スクリーン11,12の上端の取り付け、取り外しを簡単且つ容易に行うことが可能になる。
また、上記第1及び第2のスクリーン11,12の下端には、それぞれ第1及び第2のボトムバー15,16を取り付けるが、これらのボトムバー15,16の着脱も、該ボトムバー内に設けた係合部片31,32の係合溝31a,32aに、上記抜け止め片の係合子27を該溝の長手方向に嵌挿したうえで、該係合部片をボトムバー内に弾性的に係合させることによって、簡単且つ容易に行うことができる。
上記図4のスクリーンユニット10においては、第1及び第2のスクリーン11,12を重ねた状態において、該スクリーンユニット10の下端側では第1及び第2のスクリーンを同長に裁断し、一方、該スクリーンユニット10の上端側、つまり巻取軸8への取付端側では、第1のスクリーン11を第2のスクリーン12に比して上記段差dだけ大きいものとして裁断し、両スクリーンの巻取軸8への取付端に同一の上記抜け止め片25を取り付けている。
これに対し、図5の(a)及び(b)に示すスクリーンユニット10においては、第1及び第2のスクリーン11,12を重ねた状態で、両スクリーン11,12を、図4の例における第2のスクリーン12と同じ長さをもつ同長のものとして裁断し、そのうえで、第1のスクリーン11の巻取軸8への取り付けは、上記段差dに相当する長さだけ大きい幅の帯状の取付部片26aを用いて、その一側端縁に多数の係合子27を取り付けたファスナー状の抜け止め片25Aを該第1のスクリーン11の端部に取り付け、その係合子27を図4の場合と同様にして巻取軸8の係合溝に取り付け、一方、第2のスクリーン12の巻取軸8に対する取り付けは、図4の場合と同様な帯状の取付部片26の側端縁に多数の係合子27を取り付けたファスナー状の抜け止め片25を該スクリーン12の端部に取り付け、それにより形成された該スクリーン12の取付端12aを巻取軸8の係合溝に嵌挿するようにしている。
上述したところから分かるように、図4のスクリーンユニット10では、第1及び第2のスクリーン11,12を重ねた状態における両スクリーンの長さを異ならしめて、両スクリーンの長さに段差dを付し、そのうえで、両スクリーンの巻取軸8への取付端に同一仕様のファスナー状抜け止め片25を取り付けているのに対し、図5のスクリーンユニット10では、第1及び第2のスクリーン11,12を重ねた状態における両スクリーンの長さを同長として、両スクリーンに取り付けるファスナー状抜け止め片25の帯状の取付部片26を、相互に上記段差dに相当する幅だけ異なるものとしているが、両者は実質的に変わるものではない。
そのため、前者のスクリーンユニット10では共通のファスナー状抜け止め片25を用い得るが、第1及び第2のスクリーン11,12の長さに差異を付する裁断を要し、しかも、スクリーンユニット10の基材の一部を切り捨てることになり、これに対し、後者のスクリーンユニット10では、第1及び第2のスクリーンを同長のものとしてスクリーンユニット10の裁断を容易にし、しかも、スクリーンユニット10の基材の一部を無駄にすることはないが、第1のスクリーン11に付するファスナー状抜け止め片25Aとして帯状の取付部片の幅が別異のものを準備する必要がある。
なお、上記図4及び図5のいずれのスクリーンユニット10においても、第1のスクリーン11の左右側端に、一定幅の帯状の取付部片26の側端縁に多数の係合子27を取り付けてなるファスナー状抜け止め片25を設けて、それをスクリーン枠2の側枠5に設けた係合溝に摺動自在に嵌挿することにより、スクリーンユニット10の安定的な摺動による開閉をガイドさせている。
図6は、第1のスクリーンの張設完了後における巻取軸8の更なる回転によって、スラット13が第2のスクリーン12の逆巻きにより開状態にあるときの巻取軸8における第1のスクリーン11の取付端11aの位置を例示的に示し、図7は、上記図6の状態からスラットを閉状態に移行させるために、巻取軸8によるスクリーンユニット10の巻取りを開始したときの第1のスクリーン11の変形状態を示している。
上述のように、スラット13が第2のスクリーン12の逆巻きにより開状態にあり、第1のスクリーン11の巻取軸8に対する取付端11aが図6に示すように巻取軸8の上昇側の周面B或いはそれを超える位置に達するような寸法関係を持つようにした場合、その開状態からスラットを閉状態乃至はスクリーンユニット10を巻取り状態に移行させるために巻取軸8を回転させると、第1のスクリーン11の巻取軸8への取付端11aの近傍にある該スクリーン11は、図2に示したような態様で巻取りボックス3内において弛むことなく、図7に示すように、第1のスクリーン11における巻取軸8への取付端11aに巻取軸8からの力が作用して、それが該取付端11a自体を巻取り方向に移動させるように働き、結果的に、第1のスクリーン11の一部が、図7に示すように第2のスクリーン12側に張り出し、室内側に位置する第2のスクリーン12の上端部を変形させて、意匠性において見苦しくなることが確認されている。
この問題を避けるためには、上記スラット13を第2のスクリーン12の逆巻きにより開状態にしとき、第1のスクリーンの巻取軸8への取付端11aが、巻取軸8の最下端を超えない位置にあることが有効である。
そのため、前述したように、第1のスクリーン11における巻取軸8への取付端11a側に付加する前記段差dを構成するスクリーンの長さは、上述したスラットの開状態からの復帰時における第1のスクリーン11の挙動をも考慮して定められるべきである。
また、前記図1及び図2におけるスクリーンユニット10の巻取軸8では、第1及び第2のスクリーン11,12の巻取軸8への取付端11a,12aが、巻取軸の周囲において相互に90°の位相差で設けられているのに対し、図6及び図7の巻取軸では、それが180°の位相差で設けられている。上記スクリーンユニット10の巻取り時における第1のスクリーンの変形の問題を避けるためには、この巻取軸8への取付端11a,12aの位相差も考慮する必要がある。
8 巻取軸
10 スクリーンユニット
11 第1のスクリーン
12 第2のスクリーン
13 スラット
15 第1のボトムバー
20 弛み寄せ部材
d 段差

Claims (6)

  1. 巻取軸により上部に巻き取られるネット状の第1のスクリーンと、上記第1のスクリーンと共に巻取軸に重ねて巻き取られるネット状の第2のスクリーンと、上記両スクリーンの間に連結する多数のスラットであって、両端が上記両スクリーンに対して等間隔で起倒自在に連結された可撓性あるシート状の一定幅の上記スラットとによって構成されたスクリーンユニットを備え、
    上記スクリーンユニットは、上記第1のスクリーンにおける巻取軸への取付端が上記第2のスクリーンにおける巻取軸への取付端より長く突出するように、上記両取付端の間に段差を付与して、両取付端が巻取軸に取り付けられ、
    上記スクリーンユニットは、上記第1及び第2のスクリーンの下端のそれぞれに第1のボトムバー及び第2のボトムバーが取り付けられ、上記第1及び第2のスクリーンのうちの第1のスクリーンを外側に位置させて上記巻取軸に巻き取ることにより、上記スクリーンユニットの巻き戻しで、上記第1のボトムバーがスクリーン枠の下端に達する第1のスクリーンの張設完了までは、上記各スラットが閉姿勢をとるように構成され、
    上記第1のボトムバーと第2のボトムバーとがスクリーン枠の下端に達する第1及び第2のスクリーンの張設完了時には、第2のスクリーンの巻取軸への取付端が未だ巻取軸の下降側の周面にあり、その後の更なる巻取軸の巻き戻し回転の継続により、該取付端が、上記巻取軸の下降側の周面から上昇側の周面を超えた位置に達するものとして、上記巻取軸に取り付けられ、
    上記スクリーンユニットにおける第1のスクリーンの巻取軸への取付端は、巻取軸が巻き戻しの限度に達したときに、巻取軸の下降側の周面から上昇側の周面に達しない位置にあって、第1スクリーンの張設完了後の更なる巻取軸の巻き戻し回転の継続により、第2のスクリーンが巻取軸に対し逆巻きの状態になったときに、巻取軸が上記段差分だけ回転しても第1のスクリーンが逆巻きされない位置に取り付けている、
    ことを特徴とするブラインド機能付きスクリーン装置。
  2. 巻取りボックス内に上記スクリーンユニットを巻き取る巻取軸を保持させ、該巻取りボックスに、上記巻取軸の巻き戻し回転により上記スクリーンユニットを導出する導出口を設け、
    上記導出口における第1のスクリーンが近接して導出される導出口壁に、上記巻取軸から巻き戻される第1のスクリーンに摺接してそれに摺動抵抗を作用させる弛み寄せ部材を設け、巻取軸から巻き戻される第1のスクリーンの弛みを巻取りボックス内に貯留するものとして構成した、
    ことを特徴とする請求項1に記載のブラインド機能付きスクリーン装置。
  3. 上記巻取軸の駆動機構に、巻取軸が最開の状態以上に過回転するのを規制するストッパを設けている
    こと特徴とする請求項1または2に記載のブラインド機能付きスクリーン装置。
  4. 上記第1及び第2のスクリーンの巻取軸への取り付けは、一定幅の帯状の取付部片の側端に沿って多数の係合子を取り付けることによって形成した抜け止め片を両スクリーンの端部に取り付け、上記多数の係合子により形成された両スクリーンの取付端を巻取軸の周囲に設けた係合溝に嵌挿することにより行い、
    上記スクリーンユニットは、第1及び第2のスクリーンを重ねた状態において第1のスクリーンの巻き取り方向両端間の長さが、第2のスクリーンの巻き取り方向両端間の長さに比して巻取軸への取付端側において上記段差だけ大きいものとして裁断した、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のブラインド機能付きスクリーン装置。
  5. 上記第1及び第2のスクリーンの巻取軸への取り付けは、帯状の取付部片の側端に沿って多数の係合子を取り付けることによって形成した抜け止め片を両スクリーンの端部に取り付け、上記多数の係合子により形成された両スクリーンの取付端を巻取軸の周囲に設けた係合溝に嵌挿することにより行い、
    上記スクリーンユニットは、第1及び第2のスクリーンを重ねた状態においてそれらの巻き取り方向両端間が等長になるように裁断したうえで、第1及び第2のスクリーンの巻取軸への取付端に取り付ける上記抜け止め片における帯状の取付部片の幅を、第2のスクリーンにおける取付部片の幅に比して、上記段差だけ大きいものとした、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のブラインド機能付きスクリーン装置。
  6. 上記第1のスクリーンの左右側端部をスクリーン枠の側枠におけるガイドレールに摺動自在にガイドさせると共に、少なくとも上記第1のボトムバーは、その両端の上下移動を上記側枠によりガイドさせると共に、その下面に隙間封止緩衝材を設けた、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のブラインド機能付きスクリーン装置。
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