JP6739796B2 - ブラインド機能付きスクリーン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建物開口部等に設置して、防虫、通風、日除け、目隠し等を行うためのブラインド機能付きスクリーン装置に関するものである。
例えば、特許文献1等に開示されているように(添付の図6及び図7参照)、上部の巻取軸112により重ねて巻き取られる第1のスクリーン116と第2のスクリーン117との間に、多数の調光用或いは遮光用のスラット118の両端を、それぞれのスクリーンに対して等間隔で起倒自在に取り付けてなるスクリーンユニット115を備え、上記スラットを両スクリーンと共に重ねて巻取軸に巻き取るようにしたブラインド機能付き網戸において、上記両スクリーンの下端に個別的に取り付けたボトムバー126,127のいずれかが、上記スラットの傾斜姿勢に拘わらず常にスクリーン枠の下枠に対して安定的に当接して、その姿勢が風等で不安定になったり、上記下枠との間に隙間が生じて外観が損なわれたり、また、該隙間が虫の進入路になったりするのを抑止できるようにしたブラインド機能付きスクリーン装置は、既に知られている。
この種のスクリーン装置においては、通常、上記巻取軸の軸端等に該巻取軸を回転させて第1及び第2のスクリーンの巻き取り・巻き戻し回転を行うための開閉操作具114を備え、その巻き戻し回転により第1及び第2のスクリーンを下降させて、第1のスクリーン116の下端に取り付けた第1のボトムバー126がスクリーン枠の下枠に当接した後に、更なる巻取軸の回転の継続により第2のスクリーン127が巻取軸に対して逆巻きの状態になるようにし、それによって、第2のスクリーンを第1のスクリーンに対して上動させ、その上動の程度により、上記各スラット118に第2のスクリーン側において上下動する適宜傾斜姿勢を取らせるように構成し、スクリーンの開閉及びスラットの傾斜姿勢の調整のための機構を単純化している。
しかしながら、上記開閉操作具114による巻取軸の巻き戻し回転時に該巻取軸に限度以上の過回転があると、第1のスクリーン116の下端の第1のボトムバー126がスクリーン枠の下枠に当接後に該下枠から離間することになり、第1のボトムバーとスクリーン枠の下枠との間に虫が侵入する隙間が生じるだけでなく、スラット118で連結している第1及び第2のスクリーン116,117間に過大な力が作用して破損の原因になるなど、不測の事態が生じる可能性があり、そのため当該特許文献1における図15及び図16(添付の図7及び図6参照)等に示されているように、該開閉操作具114の一部に上記過回転による破損等が生じない状態で巻取軸の回転を停止させるストッパ140を設けているが、このストッパでは、それ自体に不測の外力が作用して破損することがないように配慮する必要があるだけでなく、開閉操作具における該ストッパの位置が安定しているとも言えない。
国際公開WO2014/115684号公報
本発明の技術的課題は、巻取軸により重ねて巻き取られる上記スクリーンユニットを備えたブラインド機能付きスクリーン装置において、巻取軸のみの回転操作により、上記スラットを所要の範囲内で開閉動作させることができ、しかも、巻取軸の過回転を確実に抑制できるようにするための構成を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、スクリーン枠の上部の巻取りボックス内に回転自在に支持させた巻取軸に上端を取り付けて巻き取られるネット状のスクリーンと、該スクリーンに対し上下方向に等間隔で一端を起倒自在に取り付けられた多数の調光用或いは遮光用のスラットと、上端が上記巻取軸に取り付けられ、上記スラットの他端側がそのスクリーン側と同じ等間隔で連結されて、上記スクリーンに対する相対的な昇降により該スラットの傾斜角度を調整するスラット操作部材とにより構成されるスクリーンユニットを備え、上記スクリーンユニットは、上記巻取軸に対して、最内層に上記スラット操作部材を、その外側に上記スラット及び上記スクリーンを順次重ねて巻き取られ、その巻取軸から導出した上記スクリーンの左右側端を、スクリーン枠の側枠内のガイドレールに摺動自在にガイドさせると共に、上記スクリーン及びスラット操作部材の下端にそれぞれ第1及び第2のボトムバーを設けて、それらのボトムバーの各両端に付したガイド部片を上記側枠の長手方向に沿って設けた通溝にガイドさせ、上記スクリーン及びスラット操作部材は、巻取軸の巻き戻し回転により、スクリーンの下端の第1のボトムバーがスクリーン枠の下端に達した後に、上記巻き戻し回転する巻取軸へのスラット操作部材の逆巻きによる第2のボトムバーの上動が開始するように、上記巻取軸に対して取り付けられており、上記スクリーン枠の側枠の上記通溝には、上記巻取軸の巻き戻し回転によるスラット操作部材の上記逆巻きで、第2のボトムバーの上動がスラットの開回転の上限に達したときに第2のボトムバーのガイド部片に係止して、それ以上の第2のボトムバーの上動を抑止するストッパ部片の係止部を配設し、上記ストッパ部片と上記第1のボトムバーのガイド部片との間には、上記以外のスクリーンユニットの昇降段階で、第2のボトムバーに対するストッパ部片の係止部の係止を不作動化する機構を付設していることを特徴とするブラインド機能付きスクリーン装置が提供される。
本発明に係るブラインド機能付きスクリーン装置の好ましい実施形態においては、上記不作動化する機構が、上記巻取軸の巻き戻し回転並びに巻き取り回転による第1及び第2のボトムバーの同時下降時並びに同時上動時に、上記第1のボトムバーのガイド部片により、上記側枠の通溝における第2のボトムバーのガイド部片の移動路に位置する上記ストッパ部片の係止部を該移動路外に一時的に排除して、第2のボトムバーのガイド部片に対する該係止部の係止を不作動化する機構として構成される。
また、本発明に係るブラインド機能付きスクリーン装置の他の好ましい実施形態においては、上記スクリーン枠の側枠内に設けたストッパ部片に、該側枠の通溝内における第1のボトムバーのガイド部片が通過する移動路に突出する出没操作部と、該通溝内における第2のボトムバーのガイド部片が通過する移動路に突出する係止部とを設けて、該ストッパ部片のバネ付勢により、それらの出没操作部及び係止部を側枠の通溝の底孔を通してそれぞれの上記移動路に突出させ、上記第1のボトムバーのガイド部片とその移動路に突出する上記出没操作部とにより、該移動路を第1のボトムバーのガイド部片が通過するときに、該ガイド部片により、ストッパ部片に対する上記バネ付勢に抗して上記出没操作部を押圧して、第2のボトムバーのガイド部片の移動路に突出するストッパ部片の係止部を、それに第2のボトムバーのガイド部片が係止しない程度に側枠内に没入させるところの、第2のボトムバーのガイド部片に対する係止部の係止を不作動化する機構を構成させることができる。
以上に詳述した本発明のブラインド機能付きスクリーン装置によれば、巻取軸により重ねて巻き取られるスクリーンユニットを備えたブラインド機能付きスクリーン装置において、巻取軸のみの回転操作により、上記スラットを所要の範囲内で開閉動作させることができ、しかも、巻取軸の過回転を確実に抑制できるようにするための構成を得ることができる。
本発明に係るブラインド機能付きスクリーン装置の実施例の全体的構成を示す側断面図である。 本発明の実施例の動作状態を示すもので、(a)はスラットの開状態を示す模式的斜視図、(b)はスラットの閉状態を示す模式的斜視図である。 本発明におけるスクリーン枠とその内部に配設するストッパとの関連的構成を示す斜視図である。 上記ストッパを第1のボトムバーのガイド部によりスクリーン枠内に没入させた状態を示すもので、(a)はスクリーン枠の横断面図、(b)はスクリーン枠の縦断面図、(c)は同スラット開状態の一部破断正面図である。 上記ストッパに第1のボトムバーのガイド部が接触することなく、第2のボトムバーが該ストッパに係止してその移動が不能になっている状態を示すもので、(a)〜(c)はそれぞれ図4の(a)〜(c)に対応させたものである。 既知のブラインド機能付きスクリーン装置において、スラットの開放を開始する状態を模式的に示す側断面図である。 同スクリーン装置において、スラットが転向可能な限度に達した状態を模式的に示す側断面図である。
図1〜図5は、本発明に係るブラインド機能付きスクリーン装置の望ましい実施例を示している。図示の実施例において示しているスラット付きのスクリーンユニットは、特許文献1等において基本的構成が既知のものではあるが、ここに改めて説明すると、図1から分かるように、該スクリーンユニット10は、防虫ネット状のスクリーン11と、該スクリーンに対して上下方向に等間隔で一端を起倒自在に取り付けられた多数の調光用或いは遮光用の可撓性シートからなるスラット13と、該スラットの他端側がそのスクリーン11側と同じ等間隔で連結されたスラット操作部材12とにより構成されたものである。
上記スクリーンユニット10は、スクリーン枠15の上部の巻取りボックス16内に回転自在に支持させた巻取軸17に、スクリーン11及びスラット操作部材12の上端がそれぞれ取り付けられるもので、それらは、上記巻取軸17に対して最内層に上記スラット操作部材12が、その外側に上記スラット13を挟んで上記スクリーン11が順次平面状をなすように重ねて巻き取られるものである。上記スラット13の両端をスクリーン11及びスラット操作部材12のそれぞれに取り付ける取付間隔は、少なくともスラット13の幅と同長以上であり、それにより、スラット13が撓まない状態でスクリーン11とスラット操作部材12とを重ねて吊下すると、スラット13が取り付けられている範囲内ではスクリーン11の全面が該スラットにより覆われることになる。
上記スラット付きのスクリーンユニット10におけるスラット操作部材12は、スクリーン11と同様な防虫ネット状のものや、スラット13の一端に連結してその連結端を昇降させるだけの機能を有するものであってもよいが、少なくとも通風性を有する素材であることが望ましく、また、スクリーン11及びスラット13と共に巻取軸17に重ねて巻くものであるから、巻取りが可能な程度の可撓性を有していることが必要である。このスラット操作部材12は、後述するように、巻取軸17の回転により上記スクリーン11に対して相対的な昇降を行わせるものであり、この昇降によってスラット13の傾斜角度が調整される。
一方、図4及び図5の各(a)に示しているように、巻取軸17から導出した上記スクリーン11は、その左右側端をスクリーン枠15の側枠18内のガイドレール20に摺動自在にガイドさせている。このスクリーン11の側端のガイドは、帯状の取付部片21bの側端縁に多数の係合子21aを取り付けてなるファスナー状抜け止め片21をスクリーン11の側端に取り付け、その係合子21aをスクリーン枠15の側枠18内に設けたガイドレール20の係合溝20aに摺動自在に嵌挿することによって行うのが望ましい。
なお、スラット操作部材12の側端をガイドすることは、図示の実施例では特に考慮していないが、必要があればスクリーン11と同様な構成で側枠18に沿ってガイドさせることもできる。
また、上記スクリーン11及びスラット操作部材12の下端には、図1並びに図4及び図5の各(c)に示すように、それぞれ、第1のボトムバー24及び第2のボトムバー25が取り付けられ、これらの各ボトムバー24,25の両端には、図4並びに図5の各(a)及び(b)に示すように、それぞれ、スクリーン枠15の側枠18側にガイド部片24b,25bを突出させたエンドキャップ24a,25aを取り付け、それらのガイド部片24b,25bを該側枠18に設けた通溝18a,18bによってガイドさせている。
上記第1及び第2のボトムバー24,25が下端に取り付けられたスクリーン11及びスラット操作部材12は、図1から分かるように、巻取軸17の巻き戻し回転によって第1のボトムバー24がスクリーン枠15の下枠19上に達した後、その巻き戻し回転の継続により、巻取軸17にスラット操作部材12が逆巻きされて第2のボトムバー25の上動が開始するように、巻取軸17に取り付けられている。その逆巻き状態において上記スラット13の傾斜角度の調整が行われる間、第1のボトムバー24はスクリーン枠15の下枠19に接する状態に保持されて、下枠19との間からの虫等の侵入を防止し、この間に巻取軸17から巻き戻されるスクリーン11の弛みは巻取りボックス16内に保持される。なお、上記第1のボトムバー24の下面に設けたモヘア34は、該ボトムバー24と下枠19との間の隙間を確実に閉じるためのものである。
一方、上記第2のボトムバー25は、上記スラット操作部材12の逆巻きによるスラット13の傾斜角度の調整に応じてスラット操作部材12に吊下された状態で昇降することにより、スラット操作部材12を緊張状態に保持するので、傾斜したスラット13の姿勢を安定させることができる。
上記構成を有するスクリーン装置は、スクリーンユニット10を前述したように巻取軸17に巻き取った状態から、図2の(a)(b)に示すように巻取りボックス16から導出した操作線条22の操作により、巻取りボックス16内において巻取軸17の軸線上に配設したスプロケットを介して該巻取軸17を回転させ、スクリーンユニット10の巻取り状態にある巻取軸17を巻き戻し回転させると、図2の(b)に示すように、スラット13の全体が閉状態のままでスクリーンユニット10が繰り出され、スクリーン11の下端のボトムバー24がスクリーン枠15の下枠に接するまで下降した後に、巻取軸17に対するスラット操作部材12の逆巻きで第2のボトムバー25が図2の(a)に示すように上動し、それによりスラット13を所望の開度に開放させることができる。
上記スクリーン枠15の側枠18における上記通溝18a,18bの内側には、図3〜図5によって以下に詳述するようなストッパ部片27を設けている。このストッパ部片27は、上記巻取軸17の巻き戻し回転によるスラット操作部材12の上記逆巻きで、第2のボトムバー25の上動がスラット13の開回転の上限に達したときに、該ストッパ部片27が第2のボトムバー25のガイド部片25bに係止して、それ以上の第2のボトムバー25の上動を抑止するために設けたものである。但し、上記ストッパ部片27により第2のボトムバー25の上動を停止させる必要があるのは、巻取軸17の巻き戻し回転によるスラット操作部材12の上記逆巻きで、スラット13の開回転の上限に達したときのみであるため、ストッパ部片27と第1のボトムバー24のガイド部片24bとの間には、それ以外のスクリーンユニット10の昇降段階で、第2のボトムバー25に対するストッパ部片27の係止を不作動化するところの次のような機構を付設している。
まず、上記側枠18内に設けたストッパ部片27の構成について具体的に説明すると、該ストッパ部片27は、側枠18内に設けたバネ33の付勢力で通溝28a,18b側に押圧されている基板部28上に、通溝18a内における第1のボトムバー24のガイド部片24bが通過する移動路に突出する出没操作部29と、側枠の通溝18内における第2のボトムバー25のガイド部片25bが通過する移動路に突出するところの係止部30とを設けている。
上記出没操作部29は、上記バネ33の付勢力により、通溝18aに設けた底孔31を通して該通溝内における第1のボトムバー24のガイド部片24bの移動路に突出させたもので、中央の突出部の両側にそれぞれ押圧斜面29aを設け、通溝18a内をいずれかの方向から第1のボトムバー24のガイド部片24bが通過するときに、該ガイド部片による上記押圧斜面29aの押圧により底孔31内へ没入して、該ガイド部片の移動路から一時的に排除されるものである。一方、上記係止部30は、通溝18bに設けた底孔32を通して該通溝内における第2のボトムバー25のガイド部片25bの移動路に突出させたもので、上記出没操作部29が第1のボトムバー24のガイド部片24bによる押圧で底孔31内へ没入しているときには、この係止部30も通溝18bの底孔32内に没入して、第2のボトムバー25のガイド部片25bが通溝18b内の移動路を通過するのを妨げないが、上記係止部30が通溝18b内の移動路に突出している状態では、第2のボトムバー25のガイド部片25bの通過を阻止し、第2のボトムバー25をそこで停止させて、スラット操作部材12の過剰な逆巻きを抑制するものである。
即ち、上記第2のボトムバー25に対するストッパ部片27の係止を不作動化する機構は、上記巻取軸17の巻き戻し回転による第1及び第2のボトムバー24,25の同時下降時、並びに上記巻取軸17の巻き取り回転による第1及び第2のボトムバー24,25の同時上動時に、上記第1のボトムバー24のガイド部片24bによって、上記側枠18の通溝18bにおける第2のボトムバー25のガイド部片25bの移動路に位置する上記ストッパ部片27の係止部30を、該移動路外に一時的に排除して、第2のボトムバー25のガイド部片25bに対する該係止部30の係止を不作動化するものである。
10 スクリーンユニット
11 スクリーン
12 スラット操作部材
13 スラット
15 スクリーン枠
16 巻取りボックス
17 巻取軸
18 側枠
18a,18b 通溝
20 ガイドレール
24 第1のボトムバー
25 第2のボトムバー
24b,25b ガイド部片
27 ストッパ部片
30 係止部

Claims (3)

  1. スクリーン枠の上部の巻取りボックス内に回転自在に支持させた巻取軸に上端を取り付けて巻き取られるネット状のスクリーンと、該スクリーンに対し上下方向に等間隔で一端を起倒自在に取り付けられた多数の調光用或いは遮光用のスラットと、上端が上記巻取軸に取り付けられ、上記スラットの他端側がそのスクリーン側と同じ等間隔で連結されて、上記スクリーンに対する相対的な昇降により該スラットの傾斜角度を調整するスラット操作部材とにより構成されるスクリーンユニットを備え、
    上記スクリーンユニットは、上記巻取軸に対して、最内層に上記スラット操作部材を、その外側に上記スラット及び上記スクリーンを順次重ねて巻き取られ、その巻取軸から導出した上記スクリーンの左右側端を、スクリーン枠の側枠内のガイドレールに摺動自在にガイドさせると共に、上記スクリーン及びスラット操作部材の下端にそれぞれ第1及び第2のボトムバーを設けて、それらのボトムバーの各両端に付したガイド部片を上記側枠の長手方向に沿って設けた通溝にガイドさせ、
    上記スクリーン及びスラット操作部材は、巻取軸の巻き戻し回転により、スクリーンの下端の第1のボトムバーがスクリーン枠の下端に達した後に、上記巻き戻し回転する巻取軸へのスラット操作部材の逆巻きによる第2のボトムバーの上動が開始するように、上記巻取軸に対して取り付けられており、
    上記スクリーン枠の側枠の上記通溝には、上記巻取軸の巻き戻し回転によるスラット操作部材の上記逆巻きで、第2のボトムバーの上動がスラットの開回転の上限に達したときに第2のボトムバーのガイド部片に係止して、それ以上の第2のボトムバーの上動を抑止するストッパ部片の係止部を配設し、
    上記ストッパ部片と上記第1のボトムバーのガイド部片との間には、上記以外のスクリーンユニットの昇降段階で、第2のボトムバーに対するストッパ部片の係止部の係止を不作動化する機構を付設している、
    ことを特徴とするブラインド機能付きスクリーン装置。
  2. 上記不作動化する機構が、上記巻取軸の巻き戻し回転並びに巻き取り回転による第1及び第2のボトムバーの同時下降時並びに同時上動時に、上記第1のボトムバーのガイド部片により、上記側枠の通溝における第2のボトムバーのガイド部片の移動路に位置する上記ストッパ部片の係止部を該移動路外に一時的に排除して、第2のボトムバーのガイド部片に対する該係止部の係止を不作動化する機構である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のブラインド機能付きスクリーン装置。
  3. 上記スクリーン枠の側枠内に設けたストッパ部片に、該側枠の通溝内における第1のボトムバーのガイド部片が通過する移動路に突出する出没操作部と、該通溝内における第2のボトムバーのガイド部片が通過する移動路に突出する係止部とを設けて、該ストッパ部片のバネ付勢により、それらの出没操作部及び係止部を側枠の通溝の底孔を通してそれぞれの上記移動路に突出させ、
    上記第1のボトムバーのガイド部片とその移動路に突出する上記出没操作部とにより、該移動路を第1のボトムバーのガイド部片が通過するときに、該ガイド部片により、ストッパ部片に対する上記バネ付勢に抗して上記出没操作部を押圧して、第2のボトムバーのガイド部片の移動路に突出するストッパ部片の係止部を、それに第2のボトムバーのガイド部片が係止しない程度に側枠内に没入させるところの、第2のボトムバーのガイド部片に対する係止部の係止を不作動化する機構を構成させている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のブラインド機能付きスクリーン装置。
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