JP2016216240A - エレベータ - Google Patents
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Abstract
【課題】専用の回路を用いることなくリミットスイッチの個数を減らすことができ、コストを低減できるエレベータを得ることにある。【解決手段】エレベータは、昇降体に設けられた第1ないし第3のリミットスイッチ、昇降路に設けられた第1および第2のスイッチ操作子を備えている。第2のリミットスイッチは第1のリミットスイッチの上に配置され、第3のリミットスイッチは第1および第2のリミットスイッチの間に配置されている。第1のリミットスイッチは、昇降体が最下階停止位置を超えて降下した時に昇降体の降下を制限する。第2のリミットスイッチは、昇降体が最上階停止位置を超えて上昇した時に昇降体の上昇を制限する。第3のリミットスイッチは、昇降体が最下階停止位置および最上階停止位置を行き過ぎた時に昇降体の昇降動を制止する。第1のスイッチ操作子は、第1および第3のリミットスイッチを作動させる。第2のスイッチ操作子は、第2および第3のリミットスイッチを作動させる。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、複数のリミットスイッチを備えたエレベータに関する。
エレベータは、乗りかごが昇降路の終端階を行き過ぎた時に作動する安全装置を装備している。この種の安全装置は、乗りかごが終端階を超えた時に乗りかごの昇降動を制限するリミットスイッチと、乗りかごが終端階を著しく行き過ぎないように乗りかごを強制的に制止させるファイナルリミットスイッチと、前記二種類のリミットスイッチを作動させる複数のカムと、を備えている。
従来のエレベータでは、リミットスイッチを昇降路内に設置し、乗りかごの側面にカムを設けているが、この構成では、リミットスイッチを保守・点検する際に多大な手間と労力を要する。
この対策として、複数のリミットスイッチを乗りかごに設置し、昇降路の下部および上部に夫々カムを配置することで、リミットスイッチの保守・点検時の作業性を改善するようにしたエレベータが開発されている。
この種のエレベータによると、複数のリミットスイッチが乗りかごの昇降方向に沿って上下に並べて配列されている。そのため、乗りかごが上昇する時は、上側に位置された一方のリミットスイッチが乗りかごの過度の上昇を制限する方向制限スイッチとして機能し、下側に位置された他方のリミットスイッチが乗りかごの上昇を制止する強制停止スイッチとして機能する。
一方、乗りかごが降下する時は、下側に位置された他方のリミットスイッチが乗りかごの過度の降下を制限する方向制限スイッチとして機能し、上側に位置された一方のリミットスイッチが乗りかごの降下を制止する強制停止スイッチとして機能するようになっている。
この構成を採用することで、個々のリミットスイッチを乗りかごが昇降動する際の方向制限スイッチおよび強制停止スイッチとして共用することができ、リミットスイッチの個数を減らすことができる。
一つのリミットスイッチを方向制限スイッチおよび強制停止スイッチとして共用する場合、乗りかごが昇降する方向に応じてリミットスイッチの回路を切り換える専用のインターフェース回路が必要となる。
このため、リミットスイッチの回路構成が複雑化するのを避けられず、エレベータのコストを上昇させる一つの要因となる。
本発明の目的は、専用の回路を用いることなくリミットスイッチの個数を減らすことができ、コストを低減できるエレベータを得ることにある。
実施形態によれば、エレベータは、昇降路に沿って昇降動される昇降体と、前記昇降体に設けられた第1のリミットスイッチと、前記第1のリミットスイッチの上に配置された第2のリミットスイッチと、前記第1のリミットスイッチと前記第2のリミットスイッチとの間に配置された第3のリミットスイッチと、前記昇降路の下部に設けられた第1のスイッチ操作子と、前記昇降路の上部に設けられた第2のスイッチ操作子と、を備えている。
前記第1のリミットスイッチは、前記昇降体が前記昇降路の最下階停止位置を超えて降下した時に、前記昇降体の降下を制限する。前記第2のリミットスイッチは、前記昇降体が前記昇降路の最上階停止位置を超えて上昇した時に、前記昇降体の上昇を制限する。前記第3のリミットスイッチは、前記昇降体が前記最下階停止位置および前記最上階停止位置を行き過ぎた時に、前記昇降体の昇降動を強制的に制止する。第1のスイッチ操作子は、前記昇降体の降下に伴って前記第1のリミットスイッチおよび前記第3のリミットスイッチを前記第1のリミットスイッチの側から順に作動させる。第2のスイッチ操作子は、
前記昇降体の上昇に伴って前記第2のリミットスイッチおよび前記第3のリミットスイッチを前記第2のリミットスイッチの側から順に作動させる。
前記昇降体の上昇に伴って前記第2のリミットスイッチおよび前記第3のリミットスイッチを前記第2のリミットスイッチの側から順に作動させる。
[第1の実施形態]
以下、第1の実施形態について、図1および図2を参照して説明する。
以下、第1の実施形態について、図1および図2を参照して説明する。
図1は、トラクション方式のエレベータ1を概略的に示している。図1に示すように、エレベータ1は、昇降路2、一対の第1のガイドレール3、一対の第2のガイドレール4、乗りかご5、釣合錘6、巻上機7および制御装置8を主要な要素として備えている。
昇降路2は、例えば高層ビルのような建屋9に設けられ、鉛直方向に沿って起立されている。図1の例では、第1のガイドレール3および第2のガイドレール4の一方のみを示しているが、当該ガイドレール3,4は、昇降路2の右側壁および左側壁に固定されている。そのため、第1のガイドレール3および第2のガイドレール4は、夫々昇降路2の高さ方向に沿って一直線状に延びているとともに、昇降路2の幅方向に互いに向かい合うように平行に配置されている。
乗りかご5は、昇降体の一例であって、第1のガイドレール3を介して昇降路2に昇降動可能に支持されている。釣合錘6は、第2のガイドレール4を介して昇降路2に昇降動可能に支持されている。
巻上機7および制御装置8は、例えば昇降路2の上端の機械室10に据え付けられている。巻上機7は、モータからトルクを受けて回転する駆動シーブ7aを有するとともに、駆動シーブ7aに制動力を付与するブレーキを有している。メインロープ11が巻上機7の駆動シーブ7aに巻き掛けられている。メインロープ11は、乗りかご5および釣合錘6を1:1ローピングで昇降路2に吊り下げている。
制御装置8は、メインロープ11を巻き上げたり、巻き戻す方向に巻上機7の運転を制御することで、乗りかご5および釣合錘6を昇降路2に沿って昇降動させる。
図1に示すように、建屋9の各階床ごとに乗場13が設けられている。乗場13は、昇降路2に開口された乗降口14を有している。乗降口14は、図示しない乗場扉で開閉されるとともに、乗りかご5が停止すべき階床の乗場13に着床した時に、乗りかご5の図示しない出入り口と向かい合う。
図1に示すように、乗りかご5が建屋9の最下階の乗場13に着床した状態では、乗りかご5は、巻上機7を介して昇降路2の最下階停止位置P1に保持されている。図2に示すように、乗りかご5が建屋9の最上階の乗場13に着床した状態では、乗りかご5は、巻上機7を介して昇降路2の最上階停止位置P2に保持されている。昇降路2の最下階および最上階は、夫々昇降路2の終端階と言い換えることができる。
図1および図2に示すように、乗りかご5の上に第1のリミットスイッチ15、第2のリミットスイッチ16および第3のリミットスイッチ17が設置されている。
第1のリミットスイッチ15は、乗りかご5が最下階停止位置P1を超えて降下したことを検出する要素であって、乗りかご5の上に取り付けられている。第1のリミットスイッチ15は、昇降路2の高さ方向に回動可能なアーム15aを有している。アーム15aは、水平に保持されているとともに、当該アーム15aの先端にローラ15bが支持されている。
第2のリミットスイッチ16は、乗りかご5が最上階停止位置P2を超えて上昇したことを検出する要素であって、第1のリミットスイッチ15よりも上方に配置されている。第2のリミットスイッチ16は、昇降路2の高さ方向に回動可能なアーム16aを有している。アーム16aは、水平に保持されているとともに、当該アーム16aの先端にローラ16bが支持されている。
第3のリミットスイッチ17は、乗りかご5が最下階停止位置P1および最上階停止位置P2を行き過ぎたことを検出する要素であって、第1のリミットスイッチ15と第2のリミットスイッチ16との間に配置されている。第3のリミットスイッチ17は、昇降路2の高さ方向に回動可能なアーム17aを有している。アーム17aは、水平に保持されているとともに、当該アーム17aの先端にローラ17bが支持されている。
そのため、本実施形態では、第1ないし第3のリミットスイッチ15,16,17は、乗りかご5の上で乗りかご5の昇降方向に沿うように三段に重ねられている。言い換えると、第1のリミットスイッチ15および第2のリミットスイッチ16は、乗りかご5の上で第3のリミットスイッチ17を間に挟んで乗りかご5の昇降方向に沿うように一列に並べられている。そのため、第1ないし第3のリミットスイッチ15,16,17は、乗りかご5と一緒に昇降路2に沿って昇降動される。
第1ないし第3のリミットスイッチ15,16,17のアーム15a,16a,17aは、乗りかご5の側方に張り出した位置で乗りかご5に対し同一方向に水平に延びている。それとともに、ローラ15b,16b,17bは、乗りかご5の側方に張り出した位置で昇降路2の高さ方向に間隔を存して一列に並んでいる。
さらに、第1ないし第3のリミットスイッチ15,16,17は、図示しないケーブルを介して制御装置8に電気的に接続されている。
図1および図2に示すように、第1のカム板20が昇降路2の下部に設置されている。第1のカム板20は、第1のリミットスイッチ15および第3のリミットスイッチ17を第1のリミットスイッチ15の側から順に作動させる第1のスイッチ操作子の一例であって、一方の第1のガイドレール3の下部に固定されている。第1のカム板20は、乗りかご5が昇降路2の最下階停止位置P1まで降下した時に、第1のリミットスイッチ15のローラ15bの直下に位置するとともに、乗りかご5が降下する方向に沿って直線状に延びている。
第2のカム板21が昇降路2の上部に設置されている。第2のカム板21は、第2のリミットスイッチ16および第3のリミットスイッチ17を第2のリミットスイッチ16の側から順に作動させる第2のスイッチ操作子の一例であって、一方のガイドレール3の上部に固定されている。第2のカム板21は、乗りかご5が昇降路2の最上階停止位置P2まで上昇した時に、第2のリミットスイッチ16の真上に位置するとともに、乗りかご5が上昇する方向に沿って直線状に延びている。
このような構成のエレベータ1において、乗りかご5が昇降路2の最下階停止位置P1を超えて降下すると、第1のリミットスイッチ15のローラ15bが第1のカム板20に接触し、アーム15aが上向きに回動される。この回動により、第1のリミットスイッチ15が作動し、乗りかご5が過度に降下したことを示す信号が第1のリミットスイッチ15から制御装置8に送出される。
制御装置8は、第1のリミットスイッチ15から信号を受けた時に、巻上機7のブレーキを動作させ、乗りかご5がそれ以上に降下することを制限する。
第1のリミットスイッチ15が作動したにも拘らず、乗りかご5が最下階停止位置P1を行き過ぎると、第1のカム板20が第1のリミットスイッチ15を通り越して第1のリミットスイッチ15の上段の第3のリミットスイッチ17のローラ17bに接触する。これにより、アーム17aが上向きに回動され、第3のリミットスイッチ17が作動される。
第3のリミットスイッチ17は、乗りかご5が最下階停止位置P1を行き過ぎた位置まで降下したことを示す信号を制御装置8に送出する。制御装置8は、第3のリミットスイッチ17から信号を受けた時に、巻上機7のモータに対する通電を遮断するとともに、巻上機7のブレーキを動作させる。
この結果、エレベータ1は、乗りかご5が最下階停止位置P1を著しく行き過ぎないように運転を停止する。
一方、乗りかご5が昇降路2の最上階停止位置P2を超えて上昇すると、第2のリミットスイッチ16のローラ16bが第2のカム板21に接触し、アーム16aが下向きに回動される。この回動により、第2のリミットスイッチ16が作動し、乗りかご5が過度に上昇したことを示す信号が第2のリミットスイッチ16から制御装置8に送出される。
制御装置8は、第2のリミットスイッチ16から信号を受けた時に、巻上機7のブレーキを動作させ、乗りかご5がそれ以上に上昇することを制限する。
第2のリミットスイッチ16が作動したにも拘らず、乗りかご5が最上階停止位置P2を行き過ぎると、第2のカム板21が第2のリミットスイッチ16を通り越して第2のリミットスイッチ16の下段の第3のリミットスイッチ17のローラ17bに接触する。これにより、アーム17aが下向きに回動され、第3のリミットスイッチ17が作動される。
第3のリミットスイッチ17は、乗りかご5が最上階停止位置P2を行き過ぎた位置まで上昇したことを示す信号を制御装置8に送出する。制御装置8は、第3のリミットスイッチ17から信号を受けた時に、巻上機7のモータに対する通電を遮断するとともに、巻上機7のブレーキを動作させる。
この結果、エレベータ1は、乗りかご5が最上階停止位置P2を著しく行き過ぎないように運転を停止する。
第1の実施形態によれば、一つの第3のリミットスイッチ17で乗りかご5が最下階停止位置P1および最上階停止位置P2を行き過ぎたことを個々に検出することができる。さらに、第1のリミットスイッチ15および第2のリミットスイッチ16は、夫々乗りかご5が最下階停止位置P1および最上階停止位置P2を超えて昇降動したことを検出すればよいので、第1ないし第3のリミットスイッチ15,16,17の機能が夫々一つに集約される。
このため、従来のようにリミットスイッチの回路を切り換える専用の回路を用いることなく、三つのリミットスイッチ15,16,17で乗りかご5が終端階を著しく行き過ぎないようにエレベータ1の運転を制御することができる。
よって、リミットスイッチ15,16,17の個数が減ることと相まって、エレベータ1のコストを低減できる。
さらに、第1ないし第3のリミットスイッチ15,16,17が乗りかご5の上に設置されているので、全てのリミットスイッチ15,16,17の保守・点検に要する作業を乗りかご5の上で実施できる。このため、作業者が昇降路2のピットに入り込む必要はなく、作業性が向上する。
[第2の実施形態]
図3および図4は、第2の実施形態を開示している。第2の実施形態は、二つのリミットスイッチで乗りかごが終端階を行き過ぎたことを検出すようにした点が第1の実施形態と相違している。それ以外のエレベータ1の構成は、基本的に第1の実施形態と同様である。このため、第2の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
図3および図4は、第2の実施形態を開示している。第2の実施形態は、二つのリミットスイッチで乗りかごが終端階を行き過ぎたことを検出すようにした点が第1の実施形態と相違している。それ以外のエレベータ1の構成は、基本的に第1の実施形態と同様である。このため、第2の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
図3および図4に示すように、乗りかご5の上に第1のリミットスイッチ31および第2のリミットスイッチ32が設置されている。第1のリミットスイッチ31は、乗りかご5が最下階停止位置P1および最上階停止位置P2を超えて昇降動したことを検出する要素であって、昇降路2の高さ方向に回動可能なアーム31aを有している。アーム31aは、水平に保持されているとともに、当該アーム31aの先端にローラ31bが支持されている。
第2のリミットスイッチ32は、乗りかご5が最下階停止位置P1および最上階停止位置P2を行き過ぎたことを検出する要素であって、昇降路2の高さ方向に回動可能なアーム32aを有している。アーム32aは、水平に保持されているとともに、当該アーム32aの先端にローラ32bが支持されている。
本実施形態によると、第1のリミットスイッチ31および第2のリミットスイッチ32は、乗りかご5の上で昇降路2の横方向に並ぶように配置されており、乗りかご5と一緒に昇降路2に沿って昇降動される。第1のリミットスイッチ31のローラ31bおよび第2のリミットスイッチ32のローラ32bは、乗りかご5の側方に張り出した位置で一方のガイドレール3を間に挟んで互いに向かい合っている。
さらに、第1のリミットスイッチ31および第2のリミットスイッチ32は、夫々アーム31a,32aの回動方向を取得できる機能を有するとともに、図示しないケーブルを介して制御装置8に電気的に接続されている。
図3および図4に示すように、第1のカム板34および第2のカム板35が昇降路2の下部に設置されている。第1のカム板34は、乗りかご5が降下した時に第1のリミットスイッチ31を作動させる第1のスイッチ操作子の一例であって、一方のガイドレール3の下部に固定されている。第1のカム板34は、乗りかご5が昇降路2の最下階停止位置P1まで降下した時に、第1のリミットスイッチ31のローラ31bの直下に位置するとともに、乗りかご5が降下する方向に沿って直線状に延びている。
第2のカム板35は、乗りかご5が降下した時に第2のリミットスイッチ32を作動させる第2の操作子の一例であって、一方のガイドレール3の下部に固定されている。第2のカム板35は、乗りかご5が最下階停止位置P1まで降下した時に、第2のリミットスイッチ32のローラ32bの直下に位置するとともに、乗りかご5が降下する方向に沿って直線状に延びている。
さらに、第2のカム板35は、昇降路2の下部で第1のカム板34よりも下方に位置され、第2のカム板35の上端と第1のカム板34の上端との間に昇降路2の高さ方向に沿う段差B1が形成されている。
このため、乗りかご5の降下に伴って第1のリミットスイッチ31のローラ31bが第1のカム板34に接した時点では、第2のカム板35は、第2のリミットスイッチ32のローラ32bから離れている。
図3および図4に示すように、第3のカム板36および第4のカム板37が昇降路2の上部に設置されている。第3のカム板36は、乗りかご5が上昇した時に第1のリミットスイッチ31を作動させる第3のスイッチ操作子の一例であって、一方のガイドレール3の上部に固定されている。第3のカム板36は、乗りかご5が昇降路2の最上階停止位置P2まで上昇した時に、第1のリミットスイッチ31のローラ31bの真上に位置するとともに、乗りかご5が上昇する方向に沿って直線状に延びている。
第4のカム板37は、乗りかご5が上昇した時に第2のリミットスイッチ32を作動させる第4のスイッチ操作子の一例であって、一方のガイドレール3の上部に固定されている。第4のカム板37は、乗りかご5が昇降路2の最上階停止位置P2まで上昇した時に、第2のリミットスイッチ32のローラ32bの真上に位置するとともに、乗りかご5が上昇する方向に沿って直線状に延びている。
さらに、第4のカム板37は、昇降路2の上部で第3のカム板36よりも上方に位置され、第4のカム板37の下端と第3のカム板36の下端との間に昇降路2の高さ方向に沿う段差B2が形成されている。
このため、乗りかご5の上昇に伴って第1のリミットスイッチ31のローラ31bが第3のカム板36に接した時点では、第4のカム板37は、第2のリミットスイッチ32のローラ32bから離れている。
このような構成のエレベータ1において、乗りかご5が昇降路2の最下階停止位置P1を超えて降下すると、第1のリミットスイッチ31のローラ31bが第1のカム板34に接触し、アーム31aが上向きに回動される。この回動により、第1のリミットスイッチ31が作動し、乗りかご5が過度に降下したことを示す信号が第1のリミットスイッチ31から制御装置8に送出される。
制御装置8は、第1のリミットスイッチ31から信号を受けた時に、巻上機7のブレーキを動作させ、乗りかご5がそれ以上に降下することを制限する。
第1のリミットスイッチ31が作動したにも拘らず、乗りかご5が最下階停止位置P1を行き過ぎると、第2のリミットスイッチ32のローラ32bが第2のカム板35に接触する。これにより、アーム32aが上向きに回動し、第2のリミットスイッチ32が作動される。
第2のリミットスイッチ32は、乗りかご5が最下階停止位置P1を行き過ぎて降下したことを示す信号を制御装置8に送出する。制御装置8は、第2のリミットスイッチ32から信号を受けた時に、巻上機7のモータに対する通電を遮断するとともに、巻上機7のブレーキを作動させる。
この結果、エレベータ1は、乗りかご5が最下階停止位置P1を著しく行き過ぎないように運転を停止する。
一方、乗りかご5が最上階停止位置P2を超えて上昇すると、第1のリミットスイッチ31のローラ31bが第3のカム板36に接触し、アーム31aが下向きに回動される。この回動により、第1のリミットスイッチ31が作動し、乗りかご5が過度に上昇したことを示す信号が第1のリミットスイッチ31から制御装置8に送出される。
制御装置8は、第1のリミットスイッチ31から信号を受けた時に、巻上機7のブレーキを動作させ、乗りかご5がそれ以上に上昇することを制限する。
第1のリミットスイッチ31が作動したにも拘らず、乗りかご5が最上階停止位置P2を行き過ぎると、第2のリミットスイッチ32のローラ32bが第4のカム板37に接触する。これにより、アーム32aが下向きに回動し、第2のリミットスイッチ32が作動される。
第2のリミットスイッチ32は、乗りかご5が最上階停止位置P2を行き過ぎて上昇したことを示す信号を制御装置8に送出する。制御装置8は、第2のリミットスイッチ32から信号を受けた時に、巻上機7のモータに対する通電を遮断するとともに、巻上機7のブレーキを作動させる。
この結果、エレベータ1は、乗りかご5が最上階停止位置P2を著しく行き過ぎないように運転を停止する。
第2の実施形態によれば、二つのリミットスイッチ31,32で乗りかご5が終端階を著しく行き過ぎないようにエレベータ1の運転を制御することができる。このため、第1の実施形態と同様に、専用の回路を用いることなくリミットスイッチ31,32の個数を減らすことができ、エレベータ1のコストを低減できる。
加えて、第2の実施形態では、第1のリミットスイッチ31のアーム31aは、乗りかご5が最下階停止位置P1を超えて降下した時に上向きに回動され、乗りかご5が最上階停止位置P2を超えて上昇した時に下向きに回動される。
同様に、第2のリミットスイッチ32のアーム32aは、乗りかご5が最下階停止位置P1を超えて降下した時に上向きに回動され、乗りかご5が最上階停止位置P2を超えて上昇した時に下向きに回動される。
第1のリミットスイッチ31および第2のリミットスイッチ32は、夫々アーム31a,32aの回動方向を取得できる機能を有するので、アーム31a,32aの回動方向に基づいて乗りかご5の移動方向を認識することができる。よって、乗りかご5の移動方向を検知する専用の回路を付加する必要はなく、この点でもエレベータ1のコストの低減に寄与する。
[第3の実施形態]
図5ないし図7は、第3の実施形態を開示している。第3の実施形態は、主に二つのリミットスイッチを作動させる構成が第2の実施形態と相違している。それ以外のエレベータ1の構成は、基本的に第2の実施形態と同様である。このため、第3の実施形態において、第2の実施形態と同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
図5ないし図7は、第3の実施形態を開示している。第3の実施形態は、主に二つのリミットスイッチを作動させる構成が第2の実施形態と相違している。それ以外のエレベータ1の構成は、基本的に第2の実施形態と同様である。このため、第3の実施形態において、第2の実施形態と同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
図5ないし図7に示すように、第1のリミットスイッチ31および第2のリミットスイッチ32は、乗りかご5の上に互いに並べて配置されており、そのアーム31a,32aが乗りかご5の側方に向けて水平に突出されている。アーム31a,32aに支持されたローラ31b,32bは、乗りかご5の側方に張り出し位置で昇降路2の奥行き方向に互いに並んでいる。
さらに、第1のリミットスイッチ31および第2のリミットスイッチ32は、夫々アーム31a,32aの回動方向を取得できる機能を有するとともに、図示しないケーブルを介して制御装置8に電気的に接続されている。
第1のカム板41が昇降路2の下部に配置されている。第1のカム板41は、乗りかご5が降下した時に第1のリミットスイッチ31および第2のリミットスイッチ32を第1のリミットスイッチ31の側から順に作動させる第1のスイッチ操作子の一例であって、一方のガイドレール3の下部に固定されている。
第1のカム板41は、第1のリミットスイッチ31のローラ31bが接する第1の操作部42aと、第2のリミットスイッチ32のローラ32bが接する第2の操作部42bと、を有している。第1の操作部42aおよび第2の操作部42bは、昇降路2の横方向に並んでいるとともに、互いに一体化されている。
第1の操作部42aは、乗りかご5が昇降路2の最下階停止位置P1まで降下した時に、第1のリミットスイッチ31のローラ31bの直下に位置するとともに、乗りかご5が降下する方向に沿って直線状に延びている。
第2の操作部42bは、乗りかご5が昇降路2の最下階停止位置P1まで降下した時に、第2のリミットスイッチ32のローラ32bの直下に位置するとともに、乗りかご5が降下する方向に沿って直線状に延びている。さらに、第2の操作部42bの上端は、第1の操作部42aの上端よりも下方に位置され、第2の操作部42bの上端と第1の操作部42aの上端との間に昇降路2の高さ方向に沿う段差B3が形成されている。
このため、乗りかご5の降下に伴って第1のリミットスイッチ31のローラ31bが第1のカム板41の第1の操作部42aに接した時点では、第2のリミットスイッチ32のローラ32bは、第1のカム板41の第2の操作部42bから離れている。
第2のカム板43が昇降路2の上部に配置されている。第2のカム板43は、乗りかご5が上昇した時に第1のリミットスイッチ31および第2のリミットスイッチ32を第1のリミットスイッチ31の側から順に作動させる第2のスイッチ操作子の一例であって、一方のガイドレール3の上部に固定されている。
第2のカム板43は、第1のリミットスイッチ31のローラ31bが接する第3の操作部44aと、第2のリミットスイッチ32のローラ32bが接する第4の操作部44bと、を有している。第3の操作部44aおよび第4の操作部44bは、昇降路2の横方向に並んでいるとともに、互いに一体化されている。
第3の操作部44aは、乗りかご5が昇降路2の最上階停止位置P2まで上昇した時に、第1のリミットスイッチ31のローラ31bの真上に位置するとともに、乗りかご5が上昇する方向に沿って直線状に延びている。
第4の操作部44bは、乗りかご5が昇降路2の最上階停止位置P2まで上昇した時に、第2のリミットスイッチ32のローラ32bの真上に位置するとともに、乗りかご5が上昇する方向に沿って直線状に延びている。さらに、第4の操作部44bの下端は、第3の操作部44aの下端よりも上方に位置され、第4の操作部44bの下端と第3の操作部44aの下端との間に昇降路2の高さ方向に沿う段差B4が形成されている。
このため、乗りかご5の上昇に伴って第1のリミットスイッチ31のローラ31bが第2のカム板43の第3の操作部44aに接した時点では、第2のリミットスイッチ32のローラ32bは、第2のカム板43の第4の操作部44bから離れている。
このような構成のエレベータ1において、乗りかご5が最下階停止位置P1を超えて降下すると、第1のリミットスイッチ31のローラ31bが第1のカム板41の第1の操作部42aに接触し、アーム31aが上向きに回動される。この回動により、第1のリミットスイッチ31が作動し、乗りかご5が過度に降下したことを示す信号が第1のリミットスイッチ31から制御装置8に送出される。
制御装置8は、第1のリミットスイッチ31から信号を受けた時に、巻上機7のブレーキを動作させ、乗りかご5がそれ以上に降下することを制限する。
第1のリミットスイッチ31が作動したにも拘らず、乗りかご5が最下階停止位置P1を行き過ぎると、第2のリミットスイッチ32のローラ32bが第1のカム板41の第2の操作部42bに接触する。これにより、アーム32aが上向きに回動し、第2のリミットスイッチ32が作動される。
第2のリミットスイッチ32は、乗りかご5が最下階停止位置P1を行き過ぎて降下したことを示す信号を制御装置8に送出する。制御装置8は、第2のリミットスイッチ32から信号を受けた時に、巻上機7のモータに対する通電を遮断するとともに、巻上機7のブレーキを作動させる。
この結果、エレベータ1は、乗りかご5が最下階停止位置P1を著しく行き過ぎないように運転を停止する。
一方、乗りかご5が最上階停止位置P2を超えて上昇すると、第1のリミットスイッチ31のローラ31bが第2のカム板43の第3の操作部44aに接触し、アーム31aが下向きに回動される。この回動により、第1のリミットスイッチ31が作動し、乗りかご5が過度に上昇したことを示す信号が第1のリミットスイッチ31から制御装置8に送出される。
制御装置8は、第1のリミットスイッチ31から信号を受けた時に、巻上機7のブレーキを動作させ、乗りかご5がそれ以上に上昇することを制限する。
第1のリミットスイッチ31が作動したにも拘らず、乗りかご5が最上階停止位置P2を行き過ぎると、第2のリミットスイッチ32のローラ32bが第2のカム板43の第4の操作部44bに接触する。これにより、アーム32aが下向きに回動し、第2のリミットスイッチ32が作動される。
第2のリミットスイッチ32は、乗りかご5が最上階停止位置P2を行き過ぎて上昇したことを示す信号を制御装置8に送出する。制御装置8は、第2のリミットスイッチ32から信号を受けた時に、巻上機7のモータに対する通電を遮断するとともに、巻上機7のブレーキを作動させる。
この結果、エレベータ1は、乗りかご5が最上階停止位置P2を著しく行き過ぎないように運転を停止する。
第3の実施形態によれば、二つのリミットスイッチ31,32で乗りかご5が終端階を著しく行き過ぎないようにエレベータ1の運転を制御することができる。このため、第2の実施形態と同様に、専用の回路を用いることなくリミットスイッチ31,32の個数を減らすことができ、エレベータ1のコストを低減できる。
加えて、第3の実施形態においても、第1のリミットスイッチ31のアーム31aは、乗りかご5が最下階停止位置P1を超えて降下した時に上向きに回動され、乗りかご5が最上階停止位置P2を超えて上昇した時に下向きに回動される。
同様に、第2のリミットスイッチ32のアーム32aは、乗りかご5が最下階停止位置P1を超えて降下した時に上向きに回動され、乗りかご5が最上階停止位置P2を超えて上昇した時に下向きに回動される。
第1のリミットスイッチ31および第2のリミットスイッチ32は、夫々アーム31a,32aの回動方向を取得できる機能を有するので、アーム31a,32aの回動方向に基づいて乗りかご5の移動方向を認識することができる。よって、乗りかご5の移動方向を検知する専用の回路を付加する必要はなく、この点でもエレベータ1のコストの低減に寄与する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、リミットスイッチは、必ずしも乗りかごの上に設置することに限らず、乗りかごの側面の上部に設置してもよい。
さらに、昇降体は乗りかごに特定されるものではなく、例えば自動車が乗り入れるパレットであってもよい。そのため、エレベータは、立体駐車装置においても適用が可能である。
2…昇降路、5…昇降体(乗りかご)、15,31…第1のリミットスイッチ、16,32…第2のリミットスイッチ、17…第3のリミットスイッチ、20,34,41…第1のスイッチ操作子(第1のカム板)、21,35,43…第2のスイッチ操作子(第2のカム板)、36…第3のスイッチ操作子(第3のカム板)、37…第4のスイッチ操作子(第4のカム板)、42a…第1の操作部、42b…第2の操作部、44a…第3の操作部、44b…第4の操作部、P1…最下階停止位置、P2…最上階停止位置。
Claims (10)
- 昇降路と、
前記昇降路に沿って昇降動される昇降体と、
前記昇降体に設けられ、前記昇降体が前記昇降路の最下階停止位置を超えて降下した時に、前記昇降体の降下を制限する第1のリミットスイッチと、
前記第1のリミットスイッチの上に配置され、前記昇降体が前記昇降路の最上階停止位置を超えて上昇した時に、前記昇降体の上昇を制限する第2のリミットスイッチと、
前記第1のリミットスイッチと前記第2のリミットスイッチとの間に配置され、前記昇降体が前記最下階停止位置および前記最上階停止位置を行き過ぎた時に、前記昇降体の昇降動を強制的に制止する第3のリミットスイッチと、
前記昇降路の下部に設けられ、前記昇降体の降下に伴って前記第1のリミットスイッチおよび前記第3のリミットスイッチを前記第1のリミットスイッチの側から順に作動させる第1のスイッチ操作子と、
前記昇降路の上部に設けられ、前記昇降体の上昇に伴って前記第2のリミットスイッチおよび前記第3のリミットスイッチを前記第2のリミットスイッチの側から順に作動させる第2のスイッチ操作子と、
を具備したエレベータ。 - 前記第1ないし第3のリミットスイッチは、前記昇降体の昇降方向に沿うように三段に重ねられた請求項1に記載のエレベータ。
- 前記第1ないし第3のリミットスイッチは、前記昇降体の上に配置された請求項2に記載のエレベータ。
- 前記第1のリミットスイッチおよび前記第2のリミットスイッチは、前記昇降体の上で前記第3のリミットスイッチを間に挟んで前記昇降体の昇降方向に並べられた請求項1に記載のエレベータ。
- 前記昇降路は、前記昇降体を前記昇降路に昇降動可能に支持するガイドレールを有し、前記第1のスイッチ操作子は、前記ガイドレールの下部に固定され、前記第2のスイッチ操作子は、前記ガイドレールの上部に固定された請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のエレベータ。
- 前記昇降路に前記昇降体を吊り下げたロープと、
前記ロープが巻き掛けられた駆動シーブを有し、前記ロープを巻き上げたり巻き戻すことで前記昇降体を昇降動させる巻上機と、をさらに備え、
前記第1のリミットスイッチおよび前記第2のリミットスイッチが作動した時に前記巻上機に制動力が付与され、前記第3のリミットスイッチが作動した時に前記巻上機に対する通電が遮断される請求項1に記載のエレベータ。 - 昇降路と、
前記昇降路に沿って昇降動される昇降体と、
前記昇降体に設けられ、前記昇降体が前記昇降路の終端階を超えて昇降動した時に、前記昇降体の昇降動を制限する第1のリミットスイッチと、
前記第1のリミットスイッチの横に並ぶように前記昇降体に設けられ、前記昇降体が前記終端階を行き過ぎた時に、前記昇降体の昇降動を強制的に制止する第2のリミットスイッチと、
前記昇降路の下部に設けられ、前記昇降体の降下に伴って前記第1のリミットスイッチを作動させる第1のスイッチ操作子と、
前記昇降路の下部に設けられ、前記昇降体の降下に伴って前記第2のリミットスイッチを作動させる第2のスイッチ操作子と、
前記昇降路の上部に設けられ、前記昇降体の上昇に伴って前記第1のリミットスイッチを作動させる第3のスイッチ操作子と、
前記昇降路の上部に設けられ、前記昇降体の上昇に伴って前記第2のリミットスイッチを作動させる第4のスイッチ操作子と、を具備し、
前記第2のスイッチ操作子は、前記第1のスイッチ操作子よりも前記昇降路の下方に位置され、前記第4のスイッチ操作子は、前記第3のスイッチ操作子よりも前記昇降路の上方に位置されたエレベータ。 - 前記第1のリミットスイッチおよび前記第2のリミットスイッチは、前記昇降体の上に配置された請求項7に記載のエレベータ。
- 昇降路と、
前記昇降路に沿って昇降動される昇降体と、
前記昇降体に設けられ、前記昇降体が前記昇降路の終端階を超えて昇降動した時に、前記昇降体の昇降動を制限する第1のリミットスイッチと、
前記第1のリミットスイッチの横に並ぶように前記昇降体に設けられ、前記昇降体が前記終端階を行き過ぎた時に、前記昇降体の昇降動を強制的に制止する第2のリミットスイッチと、
前記昇降路の下部に設けられ、前記第1のリミットスイッチに接する第1の操作部と、前記第2のリミットスイッチに接する第2の操作部と、を有するとともに、前記昇降体の降下に伴って前記第1のリミットスイッチおよび前記第2のリミットスイッチを前記第1のリミットスイッチの側から順に作動させる第1のスイッチ操作子と、
前記昇降路の上部に設けられ、前記第1のリミットスイッチに接する第3の操作部と、前記第2のリミットスイッチに接する第4の操作部と、を有するとともに、前記昇降体の上昇に伴って前記第1のリミットスイッチおよび前記第2のリミットスイッチを前記第1のリミットスイッチの側から順に作動させる第2のスイッチ操作子と、
を具備したエレベータ。 - 前記第1のリミットスイッチおよび前記第2のリミットスイッチは、前記昇降体の上に配置された請求項9に記載のエレベータ。
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