JP2016216187A - エレベータの制御システム、リモコン装置及びプログラム - Google Patents

エレベータの制御システム、リモコン装置及びプログラム Download PDF

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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
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    • B66B1/06Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric
    • B66B1/14Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
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    • B66B2201/40Details of the change of control mode
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    • B66B2201/4607Call registering systems
    • B66B2201/4653Call registering systems wherein the call is registered using portable devices

Abstract

【課題】かごに乗るまでの待ち時間を短縮することができるエレベータの制御システム、リモコン装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】実施形態のエレベータの制御システムは、受信部と、登録部と、送信部とを含む。受信部は、リモコン装置から無線通信で送信される、呼び信号を受信する。登録部は、受信部が呼び信号を受信した場合に、かごの呼び登録を行う。送信部は、登録部によって登録が行われた場合に、呼びが登録されたかごを示すかご情報をリモコン装置へ送信する。呼び信号は、かごの移動先である行先階を示す行先階情報及びリモコン装置を識別する識別情報を含む。登録部は、複数の識別情報について、出発階及び行先階情報が示す行先階が同じものを同じかごに対応付ける登録を行う。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータの制御システム、リモコン装置及びプログラムに関する。
従来、エレベータは、各階床に設けられた呼び登録装置の呼びボタンの操作による呼び登録、及び、乗りかご内に設けられた行先階登録装置の行先階ボタンの操作による行先階登録などに基づいて、乗客などを建造物の所望の階床に運搬する。この種のエレベータの乗りかごが停止する各階床には、乗りかごが位置する階床を示す乗り場表示装置が設けられている。
特開昭61−235375号公報
従来のエレベータにおいては、呼びボタンは各階のエレベータホールの壁に固定されている。また、行先階ボタンは乗りかご内に固定されている。このため、呼びボタン及び行先階ボタンについて改善の余地がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、かごに乗るまでの待ち時間を短縮することができるエレベータの制御システム、リモコン装置及びプログラムを提供することを目的とする。
実施形態のエレベータの制御システムは、受信部と、登録部と、送信部とを含む。受信部は、リモコン装置から無線通信で送信される、呼び信号を受信する。登録部は、受信部が呼び信号を受信した場合に、かごの呼び登録を行う。送信部は、登録部によって登録が行われた場合に、呼びが登録されたかごを示すかご情報をリモコン装置へ送信する。呼び信号は、かごの移動先である行先階を示す行先階情報及びリモコン装置を識別する識別情報を含む。登録部は、複数の識別情報について、出発階及び行先階情報が示す行先階が同じものを同じかごに対応付ける登録を行う。
図1は、実施形態に係るエレベータの概略構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係るエレベータの制御システムの機能構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係るエレベータの制御システムのエレベータ制御部の機能ブロック図である。 図4は、実施形態に係るエレベータの制御システムの群管理制御部の機能ブロック図である。 図5は、実施形態に係るエレベータの制御システムの群管理制御部の記憶部に記憶されている呼び登録テーブルの例を示す図である。 図6は、実施形態に係るエレベータの制御システムのリモコン装置の機能ブロック図である。 図7は、実施形態に係るエレベータの制御システムのリモコン装置の外観の例を示す図である。 図8は、実施形態に係るエレベータ操作用のアプリケーションプログラムによる処理の例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係るエレベータの制御システムにおけるエレベータホールの例を示す図である。 図10は、実施形態に係るエレベータの制御システムのリモコン装置の表示部の表示例を示す図である。 図11は、実施形態に係るエレベータの制御システムのリモコン装置の動作例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態に係るエレベータの制御システムにおけるリモコン装置がエレベータ制御部へ送信する呼び登録信号のデータ構造の例を示す図である。 図13は、実施形態に係るエレベータの制御システムにおけるエレベータ制御部が送信する呼び登録信号のデータ構造の例を示す図である。 図14は、実施形態に係るエレベータの制御システムにおける群管理制御部がリモコン装置に向けて送信する通知信号のデータ構造の例を示す図である。 図15は、実施形態に係るエレベータの制御システムのエレベータ制御部の動作例を示すフローチャートである。 図16は、実施形態に係るエレベータの制御システムの群管理制御部の動作例を示すフローチャートである。 図17は、図16における割り当て処理の例を示すフローチャートである。 図18は、優先処理を含む割り当て処理の例を示すフローチャートである。
以下に、実施形態に係るエレベータの制御システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の図面において、同一又は相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
(エレベータ)
図1は、実施形態に係るエレベータの概略構成例を示す図である。エレベータ100は、図1に示すように、乗りかご(以下、適宜、「かご」と略称する)110と、ウェイト120と、メインロープ130と、巻上機140とを有し、さらにそらせシーブ150と、エレベータ制御部3とを有する。本実施形態では、かご110、ウェイト120、メインロープ130は、昇降路160内に配置されている。また、巻上機140、そらせシーブ150及びエレベータ制御部3は、機械室170内に配置されている。なお、機械室170を設けずに、巻上機140、エレベータ制御部3を昇降路160内に配置してもよい。
エレベータ100が設置される建物には、乗り場2001〜n(nは、かご110が停止可能な階数)が設けられている。乗り場2001〜nは、かご110が停止可能な階に設けられている。乗り場2001〜nには、乗り場側ドア2011〜nが開閉自在にそれぞれ設けられている。
かご110は、利用者すなわち乗客が乗降するものである。かご110は、昇降路160内に設置された図示しない一対のかご用ガイドレールの間に配置され、かご用ガイドレールに対して1以上設けられた図示しない案内装置を介してかご用ガイドレールに沿って昇降することで、昇降路160内を昇降するものである。かご110には、かご側ドア111が開閉自在に設けられている。かご110内には、かご操作盤2が設けられている。かご110の下部には、荷重検出装置5が設けられている。
かご側ドア111は、かご110のかご側乗降口112を閉塞、開放するものである。かご側ドア111は、かご110の昇降時は閉状態を維持し、かご110が着床した場合に、図示しない駆動装置により閉状態から開状態となる。乗り場側ドア2011〜nは、乗り場2001〜nの乗り場側乗降口2021〜nをそれぞれ閉塞、開放するものである。乗り場側乗降口2021〜nは、かご110が着床した際にかご側乗降口112と対向する位置に形成されている。乗り場側ドア2011〜nは、通常、閉状態であり、図示しないロック機構により、開状態への動作が規制されている。乗り場側ドア2011〜nは、かご110が着床して、かご側ドア111が閉状態から開状態に動作するのに連動して、ロック機構によるロックを解除するとともに、閉状態から開状態となる。乗り場側ドア2011〜n及びかご側ドア111は、かご110に対して乗り降りする際に開閉する。なお、かご110には、図示しない開閉センサなどが設けられている。これらのセンサはエレベータ制御部3と電気的に接続されており、かご側ドア111、すなわち乗り場側ドア2011〜nを含むドアの開閉状態がエレベータ制御部3に入力される。
ウェイト120は、かご110の昇降に連動して昇降路160内を昇降するものである。ウェイト120は、図示しない一対のウェイト用ガイドレールの間に配置され、ウェイト用ガイドレールに対して1以上設けられた図示しない案内装置を介してウェイト用ガイドレールに沿って昇降する。ここで、ウェイト120は、かご110が所定積載量(例えば、最大積載量に対して0〜1/2程度)の場合に巻上機140を挟んで、かご110と釣り合うように重量が設定されている。
メインロープ130は、かご110とウェイト120とを連結する1以上のロープであり、巻上機140のメインシーブ141及びそらせシーブ150に巻き掛けられている。メインロープ130は、かご110と、ウェイト120とをトラクション式に昇降させるものである。メインロープ130は、本実施形態では、一方の端部がかご110に連結され、他方の端部がウェイト120に連結されている。本実施形態では、メインロープ130は、一方の端部がかご110の鉛直方向上部に固定され、他方の端部がウェイト120の鉛直方向上部に固定されている。
巻上機140は、回転することでメインシーブ141に巻き掛けられたメインロープ130をモータ142により巻上げ、かご110とウェイト120との昇降方向における相対位置を変化させることで、かご110を昇降路160内で昇降させるものである。巻上機140は、エレベータ制御部3と電気的に接続されており、エレベータ制御部3を介して供給される電力によりモータ142の駆動制御が行われる。
また、乗り場2001〜nには、受信部81〜nと、号機識別標識装置121〜nと、乗場行先階表示装置131〜nとがそれぞれ設けられている。各受信部81〜nは、エレベータ制御部3と電気的に接続されている。各受信部81〜nは、リモコン装置が送信する呼び登録信号を受信する。エレベータ制御部3は、リモコン装置から送信される呼び登録信号を受信部81〜nによって受信すると、かご110の呼び登録を行う。エレベータ制御部3は、かご110を昇降させ行先階に着床させる。
号機識別標識装置121〜n及び乗場行先階表示装置131〜nは、群管理制御部4と電気的に接続されている。号機識別標識装置121〜nは、利用者が乗り込むべき号機を区別して認識できるように、エレベータ号機を利用者に識別させるための標識である。乗場行先階表示装置131〜nは、文字や図形などの種々の情報を画像として表示可能なものである。
(エレベータの制御システム)
図2は、実施形態に係るエレベータの制御システムの機能構成例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係るエレベータの制御システムは、6台のエレベータ1001〜6と、これら6台のエレベータ1001〜6に対応して設けられたエレベータ制御部31〜6と、群管理制御部4とを備えている。群管理制御部4は、呼び登録テーブル45と、登録部46とを備える。かご1101〜6は、かご操作盤21〜6と、荷重検出装置51〜6とを含む。
かご操作盤21〜6は、かご操作装置であり、かご1101〜6内に設けられている。かご操作盤21〜6は、開ボタン22と、閉ボタン23と、表示部24とを含んで構成され、これらは各かご1101〜6内に露出して設けられている。
開ボタン22は、かご1101〜6の着床時に、押下されることで、乗り場側ドア2011〜6を開状態とする。開ボタン22は、かご1101〜6内の利用者に押下されることで、開信号をエレベータ制御部31〜6に出力する。なお、開ボタン22は、押下されている間、点灯するものである。
閉ボタン23は、かご1101〜6の着床時に、押下されることで、乗り場側ドア2011〜6を閉状態とするものである。閉ボタン23は、かご1101〜6内の利用者に押下されることで、閉信号をエレベータ制御部31〜6に出力する。なお、閉ボタン23は、押下されている間、点灯するものである。ここで、開ボタン22及び閉ボタン23は、利用者が押下することで、信号を対応するエレベータ制御部31〜6に出力し、利用者が押下を止めると、元の位置に復帰するボタンであり、例えば、弾性部材により元の位置となるように付勢された構成である。
表示部24は、かご1101〜6内の利用者に対してエレベータ1001〜6の運転状態を表示するものである。表示部24は、例えば、複数のLEDなどの発光素子で形成されるディスプレイ、又は液晶ディスプレイなどが用いられる。表示部24は、エレベータ制御部31〜6からの表示信号に基づいて例えば、かご1101〜6の現在階を示す数字、かご1101〜6の昇降方向を示す矢印などを表示する。なお、表示部24は、例えば、オレンジや赤などの視認性の高い色を発光して表示を行う。
エレベータ制御部31〜6は、制御装置であり、かご操作盤21〜6と電気的に接続されている。エレベータ制御部31〜6は、エレベータ1001〜6の運転を制御するものであり、少なくともかご側ドア111の開閉制御、巻上機140の駆動制御を行う。エレベータ制御部31〜6は、開ボタン22及び閉ボタン23の押下に応じて、すなわち開信号、閉信号に基づいてエレベータ1001〜6を制御する。
荷重検出装置51〜6は、各かご1101〜6内の荷重を検出するものであり、エレベータ制御部31〜6と電気的に接続されている。本実施形態における荷重検出装置51〜6は、かご1101〜6の下部(図1参照)に設けられており、かご1101〜6の床のたわみ量に基づいて過荷重を検出するリニアフォーマである。荷重検出装置51〜6が過荷重を検出すると、エレベータ制御部31〜6からの警報指示信号により、図示しないスピーカからかご1101〜6内に向けて警報音声を発生する。
(エレベータ制御部)
図3は、実施形態に係るエレベータの制御システムのエレベータ制御部3の機能ブロック図である。他のエレベータ制御部32〜6の機能構成も同様であるため、ここでは、エレベータ制御部3の機能構成について説明し、他のエレベータ制御部32〜6の機能構成についての説明は省略する。
図3に示すように、エレベータ制御部3は、通信部30と、記憶部33と、制御部34とを備えている。通信部30は、受信部31及び送信部32を備えている。
受信部31は、リモコン装置が送信した呼び登録信号を、赤外線などの無線通信手段によって受信する。また、受信部31は、呼び登録の結果を示す通知信号を、赤外線などの無線通信手段によって群管理制御部4から受信する。
送信部32は、制御部34から渡されたデータを赤外線などの無線通信手段によって送信する。送信部32は、呼び登録要求信号又は通知信号を送信する。送信部32は、リモコン装置から受信した呼び登録信号を、赤外線などの無線通信手段によって群管理制御部4へ送信する。また、送信部32は、呼び登録の結果を示す通知信号をリモコン装置へ送信する。
記憶部33は、出発階を示す出発階情報36を記憶している。
制御部34は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などによって構成される。制御部34は、エレベータ制御部3の各部を制御する。制御部34は、受信部31が呼び登録要求信号を受信した場合に、その呼び登録要求信号を送信したリモコン装置が位置している階に対応する出発階情報36を呼び登録要求信号に付加する。
ここで、受信部31が受信する呼び登録信号は、各階のエレベータホールに設けられた受信部8を経由している。このため、制御部34は、呼び登録信号の内容を確認することにより、リモコン装置が送信した階を識別することができる。制御部34は、識別した階に対応する出発階情報36を記憶部33から読み出して、呼び登録要求信号に付加する。なお、リモコン装置によって出発階情報が入力された場合、制御部34は、識別した階に対応する出発階情報を記憶部33から読み出さず、リモコン装置によって入力された出発階情報を呼び登録要求信号に付加する。
送信部32は、出発階情報36が付加された呼び登録要求信号を群管理制御部4へ送信する。
(群管理制御部)
図4は、実施形態に係るエレベータの制御システムの群管理制御部4の機能ブロック図である。図4に示すように、群管理制御部4は、通信部40と、記憶部43と、制御部44とを備えている。通信部40は、受信部41及び送信部42を備えている。通信部40は、外部装置300、例えば、エレベータ1001〜6が設置された建築物内部の監視室に設置された監視盤や警報盤、建築物外部の管理センタに設置された管理装置などと、有線網あるいは赤外線などの無線通信手段によって電気的に接続されている。
受信部41は、エレベータ制御部31〜6から送信される呼び登録信号を、有線網又は赤外線などの無線通信手段によって受信する。
送信部42は、制御部44から渡されたデータを送信する。送信部42は、呼び登録結果を示す通知信号を、有線網又は赤外線などの無線通信手段によってエレベータ制御部31〜6へ送信する。
記憶部43は、各かご1101〜6に対応する呼び登録テーブル45を記憶している。呼び登録テーブル45は、呼び登録の内容を示すテーブルである。
制御部44は、例えば、CPUなどによって構成される。制御部44は、登録部46の機能を有する。登録部46は、呼び登録テーブル45への登録を行う。
(呼び登録テーブル)
図5は、実施形態に係るエレベータの制御システムの群管理制御部4の記憶部43に記憶されている呼び登録テーブル45の例を示す図である。図5は、かご110についての呼び登録テーブル45の例を示す。
図5に示すように、呼び登録テーブル45は、対応するかご110について、「出発階」及び「行先階」に対する、「リモコン装置の識別情報」を記憶する。例えば、「出発階」が「1」で「行先階」が「2」であれば、かご110に1階から乗って2階で降りることを示し、そのように乗る利用者に対応する「リモコン装置の識別情報」として「ID0001」及び「ID0004」が登録されている。
また、「出発階」が「1」で「行先階」が「3」、すなわち1階から乗って3階で降りる利用者に対応する「リモコン装置の識別情報」として「ID0005」及び「ID0006」が登録されている。さらに、「出発階」が「2」で「行先階」が「3」、すなわち2階から乗って3階で降りる利用者に対応する「リモコン装置の識別情報」として「ID0002」及び「ID0003」が登録されている。このように呼び登録テーブル45に登録されている内容にしたがって、エレベータ制御部3はかご110を昇降させ行先階に着床させる。
群管理制御部4の登録部46は、リモコン装置の識別情報について、出発階及び行先階が同じものを同じかごに対応付ける登録を行う。このように、出発階及び行先階が同じものを同じかごに対応付けるように識別情報を登録することにより、かごを効率良く運行することができ、出発階から行先階へ到着するまでの時間をより短くすることができる。
他のかご1102〜6についても同様に、図示しない呼び登録テーブル452〜6が記憶部43に記憶されており、それらに登録されている内容にしたがって、エレベータ制御部32〜6はかご1102〜6を昇降させ行先階に着床させる。
呼び登録テーブル451〜6によって呼び登録を管理する。このため、かごに乗る前に行先階を登録することができ、出発階と行先階とが明確になる。また、かごに乗る人数及びかごから降りる人数が明確になり、同一の行先階の利用者を同じかごに乗せるように呼び登録を行うことにより、かごを効率良く運行することができ、出発階から行先階へ到着するまでの時間をより短くすることができる。したがって、かごに乗るために要する時間及びかごの一周時間を短縮することができる。これにより、かごの配車効率を向上させ、多階床及び高需要時に対して十分な輸送力を確保することができ、結果としてかごに乗るまでの待ち時間を短縮することができる。
(リモコン装置)
図6は、実施形態に係るエレベータの制御システムのリモコン装置6の機能ブロック図である。図7は、実施形態に係るエレベータの制御システムのリモコン装置6の外観の例を示す図である。
図6に示すように、リモコン装置6は、通信部60と、記憶部63と、操作部64と、制御部65と、表示部66とを備えている。通信部60は、受信部61と、送信部62とを備えている。受信部61は、群管理制御部4が送信する通知信号を、赤外線などの無線通信手段によって受信する。送信部62は、制御部65から渡されたデータを赤外線などの無線通信手段によって送信する。送信部62は、呼び登録要求信号を、赤外線などの無線通信手段によってエレベータ制御部31〜6へ送信する。
記憶部63は、自装置すなわちリモコン装置6自身を識別する識別情報67を記憶する。また、記憶部63は、操作部64が備えているボタンに対応するデータを記憶している。本例において記憶部63が記憶しているデータは、呼び信号又は行先階信号を送信するためのデータである。識別情報67は、呼び登録信号に付加されて送信部62によって送信される。
操作部64は、エレベータの利用者がかごの呼び登録の操作及びかごの移動先である行先階の登録のために操作する部分である。
制御部65は、例えば、CPUなどによって構成される。制御部65は、操作部64が備えているボタンが操作された場合に、そのボタンに対応するデータを記憶部63から読出し、読出したデータを送信部62に渡す。また、制御部65は、記憶部63に記憶された識別情報67を読み出し、呼び登録信号に付加する。その他、制御部65は、リモコン装置6内の各部を制御する。
表示部66は、受信部61が受信した通知信号の内容を表示する。利用者は、表示部66の表示内容を見ることによって、呼び登録されたかごを確認することができる。また、表示部66は、その表示内容によって、呼び登録されたかごを、利用者に案内する。
図7に示すように、リモコン装置6は、複数の操作ボタンからなる操作部64と、表示部66とを備えている。
リモコン装置6は、図示しない利用者が使用し操作する装置である。例えば、エレベータが集合住宅に設置されている場合、リモコン装置6は、住人である利用者すなわち乗客に携帯されている。また、エレベータがホテルや店舗などの公衆施設に設置されている場合、リモコン装置6は、公衆施設の受付などで利用者に貸出される。つまり、リモコン装置6は、エレベータの利用者と対応付けられ、利用者が携帯する機器である。
本実施形態のリモコン装置6は、エレベータの操作専用の装置としたが、他の装置にソフトウェアを組込むことによって実現される装置であってもよい。例えば、エレベータ操作用のアプリケーションプログラムをダウンロードしてスマートフォン、フィーチャーフォン、タブレット端末などの携帯機器に組込むことによって、リモコン装置6が実現されてもよい。
図8は、実施形態に係るエレベータ操作用のアプリケーションプログラムによる処理の例を示すフローチャートである。まず、リモコン装置6の制御部65は、操作部64が備えているボタンが操作されたか否かを判断する(ステップST1)。制御部65は、操作部64が備えているボタンが操作されたと判断した場合(ステップST1においてYes)、そのボタンに対応するデータすなわち、かごの呼び登録を行うデータを、記憶部63から読出す(ステップST2)。このとき、制御部65は、行先階を示す行先階情報及びリモコン装置6を識別する識別情報を記憶部63から読出す。制御部65は、記憶部63から読出したデータを送信部62に渡し、送信部62は制御部65から渡されたデータをエレベータの受信部81〜nへ赤外線などの無線通信手段によって送信する(ステップST3)。なお、ステップST1において、操作部64が備えているボタンが操作されていないと判断した場合(ステップST1においてNo)、ステップST1に戻る。
以上の処理を行うプログラムをダウンロードし、利用者が携帯しているスマートフォン、フィーチャーフォン、タブレット端末などの携帯機器に組込むことにより、エレベータの操作専用の装置を用意する必要がなくなる。
(エレベータホール)
図9は、実施形態に係るエレベータの制御システムにおけるエレベータホールの例を示す図である。図9に示すように、本例のエレベータホールには、6機のエレベータに対応する6つの乗り場側ドア201が設けられている。本例では、6機のエレベータのうち、かご110がA号機、かご110がB号機、かご110がC号機、かご110がD号機、かご110がE号機、かご110がF号機、である。
乗り場側ドア201それぞれの上方に号機識別標識装置12が設けられている。号機識別標識装置12は、図9に示すように、各号機に対応する扉上に、それぞれの号機に対応して設けられている。ここでは、号機識別標識装置12は、A号機からF号機までのエレベータ100に対応して6つ設けられており、それぞれ各号機を識別可能なように「A」、「B」、「C」、「D」、「E」、「F」の文字が表示されている。
乗場行先階表示装置13は、乗場200において各号機に対応する扉脇上部に、それぞれの号機に対応して設けられている。ここでは、乗場行先階表示装置13は、A号機からF号機までのエレベータに対応して6つ設けられている。各乗場行先階表示装置13は、それぞれ乗場200の利用者に対して各号機が停止予定の行先階を表示する。
図9において、かごが到着した場合、そのかごに対応する号機識別標識装置12及び乗場行先階表示装置13が点灯する。
リモコン装置6を操作して呼び登録を行った結果、かご110すなわちA号機が登録された場合、A号機を案内する内容がリモコン装置6の表示部66に表示される。図10は、実施形態に係るエレベータの制御システムのリモコン装置6の表示部66の表示例を示す図である。図10に示すように、表示部66は、例えば、A号機を示す「A」の文字とともに、6つの乗り場側ドア2011〜6のうちA号機に対応する位置にマークMを表示する。このように表示部66の表示を行うことにより、乗るべきかご110を利用者に案内することができる。なお、表示部66には、A号機が着床する階を表示してもよい。例えば、図10に示すように、「低層階1〜12」と表示してもよい。
ここで、群管理制御部4の登録部46の呼び登録テーブル451〜6に登録されている識別情報は、対応するかご1101〜6が行先階に着床し、乗り場側ドア2011〜6の開動作が開始された際に、消去される。
エレベータ制御部31〜6は、開信号に基づいて、乗り場側ドア2011〜6の開状態を所定時間延長させる。従って、エレベータ制御部31〜6は、乗り場側ドア2011〜6が開状態である場合は、開信号により自動的に閉状態となるまでの時間を延長し、乗り場側ドア2011〜6が閉状態に移行している場合は、図示しない駆動装置により、乗り場側ドア2011〜6を開状態とする。エレベータ制御部31〜6は、閉信号に基づいて、乗り場側ドア2011〜6を閉状態にさせる。従って、エレベータ制御部31〜6は、乗り場側ドア2011〜6が開状態である場合は、閉信号により、強制的に、図示しない駆動装置により乗り場側ドア2011〜6を閉状態にさせる。
図11は、実施形態に係るエレベータの制御システムのリモコン装置6の動作例を示すフローチャートである。図11において、まず、利用者による操作部64の操作が行われることによる呼び登録要求があったか否かが判定される(ステップST101)。呼び登録要求があったと判定した場合(ステップST101においてYes)、リモコン装置6は操作部64の操作によって利用者から入力された行先階情報を取得する(ステップST102)。次に、リモコン装置6は、自装置の記憶部63から識別情報を取得する(ステップST103)。リモコン装置6は、行先階情報及び識別情報を含む呼び登録信号をエレベータ制御部31〜6へ送信する(ステップST104)。
なお、ステップST101において、呼び登録要求がないと判定した場合、ステップST101に戻る(ステップST101においてNo)。
(データ構造の例)
図12は、実施形態に係るエレベータの制御システムにおけるリモコン装置6がエレベータ制御部3へ送信する呼び登録信号のデータ構造の例を示す図である。図12に示す呼び登録信号は、リモコン装置6の識別情報71と、行先階情報72とを含む。
図13は、実施形態に係るエレベータの制御システムにおけるエレベータ制御部31〜6が送信する呼び登録信号のデータ構造の例を示す図である。図13に示す呼び登録信号は、リモコン装置6の識別情報71と、行先階情報72、出発階情報73とを含む。出発階情報73は、呼び登録信号を受信した受信部8が設置されている階を示す情報である。エレベータ制御部3は、受信した呼び登録信号がどの受信部8を経由して送信されてきたのか判別できるため、経由した受信部8に対応する階を示す情報を出発階情報73として呼び登録信号に付加することができる。リモコン装置6によって出発階情報が入力された場合、入力された情報が出発階情報73として呼び登録信号に付加される。
図14は、実施形態に係るエレベータの制御システムにおける群管理制御部4がリモコン装置6に向けて送信する通知信号のデータ構造の例を示す図である。図14に示す通知信号は、通知信号の送信先であるリモコン装置6の識別情報71と、呼び登録が行われたかごを示すかご情報74とを含む。
(動作例)
図15は、実施形態に係るエレベータの制御システムのエレベータ制御部31〜6の動作例を示すフローチャートである。図15において、エレベータ制御部31〜6は呼び登録要求があったか否かを判定する(ステップST201)。呼び登録要求があったと判定した場合(ステップST201においてYes)、エレベータ制御部31〜6は呼び登録信号に出発階情報を付加する(ステップST202)。エレベータ制御部31〜6は出発階情報を付加した呼び登録信号を、群管理制御部4へ送信する(ステップST203)。
また、ステップST201において、呼び登録要求がないと判定した場合(ステップST201においてNo)、エレベータ制御部31〜6は呼び登録のキャンセル要求があったか否かを判定する(ステップST204)。呼び登録のキャンセル要求があったと判定した場合(ステップST204においてYes)、エレベータ制御部31〜6は呼び登録のキャンセル信号を、群管理制御部4へ送信する(ステップST203)。
なお、ステップST204において、キャンセル要求がないと判定した場合(ステップST204においてNo)、ステップST201へ戻る。
図16は、実施形態に係るエレベータの制御システムの群管理制御部4の動作例を示すフローチャートである。図16において、群管理制御部4は呼び登録要求があったか否かを判定する(ステップST301)。呼び登録要求があったと判定した場合(ステップST301においてYes)、群管理制御部4は呼びをかごに割り当てて登録を行う割り当て処理を行う(ステップST302)。群管理制御部4は割り当て処理を行った結果を要求元のリモコン装置6へ通知する(ステップST303)。その後、ステップST301へ戻る。
ステップST301において、群管理制御部4は呼び登録要求がないと判定した場合(ステップST301においてNo)、群管理制御部4は呼び登録のキャンセル要求があったか否かを判定する(ステップST304)。キャンセル要求があったと判定した場合(ステップST304においてYes)、群管理制御部4は呼び登録のキャンセル処理を行う(ステップST305)。キャンセル処理では、群管理制御部4は登録してある識別情報を呼び登録テーブル451〜6から削除する。群管理制御部4はキャンセル処理を行った結果を要求元のリモコン装置6へ通知する(ステップST306)。その後、ステップST301へ戻る。
なお、ステップST304において、キャンセル要求がないと判定した場合(ステップST304においてNo)、ステップST301へ戻る。
キャンセル処理を行うことにより、利用者が間違えて呼び登録要求を行った場合及び呼び登録後に予定が変わった場合に、かごの輸送効率を低下させず、かごを効率良く運行することができる。
(割り当て処理)
図17は、図16における割り当て処理の例を示すフローチャートである。図17において、群管理制御部4は、同じ出発階から同じ行先階への呼び登録があるか否かを判定する(ステップST401)。同じ出発階から同じ行先階への呼び登録があると判定した場合(ステップST401においてYes)、群管理制御部4は、そのかごに空きがあるか否かを判定する(ステップST402)。そのかごに空きがあると判定した場合(ステップST402においてYes)、群管理制御部4は、同じかごに呼び登録を割り当てる(ステップST403)。
また、ステップS401において、同じ出発階から同じ行先階への呼び登録がないと判定した場合(ステップST401においてNo)、空きがあるかごに割り当てる(ステップST404)。
ステップST402において、そのかごに空きがないと判定した場合(ステップST402においてNo)、空きがあるかごに割り当てる(ステップST404)。
出発階及び行先階が同じ呼びを同じかごに対応付ける登録を行うことにより、かごを効率良く運行することができ、出発階から行先階へ到着するまでの時間をより短くすることができる。
(待ち時間の通知)
群管理制御部4は、待ち時間を示す情報を通知信号に含めてリモコン装置6に向けて送信してもよい。待ち時間を示す情報を含む通知信号を受信したリモコン装置6は、表示部66に待ち時間を表示することができる。
群管理制御部4は、待ち時間の算出を、例えば、以下のように行う。すなわち、登録部46が呼び登録を行った時刻とその時刻におけるかごの位置とに基づいて、かごが到着するまでの待ち時間を計算する。例えば、呼び登録を行った時刻におけるかごの位置から出発階へ移動するために要する時間と、途中階での平均停止時間とを加えることによって、待ち時間を算出することができる。
リモコン装置6の表示部66に待ち時間を表示することによって、利用者に提供するサービスの内容を向上させることができる。
なお、群管理制御部4は、各フロアを案内するガイド情報をリモコン装置6に送信し、リモコン装置6が表示部66にガイド情報を表示するようにしてもよい。これにより、利用者に提供するサービスの内容をより向上させることができる。
(優先処理)
ところで、特定の人物のみにかごを割り当て、同じかごに他者を割り当てないようにする優先処理が必要になることがある。例えば、VIP(Very Important Person)がかごに乗る場合である。また、病院において緊急を要する患者について、優先的にかごに乗せて行先階まで速やかに移動させるために、かごへの乗降を優先させる優先処理が必要になる。
優先処理を行うためには、例えば、優先すべき識別情報を予め決めておけばよい。例えば、VIPに対応するリモコン装置の識別情報を優先すべき識別情報として予め決めておく。また、例えば、特定のリモコン装置の識別情報を優先すべき識別情報として決めておき、緊急を要する患者を移動させる際には、そのリモコン装置を使用して呼び登録の操作を行う。
図18は、優先処理を含む割り当て処理の例を示すフローチャートである。図18において、最初に、群管理制御部4は、優先すべき識別情報か否かを判定する(ステップST400)。優先すべき識別情報であると判定した場合(ステップST400においてYes)、群管理制御部4は、呼び割り当ての優先処理を行う(ステップST405)。呼び割り当ての優先処理は、かごに、優先すべき識別情報を1つ割り当て(対応付けて)、そのかごには他の識別情報を割り当てない(対応付けない)ように登録を行う処理である。このため、図5を参照して説明した呼び登録テーブル451〜6のいずれか1つには、優先すべき識別情報だけが登録される。このように呼び割り当ての優先処理を行うことにより、VIPや緊急を要する患者を、優先的にかごに乗せて行先階まで速やかに移動させることができる。
ステップST400において、優先すべき識別情報ではないと判定した場合(ステップST400においてNo)、ステップST401に移行する。以降は、図17を参照して説明した処理と同様の処理となる。
以上のように、利用者は、リモコン装置6を使用することによって、ボタンに手指が届く位置まで移動しなくても、呼び登録及び行先階登録を行うことができる。オフィスビル等のエレベータホールでは、朝の出勤時間帯に利用者数がピークになる。このため、エレベータの運行状況によっては、かごに乗るまでの待ち時間が長くなり、エレベータホールに長蛇の列が生じることがある。
本実施形態に係るエレベータの制御システムによれば、出発階及び行先階が同じものを同じかごに対応付けるように識別情報を登録することにより、かごを効率良く運行することができ、利用者のピーク時であってもかごに乗るまでの待ち時間を短縮でき、長蛇の列が生じることを防止できる。また、リモコン装置によって呼び登録を行うようにすることによって、乗場の行先階登録装置をエレベータホールに設ける必要がなく、エレベータホールのスペースを確保できる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1〜6 かご操作盤、31〜6 エレベータ制御部、4 群管理制御部、51〜6 荷重検出装置、6 リモコン装置、81〜n 受信部、121〜n 号機識別標識装置、131〜n 乗場行先階表示装置、22 開ボタン、23 閉ボタン、24 表示部、30 通信部、31 受信部、32 送信部、33 記憶部、34 制御部、40 通信部、41 受信部、42 送信部、43 記憶部、44 制御部、451〜6 呼び登録テーブル、46 登録部、60 通信部、61 受信部、62 送信部、63 記憶部、64 操作部、65 制御部、66 表示部、100 エレベータ、110 乗りかご、111 かご側ドア、112 かご側乗降口、120 ウェイト、130 メインロープ、140 巻上機、141 メインシーブ、142 モータ、150 そらせシーブ、160 昇降路、170 機械室、300 外部装置、1001〜6 エレベータ、2001〜6 乗り場、2011〜6 乗り場側ドア、2001〜n 乗り場側乗降口
実施形態のエレベータの制御システムは、受信部と、登録部と、送信部と、制御部とを備える。受信部は、リモコン装置から無線通信で送信される、かごの移動先である行先階を示す行先階情報及びリモコン装置を識別する識別情報を含む呼び信号を受信する。登録部は、受信部が呼び信号を受信した場合に、かごの呼び登録を行う。送信部は、登録部によって登録が行われた場合に、呼びが登録されたかごを示すかご情報をリモコン装置へ送信する。制御部は、リモコン装置によって出発階を示す出発階情報が入力された場合は、入力された出発階情報を呼び信号に付加する。登録部は、複数の識別情報について、出発階及び行先階情報が示す行先階が同じものを同じかごに対応付ける登録を行う。

Claims (5)

  1. リモコン装置から無線通信で送信される、呼び信号を受信する受信部と、前記受信部が前記呼び信号を受信した場合に、かごの呼び登録を行う登録部と、前記登録部によって登録が行われた場合に、呼びが登録されたかごを示すかご情報を前記リモコン装置へ送信する送信部とを含み、
    前記呼び信号は、かごの移動先である行先階を示す行先階情報及び前記リモコン装置を識別する識別情報を含み、
    前記登録部は、複数の前記識別情報について、出発階及び前記行先階情報が示す行先階が同じものを同じかごに対応付ける登録を行うエレベータの制御システム。
  2. 前記リモコン装置は、乗客に対応付けられ、前記乗客が携帯する機器である請求項1に記載のエレベータの制御システム。
  3. 前記登録部は、前記受信部が受信した前記識別情報がかごへの乗降を優先すべき優先識別情報である場合、前記優先識別情報と対応付けるかごには、他の識別情報を対応付けないように登録を行う請求項1又は2に記載のエレベータの制御システム。
  4. エレベータのかごの呼び登録の操作及びかごの移動先である行先階の登録のための操作を受け付ける、操作部と、
    前記操作部が受け付けた操作に基づいて、エレベータの受信部に無線通信で呼び情報及びかごの移動先である行先階を示す行先階情報並びにリモコン装置を識別する識別情報を送信する送信部と、
    呼びが登録されたかごを示すかご情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信したかご情報に基づき、呼びが登録されたかごを案内する情報を表示する表示部と、
    を含む、リモコン装置。
  5. コンピュータを、
    エレベータのかごの移動先である行先階の登録のための操作が行われたか否かを判断する手段、
    前記操作に対応する、前記行先階を示す行先階情報及び前記コンピュータを備える装置を識別する識別情報を記憶部から読出す手段、
    前記記憶部から読出した、前記行先階情報及び前記識別情報を前記エレベータの受信部に無線通信で送信する手段、
    として機能させるためのプログラム。
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