JP2016214008A - マグネットホルダおよびモータ装置 - Google Patents

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浩司 一木
Koji Ichiki
浩司 一木
木村 俊之
Toshiyuki Kimura
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Abstract

【課題】簡素な構成で、マグネットの位置規制機能および飛び出し防止機能を有し、部品点数や組み立てにおける工程数の減少を可能にするマグネットホルダおよび該マグネットホルダを有するモータ装置を提供する。
【解決手段】マグネットホルダ100は、第1ベース部11および第1ベース端面11aに立設された複数の第1アーム部12を具備する第1ホルダ部材10と、同様に第2ベース部21および複数の第2アーム部22を具備する第2ホルダ部材20とを有し、マグネット側面93は第1アーム部側面12bおよび第2アーム部側面22bに当接し、マグネット凹面94は第1ベース部端面11aおよび第2ベース部端面21aに形成された第1内周側爪14および第2内周側爪24に当接し、マグネット凸面95は第1アーム部12および第2アーム部22に形成された第1外周側爪15および第2外周側爪25に当接する。
【選択図】図2

Description

本発明はマグネットホルダおよびモータ装置、特に、ステータを形成するマグネットを保持するマグネットホルダ、および該マグネットホルダを有するモータ装置に関する。
従来、円筒形のヨークの内部に複数の永久磁石(以下「マグネット」と称す)を配置したマグネット界磁形モータ装置において、「マグネットの位置決め」や「マグネットの回り止め」のために、ヨークの内面にボスを突設する加工をしたり、マグネットをマグネットカバーに接着したりしていた。
このため、余分な加工が必要となり、また、組み立て工程における工数が増大するという問題があった。そこで、本発明の出願人はかかる問題に鑑み、簡単な構成で組み立てを容易にした「モータのマグネット保持構造」を開示している(例えば、特許文献1参照)。
実願平5−71893号(実開平7−36583号)のマイクロフィルム(第5−7頁、図1)
特許文献1に開示された「モータのマグネット保持構造」は、ヨーク内に配置されたマグネットと、マグネットの内周側に設けられた円筒状のマグネットカバーと、ヨークとブラシとの間を絶縁するスペーサと、スペーサに対向する位置に配設され、マグネットの周方向についての回り止めを行うマグネットホルダとを有している。
そして、マグネットカバーを楕円状に変形させて設置することによって、マグネットカバーの復元力によってマグネットをヨークの内周面に押し付けるものである。このため、マグネットの固定構造を簡略化すると共に、部品点数を減少する効果が得られる。
しかしながら、マグネットの周方向への回転を規制する「マグネットの位置規制機能」を有する部品が、マグネットホルダおよびスペーサであり、マグネットの飛び出しを防止する「マグネットの飛び出し防止機能」を有する部品が、マグネットカバーであるため、それぞれ機能を有する部品が別体になっていた。
このため、部品点数や組み立てにおける工程数のさらなる減少が要請されていた。
本発明は、かかる要請に応えるものであって、簡素な構成でありながら、「マグネットの位置規制機能」および「マグネットの飛び出し防止機能」を有し、部品点数や組み立てにおける工程数のさらなる減少を可能にするマグネットホルダ、および該マグネットホルダを有するモータ装置を提供することにある。
本発明に係るマグネットホルダは、モータ装置を形成する筒状のヨークの内部に配置される複数のマグネットを保持する一対のマグネットホルダ部材を有し、
前記一対のマグネットホルダ部材は何れも、略円環状または略多角形環状のベース部と、前記ベース部の一方の端面であるベース部端面に立設され、前記ベース部端面に垂直な複数のアーム部と、前記ベース部および前記アーム部の一方または両方に形成された係止部とを具備することを特徴とする。
以上の構成によれば、簡素な構成の一対のマグネットホルダ部材は、マグネットの側面がアーム部の側面に当接して、マグネットの周方向の移動を規制することによる「マグネットの位置規制機能」と、マグネットの内面または外面の一部が係止部に係止して、マグネットの内面側または外面側への移動を規制することによる「マグネットの飛び出し防止機能」との両方を有する。したがって、本発明に係るマグネットホルダは、部品点数や組み立てにおける工程数のさらなる減少が可能になる。
また、本発明に係るマグネットホルダは、前記係止部が、前記ベース部端面の内周縁に沿って形成され、前記ベース部端面に略垂直方向に突出した内周側爪であることを特徴とする。
以上の構成によれば、本発明に係るマグネットホルダは、マグネットの内面の端面寄りの縁部が内周側爪に当接することで、マグネットの内側への移動を規制するから、内周側爪を小さくしても、「マグネットの飛び出し防止機能」が効果的に得られる。
また、本発明に係るマグネットホルダは、前記内周側爪の側面の一方または両方が、前記アーム部の側面に繋がっていることを特徴とする。
以上の構成によれば、内周側爪とアーム部とが繋がって一体形成されるから、内周側爪を倒そうとする力(内周側または外周側に傾斜させる方向の力)が作用したとしても、内周側爪は倒れ難い。このため、内周側爪を薄くして、小型化を促進することができる。
本発明に係るマグネットホルダは、前記一対のマグネットホルダ部材のうちの一方のマグネットホルダ部材の前記アーム部の端面と、前記一対のマグネットホルダ部材のうちの他方のマグネットホルダ部材の前記アーム部の端面とが繋がり、前記一対のマグネットホルダ部材が一体形成されていることを特徴とする。
以上の構成によれば、一対のマグネットホルダ部材が一体形成され、一個の部品であるから、本発明に係るマグネットホルダは、部品点数や組み立てにおける工程数のさらなる減少が促進される。
また、本発明に係るマグネットホルダは、前記係止部が、前記アーム部の側面の外面寄りの縁部に形成され、前記ベース部の周方向に突出した外周側爪であることを特徴とする。
以上の構成によれば、マグネットの外面の側面に近い縁部が外周側爪に当接することで、マグネットの外側への移動を規制するから、外周側爪を小さくしても、「マグネットの飛び出し防止機能」が充実する。
また、本発明に係るマグネットホルダは、前記モータ装置を形成するブラシを支持するブラシ支持壁と、前記ブラシ支持壁が設けられた略円状または略小判状のブラシ支持ベースとを具備するブラシホルダを有し、前記ブラシホルダは、前記一対のマグネットホルダ部材のうちの一方のマグネットホルダ部材の前記ベース部に、前記ベース部端面とは反対側の端面において一体的に連結することを特徴とする。
以上の構成によれば、ブラシホルダが一方のマグネットホルダ部材と一体的に連結するから、部品点数や組み立てにおける工程数のさらなる減少が促進される。
さらに、本発明に係るモータ装置は、前記マグネットホルダを有することを特徴とする。
以上の構成によれば、本発明に係るモータ装置は、前記マグネットホルダを有するから、部品点数や組み立てにおける工程数のさらなる減少によって、製造コストが安価になる。
本発明に係るマグネットホルダは、以上の構成であり、「マグネットの位置規制機能」と「マグネットの飛び出し防止機能」との両方を有する簡素な構造のマグネットホルダ部材を有するから、部品点数や組み立てにおける工程数のさらなる減少が可能になる。
また、本発明に係るモータ装置は、以上の構成であり、前記マグネットホルダを有するから、製造コストが安価になる。
本発明の実施の形態1に係るマグネットホルダを説明する斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るマグネットホルダを説明する使用要領(マグネットを保持する途中)を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るマグネットホルダを説明する使用形態(マグネットを保持している状態)を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るマグネットホルダを説明する使用形態(マグネットを保持している状態)を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係るマグネットホルダを説明する斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るマグネットホルダを説明するものであって、マグネットを示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るマグネットホルダを説明する使用形態(マグネットを保持している状態)を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係るマグネットホルダを説明する斜視図である。 本発明の実施の形態4に係るモータ装置を説明するものであって、構成する部材を分離して示す斜視図である。
[実施の形態1]
次に、本発明に係る実施の形態1を、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の図面は模式的に描かれたものであり、本発明は描かれた形態に限定されるものではない。
図1〜図4は、本発明の実施の形態1に係るマグネットホルダを説明するものであって、図1は斜視図、図2は使用要領(マグネットを保持する途中)を示す斜視図、図3は使用形態(マグネットを保持している状態)を示す斜視図、図4は使用形態(マグネットを保持している状態)を示す断面図である。
(マグネットホルダ)
図1〜図4において、マグネットホルダ100は、第1マグネットホルダー部材(以下「第1ホルダー部材」と称す)10と、第2マグネットホルダ部材(以下「第2ホルダ部材」と称す)20とを有している。そして、4枚のマグネット90を保持しているが、本発明はマグネット90の枚数を限定するものではない。
(第1ホルダ部材)
第1ホルダ部材10は、略円環状の第1ベース部11と、第1ベース部11の一方の端面(以下「第1ベース部端面」と称す)11aにそれぞれ等間隔に立設された4本の第1アーム部12とを具備している。したがって、隣接する第1アーム部12同士の間に、矩形状の第1ポケット部13が形成されている。なお、以下の説明の便宜上、第1ベース部11の中心軸を第1中心軸19と称する。
第1アーム部12は、第1中心軸19に平行な(第1ベース部端面11aに垂直な)柱体である(第1中心軸19の方向の何れの位置においても、第1中心軸19に垂直な断面の断面形状は同じである)。
そして、第1アーム部12は、先端面(以下「第1アーム部端面」と称す)12aと、第1中心軸19から略放射方向に位置する一対の側面(以下「第1アーム部側面」と称す)12bと、第1中心軸19に平行で第1中心軸19に近い側の面(以下「第1アーム部内面」と称す)12cと、第1中心軸19に平行で第1中心軸19から遠い側の面(以下「第1アーム部外面」と称す)12dとを具備している。なお、第1ポケット部13を挟んで対向する第1アーム部12同士は平行に延びている。
(内周側爪)
第1ベース部端面11aには、内周面(以下「第1ベース部内面」と称す)11cに沿って、第1ベース部端面11aに略垂直な方向に突出した第1内周側爪(係止部に相当する)14が形成されている。このとき、第1内周側爪14は、第1ベース部11の第1ベース部内面11cに連なった面(以下「第1内周側爪内面」と称す)14cと、第1ベース部端面11aに対して傾斜した面(以下「第1内周側爪外面」と称す)14dとを具備し、第1内周側爪内面14cと第1内周側爪外面14dとの間隔(厚さに同じ)は、第1ベース部端面11aから離れる程小さく(薄く)なっている。すなわち、第1内周側爪14は、第1中心軸19からの放射方向の断面において略三角形または略台形を呈している。
そして、第1内周側爪14は、隣接する第1アーム部12に跨って形成されているから、第1内周側爪14の両側面は第1アーム部側面12bに繋がった1枚の顎(フランジ)になっている。このため、倒れ難い構造になっている。なお、本発明はこれに限定するものではなく、第1内周側爪14の側面の一方または両方が第1アーム部側面12bから離れてもよい。
(外周側爪)
第1アーム部12の第1アーム部側面12bには、第1アーム部外面12d寄りの縁部に、第1ベース部11の周方向に突出した第1外周側爪(係止部に相当する)15が形成されている。第1外周側爪15は、第1アーム部外面12dに連なった面(以下「第1外周側爪外面」と称す)15dと、第1アーム部側面12bに対して傾斜した面(以下「第1外周側爪内面」と称す)15cとを具備し、第1外周側爪外面15dと第1外周側爪内面15cとの間隔(厚さ)は、第1アーム部側面12bから離れる程小さく(薄く)なっている。すなわち、第1外周側爪15は、第1中心軸19に垂直な断面において略三角形または略台形を呈している。
なお、第1外周側爪15は、第1アーム部12の全長に渡って形成された、連続した1枚の顎(フランジ)になっているが、本発明はこれに限定するものではなく、第1外周側爪15を、間隔を空けて配置し、複数枚にしてもよい。
(第2ホルダ部材)
第2ホルダ部材20は、第1ホルダ部材10と略同じ形状であり、第1ホルダ部材10を形成する各部位の名称に付した「第1」を「第2」に、符号の十の位「1」を「2」に、それぞれ読み替えたものに同じであるため、説明を省略する。
すなわち、第2ホルダ部材20は、第2ベース部21、第2アーム部22、第2ポケット部23、第2内周側爪24(第2内周側爪内面24cを具備する)と、第2外周側爪25、第2中心軸29を具備している。なお、第1アーム部12の長さと第2アーム部22の長さとが同じとき、第1ホルダ部材10と第2ホルダ部材20とは同一の立体形状(共通部品)になる。
(マグネット)
図2において、マグネット90は、略円弧状の断面を具備する板状であって、マグネット端面91およびマグネット端面92、一対のマグネット側面93、マグネット凹面94およびマグネット凸面95を具備している。ここで、マグネット90の成型工程において、マグネット90の各縁部には面取り部が設けられている。つまり、マグネット端面91とマグネット凹面94とが交差する稜線には内周側面取り部96が、マグネット端面92とマグネット凹面94とが交差する稜線には内周側面取り部97が、マグネット凸面95とマグネット側面93とが交差する稜線には外周側面取り部98が、それぞれ形成されている。そして、マグネット凹面94を規定する円弧の曲率半径の中心(図示しない)とマグネット凸面95を規定する円弧の曲率半径の中心(図示しない)とは相違(偏移)しているため、マグネット凹面94とマグネット凸面95との距離(厚さ)は、マグネット側面93に近づく程小さく(薄く)なっている。
(マグネットの保持要領)
図2において、マグネット90のマグネット端面91寄りの範囲は、マグネット側面93が第1中心軸19と平行に配置され、第1ポケット部13に挿入されることで、第1ホルダ部材10に保持される。すなわち、マグネット側面93のマグネット端面91寄りの範囲は、第1中心軸19の方向で第1アーム部側面12bに摺動し、やがて、マグネット端面91は第1ベース部端面11aに当接する。
同様に、マグネット90のマグネット端面92寄りの範囲は、マグネット側面93が第2中心軸29と平行に配置され、第2ポケット部23に挿入されることで、第2ホルダ部材20に保持される。すなわち、マグネット側面93のマグネット端面92寄りの範囲は、第2中心軸29の方向で第2アーム部側面22bに摺動し、やがて、マグネット端面92は第2ベース部端面21aに当接する。
このとき、外周側面取り部98は、第1外周側爪内面15cおよび第2外周側爪内面25cに摺動する。
(マグネットの保持形態)
図3および図4において、マグネット90のマグネット端面91寄りの範囲は、第1ホルダ部材10の第1ポケット部13(図1参照)に収納され、マグネット90のマグネット端面92寄りの範囲は、第2ホルダ部材20の第2ポケット部23(図1参照)に収納されている。すなわち、マグネット90のマグネット端面91寄りの範囲では、マグネット端面91が第1ベース部端面11aに当接し、マグネット側面93が第1アーム部側面12bに当接し、内周側面取り部96が第1内周側爪外面14dに当接し、外周側面取り部98が第1外周側爪内面15cに当接している。
同様に、マグネット90のマグネット端面92寄りの範囲では、マグネット端面92が第2ベース部端面21aに当接し、マグネット側面93が第2アーム部側面22bに当接し、内周側面取り部97が第2内周側爪外面(図示しない)に当接し、外周側面取り部98が第2外周側爪内面25cに当接している(図4に準じるため、断面図を図示しない)。
(作用効果)
以上のように、マグネット90は、第1ベース部端面11aおよび第2ベース部端面21aによって、第1中心軸19(第2中心軸29に同じ)方向の移動が拘束され、第1アーム部12および第2アーム部22によって「円周方向の位置決め」がされ、第1内周側爪14および第2内周側爪24によって「内側への飛び出し防止」がされ、さらに、第1外周側爪15および第2外周側爪25によって「外側への飛び出し防止」がされている。
すなわち、第1ホルダ部材10および第2ホルダ部材20は、「マグネットの位置規制機能」と「マグネットの飛び出し防止機能」との両方を有しているから、マグネットホルダ100は、部品点数および組み立てにおける工程数が減少する。
なお、以上は、マグネット側面93が第1アーム部側面12bおよび第2アーム部側面22bに直接当接しているが、本発明はこれに限定するものではなく、マグネット側面93と第1アーム部側面12bとの間、およびマグネット側面93と第2アーム部側面22bとの間に「制振材(例えば、ゴム板等)」を挟み込んでもよい。そうすることによって、マグネット90はより確実に保持され、また、音や振動が防止される。
また、以上は、第1ホルダ部材10において、第1内周側爪14が第1ベース部11の第1ベース部内面11c寄りに形成され、第1外周側爪15が第1アーム部12の第1アーム部外面12d寄りに形成されているが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、第1内周側爪14と共にあるいは第1内周側爪14に代えて、第1アーム部12の内面寄りに同様の爪を設けてもよい。また、第1外周側爪15と共にあるいは第1外周側爪15に代えて、第1ベース部11の外面寄りに同様の爪を設けてもよい。そして、かかる変形例は、第2ホルダ部材20においても可能である。
さらに、マグネットホルダ100は、略円弧状の断面を具備する板状のマグネット90を保持しているが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、直方体状(平板状)のマグネット(図6参照)を保持してもよい。このとき、第1内周側爪14、第1外周側爪15、第2内周側爪24および第2外周側爪25の形状は、マグネットの形状に応じて変わる。
[実施の形態2]
次に、本発明に係る実施の形態2を、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の図面は模式的に描かれたものであり、本発明は描かれた形態に限定されるものではない。
図5〜図7は、本発明の実施の形態2に係るマグネットホルダを説明するものであって、図5は斜視図、図6はマグネットを示す斜視図、図7は使用形態(マグネットを保持している状態)を示す断面図である。
(マグネットホルダ)
図5および図7において、マグネットホルダ200は、略六角形環状の第1ベース部31および第2ベース部41と、第1ベース部31と第2ベース部41とを連結する6本の共通アーム部32とを有し、6枚のマグネット80を保持するものである。このとき、共通アーム部32は、実施の形態1で説明したマグネットホルダ100における第1アーム部12と第2アーム部22とを一体にしたものに相当している。なお、本発明は、マグネット80を6枚に限定するものではない。
(第1ベース部および第2ベース部)
第1ベース部31は、断面円形の第1ベース部内面31cおよび断面略六角形の第1ベース部外面31dを具備している。同様に、第2ベース部41は、断面円形の第2ベース部内面41cおよび断面略六角形の第2ベース部外面41dを具備している。
そして、第1ベース部31の中心軸(以下「第1中心軸」と称す)39と第2ベース部41の中心軸(以下「第2中心軸」と称す)49とは一致し、共通アーム部32の一方の端部は、第1ベース部31の第2ベース部41に対向した端面(以下「第1ベース部端面」と称す)31aの略六角形の角部に対応した位置に立設され、共通アーム部32の他方の端部は、第2ベース部41の第1ベース部31に対向した端面(以下「第2ベース部端面」と称す)41aの略六角形の角部に対応した位置に立設されている。したがって、対向した共通アーム部32同士の間に、矩形状の共通ポケット部33が形成されている。
(共通アーム部)
共通アーム部32は、第1中心軸39に平行な(第2中心軸49にも平行な)柱体である。すなわち、共通アーム部32は、第1中心軸39から略放射方向に位置する一対の側面(以下「共通アーム部側面」と称す)32bと、第1中心軸39に平行で第1中心軸39に近い側の面(以下「共通アーム部内面」と称す)32cと、第1中心軸39に平行で第1中心軸39から遠い側の面(以下「共通アーム部外面」と称す)32dとを具備している。
そして、共通ポケット部33を挟んで対向する共通アーム部側面32b同士は、平行である。このとき、共通アーム部32は、マグネットホルダ100(実施の形態1参照)が具備しているような第1外周側爪15や第2外周側爪25に相当する部位を具備しない。
(内周側爪)
第1ベース部端面31aには、第1ベース部内面31cに沿って、第1ベース部端面31aに略垂直な方向に突出した第1内周側爪(係止部に相当する)34が形成されている。第1内周側爪34は、第1ベース部内面31cに連なった面(以下「第1内周側爪内面」と称す)34cと、第1ベース部端面31aに対して垂直な面(以下「第1内周側爪外面」と称す)34dとを具備している。このとき、第1内周側爪外面34dの一方の側面は共通アーム部側面32bに繋がっている。
同様に、第2ベース部端面41aには、第2内周側爪内面44cおよび第2内周側爪外面44dを具備する第2内周側爪(係止部に相当する)44が形成されている。
(マグネット)
図6において、マグネット80は、直方体(平板状)であって、一対のマグネット端面81、82、一対のマグネット側面83、マグネット内面84およびマグネット外面85を具備している。
(マグネットの保持要領)
前記のように、マグネット80は直方体(平板状)であり、一方、共通ポケット部33は矩形であって、第1ベース部端面31aには、第1ベース部外面31d寄りに第1中心軸39の方向に突出した爪がなく、また、第2ベース部端面41aには第2ベース部外面41d寄りに第2中心軸49の方向に突出した爪(係止部)がなく、さらに、共通アーム部側面32bには周方向に突出した爪(係止部)がない。
このため、マグネット80は共通ポケット部33に、第1中心軸39(第2中心軸49に同じ)の放射方向から、第1中心軸39(第2中心軸49に同じ)に向かって挿入される(図示しない)。このとき、マグネット端面81は第1ベース部端面31aに、マグネット端面82は第2ベース部端面41aに、マグネット側面83は共通アーム部側面32bに、それぞれ第1中心軸39(第2中心軸49に同じ)に向かって摺動し、やがて、マグネット内面84のマグネット端面81寄りの一部は第1内周側爪外面34dに、マグネット内面84のマグネット端面82寄りの一部は第2内周側爪外面44dにそれぞれ当接する(図示しない)。
(マグネットの保持形態)
図7において、マグネット80は共通ポケット部33に収納されている。すなわち、マグネット80のマグネット端面81に近い範囲では、マグネット側面83が共通アーム部側面32bに、マグネット内面84のマグネット側面83に近い範囲が第1内周側爪外面34dに、それぞれ当接し、図示しないマグネット端面81は第1ベース部端面31aに当接している。
同様に、マグネット80のマグネット端面82に近い範囲では、マグネット側面83が共通アーム部側面32bに、マグネット内面84のマグネット側面83に近い範囲が第2内周側爪外面44dに、マグネット端面82は第2ベース部端面41aに、それぞれ当接している(図7に準じるため、断面図を図示しない)。
(作用効果)
以上のように、マグネット80は、第1ベース部端面31aおよび第2ベース部端面41aによって、第1中心軸39(第2中心軸49に同じ)方向の移動が拘束され、共通アーム部32によって「円周方向の位置決め」がされ、さらに、第1内周側爪34および第2内周側爪44によって「内側への飛び出しが防止」がされている。
すなわち、マグネットホルダ200は一個の部品でありながら、「マグネットの位置規制機能」と「マグネットの飛び出し防止機能」との両方を有しているから、部品点数および組み立てにおける工程数がさらに減少する。
なお、以上は、マグネット側面83が共通アーム部側面32bに直接当接しているが、本発明はこれに限定するものではなく、マグネット側面83と共通アーム部側面32bとの間に「制振材(例えば、ゴム板等)」を挟み込んでもよい。そうすることによって、マグネット80はより確実に保持され、また、音や振動が防止される。
また、以上は、第1内周側爪34および第2内周側爪44はそれぞれ、第1ベース部端面31aおよび第2ベース部端面41aからの突出量が小さいものであるが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、第1内周側爪34および第2内周側爪44を繋いで、共通アーム部32の共通アーム部側面32bの全長に形成してもよい。
さらに、以上は、直方体状(平板上)のマグネット80を保持するのに好適であるが、略円弧状の断面を具備する板状のマグネット90(図2参照)を保持してもよい。このとき、例えば、第1内周側爪34および第2内周側爪44を、実施の形態1で説明した第1内周側爪14および第2内周側爪24に変更してもよい。
[実施の形態3]
次に、本発明に係る実施の形態3を、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の図面は模式的に描かれたものであり、本発明は描かれた形態に限定されるものではない。
図8は、本発明の実施の形態3に係るマグネットホルダを説明する斜視図である。なお、実施の形態1または実施の形態2における部位に相当する部位については、名称および符号を同じにして、説明を一部省略する。
(マグネットホルダ)
図8において、マグネットホルダ300は、マグネットホルダ200(実施の形態2)とブラシホルダ310とが一体的に形成されている。
ブラシホルダ310は、モータ装置を形成するブラシを支持するブラシ支持壁(何れも、図示しない)と、かかるブラシ支持壁が設けられた略円状または略小判状のブラシ支持ベース311とを具備している。
そして、第1ベース部31(マグネットホルダ200を形成する)の第1ベース部端面31aの反対側の端面31eがブラシ支持ベース311の端面311aに繋がり、両者は一体になっている。
なお、第1内周側爪34および第2内周側爪44の両側面は何れも、共通アーム部側面32bに繋がっている(対向する共通アーム部側面32bの両方に跨がって形成されている)が、側面の一方または両方が共通アーム部側面32bから離れてもよい(図5参照)。
(作用効果)
以上のように、マグネットホルダ300は、ブラシホルダ310を一体的に有しているから、部品点数および組み立てにおける工程数がさらに減少する。
なお、以上は、マグネットホルダ200(実施の形態2)とブラシホルダ310とが一体的に形成されているものであるが、マグネットホルダ100(実施の形態1)の第1ホルダ部材10とブラシホルダ310とを一体的に連結するようにしてもよい。
[実施の形態4]
次に、本発明に係る実施の形態4を、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の図面は模式的に描かれたものであり、本発明は描かれた形態に限定されるものではない。
図9は、本発明の実施の形態4に係るモータ装置を説明するものであって、構成する部材を分離して示す斜視図である。なお、実施の形態1〜実施の形態3における部位に相当する部位については、名称および符号を同じにして、説明を一部省略する。
(モータ装置)
図9において、モータ装置400は、マグネットホルダ100(実施の形態1)と、マグネットホルダ100に保持されたマグネット90と、マグネット90を保持したマグネットホルダ100を収容するヨーク410と、マグネット90を保持したマグネットホルダ100の内側に回転可能に配置されたアーマチュア420と、ブラシホルダ310とを有している。アーマチュア420は、出力軸421と、出力軸421に固定されたアーマチュアコア422と、アーマチュアコア422に巻き付けられたアーマチュアコイル423と、出力軸421に固定されたコンミテータ424とを具備している。
そして、マグネット90を保持したマグネットホルダ100はヨーク410に収容され、マグネットホルダ100の内部にアーマチュア420が挿入され、さらに、ブラシホルダ310がヨーク410の開口部を閉じるようにヨーク410に設置される。
なお、各部材を組み立てる順番は限定されるものではない。また、実施の形態3で説明したマグネットホルダ300に準じて、ブラシホルダ310を、マグネットホルダ100の第1ホルダ部材10に予め一体的に連結するようにしておいてもよい。
(作用効果)
以上のように、モータ装置400は、マグネットホルダ100を有しているから、部品点数および組み立てにおける工程数が減少し、製造コストが安価になる。
なお、モータ装置400は、マグネットホルダ100に代えて、マグネットホルダ200(実施の形態2)またはマグネットホルダ300(実施の形態3)を有してもよい。
[変形例]
本発明を実施の形態1〜4をもとに説明したが、これらは例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
以上のように、本発明に係るマグネットホルダは、部品点数および組み立てにおける工程数の減少を可能にするから、各種モータや各種発電機におけるマグネットの保持手段として広く利用することができる。
10 :第1ホルダ部材
11 :第1ベース部
11a:第1ベース部端面
11c:第1ベース部内面
12 :第1アーム部
12a:第1アーム部端面
12b:第1アーム部側面
12c:第1アーム部内面
12d:第1アーム部外面
13 :第1ポケット部
14 :第1内周側爪
14c:第1内周側爪内面
14d:第1内周側爪外面
15 :第1外周側爪
15c:第1外周側爪内面
15d:第1外周側爪外面
19 :第1中心軸
20 :第2ホルダ部材
21 :第2ベース部
21a:第2ベース部端面
21c:第2ベース部内面
22 :第2アーム部
22a:第2アーム部端面
22b:第2アーム部側面
22c:第2アーム部内面
22d:第2アーム部外面
23 :第2ポケット部
24 :第2内周側爪
24c:第2内周側爪内面
25 :第2外周側爪
25c:第2外周側爪内面
25d:第2外周側爪外面
29 :第2中心軸
31 :第1ベース部
31a:第1ベース部端面
31c:第1ベース部内面
31d:第1ベース部外面
31e:端面
32 :共通アーム部
32b:共通アーム部側面
32c:共通アーム部内面
32d:共通アーム部外面
33 :共通ポケット部
34 :第1内周側爪
34c:第1内周側爪内面
34d:第1内周側爪外面
39 :第1中心軸
41 :第2ベース部
41a:第2ベース部端面
41c:第2ベース部内面
41d:第2ベース部外面
44 :第2内周側爪
44c:第2内周側爪内面
44d:第2内周側爪外面
49 :第2中心軸
80 :マグネット
81 :マグネット端面
82 :マグネット端面
83 :マグネット側面
84 :マグネット内面
85 :マグネット外面
90 :マグネット
91 :マグネット端面
92 :マグネット端面
93 :マグネット側面
94 :マグネット凹面
95 :マグネット凸面
96 :内周側面取り部
97 :内周側面取り部
98 :外周側面取り部
100 :マグネットホルダ(実施の形態1)
200 :マグネットホルダ(実施の形態2)
300 :マグネットホルダ(実施の形態3)
310 :ブラシホルダ
311 :ブラシ支持ベース
311a:端面
400 :モータ装置(実施の形態4)
410 :ヨーク
420 :アーマチュア
421 :出力軸
422 :アーマチュアコア
423 :アーマチュアコイル
424 :コンミテータ

Claims (7)

  1. モータ装置を形成する筒状のヨークの内部に配置される複数のマグネットを保持する一対のマグネットホルダ部材を有し、
    前記一対のマグネットホルダ部材は何れも、略円環状または略多角形環状のベース部と、前記ベース部の一方の端面であるベース部端面に立設され、前記ベース部端面に垂直な複数のアーム部と、前記ベース部および前記アーム部の一方または両方に形成された係止部とを具備することを特徴とするマグネットホルダ。
  2. 前記係止部は、前記ベース部端面の内周縁に沿って形成され、前記ベース部端面に略垂直方向に突出した内周側爪であることを特徴とする請求項1記載のマグネットホルダ。
  3. 前記内周側爪の側面の一方または両方は、前記アーム部の側面に繋がっていることを特徴とする請求項2記載のマグネットホルダ。
  4. 前記一対のマグネットホルダ部材のうちの一方のマグネットホルダ部材の前記アーム部の端面と、前記一対のマグネットホルダ部材のうちの他方のマグネットホルダ部材の前記アーム部の端面とが繋がり、前記一対のマグネットホルダ部材は一体形成されていることを特徴とする請求項2または3記載のマグネットホルダ。
  5. 前記係止部は、前記アーム部の側面の外面寄りの縁部に形成され、前記ベース部の周方向に突出した外周側爪であることを特徴とする請求項1記載のマグネットホルダ。
  6. 前記モータ装置を形成するブラシを支持するブラシ支持壁と、前記ブラシ支持壁が設けられた略円状または略小判状のブラシ支持ベースとを具備するブラシホルダを有し、
    前記ブラシホルダは、前記一対のマグネットホルダ部材のうちの一方のマグネットホルダ部材の前記ベース部に、前記ベース部端面とは反対側の端面において一体的に連結することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のマグネットホルダ。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載のマグネットホルダを有することを特徴とするモータ装置。
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