JP2007089378A - モータ及びモータ用ボビンを備えたステータの製造方法、並びにモータの製造方法 - Google Patents

モータ及びモータ用ボビンを備えたステータの製造方法、並びにモータの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ティース部に巻線を簡易に設置することが可能であると共に、コア体格を拡大することなく実質的にコア体積を拡大して、モータ出力を増大させることが可能なモータ及びモータ用ボビンを備えたステータの製造方法、並びにモータの製造方法を提供する。
【解決手段】マグネット12を有するロータ1と、マグネット12と対向して配置されたティース部3bを有するステータSと、を備えたモータMであって、ティース部3bには、外側面に巻線Tが巻回されたモータ用ボビン4が配設されており、モータ用ボビン4は、磁性粉体が含まれる材料で形成されるとともに、内部に形成されたコア挿入孔44に、ティース部3bを貫通させることによって、ティース部3bに取り付けられた。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ及びモータ用ボビンを備えたステータの製造方法、並びにモータの製造方法に関し、より詳細には、巻線の占積率を向上させてモータ出力を増加させることにより、モータの小型化を図ることが可能なモータ及びモータ用ボビンを備えたステータの製造方法、並びにモータの製造方法に関する。
モータ出力は、モータのコア体積に比例するため、モータ出力を増加させるためには、モータのコア外径を大きくするか、コア積厚を大きくする必要がある。
よって、モータ出力を増加させるためには、モータのコア体積を増大させる必要がある。
このため、モータの外径寸法が大きくなり、モータ自体が大型化するという問題点があった。
このような問題点を解決し、コア体積をほとんど増大させることなく、モータ出力を増大させる方法が考案された(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、粉体製コアを用いて立体形状に形成された粉体製コア構成体を、コアの両端部に(軸方向端部)使用する技術が開示されている。
この構成体に形成されたティースは立体形状となっており、ロータと対面する側が軸方向外側へ延出した面となるよう構成されており、対面側から非対面側へかけて、なだらかに低くなる斜面となるように構成されている。
よって、コアの体積をほとんど増大させることなく、軸方向の長さ(ロータと対面する側の軸方向の長さ)を確保することができるため、コア両端側が立体形状に形成されていない場合に比して、モータの出力を増大させることができる。
特開2004−201483号公報(第5頁及び第6頁、図1及び図2)
しかし、上記特許文献1の技術では、コア両端部が立体形状であるために、巻線をティースに巻くことが困難であり、巻線を巻くための工数が増大する等の問題点があった。
本発明の目的は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ティース部に巻線を簡易に設置することが可能であると共に、コア体格を拡大することなく実質的にコア体積を拡大して、モータ出力を増大させることが可能なモータ及びモータ用ボビンを備えたステータの製造方法、並びにモータの製造方法を提供することにある。
上記課題は、本発明に係るモータによれば、マグネットを有するロータと、前記マグネットと対向して配置されたティース部を有するステータと、を備えたモータであって、前記ティース部には、外側面に巻線が巻回されたモータ用ボビンが配設されており、該モータ用ボビンは、磁性粉体が含まれる材料で形成されるとともに、内部に形成された内孔に、前記ティース部を貫通させることによって、該ティース部に取り付けられたことにより解決される。
このように、本発明によれば、外側に巻線が巻回されるモータ用ボビンを、ステータを構成するティース部に取付けることができる。
このため、巻線をモータ用ボビンに予め巻回して、ティース部に取付けることができ、巻線を巻回する作業が容易になる。
また、本発明によれは、このモータ用ボビンは、磁性粉体が含まれる材料により形成されている。
このため、モータ用ボビンとティース部とが一体となると、ティース部の磁気特性が向上する。
また、モータ用ボビンは磁性粉体が含まれる材料により形成されているため、成型の自由度が高まり、モータ用ボビンを立体的に形成することも可能である。
このとき、前記モータ用ボビンは、外側面に前記巻線が巻回された本体部と、該本体部の、前記マグネットと対向する側の端部に形成されたフランジ状のロータ側延出部と、を有して構成され、前記モータ用ボビンは、前記本体部に形成された前記内孔に、前記ティース部を貫通させることによって、該ティース部に取り付けられるように構成されていると好適である。
前述の通り、モータ用ボビンは、磁性粉体が含まれる材料により形成されているため、成型の自由度が高まり、立体的に形成することも可能である。
よって、モータ用ボビンを立体的に形成して、ティース部に取付ければ、モータ用ボビンとティース部とが一体となり、ティース部の形状が立体的に形成されているのと等価となる。
本発明のモータ用ボビンには、延出部(立体的に形成)が形成されているため、このモータ用ボビンをティース部に取付けることによって、ティース部の軸方向の高さを確保し、モータ出力を増加させることができる。
また、予め巻線を巻回したモータ用ボビンを、ティース部に取付ければよいため、ティース部を立体形状に形成することにより生じていた巻線作業の困難化を解消することができ、ティース部に巻線を巻回する作業を容易にすることができる。
以上にように、モータ寸法を大きくすることなくモータ出力を増加させることができるので、同出力のモータを製造する場合であれば、モータを小型化することができるとともに、モータの製造作業も容易になる。
このとき、前記ロータ側延出部の軸方向の長さは、前記マグネットの軸方向の長さと略同一となるように設定されていると好適である。
本発明によれば、モータ用ボビンを使用することにより、ティース部の形状を立体的にして、軸方向の高さを確保し、モータ出力を増加させるのであるが、軸方向の高さを延出させるための延出部の長さがマグネットの軸方向の長さを超えたところで、マグネットの磁力範囲を外れるため、モータ出力の増加への寄与は少ない。
よって、マグネットの軸方向の長さとほぼ同一に整合させることにより、最も効率良くコストを抑えて、モータ出力を増加させることができる。
また、このとき、巻線が巻回される厚さは、前記延出部の軸方向への突出部の高さを超えないよう構成されていると、効率的で無駄のない構成となるため好適である。
更に、このとき、前記本体部の外側面には、絶縁材が配設されていると、巻線とティース部とを絶縁することができるため好適である。
また、前記本体部の外側面には、前記巻線を巻回するための案内溝が形成されると好適である。このように案内溝が形成されると、巻線を安定的に隙間なく巻回することができると共に、巻回後には巻線が安定的に保持される。
また、前記ステータは、前記ティース部の、前記ロータと対向する側の端部と反対側の端部を周方向に連結する環状のヨークを備え、前記モータ用ボビンは、前記本体部の、前記ヨークと対向する側の端部に形成されたフランジ状の反ロータ側延出部をさらに有し、周方向に隣接するモータ用ボビンは、前記反ロータ側延出部の周方向の先端部に形成された当接面同士が当接してなると好適である。
このように構成すると、周方向に隣り合うモータ用ボビンの反ロータ側延出部が当接面を介して周方向に連結されるので、反ロータ側延出部をヨークと共に周方向の磁気通路として用いることができる。これにより、実質的に周方向の磁気通路断面積が拡大されるので、モータ出力を向上させることができる。
また、前記当接面は、前記ステータの径方向に沿って形成されると好適である。このように構成すると、各モータ用ボビンの当接面を同一形状にすることができるので、磁気通路の磁気抵抗を周方向で均等にすることが可能となる。
また、上記課題は、本発明に係るモータ用ボビンが装着されたステータの製造方法によれば、ロータに配設されたマグネットと対向して配置されるティース部に、巻線が巻回されたモータ用ボビンが装着されたステータの製造方法であって、外側面に前記巻線が巻回される本体部と、該本体部の一端部に形成されるフランジ状のロータ側延出部と、を有して構成された前記モータ用ボビンを、磁性粉体を含む材料を使用して形成する第1の工程と、前記本体部の外側面に絶縁材を配設する第2の工程と、前記モータ用ボビンに巻線を巻回する第3の工程と、前記巻線が巻回されたモータ用ボビンの前記本体部の内孔に、前記ティース部を、前記ロータ側延出部が前記マグネットと対向するように挿入することにより、前記巻線が巻回されたモータ用ボビンを前記ティース部に取付ける第4の工程と、を備えることにより解決される。
このように、本発明によれば、磁性粉体を使用した成型によりモータ用ボビンを立体的に形成するとともに、予めモータ用ボビンに巻線を巻回した後、モータ用ボビンをティース部に取付けてステータを形成する。
よって、モータ用ボビンとティース部とが一体となり、ティース部の形状が立体的に形成されているのと等価となるとともに、ティース部に巻線を施すことが容易になる。
このため、モータ出力が増加するとともに、ステータ製造のための工数が低減する。
更に、このとき、前記ステータは、前記ティース部が形成されたインナーコア部と、該インナーコア部の外側に同心に配設されるアウターコア部とで構成されており、前記第4の工程の後に、前記モータ用ボビンが取付けられた前記インナーコア部を、前記アウターコア部に取付ける第5の工程を行うよう構成されていると好適である。
コアがインナーコア部とアウターコア部とに分かれている場合には、ティース部に巻線を巻回したモータ用ボビンを装着した後、最後にアウターコア部にインナーコア部を取付けると、作業が効率的であり、作業のための工数が低減する。
また、前記第1の工程では、前記本体部の、前記ロータ側延出部が形成される端部と反対側の端部にフランジ状の反ロータ側延出部を形成すると共に、該反ロータ側延出部の周方向の先端部に、隣接するモータ用ボビンの前記反ロータ側延出部の周方向の先端部と当接可能な当接面を形成し、前記第2の工程または前記第3の工程の後に、前記当接面に配設された絶縁材を除去する工程を備えると好適である。
このように当接面に配設された絶縁材を除去することより、当接面を介して周方向に隣り合うモータ用ボビン間における磁気抵抗が減少する。これにより、モータ出力を向上させることができる。
また、上記方法で製造されたステータをモータハウジングに組み付ける工程と、更に前記モータハウジングにロータを組み付ける工程とを行うことにより、モータを簡易に製造することができる。
本発明によれば、磁性粉体を使用して立体的に形成されたモータ用ボビンをティース部に取り付ける。
このモータ用ボビンは、本体部と、この本体部に形成されたフランジ状の延出部と、で構成されており、この延出部(ロータのマグネットと対面する側に配設される)が軸方向へ突出するように構成されている。
このため、ステータ(ティース部)の、ロータと対向する面の軸方向の長さを確保することができ、ステータの体積をほとんど増大させることなく、モータ出力を増大させることができる。
また、モータ用ボビンは、磁性粉体が含まれる材料により作成されているため、モータ用ボビンとティース部とが一体となると、ティース部の磁気特性が向上する。
更に、予め巻線を巻いたボビンをティースに取り付けることができるので、容易にティース部へ巻線を設置することができ、製造のための工数が減少する。
また、隣り合うモータ用ボビン間を当接面で面接触させるように構成しているので、周方向の磁気通路が拡大され、よりモータ効率を向上させることができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
なお、以下に説明する構成は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
本実施形態は、ステータのティース部を立体的に構成することにより、モータ出力を増大させるとともに、ティース部に巻線を簡易に設置することが可能なモータ及びモータ用ボビン(以下、単に「ボビン」と記す)を備えたステータの製造方法、並びにモータの製造方法に関するものである。
図1〜図7は、本発明の一実施形態に係るものであり、図1はモータの断面図、図2はステータ周辺の上面図、図3はボビンの斜視図、図4は図3のA−A線断面図、図5は巻線の結線図、図6はボビン周辺の要部拡大図、図7はボビンを備えたステータを形成する工程を示す工程図である。
また、図8〜図11は、本発明の他の実施形態に係るものであり、図8はボビンの説明図、図9はステータの要部拡大図、図10はボビンを備えたステータを形成する工程を示す工程図、図11はボビンの説明図である。
なお、図2では、一部のティース部に設置されたボビン及び巻線のみを図示している。
図1及び図2により本実施形態に係るモータMの構成について説明する。
本実施形態に係るモータMは、ブラシレスモータであり、ロータ1と、ロータ1に取着されたシャフト2と、ロータ1の外周側に対向して配設されたコア3と、コア3に取付けられたボビン4と、これらを収容するハウジング5およびエンドプレート7を主要構成要素としている。
本実施形態では、ボビン4と、ボビン4に巻回された巻線Tと、ボビン4が取付けられたコア3によってステータSが構成されている。
本実施形態に係るロータ1は、公知のロータであり、略円筒形状のマグネット支持部材11外側面に、磁性の異なる複数のマグネット12を交互に配置して構成されている。
本実施形態に係るシャフト2は公知の出力用シャフトであり、ロータ1の略中央部を貫通して固定されている。また、シャフト2は、ベアリング61,62によって回転可能に支承されている。
本実施形態に係るコア3は、複数のコアシート31が軸方向に積層されて形成されたものである。これらのコアシート31は、表面に不図示の絶縁被膜が施されたケイ素鋼板等の薄肉の磁性材料からなる。
なお、本実施形態に係るコアシート31は、略円環状のアウターコアシート310と、インナーコアシート320とから構成されている。
アウターコアシート310の内周には、所定間隔毎に凹部310aが複数形成されている。
本実施形態では、この凹部310aは略方形状に切り欠かれた凹部であり、互いに隣接する凹部310a,310aは、略30度(中心角)離隔している。
インナーコアシート320の内周は、ロータ1の外周より若干大きく形成されており、インナーコアシート320の外周には、径方向外側(中心から離れる方向)へ放射状に突出する略方形のティース320aが複数形成されている(本実施形態では12個)。また、ティース320aの自由端側(径方向外側端側)には、略方形の凸部320bが形成されている。この凸部320bが凹部310aに嵌合されることにより、インナーコアシート320とアウターコアシート310が一体化されている。
なお、本実施形態では、互いに隣接する凸部320b,320bは、略30度(中心角)離隔している。
なお、インナーコアシート320の形状は上記形状に限られるものではなく、ティース320aが複数個ずつ連結された連結部材を周方向にずらして複数配設するように構成してもよい(例えば、4個のティース320aを連結した連結部材を周方向に120度ずつずらして配置する等)。
アウターコアシート310及びインナーコアシート320は、軸方向に各々複数枚積層されることにより積層体が構成されている。
アウターコアシート310の積層体は、インナーコアシート320の積層体の外周側に配設され、積層体の凹部310aと凸部320bとが嵌合されることにより一体化され、これによりコア3が形成される。
以下、インナーコアシート320が積層された積層体を「インナーコア部3a」、アウターコアシート310が積層された積層体を「アウターコア部3c」と記す。さらにインナーコアシート320のうちティース320aが積層された部分を「ティース部3b」と記す。
アウターコア部3cは、ティース部3bの、ロータ1と対向する側の端部と反対側の端部(本例では、径方向外側の端部)を周方向に連結する環状のヨークに相当する。
本実施形態に係るボビン4は、図3及び図4に示すように、略矩形状の筒体であり、その両開口部には、開口部周囲を囲うフランジ状の延出部が形成されている。
この延出部のうち、ロータ1側に配設される延出部を「ロータ側延出部41」、アウターコア部3c側に配設される延出部を「アウターコア側延出部42」(反ロータ側延出部に相当)と記し、これらロータ側延出部41とアウターコア側延出部42とを架橋する略矩形筒状の部分を「ボビン本体部43」(本体部に相当)と記す。また、ボビン4内部を「コア挿入孔44」(内孔に相当)と記し、ロータ1側に配設される開口部を「ロータ側開口部45」、他方の開口部を「アウターコア側開口部46」と記す。
なお、ロータ側延出部41は、ロータ1の側面の湾曲に沿って湾曲するように形成されている。また、アウターコア側延出部42は、アウターコア部3c内周面の形状に合わせて湾曲するように形成されている。
また、ロータ側延出部41の上下方向(ロータ1の軸方向)の高さsは、ロータ1に配設されるマグネット12の上下方向(ロータ1の軸方向)の高さtとほぼ同一となるように(s≒t)形成されている。
これは、マグネット12の高さと整合させると、最も効率が良く無駄のない設定となるからである。つまり、磁界を考慮すると、マグネット12の高さ以上の高さに設定しても、マグネット12の磁力範囲から外れるため効率的ではなく、ボビン4の製造コストが上がるため不利となるからである。
また、アウターコア側延出部42の上下方向(ロータ1の軸方向)の高さuは、ロータ側延出部41の高さsよりも大きくなるように形成されている。
これは、少しでも、コア3の軸方向高さを確保し、ティース部3b(インナーコア部3a)の体積を大きくしてモータ出力を大きくするためである。
すなわち、ロータ側延出部41及びアウターコア側延出部42を有するボビン4は磁性材料で形成されているため、ボビン4がコア3のティース部3bに組み付けられると、ボビン4もまたティース部3bと同様に磁気回路としての役割を果たす。
したがって、ティース部3bにボビン4が装着されることにより、コア3の外形寸法(コア体格)を大きくすることなくコア3の体積を実質的に増大させることができる。これにより、モータ出力を増大させることが可能となる。
本実施形態に係るボビン4は、磁性粉体を含有した材料を用いて金型成形することにより形成されており、そのボビン本体部43外側面,ロータ側延出部41の径方向の外側面およびアウターコア側延出部42の径方向の内側面には、絶縁被膜が塗布されている。
本実施形態に係るハウジング5は、図1に示すように、ロータ1及びステータSを収納するための筺体であり、その上部には、シャフト2を貫通突出させるための突出孔5aが形成されている。
また、ハウジング5の開口部は、エンドプレート7により閉じられている。
エンドプレート7は、ハウジング5の開口部を被覆した状態で、螺子留めされている。
ロータ1を構成するマグネット支持部材11の略中央には、シャフト2が軸方向へ貫通して固定されている。
また、シャフト2が取り付けられたロータ1は、コア3の内孔に貫通するように挿入されている。これにより、コア3のティース部3bの径方向内側の端部とロータ1のマグネット12が径方向のわずかな隙間を介して対向した状態となっている。
なお、シャフト2の上部及び下部(ロータ1の上部及び下部)は、各々ベアリング61,62によって回転可能に支承されている。
ハウジング5は、突出孔5aよりシャフト2の上端部を突出させた状態でロータ1及びコア3を覆う。なお、コア3はハウジング5内壁面に固定されており、そのティース部3bにはボビン4が取り付けられている。
また、図2及び図5に示すように、巻線Tは、各ティース部3bに巻回されたU1,U2,U3,U4と、V1,V2,V3,V4と、W1,W2,W3,W4とが直列に接続され、これらが結線されている。
巻線Tには、図示しない外部電源供給装置より電流が供給され、この電流によって、回転磁界が発生する。この回転磁界により、ロータ1が回転する。
図6は図1のステータS周辺を拡大したものである。
図6により、ボビン4の取り付け状態を説明する。
ボビン4を構成する径方向両端部が開口する筒状のボビン本体部43の外側面には、巻線Tが巻回されている。この巻線Tは、コイルエンドがロータ側延出部41の上下端面(軸方向端面)から軸方向外側へほとんど突出しないようにボビン4に巻回されている。
このように巻線Tが巻回されたボビン4は、ロータ側延出部41をマグネット12側へ向けた状態で、コア挿入孔44内にティース部3bを嵌め込んでいくことにより、コア挿入孔44の内周面がティース部3bの外周面と密着した状態で取り付けられている。すなわち、ティース部3bとコア挿入孔44は、断面が略同形状、もしくは、少なくとも周方向の幅が略同寸法となるように設定されている。
このとき、ロータ側延出部41の軸方向の長さは前述の通り、マグネット12の軸方向の長さとほぼ同一で、ロータ側延出部41とマグネット12が径方向に対向して配置される。このため、効率的で無駄のない設定となっている。
次いで、図7により本実施形態に係るボビン4を備えるステータS及びモータMの製造工程を説明する。
まず、工程1で、金型を使用してボビン4を成型する。この工程1が第1の工程に相当する。ボビン4の成型は、公知の金型成型手法により行われる。
具体的には、例えば、高融点金属粉末と低融点金属粉末を混合して、金型内で圧縮・焼結を行うことによりボビン4を成型してもよいし、磁性粉体にバインダを混合して圧縮成型することによりボビン4を形成してもよい。また、合成樹脂等の熱軟化性材料に磁性粉体を混入して軟化状態で金型に導入し、固化した後に離型することによりボビン4を形成してもよい。
なお、原料としては、磁性粉体が混入されていれば、成型の便宜に応じて、どのような原料を使用してもよい。
次いで、工程2で、巻線Tとコア3とを絶縁するために、ボビン4を構成するボビン本体部43の外側面等に絶縁被膜を塗布する。この工程2が第2の工程に相当する。
次いで、工程3で、この絶縁を施したボビン本体部43に巻線Tを巻回する。この工程3が第3の工程に相当する。
ボビン4に巻線Tが巻回されたら、工程4でコア3のティース部3bにボビン4を取り付ける。この工程4が第4の工程に相当する。
これは、前述のとおり、ロータ側延出部41をマグネット12側へ向け、ティース部3bをコア挿入孔44に嵌め込んで固定することにより行う。
この処理は、全てのティース部3bに対し行われる。本実施形態では、コアシート31にはティース320aが12箇所形成されているので、12箇所それぞれに巻線Tを巻回したボビン4が取り付けられる。
全てのティース部3bにボビン4を取り付けた後、工程5で、このボビン4がティース部3bに取り付けられたインナーコア部3aに、アウターコア部3cを組付け配線処理することによりステータSが完成する。この工程5が第5の工程に相当する。
次いで、完成したステータSをハウジング5に圧入して固定する。
ステータSが固定されたら、ベアリング61が配設されたハウジング5にロータ1を配置し、ベアリング62が配設されたエンドプレート7をハウジング5に螺子留めしてモータMが完成する。
以上のように、本実施形態においては、ティース部3bに巻線Tを巻回したボビン4を取り付ける。このボビン4は、磁性粉体が含まれる材料で形成されているので、コア3に組み付けられた状態では、コア3と同様に磁気回路としての機能を果たす。
このボビン4を構成するロータ側延出部41は、軸方向へ突出しているため、ティース部3b(インナーコア部3a)の高さを確保することができる。また、ボビン4をティース部3bに取付けることにより、ティース部3bを実質的に周方向にも拡大することができる。このようにして、本実施形態では、コア3の外径寸法をほとんど拡大することなく、実質的にコア3の体積を軸方向および周方向に増大させることができる。より詳細には、本実施形態では、ティース部3bに加えて、主にボビン本体部43によって径方向の磁気通路の断面積を拡大することができる。
このように、本実施形態では、磁気特性の向上が図られ、モータ性能を向上させることができる。
また、本例のモータMでは、ボビン4表面には絶縁処理が施されているため、巻線Tとティース部3bを電気的に絶縁することができる。
更に、本例では、ボビン4に予め巻線Tを巻回した後にボビン4をコア3に取付けるので、巻線作業が容易になり工数を低減することができる。また、これにより巻線Tの占積率を向上させることができる。
また、本例では、磁性粉体を含有する材料でボビン4を形成しているので、ティース部3b及びインナーコア部3aの立体形状の設計自由度を高めることができるとともに、ティース部3bの磁気特性を向上させることができる。
更に、本例では、ボビン4のみに高価な磁性粉体を使用しているため、インナーコア部3aまたはコア3全体を磁性粉体を使用して作成した場合に比してコストを低減させることができる。
上記実施形態は、以下のように改変することができる。なお、上記実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
上記実施形態においては、インナーロータ型のモータMを例示したが、これに限られるものではなく、アウターロータ型のモータであってもよい。
また、上記実施形態においては、分離型のコアシート31を例示したが、これに限られるものではなく、一体型のコアシートであってもよい。
また、上記実施形態においては、ティース部3bが径方向内側の端部で環状に連結されていたが、これに限らず、各ティース部3bが別体に形成され、それぞれをアウターコア部3cに連結する構成であってもよい。
更に、ボビン4を構成するロータ側延出部41のロータ1と対向する側の面を、ティース320aの連結部の幅の分、中心方向へ延出させてもよい。
また、上記実施形態では、ティース部3bに取付けられた状態で、周方向に隣り合うボビン4が互いに当接しないように構成されていたが、これに限らず、図8,図9に示すように構成してもよい。
図8は、本例のボビン4を軸方向から見た説明図である。このボビン4は、上記実施形態と同様に、周方向に略等角度間隔で12個形成されたティース部3bに嵌入されるものである。すなわち、ティース部3bは、中心角略30度毎に形成されている。本例のボビン4は、コア3の軸中心Oを通る径方向の線Lに対して線対称に構成されている。
そして、本例では、ロータ側延出部41の周方向の側面41a,アウターコア側延出部42の周方向の側面42aは、径方向に沿って形成されている。すなわち、側面41aおよび側面42aは、略平面に形成されており、これらの仮想延長線はそれぞれ軸中心Oを通過するように形成されている。また、特に本例では、側面41a,42aおよび軸中心Oは、同一平面上に配列されるように構成されている。
そして、本例では、ロータ側延出部41の周方向の両側面41a,41a、および、アウターコア側延出部42の周方向の両側面42a,42aが、それぞれ同一の角度Aをなし、この角度Aは略30度に設定されている。
図9は、このように構成されたボビン4をティース部3bに取付けたステータSの部分拡大説明図である。上述のように、ロータ側延出部41の両側面41a,41a、および、アウターコア側延出部42の両側面42a,42aは、それぞれ径方向に沿って形成された平面であって中心角略30度をなすように形成されている。
したがって、ボビン4をティース部3bに装着すると、ボビン4は中心角で略30度毎に配設され、周方向に隣り合うボビン4の側面41a同士、および、側面42a同士が互いに面接触する。側面41a,42aは、本発明の当接面に相当する。
このように側面41a,42aが当接することにより、フランジ状のロータ側延出部41およびアウターコア側延出部42は、周方向に磁気的に連結される。磁気的な連結により、ロータ側延出部41およびアウターコア側延出部42は、周方向の磁気通路として機能する。すなわち、ボビン4を装着することにより、コア3は周方向の磁気通路断面積が拡大される。
これにより、コア3の外形寸法を拡大することなく磁気通路体積を増大させることができるので、モータ出力増大を図ることが可能となる。
また、本例のボビン4では、側面41a,42aが径方向に沿って形成されているので、各ボビン4における当接面を同一の形状にすることができる。これにより、周方向の磁気通路において、磁気抵抗を周方向で均等にすることができる。
また、本例のボビン4は、ボビン本体部43の周方向の両外側面がテーパ状に形成されている。すなわち、両外側面の仮想延出面が軸中心O付近で交わるように線Lに対して傾斜が設けられている。これにより、ボビン本体部43に余分な空間部を残すことなく巻線Tを巻回することができ、占積率を向上することができる。
なお、本例では、側面41a,42aともに隣り合う側面41a,42aと当接するが、これに限らず、どちらか一方が当接するように構成してもよい。また、本例では、側面41a,42aを径方向に沿った平面形状としているが、これに限らず、隣り合う側面41a,42aと当接可能であれば側面41a,42aの形状は限定されるものではない。
次に、図10に基づいて、図8のボビン4を用いたステータSおよびモータMの製造工程について説明する。なお、図7と同様の工程については説明を省略する。
まず、工程1では、金型により磁気粉体を含む材料を用いて図8に示す形状のボビン4を成型する。
工程2では、ボビン4を構成するボビン本体部43の外側面等に絶縁被膜を塗布する。
次に、工程2´では、絶縁被膜が外表面に形成されたボビン4のロータ側延出部41の側面41aおよびアウターコア側延出部42の側面42aを研磨する。これにより、側面41a,42aの表面に絶縁被膜が形成されていたとしても、確実にこれを除去することができる。絶縁被膜を除去することにより、隣り合うボビン4同士で周方向に分断されることのない効率のよい磁気通路を確保することができる。
以下、図7と同様の工程によってステータSおよびモータMを製造することができる。
なお、工程2の後に研磨工程である工程2´を行わない場合は、工程3の後に研磨工程(図10では工程3´)を行ってもよい。
また、上記実施形態では、ボビン本体部43表面を平滑に形成していたが、これに限らず、図11に示すように構成してもよい。
図11(A)は本例のボビン4を軸方向から見た上面図、図11(B)はボビン4の側面図である。図11のボビン4と図8のボビン4との相違点は、ボビン本体部43表面に巻線Tを巻回する際の案内となる凹凸形状の案内溝43aが形成された点である。本例では、案内溝43aは、巻線Tの外径と略同じ幅であって、断面円弧状に形成されている。
工程3によってボビン4に巻線Tを巻回するときには、この案内溝43aによって巻線Tが案内されるので、複数のボビン4に対して均一な品質で巻回することができると共に、巻回後には巻線Tが安定的に固定される。
また、案内溝43aの案内により、ボビン本体部43に隙間なく巻線Tを巻回することが可能となるので、占積率を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るモータの断面図である。 本発明の一実施形態に係るステータ周辺の上面図である。 本発明の一実施形態に係るボビンの斜視図である。 図3のA−A線断面図である。 本発明の一実施形態に係る巻線の結線図である。 本発明の一実施形態に係るボビン周辺の要部拡大図である。 本発明の一実施形態に係るボビンを備えたステータを形成する工程を示す工程図である。 本発明の他の実施形態に係るボビンの説明図である。 本発明の他の実施形態に係るステータの要部拡大図である。 本発明の他の実施形態に係るボビンを備えたステータを形成する工程を示す工程図である。 本発明の他の実施形態に係るボビンの説明図である。
符号の説明
1‥ロータ、2‥シャフト、
3‥コア、3a‥インナーコア部、3b‥ティース部、3c‥アウターコア部、
4‥モータ用ボビン、5‥ハウジング、5a‥突出孔、7‥エンドプレート、
11‥マグネット支持部材、12‥マグネット、31‥コアシート、
41‥ロータ側延出部、41a,42a‥側面、
42‥アウターコア側延出部(反ロータ側延出部)
43‥ボビン本体部(本体部)、43a‥案内溝、44‥コア挿入孔(内孔)、
45‥ロータ側開口部、46‥アウターコア側開口部、61,62‥ベアリング、
310‥アウターコアシート、310a‥凹部、
320‥インナーコアシート、320a‥ティース、320b‥凸部、
M‥モータ、O‥軸中心、S‥ステータ、T‥巻線

Claims (12)

  1. マグネットを有するロータと、前記マグネットと対向して配置されたティース部を有するステータと、を備えたモータであって、
    前記ティース部には、外側面に巻線が巻回されたモータ用ボビンが配設されており、
    該モータ用ボビンは、磁性粉体が含まれる材料で形成されるとともに、内部に形成された内孔に、前記ティース部を貫通させることによって、該ティース部に取り付けられたことを特徴とするモータ。
  2. 前記モータ用ボビンは、外側面に前記巻線が巻回された本体部と、該本体部の、前記マグネットと対向する側の端部に形成されたフランジ状のロータ側延出部と、を有して構成され、
    前記モータ用ボビンは、前記本体部に形成された前記内孔に、前記ティース部を貫通させることによって、該ティース部に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記ロータ側延出部の軸方向の長さは、前記マグネットの軸方向の長さと略同一に設定されたことを特徴とする請求項2に記載のモータ。
  4. 前記巻線が巻回される厚さは、前記ロータ側延出部の軸方向への突出部の高さを超えないことを特徴とする請求項2に記載のモータ。
  5. 前記本体部の外側面には、絶縁材が配設されていることを特徴とする請求項2に記載のモータ。
  6. 前記本体部の外側面には、前記巻線を巻回するための案内溝が形成されたことを特徴とする請求項2に記載のモータ。
  7. 前記ステータは、前記ティース部の、前記ロータと対向する側の端部と反対側の端部を周方向に連結する環状のヨークを備え、
    前記モータ用ボビンは、前記本体部の、前記ヨークと対向する側の端部に形成されたフランジ状の反ロータ側延出部をさらに有し、
    周方向に隣接するモータ用ボビンは、前記反ロータ側延出部の周方向の先端部に形成された当接面同士が当接してなることを特徴とする請求項2に記載のモータ。
  8. 前記当接面は、前記ステータの径方向に沿って形成されたことを特徴とする請求項7に記載のモータ。
  9. ロータに配設されたマグネットと対向して配置されるティース部に、巻線が巻回されたモータ用ボビンが装着されたステータの製造方法であって、
    外側面に前記巻線が巻回される本体部と、該本体部の一端部に形成されるフランジ状のロータ側延出部と、を有して構成された前記モータ用ボビンを、磁性粉体を含む材料を使用して形成する第1の工程と、
    前記本体部の外側面に絶縁材を配設する第2の工程と、
    前記モータ用ボビンに巻線を巻回する第3の工程と、
    前記巻線が巻回されたモータ用ボビンの前記本体部の内孔に、前記ティース部を、前記ロータ側延出部が前記マグネットと対向するように挿入することにより、前記巻線が巻回されたモータ用ボビンを前記ティース部に取付ける第4の工程と、を備えたことを特徴とするモータ用ボビンを備えたステータの製造方法。
  10. 前記ステータは、前記ティース部が形成されたインナーコア部と、該インナーコア部の外側に同心に配設されるアウターコア部とで構成されており、
    前記第4の工程の後に、前記モータ用ボビンが取付けられた前記インナーコア部を、前記アウターコア部に取付ける第5の工程を行うことを特徴とする請求項9に記載のモータ用ボビンを備えたステータの製造方法。
  11. 前記第1の工程では、前記本体部の、前記ロータ側延出部が形成される端部と反対側の端部にフランジ状の反ロータ側延出部を形成すると共に、該反ロータ側延出部の周方向の先端部に、隣接するモータ用ボビンの前記反ロータ側延出部の周方向の先端部と当接可能な当接面を形成し、
    前記第2の工程または前記第3の工程の後に、前記当接面に配設された絶縁材を除去する工程を備えたことを特徴とする請求項9又は10に記載のモータ用ボビンを備えたステータの製造方法。
  12. 請求項9〜11のいずれか1項に記載された方法で製造されたステータをモータハウジングに組み付ける工程と、更に前記モータハウジングにロータを組み付ける工程と、を備えたことを特徴とするモータの製造方法。
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