JP2016210501A - 包装機における被包装物の位置ずれ検知機構および不良品処理機構 - Google Patents

包装機における被包装物の位置ずれ検知機構および不良品処理機構 Download PDF

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Abstract

【課題】不透明な包装材に被包装物を包装する包装機において、包装材のサイズに制限されることなく、被包装物の位置ずれが発生した不良品を除外する。
【解決手段】包装機10は、ロール42から引き出された包装材40をセンターシールすることにより筒状に成形する。筒状の包装材40に所定の間隔で被包装物20が順次包み込まれ、エンドシール部60により、エンドシールおよび分断が施される。X線照射部100は、エンドシール部60の上流側、かつ、被包装物20が包装材40に内包される位置より下流側において、包装材40に対してX線を照射する。X線検出部110は、包装材40を透過した軟X線を検出し、検出されたX線の線量に基づいて、エンドシール時に被包装物の位置ずれに起因する噛み込みが生じることを検知し、包装品除外部90により搬送ラインから除外する。
【選択図】図1

Description

本発明は、包装機における被包装物の位置ずれ検知機構または不良品処理機構に関する。
筒状の包装材(フィルム)に被包装物を所定間隔で順次供給し、エンドシール(上下シールともいう)および切断を施して包装体を製造する包装機が広く知られている。このような包装機では、エンドシールを施す予定位置に被包装物や異物が存在した状態でシールが実施されると、エンドシール機構と被包装物あるいは異物とが干渉し、いわゆる「噛み込み」が生じ、包装体が不良品となる場合がある。
そこで、たとえば、特許文献1、2では、光学式のセンサを用いて被包装物のずれを検知し、エンドシール機構の動作を制御している。ただし、特許文献1、2のように光学式のセンサを用いる場合には、包装材が不透明な場合に、被包装物のずれを検知することが不可能となる。そこで、たとえば、特許文献3では、被包装物のずれを正確に把握するために、被包装物を搬送するラインに沿って光ファイバセンサを包装材の内部にまで入り込ませることにより、被包装物の位置が検出できるように構成されている。
実公平2−12809号公報 実公平5−20651号公報 特開2010−58829号公報
上述したように、特許文献1、2に記載の光学式のセンサを用いた技術では、包装材が不透明な材料の場合に適用することが困難である。また、特許文献3に記載のように、包装内にセンサを挿入する技術では、包装材が不透明な場合に適用できるが、センサのサイズが大幅に制限され、特に、エンドシール幅全域の検査が困難であり、1つの包装材内に被包装物が複数存在する場合や、被包装物が固形物以外である場合に対応できないという課題が生じる。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、不透明な包装材に被包装物を包装する包装機において、包装材のサイズに制限されることなく、被包装物の位置ずれを検知することのできる技術の提供にある。
また、本発明の他の目的は、不透明な包装材に被包装物を包装する包装機において、包装材のサイズに制限されることなく、被包装物の位置ずれが発生した不良品を除外することのできる技術の提供にある。
本発明のある態様は、筒状に成形された不透明の包装材に複数の被包装物を順次包み込み、エンドシール部において前記包装材の流れ方向と直交する方向に前記包装材をシールする包装機における被包装物の位置ずれ検知機構であって、前記エンドシール部の上流側、かつ、前記被包装物が前記包装材に内包される位置より下流側において、前記包装材に対してX線を照射するX線照射部と、前記包装材を透過したX線、または、少なくとも前記包装材によって反射されたX線を検出するX線検出部と、前記X線検出部によって検出されたX線の強度に基づいて、前記エンドシール部によるシールに支障がでる領域に前記被包装物または異物が存在しているか否かを判定し、当該領域に前記被包装物または前記異物が存在している場合に、被包装物の位置ずれに起因する噛み込みが生じると判定する判定部と、を備えることを特徴とする。
上記態様の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構において、X線は5keV以上10keV以下の軟X線であってもよい。前記X線検出部は、X線を電気的信号に直接変換する直接変換方式であってもよい。前記X線検出部は、フォトダイオードを用いた直接変換方式であってもよい。前記X線照射部は、前記包装材の全幅に前記X線を照射し、前記X線検出部は、前記包装材の全幅を透過した前記X線、または、前記包装材の全幅によって反射されたX線を検出してもよい。また、前記X線検出部は、前記包装材の幅方向に配列された複数の検出素子を有し、各検出素子毎に前記被包装物または異物が存在しているか否かを判定するための基準が設定されていてもよい。この場合に、前記包装機がセンターシールにより筒状に成形される場合に、センターシールされた領域の前記包装材の厚みに応じて、前記基準が調節されてもよい。
また、上記態様の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構において、前記X線照射部を覆うように設置されたX線保護部をさらに備えてもよい。前記X線保護部は、前記X線照射部とともに製品抑えベルトのカバーを兼用されていてもよい。前記X線保護部は、前記X線照射部を覆う際に包装材との間に生じる隙間を遮蔽するために、前記包装材と接するように設けられたローラー状またはブラシ状の遮蔽部材を有してもよい。前記X線保護部は、前記X線照射部を覆う際に包装材との間に生じる隙間を遮蔽するために、板状の遮蔽部材が包装材の流れ方向に沿って設けられていてもよい。前記X線検出部の受光面において、包装材の流れ方向と直交する方向の一対の辺に沿ってそれぞれ包装材の方へ突出する遮蔽板をさらに備えてもよい。
また、上記X線検出部が、前記X線照射部に対して、前記包装材を搬送する搬送機構を構成する搬送ベルトであって、上下を互いに反対方向に移動する搬送ベルトを隔てた位置に配置されていてもよい。
本発明の他の態様は、包装機における不良品処理機構である。当該不良品処理機構は、上述したいずれかの態様の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構と、前記エンドシール部の下流側において、前記エンドシール部でシールおよび分断された包装品のうち特定の包装品を搬送ラインから除外する包装品除外部と、被包装物の位置ずれに起因する噛み込みが生じると判定された前記包装品を前記包装品除外部により前記搬送ラインから除外させる制御部と、を備えることを特徴とする。また、上述したいずれかの態様の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構と、被包装物の位置ずれに起因する噛み込みが生じると判定された場合に、前記エンドシール部によるシール動作を制限する制御部と、を備えることを特徴とする。
なお、上述した各要素を適宜組み合わせたものも、本件特許出願によって特許による保護を求める発明の範囲に含まれうる。
本発明によれば、不透明な包装材に被包装物を封入する包装機において、エンドシール時に被包装物の位置ずれ等に基づく噛み込みが生じることを抑制することができる。また、不透明な包装材に被包装物を包装する包装機において、包装材のサイズに制限されることなく、被包装物の位置ずれが発生した不良品を除外することができる。
実施の形態に係る被包装物の位置ずれ検知機構を有する包装機の概略構成を示す模式図である。 X線照射部とX線検出部の配置例1を示す図である。 X線照射部とX線検出部の配置例2を示す図である。 X線検出部をアレイタイプとした例を示す図である。 包装材の流れ方向と直交する方向における、包装材のみの線量と閾値との関係を示すグラフである。 センターシール部がある場合での、包装材の流れ方向と直交する方向における、包装材のみの線量と閾値との関係を示すグラフである。 放射線防護のための構造を示す概略図である。 放射線防護のための構造の変形例の概略図である。 放射線防護のための構造の他の変形例の概略図である。 放射線防護のための構造のさらに他の変形例の概略図である。 X線照射部とX線検出部の配置例3を示す図である。 アルミ蒸着フィルムを被照射物としたときの各エネルギーのX線の透過率を示すグラフである。 アルミラミネートフィルムを被照射物としたときの各エネルギーのX線の透過率を示すグラフである。 X線検出部としてPN型フォトダイオードを用いた直接変換方式、シンチレータを用いた間接変換方式の各方式における、センサ出力の管電圧依存性を示すグラフである。 X線検出部が反射型に配置された例を示す図である。 X線照射部とX線検出部の配置例4を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態に係る被包装物の位置ずれ検知機構を有する包装機10の概略構成を示す模式図である。
包装機10は、横ピロー包装機である。包装されるべき被包装物20は、ベルトコンベア等の搬送機構30により、所定の搬送ライン上をエンドシール部60へ向かって、図1の左方向へ搬送される。
帯状の包装材(フィルム)40は、ライン上流側に配置されたロール42から引き出された後、センターシール部50によりセンターシールが施されることにより、筒状となる。筒状となった包装材40の内部に被包装物20が順次送り込まれる。なお、本実施の形態に使用される包装材は、アルミフィルムなど不透明フィルムである。
エンドシール部60は、包装材40をシールするためのヒータとカッターとを具備し、予め定めたサイクルに従って作動・非作動を繰り返すように、後述する制御部200によって制御されている。エンドシール部60が筒状の包装材40のエンドシールおよび分断を行うことにより、被包装物20が個別に包装される。
包装品除外部90はエンドシール部60の下流側に設けられている。包装品除外部90は、エンドシール部60でシールおよび分断された包装品のうち特定の包装品を搬送ラインから除外する。包装品除外部90は、たとえば、可動式のアームや、エアの噴出などにより搬送ライン上から包装品を除外する。
X線照射部100は、エンドシール部60の上流側、かつ、被包装物が包装材に内包される位置より下流側において、ラインを流れる前記包装材に対してX線を照射する。X線照射部100は、5ke以上10keV以下の軟X線を照射することが好ましい。
本実施の形態のX線検出部110は、いわゆる透過型であり、ラインを流れる包装材を挟んで、X線照射部100とは反対側に設置されている。X線検出部110は、X線を検出することが可能であれば特に限定されないが、X線を電気的信号に直接変換する半導体検出器を用いることが好ましい。X線検出部110を半導体検出器とすることにより、X線検出部としてシンチレータ(蛍光板等)による間接変換方式を用いた場合に比べてX線に対する感度の向上を図ることができ、かつ、X線検出部としてガス検出器を用いた場合に比べてコンパクト化を図ることができる。X線照射部100およびX線検出部110の構成、配置については後述する。
特に、フォトダイオードを用いた直接変換方式の場合には、主に表面効果による漏れ電流の増加で照射開始直後においてセンサ出力が一旦低下するが、センサ出力がある程度下がった後はそれ以上の劣化が生じにくい。したがって、シンチレータを使用しない直接変換方式であれば、シンチレータの劣化の影響を受けず、長寿命を実現できると考えられる。
制御部200は、X線検出部110で検出されたX線の線量に基づいて、エンドシール部60によるシールに支障がでる領域に被包装物または異物(以下、これらをまとめて、内容物という場合がある)が存在しているか否かを判定する判定部を有する。このとき、判定部は、当該領域に内容物が存在している場合に、被包装物20に位置ずれが発生し噛み込みが生じると判定してもよい。具体的には、X線照射部100からラインを流れる包装材40に向けてX線が照射される。X線検出部110により包装材40を透過したX線が検出され、検出された線量が制御部200に送信される。判定部は、受信した線量が閾値以下であるか否かを判定し、受信した線量が閾値以下の場合に、エンドシール部60によるシールに支障がでる領域に上記内容物が存在している、あるいはシール部分に内容物の噛み込みが生じると判定する。この場合、シール部分に被包装物20の位置ずれに起因する噛み込みが生じると判定する構成としてもよい。本実施の形態のようにX線検出部110が透過型の場合には、閾値は包装材40のみのときの線量から所定量だけ低い値に設定される。判定部は、噛み込みが生じると判定したときに、内容物検出信号を生成してもよい。この内容物検出信号は、包装機10における公知の種々の制御に使用されてもよい。
制御部200は、上記内容物の噛み込みが生じると判定された場合、あるいは被包装物20の位置ずれに起因する噛み込みが生じると判定された場合に、包装品除外部90を用いて不良品となった包装品を搬送ラインから除外させる。たとえば、ベルトコンベアの搬送速度に基づいて、噛み込み検知の対象となった包装品(エンドシール部60で包装材40が分断された状態)が包装品除外部90に到達するタイミングで、包装品除外部90に包装品除外動作を行わせる。
また、制御部200は、噛み込みが生じると判定された場合に、上記エンドシール部60によるシール動作(エンドシールおよび分断)を制限する構成としてもよい。ここで、制限とは、エンドシール部60のシール動作を停止し、または動作速度を減速することにより、包装材40のシールを行わないことをいう。この場合、包装品除外部90により除外されるのは、シールが行われなかったことで、複数の被包装物20が入った連包品になるものもある。
以上説明した噛み込み検知機構を有する包装機によれば、不透明な包装材のサイズによらず、異物、あるいは被包装物20の位置ずれ等により被包装物がエンドシール部分に混入することによって生じるシール不良を防止することができるし、エンドシール部における被包装物の噛み込みを未然に防ぐことができる。また、不透明な包装材のサイズによらず、被包装物や異物がエンドシール部分に混入することによって生じるシール不良に起因する不良品や位置ずれを起こした不良品を搬送ラインから除外することができる。
(X線照射部とX線検出部の配置例)
ここで、図を参照して、X線照射部100とX線検出部110の配置例について説明する。図2は、X線照射部100とX線検出部110の配置例1を示す図である。
図2に示す例では、X線照射部100から包装材40の一方の面から当該包装材40の面と直交する方向にX線がスポット状に照射される。具体的には、X線照射部100は、X線発生部102およびコリメータ104を有しており、X線発生部102で発生したX線がスポット状に絞られた後、包装材40に向けて照射される。X線検出部110は包装材40を透過したスポット状のX線を検出するように、包装材40の他方の面側に設けられている。なお、本明細書において、「直交」とは厳密に直角に交わることを意図せず、45°から135°の間で斜めに交わることも含む。
図3は、X線照射部100とX線検出部110の配置例2を示す図である。図3に示す例では、X線照射部100がラインの一方の面に設けられ、X線検出部110がラインの他方の面側に設けられている点で図2に示す例と共通している。X線照射部100は、X線発生部102およびコリメータ104を有する。X線発生部102で発生したX線は、X線発生部102の照射口に取り付けられたコリメータ104により、照射角度が制限され、包装材40の全幅に余裕を持たせた検査幅(X線検出部110の検出幅)に一度に照射される。図3に示す例のように、X線照射部100から照射されるX線の照射角度を広角にすることで、X線発生部102から包装材40までの照射距離を短縮しても包装材全幅に照射することができる。この結果、X線照射部100の収納性を高めると同時に、X線検出部110で検出されるX線の線量を増大させることができる。
具体的には、コリメータ104により広げられるX線の照射角度を130°とすると、上記照射距離を検査幅の約1/4に抑えることができる。
なお、コリメータ104の代わりにX線光学素子(X線ミラー、X線キャピラリレンズ等)を用いて集光することで、X線検出部110で検出されるX線の線量を増大させてもよい。
(アレイタイプ検出器)
図4は、X線検出部110をアレイタイプとした例を示す。この例では、包装材40の流れ方向と直交する方向において、複数のX線検出素子114が配列されている。これによれば、包装材40の全幅が複数のピクセルに分割され、各ピクセル毎にX線の線量が検出されるため、簡便なアルゴリズムにて、より小さな内容物に対する感度を上昇させることができる。
図5は、包装材40の流れ方向と直交する方向における、包装材40のみの線量と閾値との関係を示すグラフである。複数のX線検出素子114が配列されたX線検出部110では、X線照射部100の照射口からの距離に応じて、X線検出素子114で検出する包装材40のみの線量が変化する。具体的には、図5に示すように、包装材40の流れ方向と直交する方向において中央に位置するX線検出素子114で検出する包装材40のみの線量が極大となる。このため、閾値を個々のX線検出素子114の位置に応じて設定することにより、X線検出部110による内容物の検出精度を高めることができる。
また、センターシール部がある場合には、センターシール部において包装材が2重になっている。これにより、センターシール部では、センターシール部以外の領域に比べて、検出部で検出されるX線の強度が低下する(図6参照)。これに応じて、センターシール部における包装材のみの出力を基準値とし、センターシール部における閾値を当該基準値に対して設定される。これによれば、簡便なアルゴリズムにて、より精度の高い検査を可能とすることができる。
(放射線防護)
図3に示す例に関連して、放射線防護に関する構造について説明する。図7は、放射線防護のための構造を示す概略図である。
保護カバー300は、X線照射部100を覆うように設置されている。保護カバー300の材料および厚さは、X線を遮蔽するように設計されればよい。X線検出部110の受光面(上面)には、包装材40の流れ方向と直交する方向の一対の辺に沿ってそれぞれ包装材40の方へ突出する遮蔽板112が設けられている。コリメータ104によってX線の照射範囲がX線検出部110の一対の遮蔽板112の間内に制限されるように設計されている。一対の遮蔽板112の間隔L1に対する、包装材40の流れ方向における保護カバー300の開口部分の長さL2の比は、X線検出部110から保護カバー300の開口部までの距離H1、保護カバー300の開口部と包装材40との距離H2、コリメータ104で制限された照射幅Wにより幾何学的に決定される。たとえば距離H1が50mm、距離H2が10mm、照射幅Wが10mm未満の場合、遮蔽板112の高さH3を2〜3mmとすることにより遮蔽が可能となる。このように、X線検出部110の受光面に遮蔽板112を設けることにより、X線検出部110の受光面でX線が散乱される角度を制限し、包装材40が通過するX線照射部100とX線検出部110との間から、X線が漏洩することを抑制することができる。
なお、X線照射部100から照射されるX線のエネルギーを10keV以下とすることにより、遮蔽に用いられる材料の厚さを薄くすることができる。たとえば、ステンレス板であれば0.3mm、塩化ビニルであれば3mm程度、PETであれば5mm程度で遮蔽が可能となる。このため、遮蔽板を包装機10の保護カバーと兼用することができ、包装機10のコンパクト化や低コスト化を図ることができる。
図8には、放射線防護のための構造の変形例の概略図が示される。図8において、保護カバー300は、X線照射部100とともに、包装材40を抑える製品抑えベルト42を覆うように設置されている。この場合、保護カバー300は、X線の保護カバー及び製品抑えベルト42を覆うカバーとして兼用されている。これにより、保護カバー300を包装機10に設置するとき、包装機10の型式によらず容易に設置することができる。
図9(a)、(b)には、放射線防護のための構造の他の変形例の概略図が示される。図9(a)において、保護カバー300は、X線照射部100を覆う際に包装材40との間に生じる隙間を遮蔽するためのローラー状の遮蔽部材310(図9(a)は、ローラー状の遮蔽部材310をローラーの軸方向から見ている)を有している。なお、図9(a)では、包装材40の流れ方向の下流側(保護カバー300の内部であって、図の向かって左側の端部近傍)のみにローラー状の遮蔽部材310が設けられれているが、上流側(保護カバー300の内部であって、図の向かって右側の端部近傍)にもローラー状の遮蔽部材310を設けてもよい。ローラー状の遮蔽部材310は、ローラの表面が包装材40と接するように設けられるのが好適である。また、ローラー状の遮蔽部材310は、例えば金属製ローラーにモルトプレーンを被覆した構成とすることができる。
図9(b)の例では、図9(a)のローラー状の遮蔽部材310の代わりにブラシ状の遮蔽部材320が設けられている。図9(b)では、ブラシ状の遮蔽部材320が包装材40の流れ方向の下流側のみに設けられているが、上流側にもブラシ状の遮蔽部材320を設けてもよい。ブラシ状の遮蔽部材320は、塩化ビニル等で構成された基板320aに、先端が包装材40に接するようにブラシ320bが設けられた構造となっている。ブラシ320bは、例えばナイロン等で構成することができる。
以上のローラー状の遮蔽部材310またはブラシ状の遮蔽部材320により、保護カバー300と包装材40との間に生じる隙間を遮蔽でき、この隙間からX線が漏れ出ることを抑制できる。
図10には、放射線防護のための構造のさらに他の変形例の概略図が示される。図10において、保護カバー300は、X線照射部100を覆う際に包装機カバーとの間に生じる隙間を遮蔽するために、包装材の流れ方向に沿って設けられた板状の遮蔽部材330を有している。板状の遮蔽部材330は、板厚1mmのステンレス板で包装機カバーに固定されており、その長手方向が上記包装材の流れ方向に一致している。図10の例では、板状の遮蔽部材330の一部が記載されているが、その長手方向の長さは、X線の漏洩防止の観点から適宜決定することができる。板状の遮蔽部材330の材質は、保護カバー300と同じとすることができる。
(X線照射部とX線検出部の他の配置例)
図11は、X線照射部とX線検出部の配置例3を示す図である。図11に示す例では、X線照射部100からラインの一方の側方から当該ライン面と沿ってX線がスポット状に照射される。X線検出部110は包装材40を透過したスポット状のX線を検出するように、ラインの他方の側方側に設けられている。これによれば、幅に対して厚みが薄い包装材40を使用する場合に、X線検出部110の検出幅を狭くした構造で検査が可能となるため、包装機10のコンパクト化が可能となる。また、被包装物が、静電気や粘着物等で包装材40の上部内壁や側部内壁に貼りつかない場合には、包装材40の底面部分をスポット状のX線で検査するだけで全幅を検査可能となる。
図16は、X線照射部とX線検出部の配置例4を示す図である。図16に示す例では、X線検出部110が、搬送機構30を構成するベルトコンベアの上下の搬送ベルト32の間に配置されている。すなわち、図16に示されるように、ベルトコンベアは、上下の搬送ベルト32が互いに反対方向に移動しながら被包装物20および包装材40を搬送する構造となっているが、X線検出部110は、この上下を互いに反対方向に移動する搬送ベルト32の間に配置されている。この場合、X線照射部100から照射されるX線は、包装材40とともに搬送ベルト32も透過してX線検出部110に到達する。
また、X線検出部110の配置スペースの関係から、X線検出部110を、上記上下を互いに反対方向に移動する搬送ベルト32の下側の搬送ベルトのさらに下に配置してもよい(図16では、この場合のX線検出部110の配置を破線の四角形により示す)。この場合には、X線照射部100から照射されるX線は、包装材40とともに、2枚の搬送ベルト32も透過してX線検出部110に到達する。
以上のように、X線照射部100から照射されるX線は搬送ベルト32を透過してX線検出部110に到達するので、搬送ベルト32の材質は、X線が透過できるものとする。例えば、ポリエステル帆布にウレタンを含浸させたベルト等で搬送ベルト32を構成するのが好適である。このように、X線検出部110をX線照射部100に対して搬送ベルト32を(1枚または2枚)隔てた位置に配置できることにより、X線照射部100とX線検出部110の配置の自由度を向上させることができる。
なお、図16の被包装物20は、アルミ蒸着フィルムや樹脂フィルム等で医薬品を包装したシート状パッケージを、複数枚積み重ねて帯状バンドで結束したものであってよい。この場合、被包装物20の位置ずれだけでなく、結束状態がくずれてパッケージの束からはみ出したパッケージについても位置ずれとして検出することができる。
<X線透過率の管電圧依存性>
アルミ蒸着フィルム(Alの層厚0.1μm、PETの層厚100μm)、アルミラミネートフィルム(Alの層厚4μm、PETの層厚100μm)についてシミュレーションによりX線透過率の管電圧依存性を調べた。シミュレーションでは、アルミニウムの比重を2.7g/cm、PET(化学式:(C10)の比重を1.27g/cmとして、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)のPhoton Cross Section Databaseをもとに、想定されるフィルムのX線透過率を算出した。図12は、アルミ蒸着フィルムを被照射物としたときの各エネルギーのX線の透過率を示すグラフである。図13は、アルミラミネートフィルムを被照射物としたときの各エネルギーのX線の透過率を示すグラフである。
図12および図13に示すように、照射するX線のエネルギーが低いほど透過率が低くなることがわかる。より詳しくは、15keVおよび20keVのX線照射の場合では、フィルムの枚数を増やしたときの透過率の減少割合が極めて小さく、ほとんど透過してしまう。これに対して、5keVおよび10keVのX線照射の場合では、フィルムの枚数が増えるにつれて、透過率が顕著に減少することがわかる。10keV以下のX線を包装材に照射すると、内容物がある場合にコントラストが付きやすくなる。このため、内容物の検知が容易になる他、検査の高速化を図ることができる。なお、照射するX線のエネルギーが5keV未満の場合には、包装材を透過するX線の量が10%以下となるため、線量が少ないことによる統計的なばらつきの影響が大きくなり、検査に十分な精度が得られなくなる。5keV未満で必要な精度を得るには、X線源の管電流を大きくすることにより線量を上げる方法もあるが、電源の大型化および冷却機構が必要になり、機械への搭載には適さない。
以下、フォトダイオードを用いた直接変換方式とシンチレータを用いた間接変換方式について、X線検出部としての性能評価を行った結果について説明する。なお、直接変換方式用のフォトダイオードとして、PN型フォトダイオードを使用した。また、シンチレータを用いた間接変換方式として、受光面から順に、シンチレータと、PN型フォトダイオードを積層した構造のX線検出デバイスを使用した。
<X線検出部の感度>
図14は、X線検出部としてPN型フォトダイオードを用いた直接変換方式、シンチレータを用いた間接変換方式の各方式における、センサ出力の管電圧依存性を示すグラフである。図14に示すように、10keV以下の軟X線領域では直接変換方式の方が間接変換方式に比べて出力(感度)が高い。両者の感度の差は、管電圧が低くなるほど大きくなることがわかる。通常、X線の検出には、空乏層を厚くし、高エネルギーX線の検出効率を向上させたPIN型フォトダイオードを用いるが、軟X線領域においてPN型フォトダイオードをX線検出部として十分使用可能であることが示された。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうるものである。
たとえば、上述の各実施の形態では、X線検出部がX線照射部から照射された後、包装材を透過したX線を検出する、いわゆる透過型であるが、X線検出部が透過型に限られず、図15に示すような、いわゆる反射型であってもよい。反射型の場合には、図15に示すように、X線検出部は、X線照射部100から照射された後、包装材40(包装材40内に被包装物20や異物がある場合には、包装材40および被包装物20あるいは異物)によって散乱されたX線を検出するように配置されている。反射型の場合には、内容物を検知するための閾値は、包装材のみの線量より所定量だけ高い値に設定される。
また、上述の各実施の形態は、エンドシール部を有する包装機全般に適用が可能であり、横型のみならず、縦型にも適用でき、たとえば、ロータリー型包装機、三方シール包装機、四方シール包装機に適用されうる。
また、上述の各実施の形態では、包装材の下方でセンターシールが実施される正ピロー(ボトムシーム)方式の横ピロー包装機が例示されているが、包装材の上方でセンターシールが実施される逆ピロー(トップシーム)方式としてもよい。また、被包装物がX線照射部を通過した後に位置ずれを起こし、エンドシール部で噛み込んでしまった場合には、シーラーの変位や圧力の異常から噛み込みを検知し、不良品を包装品除外部から排出してもよい。
また、上述の実施の形態では、上下の搬送ベルトの間にX線検出部を配置したが、その他にも、上側の搬送ベルトを下方に迂回させて設けたU字状のスペースに、X線検出部を配置してもよい。
10 包装機、20 被包装物、30 搬送機構、32 搬送ベルト、40 包装材、42 製品抑えベルト、50 センターシール部、60 エンドシール部、90 包装品除外部、100 X線照射部、102 X線発生部、104 コリメータ、110 X線検出部、112 遮蔽板、200 制御部、300 保護カバー、310 ローラー状の遮蔽部材、320 ブラシ状の遮蔽部材、320a 基板、320b ブラシ、330 板状の遮蔽部材。

Claims (15)

  1. 筒状に成形された不透明の包装材に複数の被包装物を順次包み込み、エンドシール部において前記包装材の流れ方向と直交する方向に前記包装材をシールする包装機における被包装物の位置ずれ検知機構であって、
    前記エンドシール部の上流側、かつ、前記被包装物が前記包装材に内包される位置より下流側において、前記包装材に対してX線を照射するX線照射部と、
    前記包装材を透過したX線、または、少なくとも前記包装材によって反射されたX線を検出するX線検出部と、
    前記X線検出部によって検出されたX線の強度に基づいて、前記エンドシール部によるシールに支障がでる領域に前記被包装物または異物が存在しているか否かを判定し、当該領域に前記被包装物または前記異物が存在している場合に、被包装物の位置ずれに起因する噛み込みが生じると判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする包装機における被包装物の位置ずれ検知機構。
  2. 前記X線は5keV以上10keV以下の軟X線である請求項1に記載の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構。
  3. 前記X線検出部は、X線を電気的信号に直接変換する直接変換方式である請求項1または2に記載の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構。
  4. 前記X線検出部がフォトダイオードを用いた直接変換方式である請求項3に記載の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構。
  5. 前記X線照射部は、前記包装材の全幅に前記X線を照射し、前記X線検出部は、前記包装材の全幅を透過した前記X線、または、前記包装材の全幅によって反射されたX線を検出する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構。
  6. 前記X線検出部は、前記包装材の幅方向に配列された複数の検出素子を有し、各検出素子毎に前記被包装物または異物が存在しているか否かを判定するための基準が設定されている請求項5に記載の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構。
  7. 前記包装機がセンターシールにより筒状に成形される場合に、センターシールされた領域の前記包装材の厚みに応じて、前記基準が調節される請求項6に記載の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構。
  8. 前記X線照射部を覆うように設置されたX線保護部をさらに備える請求項1乃至7のいずれか1項に記載の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構。
  9. 前記X線保護部は、前記X線照射部とともに製品抑えベルトのカバーを兼用されている請求項8に記載の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構。
  10. 前記X線保護部は、前記X線照射部を覆う際に包装材との間に生じる隙間を遮蔽するために、前記包装材と接するように設けられたローラー状またはブラシ状の遮蔽部材を有する請求項8に記載の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構。
  11. 前記X線保護部は、前記X線照射部を覆う際に包装材との間に生じる隙間を遮蔽するために、板状の遮蔽部材が包装材の流れ方向に沿って設けられている請求項8に記載の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構。
  12. 前記X線検出部の受光面において、包装材の流れ方向と直交する方向の一対の辺に沿ってそれぞれ包装材の方へ突出する遮蔽板をさらに備える請求項8乃至11のいずれか1項に記載の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構。
  13. 前記X線検出部が、前記X線照射部に対して、前記包装材を搬送する搬送機構を構成する搬送ベルトであって、上下を互いに反対方向に移動する搬送ベルトを隔てた位置に配置されている、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構と、
    前記エンドシール部の下流側において、前記エンドシール部でシールおよび分断された包装品のうち特定の包装品を搬送ラインから除外する包装品除外部と、
    被包装物の位置ずれに起因する噛み込みが生じると判定された前記包装品を前記包装品除外部により前記搬送ラインから除外させる制御部と、
    を備えることを特徴とする包装機における不良品処理機構。
  15. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の包装機における被包装物の位置ずれ検知機構と、
    被包装物の位置ずれに起因する噛み込みが生じると判定された場合に、前記エンドシール部によるシール動作を制限する制御部と、
    を備えることを特徴とする包装機における不良品処理機構。
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