JP6688582B2 - 異物検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンドシール装置によってシールされる筒状フィルム内の異物の有無を検査する異物検査装置に関する。
特許文献1には、連続して搬送される帯状の包装フィルムの幅方向両側部を製袋器により折り返すことによってその包装フィルムを被包装物の回りに巻き、その折り返された部位同士をセンターシール装置によってシールした後、その包装フィルムのうち被包装物間の部位をエンドシール装置によって熱圧着するとともに切断するピロー包装装置が開示されている。
エンドシール装置によってシールされる部位に異物(例えば、正常な位置からずれた被包装物)が存在すると、その部位が正常にシールされず、不良な包装体が製造されてしまう。そこで、特許文献1では、光学センサを用いて、包装フィルム内の異物の有無を検出し、その検出結果に基づいてエンドシール装置の制御を行っている。
実公平5−20651号公報
ところで、包装フィルムが遮光性を有する場合、光学センサによって異物を検出することができない。そこで、光学センサの代わりにX線照射器及びX線検出器を採用することが考えられるが(但し、公知技術ではない)、シール部位とシール部位との間にある被包装物がX線によって被する虞がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものである。本発明が解決しようとする課題は、エンドシール装置によってシールされる部位の間にX線が照射されないようにすることである。
以上の課題を解決するべく、搬送路に沿って搬送される筒状フィルムを周期的にシールするエンドシール装置の上流側において前記筒状フィルム内の異物の有無を検査する異物検査装置が、前記搬送路のうち前記エンドシール装置の上流側の検査箇所に向けてX線を照射するX線照射器と、前記搬送路に関して前記X線照射器の反対側において前記X線照射器に向けられるように設けられたX線検出器と、前記エンドシール装置によってシールされる部位の間の部位が前記検査箇所を通過するタイミングに同期して、前記X線の経路を前記X線照射器と前記搬送路との間の位置で閉じ、前記エンドシール装置によってシールされる部位が前記検査箇所を通過するタイミングに同期して、前記X線の経路を開く遮蔽器と、を備える。
本発明によれば、X線照射器が連続的にオン状態であっても、X線照射器によって照射されるX線が遮蔽器によって間欠的に遮蔽され、X線の遮蔽タイミングは、エンドシール装置によってシールされる部位の間の部位が検査箇所を通過するタイミングに同期するので、エンドシール装置によってシールされる部位の間にある被包装物等の被を防止できる。
また、X線が筒状フィルムに照射されるタイミングは、エンドシール装置によってシールされる部位が検査箇所を通過するタイミングに同期するので、エンドシール装置によってシールされる部位の異物の有無を検査することができる。
第1実施形態のピロー包装装置の側面図である。 第1実施形態の異物検査装置の斜視図である。 第1実施形態の異物検査装置の鉛直断面図である。 第2実施形態の異物検査装置の鉛直断面図である。 第3実施形態の異物検査装置の鉛直断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているので、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
〔第1の実施の形態〕
1. ピロー包装装置
図1は、ピロー包装装置10の概略側面図である。
図1に示すように、ピロー包装装置10は、被包装物供給装置32、搬送機34、搬出機36、フィルム供給機38、製袋器40、センターシール装置42、エンドシール装置50、不良品除外部44、制御部60及び異物検査装置70等を備える。
制御部60は、例えばプログラマルロジックコントローラ(PLC)及びモータードライバ等を有する制御回路によって構成される。この制御部60は、異物検査装置70の制御回路(比較部、同期制御部)も兼ねている。
フィルム供給機38は、製袋器40に対して帯状フィルム2を連続して供給するものである。このフィルム供給機38は駆動モータ等を有し、駆動モータには原反ロール39が接続され、原反ロール39には帯状フィルム2が巻回されている。このフィルム供給機38は、駆動モータによって原反ロール39を回転させて、原反ロール39から帯状フィルム2を一定速度で製袋器40に繰り出す。なお、原反ロール39に駆動モータを接続する構成に限らず、原反ロール39から製袋器40までの帯状フィルム2の経路上に設けられたフィードローラが駆動モータに接続され、そのフィードローラが駆動モータによって駆動されることによって、帯状フィルム2が原反ロール39から引き出されるものとしてもよい。
被包装物供給装置32はベルトコンベアであり、この被包装物供給装置32によって被包装物1が所定間隔毎に製袋器40に供給される。この被包装物供給装置32の動力源は駆動モータ(サーボモータ等)33である。なお、被包装物供給装置32がベルトコンベアではなく、駆動モータ33によって周回運動することによって被包装物1を下流側へ押して搬送する押送フィンガーを用いた装置であってもよい。
製袋器40は、フィルム供給機38の下流側に設けられている。原反ロール39から繰り出された帯状フィルム2が製袋器40に案内され、その帯状フィルム2の両サイドが製袋器40により曲げることによって帯状フィルム2が筒状フィルム4に製袋される。これにより、被包装物供給装置32によって供給された被包装物1が筒状フィルム4に包み込まれる。
製袋器40の下流側には、センターシール装置42が配設されている。センターシール装置42の下流側には、ベルトコンベア式の搬送機34が配設されている。搬送機34の下流側には、エンドシール装置50が配設されている。更に、エンドシール装置50の下流側には、ベルトコンベア式の搬出機36が配設されている。
センターシール装置42は、製袋器40によって製袋された筒状フィルム4の重ね合わせ部(帯状フィルム2の両サイドが重ね合わされた部分)を加熱・圧着することによって熱シールする。
搬送機34の上面が筒状フィルム4及びその内側に配置された被包装物1の搬送路の一部であり、筒状フィルム4及び被包装物1が搬送機34上をセンターシール装置42からエンドシール装置50を経由して搬出機36へ搬送機34によって搬送される。搬送機34の動力源は駆動モータ(例えばサーボモータ)35である。
エンドシール装置50は、周期的に筒状フィルム4を熱圧着して、切断する。具体的には、被包装物1がエンドシール装置50を通過してから次の被包装物1がエンドシール装置50に到達するまでの間に、エンドシール装置50が筒状フィルム4を上下に挟み込むとともに筒状フィルム4を熱圧着して、その圧着部位を切断する。これにより、密閉袋6が形成されるとともに、被包装物1がその密閉袋6の内側に密閉される。以下では、筒状フィルム4のうち、エンドシール装置50によってシールされる部位をシール予定部位5という。
ここで、エンドシール装置50は、昇降することによって互いに接離するアッパーシーラ51及びロアシーラ52と、ロアシーラ52の内部に設けられているとともにロアシーラ52の上面に対して上下に進出・後退するカッター53と、駆動モータ54と、駆動モータ54の動力によってアッパーシーラ51及びロアシーラ52を上下方向に接離させる伝動機構(図示略)とを備える。
エンドシール装置50によって切り離された包装物(包装物は密閉袋6とその中の被包装物1からなる)は、搬出機36によって下流へ搬送される。搬出機36の動力源は駆動モータ(例えばサーボモータ)37である。
被包装物供給装置32の駆動モータ33、搬送機34の駆動モータ35及び搬出機36の駆動モータ37は制御部60によって同期制御される。具体的には、制御部60は、被包装物供給装置32、搬送機34及び搬出機36の搬送速度が互いに等しくなるように、駆動モータ33,35,37を制御する。
更に、制御部60は、エンドシール装置50の駆動モータ54を駆動モータ33,35,37に同期させるようにして駆動モータ54を制御することによって、エンドシール装置50に周期的な熱圧着・切断動作を行わせる。これにより、シール予定部位5がエンドシール装置50によって順次熱圧着・切断される。
異物検査装置70は、エンドシール装置50の上流側且つ製袋器40の下流側の検査箇所Pを通過する筒状フィルム4の内側に異物が存在するか否かを周期的に検査する。ここで、異物検査装置70によって異物の有無の検査が行われるタイミングは、シール予定部位5が検査箇所Pを通過するタイミングである。ここで、異物とは、筒状フィルム4以外のものをいい、被包装物1も含まれる意である。つまり、被包装物1が検査箇所Pを通過すべき正常なタイミングから時間的にずれることによってシール予定部位5に部分的又は全体的に重なると、そシール予定部位5とともに検査箇所Pを通過するので、異物検査装置70によって異物として検出される。もちろん、位置ずれが生じた被包装物1以外の物がシール予定部位5内に存在すれば、それも異物として異物検査装置70によって検出される。
異物検査装置70によって異物の存在が検出された場合、制御部60がエンドシール装置50(特に、駆動モータ54)のシール動作及び切断動作を一時的に停止する。そのため、異物がシール予定部位5とともにエンドシール装置50を通過するタイミングでは筒状フィルム4がシールされない。その後、次の検査タイミングで異物検査装置70によって異物の不在が検出されたら、制御部60がエンドシール装置50のシール動作及び切断動作を再開させる。
不良品除外部44は、搬出機36によって搬送される包装物のうち不良品を搬出機36から除く。例えば、不良品除外部44は、包装物の搬送方向に直交する横方向へエアを噴射するブロア、或いは、その横方向へプランジャを突き出すエアシリンダ又はソレノイド、或いは、包装物をピックアップするピックアップ機構である。
ここで、不良品除外部44は通常時に除外動作を行わず、異物検査装置70によって異物の存在が検出されたタイミング(シール予定部位5が検査箇所Pを通過するタイミング)から所定期間経過した後に不良品の除外動作を行う。つまり、異物が異物検査装置70によって検出されると、上述のようにエンドシール装置50がシール動作及び切断動作を一時的に停止するので、複数の被包装物1が入った不良物(連包物)が不良品除外部44の近傍を通過するので、その通過タイミングで不良品除外部44が除外動作を行う。このような不良品除外部44の除外動作のタイミングは制御部60によって制御される。
なお、異物検査装置70によって異物の存在が検出された場合に、エンドシール装置50がシール動作及び切断動作の一時的な停止を行わず(この場合、異物が筒状フィルム4によって上下に挟まれるので、シール不良或いは切断不良が発生する。)、シール不良又は切断不良箇所の前後の不良品が不良品除外部44の近傍を通過するタイミングで不良品除外部44が除外動作を行う。従って、不良品除外部44が除外動作を2回繰り返す。
2. 異物検査装置
図2は、異物検査装置70の斜視図である。図3は、筒状フィルム4の搬送方向に平行な鉛直断面図である。異物検査装置70はX線照射器72、X線検出器74、X線遮蔽器(シャッター或いは開閉器ともいう。)80、遮蔽ケース90及び制御部60(図1参照)等を有する。
遮蔽ケース90は、エンドシール装置50の上流側且つ製袋器40の下流側に配設されていて、検査箇所Pを包囲した状態に設けられている。この遮蔽ケース90は、X線非透過性を有する素材(例えば、金属材料)からなる。この遮蔽ケース90は下面が開放された直方体箱状に形成され、X線遮蔽ケース90の壁部91,92が筒状フィルム4の搬送方向で互いに対向し、その壁部91,92にはそれぞれゲート93,94が壁部91,92の下縁で切り欠くように開口形成され、筒状フィルム4が検査箇所Pにおいてゲート93,94を通過する。遮蔽ケース90の上壁には、筒状フィルム4の搬送方向に直交する横方向(以下、単に、横方向という。)に長尺なスリット95が上下に貫通するように形成されている。
遮蔽ケース90上にX線遮蔽器80が組み付けられ、X線遮蔽器80上にX線照射器72が組み付けられ、X線照射器72及びX線遮蔽器80が検査箇所Pの上方に配置されている。一方、X線検出器74は、遮蔽ケース90の下面開口を閉塞するように遮蔽ケース90の下端に組み付けられているとともに、検査箇所Pの下方に配置されている。
X線遮蔽器80はホルダ81、遮蔽軸83及び駆動モータ89等を有する。
ホルダ81及び遮蔽軸83はX線非透過性を有する素材(例えば、金属材料)からなる。このホルダ81は遮蔽ケース90の上端に組み付けられている。ホルダ81には、横方向(図3の紙面に垂直な方向)に長尺なスリット82がホルダ81の上面から下面に貫通するように形成され、このスリット82が遮蔽ケース90の上端のスリット95に連通している。ホルダ81の内部には、スリット82と一体に成す円柱状の中空が形成されており、その中空に遮蔽軸83がスリット82を横切るように収容されている。遮蔽軸83及び中空の軸線は横方向に延在し、遮蔽軸83がベアリング等によってその軸線回りに回転可能となってホルダ81に組み付けられている。遮蔽軸83には、軸方向(横方向)に長尺な貫通スリット84が径方向に貫通するように形成されている。
X線照射器72は、X線を発生させるX線発生器(例えば、X線管)と、X線発生器により発生されたX線を絞ってコリメートすることによってそのX線の照射範囲をX線検出器74の大きさ(検出可能範囲)に適合させるコリメータと、を有する。このコリメータによってX線照射器72の照射範囲は、筒状フィルム4の搬送方向に沿う長さが横方向に沿う長さよりも短い線状(帯状)となる。また、X線照射器72によって照射されるX線は5〜10keVの軟X線であることが好ましい。なお、X線照射器72のコリメータは、X線発生器によって発生されたX線を線状に収束させるX線ミラー又はキャピラリーX線レンズであってもよい。
X線照射器72は、そのX線の照射の向きが下方のスリット82に向けられた状態でホルダ81の上端に取り付けられている。一方、X線検出器74は、X線照射器72に対して対向した状態で、遮蔽ケース90の下端に組み付けられている。
X線検出器74は、横方向に長尺に設けられている。X線検出器74は、X線検出素子(半導体素子)が横方向に沿って配列されたライン状センサアレイによって構成されている。そのため、X線検出器74によってシール予定部位5を横方向に走査することができる。
なお、X線検出器74は、単一のX線検出素子が横方向に長尺に設けられたライン状センサによって構成されていてもよい。また、X線検出器74は、シンチレータ及び一又は複数の光電変換素子からなるシンチレーション検出器によって構成されてもよい。
X線検出器74は、各X線検出素子に入射したX線の強度を電気信号に変換することによって、X線の強度を検出する。そして、X線検出器74は、X線の検出強度を表す電気信号を制御部60に出力する。
上述の遮蔽軸83は、歯車伝動機構等を介して駆動モータ89に連結され、駆動モータ89によって回転駆動される。遮蔽軸83の半回転毎に貫通スリット84がホルダ81のスリット82に重なって連通して、X線の経路が開かれる。
駆動モータ89は、制御部60によって、被包装物供給装置32の駆動モータ33、搬送機34の駆動モータ35、搬出機36の駆動モータ37及びエンドシール装置50の駆動モータ54と同期されるように制御される。これにより、遮蔽軸83の貫通スリット84がホルダ81のスリット82に重なることによってX線の経路が開かれるタイミングは、シール予定部位5が検査箇所Pを通過するタイミングに同期する。そのタイミングでは、X線照射器72によって照射されるX線が貫通スリット84、スリット82及びスリット95を通過し、シール予定部位5を透過し、X線検出器74に入射する。そのため、被包装物1の位置ずれが発生していなければ、シール予定部位5が検査箇所Pを通過する時には被包装物1が検査箇所Pよりも上流側又は下流側に位置しているので、X線による被包装物1の被を防止することができる。
ここで、異物がシール予定部位5に存在する場合に、X線照射器72によって照射されるX線が異物によって減衰される。よって、異物がシール予定部位5に存在する場合のX線検出器74の出力信号は、異物がシール予定部位5に存在しない場合のX線検出器74の出力信号よりも低い。
ホルダ81のスリット82が遮蔽軸83によって塞がれることによってX線の経路が閉じられるタイミングは、シール予定部位5とシール予定部位5の間の部位が検査箇所Pを通過するタイミングに同期する。そのため、被包装物1の位置ずれが発生していなければ、被包装物1がシール予定部位5とシール予定部位5の間に位置しているので、X線による被包装物1の被を防止することができる。
X線検出器74の出力信号は制御部60によって監視される。具体的には、制御部60は、X線検出器74の出力信号(X線の検出強度)と所定の閾値を比較することを周期的に行う。制御部60の比較処理のタイミングはシール予定部位5が検査箇所Pを通過するタイミングに同期する。制御部60の比較処理は、検査箇所Pを通過するシール予定部位5に異物が存在するか否かの判定処理に相当する。
比較の結果、X線検出器74の出力信号が所定の閾値を未満になった場合、上述のように制御部60がエンドシール装置50のシール動作及び切断動作を一時的に停止する。更に、X線検出器74の出力信号が所定の閾値未満になったタイミングから所定期間経過した後に、上述のように制御部60が不良品除外部44に除外動作を行わせる。
一方、X線検出器74の出力信号が所定の閾値を超えている場合、制御部60がエンドシール装置50のシール動作及び切断動作を継続させるとともに、不良品除外部44の停止状態を継続させる。
なお、貫通スリット84の幅は筒状フィルム4の搬送速度、遮蔽軸83の回転速度、シール予定部位5の長さ等に基づいて設計され、シール予定部位5が検査箇所Pを通過している期間中はX線の経路が遮蔽軸83によって閉じられないようになっている。
3. 効果・利点
以上の実施の形態によれば、X線照射器72によって照射されるX線の経路が遮蔽軸83によって周期的に開閉されるので、X線照射器72のオン状態を維持した状態でも、X線を筒状フィルム4に周期的に照射することができる。X線照射器72が連続的にオン状態であることにより、X線照射器72によって照射されるX線の強度が安定し、異物の誤検出を防止できる。
筒状フィルム4のうちシール予定部位5のみについて異物の有無を検査することができる。よって、被包装物1の被を防止できる。
4. 変形例
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。以上の実施形態からの変更点について以下に説明する。以下に説明する各変更点を組み合わせて適用してもよい。
(1) 上記実施形態では、X線照射器72の照射範囲の形状が線状(帯状)であったが、その形状が点状であってもよい。この場合、X線照射器72によってX線が照射される位置は筒状フィルム4の横方向中央部であることが好ましく、また、X線検出器74は単一のX線検出素子がX線照射器72の照射範囲に合わせて点状に設けられた小片型センサであることが好ましい。
(2) X線照射器72、X線検出器74、X線遮蔽器80及び遮蔽ケース90の組立体を上下反転させるように配置してもよい。この場合、X線照射器72及びX線遮蔽器80は筒状フィルム4の下方に配置され、X線検出器74は筒状フィルム4の上方に配置され、X線照射器72はX線をX線検出器74に向けて上方に照射する。
(3) X線照射器72、X線検出器74、X線遮蔽器80及び遮蔽ケース90の組立体を横に90°回転させるように配置してもよい。この場合、X線照射器72及びX線遮蔽器80は筒状フィルム4の一側方に配置され、X線検出器74は筒状フィルム4の他側方に配置され、X線照射器72はX線をX線検出器74に向けて横方向に照射する。
(4) X線遮蔽器80の代わりにカメラのメカニカルシャッターが遮蔽ケース90上に組み付けられ、そのメカニカルシャッターによってX線が周期的に遮蔽されてもよい。
〔第2の実施の形態〕
図4は、X線遮蔽器80に代えて遮蔽ケース90上に設けられるX線遮蔽器180を用いた異物検査装置170の断面図である。X線遮蔽器180を用いた異物検査装置170及びピロー包装装置は、X線遮蔽器180を除いて、それぞれ第1実施形態の異物検査装置70及びピロー包装装置10と同様に構成されているので、X線遮蔽器180以外の構成要素の説明を省略する。また、X線遮蔽器180を用いた異物検査装置170及びピロー包装装置の構成要素には、それに対応する異物検査装置70及びピロー包装装置10の構成要素の符号と同一の符号を用いる。
X線遮蔽器180は円筒状の遮蔽筒183及び駆動モータ189等を有する。
遮蔽筒183はX線非透過性を有する素材からなる。この遮蔽筒183は、ベアリング等に支持されることによって、横方向に延在した軸線回りに回転可能に遮蔽ケース90の上に設けられている。遮蔽筒183には、横方向に長尺な貫通スリット184が遮蔽筒183の外面から内面に貫通するように形成されている。なお、遮蔽筒183の形状は、円筒状以外であってもよい(例えば、三角筒、四角筒、多角形筒、楕円筒等)。
遮蔽筒183内にはX線照射器72が収容され、X線照射器72のX線の照射の向きが遮蔽ケース90のスリット95及びX線検出器74に向けられた状態でそのX線照射器72が例えば遮蔽ケース90に固定されている。そのため、遮蔽筒183が回転しても、X線照射器72が回転しない。
この遮蔽筒183が歯車伝動機構等を介して駆動モータ189に連結され、駆動モータ189によって遮蔽筒183が回転駆動される。駆動モータ189は、制御部60によって、被包装物供給装置32の駆動モータ33、搬送機34の駆動モータ35、搬出機36の駆動モータ37及びエンドシール装置50の駆動モータ54と同期されるように制御される。そのため、遮蔽筒183の貫通スリット184が遮蔽ケース90のスリット95に重なってX線の経路が開かれるタイミングは、シール予定部位5が検査箇所Pを通過するタイミングに同期する。そのタイミングでは、X線照射器72によって照射されるX線がシール予定部位5を透過して、X線検出器74に入射する。ここで、遮蔽筒183に1つの貫通スリット184が形成されているので、遮蔽筒183の1回転毎にX線が筒状フィルム4(特にシール予定部位5)に照射される。
貫通スリット184の幅は筒状フィルム4の搬送速度、遮蔽筒183の回転速度、シール予定部位5の長さ等に基づいて設計され、シール予定部位5が検査箇所Pを通過している期間中はX線の経路が遮蔽筒183によって閉じられないようになっている。
なお、遮蔽筒183に複数の貫通スリット184が形成され、これら貫通スリット184が周方向に等間隔で配列されていてもよい。この場合、スリットの184の数をMとしたら、遮蔽筒183がM分の1回転する毎にX線が筒状フィルム4に照射され、X線が筒状フィルム4に照射されるタイミングとシール予定部位5が検査箇所Pを通過するタイミングが同期する。
〔第3の実施の形態〕
図5は、X線遮蔽器80に代えて遮蔽ケース90の上端に設けられるX線遮蔽器280を用いた異物検査装置270の斜視図である。X線遮蔽器280を用いた異物検査装置270及びピロー包装装置は、X線遮蔽器280を除いて、それぞれ第1実施形態の異物検査装置70及びピロー包装装置10と同様に構成されているので、X線遮蔽器280以外の構成要素の説明を省略する。また、X線遮蔽器280を用いた異物検査装置270及びピロー包装装置の構成要素には、それに対応する異物検査装置70及びピロー包装装置10の構成要素の符号と同一の符号を用いる。
X線遮蔽器280は遮蔽板283及び駆動モータ289等を有する。
遮蔽板283は、X線非透過性を有する素材からなる円盤によって構成されている。この遮蔽板283の中心部が駆動モータ289の軸に連結され、この駆動モータ289によって遮蔽板283が回転駆動される。この遮蔽板283は遮蔽ケース90の上方に配設され、X線照射器72がこの遮蔽板283の上方に配設されている。X線照射器72のX線の照射の向きは、遮蔽ケース90のスリット95及びX線検出器74に向けられている。
遮蔽板283には扇形状の貫通スリット284が遮蔽板283の上面から下面に貫通するように形成されており、遮蔽板283の回転に伴って貫通スリット284が周期的に遮蔽ケース90のスリット95に重なる。ここで、駆動モータ289が制御部60によって被包装物供給装置32の駆動モータ33、搬送機34の駆動モータ35、搬出機36の駆動モータ37及びエンドシール装置50の駆動モータ54と同期されるように制御される。そのため、遮蔽板283の貫通スリット284が遮蔽ケース90のスリット95に重なるタイミングは、シール予定部位5が検査箇所Pを通過するタイミングに同期する。そのタイミングでは、X線照射器72によって照射されるX線がシール予定部位5を透過して、X線検出器74に入射する。ここで、遮蔽板283に1つの貫通スリット284が形成されているので、遮蔽板283の1回転毎にX線が筒状フィルム4に照射される。
貫通スリット284の中心角は、筒状フィルム4の搬送速度、遮蔽板283の回転速度、シール予定部位5の長さ等に基づいて設計され、シール予定部位5が検査箇所Pを通過している期間中はX線の経路が遮蔽板283によって閉じられないようになっている。
なお、遮蔽板283に複数の貫通スリット284が形成され、これら貫通スリット284が周方向に等間隔で配列されていてもよい。この場合、貫通スリット284の数をNとしたら、遮蔽板283がN分の1回転する毎にX線が筒状フィルム4に照射され、X線が筒状フィルム4に照射されるタイミングとシール予定部位5が検査箇所Pを通過するタイミングが同期する。
〔他の実施の形態〕
上記実施の形態では、遮蔽板283が駆動モータ289によって回転駆動されることによって、X線が周期的に遮蔽されていた。それに対して、貫通スリット284が形成されていない遮蔽板283が直動駆動部(例えば、電磁ソレノイド、エアシリンダ、リニアモータ等)によって直線的に往復駆動されることによって、X線が周期的に遮蔽されてもよい。具体的には、直線駆動部は遮蔽ケース90の周囲に設けられており、遮蔽板283は直線駆動部に連結されている。そして、この直線駆動部は、遮蔽板283を遮蔽位置と待避位置との間に往復移動させるものである。遮蔽位置とは、遮蔽ケース90とX線照射器72との間の位置であって、遮蔽ケース90のスリット95を閉塞する位置である。待避位置とは、その遮蔽位置からずれた位置である。
直線駆動部は制御部60によって被包装物供給装置32の駆動モータ33、搬送機34の駆動モータ35、搬出機36の駆動モータ37及びエンドシール装置50の駆動モータ54と同期されるように制御される。これにより、シール予定部位5が検査箇所Pを通過するタイミングに同期して、直線駆動部が遮蔽板283を待避位置に移動させて、X線がシール予定部位5に照射される。また、シール予定部位5とシール予定部位5の間の部位が検査箇所Pを通過するタイミングに同期して、直線駆動部が遮蔽板283を遮蔽位置に移動させて、X線が遮蔽板283に照射される。
なお、遮蔽板283の形状は円形以外(例えば矩形)であってもよい。
1…被包装物, 4…筒状フィルム 50…エンドシール装置, 60…制御部(比較部、同期制御部), 70…異物検査装置, 72…X線照射器, 74…X線検出器, 80…X線遮蔽器、 83…遮蔽軸, 84…貫通スリット(貫通穴), 89…駆動モータ(駆動部), 180…X線遮蔽器、 183…遮蔽筒, 184…貫通スリット(貫通穴), 189…駆動モータ(駆動部), 280…X線遮蔽器、 283…遮蔽板, 284…貫通スリット(貫通穴), 289…駆動モータ(駆動部)

Claims (6)

  1. 搬送路に沿って搬送される筒状フィルムを周期的にシールするエンドシール装置の上流側において前記筒状フィルム内の異物の有無を検査する異物検査装置であって、
    前記搬送路のうち前記エンドシール装置の上流側の検査箇所に向けてX線を照射するX線照射器と、
    前記搬送路に関して前記X線照射器の反対側に設けられ、前記X線照射器によって照射されるX線を受けるX線検出器と、
    前記エンドシール装置によってシールされる部位の間の部位が前記検査箇所を通過するタイミングに同期して、前記X線の経路を前記X線照射器と前記搬送路との間の位置で閉じ、前記エンドシール装置によってシールされる部位が前記検査箇所を通過するタイミングに同期して、前記X線の経路を開く遮蔽器と、を備えることを特徴とする異物検査装置。
  2. 前記遮蔽器が、
    前記X線照射器と前記搬送路との間の位置に回転可能に設けられた遮蔽軸と、
    前記遮蔽軸を回転駆動する駆動部と、を有し、
    貫通穴が前記遮蔽軸の径方向に貫通するように前記遮蔽軸に形成され、
    前記遮蔽軸が前記駆動部によって回転されることにより、前記エンドシール装置によってシールされる部位が前記検査箇所を通過するタイミングに同期して、前記貫通穴が前記X線の経路に重なることを特徴とする請求項1に記載の異物検査装置。
  3. 前記遮蔽器が、
    前記搬送路に関して前記X線検出器の反対側の位置に回転可能に設けられ、前記X線照射器を収容した遮蔽筒と、
    前記遮蔽筒を回転駆動する駆動部と、を有し、
    貫通穴が前記遮蔽筒の内外に貫通するように前記遮蔽筒に形成され、
    前記遮蔽筒が前記駆動部によって回転されることにより、前記エンドシール装置によってシールされる部位が前記検査箇所を通過するタイミングに同期して、前記貫通穴が前記X線の経路に重なることを特徴とする請求項1に記載の異物検査装置。
  4. 前記遮蔽器が、
    前記X線照射器と前記搬送路との間の位置に回転可能に設けられた遮蔽板と、
    前記遮蔽板を回転駆動する駆動部と、を有し、
    貫通穴が前記遮蔽板の一方の面から他方の面に貫通するように前記遮蔽板に形成され、
    前記遮蔽板が前記駆動部によって回転されることにより、前記エンドシール装置によってシールされる部位が前記検査箇所を通過するタイミングに同期して、前記貫通穴が前記X線の経路に重なることを特徴とする請求項1に記載の異物検査装置。
  5. 前記筒状フィルムを搬送する搬送機の動力源と前記駆動部との同期制御を行う同期制御部を更に備えることを特徴とする請求項2から3の何れか一項に記載の異物検査装置。
  6. 前記エンドシール装置によってシールされる部位が前記検査箇所を通過するタイミングに同期して、前記X線検出器の出力信号を所定の閾値と比較する比較部を更に備えることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の異物検査装置。
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