JP2016205901A - 検査対象物の位置認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査対象物の状態と検査対象物の検出箇所の位置情報とを関連付けた評価を効率的に行いつつ構成の簡素化を図る。【解決手段】建物外面部の状態を検出する検出部12の検出結果に基づいて建物外面部の状態を評価して個別評価情報を生成する。また、検出部12に一体的に設けられた指標部16と、建物躯体2の外面箇所に設定された複数の基準点とを含む範囲を撮像して画像情報を生成し、建物外面部の状態が検出された時刻に対応して撮像された画像情報に基づいて、複数の基準点の位置に対する指標部16、すなわち検出部12の相対的な位置を示す位置情報を検査対象物の検出箇所の位置情報として生成する。そして、個別評価情報と位置情報とを関連付けた建物評価情報を生成するようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、検査対象物の状態の検出結果またはその評価結果と検査対象物の検出箇所の位置を示す位置情報とを関連付けて評価する検査対象物の状態評価装置に関する。
検査対象物の状態を示す情報をその検査対象物の検出箇所の位置情報と関連付けて評価する方法が種々提案されている。
特許文献1には、建物の壁面のひび割れ情報を生成すると共に、トータルステーションを用いてひび割れの箇所の位置情報を取得し、ひび割れ情報と位置情報とを関連付けてデータベースとして記憶する技術が提案されている。
また、特許文献2には、撮像手段によって構造物の外壁を撮像して得た撮像画像上に透明なレイヤーである描画シートを透視可能に重ねてモニター画面に表示し、描画シート上に、撮像画像に基づいて実測された各種欠陥の検査結果、欠陥内容を描画する技術が提案されている。この技術では、撮像手段は、撮像手段から構造物の任意の1点までの距離を検出する距離計と、撮像手段から任意の1点までの水平角および傾斜角を検出する角度計を備えている。
そして、距離計および角度計で得られた距離および角度を用いて2つの基準点相互間の距離を求め、モニター画面上の1画素に対応する長さを画素レートとして算出し、この画素レートによりモニター画面上の表示上の距離と実際の距離とを相互に関連付けている。
特許第5580029号公報 特許第4088448号公報
しかしながら、前者の技術では、位置情報を取得するためにトータルステーションを用いる必要があり、後者の技術では、画素レートを得るために距離計および角度計を用いる必要がある。
そのため、検査対象物の状態を評価する装置の構成が複雑なものとなり、また、それらトータルステーション、距離計、角度計の操作にも多大な手間がかかるものとなることから、装置の構成の簡素化および評価作業の効率化を図る上で改善の余地がある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、検査対象物の状態と検査対象物の検出箇所の位置情報とを関連付けた評価を効率的に行いつつ構成の簡素化を図る上で有利な検査対象物の状態評価装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、請求項1記載の発明は、検査対象物の状態の検出結果または前記検出結果に基づいて生成される評価結果を示す個別情報と前記検査対象物の検出箇所の位置を示す位置情報とを関連付けて評価する検査対象物の状態評価装置であって、前記検査対象物の状態を検出する検出部と、前記検出部に一体的に設けられた指標部と、前記指標部と、前記検査対象物の表面の互いに離れた少なくとも2箇所に設定された複数の基準点とを含む範囲を撮像して画像情報を生成する撮像部と、前記検査対象物の状態の検出がなされた時刻に対応して前記撮像部で撮像された前記画像情報に基づいて、前記複数の基準点の位置に対する前記指標部の相対的な位置を示す位置情報を前記検査対象物の検出箇所の位置情報として生成する位置情報生成部と、前記個別情報と前記位置情報とを関連付けた検査対象物評価情報を生成する検査対象物評価情報生成部とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記個別情報は、前記検出部によって検出された前記検査対象物の状態を示す個別測定情報を含むことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記検出部によって検出された前記検査対象物の状態を示す個別測定情報に基づいて前記検査対象物の状態を評価して個別評価情報を生成する評価部を備え、前記個別情報は、前記個別評価情報を含むことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、画像を表示する表示部と、前記画像情報に基づいて前記検査対象物の表面の画像を前記表示部に表示させると共に、前記検査対象物評価情報に含まれる前記位置情報によって特定される前記検査対象物の表面の画像上の箇所に、前記検査対象物評価情報に含まれ前記位置情報に関連付けられた前記個別情報を表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記表示部による前記個別情報の表示は、前記個別情報をその個別情報の内容に対応付けられた複数種類の色を呈するマークで表示することによってなされることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記撮像部により撮像される撮像範囲が第1の範囲から第2の範囲に移動し、かつ、前記第1の範囲と前記第2の範囲とが互いに重複する重複範囲を含む場合、前記位置情報生成部は、前記重複範囲に位置する前記複数の基準点で構成される第1の基準点に基づいて前記重複範囲を除く前記第2の範囲に位置する1以上の基準点で構成される第2の基準点の位置を特定し、前記位置情報生成部による前記第2の範囲における前記位置情報の生成は、前記第2の基準点の位置を用いてなされることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記検査対象物は、建物躯体および前記建物躯体に接着された外装材であり、前記個別情報は、前記外装材の剥離の有無を示す情報を含むことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記検査対象物は、建物躯体および前記建物躯体に接着された外装材であり、前記個別情報は、前記外装材の背面の空洞の前記外装材の深さ方向における位置を示す情報を含むことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、検出部による検査対象物の状態の検出結果またはその検出結果に基づいて生成される評価結果を示す個別情報と、検査対象物の状態の検出がなされた時刻に対応して撮像された画像情報に基づいて、複数の基準点の位置に対する検出部の相対的な位置を示す位置情報を検査対象物の検出箇所の位置情報として生成する。そして、個別情報と位置情報とを関連付けた検査対象物評価情報を生成するようにした。
したがって、従来のように、位置情報を取得するためにトータルステーションを用いる必要がなく、また、画素レートを得るために距離計および角度計を用いる必要がない。そのため、個別情報と位置情報とを関連付けた評価を短時間で的確に行いつつ構成の簡素化を図る上で有利となる。
請求項2記載の発明によれば、検出部によって検出された検査対象物の状態を示す個別測定情報そのものを評価する上で有利となる。
請求項3記載の発明によれば、個別測定情報を評価した個別評価情報に基づいて検査対象物の状態を的確に評価する上で有利となる。
請求項4記載の発明によれば、検査対象物の状態を効率よく評価する上で有利となる。
請求項5記載の発明によれば、検査対象物の状態を効率よく評価する上でより有利となる。
請求項6記載の発明によれば、広範囲にわたって検査対象物の状態の検出を効率よく行なう上で有利となる。
請求項7記載の発明によれば、外装材の剥離の有無を効率よく評価する上で有利となる。
請求項8記載の発明によれば、外装材の剥離に影響を与える空洞の位置を効率よく評価する上で有利となる。
第1の実施の形態に係る検査対象物の状態評価装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態において撮像部により建物外面を撮像する場合の説明図である。 検査対象物の状態評価装置の動作フローチャートである。 足場を利用した検査対象物に対する検出作業の説明図である。 ゴンドラを利用した検査対象物に対する検出作業の説明図である。 第2の実施の形態において撮像部の撮像範囲を変更させて建物外面を撮像する場合の説明図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態に係る検査対象物の状態評価装置(以下、状態評価装置という)について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、本実施の形態の状態評価装置10の構成について説明する。
なお、本実施の形態では、状態評価装置10が検査対象物の状態として、建物躯体2に接着されたタイルなどの外装材4の状態を検出して評価するものである場合について説明するが、状態評価装置10が検出する検査対象物の状態は、外装材4の状態に限定されるものではなく、建物外面部のひび割れ、汚損、空洞、温度など従来公知の様々な状態を検出の対象とすることができる。
なお、本明細書において、検査対象物とは建物や構造物であり、検査対象物が建物であった場合、検査対象物は、建物外面部の他、例えば、室内の床、天井、壁面、室内のコンクリート躯体などを広く含むものである。
また、本明細書において建物外面とは、建物の最も外側に位置する建物の外面をいい、建物外面部とは、タイルやモルタルなどの外装材が設けられていない場合には、建物外面に加え、この建物外面近くの内部の状態を含むものとする。また、建物外面部とは、タイルやモルタルなどの外装材が設けられている場合には、外装材の表面に加え、外装材の表面の内側の外装材部分や外装材の内側の建物躯体の表面や表面近くの内部を含むものとする。
状態評価装置10は、外装材4の状態の評価結果と建物外面部の位置(検査対象物の検出箇所の位置)を示す位置情報とを関連付けて評価するものである。
状態評価装置10は、検出部12と、評価部14と、指標部16と、撮像部18と、位置情報生成部20と、検査対象物評価情報生成部22と、記憶部24と、表示部26と、表示制御部28とを含んで構成されている。
検出部12は、建物外面部の状態を検出するものであり、言い換えると、建物外面部の状態を示す個別測定情報を生成するものである。
本実施の形態では、検出部12は、作業者が把持して状態を評価すべき外装材4の表面に当て付けて使用される。
そして、検出部12は、外装材4を打撃した際に発生する打音および振動を個別測定情報として検出する。なお、状態評価装置10が評価する対象が建物外面部のひび割れや汚損であれば、検出部12は建物外面部を撮像してひび割れや汚損を検出する撮像装置で構成されることになる。また、状態評価装置10が評価する対象が建物外面部の温度であれば、検出部12は建物外面部の温度を検出する温度計で構成されることになる。要するに、検出部12は状態評価装置10が評価する対象に対応したものが採用される。
また、本実施の形態では、検出部12により打音および振動が検出される毎にトリガ信号が検出部12から位置情報生成部20に供給されるように構成されている。
評価部14は、検出部12によって検出された、建物外面部の状態を示す個別測定情報に基づいて建物外面部の状態を評価して個別評価情報を生成するものである。
本実施の形態では、個別評価情報は、建物躯体2に接着された外装材4の剥離の有無を示す情報と、外装材4の背面の空洞の外装材4の深さ方向における位置を示す情報とを含む。
なお、評価部14による個別評価情報の生成は、検出部12で検出された打音および振動の検出信号の周波数、振幅、波長などの検出結果に基づいてなされ、このような個別評価情報の生成の手法として従来公知の様々な手法が採用可能である。
指標部16は、図2に示すように、検出部12に一体的に設けられ、本実施の形態では、検出部12の筐体1202の外面に設けられている。
指標部16は、撮像部18によって撮像可能であればよく、例えば、記号やマークが付されたシールで指標部16を構成してもよく、点灯あるいは点滅する光源で指標部16を構成してもよい。
撮像部18は、指標部16と、検査対象物の表面の互いに離れた少なくとも2箇所に設定された複数の基準点とを含む範囲を撮像して画像情報を生成するものである。
撮像部18として、CCDカメラや赤外線カメラなどの静止画あるいは動画を撮像可能な従来公知の様々な撮像装置が使用可能である。本実施の形態では、撮像部18が常時一定の時間間隔(例えば0.1秒単位)で静止画を撮像するものとするが、撮像部18が動画を撮像するものであってもよい。
ここで、基準点について説明する。
図2に示すように、建物躯体2に複数の外装材4としてのタイルが接着剤により接着されている。
図中、符号Aは撮像部18によって撮像可能な撮像範囲を示している。
本例では、外装材4の表面に4つの基準点P1、P2、P3、P4が設けられている。
各基準点P1、P2、P3、P4は、撮像部18によって撮像可能であればよく、例えば、記号やマークが付されたシールを外装材4の表面に設けて各基準点を構成してもよく、点灯あるいは点滅する光源を外装材4の表面に取着して各基準点を構成してもよい。
そして、各基準点P1、P2、P3、P4は、それらの座標位置が既知となっている。
例えば、基準点P1を原点(0,0)とした、この原点を通る互いに直交するX軸、Y軸を設定したときに、他の基準点P2、P3、P4の位置はX座標、Y座標の値がmm単位で既知となっている。
ここで、指標部16の位置は、各基準点P1、P2、P3、P4のうち少なくとも2つの基準点を基にして三角測量の方法によって特定することができる。
位置情報生成部20は、検出部12により外装材4を打撃した際に発生する打音および振動が検出された時刻に対応して撮像部18で撮像された画像情報に基づいて、複数の基準点の位置に対する指標部16の相対的な位置、すなわち検出部12の位置を示す位置情報を生成するものである。言い換えると、検出部12の位置を示す位置情報を検査対象物の検出箇所の位置情報として生成するものである。
なお、検出部12により外装材4を打撃した際に発生する打音および振動が検出された時刻に対応して撮像部18で撮像された画像情報とは、検出部12により打音および振動が検出された時刻と同時刻あるいはほぼ同時刻に撮像部18で撮像された画像情報であればよい。
本実施の形態では、位置情報生成部20は、撮像部18から時間経過と共に順次供給される画像情報のうち、検出部12から供給されるトリガ信号に対応する画像情報を選択し、この選択された画像情報に基づいて複数の基準点の位置に対する指標部16の相対的な位置を示す位置情報を生成する。
上述したように、撮像部18によって撮像された画像情報上において画素単位で各基準点P1、P2、P3、P4の位置と、指標部16の位置とが特定できるので、これらの位置に基づいて三角測量の方法によって複数の基準点の位置に対する指標部16の相対的な位置を示す位置情報を生成することが可能である。この位置情報は、前述したように例えば、mm単位のX座標、Y座標の値で算出することができる。
検査対象物評価情報生成部22は、評価部14から供給される個別評価情報と、位置情報生成部20から供給される位置情報とを関連付けた検査対象物評価情報を生成する。
記憶部24は、撮像部18で撮像された画像情報と検査対象物評価情報生成部22から供給される検査対象物評価情報とを関連付けて記憶するものである。
表示部26は、画像を表示するものである。
表示制御部28は、表示部26に各種情報を表示させるものである。
表示制御部28は、画像情報に基づいて建物外面の画像を表示部26に表示させると共に、検査対象物評価情報に含まれる位置情報によって特定される建物外面の画像上の箇所に、検査対象物評価情報に含まれ位置情報に関連付けられた個別評価情報を表示させる。すなわち、表示部26に表示された建物外面の画像に重ね合わせて個別評価情報を表示させる。
本実施の形態では、表示部26による個別評価情報の表示は、個別評価情報をその評価内容に対応付けられた複数種類の色を呈するマークで表示することによってなされる。
例えば、外装材4の剥離が有る箇所は赤色のマークで、外装材4の剥離が無い箇所は青色のマークで表示する。
また、外装材4の背面の空洞の位置が浅いほど赤色の濃度を濃くし、外装材4の背面の空洞の位置が深いほど赤色の濃度を薄くしたマークで表示する。なお、評価結果の表示は色の濃淡や種類によって限定されるものではなく、後述するように、建物外面部の状態の検出結果を示す生データや建物外面部の状態の検出結果を表す数値や建物外面部の状態の検出結果を表す情報など従来公知の様々な方法を選択してもよい。
図1に示すように、評価部14、位置情報生成部20、検査対象物評価情報生成部22、記憶部24、表示部26、表示制御部28は、コンピュータ30によって構成することができる。
コンピュータ30は、例えば、作業員が携帯可能なタブレット端末で構成され、検出部12とケーブルで接続されている。
コンピュータ30は、CPU、ROM、RAM、タッチパネル、ディスプレイ装置、入出力インターフェースなどを有している。
ROMは例えばフラッシュメモリなどで構成され、制御プログラムなどを格納し、RAMはワーキングエリアを提供するものである。
CPUが制御プログラムを実行することで評価部14、位置情報生成部20、検査対象物評価情報生成部22、表示部制御部28が実現される。
また、ROMあるいはRAMは記憶部24として機能する。
また、キーボードおよびマウスは、操作者による操作入力を受け付けるものである。
ディスプレイ装置は、画像を表示するものであり、例えば、液晶表示装置などで構成される。ディスプレイ装置は表示部26として機能する。
次に、図3のフローチャートを参照して状態評価装置10の動作について説明する。
まず、図2に示すように、評価対象となる建物躯体2に設けられた外装材4の表面に複数の基準点P1、P2、P3、P4を設置する(ステップS10)。
この際、各基準点P1、P2、P3、P4の位置は実測されており既知となっている。
次に、撮像部18によって撮像される撮像範囲Aに、各基準点P1、P2、P3、P4の全てが撮像されるように撮像部18を設置する(ステップS12)。
図4に、建物躯体2の近傍に足場54を構築し、作業者Mが足場54を利用して建物外面部に対する検出作業を行なう場合の例を示し、図5に、作業者Mが建物上部から吊り下げられたゴンドラ56を利用して建物外面部に対する検出作業を行なう場合の例を示す。なお、作業員が携帯するコンピュータ30は図示を省略している。
図4に示す例では、足場54上に設置した三脚58に取り付けた撮像部18を用いて撮像範囲Aの撮像を行なう。図5に示す例では、ゴンドラ56に設けた支持部材60に取着した撮像部18を用いて撮像範囲Aの撮像を行なう。
作業者は、検出部12を診断対象となる外装材4の表面に当接させる(ステップS14)。
なお、図4、図5に示すように、検出部12の筐体1202に支持棒62の先端が取着されており、作業者Mは支持棒62を把持することにより検出部12を広い範囲にわたって容易に移動できるように図られている。
次に、作業者Mが検出部12を操作することにより、外装材4の表面が打撃され打音や振動が検出され、その検出結果(検出信号)が評価部14に供給される(ステップS16,S18)。
評価部14は、検出結果に基づいて外装材4の剥離の有無を判定すると共に、外装材4の厚さ方向において外装材4の背面側に位置する空洞の外装材4の厚さ方向における位置を算出する。
すなわち、評価部14は、建物外面部の状態を評価する個別評価情報としての外装材4の剥離の有無、空洞の位置を生成する(ステップS20)。
位置情報生成部20は、検出部12による建物外面部の状態の検出がなされた時刻に対応して撮像部18で撮像された画像情報に基づいて、複数の基準点P1、P2、P3、P4の位置に対する指標部16の相対的な位置を示す位置情報を生成する(ステップS22)。
検査対象物評価情報生成部22は、個別評価情報と位置情報とを関連付けた検査対象物評価情報を生成し、(ステップS24)、生成された検査対象物評価情報は記憶部24に格納される(ステップS26)。
作業者Mは、次に評価を行なうべき外面箇所の有無を判断し(ステップS28)、次に評価すべき外面箇所があれば、ステップS14に戻り同様の検出動作を行なう。次に評価すべき外面箇所が無ければ、すなわち、撮像範囲Aにおける建物外面部の状態の検出が全て完了したならば、コンピュータ30のキーボードあるいはマウスを操作することで一連の操作が終了した旨を表示部26に報知する。
これにより、表示制御部28は、記憶部24に格納されている画像情報に基づいて建物躯体2の画像を表示部26に表示させると共に、記憶部24に格納されている位置情報によって特定される建物躯体2の画像上の箇所に、位置情報に関連付けられた個別評価情報を表示させ(ステップS30)、一連の動作を終了する。
この結果、外装材4の剥離が有る箇所は赤色のマークが当該外装材4の画像に重ね合わせて表示される。また、外装材4の剥離が無い箇所は青色のマークが当該外装材4の画像に重ね合わせて表示される。
また、外装材4の背面の空洞の位置が浅いほど赤色の濃度が濃いマークで表示され、外装材4の背面の空洞の位置が深いほど赤色の濃度を薄くしたマークで表示される。
例えば、空洞の位置が5mm未満であれば薄い赤色、5mm以上であれば濃い赤色といったように表示される。なお、濃度は2段階に限定されず3段階以上であってもよい。
また、空洞の位置を示す数値を当該外装材4の画像に重ね合わせて表示してもよい。
なお、本実施の形態では、画像情報と位置情報と個別評価情報とを表示部26の表示画面上に表示する場合について説明したが、コンピュータにプリンタ装置を接続し、画像情報と位置情報と個別評価情報とを印刷媒体上に印刷により表示させるようにしてもよいことは無論である。この場合、表示部26はプリンタ装置によって構成されることになる。
以上説明したように本実施の形態によれば、建物外面部の状態を検出する検出部12の検出結果に基づいて建物外面部の状態を評価して個別評価情報を生成する。また、検出部12に一体的に設けられた指標部16と、建物外面に設定された複数の基準点とを含む範囲を撮像して画像情報を生成し、建物外面部の状態が検出された時刻に対応して撮像された画像情報に基づいて、複数の基準点の位置に対する指標部16、すなわち検出部12の相対的な位置を示す位置情報を検査対象物の検出箇所の位置情報として生成する。そして、個別評価情報と位置情報とを関連付けた検査対象物評価情報を生成するようにした。
したがって、従来のように、位置情報を取得するためにトータルステーションを用いる必要がなく、また、画素レートを得るために距離計および角度計を用いる必要がない。
そのため、建物外面部の状態と検出箇所の位置情報とを関連付けた評価を効率的に行いつつ構成の簡素化を図る上で有利となる。
また、個別測定情報を評価した個別評価情報に基づいて建物外面部の状態を的確に評価する上で有利となる。
また、本実施の形態によれば、表示部26に建物外面の画像を表示させると共に、位置情報によって特定される建物外面の画像上の箇所に、位置情報に関連付けられた個別評価情報を表示させるようにした。
したがって、建物外面の状態を効率よく評価する上で有利となる。
また、本実施の形態では、表示部26による個別評価情報の表示を、個別評価情報をその評価内容に対応付けられた複数種類の色を呈するマークで表示することによって行なうようにしたので、建物外面の状態を効率よく評価する上でより有利となる。
また、本実施の形態では、個別評価情報は、外装材4の剥離の有無を示す情報であるため、外装材4の剥離の有無を効率よく評価する上で有利となる。
また、本実施の形態では、個別評価情報は、外装材4の背面の空洞の外装材4の深さ方向における位置を示す情報であるため、外装材4の剥離に影響を与える空洞の位置を効率よく評価する上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について図6を参照して説明する。
なお、以下の実施の形態において、第1の実施の形態と同様の部分、部材については同一の符号を付してその説明を省略する。
第1の実施の形態では、評価対象となる建物外面の全域が撮像部18の撮像範囲内に収まる場合について説明した。
第2の実施の形態では、建物外面が大きく、建物外面の全域が撮像部18の撮像範囲内に収まり切れない場合について説明する。
具体的には、図6に示すように、建物外面の面積が撮像部18の撮像範囲よりも大きいため、撮像部18の撮像範囲を第1の範囲と第2の範囲との2つの範囲に移動させて、それぞれの範囲において建物外面部の状態の検出を行なう。
まず、評価対象となる建物外面に設けられた外装材4の表面に複数の基準点P1、P2、P3、P4を設置する。これら複数の基準点P1、P2、P3、P4により第1の基準点が構成される。この際、撮像部18によって撮像される撮像範囲は第1の範囲A1であり、第1の範囲A1内に、各第1の基準点P1、P2、P3、P4の全てが撮像されるように撮像部18を設置する。
そして、第1の実施の形態と同様の要領によって第1の範囲A1に対する建物外面部の状態の検出および評価を行なう。
第1の範囲A1に対する建物外面部の状態の検出が終了したならば、撮像部18により撮像される撮像範囲を第1の範囲A1から第1の範囲A1に隣接する第2の範囲A2に移動し、かつ、第1の範囲A1と第2の範囲A2とが互いに重複する重複範囲Bを含むように撮像部18を移動させる。
ここで、予め、重複範囲Bには、複数の第1の基準点P3、P4が含まれるように第2の範囲A2を設定する。
さらに、重複範囲Bを除く第2の範囲A2に1以上の基準点で構成される第2の基準点P5、P6を設置する。
そして、撮像部18により第2の範囲A2が撮像した状態で、位置情報生成部20は、重複範囲Bに位置する複数の基準点P3、P4で構成される第1の基準点に基づいて重複範囲Bを除く第2の範囲A2に位置する1以上の基準点P5、P6で構成される第2の基準点の位置を特定する。
これにより位置情報生成部20は、第2の範囲における位置情報の生成を、第2の基準点の位置を用いて行なう。
以下、第1の実施の形態と同様の要領によって第2の範囲A2に対する建物外面部の状態の検出および評価を行なう。
第2の実施の形態によれば、重複範囲Bに位置する複数の基準点で構成される第1の基準点に基づいて重複範囲Bを除く第2の範囲A2に位置する1以上の基準点で構成される第2の基準点の位置を特定し、位置情報生成部20による第2の範囲A2における位置情報の生成を第2の基準点の位置を用いて行なうようにした。
したがって、第2の範囲A2における第2の基準点の位置が既知でなくても第2の範囲A2における位置情報を正確に検出できるため、広範囲にわたって建物外面部の状態の検出および評価を効率よく行なう上で有利となる。
なお、本実施の形態では、撮像部18の撮像範囲を第1の範囲A1と第2の範囲A2との2つの範囲に移動させて建物外面部の状態の検出および評価を行なう場合について説明したが、撮像部18の撮像範囲を3つ以上の範囲に移動させて建物外面部の状態の検出および評価を行なうようにしてもよい。
この場合は、撮像部18の撮像範囲を現在の範囲から次の範囲に移動させる毎に、重複範囲を除く次の範囲に新たな基準点(第2の基準点)を設置し、現在の範囲と次の範囲との重複範囲に位置する基準点(第1の基準点)に基づいて、新たな基準点(第2の基準点)の位置を特定し、特定した新たな基準点(第2の基準点)を用いて次の範囲における位置情報の生成を行えば良い。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態では、第1の基準点がP1、P2、P3、P4の4つの基準点で構成され、第2の基準点がP5,P6の2点の基準点で構成されている場合について説明したが、第1の基準点は少なくとも3つあればよく、第2の基準点は少なくとも1つあればよい。
以下、図6を流用して説明する。
基準点P2、P5は無いものとする。
評価対象となる建物外面に設けられた外装材4の表面に複数の基準点P1、P3、P4を設置する。これら複数の基準点P1、P3、P4により第1の基準点が構成される。この際、撮像部18によって撮像される撮像範囲は第1の範囲A1であり、第1の範囲A1内に、各第1の基準点P1、P3、P4の全てが撮像されるように撮像部18を設置する。
そして、第1の実施の形態と同様の要領によって第1の範囲A1に対する建物外面部の状態の検出および評価を行なう。
第1の範囲A1に対する建物外面部の状態の検出が終了したならば、撮像部18により撮像される撮像範囲を第1の範囲A1から第1の範囲A1に隣接する第2の範囲A2に移動し、かつ、第1の範囲A1と第2の範囲A2とが互いに重複する重複範囲Bを含むように撮像部18を移動させる。
ここで、予め、重複範囲Bには、複数の第1の基準点P3、P4が含まれるように第2の範囲A2を設定する。
さらに、重複範囲Bを除く第2の範囲A2に1つの第2の基準点P6を設置する。
そして、撮像部18により第2の範囲A2が撮像した状態で、位置情報生成部20は、重複範囲Bに位置する複数の基準点P3、P4で構成される第1の基準点に基づいて重複範囲Bを除く第2の範囲A2に位置する1つの基準点P6で構成される第2の基準点の位置を特定する。
これにより位置情報生成部20は、第2の範囲における位置情報の生成を、第2の基準点P6の位置を用いて行なう。
以下、第1の実施の形態と同様の要領によって第2の範囲A2に対する建物外面部の状態の検出および評価を行なう。
第3の実施の形態においても第2の実施の形態と同様の効果が奏される。
なお、実施の形態では、検査対象物が建物であり、タイルなどの外装材2の浮きや剥がれなどの接着状態を評価する場合について説明したが、本発明は、タイルやモルタルなどの外装材が設けられていない場合には、建物外面に加え、この建物外面近くの内部の状態を評価する場合、また、タイルやモルタルなどの外装材が設けられている場合には、外装材の表面に加え、外装材の表面の内側の外装材部分や外装材の内側の建物躯体の表面や表面近くの内部を評価する場合に広く適用可能である。
さらに、本発明は、建物の室内の床、天井、壁面、室内のコンクリート躯体などを評価する場合に広く適用可能である。
また、本発明は、検査対象物が建物に限定されず、高架橋やダムなどの構造物などを評価する場合に広く適用可能である。
また、実施の形態では、建物外面部の状態の検出結果に基づいて生成される評価結果を示す個別評価情報と、検査対象物の検出箇所の位置を示す位置情報とを関連付けた検査対象物評価情報を生成し、また、検査対象物評価情報に含まれる位置情報によって特定される建物外面の画像上の箇所に、検査対象物評価情報に含まれ位置情報に関連付けられた個別評価情報を表示部26に表示させる場合について説明した。この場合、個別評価情報は本発明の個別情報に相当する。
しかしながら、個別評価情報に代えて建物外面部の状態の検出結果を示す個別測定情報と、検査対象物の検出箇所の位置を示す位置情報とを関連付けた検査対象物評価情報を生成し、また、検査対象物評価情報に含まれる位置情報によって特定される建物外面の画像上の箇所に、検査対象物評価情報に含まれ位置情報に関連付けられた個別測定情報を表示部26に表示させるようにしてもよい。この場合、個別測定情報は本発明の個別情報に相当する。
例えば、建物外面部の状態として温度を検出する場合、温度の測定値(生データ)を個別測定情報として扱い、温度の測定値(個別測定情報)と検出箇所の位置を示す位置情報とを関連付けた検査対象物評価情報を生成し、検査対象物評価情報に含まれる位置情報によって特定される建物外面の画像上の箇所に、検査対象物評価情報に含まれ位置情報に関連付けられた温度の測定値(個別測定情報)を表示部26に表示させるようにしてもよい。
このようにすると、検出部12によって検出された建物外面部の状態を示す個別測定情報そのものを評価する上で有利となる。
また、温度の測定値(個別測定情報)と検査対象物の検出箇所の位置を示す位置情報とを関連付けた検査対象物評価情報を生成したのち、検査対象物評価情報に含まれる個別測定情報に基づいて評価を行い、その評価結果を個別評価情報として生成し、この個別評価情報を検査対象物評価情報に含まれる位置情報と関連付けるようにしてもよい。この場合、検査対象物評価情報に含まれる位置情報によって特定される建物外面の画像上の箇所に、位置情報に関連付けられた個別評価情報を表示部26に表示させるようにしてもよい。
このようにすると、個別測定情報を評価した個別評価情報に基づいて建物外面部の状態を的確に評価する上で有利となる。
2 建物躯体
4 外装材
10 状態評価装置
12 検出部
14 評価部
16 指標部
18 撮像部
20 位置情報生成部
22 検査対象物評価情報生成部
24 記憶部
26 表示部
28 表示制御部

Claims (8)

  1. 検査対象物の状態の検出結果または前記検出結果に基づいて生成される評価結果を示す個別情報と前記検査対象物の検出箇所の位置を示す位置情報とを関連付けて評価する検査対象物の状態評価装置であって、
    前記検査対象物の状態を検出する検出部と、
    前記検出部に一体的に設けられた指標部と、
    前記指標部と、前記検査対象物の表面の互いに離れた少なくとも2箇所に設定された複数の基準点とを含む範囲を撮像して画像情報を生成する撮像部と、
    前記検査対象物の状態の検出がなされた時刻に対応して前記撮像部で撮像された前記画像情報に基づいて、前記複数の基準点の位置に対する前記指標部の相対的な位置を示す位置情報を前記検査対象物の検出箇所の位置情報として生成する位置情報生成部と、
    前記個別情報と前記位置情報とを関連付けた検査対象物評価情報を生成する検査対象物評価情報生成部と、
    を備えることを特徴とする検査対象物の状態評価装置。
  2. 前記個別情報は、前記検出部によって検出された前記検査対象物の状態を示す個別測定情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載の検査対象物の状態評価装置。
  3. 前記検出部によって検出された前記検査対象物の状態を示す個別測定情報に基づいて前記検査対象物の状態を評価して個別評価情報を生成する評価部を備え、
    前記個別情報は、前記個別評価情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載の検査対象物の状態評価装置。
  4. 画像を表示する表示部と、
    前記画像情報に基づいて前記検査対象物の表面の画像を前記表示部に表示させると共に、前記検査対象物評価情報に含まれる前記位置情報によって特定される前記検査対象物の表面の画像上の箇所に、前記検査対象物評価情報に含まれ前記位置情報に関連付けられた前記個別情報を表示させる表示制御部とを備える、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載の検査対象物の状態評価装置。
  5. 前記表示部による前記個別情報の表示は、前記個別情報をその個別情報の内容に対応付けられた複数種類の色を呈するマークで表示することによってなされる、
    ことを特徴とする請求項4記載の検査対象物の状態評価装置。
  6. 前記撮像部により撮像される撮像範囲が第1の範囲から第2の範囲に移動し、かつ、前記第1の範囲と前記第2の範囲とが互いに重複する重複範囲を含む場合、
    前記位置情報生成部は、前記重複範囲に位置する前記複数の基準点で構成される第1の基準点に基づいて前記重複範囲を除く前記第2の範囲に位置する1以上の基準点で構成される第2の基準点の位置を特定し、
    前記位置情報生成部による前記第2の範囲における前記位置情報の生成は、前記第2の基準点の位置を用いてなされる、
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載の検査対象物の状態評価装置。
  7. 前記検査対象物は、建物躯体および前記建物躯体に接着された外装材であり、
    前記個別情報は、前記外装材の剥離の有無を示す情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか1項記載の検査対象物の状態評価装置。
  8. 前記検査対象物は、建物躯体および前記建物躯体に接着された外装材であり、
    前記個別情報は、前記外装材の背面の空洞の前記外装材の深さ方向における位置を示す情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか1項記載の検査対象物の状態評価装置。
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