JP2016204924A - 水中構造物補修用の硬化性組成物及びそれを用いて行う水中構造物の補修方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水と、主材セメントと、水中不分離性混和剤と、無機粒子からなる加重材と、を含有し、前記加重材は、粒径0.1mmアンダーの割合が90%以上で粒径0.05mmアンダーの割合が80%以上の粒度分布を有し、該加重材の真比重は、前記主材セメントの真比重よりも大きい水中構造物補修用の硬化性組成物とする。
【選択図】図1
Description
本発明の水中構造物補修用の硬化性組成物(以下単に「硬化性組成物」とも言う)は、主材セメントと、水中不分離性混和剤と、所定範囲の粒度分布と密度を有する無機粒子からなる加重材と、を含んでなる組成物材料を、適量の水に混錬してペースト状としたものである。
本発明の硬化性組成物は、下記に説明する主材セメントと水の重量比である水セメント比を、30%以上300%以下とすることが好ましく、同比を100%以上200%以下とすることがより好ましい。又、水セメント比は、上記範囲を目安とし、硬化性組成物に求める水中での拡散範囲の大きさ等に応じて、適切な流動性を付与できるように適宜最適な比率に調整すればよい。
本発明の硬化性組成物に用いる主材セメントとしては、入手容易性や経済性の観点から、汎用品として広く用いられている各種のポルトランドセメントや高炉セメントを好ましく用いることができる。又、これに限られず、従来一般的に用いられている各種のセメントを、必要に応じて適宜選択することができる。又、石炭灰やフライアッシュ、砕石粉等によりセメント材料の一部を代替することにより材料コストや環境負荷の低減を図ることも可能である。
本発明の硬化性組成物は、水中への投下を前提とする。そのために必要となる水中不分離性を付与するために、硬化性組成物には水中不分離性混和剤を添加する。この水中不分離性混和剤としては、特段の限定なく従来公知の各種の混和剤を用いることができる。水中不分離性混和剤の好ましい例として、水溶性セルロースエーテルを主とする混和剤や、アルキルアリルスルフォン酸塩、アルキルアンモニウム塩等を含有する高機能特殊増粘剤を挙げることができる。これらの添加により、水中への投入によって亀裂等の補修を行うことを目的とする本発明の硬化性組成物に求められる水中不分離性を付与することができる。
本発明の硬化性組成物は、粒度分布と密度を特定の最適範囲に限定した無機粒子からなる加重材を添加したものであることを主たる特徴とする。この加重材としては、粒度分布と密度を以下に説明する本発明独自の範囲とするものであれば、補修対象となる構造物を構成する材に対して不活性な無機粒子を広く用いることができる。より具体的には、例えば補修対象の水中構造物がコンクリート構造物である場合であれば、セメント材や水との間で、不要な反応を起こして、構造物の物性に好ましくない変化を引き起こすリスクがない物質である限り、従来公知の無機粒子系の加重材を広く用いることができる。
その他、本発明の硬化性組成物には、特に、上記の各作用、特には硬化性組成物の微細な亀裂への自律的な浸透を阻害しない範囲で、必要に応じて、減水剤、消泡剤等、従来公知の混和剤を更に添加することができる。
減水剤としては、特段の限定なく、従来公知の減水剤を適宜選択することができる。好ましい一例として、ポリカルボン酸系の高性能減水剤を挙げることができる。このような減水剤の添加により、本発明の硬化性組成物に、好ましい初期分散性を付与することができる。又、適切な流動性を維持しながら、より少ない加重材の添加量で、同等の好ましい効果を奏する硬化性組成物を得ることができる。
消泡剤としては、シリコーン系、ノニオン系、アルコール系、脂肪酸、エーテル、脂肪酸エステル、リン酸エステル、ポリエーテル系、及びフッ素系等の各種の消泡剤を適宜用いることができる。これらの消泡剤の添加により、本発明の水中構造物補修用の硬化性組成物の混練時の気泡の発生及び巻き込みを抑え、水中での脱泡容積変化や流動性の変化を抑制することができる。これにより、硬化性組成物の均一性を向上させて、補修箇所の強度のばらつきを抑え、補修箇所の耐久性を更に向上させることができる。
本発明の水中構造物の補修方法は、例えば、図1、図2A及び図2Bに示す態様によって実施することができる。この水中構造物の補修方法は、上述の水中構造物補修用の硬化性組成物1を、水中構造物10の亀裂112の発生部分が浸漬されている水3の水中に投入することによって、亀裂112内に硬化性組成物1を自律的に浸透させ、更には、亀裂112内で硬化性組成物1を硬化させることによって水中構造物10を補修する補修方法である。図2Aは、亀裂内に水3が浸透している補修前の状態を表し、図2Bは本発明の補修方法による補修後の亀裂の状態を表すものである。これらの図に示す通り、本発明の補修方法の実施においては、硬化性組成物1は、亀裂112内の水3を押出して亀裂内奥深くまで自律的に浸透する。
実施例として本発明の奏する効果を検証するための硬化性組成物を製造した。硬化性組成物を製造するための使用材料としては下記のものをそれぞれ用い、それらの配合は下記表1の通りとした。尚、表1中の単位量は硬化性組成物1m3当りの配合重量(kg)を示しており、水の重量については、水中不分離性混和剤、減水剤、消泡剤の重量を含む重量としてある。又、これらの材料の混錬方法は後述の通りとした。
(主材セメント)
高炉セメントB種(住友大阪セメント社製、比表面積:3.950cm2/g、密度3.04g/cm3、平均粒径0.017mm。
(水中不分離性混和剤)
高機能特殊増粘剤(「ビスコトップ200LS−2」(花王社製)。アルキルアリルスルフォン酸塩、アルキルアンモニウム塩含有。)
(加重材)
バライト微粉末(「テルバー」(テルナイト社製)。主成分は硫酸バリウム粉末)、密度4.30/cm3(真比重:4.3)、平均粒径:0.018mm、粒度分布:0.096mmアンダーが100%、0.048mmアンダーが89.6%。
(減水剤)
高性能減水剤(「マイティ21HP」(花王社製)。ポリカルボン酸系)
(消泡剤)
シリコーン消泡剤(「DK Q1−1183」(東レ社製)
水、高性能減水剤、消泡剤を投入し、ハンドミキサで撹拌しながら主材セメントを投入。更に撹拌しながら加重材(硫酸バリウム)を投入。投入完了後、90秒間撹拌、水中不分離性混和剤(特殊増粘剤)を投入。その後150秒間撹拌。
上記の通り製造した硬化性組成物の性状を確認したところ以下、表2の通りであった。
アクリル板で構成された水層の底部に、補修対象とする亀裂を想定して、それぞれ幅の異なる隙間を形成した試験体の水層を用意した。各隙間の幅は表3に記載の通りとし、各隙間の長さは300mm、隙間の深さは100mmとした。各水層内を水で浸漬した後、実施例の硬化性組成物を隙間幅の異なる各水層に、水層底面での層厚が50mm程度となる量を投入して、硬化性組成物が自律的にそれぞれの幅の隙間に自律的に浸透するか否か、投入後の経過時間毎の硬化性組成物の各隙間への浸透深さを観測した。観測結果を表3に示す。尚、表3の各数値については、例えば、隙間幅0.1mmの場合、16秒経過後の最大浸透深さが13.0mm、26秒経過後の最大浸透深さが17.0mmであったことを示している。又、最大浸透深さ100.0mmは、硬化性組成物が、隙間全体に浸透したことを示している。
コンクリート製の円柱試験体(φ150mm×h100mm)の上面に幅0.4mmの亀裂を形成し、この試験体を水中に配置して、実施例の硬化性組成物を、試験体上面での層厚が10mm程度となる量を投入した。水深13mに相当する水圧を作用させ、亀裂を含む部分の透水量から透水係数を測定した。実施例の硬化性組成物の投入前後の試験体の透水係数の変化は表4の通りであった。
水を張ったU字溝(幅0.3m×高さ0.3m×長さ6m)に実施例の硬化性組成物を2l/分の投入速度で流し込み、経過時間後毎の流動勾配を測定した。流動勾配については、非常に小さく、充填後、まもなく、硬化性組成物の堆積表面は6m先までフラットな状態となった。又、硬化後の硬化性組成物のコアを投入地点からそれぞれ1m、3m、6mの位置において採取して、その密度を測定し、均質性を確認した。結果を表5に示す。
Claims (6)
- 水と、主材セメントと、水中不分離性混和剤と、無機粒子からなる加重材と、を含有し、
前記加重材は、粒径0.1mmアンダーの割合が90%以上で粒径0.05mmアンダーの割合が80%以上の粒度分布を有し、該加重材の真比重は、前記主材セメントの真比重よりも大きい水中構造物補修用の硬化性組成物。 - 前記加重材の真比重が、3.3以上9.0以下である請求項1に記載の水中構造物補修用の硬化性組成物。
- 前記加重材の平均粒径が、0.02mm以下である請求項1又は2に記載の水中構造物補修用の硬化性組成物。
- 前記無機粒子が硫酸バリウムである請求項1から3のいずれかに記載の水中構造物補修用の硬化性組成物。
- 請求項1から4のいずれかに記載の水中構造物補修用の硬化性組成物を、水中構造物の亀裂の発生部分が浸漬されている水中に投入する工程を含み、
前記水中構造物補修用の硬化性組成物の水中への投入を、前記亀裂の発生位置によって限定されない任意の投入位置から行い、該水中構造物補修用の硬化性組成物を前記亀裂の内部へ自律的に浸透させることにより前記亀裂の補修を行う水中構造物の補修方法。 - 前記水中構造物補修用の硬化性組成物の水中への投入を、前記亀裂の発生位置を特定する工程を経ずに行うことを特徴とする請求項5に記載の水中構造物の補修方法。
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