JP2016202133A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ガイドの強度を確保しつつ、ガイド及びロータのアーム部の小型化、軽量化を図ることができる魚釣用スピニングリールを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係る魚釣用スピニングリール1の反転機構40は、ベール支持部材13Aに一端部が連結されたシャフト41と、アーム部3Aに揺動自在に取り付けられシャフト41を軸方向摺動自在に支持するガイド50と、アーム部3Aに揺動自在に設けられ、ロータ3の釣糸巻取方向の回転によりガイド50に当接して、釣糸放出位置にあるベール支持部材13Aを釣糸巻取位置に復帰させる復帰用当接部材61とを備え、ガイド50は、シャフト41の軸方向に延びて復帰用当接部材61に当接される当接片54を有し、ベール支持部材13が釣糸放出位置に移動した時に、当接片54の復帰用当接部材に当接される側と反対側にシャフト41の他端部が配置されることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、魚釣用スピニングリールに関する。
魚釣用スピニングリールでは、ベール支持部材がロータのアーム部に回動自在に支持され、ベールを釣糸巻取位置又は釣糸放出位置に移動することができる。
また、魚釣用スプリングリールには、ベール支持部材を回動方向のいずれかに付勢する付勢機構が設けられ、ベールが釣糸巻取位置又は釣糸放出位置に振分付勢保持されるようになっている。
なお、上記する付勢機構は、一端がベール支持部材に連結されるシャフトと、ロータのアーム部に揺動自在に取り付けられてシャフトを案内するガイドと、シャフトを付勢するばねとで構成されている。
さらに、下記特許文献の魚釣用スピニングリールでは、ベールが釣糸放出位置に保持されている場合にハンドルの巻き取り操作に伴うロータの回転で、上記したガイドを揺動させてベールを反転(釣糸巻取位置に復帰)させる反転機構が設けられている。
詳細には、反転機構に備わる復帰用当接部材がガイドに接触することで、ガイドを揺動させてベールを釣糸巻取位置に復帰させている。
実開昭62−80570号公報 実開平6−46465号公報
ところで、復帰用当接部材の揺動運動は、ロータの回転力、言い換えればハンドルの巻き取り操作により発生する。このため、復帰用当接部材の接触時にガイドに対して大きな荷重が作用する。このような荷重の作用に対し、従来はガイドの揺動方向の厚みを肉厚とすることでガイドの強度を図っていた。
しかしながら、ガイドの肉厚化は、ガイド及びロータのアーム部の大型化、重量化を招いてしまい、これを改善したいという要望があった。
本発明は、このような課題を解決するために創作されたものであり、ガイドの強度を確保しつつ、ガイド及びロータのアーム部の小型化、軽量化を図ることができる魚釣用スピニングリールを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る魚釣用スピニングリールは、リール本体に設けられたロータと、前記ロータに設けられたアーム部と、前記アーム部に取り付けられ、釣糸巻取位置と釣糸放出位置とに回動可能なベール支持部材と、前記ベール支持部材を釣糸放出位置から釣糸巻取位置に復帰させる反転機構と、を備え、前記反転機構は、前記ベール支持部材に一端部が連結されたシャフトと、前記アーム部に揺動自在に取り付けられ、前記シャフトを軸方向摺動自在に支持するガイドと、前記アーム部に揺動自在に設けられ、前記ロータの釣糸巻取方向の回転により前記ガイドに当接して、釣糸放出位置にある前記ベール支持部材を釣糸巻取位置に復帰させる復帰用当接部材と、を備え、前記ガイドは、前記シャフトの軸方向に延びて前記復帰用当接部材に当接される当接片を有しており、前記ベール支持部材が釣糸放出位置に移動した時に、前記当接片の前記復帰用当接部材に当接される側と反対側に、前記シャフトの他端部が配置されることを特徴とする。
前記発明によれば、復帰用当接部材が当接(接触)する部位が片(薄板形状)になっている。よって、ガイドが肉薄化され、ガイド及びロータのアーム部の小型化及び軽量化を図ることができる。
また、シャフトの他端部は、当接片において復帰用当接部材に当接される側と反対側に配置されている。よって、シャフトは、復帰用当接部材が当接(接触)する方向からの荷重に対して当接片を支持するようになっている。この結果、復帰用当接部材との接触に対する当接片の強度が確保され、当接片(ガイド)の変形が抑制される。
また、前記発明において、前記ガイドは、前記シャフトを囲繞する基部を備えており、前記当接片は、前記基部から前記シャフトの軸方向に延出しており、前記当接片において、前記復帰用当接部材が当接される側と反対側には、前記基部と前記当接片とを繋ぐリブが設けられていることが好ましい。
前記構成によれば、復帰用当接部材との接触に対する強度が向上し、当接片(ガイド)の変形が更に抑制される。
また、前記発明において、前記当接片には、前記シャフトの軸方向の摺動を案内する溝が形成されており、前記溝は、前記シャフトの外周面の形状に対応していることが好ましい。
前記構成によれば、シャフトと当接片との接する面積が大きくなり、復帰用当接部材との接触に対する強度がさらに向上し、ガイドの変形が更に抑制される。
以上、前記する発明によれば、部品点数を増加させることなくガイドの耐久性を向上させることができ、耐年数の長いスピニングリールを安価で提供することができる。
本実施形態の魚釣用スピニングリールの概略図である。 ベール(ベール支持部材)が釣糸巻取位置にある場合の反転機構を示すアーム部の断面図である。 ベールが釣糸巻取位置と釣糸放出位置との間にある場合の反転機構を示すアーム部の断面図である。 ベールが釣糸放出位置にある場合の反転機構を示すアーム部の断面図である。 (a)は後方から斜視したガイドの斜視図であり、(b)は図2の矢印D方向から視た図である。 ベールが釣糸巻取位置にある場合の反転機構を説明するための図である。 ベールが釣糸放出位置にある場合の反転機構を説明するための図である。
本実施形態に係る魚釣用スピニングリールについて、適宜図面を参照しながら説明する。また、実施形態の説明において、「前後」及び「上下」を言うときは図1に示した方向を基準とする。
図1に示すように、魚釣用スピニングリール1は、前方に突出するスプール軸8及び駆動軸筒10を有するリール本体2と、駆動軸筒10の前端部に固定されたロータ3と、スプール軸8の前端に取り付けられたスプール4とを主に備えている。
リール本体2は、ハンドル軸5を回転自在に支持し、リール本体2内をハンドル軸5が左右方向に延在している。ハンドル軸5には、歯車5aとドライブギヤ7とが連結し、ハンドル軸5とともに歯車5aとドライブギヤ7とが回転するように構成されている。なお、ハンドル軸5の端部は、リール本体2を貫通してリール本体2の側部に位置し、ハンドル6が取り付けられている。
リール本体2の前側に設けられた筒部2a内には、図示しない軸受を介して回転自在に支持された駆動軸筒10と、駆動軸筒10内に挿通されたスプール軸8とが設けられている。
駆動軸筒10の前端部にロータ3が固定され、駆動軸筒10の後端にドライブギヤ7に噛合するピニオンギヤ11が形成されている。このため、ハンドル6を回転操作すると、その駆動力が駆動軸筒10に伝達し、駆動軸筒10とともにロータ3が回転する。
ロータ3は、リール本体2の筒部2aの外周側に位置する円筒部30と、一対のアーム部3A,3Bとを備えている。
各アーム部3A,3Bの前端部には、ベール18及びラインローラ19を支持するベール支持部材12A,12Bが回動自在に取り付けられ、ベール18を釣糸巻取位置(図2参照)又は釣糸放出位置(図4参照)に移動させることができる。
スプール軸8の前端は、図示しないドラグ機構を介してスプール4が取り付けられている。スプール4は、釣糸が巻回される釣糸巻回胴部4aと、釣糸巻回胴部4aの後部に設けられたスカート部4bと、釣糸巻回胴部4aの前側に設けられた前側フランジ4cとを備えている。
スプール軸8の後端は、リール本体2内に設けられたスプール往復動装置に連結している。スプール往復動装置は、歯車5aに噛合する連動歯車5bと、連動歯車5bに設けられた偏芯突部5cと、スプール軸8の後端部に取り付けられるとともに偏芯突部5cと係合する案内溝9aが形成された摺動子9とを備えている。
そして、ハンドル6の巻き取り操作が行われると、ドライブギヤ7およびスプール往復動装置を介してスプール4が前後動し、図示しない釣糸が、ラインローラ19を介してスプール4の釣糸巻回胴部4aに均等に巻き付けられる。
つぎに、アーム部3Aの詳細について説明する。
アーム部3Aは、円筒部30の後端からスプール4のスカート部4bを超えて外側に延びてさらに前方に延びる断面視略L字状のアーム本体部31と、そのアーム本体部31を覆うカバー部材32とを備えている。
また、アーム本体部31とカバー部材32との間には空間が形成されており、その空間内に反転機構40のシャフト41とガイド42と復帰用当接部材61とが収容されている。
図2に示すように、アーム本体部31には、周端縁に沿って外壁33が形成されている。また、アーム本体部31の前端部には、円筒状の第1軸部34と、第1軸部34の外周側に配置されて互いに周方向に離間する第1位置決め壁部35及び第2位置決め壁部36とが形成されている。
第1軸部34は、ベール支持部材12Aの基部13を回動自在に支持するための軸である。また、ベール支持部材12Aの基部13は、第1軸部34内に螺合するボルトBにより抜け止めされている(図1参照)。
第1位置決め壁部35及び第2位置決め壁部36は、ベール支持部材12Aの基部13の外周面から突出する移動部14に当接してベール支持部材12Aの回動を規制し、ベール18(ベール支持部材12A)を所定位置に位置決めするためのものである。
第1位置決め壁部35は、移動部14に対して中心軸O1の左回り方向に配置され、移動部14が当接した場合にベール18が釣糸巻取位置となるように形成されている(図2参照)。
第2位置決め壁部36は、移動部14に対して中心軸O1の右回り方向に配置され、移動部14が当接した場合にベール18が釣糸放出位置となるように形成されている(図4参照)。
反転機構40は、ベール18が釣糸放出位置に移動し、かつ、ハンドル6の巻き取り操作が行われてロータ3が回転した場合、ベール支持部材12Aを反転させてベール18を釣糸巻取位置に移動させるための機構である。
反転機構40は、第2軸部52を介してアーム本体部31に揺動自在に取り付けられた筒状のガイド50と、ベール支持部材12Aに一端部41bが連結するシャフト41と、ピンP(ネジ部材)によりアーム本体部31の後端面31aに揺動自在に取り付けられた復帰用当接部材61と、リール本体2の筒部2aの外周面に設けられた復帰用衝接部62(図1、図6参照)とを備えている。
さらに本実施形態の反転機構40は、シャフト41に沿って巻き回しされたコイルばね42を備えている。このため、反転機構40は、ベール18を釣糸巻取位置又は釣糸放出位置に付勢保持すること、つまり付勢機構を発揮することができるようになっている。
以下、反転機構40の各構成について説明する。
図5に示すように、ガイド50は、第2軸部52と一体に形成された立方体状の基部51と、基部51の一部から延びる略壁状の当接片54とを備えており、基部51に対して当接片54がアーム本体部31の基部側を向くように配置されている。
基部51には、ガイド50の長手方向(基部51と当接片54が並んでいる方向)に延びる摺動孔53が形成されている。そして、摺動孔53には、シャフト41の他端部41aが挿入され、ガイド50がシャフト41を摺動自在に支持している。
当接片54は、復帰用当接部材61と当接(接触)するための片(薄板形状)であり、基部51よりも揺動方向に肉薄化されている。
なお、ガイド50の当接片54の詳細については後述する。また、中心軸O1と中心軸O2とを結ぶ線を振り分け線L1を称する。
図2に示すように、シャフト41の一端部41bは、ベール支持部材12Aの連結部15に回動自在に連結されている。このため、ベール支持部材12Aが回動すると、シャフト41の一端部41bが周方向に移動し、シャフト41ととともにガイド50が中心軸O2回りに揺動する。
具体的に、ベール18が釣糸巻取位置から釣糸放出位置に移動した場合、シャフト41の一端部41bは、中心軸O1の右回り方向に移動し(図2の矢印A1を参照)、ガイド50は中心軸O2の左回り方向に揺動する(図2の矢印A2を参照)。
一方で、ベール18が釣糸放出位置から釣糸巻取位置に移動した場合、シャフト41の一端部41bは、中心軸O1の左回り方向に移動して(図4の矢印B4を参照)、ガイド50は中心軸O2の右回り方向に揺動する(図4の矢印B3を参照)。
図2、図3に示すように、コイルばね42は、一端がガイド50の端面に当接し、他端がシャフト41のフランジ部41cに当接した状態で縮設されている。このため、コイルばね42は、シャフト41の一端部41bがガイド50から離間するように常時付勢している。
このため、図2に示すように、シャフト41の一端部41bが振り分け線L1よりも右側に位置している場合、コイルばね42は、ベール支持部材12Aの連結部15を中心軸O1の左回り方向に回動するように押圧し、ベール18が釣糸巻取位置に保持される。
一方で、図4に示すように、シャフト41の一端部41bが振り分け線L1よりも左側に位置する場合には、ベール支持部材12Aの連結部15を中心軸O1の右回り方向に回動するように押圧し、ベール18が釣糸放出位置に保持される。
図6に示すように、復帰用当接部材61には、ガイド50の当接片54の近傍まで延びるキック部63と、ローラ65を回転自在に支持する係止片64とが形成されている。
復帰用当接部材61は、ベール18が釣糸巻取位置にある場合、係止片64が後方から視てアーム本体部31の後端面31aと重なるように位置し、キック部63がガイド50の当接片54の右側に位置している(図2参照)。
このため、ベール18が釣糸巻取位置から釣糸放出位置に移動した場合、つまりガイド50が中心軸O2の左回り方向に揺動した場合(図2の矢印A2参照)、キック部63が当接片54の外面54bに右側へ押圧されて、復帰用当接部材61が中心軸O3の右回りに回動するようになっている(図6の矢印A3参照)。
この結果、図7に示すように、係止片64がアーム本体部31の外壁33から突出する係止壁37に当接し、さらに係止片64に支持されるローラ65がリール本体2に近接して復帰用衝接部62の軌道に進入する。
復帰用衝接部62には、ローラ65を次第に外側に押し出すような斜面62aが形成されている。このため、ハンドル6の巻き取り操作によりロータ3が巻き取り方向に回転した場合(図7の矢印B1参照)、ローラ65が復帰用衝接部62の斜面62aに乗り上げて復帰用当接部材61が左回り方向に回動する(図7の矢印B2参照)。
そして、キック部63は、当接片54の外面54bに接触して当接片54を押圧し、ガイド50が中心軸O2の左回りに揺動する(図4の矢印B3参照)。
さらに、ガイド50の揺動に対応してベール支持部材12Aが中心軸O1の左回り方向に回動する(図4の矢印B4参照)。
この結果、図3に示すように、シャフト41の一端部41bが振り分け線L1を超えるため、コイルばね42の付勢力により、ベール支持部材12Aがさらに中心軸O1の左回り方向に回動して(図3の矢印B5参照)、ベール18が釣糸巻取位置に移動する。
なお、ロータ3が巻き取り方向に対して逆回転した場合、復帰用当接部材61のローラ65が復帰用衝接部62の左側面62bに当接して回り止めする。
また、図6に示すように、復帰用当接部材61の係止片64には、ばね68の一端68aが係合して復帰用当接部材61が左回りに回転するように付勢されている。このため、ガイド50にキック部63押圧されていない場合、ローラ65が復帰用衝接部62の軌道上に位置しないようになっている。
つぎに、ガイド50の詳細について説明する。
図5に示すように、摺動孔53は、基部51の略中央部に設けられている。また、当接片54は、基部51の図中の右側に配置されている。よって、摺動孔53を貫通するシャフト41の他端部41aは、当接片54の内面54a側(復帰用当接部材61が当接する側と反対側)に配置されている。
当接片54の内面54aには、基部51の摺動孔53に連続するとともにシャフト41の外周面に対応する円弧状の摺動溝55が形成されている。このため、摺動孔53に対するシャフト41の挿入量が増加すると、シャフト41の他端部41aが摺動溝55に沿って摺動し、当接片54の内面54a(摺動溝55)に当接するようになる。
また、図4に示すように、ベール18が釣糸放出位置にある場合、シャフト41は、当接片54の長さ方向の略全領域に亘って当接するようになっている。
このため、当接片54の内面54aはシャフト41に当接支持されることで補強され、外面54bに作用する荷重に対する強度が向上する。よって、当接片54は、復帰用当接部材61のキック部63が接触しても変形し難くなっている。つまり、復帰用当接部材61のキック部63の衝接による荷重に耐え得るものとなっており、シャフト41の補強作用により当接片54の薄肉化を図れる。
また、ガイド50には、当接片54の内面54aと基部51とを繋ぐリブ56が形成されており、当接片54がさらに変形し難くなっている。
以上、実施形態の魚釣用スピニングリール1によれば、ガイド50の当接片54が揺動方向に肉薄化するため、ガイド50及びロータ3のアーム部3Aの小型化及び軽量化を図ることができる。
また、ガイド50の当接片54の内面54aをシャフト41が支持することで強度が向上しているため、復帰用当接部材61による接触により変形し難い。
以上、実施形態の魚釣用スピニングリール1について説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、本実施形態の反転機構40は、コイルばね42を備え、付勢機構を発揮できるようになっているが、本発明の反転機構40はコイルばね42を備えていなくてもよい。
つまり、反転機構40から付勢機構(コイルばね42)を分離し、公知のように、他方のベール支持部材12Bとアーム部材12B側の方に、付勢機構(コイルばね42)を配置してもよい。
また、当接片54の内面54aに摺動溝55が形成されているが、シャフト41が当接可能であれば平坦面であってもよい。
ただし、円弧状の摺動溝55の場合には、平坦面よりもシャフト41が内面54aを支持する面積が大きくなり、当接片54の強度をさらに向上させることができるために好ましい。
1 魚釣用スピニングリール
3 ロータ
3A,3B アーム部
4 スプール
8 スプール軸
10 駆動軸筒
12A,12B ベール支持部材
18 ベール
40 反転機構
41 シャフト
42 コイルばね
50 ガイド
51 基部
52 第2軸部
53 摺動孔
54 当接片
54a 内面
54b 外周面
55 摺動溝
56 リブ
61 復帰用当接部材
62 復帰用衝接部

Claims (3)

  1. リール本体に設けられたロータと、
    前記ロータに設けられたアーム部と、
    前記アーム部に取り付けられ、釣糸巻取位置と釣糸放出位置とに回動可能なベール支持部材と、
    前記ベール支持部材を釣糸放出位置から釣糸巻取位置に復帰させる反転機構と、
    を備え、
    前記反転機構は、
    前記ベール支持部材に一端部が連結されたシャフトと、
    前記アーム部に揺動自在に取り付けられ、前記シャフトを軸方向摺動自在に支持するガイドと、
    前記アーム部に揺動自在に設けられ、前記ロータの釣糸巻取方向の回転により前記ガイドに当接して、釣糸放出位置にある前記ベール支持部材を釣糸巻取位置に復帰させる復帰用当接部材と、
    を備え、
    前記ガイドは、前記シャフトの軸方向に延びて前記復帰用当接部材に当接される当接片を有しており、
    前記ベール支持部材が釣糸放出位置に移動した時に、前記当接片の前記復帰用当接部材に当接される側と反対側に、前記シャフトの他端部が配置されることを特徴とする魚釣用スピニングリール。
  2. 前記ガイドは、前記シャフトを囲繞する基部を備えており、
    前記当接片は、前記基部から前記シャフトの軸方向に延出しており、
    前記当接片において、前記復帰用当接部材が当接される側と反対側には、前記基部と前記当接片とを繋ぐリブが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
  3. 前記当接片には、前記シャフトの軸方向の摺動を案内する溝が形成されており、
    前記溝は、前記シャフトの外周面の形状に対応していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。
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