JP2016197843A - 画像読取装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザー及び管理者がそれぞれ意図した原稿の読み取りサイズで原稿を読み取らせる。【解決手段】画像読取装置に、表示部と、操作部と、原稿のサイズが検知可能な第一原稿読取部と、原稿のサイズを検知できない第二原稿読取部と、検知した原稿のサイズを第一原稿読取部に原稿を読み取らせる場合の原稿の読み取りサイズである第一読取サイズとし、事前に設定された原稿の読み取りサイズを第二原稿読取部に原稿を読み取らせる場合の原稿の読み取りサイズである第二読取サイズとする第一モード、及び、検知した原稿のサイズを第一読取サイズとし、第二原稿読取部に原稿を読み取らせる場合、読み取りジョブの開始指示が入力されたときに原稿の読み取りサイズの設定画面を表示し、当該設定画面で設定された原稿の読み取りサイズを第二読取サイズとする第二モードの何れかを設定する読取サイズ確定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像読取装置及び画像処理装置に関し、特に、原稿の読み取りサイズを確定する技術に関する。
従来から、ガラス等の透明部材で構成された原稿台に載置した原稿を読み取る方法及び原稿載置台に載置した原稿を上記原稿台上へ搬送して読み取る方法の二種類の方法で原稿を読み取り可能な画像読取装置が知られている。また、例えば下記特許文献1に記載のように、原稿台及び原稿載置台に載置された原稿のサイズを検知するセンサーを設け、ユーザーによって原稿の読み取りサイズ(読み取り対象の原稿のサイズ)を確定する操作が行われなかった場合に、上記センサーによって検知された原稿のサイズを原稿の読み取りサイズとして確定する技術が知られている。
特開2006−208969号公報
しかし、近年では、コスト削減等のため、原稿載置台に載置されている原稿のサイズを検知するセンサーだけを備え、原稿台に載置されている原稿のサイズを検知するセンサーを備えていない安価な画像読取装置のニーズも高まってきている。
このような画像読取装置では、原稿台に載置した原稿を読み取る場合、原稿のサイズを検知できないため、上記特許文献1に記載の技術のように、原稿の読み取りサイズを自動的に確定することができない。このため、ユーザーは、原稿台に載置した原稿を意図した原稿の読み取りサイズで読み取らせるためには、原稿を読み取らせる事前に原稿の読み取りサイズを意図したサイズに確定する操作を行う必要がある。しかし、当該画像読取装置の操作に慣れていないユーザーは、原稿の読み取りサイズを確定する操作を行わない虞がある。
一方、画像読取装置の管理者は、ユーザーが不用意に多様なサイズの原稿を読み取らないよう、原稿の読み取りサイズを制限したいという意図がある。その一方で、画像読取装置の管理者は、意図した原稿の読み取りサイズで原稿を読み取れないためにユーザーが不便さを感じることを避けたいという意図もある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、原稿のサイズを検知可能な原稿読取部と原稿のサイズを検知できない原稿読取部とを備え、ユーザー及び管理者がそれぞれ意図した原稿の読み取りサイズで原稿を読み取らせることができる画像読取装置及び画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明による画像読取装置は、表示部と、操作部と、原稿のサイズが検知可能な第一原稿読取部と、原稿のサイズを検知できない第二原稿読取部と、前記第一原稿読取部が検知した原稿のサイズを、前記第一原稿読取部に原稿を読み取らせる場合の原稿の読み取りサイズである第一読取サイズとして確定し、事前に設定された原稿の読み取りサイズを、前記第二原稿読取部に原稿を読み取らせる場合の原稿の読み取りサイズである第二読取サイズとして確定する第一モード、及び、前記第一原稿読取部が検知した原稿のサイズを前記第一読取サイズとして確定し、前記第二原稿読取部に原稿を読み取らせる場合、前記操作部を用いて読み取りジョブの開始指示が入力されたときに、原稿の読み取りサイズの設定画面を前記表示部に表示し、当該設定画面で設定された原稿の読み取りサイズを前記第二読取サイズとして確定する第二モード、の何れかを設定する読取サイズ確定部と、を備える。
本構成によれば、第一モード及び第二モードのうちの何れが設定されている場合でも、第一原稿読取部が検知した原稿のサイズと同じサイズで適切に第一原稿読取部に原稿を読み取らせることができる。
また、第一モードが設定されている場合、画像読取装置の管理者は、意図した原稿の読み取りサイズを事前に設定することで、当該意図した読み取りサイズで第二原稿読取部に原稿を読み取らせることができる。第二モードが設定されている場合、ユーザーは、読み取りジョブの開始指示を入力したときに表示された設定画面で意図した読み取りサイズを設定し、当該意図した読み取りサイズで第二原稿読取部に原稿を読み取らせることができる。
また、前記第一モードは、前記第一原稿読取部により原稿のサイズが検知される前は、前記事前に設定された原稿の読み取りサイズを前記表示部に表示してもよい。
本構成によれば、ユーザーは、第一原稿読取部に原稿を読み取らせる前に、事前に設定された原稿の読み取りサイズを把握することができる。
また、前記第一モード及び前記第二モードは、前記操作部を用いて前記設定画面の表示指示が入力されたときは、前記設定画面を前記表示部に表示し、当該設定画面で設定された原稿の読み取りサイズを前記第一読取サイズ及び前記第二読取サイズとして確定してもよい。
本構成によれば、ユーザー及び管理者は、第一モード及び第二モードの何れが設定されている場合でも、設定画面の表示指示を入力して設定画面を表示させ、意図した原稿の読み取りサイズを当該設定画面で設定することができる。これにより、ユーザー及び管理者は、第一読取サイズ及び第二読取サイズを当該意図した読み取りサイズに確定することができる。
また、前記第一モード及び前記第二モードは、前記設定画面で設定された原稿の読み取りサイズを前記第一読取サイズとして確定した後は、前記第一原稿読取部が検知した原稿のサイズを前記第一読取サイズとして確定しないようにしてもよい。
本構成によれば、ユーザー及び管理者が設定画面で設定した意図した原稿の読み取りサイズを、第一原稿読取部で検知された原稿のサイズよりも優先して第一読取サイズとして確定できる。これにより、ユーザー及び管理者は、意図した読み取りサイズで第一原稿読取部に原稿を読み取らせることができる。
また、前記第二モードは、前記第一読取サイズ及び前記第二読取サイズが確定されていない場合、原稿の読み取りサイズが不明であることを示す情報を前記表示部に表示してもよい。
本構成によれば、第二モードが設定されている場合、ユーザーは、原稿の読み取りサイズが不明であることに気付き易くなる。これにより、当該ユーザーは、第一原稿読取部に原稿のサイズを検知させる、或いは、読み取りジョブの開始指示を入力して設定画面を表示させた後、原稿の読み取りサイズを設定する等、第一読取サイズ及び第二読取サイズを確定するための操作を迅速に行えるようになる。
また、前記第二モードは、前記読み取りジョブの開始指示が入力されたときに、前記第二読取サイズが既に確定されていた場合は、前記設定画面を前記表示部に表示しないようにしてもよい。
本構成によれば、第二読取サイズが既に確定されているときは、設定画面の表示を省略し、既に確定された第二読取サイズで迅速に第二原稿読取部による原稿の読み取りジョブを開始することができる。
本発明による画像処理装置は、前記画像読取装置と、前記第一原稿読取部及び前記第二原稿読取部の何れかによって読み取られた画像を出力する画像出力部と、を備える。
本構成によれば、ユーザー及び管理者がそれぞれ意図した原稿の読み取りサイズで読み取らせた原稿の画像を出力することができる。
この発明によれば、ユーザー及び管理者は、それぞれ意図した原稿の読み取りサイズで原稿を読み取らせることができる。
複合機の電気的構成を示すブロック図である。 第一原稿読取部及び第二原稿読取部の概略構成図である。 コピージョブ設定画面の一例を示す図である。 読取サイズ設定画面の一例を示す図である。 任意設定モードが設定されている場合にコピージョブを実行するときの動作を示すフローチャートである。 任意設定モードが設定されている場合におけるコピージョブ設定画面に設けられた表示領域の表示態様の一例を示す図である。 毎回設定モードが設定されている場合にコピージョブを実行するときの動作を示すフローチャートである。 毎回設定モードが設定されている場合におけるコピージョブ設定画面に設けられた表示領域の表示態様の一例を示す図である。
以下、本発明に係る画像読取装置及びこれを備えた画像処理装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。尚、本実施形態では、画像処理装置として複合機を例に説明するが、本発明に係る画像処理装置をこれに限定する趣旨ではない。本発明に係る画像処理装置は、例えば、ファクシミリ装置、コピー機、又はプリンター等であってもよい。
図1は、複合機1の電気的構成を示すブロック図である。図1に示すように、複合機1は、第一原稿読取部21、第二原稿読取部22、画像形成部30(画像出力部)、操作表示部40、通信部50、記憶部60及び制御部10を備えている。尚、第一原稿読取部21、第二原稿読取部22、操作表示部40、及び制御部10は、本発明に係る画像読取装置の一例を構成する。
第一原稿読取部21は、原稿載置台に載置された原稿を搬送しながら、その搬送途中で原稿を読み取り、当該原稿の画像を示す画像データを生成する。また、第一原稿読取部21は、原稿載置台に載置された原稿のサイズを検知可能に構成されている。
第二原稿読取部22は、ガラス等の透明部材により構成された原稿台に載置された原稿を読み取り、当該原稿の画像を示す画像データを生成する。尚、第二原稿読取部22は、原稿台に載置された原稿のサイズを検知できないように構成されている。
図2は、第一原稿読取部21及び第二原稿読取部22の概略構成図である。具体的には、図2に示すように、第一原稿読取部21は、複合機1の本体上部に設けられた原稿給送装置80及び原稿読取装置90により構成されている。第二原稿読取部22は、原稿読取装置90により構成されている。
原稿給送装置80は、原稿を載置するための原稿載置台81と、原稿搬送部82と、原稿を排出するための原稿排出部83と、サイズ検知センサー84と、を備えている。原稿搬送部82は、原稿載置台81に載置された原稿を、読取スリット93を介して、原稿排出部83まで搬送する。
サイズ検知センサー84は、原稿載置台81に載置されている原稿のサイズを検知する。例えば、サイズ検知センサー84は、原稿載置台81の底面の所定位置に配置された複数の載置センサーを備えて構成されている。各載置センサーは、自身の上に原稿が載置されているか否かを検知する。サイズ検知センサー84は、原稿が載置されていると検知した載置センサーによって囲まれる領域のサイズに基づいて原稿のサイズを検知する。尚、サイズ検知センサー84が、原稿のサイズを検知する方法をこれに限定する趣旨ではない。
また、原稿給送装置80は、図2の紙面裏側の一辺を軸にして回動自在に構成されており、原稿給送装置80を回動させることにより、原稿台92の上面に原稿を載置可能となっている。
原稿読取装置90は、スキャナー部91と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台92及び読取スリット93と、を備えている。スキャナー部91は、露光ランプやCCD等を備えた周知の構成を有し、不図示の駆動部によって移動可能に構成されている。スキャナー部91は、原稿台92に載置された原稿及び読取スリット93上を通過する原稿を読み取り、当該原稿の画像を示す画像データを生成する。尚、原稿読取装置90には、原稿台92に載置された原稿のサイズを検知するセンサーが備えられていない。
つまり、第一原稿読取部21は、スキャナー部91を読取スリット93まで移動させた後、原稿載置台81に載置された原稿を原稿搬送部82に搬送させ、読取スリット93上を通過する原稿をスキャナー部91に読み取らせる。また、第一原稿読取部21は、サイズ検知センサー84に原稿のサイズを検知させる。
尚、第一原稿読取部21は、読取スリット93上に原稿の先端が到達した時点から、当該原稿の先端が後述する読取サイズ確定部12により確定された原稿の読み取りサイズに対応する長さ分搬送されるまでの間、スキャナー部91に原稿を読み取らせる。これにより、第一原稿読取部21は、当該確定された原稿の読み取りサイズで原稿を読み取り、当該読み取りサイズと同じサイズの画像を示す画像データを生成する。
一方、第二原稿読取部22は、原稿台92に載置された原稿に沿ってスキャナー部91を移動させながら当該原稿を読み取らせる。また、原稿台92に載置された原稿のサイズを検知するセンサーが備えられていないので、第二原稿読取部22は、原稿台92に載置された原稿のサイズを検知できないように構成されている。
尚、第二原稿読取部22は、原稿台92に載置された原稿の先端から、後述する読取サイズ確定部12により確定された原稿の読み取りサイズに対応する長さ分離間した位置まで、スキャナー部91を移動させながら原稿を読み取らせる。これにより、第二原稿読取部22は、当該確定された原稿の読み取りサイズで原稿を読み取り、当該読み取りサイズと同じサイズの画像を示す画像データを生成する。
画像形成部30は、感光体ドラム、帯電部、露光部、現像部、転写部、定着部、排出部等を備えた周知の構成を有する。画像形成部30は、第一原稿読取部21及び第二原稿読取部22が生成した画像データや通信部50が受信した画像データが表す画像を用紙に形成する印刷処理を実行する。
操作表示部40は、液晶ディスプレイ等の表示部41と、操作部42と、を備えている。操作部42は、数値の入力操作を行うためのテンキーや、各種ジョブの開始指示の入力操作を行うためのスタートキー等の各種操作キーを備えている。また、操作部42は、表示部41に表示されたソフトキーのタッチ操作を行うためのタッチパネル装置を備えている。
通信部50は、LANやインターネット等のネットワークを介して外部装置との間で通信を行うときに用いられる通信インターフェイス回路である。記憶部60は、HDDやSSD等の記憶装置である。記憶部60には、複合機1の動作に必要な各種データが予め記憶されている。
制御部10は、所定の演算処理を実行する不図示のCPUと、所定の制御プログラムが記憶されたEEPROM等の不図示の不揮発性メモリーと、データを一時的に記憶するための不図示のRAMと、これらの周辺回路等を備えている。制御部10は、上記不揮発性メモリーに記憶された制御プログラムをCPUによって実行することによって、複合機1内の各部の動作を制御する。
例えば、制御部10は、第一原稿読取部21及び第二原稿読取部22に原稿を読み取らせる動作に関連して、ジョブ実行部11(画像出力部)、読取サイズ確定部12、及び初期サイズ設定部13として機能する。
ジョブ実行部11は、操作部42の操作によって指示された各種ジョブを実行する。ジョブには、スキャンジョブやコピージョブ等が含まれる。スキャンジョブは、原稿の読み取りジョブの実行により生成された画像データを電子ファイル化して出力するジョブである。原稿の読み取りジョブとは、第一原稿読取部21又は第二原稿読取部22に原稿を読み取らせて、原稿の画像を示す画像データを生成させるジョブである。コピージョブは、読み取りジョブの実行により生成された画像データが示す画像を用紙に形成する印刷処理を画像形成部30に実行させ、当該画像が形成された用紙を出力するジョブである。
図3は、コピージョブ設定画面W1の一例を示す図である。例えば、操作部42に設けられた不図示のコピージョブキーが押下されると、ジョブ実行部11は、図3に示すコピージョブ設定画面W1を表示部41に表示する。
図3に示すように、コピージョブ設定画面W1には、コピージョブの六個の実行条件(「用紙選択」、「縮小/拡大」等)を設定するためのソフトキーSK11〜SK16が設けられている。各ソフトキーSK11〜SK16の上部には、各ソフトキーSK11〜SK16のタッチ操作により設定された設定値が表示される。また、コピージョブ設定画面W1には、各実行条件の設定画面の表示指示を入力するためのタブキーTK1〜TK6が設けられている。図3は、タブキーTK1が押下されたことにより、上記六個の実行条件の設定画面であるコピージョブ設定画面W1が表示された例を示している。
図4は、読取サイズ設定画面W2(設定画面)の一例を示す図である。例えば、タブキーTK2は、図4に示す読取サイズ設定画面W2の表示指示を入力するために設けられている。読取サイズ設定画面W2は、コピージョブに含まれる原稿の読み取りジョブの実行条件である、第一原稿読取部21及び第二原稿読取部22に原稿を読み取らせるときの原稿の読み取りサイズ(第一読取サイズ、第二読取サイズ)の設定画面である。
図4に示すように、読取サイズ設定画面W2には、原稿の読み取りサイズとして設定可能な設定値をそれぞれ示す複数のソフトキーSK2が設けられている。複数のソフトキーSK2のうちの何れかのソフトキーがユーザーによりタッチ操作されると、当該タッチ操作されたソフトキーが示す設定値が、原稿の読み取りサイズとして設定される。
また、読取サイズ設定画面W2には表示領域RA2が設けられている。表示領域RA2には、複数のソフトキーSK2のうちの何れかのタッチ操作により設定された原稿の読み取りサイズを表示するための表示欄RS2や、当該設定された原稿の読み取りサイズを表す画像を表示するための表示欄RD2等が設けられている。図4は、「A4」を示すソフトキーがタッチ操作されたことにより、原稿の読み取りサイズが「A4」に設定された例を示している。
図3に参照を戻す。コピージョブ設定画面W1には、更に、表示領域RA1が設けられている。表示領域RA1には、後述の読取サイズ確定部12により確定された原稿の読み取りサイズを表示するための表示欄RS1や、当該確定された原稿の読み取りサイズを表す画像を表示するための表示欄RD1等が設けられている。表示領域RA1の表示態様の詳細については後述する。
ジョブ実行部11は、操作部42に設けられた、ジョブの開始指示を入力するための不図示のスタートキーが押下されると、タブキーTK1〜TK6に対応する各実行条件の設定画面で設定された実行条件でコピージョブを実行する。
読取サイズ確定部12は、原稿の読み取りサイズの確定方法を定めた任意設定モード(第一モード)及び毎回設定モード(第二モード)の何れかを設定する。具体的には、読取サイズ確定部12は、操作部42に設けられた不図示のモード設定キーが押下されたときに、任意設定モード及び毎回設定モードを示す二個のソフトキーを含む不図示のモード設定画面を表示部41に表示する。そして、当該二個のソフトキーの何れかがユーザーによりタッチ操作されると、読取サイズ確定部12は、当該タッチ操作されたソフトキーが示すモードを設定する。
そして、読取サイズ確定部12は、当該設定したモードにより定められた確定方法で、第一原稿読取部21及び第二原稿読取部22に原稿を読み取らせる場合の原稿の読み取りサイズを確定する。尚、読取サイズ確定部12が各モードにより定められた確定方法で原稿の読み取りサイズを確定する動作については後述する。
初期サイズ設定部13は、原稿の読み取りサイズの初期値である初期サイズを設定し、当該設定した初期サイズを記憶部60に記憶する。具体的には、初期サイズ設定部13は、複合機1が使用されていない任意の時期に(事前に)、操作部42に設けられた不図示のシステムメニューキーが押下されたとき、不図示のシステム設定画面を表示部41に表示する。そして、初期サイズ設定部13は、システム設定画面内の不図示の初期サイズ設定キーがタッチ操作されると、図4に示す読取サイズ設定画面W2と同構成の初期サイズ設定画面を表示部41に表示する。その後、初期サイズ設定画面に含まれる何れかのソフトキーがタッチ操作されると、初期サイズ設定部13は、当該タッチ操作されたソフトキーが示す設定値を初期サイズとして設定し、当該設定した初期サイズを記憶部60に記憶する。
以下では、先ず、任意設定モードが設定されている場合にコピージョブを実行するときの動作について説明する。当該説明の中で、読取サイズ確定部12が任意設定モードにより定められた確定方法で原稿の読み取りサイズを確定する動作について説明する。図5は、任意設定モードが設定されている場合にコピージョブを実行するときの動作を示すフローチャートである。
読取サイズ確定部12により任意設定モードが設定された後、操作部42に設けられた不図示のコピージョブキーが押下されたとする。この場合、図5に示すように、ジョブ実行部は、コピージョブ設定画面W1(図3)を表示部41に表示する(S1)。
ステップS1の後、読取サイズ確定部12は、先ず、記憶部60に予め記憶されている初期サイズを原稿の読み取りサイズとして確定する(S2)。尚、読取サイズ確定部12は、ステップS2及び後述のステップにおいて原稿の読み取りサイズを確定した場合、当該確定した原稿の読み取りサイズを、コピージョブ設定画面W1の表示領域RA1内の表示欄RS1に表示する。また、読取サイズ確定部12は、当該確定した原稿の読み取りサイズを表す画像を表示欄RD1に表示する。読取サイズ確定部12が、各ステップで確定した原稿の読み取りサイズを表示領域RA1内の表示欄RS1、RD1に表示する態様については後述する。
ステップS2の後、タブキーTK2が押下された場合(S3;YES)、読取サイズ確定部12は、読取サイズ設定画面W2を表示部41に表示する。そして、読取サイズ確定部12は、当該読取サイズ設定画面W2で設定された原稿の読み取りサイズを原稿の読み取りサイズとして確定する(S4)。尚、タブキーTK2が押下されなかった場合(S3;NO)、ステップS4は実行されない。
その後、原稿載置台81に原稿が載置されたことにより、サイズ検知センサー84が原稿のサイズを検知したとする(S5;YES)。この場合、読取サイズ確定部12は、ステップS4を実行していず、読取サイズ設定画面W2で設定された原稿の読み取りサイズを、原稿の読み取りサイズとして確定していないときは(S6;NO)、ステップS5で検知された原稿のサイズを、原稿の読み取りサイズとして確定する(S7)。
一方、読取サイズ確定部12は、原稿のサイズが検知されたとしても(S5;YES)、ステップS4を実行済みであって、読取サイズ設定画面W2で設定された原稿の読み取りサイズを原稿の読み取りサイズとして確定していたときは(S6;YES)、ステップS7を実行しない。
スタートキーが押下されるまでの間は(S8;NO)、ステップS3以降の処理が繰り返される。その後、スタートキーが押下されたとする(S8;YES)。この場合、ジョブ実行部11は、サイズ検知センサー84が原稿のサイズを検知しているときは(S9;YES)、コピージョブに含まれる原稿の読み取りジョブを、第一原稿読取部21を用いて実行する。つまり、ジョブ実行部11は、三個のステップS2、S4、S7のうちの何れかで確定された原稿の読み取りサイズ(第一読取サイズ)で、第一原稿読取部21に原稿を読み取らせる(S10)。
一方、スタートキーが押下された場合に(S8;YES)、サイズ検知センサー84が原稿のサイズを検知していなかったとする(S9;NO)。この場合、原稿載置台81ではなく原稿台92に原稿が載置されていると考えられるので、ジョブ実行部11は、コピージョブに含まれる原稿の読み取りジョブを第二原稿読取部22を用いて実行する。つまり、原稿のサイズが検知されていず(S5;NO)、ステップS7が実行されていないので、ジョブ実行部11は、二個のステップS2、S4のうちの何れかで確定された原稿の読み取りサイズ(第二読取サイズ)で、第二原稿読取部22に原稿を読み取らせる(S11)。
そして、ジョブ実行部11は、ステップS10又はステップS11における原稿の読み取りジョブの実行によって画像データが生成されると、当該画像データが示す画像を用紙に形成する印刷処理を画像形成部30に実行させる(S12)。
次に、任意設定モードが設定されている場合におけるコピージョブ設定画面W1に設けられた表示領域RA1の表示態様(a1)〜(e1)について説明する。図6は、任意設定モードが設定されている場合におけるコピージョブ設定画面W1に設けられた表示領域RA1の表示態様(a1)〜(e1)の一例を示す図である。
(a1):初期サイズ「A3」が予め記憶部60に記憶されているとする。この場合、読取サイズ確定部12は、ステップS2において初期サイズ「A3」を原稿の読み取りサイズとして確定する。そして、読取サイズ確定部12は、図6の(a1)に示すように、当該確定した原稿の読み取りサイズ「A3」を表示欄RS1に表示し、「A3」を表す画像を表示欄RD1に表示する。
(b1):(a1)の後、タブキーTK2が押下されずに(S3;NO)、原稿のサイズ「A4」が検知されたとする(S5;YES)。この場合、ステップS7において、読取サイズ確定部12は、ステップS5で検知された原稿のサイズ「A4」を原稿の読み取りサイズとして確定する。そして、読取サイズ確定部12は、図6の(b1)に示すように、確定した原稿の読み取りサイズ「A4」を表示欄RS1に表示し、「A4」を表す画像を表示欄RD1に表示する。
(c1):(a1)の後、タブキーTK2が押下されずに(S3;NO)、原稿台92にサイズ「A4」の原稿が載置されたとする。この場合、原稿のサイズ「A4」が検知されないので(S5;NO)、読取サイズ確定部12はステップS7を実行しない。その結果、図6の(c1)に示すように、表示領域RA1の表示態様は、図6の(a1)に示す表示態様のまま何ら変更されない。
(d1):(a1)の後、タブキーTK2が押下され(S3;YES)、読取サイズ設定画面W2で原稿の読み取りサイズ「A4」が設定されたとする。この場合、ステップS4において、読取サイズ確定部12は、読取サイズ設定画面W2で設定された原稿の読み取りサイズ「A4」を原稿の読み取りサイズとして確定する。そして、読取サイズ確定部12は、図6の(d1)に示すように、当該確定した原稿の読み取りサイズ「A4」を表示欄RS1に表示し、「A4」を表す画像を表示欄RD1に表示する。
(e1):(d1)の後、スタートキーが押下されるまでの間に(S8;NO)、原稿のサイズ「A3」が検知されたとする(S5;YES)。この場合、ステップS4が既に実行されているので、読取サイズ確定部12は、ステップS7を実行せず、ステップS4で確定された原稿の読み取りサイズを、当該ステップS5で検知された原稿のサイズ「A3」に変更しない。その結果、図6の(e1)に示すように、表示領域RA1の表示態様は、図6の(d1)に示す表示態様のまま何ら変更されない。
次に、毎回設定モードが設定されている場合にコピージョブを実行するときの動作について説明する。当該説明の中で、読取サイズ確定部12が毎回設定モードにより定められた確定方法で原稿の読み取りサイズを確定する動作について説明する。図7は、毎回設定モードが設定されている場合にコピージョブを実行するときの動作を示すフローチャートである。尚、図7において、任意設定モードが設定されている場合と同じ処理内容のステップについては、図5で用いた符号と同じ符号を付し、当該ステップの説明を省略する。
図7に示すように、毎回設定モードが設定されている場合、ステップS1の後は、原稿の読み取りサイズが何ら確定されていないので、読取サイズ確定部12は、コピージョブ設定画面W1(図3)の表示領域RA1内の表示欄RS1、RD1に、原稿の読み取りサイズが不明であることを示す情報を表示する(S21)。毎回設定モードが設定されている場合の表示領域RA1の表示態様については、後述する。
ステップS21の後は、図5に示した動作と同様、スタートキーが押下されるまでの間(S8;NO)、ステップS3以降の処理が繰り返される。その後、スタートキーが押下されたとする(S8;YES)。この場合、サイズ検知センサー84が原稿のサイズを検知していたときは(S9;YES)、図5に示した動作と同様、ステップS10以降の処理が実行される。
一方、スタートキーが押下された場合に(S8;YES)、サイズ検知センサー84が原稿のサイズを検知していなかったとする(S9;NO)。この場合、読取サイズ確定部12は、原稿の読み取りサイズが確定されているか否かを判定する(S22)。
尚、ステップS22が行われる場合、原稿のサイズは検知されていず(S5;NO)、ステップS7が実行されていない。このため、ステップS22において、読取サイズ確定部12は、既にステップS4を実行したか否かを判定することによって、原稿の読み取りサイズが確定されているか否かを判定する。
読取サイズ確定部12は、ステップS22において、原稿の読み取りサイズが確定されていないと判定した場合(S22;NO)、読取サイズ設定画面W2を表示部41に表示し、当該読取サイズ設定画面W2で設定された原稿の読み取りサイズを原稿の読み取りサイズとして確定する(S24)。一方、読取サイズ確定部12は、ステップS22において、原稿の読み取りサイズが確定されていると判定した場合(S22;YES)、ステップS23、S24を実行しない。
その後、ジョブ実行部11は、ステップS4、S24の何れかで確定された原稿の読み取りサイズ(第二読取サイズ)で、第二原稿読取部22に原稿を読み取らせた後(S25)、ステップS12を実行する。
次に、毎回設定モードが設定されている場合におけるコピージョブ設定画面W1に設けられた表示領域RA1の表示態様(a2)〜(e2)について説明する。図8は、毎回設定モードが設定されている場合におけるコピージョブ設定画面W1に設けられた表示領域RA1の表示態様(a2)〜(e2)の一例を示す図である。
(a2):毎回設定モードが設定されている場合、読取サイズ確定部12は、ステップS21において、図8の(a2)に示すように、原稿の読み取りサイズが不明であることを示す情報として文字列「――」を表示欄RS1に表示する。また、読取サイズ確定部12は、原稿の読み取りサイズが不明であることを示す画像として、文字列「原稿をセットしてください。」を表す画像を表示欄RD1に表示する。
(b2):(a2)の後、タブキーTK2が押下されずに(S3;NO)、原稿のサイズ「A3」が検知されたとする(S5;YES)。この場合、ステップS7において、読取サイズ確定部12は、ステップS5で検知された原稿のサイズ「A3」を原稿の読み取りサイズとして確定する。そして、読取サイズ確定部12は、図8の(b2)に示すように、確定した原稿の読み取りサイズ「A3」を表示欄RS1に表示し、「A3」を表す画像を表示欄RD1に表示する。
(c2):(a2)の後、タブキーTK2が押下されずに(S3;NO)、原稿台92にサイズ「A4」の原稿が載置されたとする。この場合、原稿のサイズ「A4」が検知されないので(S5;NO)、読取サイズ確定部12は、ステップS7を実行しない。その結果、図8の(c2)に示すように、表示領域RA1の表示態様は、図8の(a2)に示す表示態様のまま何ら変更されない。
(d2):(a2)の後、タブキーTK2が押下され(S3;YES)、読取サイズ設定画面W2で原稿の読み取りサイズ「A4」が設定されたとする。この場合、ステップS4において、読取サイズ確定部12は、読取サイズ設定画面W2で設定された原稿の読み取りサイズ「A4」を原稿の読み取りサイズとして確定する。そして、読取サイズ確定部12は、図8の(d2)に示すように、当該確定した原稿の読み取りサイズ「A4」を表示欄RS1に表示し、「A4」を表す画像を表示欄RD1に表示する。
(e2):(d2)の後、スタートキーが押下されるまでの間に(S8;NO)、原稿のサイズ「A3」が検知されたとする(S5;YES)。この場合、ステップS4が既に実行されているので、読取サイズ確定部12は、ステップS7を実行せず、ステップS4で確定された原稿の読み取りサイズを、当該ステップS5で検知された原稿のサイズ「A3」に変更しない。その結果、図8の(e2)に示すように、表示領域RA1の表示態様は、図8の(d2)に示す表示態様のまま何ら変更されない。
このように、上記実施形態の構成によれば、任意モードが設定されている場合、読取サイズ確定部12は、第一原稿読取部21により原稿のサイズが検知される前は、事前に設定された原稿の読み取りサイズである初期サイズを表示部41に表示する(S2)。これにより、ユーザーは、第一原稿読取部21に原稿を読み取らせる前に、事前に設定された原稿の読み取りサイズである初期サイズを把握することができる。
また、任意設定モード及び毎回設定モードの何れが設定されている場合でも、読取サイズ確定部12は、タブキーTK2が押下されたときは(S3;YES)、読取サイズ設定画面W2を表示部41に表示する。そして、読取サイズ確定部12は、当該設定画面で設定された原稿の読み取りサイズを、ステップS10及びステップS11において、第一原稿読取部21及び第二原稿読取部22で原稿を読み取らせるときの原稿の読み取りサイズとして確定する(S4)。
このため、ユーザー及び管理者は、任意設定モード及び毎回設定モードの何れが設定されている場合でも、タブキーTK2を押下して読取サイズ設定画面W2を表示させ、意図した原稿の読み取りサイズを当該読取サイズ設定画面W2で設定することができる。これにより、ユーザー及び管理者は、ステップS10及びステップS11において、第一原稿読取部21及び第二原稿読取部22で原稿を読み取らせるときの原稿の読み取りサイズを、当該意図した読み取りサイズに確定することができる。
また、任意設定モード及び毎回設定モードの何れが設定されている場合でも、読取サイズ確定部12は、ステップS4において、読取サイズ設定画面W2で設定された原稿の読み取りサイズを原稿の読み取りサイズとして確定した後は、ステップS5で検知された原稿のサイズを原稿の読み取りサイズとして確定しない(S5;YES、S6;NO)。
このため、ユーザー及び管理者が読取サイズ設定画面W2で設定した意図した原稿の読み取りサイズを、サイズ検知センサー84で検知された原稿のサイズよりも優先して、第一原稿読取部21に原稿を読み取らせるときの原稿の読み取りサイズとして確定できる。これにより、ユーザー及び管理者は、意図した読み取りサイズで第一原稿読取部21に原稿を読み取らせることができる。
また、毎回設定モードが設定されている場合において、読取サイズ確定部12は、原稿の読み取りサイズが確定されていないときは、原稿の読み取りサイズが不明であることを示す情報を表示部41に表示する(S21)。
このため、毎回設定モードが設定されている場合、ユーザーは、原稿の読み取りサイズが不明であることに気付き易くなる。これにより、当該ユーザーは、原稿載置台81に原稿を載置してサイズ検知センサー84に原稿のサイズを検知させる、或いは、スタートキーを押下して読取サイズ設定画面W2を表示させた後、原稿の読み取りサイズを設定する等、原稿の読み取りサイズを確定するための操作を迅速に行えるようになる。
また、毎回設定モードが設定されている場合、読取サイズ確定部12は、スタートキーが入力されたときに、原稿の読み取りサイズが既に確定されていたときは、読取サイズ設定画面W2を表示部41に表示しない(S8;YES、S22;YES)。
このため、原稿の読み取りサイズが既に確定されているときは、読取サイズ設定画面W2の表示を省略し、既に確定された原稿の読み取りサイズで迅速に第二原稿読取部22による原稿の読み取りジョブを開始することができる。
尚、上記実施形態は、本発明に係る実施形態の例示に過ぎず、本発明を上記実施形態に限定する趣旨ではない。例えば、以下に示す変形実施形態であってもよい。
(1)毎回設定モードが設定されている場合に、ステップS22(図7)を省略し、原稿の読み取りサイズが確定されているか否かによらず、ステップS23(図7)以降の処理を行うようにしてもよい。
(2)毎回設定モードが設定されている場合に、ステップS21(図7)を省略し、これに合わせて、表示欄RS1、RD1に情報や画像を何ら表示しないようにしてもよい。
(3)任意設定モード及び毎回設定モードの何れが設定されている場合でも、ステップS6(図5、図7)の判定処理を省略し、ステップS4が実行されたか否かによらず、ステップS7(図5、図7)を行うようにしてもよい。
(4)任意設定モード及び毎回設定モードの何れが設定されている場合でも、ステップS3、S4(図5、図7)を省略してもよい。
(5)任意設定モードが設定されている場合に、ステップS2(図5)において、初期サイズを原稿の読み取りサイズとして確定したときに、表示領域RA1内の表示欄RS1、RD1に、情報や画像を何ら表示しないようにしてもよい。
上記何れの実施形態においても、任意設定モードが設定されているか、毎回設定モードが設定されているかによらず、サイズ検知センサー84が検知した原稿のサイズを、ステップS10において第一原稿読取部21に原稿を読み取らせる場合の原稿の読み取りサイズとして確定することができる(S5;YES、S7)。
これにより、任意設定モード及び毎回設定モードのうちの何れが設定されている場合でも、サイズ検知センサー84が検知した原稿のサイズと同じサイズで適切に第一原稿読取部21に原稿を読み取らせることができる。
また、任意設定モードが設定されている場合、事前に設定された初期サイズを、第二原稿読取部22に原稿を読み取らせる場合の原稿の読み取りサイズとして確定することができる(S2)。これにより、管理者は、意図した原稿の読み取りサイズを初期サイズとして事前に設定することで、当該意図した読み取りサイズで第二原稿読取部22に原稿を読み取らせることができる。
一方、毎回設定モードが設定されている場合、第二原稿読取部22に原稿を読み取らせるときは、スタートキーが押下されたときに、読取サイズ設定画面W2を表示部41に表示し、当該読取サイズ設定画面W2で設定された原稿の読み取りサイズを原稿の読み取りサイズとして確定することができる(S23、S24)。これにより、ユーザーは、スタートキーを押下したときに表示された読取サイズ設定画面W2で意図した読み取りサイズを設定し、当該意図した読み取りサイズで第二原稿読取部22に原稿を読み取らせることができる。
(6)原稿給送装置80にサイズ検知センサー84を設けずに、原稿台92に載置された原稿のサイズを検知するサイズ検知センサー84と同様のセンサーを原稿読取装置90に設けてもよい。これに合わせて、本発明に係る第一原稿読取部を当該原稿読取装置90により構成し、本発明に係る第二原稿読取部を当該原稿給送装置80と当該原稿読取装置90とにより構成してもよい。
(7)ステップS5、S9(図5、図7)において、サイズ検知センサー84が原稿のサイズを検知しているか否かを判断しているが、これに代えて、原稿載置台81上に原稿が載置されているか否かを検知する原稿セットセンサーを別に設けて、この原稿セットセンサーが原稿を検知しているかどうかを判断するようにしてもよい。
1 複合機(画像処理装置)
10 制御部(画像読取装置)
11 ジョブ実行部(画像出力部)
12 読取サイズ確定部
21 第一原稿読取部(画像読取装置)
22 第二原稿読取部(画像読取装置)
30 画像形成部(画像出力部)
40 操作表示部(画像読取装置)
41 表示部
42 操作部
80 原稿給送装置(第一原稿読取部)
84 サイズ検知センサー(第一原稿読取部)
90 原稿読取装置(第一原稿読取部、第二原稿読取部)
W2 読取サイズ設定画面(設定画面)

Claims (7)

  1. 表示部と、
    操作部と、
    原稿のサイズが検知可能な第一原稿読取部と、
    原稿のサイズを検知できない第二原稿読取部と、
    前記第一原稿読取部が検知した原稿のサイズを、前記第一原稿読取部に原稿を読み取らせる場合の原稿の読み取りサイズである第一読取サイズとして確定し、事前に設定された原稿の読み取りサイズを、前記第二原稿読取部に原稿を読み取らせる場合の原稿の読み取りサイズである第二読取サイズとして確定する第一モード、及び、
    前記第一原稿読取部が検知した原稿のサイズを前記第一読取サイズとして確定し、前記第二原稿読取部に原稿を読み取らせる場合、前記操作部を用いて読み取りジョブの開始指示が入力されたときに、原稿の読み取りサイズの設定画面を前記表示部に表示し、当該設定画面で設定された原稿の読み取りサイズを前記第二読取サイズとして確定する第二モード、の何れかを設定する読取サイズ確定部と、
    を備える画像読取装置。
  2. 前記第一モードは、前記第一原稿読取部により原稿のサイズが検知される前は、前記事前に設定された原稿の読み取りサイズを前記表示部に表示する請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第一モード及び前記第二モードは、前記操作部を用いて前記設定画面の表示指示が入力されたときは、前記設定画面を前記表示部に表示し、当該設定画面で設定された原稿の読み取りサイズを前記第一読取サイズ及び前記第二読取サイズとして確定する請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第一モード及び前記第二モードは、前記設定画面で設定された原稿の読み取りサイズを前記第一読取サイズとして確定した後は、前記第一原稿読取部が検知した原稿のサイズを前記第一読取サイズとして確定しない請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記第二モードは、前記第一読取サイズ及び前記第二読取サイズが確定されていない場合、原稿の読み取りサイズが不明であることを示す情報を前記表示部に表示する請求項1から4の何れか一項に記載の画像読取装置。
  6. 前記第二モードは、前記読み取りジョブの開始指示が入力されたときに、前記第二読取サイズが既に確定されていた場合は、前記設定画面を前記表示部に表示しない請求項1から5の何れか一項に記載の画像読取装置。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の画像読取装置と、
    前記第一原稿読取部及び前記第二原稿読取部の何れかによって読み取られた画像を出力する画像出力部と、
    を備える画像処理装置。
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